人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


『ネェ』


   『ネェ』


               『アソボ?』

 




    だ

              れ、 だ――…  ッ…


【人】 演劇部 オスカー

……っ!?

[不意に、闇が深くなる。
何かが変わる──そんな感覚が、圧し掛かる]

なん、なんだよっ……。

[そろそろ理解が追いつかない。
そこに響く、少女の声。
何か、それとは違うものも聞こえたような気がしたけれど。
それが何か、まではすぐには思い至れなかった]

(10) 2010/02/27(Sat) 00時半頃

 ああ


      ああ




            ああ




    手の鳴る 方

                  ど こ?                                    


…大丈夫。

……一人じゃない。

[職員室に入る前に、ちらと見えた人たちを思い浮かべた。
この呟きがどこに繋がっているか、知らない。]




   誰   、

          ――だ

 [声、 が  聞こえる。
  知っている、ような。 知らない、ような。]



 ああ?


            [おかしい、なにかが]


 [………]



           鬼?


[淡い水色のガラス球は何処かへ声を届けただろうか]

……みんな、職員室に向かったよ。
いま、どこに?

[同じクラスの人物の小さな声を。]

でも、ジェレミーの奴が一人で出歩いてる。
逃げ道を探す、とか言ってたけど。


『赤ハ鬼』

『ネェ』

『ネェ』

『アソボ?』


『ネェネェ、貴方ノ色ハ』




            『ナニイロ?』


[響く声]


      [哂う少女の声だけではない。]



 ――……赤……だ。
 いや、何か黒い……印が…。


【人】 演劇部 オスカー

……とに、かく。
ここで、ぼーっとしてても、仕方ない。

[呟きは、自身に言い聞かせるような響き]

……とまってちゃ、ダメだ。

[とどかなくなる、という呟きは、近くにいたものには届いたか。
ここ二年の間、時折り、遠くを見ながら紡いでいる独り言。
呟く間、表情は失せて]

……職員室、行かないと。

[そうやって、視線をそちらに向けたなら]

……あれ。
おーい、そっちも大丈夫かっ!

[倒れ込むマーゴの様子>>31に、慌てて声をかけていた]

(34) 2010/02/27(Sat) 01時頃

演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 01時頃



      とてもきれい     光で変わるの

            しろとくろ                                                    


ミシェ?

[きょとり、と目を瞬かせながら声の主の名を呼んで。]

……今、職員室の給湯所。
ハーブティー入れてる。

[報告も兼ねて淡々と呟く。
相手に、コップに注ぐ水音が聞こえたかは分からないが。]

ジェレミーもいるのか。

[確か、補習してたっけ。
と、思い出しながらあきれたようなため息を。]

一人は危ないだろうに。
…誰かと鉢合わせてたらいいんだけど。

[今、ピッパと一緒にいるとは知る由もないだろうが。]



   ―……、

         ――、…

     …

         ……  夕暮れの

  …   むらさ   き


           [うすむらさき。

                そう、答えた。]


『キレイ キレイ?』

『アカイロ、キレイ。』



『私ノ羽根モ赤――』



[そして。
 瞳の色はビー玉と同じ。

 夕暮の橙色。そこに黒の瞳孔が、ぽつんと一つ。]


『瞳ハ』



―― 瞳は、   橙色。

[鸚鵡ではない声が、色を、告げた。]


[夕陽を乱反射させたビー玉。
 きらきらと、色様々に。

 そして、今はその一つ。
 深い橙色。

 鸚鵡の目玉のように。]


【人】 演劇部 オスカー

……って、ちょ、コレ。

[そうこうしている間に、周囲に現れるモノ。
明らかな異変は、そこにも、ここにも]

……止めてくれよな、色んな意味でっ……!

[忘れたい記憶のフラッシュバックに力が抜けそうになるものの。
ここで倒れてたまるか、との意地で踏みとどまる。
無意識、左手はポケットの中のビー玉を握り締める。
その色が変わっていることには、今はまだ気づかずに**]

(42) 2010/02/27(Sat) 01時頃

っ、――

      ――……、

 [橙。赤。白。――薄紫]


          [誰かの、声。]


  [しって、 いる  こ  え?]

      どう、  して。

[今自分が置かれている状況と。]
[今此処で響いている言葉と。]

[錯綜して  揺れる。]


そ、そっちは貴公子さんで合ってるよね。

[自称した所は見たこと無い称号で呼ぶのは、
元カリスマ生徒会長]

もうじきそっちに一杯人がいくから、
かなり賑やかになると思う。

[かなり端的な説明は混乱した現状でも伝わって。]

あと、キャロにマーゴに、ヘクターに、
ドナルドとかシェリー君とかスティーブンス先生とか。

[思いつく限りの名前を挙げるが、
その中には職員室まで向かわない者が居るか。]

集まってる中に見えなかった人もいたから、
どっかで鉢合わせにはなってるかも。


演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 01時頃


演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 01時頃



 鬼………


            鬼なのか?



     鬼は、何をすれば?


