人狼議事


199 Halloween † rose

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 紐 ジェレミー





[それから、どういった話が狼と魔女の間であったのか。
 ともかく、翌朝にハロウィンは来ない。

 いや、ハロウィンは終わった。

 そして、街は木枯らしの十一月。**]

(101) nostal-GB 2014/11/01(Sat) 14時頃

 ―            ―

[目の前に現れた金色の獣。
 その大きくて獰猛な存在は、ちいさな体躯を縮み上がらせた。
 あまりに恐ろしい牙と、飢えた息と。
 元の姿を取るのも忘れ、ただ木の葉をマント代わりにし、
 目を閉じ、ぶるぶると震えていた]

 「たべないで……」

[溢れた言葉はきっと、届かない。
 そう思っていたが、目を開けても洞窟の中に己はいない。

 じっとその狼を見上げる。
 哀しい赤い目を、寂しそうな赤い目を、している

 栗鼠は、再び彼に届く声で自身のことを明かし
 城まで運んでくれと頼むのだった。

 ――せめて、この腹空かしの獣に食事を与えようと。]


 この時期は、南瓜があまいので

[ハロウィンを知らない吸血鬼は、
 ただ、「美味しい時期」だとは知っていた。]

 ニンゲンの肉はあげられないけれど……。

[だから、振る舞えるのは、こんなものしか無かった。

 街角で愛されている南瓜のペーストを挟んだパン。

 牛ひき肉や玉葱、香草、米を南瓜に詰めて、肉詰めにしたもの
 トマトと一緒に煮込んで、味をより芳醇なものに。
 肉詰めから溢れるトマトブイヨンは、緋色である
 せめて見た目だけでも狼の好む其れに近づけようとした。

 肉詰めにした南瓜の色合いは白っぽく、白菜に似ている
 それでも、食べればあの甘みをきっと、思い出す。]


[食事を取る狼男の対面で椅子に腰かけながら、
 合間に、煩いとならない程度の声音で感想を聞く。

 時を止めてしまった金髪の男は、
 狼の子が手料理を食べてくれる光景を眺めながら
 穏やかに微笑んでいた。]

 ……また、遊びにおいで。
 私はヴァンパイアのニコラエ、君は?



 ―――… … 私と友達になろう、狼よ。

 


[その出会いは、城でひとり孤独に暮らす男にとって
 退屈を打ち壊す「非日常」と為った

 だから、彼が人里に住むようになったと文を寄越した時、
 紅茶のラベルが彼の住まう街の住所を示していた時。

 いってみたい、と思えたのだろう。
 だって、狼に会えたら、つまらない灰色の毎日が、また**]


 オイ、好きなタイミングで鳴らせ。

[だから、そう告げるのに一切の躊躇はない。
時計塔の影 ひとつの影が揺れて――]


 ……で、テメェは結局なんだったんだよ?

[その問いには答えは返らない。
”N”の正体を抱いたまま、秋の気配を吹き飛ばす風に彼女の笑いが乗ってくるだけ。
他にもやるべきことはある。
一度咳払いして、]

 クソネコ、”約束”の時間だぜ。

[さて、使い間の返答はいつごろになったか。
落ち合うまでは人間達に挨拶でもしてみようか、と

露天巡りの放浪はもう少しだけ続く*]


 ボス……!

[時は進み、鐘が鳴った。
 ハロウィンが終わらぬが故に保留され続けてきた”解雇”宣告も、いよいよ効力を発揮することになるのだろうか。]

 分かったよ、ボス。

[シーシャのことを「ボス」と呼べるのも、もう後ほんの少しの間だけ。
 さて、いまシーシャはどこにいるのだろうかと、耳を揺らして気配を求める。]


[顔の前に人差し指。]

 この魂使ってもう一回生物として――寿命も姿もただの猫として生きるか

[今度は中指を伸ばした]

 コイツを魔力に還元して、寿命も生態もただの猫じゃねぇ――軽く魔物として生きるか。


[以前、他の下等妖魔から聞いた話は、契約を解除しても、まだ多少の魔力は残る、契約者である人間が置いて死ぬまで、ずっと傍にいられるというもの。

 けれど実際には、若干の違いがあった。
 その妖魔が、また別な契約形態だったのか、それとも、魔として生きることに躊躇いがなかったのか……今更、知ることなど出来はしないが。]

 ボス、おれは………

[悪魔との契約を破棄するということは、思っていたより、ずっとずっと、重い事柄だった。
 けれど、決断に、そう時間を有することはなかった。]


 おれ、ただの黒猫に戻るよ。

[たとえ、どんな永い時を得たとしても、その先にあるものが永遠の別れであるならば、そんなものに意味はない。
 ならば、たとえ短い時であっても傍にいて、いつの日かまた、巡り会うことが出来るなら……]


 ……あばよ。


【人】 紐 ジェレミー

― 木枯らしの11月から ―

[街のはずれの魔女の屋敷は、それから灯が点かなくなった。
 住んでいた魔女はどうやら留守のようだが、元々、灯もついたり消えたり、
 そして一緒に住まいしていた紐の男のことも、話題には登れど、また旅にでも出たのだろうと、あれは一所に居座れる種類の人間ではないよ、などと知っていたものはいう。]


[やがて、その屋敷に灯が点った時、
 また魔女はその街に帰ってきていた。

 だが、一緒に住まう誰かはいない。
 魔女に聞けば、ぽつり彼女は言うだろう。

 出て行ったよ、と小さく。]

(173) nostal-GB 2014/11/02(Sun) 09時半頃

【人】 紐 ジェレミー

>>167
[そして、繰り返しのハロウィンを憶えている者が
 それでも、忘れるかもしれないと、

 いや、もしかすると、忘れた頃、本当に短い手紙が届く。
 まだ、店をやっていいるのか?と。

 しかし、返信の宛先はなく、
 その居所は、友人の吸血鬼も知らない。*]

(174) nostal-GB 2014/11/02(Sun) 09時半頃

ジェレミーは、ピュアルートってきこえた?あれ?

nostal-GB 2014/11/02(Sun) 21時頃


 悪魔とヤんのはすげぇイイらしいぜ?

