人狼議事


22 共犯者

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視点:


 話はどれだけ進んだんだ。
 首はもう見付かったのか。

[ 語り掛ける時、彼は名を呼ばなかった。
 呼ばずともこの地に同胞は互いしかおらぬ故、混乱することはない。
 彼はこれまでの数年間、幾度もなされた名乗りと名付けの要請を何故か拒み続けてきた。]


【人】 長老の孫 マーゴ

― 井戸 ―

[集まり話していた人たちは既に其処にはいない。
カラカラ、と桶で水を汲み上げ其れを両の手で掬う。
コク、と咽喉を鳴らして冷たい水を嚥下した。

ヴァンルナール家で長老方が不穏な話をしている事など
娘には知る由もなくただ知らせを待つばかり。

娘は今自分に出来る事を考える。
気になる存在が居た場所にぺたりと膝を折った。
残滓だけで辿るは酷く骨の折れる事だけれど
探す宛もないのだから仕方がない。

未だ濡れた掌を上に向けて重ね腿の上で器のような形を作り
娘はきつく目を閉じた]

(6) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

――……。

[くちびるだけで紡ぐは祖母より教えられしまじない。
残滓を手繰り寄せようと意識を集中させる。
不意に両の手が何かを包むように握られた。
伏せられた睫毛がぴくりと震える]

嗚呼……。

[声を漏らした娘の表情には安堵の色が過る。
ゆっくりと眸を開ければ眩しさに再び目を細める事になり
微笑にも似た表情が浮かぶ]

……私と同じなのね。

[異質の混じらぬ村の者。
何を危惧して力を使ったのか娘自身にもよくは分からない。
ゆると首を傾げながら消耗した娘はその場で暫しの休息を取る]

(7) 2010/07/31(Sat) 00時半頃


[…哀れなソフィア。まだ見つけてもらえないなんて。
…哀れな人の子ら。まだ見つけられないなんて。]

体が聖地の樹にあったのだから、対になる頭があの泉にある事くらい、誰かがすぐ気付くと思ったんだがな。

そんな事も忘れちまうなんてよ!

…まあいいさ、これからじわじわと思い知る事になるだろうよ。



[ 吐き捨てるような同胞の声に耳を傾けた後。]

 人間たちに違約の罪を思い知らせる。
 罰を与えるのが、お前が儀式に参加する目的か?

[ 静かな声でおもむろに問うた。]


【人】 長老の孫 マーゴ

[握り締めていた手を緩めてゆく。
その中には白き光が娘の眸にだけ映りこんだ。
暫く眺めていればそれは大気に溶けて消える]

婿選びの術と聞いていたけれど……
女性に使う事になるなんて、ね……。

[自嘲混じりの呟き。
ふるふると首を振るい深く考えぬようにする。
気だるさを感じながらも娘は立ち上がろうとした。
ふらりとよろめき頽れそうになるのを何とか堪えて
頼りない足取りで娘は家に一度戻る事にした。
祖母が戻っているかもしれない、と
そう考えての事だった]

(20) 2010/07/31(Sat) 01時頃


[生贄と聞いて、湧きあがってきた好戦的な感情を
抑えきるのがやっとだった。]



報復か。いや…それも大義ではあるが。
人間と戦えるのも…楽しみなんだよな。
今からゾクゾクしてしょうがねえよ。

[銀髪の同胞が氷のように冷静沈着で在るのに対し、褐色の毛並みを持った彼は炎のような闘争心と激情を持っていた。]

アンタは前の儀式のときはどうだった?
参加したんだろ?

…俺はひどく人に混じり過ぎたみてえでよ。
「キツネ」に人の子の事は色々教わったが、
アンタの事、意外と知らないんだよな。


【人】 長老の孫 マーゴ

[はしゃぐような声>>30が聞こえ視線をめぐらせれば
双子とヘクター、それにミッシェルの姿が映る]

お話、終わったのかしら。

[ヴァンルナール家で会談が行われるなら
彼も参加するだろうと考えていたからこその呟き。
立ち止まっていたのは少しの間だけ。
娘は来た道を戻りゆく。
家へと辿りつけば扉を開けて中に入るのだけど]

……おばあさま?

[奥の間へと声を掛けてみるが返事は無かった。
へなりと眉尻が下がる。
念のため全ての部屋を見てまわるけれど
徒労に終わってしまった]

(39) 2010/07/31(Sat) 01時頃



 前の儀式のとき、か。

[ それが「この前の正式な儀式の時」を指すのであれば、60年は優に経っている。]

 どうということはなかった。その時は。

[ その「彼が参加した以前の儀式」が何時の時代であるのか、語らぬままに答えた。]


 儀式の本義は神々に生贄を捧げること。
 常しなえに我が一族に繁栄が続くようにと。
 だからこそ、儀式を成し遂げたものに栄光が与えられる。

 それは忘れるな。

[ 同胞の熱過ぎる血に釘を指す如く。]



 ……「キツネ」たちは何も言わなかったのか。

[ それは人間たちから儀式の詳細が忘れられたように、時を経てその伝承も喪われたのか。
 それとも、外の同族たちが「伝えぬ方が良いこと」として教えなかったのか。いずれにせよ。]

 知らぬのならそれは大した情報ではない。
 俺は今お前の前にいる。
 これから知る機会はあろうさ。

[ はぐらかすように嘯いた。]


【人】 長老の孫 マーゴ

― ラトル家 ―

[細々と続くこの家に祭に関しての記録は無い。
継承者にのみ伝えるのが良いと考え口伝があるのみ]

生贄……、儀式……。

[一人呟き思案げに柳眉を顰める。
思考は厭な方向にばかりいってしまう。
ふるふると頭を振れば長い髪が揺れた]

考えても仕方のないこと。
……おばあさまを迎えにいこう。

[娘はふらりと再び外へ出た**]

(61) 2010/07/31(Sat) 02時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 02時頃



…悪い。アンタの言う通りだ。
我らの使命は儀式の完遂。
どうも最近特に血が疼いちまってよ…。

[彼がどのように獲物を仕留めるか。
まだ見ぬ力に軽い憬れもあるのだろう。]



へへっ、確かにな。
ああ、早くやりてえなあ!

