人狼議事


64 色取月の神隠し

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視点:


【人】 団子屋 たまこ

―神社/屋台通―

[菊屋、と白く縫取りのされた紺の暖簾をかかげた小さな屋台で
たまこは朗らかに声を張り上げる
もとよりよく見知る者も多く、ここ数年客足は好調である]

[昨日は準備とともに出した月見団子がよく売れた
紙で作った三宝に、十五夜にちなんだ丸い団子を15個ずつ
錐に盛った月見団子は、うちひとつだけ小さな兎を模して形作られ
頭の部分に芥子の実がふたつちょんと乗せられているものだ]

[社のあたりでも、それを片手に月を眺める村人たちが見られただろう]

[祭りの前夜は、雲ひとつない空がしんと濃く広がり
十五夜のまあるいお月さんが
賑やかな下界を見守るように、白く静かに浮かんでいた]

(1) 2011/09/13(Tue) 12時頃

【人】 団子屋 たまこ

はいっ、いらっしゃいませ!
みたらしと、草団子を5本ずつですね。

[―そして、今朝は早くから祭り初日で大賑わいだ]

[店から運んだ楓の棚箱には色とりどりの餡をまとった団子の串が並ぶ
菊屋のだんごは少し小さめで5つ串にさすのがこだわりである

黄色い餡は、粒を残した栗餡
白いのは白花豆をていねいに裏ごして作った白餡
鶯色は、枝豆をつぶしたずんだ餡
小豆餡に、黄粉、
甘辛いしょうゆだれのみたらし団子、
それに、昨日手に入れた蓬を混ぜ込んだ、よい香りの草だんご

どれも安価なきび糖で作ってあるためか、上品ではないが
素朴でこっくりとした甘さが自慢である]

(2) 2011/09/13(Tue) 12時頃

団子屋 たまこは、メモを貼った。

2011/09/13(Tue) 12時頃


せっかくの“大禍時”なんだから。な。


[同胞たちに同意を求めるような、笑う気配が一つ。]


大禍時の、お祭りのとき。

[ぽつ。と、昨夜の笛のこえを思い出す。
から、から、からら…ん。

天上には月、地上には然灯がゆらりと輝く。
その向こう、灯りの道を闇へと辿ればあやかしの里へと続こうか]


雷門のかみさま、お里はなれてくれたなら。
…もっと自由になれる?楽しくなれる?
お祭りずっと続くかな。

[先の藤之助の言葉が脳裏に響く
祭りの村を皓と照らすは、白い月。

昨夜は夜通しその月を、
一つ目童女が、大きな大きな瞳で見上げていた]


ああ。もっと面白い祭りになるだろうなぁ。
ずぅっと続く、あやかしの祭囃子。
人間すらも呼び込めるようになる。

[月に向けられた悪童の表情までは伝わらなかったろうが、
楽しげな声が童女の囁きに応えていた。


みんなが来たら、楽しいね。
みんなが来たら、寂しくないね。

お祭り囃子もずっと聞けるね。
お兄ちゃんも、お祭りを続けたいのね。

夕と───、夕顔と、いっしょね。

[くすくす。くすくす。
楽しげな声に、無邪気な笑い声が返る]



お友だち。誰を連れていこうかな──…。

[罪悪感の欠片も持たぬ声が、月の向こうへと響いた]


【人】 団子屋 たまこ

>>9

"こんにちは。お団子ください。"

[かわいらしい声だけがして、姿が見えない
たまこは屋台の外側にうんと背伸びをする
立ち並ぶ人の間に小さなおかっぱの天辺を見つけた]

あら、かわいいお客さんだ。
こんにちは。いらっしゃいませ。

おだんご、何しましょ?

[大人たちへと変わらず笑顔を向けて、いそいそと草団子を包んで渡す
ふと、手を止めて、冷めないように濡れふきんをかけた蒸籠から
昨日の兎の月見団子をふたつ、一緒に包んだ]

(16) 2011/09/13(Tue) 17時半頃

【人】 団子屋 たまこ

はい、おまけいれといたからね。
お八つに食べて。
夕ちゃんと、朝ちゃん、きょうだいなの?なかよしなのね。
へえ、朝顔。ほんとに可愛い名前。

[ぱらりと揺れる切りそろえた黒髪
自分も髪を結う前はあんな風だったな、と微笑ましく
ばいばい、と手を振って見送った**]

(17) 2011/09/13(Tue) 17時半頃

[ざわり、風が吹く]

[ざわり、届くのは

同胞たちの、声]

……おや。
聞こえるんだね。

山の神の気が、ちょいと逸れたのかねえ。


[ざわ、ざわ、ざわり]

[狐が夜の森を駆け]

ほら、辰次。……雉だよ。

[樹上へぽいと投げ上げられる、脂の浸みた包みがひとつ]


―前夜―

おっと、あぶねぇ。

[投げられた包みは、勢いづいて木を超えるくらいの高さまで一度跳ね上がった。落ちてきた所を受け止めて]

ありがとな、芙蓉。
ところで、これどうしたんだ?
鳥を捕ってくるなんて珍しい。

[鳥捕りは苦手じゃなかったっけ?と、包みを解いて雉肉を珍しげに眺め、齧りつく。味覚は人のそれと然程変わりがないのか、人好みの味がついていても平気で食らっている]


貰いもんだよ。

[しばらく樹上を見上げていたが、首が痛くなってきたのでやめた。
声だけを辰次の気配に向ける]

……足に怪我した男を、見なかったかい?
ちょっといい男でさ、でも……

[思い出すのは、男の瞳が孕んでいた闇]

うん、何か、わけありげな、さ。


ああ、あいつかぁ。
一応俺と明ん所に挨拶に来たな。
『荒らすつもりはない』って言ってたが。

[ふぃっと手を振ると、油紙はどこかへと消えて]

…多少荒れても、それはそれ。
賑やかな空気で羽目を外しすぎるなんざ、よくあること。

大嵐を起こして祭りを潰しちまうような真似さえしなきゃ、好きに過ごしたらいいさ。もっとも、この地ではそう簡単には起こせないだろうけど。

[聞いているかどうかはわからないが、そう呟いて]


おもかったー
つかれた

もどりそう、がまん

[人前故に、姿が変わりそうなのをじっとこらえている。]


まぁ今は、それより月見だなぁ。

雲一つない、月見日和…ん、日和は昼か…

名月夜?…酒でも掠めてくればよかったかぁ。

[枝の上から、くつろぎすぎている空気が漂っていた*]


あっ、ふえた

[戻りそうなのを我慢してたら、ぽろりと身体から一匹けだまのようなものが分かれ出た。

着物の袖のところに一匹それがいる。]

たつー、ふえたー。

[人には聞こえぬ囁きで、辰次へ報告した。]


挨拶に、かい。
あんたを顔だとでも思ったのかねえ?

[樹下の狐から、苦笑の気配]

ってことは、しばらく居るってわけだ。

……ま、そうだね。あたしらがここに居られなくなるようなことがなきゃ、やかましく言うつもりはないよ。


増えたぁ?
弟か、妹か、どっちだぁ?

[けらけらと、愉快そうに報告を聞き。

見つからないように、きちんと仕舞っておいてやれよ?


ん……あきのしん、かい?

[ふわふわと伝わってくる、独特の気へ意識を向けた]

どうしたんだい、どこで何やって……?


[その気が、増えたような気がする]

何なんだい、あんた……まあいいや、辰次に任せたよ。


わかんない。

[けさらんぱさらん、性別は無い。]

でも、出そう。おとなしくない。
先生のところにいるから、がんばる。

[増えて別の個体となったけだまは、そわそわしている。]


――辰次、あんたこそ、さあ。
さっき「連れて行く」とか話してたみたいだけど、無茶するんじゃないよ。

あたしらと違って、人間は……あたしらの里に来ちまったら、自分じゃ帰れないって、聞いたよ。
雷門はたぶん、今んとこ村を護ってるはずだ。少なくとも自分がいるうちは、止めるだろうねえ。

[ざわり、風が鳴る。
山の神の気は、未だ社にある*]


たつー、ひとりだちしたー。

[己から分かれたけだまの事を報告し]

あ、食べちゃだめだよ。
まだおっきくないから。

[この声が聞こえるあやかし達へ、そう伝えた。
まあ、別に伝えなくても美味しくもないケサランパサランを食べる輩はいないだろうが。]


出てきたばかりで、左右もわからんだろうからなぁ。
人に捕まらんよう、気をつけてなぁ。
って、食わねぇよ。

[独り立ちしていった毛玉に、助言をし。

はは。
人間は、脆いからなぁ……

[芙蓉の忠告は、否定も肯定もしない。
ただ笑っただけだった。**]


 本当に…誰やろうな。
 そんなお門違いなこと言うとったんは。

 あやかしの世は、
 いつだってそばにありますのに…なぁ?

[小さく爪弾くような弦の音がゆれる]


[現と隔が重なりかければ、箏の元にも同胞の…言葉無き言葉もとどくだろう]

 さっきから静ぁに聞こえてはおりましたんよ。
 こういう時やから、
 集まって来てるやろかと思うてましたけど
 思うたより大勢来られてますのな。

 うち、龍の笛の人しかわかりませんでしたわ。


おや。
あたしにも、そっちはわからなかったよ。

[狐の耳が、弦の音捉え]

大禍時……だからねえ。
あたしはこの辺りのもんだけど、だいぶ遠くからも、来てるようだね。


["ひょう、ひょう"と啼く、虎鶫の不吉な音を先触れに
黒烟を靡かせ、跛足の男が先住者たちの前に姿を現す]

 ……これはこれは、また、随分と賑やかなことで。
 
[新たに増えた気配を知り、面白そうに片眉を上げた]


 あらぁ、その気はさっきの薬師さんやねぇ。
 少しは思うてたんやけど…
 …立派に化けてますやん。
 その音色はお狐さんやろか?

 そうやねぇ。上方やからなぁ。
 遠いんやろねぇ
 けど、何度か来たことはありますんよ?

 うち、自分持って歩かなならんから
 時間かかってかないませんわぁ。
 言うても時なんて
 あまり気にしてはおらんのやけど。


 まあ! トラツグミの音色……
 奴延鳥さんやろか?
 二条の宴でお会いして以来やろか?

 少し離れてますし、
 久しく聞いてませんでしたから
 間違うてたらすんません。

[刻を同じくして加わる気を感じれば、その音色は少し高らかに綻ぶ]


音楽に縁の深い身だからなぁ。
わかりやすかったんだろう、お互い。

[志乃の弦の音に、低い笛の音が応える

遠くからお疲れさん。


そうともさ、狐だよ。
九尾の……には、及びもしないけどね。
一応、化けちゃいられるみたいだ。バレやしないかと、びくびくしてるよ。

あんたも、九十九神の類かい?
辰次と似たようなもん、かねえ。
ありゃあ懐に入る大きさだから、まだマシなのかね。

ふうん……上方って言われても、ぴんとこないけど。
あたしは、この辺りから離れたことがないからね。
言葉が違うから、遠いんだろうねえ。


 この日を逃しますとなぁ
 …なかなか難儀やかね

 せやなぁ…けど大禍時やなんて…
 ヒトの都合で付けた言葉は
 うち好きではありませんよぅ?

 うちらはうちらの理の世界
 忌まわれる道理もありませんやろ?
 うちらにとっては禍でも
 ましてや大禍でもありませんやん。

 まぁ、瞬きが如きはヒトの命
 うちらの理がヒトにとっては
 どうかは知りませんけれど?

 皆さん何かされますのん?


ん……。

[擦れたような、鳥の声。黒烟を纏う気配は、今までに感じたことのない――けれど、知っているもの]

ああ、あんた、

[声を掛けようとしたところへ、高い箏の音]

……知り合い、かい?


 確かに己は、鵺なるあやかしだけれども……。

 えと、そちらさんは。
 ……もしかして、前に都ででもお会いしたことが、ありましたっけか。
 
[奴延鳥――男を鵺と喝破した、喜色の滲む声音に首を傾ぐ]



 九尾さんには会ぅたことありませんけど、
 六尾さんやったら、伏見におりましたかなぁ…

 ええ、遠い言うても、ヒトの足でやろか?
 
 せやなぁ、龍の笛の方と同じやな。
 琴古主とも呼ばれますけど、
 九十九でおぅてますよ?

 大勢の胞と介すのは久しぶりやからねぇ
 どうぞよろしく


つくねがみ?

[眠そうな呟きは何か間違っている。]


人にとっては禍に思えること。
…俺にとっちゃ、ちょっとした悪戯に過ぎんさ。
悪ガキってのは、悪戯ができる機会があれば実行に移すもんだ。

[樹の上で笛を吹きながらも、聞こえぬ声は飛ばす。
悪童のようなものだからこそ、雷門は己にとって「近所の雷親父」の如き厄介な存在である。]


ろくび……。

[六尾、ということだろう。
思わず自分の尻尾を振り向いた。ふさふさとした尾は、一本]

世の中ってのは、広いねえ。
あやかしの世も、さ。
ああ、よろしく頼むよ。



[箏の音は弾む]

 清涼殿で、大立ち回りしてましたやろ?
 うち、その時おりましたんよ。

 いぅても、その頃はこうやって爪弾くことも叶いませんでしたからなぁ。
 お話するんははじめてですよぅ?