……ごめん、いきなりで私もまだよく状況が分かってない。

[怒りを抑えるために最大限感情を拝した声で]

不愉快な代物がそこらじゅうに転がってるから、注意してね。
ちょっと、頭冷やしてくる。

[そういい残すと声はしばらく沈黙を保つ**]


『オ友達』

     『オ友達ヲ』


『連レテ行ッテ アゲヨウ?』


              『ソウシナイト』


                     『貴方タチガ』


                         『――サレチャウネ、キット』


貴公子……なんか、そんな風に言われてるっぽいね。

[ほんの少しうんざりとした思いを滲ませながら肯定する。]

…そうか。
誰がいるのかまでは確認しなかったからその情報はありがたい。

[周りに気が動転してたんだな、と改めて思った。]

…他に誰を見かけたか教えてもらいたいんだけど。

[いいかな?と近くにいるなら、いつもの柔らかな微笑みが浮かんでる声だった。]


[脳裡に響く聲に、ゆっくりと、返す声。]

……だめだ、そんな事。
出来るわけ、ないだろ……。


[小さく、か細い声。
 出してるのは無意識下なのか知れない。]


[厭だ]

  [――厭だ]

             [厭だ]


 ――…、 …送る    の

               … か?


 [背が、 寒く なる。 ――は 熱いのに]




    つれてゆくの は  ど こ に                                                                                             なんて 

しってる よ ね ?           



『違ウ』



『違ウヨ』



『ダッテ、ソウシナイト――ガ――サレチャウヨ。』


『ダカラ、コレハ罪ジャナイ』


『かるねあですノ舟板』




     『ソウ思エバ イイヨ』


 







 
           『コレハ仕方ナイ事』




  どこ

        ――何処、   って


  [此処 では ない 何処か それは]


おにの、  いる   ところ…?


[大体の事を聞ければ、聞いて。
何かを押し殺しているような声と、周りの状況説明に]

……わかった。
気をつけて。

[何があったのかまでは分からない。
けれど少女の声と、
恐らくビー玉で繋がったクラスメイトの言葉で
何かがあったと、推測した。]


             だいじょう ぶ        
         
   み んな いっしょに      
              

          つ れて いって あげれ  ば



                  ――……寂しくはないから




  かわい そ う   な

                あ の こ    も                             


[しん、しんと。静かに。
 雪が降り積もっていくように。
 精神が侵蝕されていく。]


…… 送って?

どこに。それはおにのいるところ?

あげる。



そこにはあの子が居る から。
きっと寂しく なんて


[ない。]




    板。


      ――振り落としても

  罪では

             な  い?


 [帰りたい 帰れない 帰りたく]

   ――……、…さみしく

          な、  ――ぁ、


かわい、

  そうな

    …、  こ?……

             だれ…?



   こい に やぶれた こ               

                       かわいそ う 

              うらぎられる な ら    

夢なん て いらな い   のに  
                          ね


いら、

   な…  ぁ、

       ――いらな、い…?


 ……

           [だれだ、ろう。]





      こ い  ?


[ふ、と、意識が向く。
 向いた意識は、少し沈んだようにも。]


……、……  期待なんて持たなければ。
               裏切られも、しない さ。




 とてもきれい 

                夢も恋も


                                                       ねえ





       ほ し い の ?                                                                       


……。


恋も、夢も綺麗だと。]



……綺麗だって
 思いこみたいだけ なんじゃ ない?

[きっとさ。
 呟くように、して。]


―― ……ッ。

訊ねられて、詰まる。
 逡巡の後、静かに。]


そんな もの
 


 




 
   望んだりなんて しない。


[ほしい。


   ほしい。 ほしいの? ほしいの。

 

わからない。――混濁する。
ほしかったのは、

なんだったか]

     ――ばか、げ  て る

[悪態は 小さく、むなしく響く。]




…… うる さいよ。

悪態を、自分に向けてだと勘違いをした。]




   ――、…


           [声が]


  …、は…、……――
  

[小さく、自嘲じみて 笑った。]



    いいこ た ち


                      なかよく   ね ?                                                     



…… ん。

[自嘲の笑みに、窘める様な口振りに。短い声の後。]




――


[意識が揺れて。
 暫く、してから。]



…… そう だね?


[ほんの幽かに笑った。]**


―途切れる直前の返答

あとは……飼育小屋で見かけたフィリップ君とか、
アトラナート先生とかも残ってたら居ると思う。
バーナバスさんも。

[思い返して一通り校内に居るであろう人物を伝え、]

……落ち着いたら、私も職員室に戻るよ。
うん、そっちも気をつけて。

[何も聞かずに居てくれた事に感謝してそう言った。
毎日見ていた笑顔が浮かび、自然と心も落ち着いて]


……それから、
用事が無い限り教室には近寄らない方が良いと思う。
生きてるけど死んでるのが、居た。

[言葉に出すと上手く説明が出来ず、口篭る。]

教室は、安全じゃなさそうだよ。

[もう、あそこは一年を過ごした所ではなかった。]



 ああ
               イヤだ。




      ほ しい の   ?                                                                                                  





   ああ



   ああ



[どこからかの声に呻いた。]




    ほし い の  ね?                                        
                        わるい こ



 ああ


 ああ


 ああ


――…

        なか、  よく?

  ……嗚呼。
             [虚ろな声。]



  ――のど
 

          かわ、  い た。

 [意味が、捩れて聞こえる。]



 ああ


         ああ


     ああ


           ああああああ





   なかよく?



 ――……喉がかわく……か?




 ――……飲む……か?



  ――ぁ、

      …… なに。

 飲むって、……     な、に…を?

 [くらくらとする。]




       くるしい の?                                                                    ねえ



 今、

 流れてる。




         [くらくらする]


    たくさん、出てる。


 飲む…か?


             はは っはは はは…


演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 11時頃


    
       
   だったら         
   
                あげたのに……
                        

  [――…鈍い青から流れでてゆく、命の感触を覚えている]


流れ、…て?


   ――怪我、…――なに、して。


[あげたのに――甘く響く言葉。
駄目だ、と 唇を噛むような気配]


    おかしく、なりたく、  …っ…な、い…

 


【人】 演劇部 オスカー

─回想─

……いや、大丈夫に見えないから。

[マーゴの返事に>>64突っ込み一つ。
後ずさる様子に首を傾げて問いを重ね──ている余裕は、全くなかった]

って、ホラー映画じゃないんだからっ……。

[声に振り返れば、目に入るのは牙が紅い色を落とす様子で。
とにかく止めないと、と思うものの、身体が一瞬動かなかった]

……なっさけね……。

[零れるのは小さな呟き。
その内に、ラルフがやってきて>>78
問答無用に逆らう余裕はなく、職員室へと移動した]

(175) 2010/02/27(Sat) 11時頃



    ああ


          あああ


  聴こえてるのか


              ほしい


  いや、いらな――ッ


……バーナバスさんを見たら、気をつけて。

[騒動がここから届いているかはわからなかった、
だから掻い摘んで今あった事を伝える]

最後に元に戻ってくれたみたいだけど、
次もそうとは限らない。

皆にも、言っておいてくれないかな。



  ―ー、ッ …


[ああ。ああ――と繰り返される声が 耳を侵す]


何、謂って…  る?


【人】 演劇部 オスカー

─職員室─

[移動した職員室で、ハーブティをもらい。
ラルフがディーンを手当てする様子をぼんやりと眺める。
香りは気持ちを鎮めてくれるけれど、先のフラッシュバックの影響は中々消えなくて。

グロリアがやって来てディーンと言葉を交わす様子も、やっぱりぼんやりと眺めていた、けれど]

……じっとしてても仕方ない……かなぁ。
っても、情報なんて集めようがあるのかどーか……。

[カップが空になったあたりで、小さく呟き、窓の向こうへ目を向けた]

(180) 2010/02/27(Sat) 11時頃

演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 11時頃


  

     あげるのに                                             だいじょうぶ

        きっと  みんな

                      わけてくれるよ? 


【人】 演劇部 オスカー

んー……。

[窓の向こうを見ても、広がっているのは闇の色だけ。
答えなんて教えない、とでも言いたげに。
やっぱり、あの声の主を探すしかないのか、などと思った時]

え、なに。
どしたの?

[がたん、かしゃんと言う音。
はっとしたように振り返った]

(187) 2010/02/27(Sat) 11時半頃


  はは

    わけてやる  よ


      床にのますより   いい  だろ


 はは   へへ   はは   へへ


あ。


  [それは闇からの誘いだ。]


       ――……、咽喉

  かわい、…た、

              ――…、っ

[だいじょうぶなのか、わけてもらえるのか、のみたい、のどがかわいた、あかいいろ、ほしい、ほしい、いしきのなかがぬりつぶされそうになる]


【人】 演劇部 オスカー

─職員室─

[振り返った先に落ちてきたのは、重い水音を伴う湿った質量]

なに、これっ……。

[問うても誰も答えられないだろうけれど、問いは口をつく。
外を眺めている間、ポケットの中で無意識に弄っていたビー玉が、微かに熱くなったように思えたのは、気のせいか、それとも]


[もっとも、そんな事を考えている余裕なんてないのだけれど]

(195) 2010/02/27(Sat) 11時半頃

【人】 演劇部 オスカー

[期せずして、似たような疑問を口にするグロリア。
座り込む様子と、広がる物体に、とっさに感じたのは危機感]

わかんないけど、危ないモノなのは確かっ!
触ったら絶対やばいから、離れて!

[声をかけながら、窓近くからソファへと向かう。
立てそうにないなら手をかさないと、と思いながら]

っても、コレ、どーしろって……。

[広がる様子。
出入り口は無事か、とそちらを見やる。
窓が開かない以上、下手をすれば逃げ道を断たれるから]

(199) 2010/02/27(Sat) 11時半頃



           [渇く]


                    

                      

                       


【人】 演劇部 オスカー

[触れられて、萎れていく鉢植えの様子が目に入る。
ヤバイ。
本能的にそう思った]

ですね、ここにいたらかなりまずい事になりそうですし。

[グロリアの言葉に頷く。
出入り口は、辛うじてまだ無事か。
メアリーもいるなら、そちらにも行こうぜ、と声をかけ]

ディーンは、大丈夫か?
眩暈の上に貧血で動けないとかはなしな、背負うとかオレの場合、きっついんだし。

[軽口めいた口調で言うのは、緊張を紛らわすため、というのは多分、伝わるだろう]

(207) 2010/02/27(Sat) 12時頃


 
 ――咽喉が、
             乾いた。

 


 お前も  なんだな。




           はは やる  ぞ?


  はは  へへ


           もしくはピアノ、弾くか?

            
                   
     [立ち上がって、鍵盤をトーンとひとつだけ叩いた。]

  はは**



  ――ピア、ノ……。

     [聞こえないはずの音が聞こえた。
     まるで誘うようだ。]


   おまえ 「も」?    ……、…なんで…


[困惑滲む声が、残響に絡まった。]





                         ピアノ……                                        


【人】 演劇部 オスカー

─職員室前─

……そーですね。
給湯室とか使えなくなるのは痛いけど、あれの相手とかはちょっと考えたくないです、オレ。

[グロリアの言葉>>218に頷く。
鞄はずっと持っていたから、貼り紙を作るのは簡単だった。
『危険物発生中、立ち入り禁止!』
そんな貼り紙をべたり、と貼り付けて]

あー、保健室。ですねー、ちゃんと寝かした方がいいかも。
先生も、気をつけてくださいよー!

[ちら、と幼馴染を見やって頷く。
どうにも、この異変が起きてから、危なっかしさに輪がかかったような気がしてならなかった]

……て。バーニィさんに?

[苦笑するラルフ>>216の言葉に怪訝そうな声を上げながら。
ともあれ、保健室に行こう、と皆を促した**]

(222) 2010/02/27(Sat) 12時半頃

演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 12時半頃



     あのこ どこ ?


               手が鳴るのは どこ ?**




     おにさん


               …、 こちら


 



  あ、

           厭

 
  …――怖、……


              [笑い声が、聞こえる。]


[――見ない]

  [見ない、  見ない。]


        [窓際ひとり]


 [同じ。 同じだ]

             [――違うのは]


【人】 演劇部 オスカー

─ →保健室─

[保健室へと向かう途中、届いたのは叫び声]

あれって……ちょ、メアリー!?

……あー、もう。
て、お前は休んどけー、って!
元々、動き回るタイプでもないんだから。

あんまり戻ってこないようなら、その時はオレが様子見に行くよ。
だから、今の内は自分の事考えろ、な?

[条件反射か、追いかけようとするディーンを押し止め、保健室へ]

……ここ、静か……だな。

[揺れる緑の葉を見やって、小さく呟いた**]

(273) 2010/02/27(Sat) 15時半頃

演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 15時半頃





ああ


         ああ


     ああ

            ああ  


 寒い   けど


             渇く……。






                        あげるよ…




     [薄紫。   眸の色。]

 


――、…

          渇く。  なら、


 [嗚呼。あげる  と、 優しげな声がする。]


         ……――何処に。


[あげるよ。誰かの声に似ている。
知っている。知っているのだ。]


  … 鬼は……、

            ……他を、捕まえないと



[橙の眼が謳った溺れるものの板。
じわじわと脳裏を侵食する。]


 ……この、こえは。
 ……なんなん、…だ…?


[鬼であり鬼に近すぎるのに鬼になりきれない薄紫は
小さく、そう呟いた。]


ああ    ああ

    ああ     ああ


              [衝動が高まる]


     [渇きが高まる]

           

                 ああ





      くる   しい



          つら   い


     ああ


           [何か壊れる寸前にも思えて]






                     ……ここに きて


…、っ


   [共鳴か、呼応か、渇きが伝播する。]


          や、…め、…、  
 
              …、――っ


[搾り出すような こえ が、脳裏に響く。
耳をくすぐる 手招く声。]

こわ、れるな。…だめだ

[くろとしろの、手招く、声。]


【人】 演劇部 オスカー

─保健室─

気ぃーにすんな、ってのに。
こんな時だから、無理はすんな、っていうんだよ。

[ディーンの言葉>>283に、けらりと笑う。
ラルフがまだそこにいるなら、なー? と同意を求めたりして。
軽い態度は、半分は虚勢、残り半分は意地。
そうしないと、自分がどこに行くのかわからないような、そんな気がしていた]

(306) 2010/02/27(Sat) 17時頃

【人】 演劇部 オスカー

[メアリーたちはどうしたか、様子を見に行くか。
そんな事を考えつつ、何気なくポケットに入れたままだったビー玉を出そうとして]

……?

[微かな違和感。
拾った時には、透明だったそれはいつの間にか変化していた。
内側に、ゆらめく焔のような形が浮かび上がるようなビー玉。
時折り、熱のようなものを感じるのは、その抱いた焔のためなのか]

……赤は鬼。
んじゃ、このいろは……?

[小さく呟くのと、保健室前に人の気配らしきものを感じたのは、どちらが先だったか]

んー。
誰か、戻ってきた?

(309) 2010/02/27(Sat) 17時頃

演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 17時頃


【人】 演劇部 オスカー

─保健室─

おっと、良かった、無事だったんだ。

[保健室にやって来た三人の姿に、ほっと安堵の息をもらす。
ビー玉は、再びポケットの中に落とした]

いや、それがさ……職員室、入れなくなっちまって。

[不思議がるミッシェルに、職員室での出来事を説明して]

……て、訳で、絶不調者休ませがてら、ここに避難してるってわけ。

(315) 2010/02/27(Sat) 17時頃

鬼は


… 俺たち。


[おにさん、こちら。]


…… …


[――――頂戴。]
[――――頂戴。]

[あげられなければ、


て、しまう。]




   赤は鬼



                 鬼は



      勝たなかったら、




                  鬼のまま?





えいえんに?



 





        この中で?



             

                


【人】 演劇部 オスカー

─保健室─

マーゴ?
そういや、さっき様子おかしかったな……。

[正面玄関の事を思い出しながら呟く]

うん、出た。あれは触るだけでかなりヤバそう。
安全な場所、か……ここはなんていうか、落ち着く気がするんだよな。

[言いながら、ぐるりと見回す。
目に入るのは、鉢植えの緑。緑色は、気持ちを鎮める色、と誰かがよく言っていた]

グラウンドかぁ……校舎に閉じ込められそうになったら、そうするしかないかもな。

(324) 2010/02/27(Sat) 17時半頃




――――――永遠の、鬼ごっこ。
――――ここで死ねば
―――ずっと



 




  なんで

              こんなに



        ああ   ああ


   こんな中にずうっといるなんて


              イヤ   だ


                   

                   


    


         勝てばいいの よ ?                                                                                           


[赤い、ビー玉の黒いしみが

            ぎろぎろと燃える……。]



  イヤ   だ……。


          ここにずっといる  のは



      お前も


            そうだろう?


[段々と、思考が、目的を定め始めるか……。]






       勝つ?





          それは……。

 [わかってくる方法、それはそれは]




    他を……。
         





嗚呼。

そうか。

―――――勝てば。


[―――かえる。
かえって。かえっても。
かえりたくなくてここにいた。
けれどここにいたいわけなどあるはずもない]


[ぼやけた、黒。


薄紫に滲む黒。


漆黒に引きずられるように。]


【人】 演劇部 オスカー

……オレらが来てからは、お前らくるまで誰も来てないけど。

[ヘクターの名前が出れば、こう返し。
様子を見に行く、という言葉に、座っていた椅子から立ち上がった]

あー、なら、オレも行こうか?
一人で動き回るの、危ないだろ、やっぱり。

(328) 2010/02/27(Sat) 17時半頃

演劇部 オスカーは、美術部 ミッシェルの包帯巻きの手は、さすがに心配らしい。

2010/02/27(Sat) 17時半頃


【人】 演劇部 オスカー

─保健室─

ん?
あーっと……正面玄関でみんなで集まってて。
周りの様子が、一気におかしくなって、すぐくらいだった、かな。
いきなりヘンな風に転んだんで、びっくりしたんだよ。

[問いかけに、思い出しながら簡単に説明する。
『好かれている』という話の事は知らないから、それがどうかした? と首を傾げて]

痛み止めかぁ……あれば便利だけど、あるとしたら鍵かかってる辺りだよな。
ん、じゃ、行こうか。

[笑いかけられたなら、にや、と笑って返した]

(336) 2010/02/27(Sat) 17時半頃

ああ    ああ?


【人】 演劇部 オスカー

─保健室─

ん、気をつける。

[キャロライナの言葉に、一つ、頷いて]

……何でもないなら、いいんだけど。
なんか、おかしくなってるヤツもいるみたい、だからな。

[思い返すのは、セシルの様子。
それから、いつになく不安定なディーン。

自分も、落ち着いているとは言い難い、けれど。
それは、湧き出した死せるモノを見たためのフラッシュバックのせい、と。
そう、思い込もうとしていた]

ああ、急いでいった方がよさそうだし、さくさくっと行っちゃうか。

[上で起きた事、起きている事は知らないから。
口調は、まだどこか呑気なもの]

(344) 2010/02/27(Sat) 18時頃

演劇部 オスカーは、美術部 ミッシェルと一緒に階段を駆け上がり、3階へと向かう。

2010/02/27(Sat) 18時頃


【人】 演劇部 オスカー

─南棟階段─

そもそもの始まりからしておかしい、って言うと。
身も蓋もないか。

[いつもと変わらなかったはずの世界は、一体どこに行ったのか。
そんな事を考えながら、音楽室を見る。
中の様子は伝わらない、けれど]

……何か、嫌な感じがする。
とにかく、中、行ってみるか?

[問いかけながら。
ポケットの中。
ちり。
そんな感じで、熱が走るような、心地がした]

(352) 2010/02/27(Sat) 18時頃



   かくれんぼ?



           ああ


 ああ   ああ


         [白い肌が]


           [目に付く]


  [渇く]


【人】 演劇部 オスカー

─ →音楽室前─

中でなんか起きてるなら、そんな悠長に構えてらんないけどな。

[覗くだけ、というミッシェルの言葉。
念押しにも、わかったよ、と頷いて、扉の方へ]

……結構、集まってる?

[扉の前に立てば、中にいる者の声は聞こえてくるから、小さく呟いて。
ほんの少し、開いた扉から中を覗き込んだ]

(358) 2010/02/27(Sat) 18時半頃

――…。


 [おなじ。

      同じだ。  同じ、同類の

   憑依。奇妙に 解る]


        ――血の味は


[嗚呼。]

             ……甘かった。

[ばけものなのか。
横に、首を振る。]


【人】 演劇部 オスカー

─音楽室─

[覗き込んだ室内の様子。
きょと、と瞬いた]

ん、わかんない、けど……。
先生たちと、マーゴもいて……あれ?

[大丈夫なのかな、という言葉は出てこなかった。
何か、異様な気配を感じるから]

……先生……バーニィ、さん?
何か、あったの?

[ミッシェルが呼びかける声に重ねるように、そっと、声をかけてみた]

(366) 2010/02/27(Sat) 19時頃

演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 19時頃


演劇部 オスカーは、化学教師 スティーブンの声に、でも、という感じでそちらを見やる。

2010/02/27(Sat) 19時頃




  血は…甘い   のか?