[これから始まるであろう儀式を思い浮かべ、まるで遊技場へ行くのが待ちきれぬ幼子の如く、楽しげに囁く。

儀式への期待、高揚、己が命を賭けるスリル、興奮、まだ見ぬ生贄。]

二人づつ…だよな。
あの忌々しい結界さえ無ければ。

……。
さあて、生贄を選んでいくのも、随分久しぶりになるな。
誰にするかねェ…。



ああそうだ、それともう一つ。
アンタを俺は護らねえといけねえな。

[参加する狼全員が生き残った状態で儀式を終えるのが、最も名誉な事であると教わっていた。]



[ ほんの一瞬のあいだ、ほんの僅か。
 戸惑いとも感嘆ともつかぬ沈黙。]
 
 ――……

 ほんとうにお前は、儀式を待ち侘びていたのか。

[ 改めて気付いたように、しみじみと呟いた。
 その時だけは、彼は思わず本音に近いものを零していた。]



[ だが、亀裂は瞬時に閉じられた。
 首肯した彼は、同胞の知るいつもの冷冽に戻っていた。]
 
 ああ。
 逃れの地に入ることの出来た者がいなければ。

 我らが供物として捧げる生贄は一夜にひとり。
 朝(あした)には、生贄たちが死すべき者一人を選び出して殺すだろう。

[ 静かな笑いが零れる。]

 次の生贄はお前に任せよう。
 それほど焦がれるならば、存分に愉しめ。


 俺ばかりが愉しんでは詰まらないだろう?

 お前が獲物を仕留めるところが見たい……
 お前がその腕で、生贄を引き裂く様が。

[ 命令ではなく強請るように。
 淫靡な誘いのように囁いた。]



 俺を守るより先に、自分を守れよ。
 俺はそう簡単には死なない。
 これでもお前よりは長く生きているのだから。

[ その声は、少しだけ真剣だった。]


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 10時半頃



[ 彼――「ヴェスパタイン」と名乗る男が現れて、偏屈な職人の弟子になったのは今から5年近く前に遡る。
 だが、彼が同属として「ヘクター」に接触してきたのは、それより数ヶ月の後、前回の祭が終わった後の満月の夜だった。

 彼は村と、村を囲む広大な森林――それは周囲に住む人間の伸張のために、近代に入って益々縮小していく一方であったが――に轟き渡る、声無き咆哮を放った。
 『私はここにいる』と。]


長老の孫 マーゴは、飾り職 ミッシェルに話の続きを促した。

2010/07/31(Sat) 14時半頃


長老の孫 マーゴは、双生児 オスカーに話の続きを促した。

2010/07/31(Sat) 14時半頃


長老の孫 マーゴは、若者 テッドに話の続きを促した。

2010/07/31(Sat) 14時半頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 14時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[祖母を迎えにヴァンルナール家に行こうとすれば
戻ってきた祖母と道中出会う事になる。
祖母の姿にほっと安堵の息が漏れるのだけれど
祖母の相貌には複雑そうな色が見てとれて
娘は何もいえなくなってしまった。
外を歩きながら語られる事は無かった。

家に戻ると祖母は徐に口を開く。
会談で決まった事を訥々と語った。
娘は其れを聞くと神妙な面持ちとなり緩く頷く]

――…生贄役が必要なら私が。
ラトル家の血筋はもう私とおばあさまだけ。
おばあさまに行かせる訳にはいかないもの。
うちから誰も出さぬでは話にならないのでしょう?

[娘はそれを負うべき役目と心得ていた。
苦い表情となる祖母に微笑みを向けて安堵させようとしてか
大丈夫、と言ってみせる]

(103) 2010/07/31(Sat) 14時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[娘に不安がないわけではない。
怖くないわけでもない。
其れでも行く事を決めたのは自らの意思]

私でも何かの役に立てる事があるかもしれない。
そうでしょう、おばあさま。

[深く皺の刻まれた祖母の手を両の手で包み
小首を傾げれば祖母は小さく頷いてくれた]

……難しいお話で疲れたでしょう?
具合が悪くなっては大変だから……
おばあさまは休んでいて。
――…私は、大丈夫だから、ね……?

[一度だけぎゅっと祖母の手を握る。
祖母との約束を守れぬかもしれない事に
胸が痛くなったけれど其れを押し隠して家を出た]

(107) 2010/07/31(Sat) 15時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[生贄を選ぶ籤を引くため村の人々が集まっている。
小さな子の姿が見えて娘は微かに柳眉を寄せた。
小さく頭を振り不快感を消し去って
娘は籤を引かせる老人達の許へと行く]

ラトル家からは私が出る事となりました。

[簡素にそれだけを伝えてゆるく頭を下げる。
其れが当然と思われようと娘は何の感情も抱かない]

他に名乗り出た方は居るのですか?

