人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

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視点:


エフ! 今日がお前の命日だ!


営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2015/08/07(Fri) 02時頃


 ― 夜 ―

[暗い路地。
街灯はあるものの光は弱く、中には壊れているものもあっただろうか。
そんな暗い、街の奥。

ぽつりと一軒輝く店に、揺れているのは小さな看板。
ツタの絡まるその店に煌々と明かりが灯っていても、周囲の住人は一切気付く事がなかっただろう。

その店は、辿りつけない。
その店は、人を拒む。
   特に、招かれざる者を。

ただ君の場合、決して拒まれる事は無く、
扉は昼間と同じように、すんなりと口を開く筈だ。]



   [ cafe & bar ]
   [  Twilight  ]
 


[昼間の営業より照明を落とし、店内を淡い光が包む。
カウンター背後の棚に並ぶのはコーヒーサイフォンではなく、コーヒーカップでも無く、無造作に張り付けた伝票でも無い。
棚を飾るのは、輝く色彩
様々な種類の酒瓶が並び、瓶が、グラスが、淡い光の中できらきらと煌めいていた。

出迎えたのは普段通りの店主の声だっただろう。
だが、着て居る物はいつもと違う。
白いシャツに、黒いベスト。
ピシリとアイロンのかかったそれを当たり前のように身にまとい、]


 ― cafe & bar ≪Twilight≫ ―

 いらっしゃい。

[笑んだのは、確かに昼間と同じ男。**]


 − cafe & bar ≪Twilight≫ −

[昼の気怠さを一切感じさせない、
凛とした空気の中。
妖しく、秘めやかな雰囲気を醸し出す淡い照明。

ごく一部の、限られた者だけが足を踏み入れ
ひと時の美酒を、特別な時間を過ごすことを赦された場所。]

  ――…いらっしゃいませ

[別人のように様変わりするのは、店主だけではない。
バーテンとは別、ウエイターとして誂えた制服に身を包み。

訪れる客へ、恭しく腰を曲げて出迎え、背筋を伸ばす。
視界を覆う前髪は今は緩く後ろに流され
縦横無尽に跳ねるがままにされている後ろ髪と合わせて、
ひとつに束ねられている。]**


【人】 営利政府 トレイル

 −回想−


  ……? なんであんたが礼を


[言うのか。
土産の代わり、酒を酌み交わす誘いについて。
礼を述べるのはトレイルの方。

戸惑いの他に揺らめきを見せながら、
真摯に向けられる視線に囚われたように。
男の双眸をじっと見つめて。

場所についてはそれで問題ないと了承した。
元々此処か、ファミリアか
トレイルの自宅だろうと予想はしていたから。]

(2) 2015/08/07(Fri) 10時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[その後続いた、あまりに予想外な質問に。
一瞬きょとんと丸くなった瞳が、
意図を察してみるみる大きく開く。]

  −−それ、……意味、
  分かって言ってんの……?

[グラスの中で氷が融ける音に弾かれたように。
信じがたい気持ちが、そのまま言葉となる。

此処では昼は酒を出さないから、夜に。
そんな単純な提案の可能性も、
この男ならあり得る気がして。

もし、トレイルの懸念がただの杞憂で。
この誘いに−−期待通りの、意味があるなら。]

(3) 2015/08/07(Fri) 11時頃

【人】 営利政府 トレイル

  夜は客として行ったことないから、
  ……わからない

[真意を確認した後は、事実を告げる。
ヴェスパタインの方がどうであれ、
トレイルはもう、
己の願望にはっきり気づいていて。]

  場所の変更は受け付けないよ、
  て言いたいとこだけど…
  
  気が変わったら、遠慮なく言って

[それでも、躊躇してしまうのは。
いつになく強気で踏み出せないのは、
昨日からずっと脳裏を巡って止まない不安があるから。

拠り所を求めるように僅かに手を伸ばし、
宙を掴む。]**

(4) 2015/08/07(Fri) 11時半頃

 − cafe & bar ≪Twilight≫ −

[厨房から入口は直接見えない。
 しかし、凛とした空気とスタッフの挨拶の声で、客が来た事は分かる。

 厨房担当の蛇は、黒いシェフコートの黒髪姿。
 新たな迎え入れの声に、微笑んだ。

 仕込みは上々。
 さあ、今夜は、どんな客が訪れたのだろうか?**]


 はは、
 あんまり固くならないで。

[ゆるく棚にに凭れかかる姿は、きっと彼のく奥と同じだっただろう。
昼間と同じように繋いできた手に目を細め、緊張丸出しの青年>>+17にほんの少し笑う。
昼と夜、姿は違えど中身は同じ。
それはヒト以外の彼らと同じように、入っている物は、いつもと変わらないのだから。

望まれれば、コーヒーもホットケーキもフロートも幾らでもお出ししよう。
昼と同じように。

厨房の準備も、いつもと変わらず問題なし。
今からトワイライトは、ちゃんとした仕事の時間。]


 いや?別に、そんな堅い店じゃないし。
 昼と同じでヘーキヘーキ。

[確かに夜は本営業であるものの、店自体の空気まで綺麗に分ける気もなし。
しっかりしているのは外見だけで、それを証拠に店主はゆるい。

席への案内はトレイルがしただろうか。
メニュー表は随分分厚く、中には聞いたことの無いような物も多くあるだろう。
料理やつまみは別の者に任せて、自分の担当はアルコール。

勿論、よく分からないからお任せでと頼まれれば、合いそうな物を提供するつもり。]


[堅苦しい挨拶は出迎えまで。
久しぶりに新規のお客とあって少々気合いを入れてみたが、
想像以上に尻込みされてしまった。

尤も、彼を待つ受難はここからなのだけど。
それは、あとのお楽しみ。]

  そうそう、気楽に楽しんで
  服? ……着てるからいいんじゃない?