  ああ
     ああ   ああ




 俺にも    ノマセロ・・・…



            ああああああああ


            


【人】 演劇部 オスカー

─音楽室─

……でも、なんか。

[大丈夫だ、というスティーブンの声>>367
しかし、グロリアの様子には、なんと言うか、違和感がついてくる]

物凄く、大丈夫に、見えないんです、けどっ……。

[とはいえ、状況が掴みきれていないから。
何をどうすればいいのか、というのが出てこない]

(371) 2010/02/27(Sat) 19時頃

−回想−
[認めたくなかった。
 認めてしまったら―― この
 幻聴だと思っていた聴こえて来た会話も すべて が]



―― ……わかってたのに。


[ぽつりと、呟く。]


『ネェ』


     『ねェ』



            『あソボうよ、フィりップ。』


[歪な聲に返す声は無い。

 ただ、しんしんと侵蝕していた もの の
 自覚が――]


『ねぇネ、 遊び マ しョ ?』


[歪な聲は、ほんの少しだけ流暢な部分が。
 殺された彼女の声に 似て 聞こえるように。]





[自覚 と 侵蝕 が ――同調して]*


 



 違う。


    近寄ったのは、



  その肌がやっぱり白いからだったかもしれない。



             ノマセロ……。

          


――…、っ


[吸血衝動を、煽る。

   煽る。煽る。よりにもよって、どうしてこんな。]




    なんで  だ


           お前はもう




   飲んだんだ  ろ?




             はは  はは





    駄目なら





       お前が   止めに




              こいよ


はは  はは  へへ  へへ




  ――……  ぁ、

 


[また、声が聞こえる。
 疑問が過ぎる。]

…… 何 血に餓えてるの?

[今までも聴こえて来た渇きを求める声たちの。]



お友達に 好かれちゃったの。

[ふ。と、わらう。]


【人】 演劇部 オスカー

─音楽室─

て、ちょ。
バーニィ、さん?

[グロリアに手を伸ばすバーナバスの様子と、彼の言葉と。
瞬きしながら、二人の様子を見る]

離れるって、その後どーすんの?

[ここにいればいたで、危険なのも雰囲気でわかるのだが]

(387) 2010/02/27(Sat) 19時半頃

…… 鬼。



鬼、 か    。


[勝てば。]


……。   僕は




       このままなんて――厭だ。




 しょうーがねぇ  だろう  が


           [渇く]


    [渇く]




       [デモ、マダカンゼンニリセイガナクナッタワケデハナイ]


『鬼サん、こちラ。』


         『鬼サん、こちラ。』




                    『もぉいいカい?』



『……まァだダよ。』



……っ おとも、だち。


   あの、笑い声の か。


[――ケイト。しらない。まだ。]


『お友達よ。』

           『オ友達。』


『誰の?』
     『私の?』


                『あなたタチ の ?』


【人】 演劇部 オスカー

そりゃ、確かにそうだけどっ!

[生徒で、というバーナバス>>388
途切れた言葉の先も、予想はできるけれど。
今は、それに囚われている場合でもないように思えていた]

なんで、って。
出られないんだよ、学校から。
なんか、黒い闇みたいなのが、包み込んでて。

全部で何人かは、オレはまだ掴めてないんだけど。
結構な数が、閉じ込められてるんだ。

[続いた疑問には、端的な説明で返して]

(390) 2010/02/27(Sat) 20時頃

【人】 演劇部 オスカー

[悲しげに光る眼。

軽く、唇をかみ締める]

……そりゃ、帰りたい、けど。
おかしくなりたくない、けど。

出られないんじゃ仕方ないし……それに。

……なんにもできないで、ただ逃げるだけとか。
届きそうなのに届かないのとか。
……もう……やだし。

[続いて零れた言葉は、ごく小さなもの]

(391) 2010/02/27(Sat) 20時頃

演劇部 オスカーは、ポケットの中で拳を握る。無意識、ビー玉を握りこんだまま。

2010/02/27(Sat) 20時頃



……。


[血の、あか。
 夕陽の、あか。

 鬼 の 、 あか 。]


皮肉 がきいてるね。

[鬼を引いて、赤い血を求めて。
 低い声に、返した。]

……君らだけ?


――…


誰の、 友達、…

   俺は、すくなくとも、 

 あれのともだち、なんかじゃ  …ない


[――問いかけ。君らだけ?]

  …わから   ない。


そ っか。
ありがと。


[返る返事に、短く。]


……それも、送れば治る って言うものかな。

[それとも、ずっとこのまま、だろうか。]



 ともだち

  しらねぇ   そんなの




    そんなことより、


           ノマセロ 甘いんだろ?



       ノマセロ
        [いや、そうじゃない。
          違う。違う………飲まなくても大丈夫だ。]


【人】 演劇部 オスカー

うん、出られないから、どうにかしないとなんない訳でっ。

[出られない、という言葉>>391にこくこくと頷く。
バーナバスの内心の葛藤までは、気づけない]

……何が、って。

[いつもの声音で投げかけられた問いには、少しだけ俯いて]

……二年前のあの時、逃げて、それで、届かなかったから。
もう、あーゆーのって、やなんだよ。

[『二年前のあの時』が示すのが、双子の姉を亡くした時なのは、伝わるか]

こんな、訳わかんない状況だから……余計に。

(393) 2010/02/27(Sat) 20時頃


[連呼して届く声に顔を顰めた。]



……どうせなら、それ で送れば?

[じわり。
 ビー玉に落ちた黒のように。
 じわり。
 侵蝕されてゆく。

 そうだ、 ―― ために ―― して。]


…、…――


[それ、で。
自分の犬歯に触れる。
獲物を捕らえるための、ような。]

…――手招いていた、ひとは。

[――おいで、あげる、という甘い声が、聞こえなくなった。]


【人】 演劇部 オスカー

─音楽室─

……何かするように脅し、って。
なんだよその、思いっきりシュミ悪いの……。

[ヘクターの声>>396に、思わずこんな呟きを漏らしつつ]

うん、そーだよ。
でないと。

[とは、思うものの、具体的な策は何もない。
そして、言葉を交わしているバーナバスも、苦しそうに見えて。
言葉と裏腹、何もできていない状況に、ほんの少し苛立つ]

(399) 2010/02/27(Sat) 20時半頃

―回想

[名を聞きながら小さく指を折って数えて。]

ん。
待ってるよ。

―……多分、同じようなのが出たかもしれない。

[さすがにハーブティーで撃退したとまではいわないけれど。
そして、会話は途切れた。]


―回想―
[ふ、と聞こえた忠告に耳を傾けて]

わかった。
今、職員室にいるメンツにだけでも言っておくよ。

[了承を返した。]






                        い  や…     




       いや  か?


  でも、離せない。




            あんた、苦しくないか?


             


【人】 演劇部 オスカー

……んん、アレ、っていうのは、あの声の主……?

[少女とは未だに直接接触してはいないものの。
スティーブン>>410やヘクター>>411の言葉から大体推察はできた]

これが意趣返しだ、っていうんなら、どんだけお子様思考なんだよ。

[呆れたように吐き捨てる。
必要があれば動けるように、と。
気持ちを切り替えるべく、一つ、深呼吸をした]

(416) 2010/02/27(Sat) 21時頃



  く るし い

           
  いた い   

                 こえ が




     ――……ッ


               くっそ……


[さっきまでは、血がほしいだけ、だったのに]



     [苦しげな顔に、正気が戻る。]


――、…、

   ――何が、…


     [些か困惑したようすで。

          痛みを孕む声を、きいた。]


【人】 演劇部 オスカー

─音楽室─

……大事なんは、こっちだって同じだってーの!

[バーナバスがスティーブンに返す言葉に、思わずこんな事を言っていた。

廊下へと促すスティーブンの言葉には、少しだけ不満そうな視線を向ける。

言っている事は、理解できるのだけれど。
感情が、少し、追いついていなかった]

(432) 2010/02/27(Sat) 21時半頃

【人】 演劇部 オスカー

て、バーニィさんっ!?

[一年の教室の方へと向かうバーナバスの背を呆気にとられつつ、見送り。
思わず後を追いかけたところで、名を呼ばれて>>436振り返った]

……あれ、そういえば、いつの間に。確かに、一緒に来たんですけど。

[中の出来事に気をとられている間にいなくなっていたミッシェル。
探さなければ、という言葉には、同意できたが、バーナバスとグロリアの事も気になって。
そこに、更に続けられる、言葉]

……それは……そう、です、けど。

[やや、苛立ちを帯びた声。俯いて、唇をかみ締めた]

でも……護りたいのは、オレも。
同じ、だから。

[小さく呟く。
何ができるかなんてわからないけれど、それは偽りの一切ない気持ち]

(447) 2010/02/27(Sat) 21時半頃

―回想―
ミシェ、大丈夫じゃないと思うけど、今台風の目がそっちに行った。
多分、何とかなると思う。

[台風の目が誰のことかは、直後に訪れたメアリーですぐわかっただろうけど。]


―回想・南棟1階にいた時の事―

[ 台風の目、がしばらく後に良い音を立てたので]

ん、まあ大丈夫じゃないけど大丈夫。
ちょっとへましちゃったけど。

そっち、包帯とかあった、かな。

[声はやや途切れながらも、混線ではなく発生の時点での揺らぎ。
ガラス球は変わらず伝えてくれただろう。]


あぁ、うん。

今、保健室にいるからあると思う。

[素直にそう告げて。
暫く後に常の笑みで出迎えただろうか*]


【人】 演劇部 オスカー

─音楽室─

……皆、同じ。

[諭すように告げられる言葉を、小さく繰り返す]

護りたいのに、傷つける。

[言葉を交わしていた時の、悲しげな光がふ、と思い出された]

……わかり、ました。

[結局、それ以上は我は張れなくて、こく、と頷く。
それから、視線はスティーブンの後ろのマーゴへ]

そういや、そっちは、大丈夫?
みんな、心配してたぜ?

(466) 2010/02/27(Sat) 22時頃



―― ……ケイト?


[出てきた名前が、ビー玉を通じて、漏れた。]




  …ケイト?


[鸚鵡返しに、口にした。
女の名前。誰だろう。]


【人】 演劇部 オスカー

……それもそれで、危なくないか?

[単独行動は譲れない、というヘクター>>480に、突っ込みを入れる。
舌打ちする様子には、ほんの少し首を傾げて]

ん、大丈夫ならいいんだけど。
なんか、気持ち的にもまいりやすくなってるっぽいし、みんな。
頼れる相手には、頼ってもいいと思うぜ。

[マーゴ>>481には、こんな言葉を返す。
お手洗いに行く、というなら、さすがについていく、とはいえないわけで。
引き止める言葉は、出てこなかった]

(489) 2010/02/27(Sat) 22時半頃

演劇部 オスカーは、聞こえてきた声に、はっとしたように周囲を見回した。

2010/02/27(Sat) 22時半頃





           つめた い   く ら い  ……                                       


【人】 演劇部 オスカー

……今の、声。

[ぐしゃり、と。前髪をかき上げつつ、額に左手を当てる]

何なんだよ、もう……本気で、『遊んでる』ってワケ?