[声を潜め問えばいくつかの名があげられようか。
良く知る名が聞こえ娘は一度俯いた]

(112) 2010/07/31(Sat) 15時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[オスカーの齎した知らせは波紋のように広がり
娘のもとへも伝わりくる。

最初誰のモノか分からなかった無残な亡骸。
分からなかった理由は頭部がなかったから。
そんな事にも気付けぬほどあの時の娘に余裕はなかったのだ。

オスカーと話していたノックスが向かった方向をチラと
見遣れば何処に行こうとしているのかは察せられた]

(113) 2010/07/31(Sat) 15時半頃

長老の孫 マーゴは、飾り職 ミッシェルの眼差しに気付き、彼女に会釈を向けた。

2010/07/31(Sat) 16時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[広場の隅にピッパの姿>>117を見つければ緩く目を細めた。
微かな笑みにも似た表情を向けるのは
彼女が怖い相手でない事を知ったから。

――今は未だ秘匿する事柄を口外しようとは思わない。
何か切欠があれば言う可能性は無くもないが
娘は未だ、その必要性を感じてはいなかった。

ミッシェルから声が掛かれば>>119ゆるゆると首を振るう]

くじは引かないの。
私も、行く事に決めたから。
ミッシェルも行く事になったのよね。
――…よろしく、と言うのも変かもしれないけど。

[同じく儀式に臨む者として娘は彼女に腰を折る]

(125) 2010/07/31(Sat) 16時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[何で、とミッシェルが言えばことりと首を傾げる。
思案するような間が僅かにあり]

それが私の役目だと思ったから。

[事情を語る事はせず理由がある事だけを示し
微かな笑みを向ける。
オスカーが広場へと戻ってくればきょとりと瞬いて]

――…あのこも、志願…?

[老人達からの宣言に柳眉を顰めた。
生贄に名を連ねる者に若い者が多い事に
複雑な思いがあるのか苦い表情が浮かんだ**]

(131) 2010/07/31(Sat) 16時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 16時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[ミッシェル>>133はお互い、と言う。
家の事情という言葉が続けば
彼女にもまた志願する理由があるのだろうと考えられた]

――…大変ね。
何事も無く無事戻れれば良いのだけど。

[ポツと呟いてミッシェルを見詰める。
彼女の言葉と態度から
娘は彼女を識る為に力を使おうとは思わない。
未だ余力を残した娘は誰を識るべきか、と
思案げな面持ちで広場に集まる人々へと視線を向けた**]

(139) 2010/07/31(Sat) 18時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 21時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[ミッシェル>>142の声にこくと頷き記者の方へと行くのを見守る。
長老の家系の一員として記者の動向を気にする事はあれど
彼自身に負の感情を持っているわけでもなく――。
娘はただ、齎される変化を警戒しているだけ。
二人が広場から離れれば困ったように柳眉を寄せる]

闇に触れて闇に呑まれなければ良いけれど。

[村に伝わる儀式は外から見れば闇に相当する部分。
村の外から来た者が触れて如何思うか知れない。
秘匿されるモノにはそれ相応の理由がある。
小さな呟きは人々のざわめきにとけるのみ――]

(155) 2010/07/31(Sat) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[トニーの言葉に娘は目を瞬かせた]

まだ十二人は集まっていないようだから
長老達か村長夫人に言えばなれると思うわ。

[自分より幼いこの少年がなる事を
娘自身は好ましいとは思わなかったけれど]

――…なりたいの?

[僅かに途惑うような声で問い掛けた]

(165) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[トニーの礼の言葉にゆると首を振る。
少なくとも娘にとっては感謝されるような事を
したとは思えなかったからだけれど。
真剣みの増した少年の言葉にことと首を傾げた。
自分も同じような事を思わなかっただろうか。
少年に同じくらい神妙な面持ちとなり]

出来るかもしれない事……
そう、……同じね。
私も、生贄になることにしたの。
儀式の間、よろしくね。

[そんな言葉を彼に向ける。
少年なりの本気が伝わったから止める事は出来なかった]

(171) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[頭を下げるトニーに釣られて腰を折りお辞儀する。
潜められた声は聞かれまいとしてのことか。
娘もまたトーンを落とし]

ミッシェルも志願したそうよ。
オスカーと……、それからホリーもみたいね。
あとは、テッドと、村長夫人も参加のようだけど……

[見聞きした事を伝えるけれど
くじの結果までは知らないからピッパの事は知らぬ侭]

(183) 2010/07/31(Sat) 22時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[真顔で呟かれたトニーの言葉に
娘は思わずくすりと笑ってしまう]

叱られるのはイヤね。
でもトニーはいいこだから大丈夫でしょう?

[目を細め、ね、と同意を求める素振り]

……あら。
ニールも、なのかしら……。

[長老たちと何か話すニールの姿に気づけば
ぽつと呟いて其方に意識を向ける]

(194) 2010/07/31(Sat) 22時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[トニーの曖昧な返事に不思議そうに首を傾げる。
夫人に叱られた記憶がないから
怒っている彼女の像が浮かばなかった]

志願で十二人集まらないとは思うけれど……
参加するつもりなら長老たちに話しておいた方が
良いかもしれないわね。

[少年にそういって、くじや参加者を管理している
長老達の方を視線のみで示した]

(198) 2010/07/31(Sat) 22時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

……ん。またね。

[儀式に参加するならまた会う事となるだろう。
長老たちの方へと駆け出すトニーにひらと手が振られる。
まだ幼さの残る少年の志願を止めなかった事。
それを後悔する日が来ない事を心の中で望む]

――…そういえば。
ヴァンルナールは如何するのかしら。

[ふと似た境遇の男を思い出し独り言ちた]

(202) 2010/07/31(Sat) 23時頃


[ホリーの背中の血痕にいち早く気付く。
濃い血の臭いに包まれている為、接近している時から容易にそれは感じ取れていた。]

…この少女…、まさかな。

[自分たちと近い匂いを嗅ぎ取ったのであろうか。かつては同じ流れの源流にあった者らの。]



[月と太陽に照らされ、清められたその肉体は、また人の子らによって土に還るだろう。]



[歓喜の笑みを浮かべる。]

さあて、誰にしようか…。
儀式をないがしろにした者、余所者をこの村に招いた者、
我らの存在を忘却した者…。

我らの力を察知できるラトルの「視る者」は邪魔だが、彼らの力で我が眷属も覚醒する。

…まだ襲うのは時期尚早かねえ。

[ラトルは俺を視ようとするだろうか?杞憂だと良いのだが。]