[服装への不安については、>>+18
店主に続いてけろりと言い放つ。
言葉の意味は、説明せずともおのずと理解できるだろう。]


[ひとしきり驚いてもらったところでカウンターとテーブル、
希望の席を尋ねて案内しよう。

二人連れなら少し奥のテーブルの方が落ち着いて過ごせる。
ホレーショーのカクテル捌きがみられるのは、
カウンター席の特典だ。]

  ん? ああ。ありがとう

[装いこそキッチリしているが、態度は夜の方が軟化する。
>>+19リツからの褒め言葉は素直に受け取り、
分厚いメニューに面食らう様子にくすりと笑って。]

  言えば、大抵のものは出てくるよ
  うちのシェフも、バーテンも腕は確かだから

[そういえば二人は、追悼会には顔を出していなかったっけ。
ケイの料理を口にするのも、もしかしたら初めてかもしれない。]


  ――…ああ、そうだ

[昼と変わらず喜色満面のエフと、>>+5
まだまだ挙動不審なリツに向けて。>>+21]

  見ての通り、この店には色んな奴がいる
  中には、得体の知れない生き物も
  いるかもしれない

  でも、怖がる必要はないよ
  不安ならエフさんだけ、見てればいい

[恐らくエフ本人からもフォローが入ると思うし、
彼と一緒なら何も心配もいらないだろうけど。
同じ人間として、ちょっとしたアドバイスを耳元で囁く。]


  では、注文がお決まりになりましたら
  声かけてくださいね

  ごゆっくりどーぞ

[ゆるりと笑みを浮かべて、その場を離れる。
ひとを観る眼、なんてものトレイルは持っていない。
誰も信じていないから、警戒と観察を怠らないだけ。

でもここでは、その必要がないから。
視界を覆うことなく、注意は向けるものの

昼間より上手く、"見ないふり"もできる。>>+11>>+22]*


  まー、そんな感じ
  昼は道楽なんだって

[トレイルにとっては、どちらも大差ない。
人手が足りない時は簡単なメニューを作ったりもするが、
だいたいは他の店員に任せている。]

  そう、今は厨房かな?
  コーヒーね。かしこまりました

[ケイが彼らが交わした約束については聞いてはいない。
ただ、来店をとても楽しみにしていた覚えはある。

リツの飲み物も決まればひとまずオーダーを通し、
先日話題になったばかりのワイバーンの翼が見えれば。
「最大積載量ってどんくらいすか?」なんて声をかけたり。]


【人】 営利政府 トレイル

 −過日の喫茶店で−

  そうそう。まだ、ね

[あっという間に明かされた小さな嘘に、
拍子抜けする様をくつくつと笑い観る。>>13
人間相手にこんなに早く、寛いだ笑みを見せるのは稀だ。

詫びのコーヒーは、名実共に"普通"。
既に珍しいやつ、味わい深いやつを経験した後では
物足りないのも当然だろう。]

  うん。もうすっかり

[リツと同じく。"変な店の、変な客"の仲間入りだと。
今度こそ無言で、ニヤリと口角を上げてみせた。]

(21) 2015/08/07(Fri) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル

  おっ、似合うじゃん

[バックヤードで着替えを果たしたコテツに。>>2:317
東洋の優しい願いのつまったそれは、誂えたかのよう。

「甚平」と「着物」の違いは、
欧州人には解るような解らないような程度。

裾が、ローブでなくズボンの形式な分動きやすそうで。
ヴェスパタインが自身が身に着けている着物でなく
此方を選んだことに、彼の気遣いとセンスを感じた。

――なんてことは、本人には言ってやらない。]

(22) 2015/08/07(Fri) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[例の"約束"の後は、ほとんど惚けていた。

昼の営業を終えた後は、そのまま図書館へ。
借りっぱなしになっていた写真集を返却するためだ。

まじないのカードについての噂は、
トレイルも耳にしたことがある。
叶えている相手がブローリンだとは思わぬまま、
養父の教えもあって、胡散臭いものと受け止めていた。

――なのに今、手には一枚の白い紙が握られている。]

(23) 2015/08/07(Fri) 21時頃

【人】 営利政府 トレイル

[叶えたい願いは、いくつかある。
そのどれもが切実で、
誰かの、悪魔の、死神の力を借りてでも
叶えたいかと言えば。]

  ――…

[深くため息を吐き。
結局写真集には何も挟まないまま返却手続きを終えて。

夜の帳が降りれば、あとはいつも通り。
保留の願いは、ポケットに仕舞ったまま。]

(28) 2015/08/07(Fri) 21時頃

[コーヒーと、コーヒーと、雲。
まるで詩のようなオーダーを厨房に伝えれば、返事はあったか。]

  それもそうなんだけどさ
  慣れない内は、色々刺激が強いかなって

[面白いもの、他では目にできないものはここには沢山ある。
新規の客――特に人間は、概ね歓迎されるものだが。
それが、そのままプラスで相手に伝わるとは限らない。

ここの客はどれもこれも、悪戯好きが多いから。]


[今日も店主の酒は、尋常でない肌色の客から好評だ。
シェイカーを振る彼の横で、
つまみを盛りつけながら小声で尋ねる。]

  あの、さ。――今度……なるだけ早いうちに
  休みが欲しいんだけど

[昼でなく夜に、こういった願いを申し出るのは珍しい。
こちらの営業が本番だと理解しているからだ。]

  昼間、その分働くからさ。ねっ?

