126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜
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生きていて欲しかった。助けたかった。
[その願いを叶えた魔法使いの魂を引き継いだ子を、
俺は今生贄にしようとしていた]
全部…計算尽くか?
[アヴァロンの。
何もかもが失った記憶のぽっかり空いた穴を抉る。
魔に堕ちて、そんなものは消え去った筈なのに]
どいつもこいつも……。
[仲間といた時代を思い出させたイアンや。
彼女と同じように魔物の俺の前に飛び出したコリーンや。
彼女とは違う、助けられた命を持つヤニクや。
全て知っていたのだろうか。
胸に押し付けたまま俺の手は動かない]
ああ、俺は助ける事も、生かす事も出来ない。
[無差別に喰らい続ければいつか。
そのいつかは、永遠に来ないと気付いてしまった]
やはり…タスカラナカッタか。
[漏れた声が誰のものかも判らない]
……罰か。
[嘆くだけでは収まらない。
止めるには、止まるにはこれしかないと言う様に
降り注ぐ雨に術者や贄の声以外の声が聞こえた気がした]
願い、ネガイ、ねがい。
[俺が『聖杯』に奉げた願いは]
俺の命を引き換えにしても。
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