【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[挨拶とともに此方へと来るホリーに緩く会釈をする]

こんにちは、ホリー。
参加者……、嗚呼、まだ全員ではないと思うわ。
何人くらいかしら。
もう半数は超えていたかもしれない。

貴女が来る少し前にね。
オスカーも来て、長老達に名乗りでていたわ。
貴女の参加を取り下げたかったみたいだけど……

[彼女の片割れの事なのだから
彼女も知っておくべきだろう、と。
娘は彼女に知りうる事を伝えた]

(219) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

[イアンがヴェスパタインから別れた直後、ミッシェルに会う前、その一瞬の合間にヘクターの姿があった。ちょうど木の陰になって、村人からは見えなかっただろう。

彼に近づくや否や、彼に向かって突進する。襟首を掴み、訊く。]

…アンタ、どういうつもりだよ?
あの余所者の人間飼ってどうすんだ?

前回は儀式の始まりだから大目に見たがよ、今回は見逃せねえな…!



なにか利用価値でもあんのかよ?
生かしておくだけなら兎も角、余所者と親しくなってどうする?

アンタの正体でも勘付かれたら…!



[ 宵月の瞳がすっと細まり、柔和なランタン職人の顔が一変して冷ややな獣の顔に変わる。
 煩わしそうに、ヘクターの手首を押し退ける。]

 考えあってのことだ。
 お前は口を出すな。




 あいつには何も出来はしないさ。

[ そう嘯き、同胞を睥睨する双眸には、一片の迷いもない。] 


【人】 長老の孫 マーゴ

[ホリーに何故かと問われると逡巡し]

オスカーはホリーが心配だったんじゃないかしら。
私にはそう見えたわ。
家の事情、とかは分からないけれど……
気になるならオスカーに聞いてみたら?
さっき、ヴェスパタインと一緒に
あっちに行ったみたいだから……

[オスカーたちが向かった方向を指差してみせる。
不思議と思う彼女の方が娘にとっては少し不思議で]

ホリーは参加したかったの?
それとも、家の事情、で……?

[彼女を知る為に問い掛ける]

(236) 2010/08/01(Sun) 00時頃

 同属に魅入られ、己が種族を裏切った人間は過去に幾人(いくたり)も出た。
 あれの扱い方など、お前に言われなくとも充分に心得ている。



ちっ、そうかよ…。
アンタの強さは認めるが、あんまり無茶はしないでくれよな。

[彼の発する雰囲気に圧倒されたのか、不満そうながら手を引く。]

誰を襲うか見てくるわ。


【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[ホリー>>238に何と問われて娘は瞬く。
心当たりがない風情の同い年の彼女を見詰め]

ホリーはオスカーが心配じゃない?

[問いに問いを返してみる。
心配と彼女が思えば其れが答えになると思っての事]

……そう。
家族が決めての事だったのね。
だから、オスカーがあんな事を……

[名誉な事とも言われる事だから
彼女の境遇をいぶかしみはしないが複雑な思いが過る]

(243) 2010/08/01(Sun) 00時頃


[ 退く手を追いかけるように、逆にヘクターに身を寄せる。
 もう少しで触れるほど近くに顔を近付け、]

 今夜の生贄選びは、お前に任せてある。
 俺は一切手出ししない。

[ 半眼に目を閉じ、同胞の瞳の奥を覗き込む。]

 もし、手伝いが必要なら。


【人】 長老の孫 マーゴ

[ホリー>>255が考えている様子を静かに見詰める。
彼女が自ら答えを出す事を待つようだった。

不意に揺れるホリーの身体。
咄嗟に支えようと手を伸ばした]

――…っ、 ホリー!?

(259) 2010/08/01(Sun) 00時半頃


[じっと同胞の眼を真っ直ぐ不敵に見つめ返す。]

…そりゃ、心強いねェ。
またアンタの話を聞かせてくれ。

「視る者」だけでなく、「結界主」や、他にも我らに対する力を持った人の子の血統はまだ続いているだろうからな。

[ゴッ、と自らの額を相手に軽くぶつけ答える。
自らの眷属はできれば屠りたくないとも思っているようだ。]**


【人】 長老の孫 マーゴ

[胸を押さえるホリーの言葉>>256に心配そうに彼女の眸を覗く。
彼女の貌に一瞬過るのは不安か。
大丈夫、めまいが、と返事がすれば娘の手は一瞬彼女に触れるだけ]

本当に……?

[心配じゃないという彼女に確かめるように問い掛けて]

名誉な事だから心配ではないというなら……

[ふ、と諭すように言葉を紡ごうとすれば
聞こえたのは『還る』という言葉]

嗚呼、あなたは知っているのね。
ねぇ、あなたの本当は何処にあるの……?

[ことりと首を傾げる。
彼女を識る事が一瞬頭を過った]

(264) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[娘自身は儀式に参加する事を名誉とは思っていない。
自分に課せられた役目と思っての志願だった。
首を傾ぐホリー>>269の様子を見ていれば
名誉だからというのも理由ではないのかと思う。
家人に言われての場合、理由は名誉な事であるから、
となるのが妥当のように思えたのだけれど
彼女の場合はそうではなさそうだった。

何を、と彼女>>273に問われれば視線をまじえたまま]

さっき、オスカーの事心配か如何かきいたでしょう?
その時、一瞬だけどあなたが不安そうにみえたの。
心が揺れているように思えた。

心配していないというあなたが本当?
それとも不安に思うあなたが本当?

[興味を抱いたが故に問いを重ねる。
不安を彼女は自覚していないかもしれないけれど
それを示しておくことが今は必要に思えた]

(275) 2010/08/01(Sun) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

――…本当にわからない?
それともわかりたくないのかな?

