人狼議事


208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】

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【人】 紐 ジェレミー

 
 [だからと言って、
  今更、主を責める気にもなれない。

  どうせ自分は
   あの時あの場で死んでいた身

 
  今はただ、余り時間を生きているだけだ
               ただひたすら永く。]
 

(271) 2014/12/29(Mon) 02時半頃

【人】 紐 ジェレミー


 なにそれ?

[>>252ひときわ美しい紙を彼が手に持ち、その後慌てて 、それを再び塵籠へと放ってしまった。]

 見てくださいって
 言ってる様なものなんだけど

[にたりと、自分は意地悪な顔をして笑っていたことだろう。彼が見せまいと塵籠の前で陣取ろうとするが、それを脇に避け。]

 ……、

[くしゃくしゃに丸められたそれを破かない様に慎重に開き、その中に書かれていた言葉は。]

 これも、あなたの、手管?…


 [そうは、言いながら、
   自分は少しだけ 泣いてしまいそうだ*]
 

(273) 2014/12/29(Mon) 02時半頃

 ―或る日―

[雲が途切れ、また陽が入り。
昏く翳っていたその場所を照らす。
男は足許に転がるものを見る。

揺れる金の髪。
蒼ざめた膚は、最早生者のものではない]

 ……ぁ……。

[目の前掲げた、痺れて色を失くした指先が、
小刻みに震えるを不思議そうに眺める。
『それで良い』耳を打つ、囁きの気配に振り返れど、
黒衣の魔女はもうどこにもいない]


[やがて遠く喧噪の声がする。
森を抜けた先に或る城には吸血鬼が棲むと謂う。
其処に城があったか、其れがいたか、真実は不明。
だが、まともな人間は誰もその場所に寄り着こうとはせず。

だから、其処へ逃れようと走り出した。
生き場所を願ってか、或は逝き場所を願って**]


ー或る日ー

[握り返した手は吸血鬼である私のそれよりも冷たかった。

私の記憶はあの日からでいいのだと思う。
それまでは孤独な死という日々を生きていた。

古城を訪れる影一つ。
この吸血鬼の城をわざわざ訪れるとは誰だろう。
迷い込んだ妖精か悪魔か。
吸血鬼である自分以外に幻想を体現する存在は
目にしたことはなかったけれど。

ともかく私のことを恐れもしなければ迫害もしない
彼が人間であるとはその時は思わなかった。

だから彼に手を差し出した。*]


【人】 紐 ジェレミー

[ニコラスだけが断片を覚えていて、自分には記憶のないこと。今とは違う、繕わぬ顏の彼。

自分が、もし、彼と寝たことがあるというなら、自分の気性として、きっと彼のことが好きだったはず。


  だから、聞いた
   「自分を殺せ」と命令したのかどうか


 だけど、答えは得られないまま
   そして、自分は、未だ生きている ]

(281) 2014/12/29(Mon) 15時半頃

【人】 紐 ジェレミー

 [そして、今、丁助の言葉>>279
   自分の彼への気持ち。
 
  消えてしまえるなら今が良い

もう忘れたくない、そしてこの惰性で続く生を終わらせたい。これでいいかと、赤くなりそっぽを向く彼を吸い寄せられる様にして抱き寄せ]

(282) 2014/12/29(Mon) 15時半頃

【人】 紐 ジェレミー


  ねえ、今ここで
    「死ね」って 命令して
 

(283) 2014/12/29(Mon) 15時半頃

【人】 紐 ジェレミー


 [自分を愛しいと言ってくれた人に

    殺して、してとは頼めなかった。
       身勝手な自分の、唯一の躊躇。]
 

(284) 2014/12/29(Mon) 16時頃

【人】 紐 ジェレミー

[彼の本気の命令。それがわかる。

相手が本気でなければ、
   こちらに影響はない。

 ためらわず出た「死ね」の言葉に少しだけ驚き。彼なら嫌だと言うかもしれないと思ったからだ。「嫌だ」という言葉で自分を現世に縛ってくれるかもしれないという甘えも有った。