[いつになく殊勝なことを並べて、店主の返事を待った。]


営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2015/08/07(Fri) 21時半頃


―― cafe & bar ≪Twilight≫ ――

[いらっしゃいませ、とマスターやトレイルが口にするのに合わせて、深く一礼する姿がある。
 昼間の赤とは真逆に、黒基調の制服に身を包んで、そこに居る。

 カウンターの奥の客の注文を聞いては記憶して、バーテンのマスターに投げる。
 それから、伝票に書き留めて管理をする。
 名詞と筆記のやり取りで可能な仕事を出来る限り率先してやるのが、昼間働かない代わり。
 厨房の洗い物も片付けていたりしたから、最終的にエフたちと話す機会が持てたのは、少ししてからだった。]


  コーヒーと、コーヒーと、雲の糸
  了解


[オーダーを復唱
 獏と人間が見える。
 あの獏は珍しく蛇のコーヒーを好んでくれているが。

 早速のデビュー
 慌てるのか、案外肝が座っているのか。
 それを楽しみながら見守るのも、人外の役目]


こんばんわ。
……オレのことって、言ってない?

[口元を指して、エフに聞いてみる。つまりどれぐらい言葉に気を使うべきかと。夜の客の中には、もう一切修正をかけなくてもそのまま喋れる客も、ゼロではないからだ。
 YesNoの疑問文は反語になっても大抵意味が通るから楽でいい。]


[棚から取り出す珈琲豆は、2種類。

 ひとつの豆は、吸血鬼の庭園で育てられたもの。
 育てているのは、吸血鬼に愛された人間だ。

 ここに招かれた彼らのように、深く深く繋がりを得た、先輩の作ったものだ。

 ヨモツヘグイ。
 その入口は、人間の手で祝福を受けると良い。


 挽かれた豆から漂う香りは、深い。
 濃い、濃い、夜の色のコーヒー。
 いつものように、ユニコーンの角を浸した水で、抽出する。


 これは、リツの為に]


[もう一つは、人間を愛した吸血鬼が育てる豆。
 月と血の香りが僅かに漂う豆。

 二度と離さないと誓った、吸血鬼の心を信じて。
 絶対に見棄てたりしないようにと、人外達の心に刻むための、一杯。


 これは、獏の為に]


  こっちがリツ、こっちが獏の旦那な。


[他の料理が有るので、運ぶのはウェイターに任せて]


[雲の糸。

 地味ながら入手が難しい貴重品である。
 そもそも獏や精神を食う生き物向けの品は総じて入手困難であるのだが


 棚から取り出すのは、白く濁った大瓶。
 フライパンの上に、蝙蝠の羽を散らす。
 そして、羽の上に、大瓶を傾け雫を散らした。
 雫は花弁に触れた途端にふわりと雲のように膨らむ。

 雲に細長い串を差し込み、引く。
 編み物のように、透明な糸が光を弾いた。
 弱火で炙りながら糸を依り合わせ、網目状の繭の形にまとめ直した。


 独特の香りが漂う、雲の糸。
 竜の血をソースに掛けて、完成]


[悪夢好きで辛党のエフィの為に、味付けは苦めに。

 普段の雲の糸は、薔薇の花弁で香りづけしたスイーツになる事が多い。
 そのせいか、どことなく盛りつけが可愛らしいのはご愛嬌である]


[おはようと、獏からの言葉に挨拶代わりに笑みを向けて、手元は別の客からのオーダーに忙しい。

もしリツがこう言った店に馴染みがなくとも、きっと映画やドラマで目にした事のあるシェイカーを振って、

使うのはジン、レモンジュース、チェリーリキュール。
兼のワイバーンに差し出したのは、逆三角形のグラスに注がれた、軍用機の名を持つ白いアヴィエーション。]


 今度?夜に?
 ――別に構わないけど、

 …トレくん、珍しーね。

[夜に遊びに行くなんて。
新しく友達でも出来た?なんて聞いてみようかとしたのだけれど、それは人のプライベートなので別にいいだろう。
そもそも、お互い子供じゃないし。

まさかその『友達』が自分もよく知る奴とは思いもせず、OKの返事は早急に。
日にちが決まったら教えてねなんて言って、望むなら、日中も休みを出そうか。

ひっそりと持ちかけられたお願いに同じくひっそりと答え、おねだりの様なそれに肩を揺らして笑う。]


  ほい、雲の糸できたぜ

[出すと同時、別の料理に取り掛かる。
 暫くは厨房は、忙しいようだ**]


  お待たせしました
  コーヒーと、コーヒーです

  お間違えのないよう

[深く濃い香りが立ち込める方を、リツへ。
続いて、芳醇、かつ不思議な香りを湛えた方を、エフへ。

シェフの気持ちが籠った、最初の一杯。
求められれば、それぞれの豆の違いを説明しただろう。

配膳は勿論、二人の会話の隙間を狙って。]


[続いて完成した雲の糸。
ドラゴンの鱗と違い稀少性が高いのか、
試食を頼まれたことはない。

盛りつけこそ可愛らしいが
なんとも形容が難しいそれを何食わぬ顔でトレイに乗せて。]