[引き攣った苦笑浮かべるホリー>>279に言葉を重ねる。
彼女が変わった切欠を娘は知らない。
彼女が何を抱えているのか知る由はない。――けれど]

私はホリーのこと、しりたい。

[ぽつと紡いで彼女の言葉の一つ一つを心に留める]

儀式に参加すれば……ソフィアのようになるかもしれない。
それでオスカーはホリーのことを案じているんだと思う。
ホリーもオスカーと同じ思いがあるのだと私は思いたいのだけど

[其処まで言った所でホリーが頭を押さえる仕草に気づき]

――…ホリー、大丈夫?

[彼女が苦しそうに思えてそれ以上問う事を躊躇う]

(282) 2010/08/01(Sun) 01時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[ホリーに心配そうな眼差しを向ける]

心配するようなこと……
ある、と思うのだけど……

[ポツと独り言ちるように呟いて
『オオカミ』と微かに聞こえれば目を瞠る]

ホリーは何を知っているの……?

[彼女の様子に不安が募るばかり。
自分は今、いけないことをしているのだろうか。
そっとしておいたほうが良かったのだろうか。
そんな考えが浮かんで柳眉を寄せた。
呻くような音が聞こえて思わず手を差し出すのだけれど
パシと乾いた音が辺りに響いた]

(289) 2010/08/01(Sun) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[何が起こったのか娘はすぐに理解できない。
払われた手に熱と痛みを遅れて感じる。
怒鳴る声はホリーらしからぬものに思えて
ぴく、と肩を揺らして戸惑いの表情。
違う。怖くない。
繰り返される言葉に娘は微かに首を傾げた]

何が違うの……?
何が怖くないの……?
なんだか、ホリーは逆の事を言っているみたい。

[彼女の抱えるものは何なのだろう。
娘には彼女が何かを怖がっているように感じられた]

――…ホリー。
大丈夫……?

[もう一度名を呼んで、案じる言葉を彼女に向ける。
赤くなった自らの手を緩く握り其処に立ち尽くしている**]

(291) 2010/08/01(Sun) 02時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 02時頃


「人の手」で屠る対象としてはピッパ・・・。
狩りの獲物としては・・・テッドかノックスか。

儀式を軽んじた奴らに、知らしめる為にはこの辺りがいいかもな。



 なるほど?
 良い選択だ。異存はない。

 そのどちらかならば、出来れば、この、

[ とちらりと脇でパピヨンに話しかけている青年を見遣る。]

 ノックスが先の方が、効果的ではあるように思うが。

[ 暗に、伝え聞くノックスの伝統への軽視を示唆しているのだろう。


アンタは・・・もしかしてずっと独り、だったのか?

俺が以前居た森では(同じような儀式があったのだが)
「狩り」は一人の獲物を、三人の牙で襲ったりしてたから、よ。

[かつての古き同胞を思い出したのか、一瞬の重い沈黙。
仲間の屍と引き換えに手に入れた独りの栄光も悪くは無かったが・・・。]

今度は・・・俺は、仲間を護りたい。
だから、アンタと一緒に、儀式を完遂してえ。

[今は、再び出会えた同胞がいる。
美しく気高き白銀の狼。
初めて出会った時のあの喜びは忘れられない。]


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 11時半頃



 ほう…?

[ 同胞の過去に好奇心を掻き立てられたようで、静かな興味の気配が声に生じる。]

 別の場所でもまだ儀式が残っていたのか……
 森を捨てる同族が増えてからは、もう随分と廃れてしまった場所も多いと聞いていたが。

 お前は、違う森の出だったのか。
 ──お前が人間に強い敵意を持っているのはその所為か?


【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[言葉を繰り返すホリーの様を痛ましく思うのか
娘の柳眉が顰められる。
ホリーが何を知りこのようになったかなど
娘は知らないのだけれど祭の時期ということもあってか
それが祭に関する事に思えてならないのだけど]

……ホリー?

[声にならぬ声>>325に思わず息を呑む。
次の瞬間に響いたのは悲痛な悲鳴>>326
広場近くに居たものになら聞こえるものか。
周囲でざわめくような気配があった]

(328) 2010/08/01(Sun) 12時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[崩れ落ちるホリー>>326の華奢な肢体。
懲りずに一度払われたはずの手を差し出し彼女を支える]

――…っ、誰か……っ!

[娘は切羽詰ったような声で人を呼ぶ。
村の誰かが近づき声を掛けてきた。
ゆる、と其方に視線を向けて]

ホリーが倒れたの。
――…リンドクヴィスト家とアレクサンデル家に使いをやって。
……オスカーに、……知らせ、を……。

[せめて木陰で休ませようと
娘は村人に手伝って貰いホリーを広場の木陰へと運んだ**]

(329) 2010/08/01(Sun) 12時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 12時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[知らせを聞いたオスカーが広場に現れる>>330
ホリーの傍に居た娘はオスカーへと場所を譲った]

――…ホリーに貴方が儀式に参加する事を知らせたの。
どうして、って、訊かれたから……
心配だからじゃないか、って……そんな話をして……

[ぽつぽつと話すのはホリーと二人で話した事。
双子の片割れである彼なら何か知っているのでは、と
そんな思いがあったかもしれない]

ねぇ、ホリーは何を抱え込んでいるの……?
いつからこうなってしまったの……?
ホリーに、何があったの……?