 だけど、終わらせてくれるという

命令に支配された自分は、
  彼から身を離そうとした、

   その瞬間>>288]

(291) 2014/12/29(Mon) 17時頃

【人】 紐 ジェレミー


  なんてこと言うんだ…

[自分だけがいなくなれば良い。
どうせ、残ったものは自分のことなんて忘れてしまう。今だけ自分が幸せに死ねたら良い。

そう思っていた。]

 俺は、誰にも
 そんなお願い、言えないだろうな…

[自分の壁を、いとも簡単に乗り越えてくる彼をぎゅっと抱きしめ。]

(292) 2014/12/29(Mon) 17時頃

【人】 紐 ジェレミー

 [ 一緒に、その言葉。

   自分がこれまできっと
    一度も言えなかった言葉

  彼が、自分に一度も、
    愛していると言わなかった様に。

  この永い時間の間、お互いの間に
     初めての事が確かに起きている]  

(293) 2014/12/29(Mon) 17時頃

【人】 紐 ジェレミー


  …わかった
  
[心中と言う響きからの恐怖
自分が死ぬ前に、彼を殺せという意味かと絶望しかけたが、伝わる彼の命令にその意図はない。

どこか吹っ切れた様にも見える丁助に従い後をついて行く*]

(294) 2014/12/29(Mon) 17時頃

【人】 紐 ジェレミー

 貴方には感謝してるよ
 それに、愛しいとも思ってる

 ただの甘え、貴方が許すから

 あの薬を、飲むのを止めたらどうなる?
 ただの人間の俺たちは?

[丁助の話を聞きながら、
  間に割り込み美しい主に問う。]

(302) 2014/12/29(Mon) 19時頃

【人】 紐 ジェレミー

[薬を飲まなければ老いて死ぬ、
これまで、それは必ず飲まなければと
刷り込まれていて抵抗する気もなかった
ある程度想像がついていた答え

床に落ちた錠剤を一瞥して]

 俺はそれはいらない
 一年なんて長すぎる…

 どうやって外で生きていくんだ
 丁助は外に出たいと言うなら
 何か考えがあるんだろ
 
  彼の望みが叶うだけの当面の金をくれ
 俺達は、どれくらいここにいた?

[その年月が骨も残らない程の時間なら、
かけらも残らず自分たちはこの世界から消え去ることができるはず。*]

(309) 2014/12/29(Mon) 21時頃

【人】 紐 ジェレミー


 いいよ 
  二人で、そこに行こう

   一年も記憶を無くさずに一緒にいたら
   未練になるだろ…

[生きたくても今度は叶わない。
 なら、生活に疲れてしまう前に。

        今の幸せなままで。*]

(317) 2014/12/29(Mon) 21時半頃

【人】 紐 ジェレミー


 ああ、これからは
  上下関係は無くなる…

[丁助の目的を見届けたあと、
 彼の横に並び、永く慣れ親しんだ場所を後に

  一度も出ようとは思わなかった場所を

 「死ね」という命令が
   自分に、ここから出る勇気を与えた。

もうすぐ死ねる。好きな人のそばで。持って行くものは自分には何もない。必要なものを買うだけの金は情けをかけてもらえたはず。もう振り返らない*]

(323) 2014/12/29(Mon) 23時頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/29(Mon) 23時頃


[最初に自分が手を差し出したあの子。

あの子と出会ってから、それまでの孤独とは違う時間が流れるようになった。

あの子が人間だと知り、いつかその日々が終わりを告げてしまうことを知った時、私はそれに抗う術を考えた。

その結論が吸血鬼である自分の血を少しずつ取り込ませて彼を不老にすること。
ついでに彼の記憶を失くさせて吸血鬼だと思い込ませれば、
彼はきっと自分と永遠に一緒にいてくれるだろうと思った。

だからそうした。]


[それから、自分とあの子が安心して暮らせる場所を
探して世界中のありとあらゆる場所に行った。

途中訪れた島国は閉鎖的な所でとてもじゃないが
吸血鬼の隠れ住むような余地はなかったが、我が子が増えた。

いつしか身を落ち着ける場所を見つけ、
「クラン・ドゥ・サン」と名付け、
仕事を任せられる執事も見繕い、
平穏で安寧な日々を過ごし……………]


 私を独りにしないでくれ……。


[見上げた姿は、想像していたものよりずっと優しいものだった。
差し出された手は、冷ややかなものではなかった。

ただただ、寂しげに見えて、その手を握り返した時。
孤独な紅い眸に、仄かに揺れる灯の見えた気がした]

『いい子だ』

[何百回、それとも何千回となく繰り返し耳にした、
何時もの声。
永い間、その声の届く場所が己の居場所だった]


[かつて、その本を読んだ時、似たような話もあるものだと思った。
だから、きっとありふれた事だったのだろう、下働きの者を酷く扱う事も。

物語と異なる点は、幾つもある。

例えば子供は奉公にでたのではなく、物心ついた時から既にその地位にあったこと。
追い出されたのではなく、酷く傷を負った夜、支え合うように“友人”と二人、月夜に駆け出したこと。
月夜の荒野で地を潤したのは、その一人の血液だということ。
抜け出した一人は、今も尚生き延びているということ。

酷く飢え、渇いた身体にその血液はよく沁みた。
美味だと、その時確かに思ったのだ。]


 その後に、主と会って、吸血鬼という存在を知った。
 ……それで、その衝動が抑えられないならと思って、薬を飲んで、きて。

[けれど、自分が本当に怖かったのは、血を口にすることではなく、生き延びる為に友すらも利用する自分の浅ましさなのではないか。

掌で、顔を覆う。
不思議なもので、言葉にするとそれらは連鎖的に途切れずに連なっていく。
そこで一度、言葉を切る。]


[男は隣に座り、スケッチブックを開く。
 彼の口から落とされていくのは、『怖い夢』の話だろうか。
 まるで民話にでもありそうな物語。
 赤い血を啜った、働き者の少年の行く末。
 “友人”を糧にした、吸血鬼の話。

 話を聞いている間、男は声を出さなかった。
 真っ白なスケッチブックの中にペンを走らせていく。

 ただ、時折隣に視線を向けては
 彼がどんな顔をしているのかを、見つめて。]


[止まることなく語られた話。
 やがて、顔が覆われて言葉は途切れる。

 同じように一度手を止めてペンを置いた。

 無意識に手はのびる。
 肩へと伸ばし、軽く抱き寄せようと。]


[───人を殺した記憶。]

 …………。

[少しずつ、ゆっくりと、靄のヴェールが外れていく。
 生きるために友人を手にかけたのであろう彼の話を聞きながら。
 思い出すのは、男が『誰か』を殺めた理由。]


[語る表情には、笑み一つない。
彷徨う視線の先は、自らの言葉を追う。
恐怖よりも、嫌悪の勝る記憶。
けれど、その嫌悪を恐るならば、それすらも“怖い”夢となるのだろうか。

指越しの視線は、ペンの手の止まる方を見る。
伸ばされた指を拒むことなく、抱き寄せられるままに身体を預けた。]

 ……本当は、もっと沢山、覚えていないといけないんだと、思う。
 けど、……もう、あいつの顔も、思い出せない。

[年の頃も、性別すらも、
恐怖ばかりが勝ってしまい、それ以上を覚えていられない。]


 今話せるのは、ここまで。
 ……今晩も、薬、抜けそうなら、抜いてみるから。

 朝になってまた何か思い出したら、書いて貰えるか?

[最後にそう付け加えれば、微かに笑う。]

[自らの記憶に向き合おう、自らを記録していこう。
そう思った切欠は、何だったか。

例えば、覚えていられない愛の言葉だとか。
例えば、温かな食事の味の良さだとか。
例えば、書き留められない旋律だとか。

きっと、そんな些細の事の積み重ね。]


 ……うん。

[笑みもなく落とされていく言葉に、小さく頷いた。
 体重を預けるようにする体を抱き寄せて。
 本当なら強く抱き締めてしまいたかった。
 ぐっと、堪えて肩をとんとんとあやすように叩く。]

 そか。
 ……、…。

[今己は、酷いことを口にしようとしている。]


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