  お待たせしました

[エフの前に運ぶ。伝票などの管理はコテツ任せなので、
そのまま軽く一礼すると、新たな注文を受けにテーブル席へ。]*


  ん? んー。まあ、そんなとこ

[休みが貰えない、ということはないだろうと思っていた。
言い出し難かったのは、理由を聞かれた時に。
なんと答えたらいいか困る気がしたから。

客観、ありふれた約束でも。
トレイルにとってはそうじゃないと、こんな時まで意識して。]

  ――…ありがと、ホレさん

長年、つかず離れずの距離で共に過ごしてくれた、
数少ない人間の、友人に向けてはにかむような笑みと共に礼を。]


【人】 営利政府 トレイル

 −とある日の−

[その日、いつもより早く目が覚めた。
何か夢を見た気がするが、覚えていない。
寝汗が滲む前髪をかき上げ、シャワーを浴びる。

――緊張、しているのかもしれない。

数日前、店主に取りつけた夜の、休日。
今夜日付を越えたら、その日となるから。

あの日、貰った言葉を。触れた先を。>>24
疑っているわけじゃない。ただ、自身がないだけだ。


過るのは過去の記憶と。
つい最近知った――死と名のつく、絶対で永遠の別離。]

(41) 2015/08/07(Fri) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

  ……深く考えないで
  楽しめば、いいんだよ、な

[いつも通り。できればあの時より更に、昔のように。>>25
酒を、言葉を交わして、また来年って笑顔で手を振って?

脳裏に描くシミュレーションは問題ない。
後は、実践するだけ。

それよりまずは昼の営業だ。
>>0:234彼に褒められた勤勉さは、唯一の取り柄でもある。]

(44) 2015/08/07(Fri) 22時半頃

 別に、いーって。

[そういう顔をされるとくすぐったい。
彼には世話になっているし、沢山働いて貰ってるし。
つまりはまあ、お安い御用と言う訳だ。

歳の近い、世界も近い同族の彼。
お互いヒトとアチラの狭間で感じる事も葛藤も其々だけど、店員と雇用主と言う関係ではなく、もっと親しい間柄と思っているのは、さてお互いだったかもしれない。]


【人】 営利政府 トレイル

  − cafe ≪Twilight≫ −

  行ってらっしゃい

[客より店員の多い現状で、店主の外出を止める理由はない。
いざとなったらケイがいる。
トレイル宛に何もないのは、>>39
今夜休む代わりに昼頑張ると宣言済だからだろう。]

  そーいやゴドウィンさん、
  最近見てないなー

[追悼会以来、ファミリアへは1度行ったきり。
聞き上手で穏やかなバーテンダーの事を思い出し、
元気にしているだろうか、なんて考えながら。

朝兼昼食のサンドを齧り、コーヒーを啜り。
ケイが借りて来たのとは違う、薄い絵本をめくる。]

(47) 2015/08/07(Fri) 23時頃

【人】 営利政府 トレイル

[東洋のとある妖怪をモチーフにしたそれは、
アッと言う間に読み終わってしまった。

手持ち無沙汰になればケイの周りに積まれた、
付箋だらけの本を一部拝借したり。>>36
デザート代わりに、マドレーヌを頂戴したり。

こんな風に過ごしても、出勤さえすれば給料が貰えてしまう。
道楽、とはよく言ったものだ。]

(51) 2015/08/07(Fri) 23時頃

トレイルは、ホレーショーへの「いただきます」はこころの声で。きっと届いただろう

2015/08/07(Fri) 23時頃


【人】 営利政府 トレイル

  括るなら……バスケ?

[昼下がり。気の知れた者しかいない穏やかな時間。
ここ数日が異常な賑わいだったとも言える。

コテツが発したのは何かの暗号か、呪文か。>>54
それとも、以前話していたネトゲというやつについてか。
横からページを覗いてみてもちんぷんかんぷんで、
返事を要しない独り言を呟く。

解ることは、ひとつだけ。
目の前で変化への学習に励む男が蛇に変わっても。
ヒトとほとんど変わらない男が、実は天邪鬼でも。]

(57) 2015/08/07(Fri) 23時半頃

トレイルは、ブローリンの正体が、たとえ悪魔だったとしても。

2015/08/07(Fri) 23時半頃


[まだ、とゆっくり話していい>>+40、に二重の意味で了解したと頷く。
 それから、メモを一筆。カウンターの客は初めて来る人間の客だということを、他の客にもこそりと伝えるべく、2〜3枚用意して、オーダーのグラスの下に忍ばせた。]

もう少し、ここに、慣れたら。

[話に興味を示すようだった>>+44ので、この適応力があればいいかと思いながら、まだ一杯のコーヒーでも新鮮な様子>>+42に情報量を制限しようと多少の気遣い。]


【人】 営利政府 トレイル

[あの男が、何者であっても。
――気持ちは、変わらないということ。

静かに瞼を伏せ、絵本を指でなぞる。
一番後ろのページに挟まれたカードは、まだ白紙。

誰も信じない、頼らない、期待なんてしない。
そうして生きてきたつもりだった。
でも、そんなことはなくて。

養父が残してくれた環境は、思いの外優しかったと。
気づいたのはつい最近のこと。
この店がなければ、彼らがいなければ。
トレイルはとっくに、戻れない処まで堕ちていただろう。]

(59) 2015/08/07(Fri) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[食器も磨き終わり、ドアベルは未だ鳴らないまま。
そわそわと落ち着かなさをあれやこれやで誤魔化している。

その中のひとつでもあった、呟きに。>>61
返す声があれば、ほうと頷きコテツの指を目で追う。]

