人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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サミィに?伝える?……必要ないよ。

[故意に散々サミィを傷つけることをしてきた。
彼が殺してくれるなら、同時にサミィの中の「理依]も死んでくれることをただ祈る。
改めて脇腹の包帯を替えてくれないかと彼女に頼んだ*]


……お父様。

俺の決断は、――…謁見の間での彼を見て、変わりました。


  是非、新たな『家族』に。


ほう。

[縛る縄の様に増える周の紅の線。
やはり紅は最も美しい色だと闇が降りたとしても判る色と。
決断に漸く牙を見せた]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[零瑠の手によって周の傷は増えていく。
縛る縄の様に、紅の線が周を飾る。

血の匂いが満ち過ぎて、守護部隊には判らないかも知れないが
零瑠が先にあげた声と共に、見せしめとしては充分だろう]

そこまで抗い戦いを挑む闘争心。
見事だ。
なぁ零瑠。

[まだ抵抗を続け、逃れようとする彼>>145の傍へと、
一歩一歩ゆっくり歩み寄る。
まるで死刑を宣告する刑守のように]

(156) 2014/02/15(Sat) 02時半頃

[彼が終わりを願うを肯定した。
必要ないという言葉は首を振って否定した。
請われるままに包帯を取り替えて、
少しきつく巻いてしまったのは――]

……理衣くんは、それで後悔はしない?

[ふさがらぬ傷、もう、時は近いのだろう。
――彼の部屋には竜胆模様の折鶴が残される。

それが理衣への祈りの形*]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[武器を取り返し、覇気を増した獣>>169
その獣を扱おうとする零瑠>>170>>178
両方を視界に収めたまま名乗り>>175が響けば
満足そうに頷いた]

その意気や好し。

[向けた笑みに牙が光る。
細めた眼は紅では無く、夜を照らす月より冷たい金]

(181) 2014/02/15(Sat) 03時頃



 『冀望』  ―――鬼を、望む


 


【人】 消防隊長 トルドヴィン

面白い。来い。

[折れぬ牙を持つ獣に悠然とした笑みは変わらぬまま。
憎悪で育てたその牙を見せて見ろと、サーベルでは無く
素手で向かえた**]

(187) 2014/02/15(Sat) 03時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 03時頃


 ……うん。
 きっと、美味しかったんじゃないかな……

[少なくとも、涼平は喜んでいたように思う。]


 吸血鬼が人間と一緒に居ちゃいけないの?
 家族と一緒に暮らすのがそんなに悪いこと?
 生きて、もう一度会いたいと思う事すら歪なの?

 僕たちは……僕は、


後悔?どうだろう…。
もう、自分で決めたことに後悔はしたくないけどね。

お前とサミィが死んだら多分凄く後悔する。

[だから死なないでほしいとは伝わってほしいものだ。
きつく縛られた包帯に思わず声が出た]

って、痛ぇ……いたい、真弓。

[昔周と殴り合いして、こんな風にお小言貰って包帯巻かれたこともあったな、とふと思い出した]


─真弓が退出した後
「しょうがないこと」
(それは都合の良い言い訳だ)

「おまーが好きだった」
(あぁ、俺もお前が大好きだよ)

[置き去りにされた折鶴、手にして見つめる。
友人が興味を示す真弓にすら、一度は嫉妬したくらいだった。
サミィが蹴り上げた腹のあざは持ち前の回復力で既に治っていたが血だけが止まらない。

真弓が部屋を辞してから暫くたった頃、
久しぶりに泣いた。声を殺して。

あの頃に戻りたい。
いつ?いつでもいい。後悔しないで済む頃に。

潰れそうな心中は始祖が始める遊戯への前菜程度にはなっただろうか*]


    − 回想・出陣前 −

[ホリーが戯れから戻って来た際、血の匂いを嗅ぎ取れば
珍しいと彼女を視線だけを向ける。
だがこの場に来たと言う事は参戦すると言う意志。
彼女は傷を上回る働きを見せてくれるのだろうと
何も言わなかった]

マユミ。
褒美はまだ良いのか?

[視線はホリーからマユミに。
褒美の内容からすればまだ手に入れていないのは明白だが。
のんびりとしている様にも機を狙っている様にも見え、
まだ手に入れようとする意志があるかを確認するだけの問い]


お前への褒美が、お前の役に立つ事を祈っておこう。

[いつか祈りと言うものを知っているかと尋ねられた時の事を
思い出して『祈り』と言う言葉を口にする。

祈りとは願望を飾り立てたもの。

それ以上に違いがあるとは思いもしないからこそ。
出陣の前に、ふと訊いた*]

マユミ、お前が今祈るのは何だ?


零にーさん、
何を、……望んでるの。

[届かないとしてもささやかな問いを投げることしかできず]


   − 回想 −

[血の匂いをさせる吸血鬼はもう1人いた。眷属の理依。
唯一抗える言葉を駆使する吸血鬼。
全てを拒否している様で、全てを大切に想っているのだろう。

数え鬼の時から変わっていないと思っているその気質は、
彼が反抗的な言葉を吐けば吐く程、
その裏を思えて笑いが漏れた。

止まらぬ血は、理依の心が流す血でもあろう。

押し込めた嗚咽は耳に届かずとも。
その心が吐く血反吐は、血の絆からか、
訳も無く父の胸を躍らせていた]

理依。お前の活躍も楽しみにしているぞ。

[理依を見れば無性に愉しく口元に笑みが浮かぶ。
その心のまま、掛ける言葉は残酷な戦いへの期待*]


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 21時半頃


―回想・出陣前―

時を待っております。
……正攻法でなければだめだ、
などと仰られるのではないでしょう?

[ 正々堂々、などという手段では、
叶うはずもないのだから、機を伺うのは当然だ。
多少、回り道をしたとしても。

 父の口にする祈りは「よかれ」以上の意味は無いだろう。
しかし、その単語を耳にして小さく瞬いた。
何を祈るのか、幸いでもない平穏でもない、癒しも救いも遠く、
ならば、せめてもの]

祈りは、誰の傍らにも寄り添うもの。
……だから、それはさみしい魂への、慰めです。




……いつかその時が来たら、
お父様のためにも祈りましょう。

[わたしの為に、祈ると言ってくださったから、と*]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

     − 補給基地 −

[周の名乗りに、守護部隊や他の雑魚達の士気が幾らか
上がった様だった>>248
やはり片手では拍手も贈れない。
不便だと吐息の様に声を漏らす]

人望も期待も厚いと言う事か。
雛の時はただそこらを這い回るだけしか能が無いと思ったが。

[士気の上がる周囲に視線を投げる事は無い。
低く唸る獣は鳥では無く、まさに四足の獣。
未熟だとしても戦士として認めた以上、
彼から目を離す事はしない]

(253) 2014/02/15(Sat) 22時頃

   − 回想・マユミと −

[正攻法でホリーを斃せる等露程思っていない。
だから機を待つと言う答えは予想していたもの。
では正攻法以外でどんな方法を取ろうとするのか。
そちらの方が興味が合ったが、種明かしばかりでは
面白くないと、それは尋ねる事は無かった]

寄り添って何になる?
寒さをしのぐと言う意味なら理解は出来るな。
そう言う物理的な温もりを求めているなら判るが。
慰め等………何になる?

[今生きる命や心にも想いを馳せる事が無いのだ。
消え去った魂に何故思う事があるのか。
不可解極まると首を傾げたが]


そんな時は永遠に訪れぬ。

[祈りを奉げると言ったマユミを一笑する。
それは己の死を夢にも思わぬ傲慢さを体現した笑みだった*]


真弓。

[声は労りを載せる]

あいつには会えた?

[どんなタイミングだったかは知らない。
ただ、彼女とサミィの選択にどうか先があるようにと
どこか願って]


……貯水場の近くで。

[問われてもいないのに場所を返した。
――囁く声は、より死んだようなそれ。
まだ痛みを感じることが出来た心を、もっと殺そうとして]

……理衣くんごめんね。
みつからなかった。

[祈ってくれた幸せの行方など、どこにも]


[そして、囁く声は、ホリーに向けて。
常よりもより無感情な声音が姉の元へ響く]

……お姉様、
わたし困っております。

お父様に捧げるよい首が見つからないのです。
そちらによい獲物はおりませんか?


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[四足の獣を思わせる動き>>215>>216>>217
金の眷属の零瑠に向かうに足る足の運びと刃の回しは
獣がどれ程鍛えて来たかを知らしめる]

良い動きだ。
人間は最期の時を迎えると限界を超えた動きをすると言うが。

[鬼気迫る獣の姿に素直に称賛を贈り、緩く垂らしていた
右手に力を入れた]

(270) 2014/02/15(Sat) 23時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[己の存在を示す様に、戦意を更に滾らせる様に
獣が咆哮する>>268
その疾さは罠に潰れた吸血鬼達では遠吠えと共に
喉を食い千切られていただろう]

その傷で良く駆けた。

[傷が増えていたとしても牙を剥き、走る事を獣は止めなかった。
少しだけ、無傷で戦ってみるのも悪くないと
浮かんだ時には手の刃が煌いていた]

貴様が無傷なら。
もっと疾く、もっと鋭く、もっと力強かったか?

[それとも限界を越えようとする今こそが、戦い時なのだろうか。
振り下ろされる切っ先が服に触れる直前、刃を持つ手首を
掴み、そのまま地へと投げ付けた]

(277) 2014/02/15(Sat) 23時頃

ありがとう、こっちにもちょうど得物が居るわ。

[そう告げていた]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

そうだな。戦士はそうでなければ。

[血で唇を染めながらも、その瞳は金に輝く吸血の瞳に
劣らぬ程輝いていた>>284
諦め、淀んだ色しかない家畜とは違うその輝きに血が滾る。

全力を尽くすとの宣言通り、それを見せて貰おうと]

もっと年月を重ねれば、貴様らの隊長位にはなれるだろうに。

[多数の犠牲を払ったとは言え、左腕を奪った戦士を
思い出すと、残念だと短く口にする。
吐息のように戦士への感想を吐き出した直後に地を蹴った。
狙うのはやはり刃を持つ手首。
握ると同時に爪を立て、その腱を切り、
ジャニスの足首同様手首を砕こうと]

(291) 2014/02/15(Sat) 23時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[爪を弾く音がする>>299
並みの武器なら刃の方が零れているだろうに、さすがと
三日月の笑みを崩さず、弾かれた爪も止めるつもりはない。

ぷつり

返した刃の煌きに数本の金の糸が舞う。
髪を犠牲に腰を落すと、刃を振った腕の下、
脇を裂こうと爪を振った]

(305) 2014/02/16(Sun) 00時頃

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