 あの日の寂しげで憂いの声が綺麗でなぁ。
 うちずっと覚えてましたんよ?
 ヒトは不吉や言うて、騒いでましたけどなぁ



 あらぁ……その気は確か…
 うちが村に来たときに

 お兄さんもあやかしやったんやね。
 えらく可愛らしい気やったからなぁ。

[音亡き箏の音は愉快気を纏う]


ぴ、

[明之進の「つくね神」に、笛の音が少々乱れた

祭りの決まりごとなんて…
“無粋な真似をしなきゃいい”以外には何もないさ。

[気ままなあやかしの言葉。
それは、余所からやってきた者にも向けられていたようだ。

やがて、演奏へと集中し始め、夜の間は、聞こえぬ声にもなかなか返事をしなくなっていただろう*]


[箏の音が聞こえると]

うん、けしゃらんぱしゃらん、だから。

[己の正体を伝える。
眠そうな囁きは上手く言葉を紡げていないがそれはさておき]

いっぱい集まって、あやかしも おまつり?
火を食べたり できるかな



 龍の笛……んー龍っつぁんでええやろか?
 元気があってええなぁ。
 うちは、できひんのよねぇ……この身体(箏)やと

 折角の逢魔時やから、愉しんで
 愉しませたらええ思うんよ。

 雷門さんも、なんや忙しのうみたいやし
 あまりうちらを気にした風でもなかったからなぁ。

 せやけど、ここは霊峰の麓やから
 気ぃつけてな?

 ヒトもヒトならざる力持ってるやもしれへんし


団子屋 たまこは、メモを貼った。

2011/09/13(Tue) 23時頃


おう、好きに呼んでくれて構わないぞ。

ああ、そういや…むかーしも、遊びを邪魔されたことあったっけな…気をつけんと。ありがとう。

[志乃の忠告に、何かを思い出したようで。

あぁ、それと…鵺の?
雉、少し貰った。うまかった。礼を言う。

[自分への贈り物ではなかったが、分けてもらった以上は告げておいた*]


 清涼殿、ね。……あれはなぁ。

[女の口から零れる言葉に、
男の面に何とも言えない表情が浮かんだ。
寄って集って討伐され、残った欠片が人の態を為しているのが今の男だ。
落魄し、かつての大妖とは別の存在に成り果てていたから
箏の女の言葉には苦笑するばかり]
 
 ……あぁ、姉さんか。さっきはどうも。

[狐の女の声が聞こえれば振り向いて、
知り合いか、と言う問いには]
 
 どうにも、己の昔のやんちゃを見られていたらしいなぁ。

[ばつが悪そうに、小さく肩を竦めた]


 ……なぁに、あれは狐の姉さんにあげたモンだ。
 己が礼を言われる筋でもないが――、
 
 まぁ、九十九の旦那も喜んでくれたんなら、何よりさ。

[思わぬところから出てきた雉の礼に、答える]


 まだまだ非力な子供。
 こんな時間に独りでは危ないやもしれぬな。 

[肩を叩くと同時に一平太の周りを本人には見えない霧が包む。
それはならず者達を惑わす幻覚の霧。

父親から受け継いだ僅かな能力。
故に"人間"相手にしか通用しないであろうが。]

 ――――気をつけてな。

[届かない声をもう一度押し掛け弟子に掛けて。
とぼとぼと帰っていく後姿を見守った**]


……そうかい。

[都の様子も、清涼殿とやらが何なのかもわからないから、
想像するのはただ暴れているあやかしの姿。

それでも、己が目にした傷跡を思えば、茶化すのは憚られた]

都で会ったのがこんなところでまた会うなんて、
世の中ってのは、狭いねえ。

[さっきと逆のことを言い]

ああそうそう、雉、ありがと。
人間に料理してもらってみたけど、旨かったよ。

[辰次に重ねて、礼を言う]


ん?

[何となく違和感を覚えて、その正体に思い当たる]

ああ、あたしはね、芙蓉ってんだ。
あんた……名はあるのかい。

[狐の姉さん、と己を呼ぶ男へ、問うた]



 やんちゃやなんて、とても凛々しい立ち振る舞いに、うち心が震えましたんよ?

[離れ姿は見せずとも、鵺の方が複雑な思いを滲ませているのは、音色を聞けば理解も出来て]

 え……えぇと……
 お声を聞けてはしゃいでしまいましたわぁ。

[ごめんなさいをするように、しゅんとした音が届いたか]



 広くて狭いんは、ヒトの世もあやかしの世も変わりませんよん。
 芙蓉さんも、上方来たらええんよ。
 稲荷山の宇迦之御魂様は、
 気さくな方でねぇ…

 嗚呼うちも雉戴きましたよぅ。
 おおきに。


【人】 団子屋 たまこ

>>89

[文字通りくるくると動き回るたまこは、暫く人混みに紛れる背の低いおさげに気づかず
ようやく客が途切れたところで、そっと佇む日向を見つけた
常ならば声をかければすむところ叶わぬ彼女は随分待ったのかもしれない
たまこは思わずごめんね、と小さな声になった]

[けれど近づいて団子を指す日向の様子にほっとしたように息をつき
手拭いで汗をぬぐいながら、笑いかける]

(97) 2011/09/14(Wed) 00時頃

【人】 団子屋 たまこ

いらっしゃい、日向ちゃん。
毎度ありがとう。

白餡、みたらし、草団子。
はい、1本ずつでいいですか?

ああそうだ、日向ちゃん、昨日はありがとうね。
おかげさまで、草団子、無事に完成しました。

[たまこは、わざと深々お辞儀をして
それから顔をあげてにっと笑ってみせる
嬉しそうに右手を蟹のはさみみたいな形にして突きだした]

(99) 2011/09/14(Wed) 00時頃

【人】 団子屋 たまこ

そういえば、日向ちゃんに教えてもらった、薬売りさん。
芙蓉さんて言うんだけどね。
蓬助かったしお礼に草団子を渡そうと思ってたの。
まだ同じ場所にいるかなあ。

[昨日、日向がいた屋台は遠くて仁右衛門しか見ていない
日向が既に見知っていることは知らず
屋台通の先へ首を伸ばすのだった]

(102) 2011/09/14(Wed) 00時頃

【人】 団子屋 たまこ

ちょっと休憩にして、差し入れ行こうか。
りんご飴くれたお兄さんにも、約束したんだよ。
日向ちゃん、一緒に行く?
あ、もしかしておつかい途中だった?

[のれんの横から屋台の前に出ながら隣の屋台をひょこりと覗いて]

あいすみません。
少しの間、一緒に店番頼んでもいいですか。
どうも、ありがとうございます。
よかったらこれお月見の残りで申し訳ないけど、食べてくださいね。

[温めた蒸籠を賄賂にちゃっかり隣の屋台に留守を頼んで
たまこは草団子を5本ずつふたつの紙包みにして胸に抱える]

(103) 2011/09/14(Wed) 00時頃

団子屋 たまこは、メモを貼った。

2011/09/14(Wed) 00時頃


たまこは、日向の包みにもこっそり「おまけ」を滑り込ませる**

2011/09/14(Wed) 00時頃


稲荷山の……ああ。
お名前だけは。

[親戚の友の親戚の、そんな狐付き合いを通じて、遠い主とも言える神の御名は、伝わっていた]

へええ。会ったことがあるんだ、ねえ。

[感心したような、羨ましそうな声が漏れた]


 ……あぁ、名前かい?
 己は、今は藤之助って名乗ってんだ。
 
 芙蓉ね、なかなか佳い名じゃないか。
 藤に芙蓉に……夕顔。何とも雅な名が揃ったもんだ。

[狐の女――芙蓉に答え、ふと、夕顔のことを思い出した]


 ……清涼殿でのことは、何て言うのかなぁ。
 絵巻物でも見るような感じなんだよなぁ。

[大妖の欠片でしかない今の男にとって
かつての立ち回りなど、どこか他人事のような記憶でしかない]

 まぁ、昔の俺のしくじりだ。
 あんたが気に病む必要はないさ。 

[しゅんとする筝の女を慰めるように、軽い調子で]


[芙蓉に、そして箏の女にも
続けざまに雉の礼を言われれば]

 ……確かに世の中ってェのは
 思ったよりも狭いのかも知れないね。

[意外な繋がりを知って、くつくつ笑った*]



 普段、今みたいに自分で自分
 持って歩くようなことしませんからねぇ。

 なまじ付喪になるくらいの箏やから
 神様の奉納やらで、雅曲を弾かれるやろ?
 せやから縁が深いんよ。

 むしろここみたいなお祭りの方が
 うちは新鮮やなぁ。

 沙耶も…ああヒトの娘な。
 ええ子なんよ。
 連れて行ってくれる言うてたから
 楽しみにしてるんよ。


藤之助――

[黒烟を纏う男の名を聞けば、渋い顔になった]

なんとかのすけだの、なんとかえもんだのは、覚えにくいんだよ。
藤でいいかい。いやなら雉。

夕顔……そうだね、花の名ってのは、綺麗なもんさ。
自分の名前も、気に入ってるよ。


藤、あんたはさあ、人間に――


――誰が何をしに来たか、何したいのか、邪魔はしないつもりだけどさ。
今は、雷門に目をつけられるような真似、しちゃだめだよ。

おとなしく、人の祭りを楽しんでるのが一番さ。
今は、まだ、ね。

[藤之助だけではなく、囁きの届く皆へ釘を刺し。
社に宿る神の気を、そうっと窺った*]


たまこは、日向いたずらぽく笑いかけて、手を引いた。

2011/09/14(Wed) 00時半頃


おまつり、賑やか。

[響きあう、いくつもの気配。
まつりの喧騒に紛れる、あやかしどもの気配]


【人】 団子屋 たまこ

>>128

すごい人だから、気をつけて。

[地面に字を書きながらは歩けないので、そっと日向の手を引いて歩いた
愉しげな辺りの雰囲気に釣られるようにきょろきょろとしながら]

[志乃の姿に気づくのは、日向より少し遅れて
あら、と小さな声をたてて、日向の顔を見た]

昨日の、綺麗な女の人だねえ。
的当てしてるんだ。あら、ゆりさんもいるねえ。

ん?