  ああ、前に言ってたみたいに協力して?
  なんだったっけ、えーっと

  コテツが連れてきて、
  ケイとブローリンさんが受け止めて
  それから……

[難しそうだが、興味がないわけじゃない。
以前聞いた説明を思い出し繰り返し。>>1:239]

(65) 2015/08/08(Sat) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

  ホ、ホレさんなら出かけてくるって
  どこ行ったかは、知らない

[言いかけた言葉は飲み込み、後半の問いついて
ケイとほぼ同時に答える。
お互い子供じゃないから聞かなかった、と言うより。
尋ねる前にそそくさと出て行ってしまった背中。]

  えっ? 何、それ
  そういやケイの初狩りって何だったの

[言いたいことは何となく解るものの、
人狼の息子の運動神経は一般男性の平均レベル。
意味わかんない、と首をひねりながら
客がいない今だからできる問いで話題を逸らそうと。]

(69) 2015/08/08(Sat) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

  なんも、ないってば……普通、

[二人の性格は理解しているつもりなのに、
ついつい余計に興味を煽るような態度を取ってしまう。
余裕のない証拠だ。

ちなみに今夜は非番ということは伝わっているだろうが、
予定等は一切、話していない。

どうせ遅かれ早かれ知られることではあるし。
予め知られても、困ることなんてないはずなのに。

普通の、ただの、約束なはずなのに。]

  ――…どうも、しないよ
  俺を襲うって言うなら、逃げるけど

[本当か嘘か、真意は掴めないがどちらでも反応は同じ。
トレイルにとって人間は、取るに足らない生き物。
もちろん中には例外もいるが、今でも大概が、その対象。]

(72) 2015/08/08(Sat) 00時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 00時半頃


【人】 営利政府 トレイル

  戦わないってば!

[たとえ倒し方を知っていても。教わっても。>>74
ケイと対峙なんて、冗談でもできるわけがない。

大事な仲間だから、という以外に。
"夜"の姿を、コテツとの応酬を飽きるほど見ているから。]

  もう。わかってて言ってるでしょ

[呆れたように嘆息しながら、コテツの肩を小突く。>>77
そんな他愛のないやり取りをしているうちに、
多少は気持ちが落ち着いてきた、気がする。]

(80) 2015/08/08(Sat) 00時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 00時半頃


 甘いのね、わかった。

[呼びとめられた声>>+56に注文を受け取って、要望は甘いカクテル。>>+52
シェイカーは使わない。取り出したミキシンググラスに注いだのは、二つの黄金。
片方はビールと、もう片方はジンジャーエール。

何時も使う辛味の強い物ではなく、甘い砂糖の混ぜられた炭酸飲料。
風味はやや薄まるだろうが、甘みを求める彼にはきっと飲みやすいだろうから。
冷えたそれらをバースプーンで混ぜ合わせ、きっと見た目は、ビールと同じ。
背の高いゴブレットグラスに移し替えカウンター越し静かに置けば、黄金のシャンディ・ガフの中で炭酸がパチリと弾けた。]


【人】 営利政府 トレイル

[ケイの方はまだ何やら楽しそうに此方を見ている。
出会った頃のことはあまり覚えていないが、

夢か現か。本来の姿で遊んでもらったような気がして。
その時は今よりずっと落ち着かなく、
そして目一杯はしゃいでいた。何も知らず、疑わずに。]

  だーかーら、戦わないってば
  タスケテ、メンゴ! で見逃してよ

[人間の味と蛇の味についてはノーコメント。>>81
この辺は深く考えてはいけない領域だ。

自然と笑みを浮かべながら、ふざけていたから。
扉が開く音に気づくのに、一拍遅れて。]

(86) 2015/08/08(Sat) 01時頃

【人】 営利政府 トレイル

[――反応したのは、名前を呼ぶ、声。
弾かれたように振り返り、くちびるが半開きのまま固まる。

唐突な呼び声に対する、単純な驚きと。
夜まで会えないと思っていた顔が見られた、その喜びと。

今日もまた、一人での来店ではなかったことに。>>89
何から処理していけばいいのか、追いつかない。]

  ……い、らっしゃい?

[あきらかにいつもと違う、
ぎこちないトーンで出迎えの挨拶を返し。
好きな所にどーぞと案内して、それから更に数拍置いて。]

(90) 2015/08/08(Sat) 01時頃

【人】 営利政府 トレイル

[ヴェスパタインの、一連の行動の中で。
何が一番違ったか、常ではありえないことは何か。
反芻すれば動揺のあまり、グラスを落としそうになった。]

  ――…な、 ……

[あんな、温度を感じる声で呼ばれたのは初めてだ。>>84
それとも、トレイルが密かに抱く想いが、
己に都合のいい響きで耳に捉えさせたのか。
経験がないことなので、判別がつかず。

今は何も含んでいない口腔を、掌で覆う。
からからに渇いているのは、先の雑談が原因じゃない。
彼の訪れのお陰で店内は涼しさを増したはずなのに。
――じわりと、汗が滲む。]

(92) 2015/08/08(Sat) 01時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[平静を取り戻すまでに、秒針が何周か進んだ。
氷の入った水と、用意したのはコーヒーフロート。
それぞれをトレイに乗せて、テーブルに運ぶ。]
 
  外、そんなに暑かった?

[何テンポも遅れてから、ゴロウにも挨拶と声をかける。
約束を果たしに来たというなら、>>89
接客はその相手に任せるつもりで。>>91]

(96) 2015/08/08(Sat) 01時半頃

【人】 営利政府 トレイル

  あー……えっと
  ゆっくり、してって。ふたりとも

[店主の不在については、コテツの説明通り。>>95
ヴェスパタインの、予想外に早い来店については。
何とも言いようがなく、ただ。

――悪いことではないと、暗に告げるように。>>50
去り際、テーブルの陰。
紺の布地をちょんと、指先で引っ張る。
今はこれが、トレイルの精一杯。

コースターの上に置かれたコーヒーフロート。

覚束ない手つきで盛られたバニラアイスは、
先日のものより歪で、少し量が多かった。]**

(97) 2015/08/08(Sat) 01時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 01時半頃


[決して広いとは言えぬ店内。
今夜もあちこちで賑わいを、
時に艶めきを魅せている。

初めて来店したリツが、
どう過ごしているか気になりはしても
時折追加されるオーダーを受け、
配膳する以外は声をかける暇もなく。

コテツのちょっとした計らいや
何より隣にエフがいるから、
さして心配はしていなかったが。]


[回るメモという店員の気遣いに、ホントよく出来た子達だなあ。なんて大変感心して。
やっぱりこの店は自分がサボってても安泰だと、昼間のサボリ算段をつけ始める。
そうだな、一日ぐらい店開けっ放しでぶらついても、何も問題ないだろう。
そもそも昼なんて営業してるようでしてない事の方が多いし。

回ったメモの代償として代わりに他の客からひそひそ話を聞かれるのは自分なのだが、求められれば少しを喋って、しかし深い場所まで知らないから、エフの連れてきた可愛い子。そこまでしか、自分も話す事は出来なかっただろう。]


 ケーくん、エスプレッソ一杯頼めるかな。
 こっちで"使う"から、エフィさん用に。
 カップはこっちで、一度入れ替えるから。

[そう言えば、厨房の彼はカクテル用と分かってくれるだろう。
彼のエスプレットが仕上がるまでの間、ブランデーを適温まで暖めておく。

あまり続けてコーヒーを出し続けるのもどうかと思うが、獏は普段からコーヒーばっかり飲んでるし。
他の味覚の好みを多く知らない上に、夢の入荷はウチには無いのだ。

透明な耐熱ガラスのコーヒーカップに注いだのは、ほんの少しの、苦いエスプレッソ。
それを温めたブランデーと混ぜ合わせ、砂糖はナシ。
熱い液体の上部に甘くないホイップクリームの層を敷いたのなら、ガラスのソ−サーの上に乗せて、]

 お待たせしました。
 カフェ・コレットです。

[砂糖は彼には、必要無さそうだから。
これならきっと飲める筈。]


営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 15時半頃


[次いで出てきたのは、ほんのりオレンジの香りのする冷たいカクテル。
頼んでないと彼が言うなら、サービスだからと微笑んで
レジ横には、まだ彼用のメモが貼ってある。

使ったのはオレンジジュースと、オレンジリキュールと。
逆三角形のグラスに注いだ色彩が半透明なのは、生クリームを混ぜてあるから。

クリームリキュールなら、きっと彼も飲みやすい。
店内の淡い光に照らされた顔は色々と、少し余裕がなさそうだったから、
カクテルの名はゴールデン・ドリーム。
隣の男の傍で、静かな、眠りを。

ただアルコール度数は少し高めであったから、もしかしたら酔い潰してしまったかもしれない。]


 …?

[半透明で無く不透明か。
生クリームの分量を間違えたかなと、もう一度作り直して。
気付いたのが出す前で良かったと、珍しい失態に肩をすくめた。]


【人】 営利政府 トレイル

  ……うん

[ケイの、こういうところがずるいと思うし、
同時に敵わないなと、尊敬もしている。>>111
これまでも、目に見えない様々な場面で
随分助けられてきた。
本人に自覚があるかどうかは、わからないが。]

  今なら珍しいコーヒー、飲めるよ

[注文について、ゴロウにそんな揶揄を飛ばし。
テーブルに写真が広がれば、コテツの背を押すだろう。

ニホンについては勿論興味があるから
そのうちさりげなく輪に混じるつもりで。

写真以上に、目の前で揺れる黒糸に視線が
奪われるだろう予感は、きっと当たる。]**

(115) 2015/08/08(Sat) 16時頃

 おいしい?
 良かった。

[称賛には素直ににっこりと。]

 好きな風味とか言ってくれれば、
 それに合わせて何でも作ってあげるよ。

[昼営業はだらだらのんびり。しかし夜は割と、積極的に働くのだ。
ぐいぐい飲む青年に結構いける方なのかななんて勘違いをして、望まれればどんどん出す。どんどんと。

やってしまったと後悔するのは、きっと彼の瞼が下がり始めてから。
その辺りは昼と変わらぬ駄マスター気味であった。]


[鶏肉っぽいもの>>+86のリクエスト。
 夜の食材で一番人間風味寄りなのはコカトリスの肉だ。
 生きたコカトリスは石化能力が有るが、肉は安全でしかも美味]


  ま、二人でつつけるぐらいの方がいーよな


[玉葱を薄切りにし、セイレーンの花でスパイシーに香り付けをしながら炒める。
 薄切りにしたじゃがいもと混ぜ、グラタン皿に敷く。
 食べやすい大きさに切ったコカトリスの肉を載せ、
 その上に更に玉葱とじゃがいもを敷いて、層状に。

 チーズを惜しげも無く振り掛け
 フェニックスの羽を乾燥させ摩り下ろした調味料で味付けをする。
 熱々のオーブンで、加熱。


 完成したのは、グラタン風味のコカトリスのチーズ焼き。
 味は、人間でも違和感なく食べられるようにしてある]


[少し厨房に余裕が出てきたので、配膳は自分で行う。
 しゅるりと人間から蛇に姿を変えた。

 全長3m程の黒蛇の頭の上に、器用にグラタン皿を乗せ
 音もなく運んでいく]


  よ、リツ、獏の旦那。
  調子はどーだ?


[声だけ聞けば、調子のいい黒髪店員そのものである。
 しかし、それと蛇が繋がるだろうか**]


  了解、エスプレッソな

[店長からのリクエスト
 吸血鬼の豆を使い、サイフォンでどろりと濃いものを抽出して。
 そして、店長の元へ]


  そうそう、ケイ

[蛇はちろっと舌を出した]

  手無くてもヨユーだって、こんぐらい
  アシカとかもやるじゃん?

[この反応は非常に素晴らしいものである。
 まあ、あまり虐めすぎると獏からしっぺ返し食らうかもしれない
 この程度にしておこう]


[蛇がぐるりととぐろを巻くと
 黒い鱗が捲れるように、そこに立つのは黒いシェフコートの黒髪人間。
 今までどおりの、人間のケイである]

  ま、俺みたいなの――いっぱいいるよって事

  正しい道案内は、獏の旦那にしてもらいな
  闇は油断ならねえからな

  別の奴に攫われねえように


[クスクスと笑う]


営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 22時半頃


  いやいや蛇にも鱗あるぜ?
  翼も……ないことはない

[翼は練習中なので、今は無いだけである]


  ま、こんな感じで
  これからもうちの店、よろしく


[素晴らしい常連客になりそうだ。

 獏の会計>>+99の申し出に、店長を示してそのまま下がった**]


【人】 営利政府 トレイル

[任された通り、用意し運んだコーヒーフロート。
ディッシャーの使い方に慣れてなくて、
ラグビーボールのように横長になってしまったのを、
誤魔化そうとした結果の増量に。]

  そう。サービス
  あー……今日最初のお客さん、だから

[いかにも後付けな理由まで盛り付けて、
視線は相変わらず、ほんの少し斜めに逸れる。

人目を忍んでの接触は、文字通りの甘え。>>134
芽生え、息吹き始めたばかりの感情を、

どう伝えればいいのかわからなくて。
どうにかして、伝えたくて。]

(148) 2015/08/08(Sat) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[去り際、背中に届いたのは約束の確認。

手にしたトレイを掲げることでイエスと返し、
ゴロウから受けた注文をケイに伝えた。

道中涼しくなった理由は、見当がつくものの。
不思議だね、と前髪を揺らし恍けてみせて。

やがてテーブルに広がった様々な景色の写真や、
ゴロウから語られる祭りや花火の写真。>>117>>118
交わされる会話はやや遠巻きに見守り。>>143]

  へえ……? うまそう
  新メニュー、期待してんね  

[東洋の神秘はショウユ以外にもあるらしい。
未知の料理への情熱を燃やすケイに、>>146
ささやかなエールを。]

(149) 2015/08/08(Sat) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[店主とブローリンが姿を見せたのは、
そんな歓談の最中だったか。>>145

一旦テーブルから離れ、接客に向かおう。]

  いらっしゃい、ブローリンさん

[いつも通りグラスに氷と冷水を満たしたグラスを、
カウンターで佇む彼に差し出し。]

  相変わらず元気だね

[飼主(主観)をほっぽって可愛らしい鳴き声を放ち、
駆け出すオマキザルにふ、と笑みを零す。]

(150) 2015/08/08(Sat) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[まさか店主が、
外出した数時間の間にただの人間から
魔術師にジョブチェンジ? クラスアップ?
したなんて思うはずもなく。]

  おかえり、ホレさん
  ゴロウさん達がお待ちかねだよ

[ブローリンと共に戻ってきたことだって、
どっかで偶然会ったか図書館に行ってたのかも。
その程度の予想しか働かない。

もしも、両の手を埋めた花束を目にしていたら、
また違った反応を見せたかもしれないが。
出迎えの挨拶も、見送った時と同じ調子で。]

(154) 2015/08/08(Sat) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

  ん? どーかした?

[ケイの只ならぬリアクションに。>>158
改めて店主の方を見た時には既に背中を向けていた。>>157]

(160) 2015/08/09(Sun) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

[と、言うのも。
トレイルの意識は、
今も半分は和装の男に向かっていたので。

一連の会話を聞いているうちに浮かんだ疑問を、
さていつぶつけようかと。]

  あの、さ
  あんたが着てるそれって、
  「着物」っていうんだよね?

[和やかな空気の中。
歩みより、尋ねる顔は先ほどの動揺を静めて。
ほんの少しの、企みを孕んだ笑みを浮かべている。]

  つまり――今も、祭り中てこと?

[その装いが、祭りの際に身に着けるものだと。>>118
俄か知識を使っての、ちょっとした揶揄。]

(164) 2015/08/09(Sun) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

[猿のブローリンとの遣り取りの真意は見えない。
アイスを欲しがり、
拒む姿を捉えて意外そうに首を傾げる。

てっきり先日のように、
分け与えるのかと思っていたので。>>2:228]

  ――…そんなに、好き?
  バニラアイス

[ならもっと、おまけしてあげればよかったか。
もっと、彼の嗜好を把握したいと、
芽生えた感情の、枝葉が伸びた瞬間だった。]*

(173) 2015/08/09(Sun) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

[養父の教えと、温かく心地いい環境のお陰で。
これまで悪魔の誘惑と縁のない生活を送ってきたトレイルには、
何がなんだかさっぱりわからない。]

  ――…はあ……?