[案じるような音を滲ませ疑問を口にした]

(335) 2010/08/01(Sun) 13時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[薄闇に包まれた広場に灯される松明。
宵風に揺らぐ炎が祭の始まりを告げているよう。
生贄であり巡礼者たる十二人を呼ぶ声にゆると顔をあげる]

……わかりました。
今、行きます。

[返事をする娘の表情は薄い。
少なくとも人が大勢いる前で取り乱したり
焦ったりしたのはホリーが倒れた先ほどくらいのもの。
エデンの園へと赴けば既にピッパの姿がある。
緩く会釈のみを向けて小さな吐息を零した。
誰が参加するのかなど全ては把握していないが
此処で待てば知る事が出来るだろう]

……気が重いわね。

[ぽつ、と独り言ちて、はじまりのその時を待っている**]

(337) 2010/08/01(Sun) 14時頃

長老の孫 マーゴは、寡婦 パピヨンにも知らせは届いただろうか、と、姿を探すように辺りを見回した**

2010/08/01(Sun) 14時頃



そういやまだ話してなかったっけか。
俺が居た「森」はもう少し南の方でな。
この村よりも随分人は少ない所だったよ。

ドナルドとタバサと言う名で、俺と同じ赤毛の狼だった。
とある年の儀式で、ドナルドが「視る者」に告発されてな。
タバサは奴を庇って一緒に行っちまった。

[その後、独りで儀式を完遂したものの、村にはほとんど人が残されていなかった。

折も悪く、その翌年村は凶作と大規模な戦乱に巻き込まれ、ヘクターは護るべき場所を無くしてしまったのである。

近代兵器の前には、人狼であれど独りでは対抗しきれなかった。瀕死の状態で森を後にするのがやっとだったのである。]



[ 同胞の過去を聞いた後は、考え込むような沈黙が支配した。
 少しの間の後、彼はおもむろに口を開く。]

 俺はお前がずっとこの森に住んでいるのだと思っていた。
 「キツネ」の家に入り込んでいるなら、てっきり幼少の頃に同族たちによってここに遣わされたのだ、と。


 ──この森は、特別な森なのだ、「ヘクター」。

[ 彼は、同族を敢えて人間として名乗っている名前で呼んだ。]

 もう何百年も前から、人は森を切り払い、我らを吊るし、撃ち殺すようになった。
 もう人間は我ら種族に敬意など払っていない。
 多くの場所で、我らはただ狩られる存在となった。──狩るべき存在の我らが。

 彼らは儀式に則って抵抗するのではない。 
 我らが邪魔だから殺すのだ。


 そのことは、同胞を殺され、故郷の森を喪ったお前が一番良く知っているのではないか?

[ 距離を隔てて交わされる声に視線はない──だが、同胞は確かに、間近で彼に凝視されているのと同じ圧力を感じた筈だ。]



[大怪我を負った彼がこの村にやってきたのはもう何十年も昔の事になる。

当時は、現在のヴェスパタインとヘクターと同じく人の形でひっそりと暮らす先代の老狼が村を見守っていた。

ヘクターは彼に助けられ、彼の屋敷でひっそりと傷を癒していた。その老いた同胞はヴァンルナールの分家の当主でもあった。おそらく「キツネ」との契約にも関係していたのだろう。

やがて、老狼が天寿に近づき、緩やかに死に向かっていた頃、ヴァンルナールの本家には病弱な嫡子がいた。丁度赤毛の狼の傷も癒えてきた頃だった。

年恰好も丁度良いだろう。幸いその子供はひどく虚弱だった為、村の他の住人の目にもほとんど触れていなかった。

――そして、本来の「ヘクター」を密かに生贄に捧げ、赤狼が彼に成り替わったのである。


[そのような過程を経て、ヘクターは人と交わり、老狼が森に還った後、ヴェスパタインが現れるまで、たった独りでこの村を人の身と狼の身で守護していた。

積極的に人と交わったのは、好奇心旺盛な彼本来の気質も大きかったのであるが、彼らを知り、相互理解、もしくは対抗せねばと言う思いもあったのかもしれない。

彼は自らを尊ぶ者を愛し大事にした。「キツネ」との関係はその最たるものである。

ただその反面、「忘却」の罪を犯し、増長する人の子への愚かさには苛立ちもしていた。怒りは日増しに大きくなって行った。]



[同胞からの圧力を感じた。彼の静かで蒼い焔のような怒りが伝わってくる。]

もう…そんな所まで堕ちてしまったんだな…。

[嘗て、この村でも「正常」に人と狼の関係が築けていた事を彼はかろうじて知っていた。
現在のこの緩やかな堕落はどこから?

手元の銃器を見ながら、そうか。とぽつり呟く。

神聖な儀式では無い、一方的な殺戮。神の不在の中行われる蛮行。嘗ての森や無残な姿になった同胞らを思い出したのか、顔を歪める。]

我らが狩られる者…か。
それでも。



[やがて、少しの沈黙の後]

――ドナルドとタバサの仇で人の子が憎い訳じゃねえ。
儀式のしきたりの中であいつらは還ったんだからな。

ただ、最近の思い上がった人の子らには我慢ならねえな。
なんとか村の連中の目を覚まさせてやりてえとは思うが。

[まだ根底に人の子を愛する感情があるのだろうか。それは愛憎入り混じった感情か。
そして最後の呟きは、とても小さいものだっただろう。]

それと、もう繰り返したくねえ。
あんな情けねえ思いは。

[そして、広場の方を見ながら祈りを捧げる。
我らと再び共に…人の子がまだ聡明でありますよう。]


[ 繰り返したくない──すなわち、同族を死なせる苦痛を自分は再び味わいたくない。
 言葉を換えて何度も繰り返し思いをぶつけてくる若い同胞を、彼はだが、一度も安心させる言葉を吐こうとはしなかった。
 唐突に、」

 赤毛の若い同胞よ。
 ひとつ、宿題をやろう。

[ はぐらかすように全く関係のないことを言い出した。」


 この森は、はじまりの地だ。
 ここはいくつかある聖地の一つに過ぎないが、今も残る「生贄の儀式」はかつてここのような聖地で行われていたのが原型となっている。

 それなのに、この森には我らの他には同属たちは誰も住んでいない。

 
 今この地に同属たちが住んでいないのは何故だ?
 何故、監視を兼ねた守り人だけをこの森に残して、皆いなくなった?