[日向の口が、”すごい”と動いたのに、首を傾げてそのまま出店のほうを見る]

わぁ、すごいすごい。じょうずな人がいるよ。
わたし、あれ、当てたことないもん。

(136) 2011/09/14(Wed) 01時頃

 呼びたいように呼んだら良いさ。
 ……だが、雉はなァ。んな名前だと、皆に喰われちまいそうだな。

[どうせ適当に付けた名だ。きちんと呼ばれる必要も無い]


 己が、人間に?――その続きはなんだろうね。

[男へ何か言いかけた芙蓉に言葉を促すが
答えがなくても気にした素振りは見せない]
 
 ……まぁ、いいさ。

 己も下手打って、雷門さんの罰を当てられる心算はないしね。
 忠告通り、大人しくしておくさ。

[今はただ、時が満ちるのを待つのみ]


おなかへったなぁ
おしろいたべたいなぁ

[人の姿じゃ呟けない言葉は、囁きとして漂う。]

飴も、餡菓子も、
綺麗だけど 食べられない……



 賑やかでええなぁ。
 えらい可愛らしい気やけど、童子さんやろか?
 ああ、挨拶まだやったな。
 琴古主の志乃言いますんよ。

 まだ会うてないけど、よろしく


【人】 団子屋 たまこ

[志乃が投げた瞬間は見ていなかったから、
たまこもまさかそれが志乃の成果だとは夢にも思わなかった
神社の巫女であるゆりも見知る顔であったが、旅装束の男には見覚えがない]

はぁ、愉しそうだねえ。
志乃さんも、沙耶さまも、お祭り楽しんでくださってうれしいなあ。

あ、芙蓉さんじゃないかしら、あそこ…

[屋台通りの端のほう、行李を地面に広げた簡単な商いを出している
なにやら頬張る姿をみとめ、つぶやいた
日向もいっしょに、と手をまた引いて歩き出す]

こーんー  にーちーはー

[まだ着かないうちに大きな声で空いている手を振りながら挨拶を投げかける]

(147) 2011/09/14(Wed) 01時頃

人間に――罰を、当てにきたのかなって。

[刀傷持つ鵺の思惑、世間知らずの狐は*そんな風に*]


 会うてへん言うたら
 奴延鳥さんとも未だやったねぇ。
 出会うたら藤之助さんと
 呼ばせて貰うたらええんよね?

 もう皆さんお会いしてますん?
 うち、昨日はヒトの子と遊ばせて貰ぅたからなぁ

 けど、時間はありますやろうから
 またいずれやろうね。

 
 


……?おしろい?
おしろい好きなの?おいしいの?

[目前の青年から漂う囁きに、首を傾いだ]


うん。わたしは夕顔。
一つ目の童子なの。お祭りだから、きたの。

琴古主の志乃…さん。

[見えないまま、気配にこくと頷いた。
ぺこりとお辞儀するような気配のみ、向こうの方へと届こうか]



 丁寧にありがとな。夕顔さん

 うちも、お祭り聞いて来たんよ。
 ヒトの祭りを楽しめるんは
 そうそうないからねぇ

 楽しみましょうな。

[それだけがここに来た理由というわけではなかったのだけど…それは語る時でもなくて──
お辞儀の気配に応えるように柔らかく包むような音色を奏でる]


おしろい、おいしいよ。
おいしくて、大きくなれるし、増えるよ。

[好物のことを楽しそうに話した。]

……たつはたべないけど。
たべものじゃない、っていってた。


 ――――どうだろうねェ。
 ま、雷門さんが目を光らせている限り、
 己が悪戯をしたくても、結局何もできないだろうしなぁ。

[芙蓉の言葉に思惑を問われれば、核心は伏せたまま]


 ……あぁ、好きに呼んで呉れれば良いよ。
 
 そうだな、己は志乃の他の面々とは挨拶は済ませているよ。
 あんたの綺麗な声を、直に聞かせて貰うのを楽しみにするかな。

[時間があるから、またいずれ、などと言われれば
調子の良い言葉を向けた**]


たまこは、志乃さん、おしとやかに話してたもんなあ、と日向にうなずいた

2011/09/14(Wed) 01時半頃


団子屋 たまこは、メモを貼った。

2011/09/14(Wed) 01時半頃


くれぐれも、今は食うなよ…


[遠く聞こえてきた声に、釘を刺す声が囁きに乗った。


【人】 団子屋 たまこ

[こーん まで言って少し間があったのは偶然である
芙蓉がこちらに気づけば、にこにこと手に持った包みを振ってみせた
しばらくのんびりと芙蓉が海苔巻きを食べ終えるのを待っている]

芙蓉さんも、休憩ですか。
おつかれさまです。今日は、商いはどんな塩梅ですか。

[白湯を飲んで一息と見ると、商売人同士らしい挨拶をしながら、
すとんと行李の前にしゃがみ中身を覗き込む
それから、包みをひとつ差し出した]

はい、草団子、差し入れです。
少しですみません。
いい蓬で作ったからか、よく売れたんですよ。
ゆっくり後でも食べてくださいな。

(164) 2011/09/14(Wed) 01時半頃

まあ、おじょうず
[あやかしの世にもある社交辞令という物なのは百も承知だったのだけれど、妖にして幼き頃に見た大妖の言葉とあっては、妙に心も躍ったのだろう]

……ん
[嬉しさを音色にしないことに大変な労力を割く羽目になった]**


志乃もお祭り、好きなんだ…?

[辰次も藤之助も好きなのだろう。
勝手にそう理解をして、志乃もそうなのかと納得をする。
続いて響く、柔らかな音色には大きな瞳を瞬いて、]

…きれい。

[素直な感想が零れた]


[釘を刺す囁きに]

うん、がまん、する。
が ま ん

だいじょうぶ。

[答える囁きは、今はしっかりとした意志を持っている。今は。]


【人】 団子屋 たまこ

昨日?鳥?

[ていねいに仮名がふられた日向の文字を覗き込んで
声に出して読むときょとんとした顔になった
それから、どうやら顔見知りであるらしい様子のふたりを交互に見る

文字が読めないことは、芙蓉が話さなければわからないままだ]

なぁに、鳥を?芙蓉さんにもらったの?
えー、芙蓉さん、どこでそんなの捕まえたの?

[ころころと楽しそうに笑いながら、丸い文字を読む
声に出すから、内容は芙蓉にだいたいは伝わっただろう]

(170) 2011/09/14(Wed) 01時半頃

おいしくて、大きくなれて……増える?
……????

[楽しそうに話されても、良く分からない
分からない。と、満面表すことになってしまった。
貰った飴を舐めながら、首を傾げる]

おしろいでおなかいっぱいだったの?
飴よりおいしい?あまいの?

……??辰のお兄ちゃんはきらいなの?

[さっぱり分からない]


団子屋 たまこは、メモを貼った。

2011/09/14(Wed) 01時半頃


団子屋 たまこは、メモを貼った。

2011/09/14(Wed) 01時半頃


おだんごとおなじぐらい、おいしいよ。おしろい。
おだんごは、もう たべれなくなっちゃったけど。

[人であった頃、団子が好きだった。
まだ残っている記憶。時折いまでも食べられるか試してみることもある。……食べられない、が。]


……俺はおすすめしないが、興味あるなら食べてみてもいいかもな。

意外と、口にあうかもしれん……
が、俺はおすすめしない。
ケサランパサラン以外には、そもそも食べものじゃない。

人と味覚が似てるなら、やめておいた方がいいぞ、夕顔。

[明之進が夕顔におしろいを推しているのを聞き、忠告をしておいた。]


【人】 団子屋 たまこ

[ひとしきり、話をしたり、地面に字を書いたり、草団子を食べたりして
戻る途中で飴屋の屋台にも差し入れをして
たまこは日向と別れて、再び「菊屋」ののれんの中に立つ]

いらっしゃいませー。

[小店の菊屋には奉公人などいるはずもないから
お祭りの間は、菊屋は屋台店だけで、店じまいだ
菊は、相変わらず表には立ちたがらない
そうして、とっぷりと日が暮れるまで、賑やかな囃子と人々の喧騒は続いた**]

(179) 2011/09/14(Wed) 02時頃

【人】 団子屋 たまこ

>>180

”ううん”
”わたしが昨日は忙しくしてたから”

”きじ、すごいねえ”

[日向が周りに分けていた話を聞いて、申し訳なさそうにするのを見て
慌ててふるふると首を振りながら、地面に少しだけ文字も並べた]

芙蓉さん、雉おいしかった?いいなー。
けど、羽もついたまま渡されたら、わたしだって困ってしまうよ。あはは。
なんだか不思議な方ですねえ。

[昨晩は、たまこ自身は、月見どころではなく祭りの準備に追われていたのだ
それにしても、新鮮な雉、という言葉は、なかなかに衝撃だった]

(182) 2011/09/14(Wed) 02時半頃

【人】 団子屋 たまこ

―長屋通り/菊屋―

ただいま戻りました。

あー、疲れたー。
ありがとぉ、おっかさんも休んでね。ずっと仕込みで大変だったでしょう。
わたしも今日は早く休むよ。うん、大丈夫。かなり多めに餡は仕込んであるからね。
米も下拵えはできてるし、明日は向こうで、だんご丸めて…ふぁ。
…はい、おやすみなさい。

[菊が寝間に消えると、うーん、と伸びをして肩をとんとんと叩いた
少し外に出て、床机に座りぼんやりと空を眺める
月を見ていると、どこか胸がざわざわする感触が消えない
こんなことは、今までにないことだった]



[カタン]

(184) 2011/09/14(Wed) 02時半頃

【人】 団子屋 たまこ

 [カタン]

   [カタカタ]

(186) 2011/09/14(Wed) 02時半頃

【人】 団子屋 たまこ

[裏で物音がして、菊が起きてきたのかと中を覗く
しかし、人影はなく、たまこは首を傾げる
よく聞いてあたりを見回すと――
土間から長屋への上がり口、小さな茶箪笥から音は聞こえるようだった]

…?
……!

[眠気が覚めて急いで箪笥に駆け寄り引き出しを開けて中を覗き込む
―――!顔になにか当たって、ぽんと飛び出したものがあった]

わあぁっ

(187) 2011/09/14(Wed) 02時半頃

【人】 団子屋 たまこ

ひっ

[声を上げようとして、はっと口を押さえた]

おか…あ、ちゃんの。

[宙にひらひらと浮ぶ、それは、亡くなった母の形見の簪であった

黒檀を薄く薄く蝶の形を模って削り、細かな透かし模様が彫り込まれ
透かしの部分には虹色の貝細工、そして真っ赤な珊瑚が一粒

およそ長屋に似つかわしくない高貴なそれは、縫い子であった母が
武家の姫さまの婚礼衣装を作ってたいそう気に入られた際に贈られた品だ]

(188) 2011/09/14(Wed) 02時半頃

【人】 団子屋 たまこ

…痛…な、なぁに

[ぎゅっと瞑って開いた目の前は行灯もなく暗いはずなのにぽぅと淡い光]


…あ


[震える手を伸ばそうとしたそのとき
ポン、と消えたかと思うとくるりとそれは人型になってたまこの前に立ったのだ]


『あー!やっと出れた!
 気づいてくれないんじゃないかって、まったくそわそわしたよ。
 たまこ。ちょっと、ぽかんとしすぎだよ。まぬけ面だねぇ。

 …あたしは、揚羽。』

(189) 2011/09/14(Wed) 02時半頃

【人】 団子屋 たまこ

[珊瑚のような真っ赤な髪をひとつに束ね波打って背中を滑り降りる
艶やかな紅を差した口を尖らせて、切れ長の目を細める
黒に派手な大輪の柄のお引きずりを着流して
花魁のように肩からずり落ちそうなくらい落としはだけた胸元
その細い白い手が、たまこの頬まで伸びて、ぺちんと軽く音を立てた]

『あたしは、揚羽という。
 今日で齢100歳、満月の次の日、逢魔が時。よい機が重なったというもの。
 この美麗な姿をごらん。
 特別大切に扱われた高貴な古い古い品は、妖になる。
 こうしてあたしはとうとう九十九神になれたというわけさ』

『おや』

[揚羽と名乗る九十九神は、頬に触れた手をそのままにふと動きを止める]

『ふぅむ。たまこ、お前は10年間あたしを大事に大事に磨いてくれたね。
 どうやらそのせいか、ほんの少しあたしの霊力が移ったようだよ。
 まぁ、あたしも新米であることだし、そんなにたいした力はないが』

(190) 2011/09/14(Wed) 02時半頃

【人】 団子屋 たまこ

[お喋りがようやく止むと、たまこはぽかんとした口を閉じて
添えられた手に恐る恐る自分の手を重ねた]

こんなに、人みたいなのに。
人であらざるもの、妖、なの?
逢魔がとき…今が、そうなの?

[人であらざるもの、に初めに興味を持ったのは一平太だったか
小さい頃に、母が亡くなった―――
――と、聞かされていた頃に一平太に聞いたことがあった
母はほんとうに死んだのだろうか

逢魔時のはなし 隠世と現世のはなしをしてくれたのは、
一平太が学問を始めてもっと後のことだったろうか それとも
たまこは、だんだん意識が薄れていく中でぼんやりとそんなことを*考えた*]

(191) 2011/09/14(Wed) 02時半頃

団子屋 たまこは、メモを貼った。

2011/09/14(Wed) 02時半頃


たまこは、長屋の上がり口にもたれたまま*すやり*

2011/09/14(Wed) 02時半頃


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