[舌なめずり一つ、彼に言い訳を与えて−−−深く深く、ベッドに沈み込む。
運命を共にする影二つ*]


[ 悪魔の気の済むまで 一つの影のまま* ]


 いっしょだ……グレッグ。

   ”ずっと”一緒にいよう、な……。


[向けた笑みには、小悪魔の片鱗が*]


 いいのかよ?
 そうそう真名なんて呼べねぇんだぞ。

[そろそろ聴こえるだろう、と囁く甘言。
胸に刻んだそれを、契約完了の証として求めた]

 なぁ、 和希 ?


[慰めと、希望の意味を持つその花が。
 春を連れてきてくれたのだ

 ―――其処に肌寒さは、もう、ない。]


【人】 紐 ジェレミー

― ある日 ―
>>281>>282
[唐突にその男は喫茶店の扉を開ける。
 昔とは違う様相。その身なりは、ごく普通の旅人。
 何気ない街の訪問者として、店に入るとテーブルにかけた。

 注文をとりにくる者には、その顔を見上げ、食事をと頼む。]

 ――……

[そこにいるのは誰だっただろう。
 金色の狼は、その眉をあげて、店主の顔をじっとみた。*]

(287) nostal-GB 2014/11/03(Mon) 05時頃

【人】 紐 ジェレミー

>>288>>289>>290

[店主は困った顔を、そして、泣きそうな顔をしていた。
 しばらくそれを見つめてからメニューを受け取ると、一見してからそのまま返す。]

 ――……この店のおまかせで。

[そう注文をして、小さく笑う。]

(296) nostal-GB 2014/11/03(Mon) 16時頃

【人】 紐 ジェレミー





 ハロウィンが終わったら、来るって決めてたから、
 ハロウィンを終わらせた。
 ――……でも、すぐには来れなかった。

 露蝶は、あれから、変わりはないか?

(297) nostal-GB 2014/11/03(Mon) 16時頃

【人】 紐 ジェレミー



[帽子をとれば、金糸は溢れ、肩に落ちる。
 その肌の色は、前よりだいぶ浅黒く、そして、あきらかに野性味がついていた。]

 街には久しぶりにくるんだ。
 この街は、いい街だからな。

[ただ、それでも、時が流れれば、様相は変わる。
 薬屋はなくなっているし、広場の看板は古ぼけた。
 魔女の屋敷には行っていない。
 きっと、魔女は来ていることなど感じているだろうけれど。]

 ってことで、美味しい食事を頼むよ。

[やはり顔を見つめたまま、首を傾ける。*]
 

(298) nostal-GB 2014/11/03(Mon) 16時頃

【人】 紐 ジェレミー

― ハロウィンが終わったときのこと ―

[露蝶の店に行くすがら、
 友人のことも思い出す。そこにもハロウィン後にいくと言ったのだけど、

 でも、ハロウィン後は、そのまま、金色の狼は魔女の手から時計を奪うと噛み潰し、その身を翻して走り去った。
 町外れで鳴いた遠吠えは、ベネットへの感謝は込められていたが、彼女はどうだったかは知らない。
 ただ、ベネットの力をもてば、狼を逃さないこともできただろうけれど、それはなかった。

 そして、母親の魔女の時と同じように金色の狼は駆け、
 今度は金色の栗鼠に会うこともなく、そのまま。]

(302) nostal-GB 2014/11/03(Mon) 19時半頃

【人】 紐 ジェレミー



[あの時、もう友人の声は聞こえなかった。
 探してもみつからないその姿に、少し、あきらめも思っていた。

 大切な何かが友人を囲んでいる。
 その寂しさは、もう、伝えるべきものではないと思ったし、
 もし、それが永遠に近しいものではないともいえないから。

 彼は、自分を心配してくれた。
 その事実だけで十分だと思う。



 そうだ。己は、魔物だ。
 別れの言葉は、己には美しすぎる。*]

(303) nostal-GB 2014/11/03(Mon) 19時半頃

 逸れンじゃねぇぞ、和希。

[それでも、隣に”彼”が在る。
唯一の心安らげる場所。永い生も何もかも預けられる存在。

相手を思う時、悪魔の心に芽生える想いは愛に等しいのだろう
 いつか口にした砂糖菓子のように甘く優しい  *それこそが*]


 ……私は、変わらず君の友人だよ。
 何が変わろうと、変わらなろうと。
 
 ねぇジェレミー。
 だから、――…いつか店に遊びにおいで
 虹の架かる橋の下で、待っているよ。

[虹を冠る店は、あの街にはもう無い。
 あるのはただの、空き地のみ。

 店に訪れた住人は首を傾げる
 此処には雑貨屋があったはずなのに、と。]


 ……───餌を、くれよ。


[巣くった闇が、もっと深くに根を張って、いつか深紅の魔華を咲かせるまで。

 グレッグの魂が、闇の眷属に相応しい、罪の色に染まるまで………*]




  一曲踊ろうか。
  君が生まれた、お祝いに


[もう、時計の針は動かないから。
 時間が私達を邪魔することはない]


【人】 紐 ジェレミー


[露蝶にそう、と笑いかけて、
指を伸ばし、その髪を少しいじった。]

(358) nostal-GB 2014/11/04(Tue) 05時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ジェレミー 解除する

処刑者 (5人)

ジェレミー
13回 (7d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.156 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび