人狼議事


249 Digital Devil Survivor

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【人】 町娘 小鈴

  ゥロォォオオオオンン!!!

─ホテル前─

[ 酒呑童子が、空へと吼えた。その雄叫びはジオンガ《雷光》となって空へと立ち上り、つん裂くような雷鳴と共に虚空へと消え去った。

 ドガーン、と派手な音を立てて、ホテルを殴る。鉄筋造りの壁は容易く打ち破られ、ビルの中が露出する。ここは何階だろうか。
 無論、酒呑童子はそんなことを疑問に思うはずもなく、ホテルを蹴り飛ばす。また壁が剥がれた。]

  グググガグ……。

[ ホテルの中にいた“鬼”と、目があったろうか。もしかつての彼女の魂の形を知っている者がいれば、酒呑童子はそれが変質した形だと、気付いたかもしれない。]

(168) 2016/06/21(Tue) 00時半頃

町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/21(Tue) 00時半頃


町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/21(Tue) 00時半頃


町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/21(Tue) 01時頃


【人】 町娘 小鈴

[ ビルから飛び出してきたふたりの女性──酒呑童子にとっては“鬼”であったが──へ、酒呑童子は容赦ない攻撃を浴びせる。
 長い爪を剥き出しにした拳をよけながら、揺籃が剣撃を浴びせてくる。
 彼女が、酒呑童子の元にある魂に気付いた頃だろうか。>>178

 ふっと、後ろに飛び退ると、酒呑童子の意識は、新たな“鬼”へと向いた。
 上空に身を隠す、“鬼”へと。>>175]

  『ヒーホー! マハマグナスからの〜』

  ……マハグラ…ダイン……《重力結界》

[ ふたつの“鬼”の魔法は、ほぼ同時に展開された。
 周囲や頭上にと浮き上がった瓦礫の数々。酒呑童子はそんなものをお構いなしに、圧倒的な重力波ですべてを地に叩き落とした。
 凄まじいまでの爆音を撒き散らしながら、瓦礫は落下する。
 酒呑童子の身体は、完全に岩石によって覆い尽くされ、その姿は見えない。もう一つ走った氷の魔法は、地面ごと辺りを凍らせた。
 もうもうと立ち込める砂煙の中、凍りついた瓦礫の下で、“鬼”は再び動くだろうか。
 重力の魔法は、上空に潜む“鬼”を捉え、地に墜とせただろうか。*]

(196) 2016/06/21(Tue) 14時頃

町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/21(Tue) 14時頃



[ ケイイチと塁の話題に上る「チアキ」なる人物から
 脳裏を過るのは、白衣を着た変人であったが

 彼らがそれぞれどんな接点を持っていたか
 推測すらも困難な為に、聴いてはいても口にはしない

 それで、何かの助けになるのなら別とはいえ
 多分、この件は違うだろうから* ]
 


 だから殺した方が手っ取り早い。


【人】 町娘 小鈴

─ホテル前─

[ 酒呑童子が瓦礫に埋もれてからしばらくして。
 相変わらずひんやりと凍てついた瓦礫の山は、微動だにすることなく、積もったままだった。]

  ………ギ……イ……。

[ 何かが、かすかに聞こえた。
 変化はすぐに訪れる。
 氷がしゅわしゅわと溶け、水になる間もなく蒸発していった。一瞬、水蒸気がもわっと上がって辺りを埋め尽くす。
 赤熱し、あるいは変形する瓦礫たち。瓦礫の下で、高熱が発生しているのだ。

  フレイダイン《鬼熱鬼爆》。

 “鬼”の全身より放射された熱風で、瓦礫は吹き飛んだ。
 さながら小火山のように。燃えた岩が周囲に飛び散る。
 酒呑童子はもはや熱をコントロールする術を持っていない。高熱にも耐えられる“鬼”の外殻を、溢れ出る炎熱が覆っていた。]

(225) 2016/06/21(Tue) 19時半頃

【人】 町娘 小鈴

[ 酒呑童子の赤黒い肌は、より鮮やかな橙赤の炎で包まれる。]

  グフォオオオオ!! グラァラアアア!!!!

[ 叫びながら、跳躍する。
 着地するだけで辺りの地面が焼け飛ぶ。
 酒呑童子の体躯が、大きいとは言っても10尺ほどに留まっているのは幸いだった。あくまで酒呑童子の通り道だけが、破壊されていく。
 もっと大きければ、ゴジラに破壊された東京のような、怪獣大戦争の様相を呈していただろう。]

  ギィイアアギィイイイ!!!

[ 意味を持たぬ叫びがこだまする。
 酒呑童子は強大な“鬼神”の気配へと、一直線に疾走していた。
 そう、“オオナムチ”の元へと。

 ホテル付近にいた人は、とっくに移動しただろうか。あるいは災害の根源となりそうな“鬼”を、追ってきているだろうか。*]

(228) 2016/06/21(Tue) 19時半頃

町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/21(Tue) 20時頃


 ……暴走してる、なんで。
 マガタマのせい?


[呆然とした声で呟く。
大切な氏子達が無残に引き裂かれ死んでいっているのに。
何も出来ず、ただ見ていた。]


町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/21(Tue) 20時頃


 ……どうした?

[普段と違う声に少しだけ、怪訝そうな声を返す。]



[ ケイイチの声が聴こえたのは
 どのタイミングだっただろう? ]


  何、無茶して…何故そこまで…


[ 彼が、自分同様ただの人間ならば

 多少、扱いに長けていたとしても
 心身共にごっそり、 何かが持っていかれる
 そんな「悪魔」を呼んだらタダで済む筈もなかろう ]
 


 ちょっと、大物が勝手に出てきて暴走してるだけ、なんだけど。
 参ったな、これ俺死ぬかも。


[無茶をしたくてしたわけでもなく。
何が切っ掛けなのかも分からないけど。
おそらくはただの自分の力不足のせい。
簡単に言えばキャパオーバー。]


 ……死ぬ?

[あの仲間が死ぬかもなんていうとは。
彼に千秋に対するような情はないが。]

 ……。
 ほっといて離脱、できないのか?
 オレが今此方から行くのは難しい。


【人】 町娘 小鈴

─御渡神社──

[ 酒呑童子が御渡神社に近付いたのは、戦端が開かれてから、しばらく経った頃だろうか。
 霧の立ち込める境内に、強い“鬼”の気配がする。>>248
 視界も何もないままに、酒呑童子は叫んだ。]

  グァアアアアガアア!!!
  ギシィイイヴァアアギィイイイ!!!

[ 両手と、口から、魔力が弾ける。]

(250) 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 町娘 小鈴

  リムドーラ《鬼気壊界》

[ “鬼神”の気配目がけて。
 触れるものをズタボロになるまで揺らしながら、吹き飛ばす、極大の衝撃波が三本。
 神社に激突した。]

(252) 2016/06/21(Tue) 21時半頃

町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/21(Tue) 21時半頃


 もー手遅れ、かな。


[鳴と小鈴を振り切って逃げられる気はしない。
それに。]


 カミサマが容赦なくMAG食ってくれるんでね。
 このまま衰弱死の未来が見えるよ、俺。


[削れる精神。
後どれ程耐えられるか。]


【人】 町娘 小鈴

[ 立ち込めていた霧が、一面の砂煙に変わり、その数瞬後にようやく晴れてくる。
 そこには引き裂かれた神社があった。>>259
 が、そこに人がいようとも酒呑童子の目はそれを捉えない。狙うこともない。

 立ち塞がる“鬼神”の気配を感じ、酒呑童子はさらに暴れようと魔力を溜める。
 そして──]

  グオオォォッ!?

[ 燃え盛る脚に、水龍が喰らいついた。ツーンと鼻につく嫌な臭いを上げながら、水龍の一部は蒸発し、それでもなお酒呑童子の脚を穿つ。>>263
 “鬼”の脚からは流れ出る血もなく、黒く澱んだ塊が塵となって飛んでいく。

 ぐらり、と酒呑童子が傾いた。

 一瞬の静寂ののち、再び激しい音を立てて片脚をほとんど失った“鬼”が倒れ込む。
 これ以上ないほど壊れた境内が、さらに被害を増す。

 酒呑童子は派手に倒れて動かないが、その体から燃え移った炎が、辺りの木々を燃やし始めるだろうか。*]

(269) 2016/06/21(Tue) 22時頃

 ……ああ、クソ……。

[苛立たしい。
ナツメに爪まで奪われていたのもそうだが。]


 慶一。


[諦めた様子の仲間に言う言葉がわからない。
そもそも自分が何故言葉を探そうとしているのかが分からない。]



[ 助け「られ」るのは一度だけ

 アリスを使役しての消耗から感覚的に
 そう思ったからである ]


  ケイイチ、大物って…誰か分かるか?
  今、目の前にいるのは誰だ?


[ ニコのいう通りが道理なら、
 払えるコストに限界があり自分が感じたものが
 もしかしたら、それなのかも知れない

 だから、無理は ── もう、出来ない…けれども ]
 


【人】 町娘 小鈴

[ “オオナムチ”が酒呑童子へと跳びかかる。>>276
 腕をもたげてオオナムチを辛うじて掴むが、勢いを止めることなどできず、肩口を噛み砕かれる。]

  ヴァアアラアアアアア!!!!

[ ひときわ大きな叫びを上げて、酒呑童子がのたうち回る。
 四つんばい──正確には三つんばいだろうか──の姿勢で喰らいついた“オオナムチ”を引きずり、這いずる。]

  アギダイン!!《鬼焔》

[ 炎の吐き散らしながら、腕任せで“オオナムチ”を叩きのめす。
 その拳は果たして当たっているのか、当たっているとすればダメージを与えられているのか。
 放たれた直刀は、巻き添えで酒呑童子をも切り裂いたに違いない。>>282]

(288) 2016/06/21(Tue) 22時半頃

 分かるよ、だってこれはうちの祭神。
 俺のカミサマだよ、西廼が護ってきたもの。

 あーそのカミサマに食われんのか、俺。
 まあ、悪くはねぇな。


[実際の口は苦痛と出血による貧血でまともに動かすのも困難なのに。
こっちだとこんなに饒舌に話す事が出来る、実に滑稽だ。]


 鬼は連れて逝く。
 ただで死ぬ気はねぇよ、これでも意地ってもんがあるんでね。



[ 聴く事だけが限界の今が恨めしい
 しかし、出来る唯一の事が現状それだけも事実 ]


  ケイイチは…何を望んで、そこにいる?
  協力出来るとはいえないが、教えて欲しい


[ それは、自分がニコへいった
 「叶えてもらう」発想では「叶えられない」もの
 と、どんな違いがあるのだろうか?

 ただ、聴きたかった ── それだけ* ]
 


【人】 町娘 小鈴

[ 酒呑童子の全身を、雷撃が駆け抜けた。>>292
 叫び声は上がらない。空いた口からは、風の音が出ただけだった。
 “鬼”がこの現世に留まる術は、ほとんど残っていないだろう。
 しかし、その瞳は、まだ力を失っていない。

 “鬼”は“瀕死の一撃”を持っているのだから。]

(306) 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 町娘 小鈴

  《瀕死の一撃》

(307) 2016/06/21(Tue) 23時頃

 俺の望みは、西廼の悲願の為。
 この地を統べ、神の御姿を知らしめ、そして。


 まー、簡単に言ったら信仰集めたいだけなんだけどね。
 日本はダメだよ、このままじゃ。
 信仰は衰え、外来の神に侵食されて。

 八百万、全てを受け入れて迎合してきた結果がこれ。

 それも一つの形なんだろうけど。
 西廼はそれを是としない。

 そんだけだよ。


【人】 町娘 小鈴

[ その標的となったのは、“オオナムチ”か、あるいは最後に、“オオナムチ”を使役した人間か。

 その結果を確認することなく、酒呑童子は目を空へ向けた。
 動かない全身を火焔が包む。“鬼”が滅びへと向かっていく。*]

(309) 2016/06/21(Tue) 23時頃

 …………。

[遥が慶一に言葉を掛けるのを聞くだけ。

実際に話に割く余裕はあまりない。
それ以上にやはり言葉を見つけられなくて。]

 そういや。
 お互いに目的も何も話さなかったな。

[彼の望みを聞きながら、息を吐く。]

 それで、カミサマに喰われるか。


【人】 町娘 小鈴

[ 燃え盛る酒呑童子の体の中で、人間の魂が輝きを取り戻していた。
 “業”となった“鬼”は滅び、肉体はなくなれど、魂が解放されようとしているのだ。

 声を発することも、世界を目にすることも、叶わない。
 ああ、友は、敵は、安らかに眠りについているだろうか。

 “鬼討ちの一族”のすべてを背負った少女は、そのまま光となって、消え去る。
 御渡市に、神社に、恐るべき爪跡を残して──*]

(335) 2016/06/22(Wed) 00時頃

町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/22(Wed) 00時頃


 …………慶一?

[何かが途切れたようなそんな予感がした。]


[意識の途切れた身体。
そこにはマガタマは4つ。

氏子達の怨嗟を吸い取ったそのマガタマは黒々と輝き。
誰かの手に渡るのを待っている。]


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