 それを良く考えろ。
 お前がそれを知っても良い時が、答えを教えよう。



宿題…?

[紡ぎだされるヴェスパタインからの問いの意味を、何度も反芻し、じっくりと思案する。]**


【人】 長老の孫 マーゴ

[遠く聞こえたのは銃声>>343
其れが村と外を繋ぐ街道の方からのものと分かれば
困ったように柳眉が顰められた。村が封鎖されたのだろう。
祖母の代わりに立ち回る為の情報は娘の中にある]

ヴァンルナールが動いたのかしら。
――…無茶、しなきゃ良いけど。

[オスカー>>350から聞けたのは
彼らの祖母がホリーの変化に関わっているらしい事。
嫗の戒めの言葉が彼女を傷付けたのだろうか。
そんな考えが浮かぶのだけれど、
それならば誰しも聞いたことがあるから違いそうだ。
ホリー>>356がうわ言のように口にした『本』の存在。
彼女の怖がる何かはそれらと関わりがあるのだろうか。
戒めではなく、それよりも深い何か――]

…………ん。

[考え込んでいたらしい己に気づき、ゆると首を振るう]

(360) 2010/08/01(Sun) 19時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ふ、と視線を感じ顔を其方に向ければピッパ>>346の貌が見えた。
よもや娘自身の事を考えているとは思わずにことりと首を傾げ]

如何かした……?

[声を掛けてみるけれど。
呟き>>348を耳にすれば不思議そうに瞬きをする。
広場の人の手で作り上げられたエデンの園。
其処には徐々に生贄となる者が集まってきていた。
ミッシェルの姿>>353が見えればいつものように会釈を向ける。
記者>>349の姿もいつの間にか広場にあった]

……取材の一環?

[よもやついてくるとは思わずに。
仕事熱心な男だとそんな事を思っていた]

(361) 2010/08/01(Sun) 19時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 19時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

そう。

[どうもしないと言われればそれ以上問う事はせず。
苦く笑うピッパ>>364に視線を合わせ]

良家の……?
ううん、ラトルは私とおばあさまの二人だけの小さな家で
……古く続くだけの家よ。
そうね、今回の祭は危険だと思うわ。
私も――…あの子と同じようになってしまうかもしれないけど
私が行かなきゃ……

[探せないから、と唇のみで紡いで微かな笑みを見せる]

(365) 2010/08/01(Sun) 19時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ピッパには読み取れなかったか。
少しだけ困ったように目を伏せる]

森の中にいるのは獣ではなく神の『御使い』で
『巡礼者』であり『生贄』となる者はあの子……
ソフィアと同じ運命を辿るかもしれない。

[ゆるく頷き娘はぽつぽつと語り始めた]

けれどね。
『生贄』は『御使い』に抵抗しても良いの。
受け入れるか、抗うかは……
『生贄』となった者が選べると口伝にあったわ。

[ピッパが何処まで知っているかは分からないから
今、必要だと思われる知識を優先して口にする]

(368) 2010/08/01(Sun) 20時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

はじめて聞いた時は
私も御伽噺の一つなのかとおもっていたけど……。

[わからない、と紡ぐピッパに同意するように頷き]

少なくとも長老方はそう信じている。
『御使い』がソフィアを『生贄』として選んだ。
『生贄』は未だ欲されている。
だから、長老方は十二人の『生贄』を募った。

――…ええ。
みつけて、抵抗すれば……

[殺すか殺されるか。
非日常的な言葉が浮かんだけれど口にせず]

嗚呼、護身用の武器を……、
身につけていた方が良いかもしれない。

(372) 2010/08/01(Sun) 20時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ミッシェルの問い掛けに微かに首を傾げた]

『御使い』は………
獣であり獣でなく
人と似て人でもなく……

[謎かけのような言葉が小さく紡がれる]

ラトルに伝わる口伝、だから真実か如何か分からないけど
ずっと昔、ラトルの者が抗い帰ったとされていてね。
『御使い』は『儀式』の為に『巡礼者』に紛れていたとか。
それが本当なら、人と同じに見える存在なのかもしれないわね。

[識る力により探し出し帰った祖先。
伝わる話の一つを思い出しミッシェルとピッパの二人を
交互に見詰めながら、そう語った]

(378) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

――…歌?
どんな歌なのかしら。
今度、聞かせて呉れる?

[機会があるかどうかはわからないけれど
ピッパのいう歌に興味があるのかねだる言葉]

……うん、話半分で聞くのが正解かも。

[旧石器時代、なんて長老達が聞けばどんな顔をするだろう。
そう思えばちょっとおかしくてくすりと笑みが漏れた]

そうね。
でもあるのとないのとじゃ、違うから。

[武器の話にはそう答えて。
ピッパの口振りからすれば何ももっていないのだろうか。
思案げな表情が浮かぶ]

(381) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[テッドがきょととすれば、
なぁに、と言うように少しだけ首を傾げてみせた。
ミッシェルの話>>380には驚いた風に目を瞠り]

横恋慕……?
ソフィアの事好きだった人は多かっただろうけど……
それならあそこまで酷い事にはならなさそうな気がする。
体面のためだけに、あんなこと、出来るのかな。

[出来る者がいるならば
それこそ尋常ではない精神の者かもしれない]

(385) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

……うん、愉しみにしてる。

[ピッパの言葉>>386に嬉しそうに頷いた。
両親は早くになくなり歌を聞かせてもらった記憶も薄い。
祖母は歌うことが苦手なのか子守唄さえ歌うことはなかった]

それがいいと思う。

[護身用の武器を持つ事を勧め
其れが受け入れられれば少しだけ安堵した。
彼女が『御使い』ではない事を知っていたからこそ
そんな忠告染みた言葉を向けたのだが――]

(391) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

――…守る、なんて言って。
無茶はしないでね。

[幼友達>>388の言葉が聞こえればそう願い]