[ケイの説明を聞いても、>>172
きょとんとした表情は変わらないまま。
ブローリンへの文句も、いまいち理解が及ばず。>>171
けれどさして、深刻には受け止めていなかった。

この店で盾いている以上、
店主を取り巻く事情の変化についてそのうち解るだろうし。]

  でも、そう悪いことでもないんでしょ?

[無料でキリキリ働く社畜。
従業員が増えるということか。しかも無償で。
ニヤリと笑うケイに、いいんじゃない、と安易に賛成を。]

(178) 2015/08/09(Sun) 00時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2015/08/09(Sun) 00時半頃


 金額、多いんだけど?

[困った様に笑んで、しかし彼が払うというのなら受け取ろう。
二人分の少し多い代金をレジに収めて、これじゃサービスにならないと少し肩をすくめる。

おぼつかない様子のリツを見て、ひっそりと獏に]

 はは、わるい。
 飲ませすぎた。

[そう耳打ちをしただろう。
すまんと言いつつも悪いと思っていないのは、見ての通り。
扉をくぐる二人の背を見送って、次回の来店も楽しみにしてますと、青年に振る舞う酒の種類を数えて。]


【人】 営利政府 トレイル

  ユカタ? ……ふうん

[付け焼刃の知識を用いての揶揄は、
冷静に正されてしまった。>>185
写真で観る分に違いはほとんどないように思うが、
彼がそう言うのなら、そうなのだろう。

不快ではないがなんとなく、面白くもなく。]

  別、に
  ちょっと言ってみただけ

[しかし不満顔は長くは続かない。
祭りにも、日本にも興味はあるが大事なのは――…
なんて、考えた矢先。]

(192) 2015/08/09(Sun) 01時頃

【人】 営利政府 トレイル

  あ、ああ……うん、

[落ち着いた矢先、
再び意識させられて、泳ぎかけた視線の先。
言い終わる頃にはもう、くちびるに届く冷たさに
否応なしに開かれ、
注がれる甘さはきっと砂糖だけじゃない。]

  ――…ちょ、 ッ、……

[触れた瞬間溶けて、端に垂れかけたそれを指先で拭い、
睨みつける目尻は朱く、潜む眉根は怒りでなく混乱の証。

立ちあがり店主の元へ向かう間、
何も言わず――否、言えずにただ目線だけで追う。]

(197) 2015/08/09(Sun) 01時頃

[昼間は店内で、飲んでもいないのにくだ巻いてるような居座りぶりだが、だからといって昼行灯なわけではない。
 制服に身を包んでからは仕事モードのスイッチが、ぱきんと入る。
 話の空気を読む、というのは、苦手なので。オレは誰かに話しかけられた時だけ話をするようにしている。
 そうでない限りは、逐一伝票の確認をしたり、テーブルをセッティングしたりが主な仕事。
 働き者のウェイタートレイルの仕事を、なるべく軽減しているとも言える。]


[リツが、吸血鬼コーヒーや、さざめく光の蝶や、獏の存在や蛇の姿形やコカトリスチーズ(これは正体を言っていなかったか)に一喜一憂するのを、時々横目で見ていた。
 確かに順応力あるな、とは思うが、そうなってくると今度は芸のない自分はなおさら言い出しにくくなる。
 だから、ほろ酔い加減ぐらいの様子を見かねて、ぽつりとだけ聞いた。]

……こわくないか。

[それに、頷き一つでも返るなら。
 オレ自身のことは次の機会に話そう。これきりとは思っていない。獏に夢からぱっくり食われて、また手つなぎここの扉を叩くのが、簡単に想像できた。
 それまでに、言い方を考えておこう。]


[帰るという頃、伝票をマスターに渡していきさつを見ていれば、会計はまるきりエフが持つらしい。
 次はリツが払うというなら、次があるということだ。
 天邪鬼らしく人の動きを読みながら、天邪鬼らしくなくその通りになることを期待して小さく笑った。

 またのご来店をお待ちしております、なんて長くは言い切れないから、彼らが来た時と同じように一礼して見送る。]


【人】 営利政府 トレイル

  な、に言って……

[抗議というか、何というか。
誰よりもしっかり耳に届く声が発した台詞に、>>193
空のグラスも、観衆も構わず側に駆け寄った。

宣言と共に店主に差し出された紹介状。
その意味を、トレイルは知っている。
ヴェスパタインという名が本名でないことも。

きっかけについては忘れてしまったが、
そのことを知ってから、
頑なに名を呼ぶことを拒んでいた。

知りたかった、意地を張って訊けなかった答え。]

(205) 2015/08/09(Sun) 01時半頃

――少し前のこと>>+113――

そうか。

[ふわふわ定まっていない様子に、昼とはまた違う一面を見た気がしながら短く頷く。]

……ありがとう。

[自分が好きなこの店を、自分の居場所であるこの店を、いい店だと言ってくれることは、素直に嬉しかった。]


【人】 営利政府 トレイル

[これは、なんと読むのだろう。

異国の文字で書かれた部分に見入っていたから
二人の間に交わされた囁きは届かなかったが。>>194>>201

いつもの澄ました顔が、じわじわと染まっていく。
夕焼けのような、茹で蛸のような。
燕柄の織物のような、幸せの色が滲む。

この気持ちは、何と呼ぶのだろう。

湧き上がる疑問と、
こみ上げる愛しさが花ひらくのは黄昏の先。もうあと少し]*

(210) 2015/08/09(Sun) 01時半頃

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