難しい話……
うん、おばあさまのお話は難しいね。
村の大人たちが言う戒めも……
同じような意味合いがあったんだと思う。

夜の森に入ればかえれなくなるよ、とか。
村に伝わるお話が基になってたんじゃないかな。

(394) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ミッシェルの言葉>>389になるほどと頷いて]

でも……
どちらにせよ怖いわね。

[人の仕業であろうと
人でない者の仕業であろうと。
猟奇的な事をした存在とソフィアの無残な姿を思えば
押し隠したはずの恐怖が口から零れ眉を寄せる]

(400) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ミッシェルのテッドに向けた言葉>>395に瞬きをした。
冗談めかせた声だったから思う事は口にしないまま。
彼女に向けた記者の言葉>>396が耳に留まれば
記者の貌をじ、と感情の見え難い眸を向けた。
彼の言う言葉が本心であるなら悪い人ではないのだろう。
村の外から来た男への警戒が少し薄れる。
テッドから返る言葉>>406にこくと頷き]

大丈夫、無理はしないから。
出来る事を精一杯するだけ。

[幼友達である彼に微笑みを向けた]

(412) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

――…ん。

[ミッシェル>>409に呼ばれ其方を向いて。
彼女の向かう方へとついてゆく。
其処は先ほど話していた人たちからは離れた場所]

如何かしたの?

[首を傾げ、不思議そうに話を促す]

(413) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ミッシェル>>427から紡がれた内緒話。
その内容に驚いたように瞬く]

ミツカイサマから本当に、護って……?

[前に言っていた家の役目。
其れを知りペンダントを差し出されれば
途惑うような色が滲む]

――…ミッシェルは、良いの?
私よりも仲の良い人、いるはずなのに。

[受け取るのを躊躇うのは護られる価値が
自分にあるのかどうかわからないから]

あの、ね。
ピッパはミツカイサマじゃないの。
それだけは覚えていて。

[胸元で自らの手を握り締めて彼女に囁く]

(430) 2010/08/01(Sun) 22時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

――…私にも護る力があればよかったのに。
私にあるのは、探すための力だけ。

[ぽつ、と自らの力をミッシェルにのみ語り]

ありがとう、ミッシェル。
あなたがそう言うなら――…

[戸惑いは消えなかったけれど
考えての事と彼女の言葉から知れたから
握り締めていた手を緩めて石を受け取ろうと
両の手を彼女の差し出す手の下へともってゆく]

(439) 2010/08/01(Sun) 22時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

ミツカイサマは何を考えているんだろうね。
――…早く見つけられれば良いんだけど。
あんな風に誰かが殺されるのは、やっぱり、イヤだから。

[ミッシェルの言うように性格が良いようには思えないのは
悪趣味とも思える儀式とソフィアへの行為があるから。
村長夫人の言葉は少し離れた此処にも届き]

そんな事、出来るのかな。

[出来れば良いと思うけれど
既にソフィアは殺されているのだ。
村長夫人の言葉が『御使い』に届き犠牲者が増えなければ
或いは――、そんなことを考えながら受け取ったペンダントを握る]

役目も儀式もおしまい、なら、良いのにね。
……うん、行こう。

[ミッシェルに頷き先頭からは少し遅れて森へ向けて歩み出す]

(444) 2010/08/01(Sun) 22時半頃


パピヨンのあの戯言…アンタどう思うよ?

…契約は、終わった、だと?
贄すら捧げねえ気か?

[パピヨンの言葉に反応したのか、ヘクターのその声には明らかな苛立ちが見て取れた。

彼女の言葉には確かに真実が含まれている。
だが…。それは…。]


…人の手で、黙らせるか?

[銃に弾丸を装填する。]


【人】 長老の孫 マーゴ

[娘はホリーの事をしりたいと思っていたけれど
隣にならぶオスカーを見ているとその気が失せてくる]

――…何処から探せばいいのかしら。

[隣に居るミッシェルにのみ聞こえるか聞こえないかの
そんな呟きが零れた]

(452) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

――…恐らくは。

[ミッシェルの言葉>>457にこくと頷く。
森に続く道は歩きなれず歩く事で精一杯なのか
眼差しは足元へと注がれて]

あのこは何かを怖がってるみたい。
怖い何かに怯えているみたいだった。
オスカーは彼らのおばあさまのせいと言っていたけど。

[紛れていたとしてその数さえ分からぬ状況。
けれど疑うべき相手は既知の者ばかり]

いっそヘクターを調べてみようかしら。
少し過激な所があるけれど……
心の底から信じられるなら頼りになるし。

[本気とも冗談ともつかぬ声でそう言って]

(464) 2010/08/01(Sun) 23時頃

長老の孫 マーゴは、漂白工 ピッパの小さな歌声が前から流れてきて、嬉しげに目を細める。

2010/08/01(Sun) 23時半頃



 …………。

[ 彼は沈黙したまま答えようとはしなかった。
 何の感情も伝わってこない。]


長老の孫 マーゴは、飾り職 ミッシェルへと視線を向けて、立ち止まりヘクターの方を振り返る。

2010/08/01(Sun) 23時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[本当のホリーを知りたい。
けれど力を使う事が彼女を知る術になるのかと言われれば
疑問の残るところで、オスカーとホリーの二人に話を聞ければと
この時はそんなことを思っていた]

少なくとも、広場で倒れたホリーは
何かを怖がっていたの。

[ミッシェル>>472にこくと頷く。
ヘクターのことを聞けば思わず苦笑が漏れた]

ヴァンルナール家の者らしい人よね。
私も他の人からみればそうなのかもしれないけど。

[ソフィアの頭部を探しに行った経緯は知らず
知らせに来たオスカーの行ったものと思っている節があった。
誰が気になるか、ミッシェルに問おうとして
それは噂の主の声に遮られることとなる]

(482) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

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