[呟きにこもるのは、苛立ち]

いい加減に、しろっての……。

(494) 2010/02/27(Sat) 22時半頃



 つめた   い?



             




 ケイト ……知らない、か。


[鸚鵡返しの声に。]


… …?
 何が さ。

[つめたい。
 冷たさは、温度のない ―― を 連想させて。]



  ――……、…知らない。


[些かそっけない声。
――あそぶ、ふざけてる。
でも、でも。乗らなければ、しぬのは]


……――つめたい?




 ケイト……今はここには



[いないと思っている。]


【人】 演劇部 オスカー

……なんか、怒らせるような事でもしたワケ。

[特に腹を立てている、というヘクター>>498に、更に突っ込みひとつ追加]

巻き込みたくないもなんも、ここに閉じ込められた時点で全員巻き込まれてるようなもんじゃないか?

[そう、言いながらも。
向けられる笑顔が、微妙に自分から逸れているような気がして、首を傾げる]

……もしかして、どっか、調子、悪い?

(504) 2010/02/27(Sat) 22時半頃



 [そして、渇く衝動は


           おさえようと……。]


ああ


           [結局満たされない欲求に深い息を吐く。]


[巫山戯た遊び。
 まさに遊戯と言うには相応しいが。]



二択、か。

[自分(たち)だけが残るか、自分たち(だけ)が消える、か。]


…… ――。


 あの子、すぐそばに。


 あなたの近くに。                              




  …… いない?


いなくなる。
いなくなったのは



               ケイト?


【人】 演劇部 オスカー

て、あ。

[問いへの返事>>507は廊下から聞こえ。
がじ、と頭を掻いた]

……声、引きつってる、引きつってる。

[届かない突っ込みをした後、スティーブンの方を振り返り]

……先生、自分で頼りにならないって言うのはどーなんですか……って!

[やっぱり突っ込みを入れながら。
壁に手をつく様子>>508に、そちらへ駆け寄る]

というか、先生も大丈夫なんですかっ!?
もしかしなくても、動きっぱなしなんじゃ……。

(514) 2010/02/27(Sat) 23時頃

あの子?


    …… 居る、の。

ああ、それなら。

[少なくとも。]



……寂しく、ない、よね。


[繋がらない言葉。
 それを繋げて。]


 すぐそば?


 いや、探すのは、



 声か?

[そうじゃない気がした。見つけるのは……。]



……――寂しく、ない?


       なんの、ことだ。

 


【人】 演劇部 オスカー

[殴りつける音、それ自体よりも。
その行動に、思わず目を見開いた]

……耳が?
聞こえなくなってるとか、ですか?

[言葉の真意はそれだけでは伝わらず、問い返しながら。
歩き出すのに自然、ついて行く]

……なら、いいんですけどー。
オレたちに気、使いすぎて、自分ダウンするっていうのは、ナシですよー?

(526) 2010/02/27(Sat) 23時頃


 ひとりは こわい からね。

 

[呟くように、微笑うように。静かに。]


[そもそも。

 そうしなければ。
 ―― いなくなる のは。]


…… いなくなったら。


[小さく、息をつく。]




                              『大丈夫。』


            『これハ、仕方ナイの。』




『……誰も、悪クない。』


グゥルルゥ


[変な音を喉はたてる。]


          [欲するものが与えられていない。]



     [自身の中の自身でない部分が、暴れようと……]



             ガァアアアア

[頭の中にノイズが広がる。 ]


【人】 演劇部 オスカー

─南棟3階廊下─

頭の中に、呻き声。
……オレのとは、ちょっと、違うのかな。

[スティーブンの返事>>533に首を傾げる。
雑音的なものではないのだけれど。
この異変が始まってから、時折り聞こえるコエらしきものが一つ、あった。
それは、既にいないもののコエなのだけれど]

そういう問題じゃ、ないですよー。
先生に何かあったら、みんな心配しますよー。

[言うのと、マーゴが駆け戻ってくる>>532のは、どちらが先か]

(540) 2010/02/27(Sat) 23時半頃




   ひとり……ひとりもイヤ   だが




   こんなところにずうっといるのは……




ああ  ああ    あああああ


[仕方が無い

   しかたが、ない。

        人ではない片言の声が言う。]


 …っ!?


[吼える。吼える。吼える声がする。]

  どう、した

[呼びかける。]







[渇く……]



[だけど、言わず、息使いのみ……。]



   はぁ……探さなくては……



             ケイトを。

[そしたら、苦しくはない……はずと。]



 こえ、きこえ る の 


 あげる から…


……、 何処にいる。


   ……――お前に気をつけろと

        ――謂われた。


  [知った声。確信を持って、問う。]





   ―― ケイト を?

 見つけ られたら。]




まさか。

[出てきた名前。
 哂い声。]

 ―― 本当 に  ……?




   気をつけろ  か。



           まちがいじゃ  ない。




 いらない……。

[なぜか、その渇きがなくなれば、

            別のものにもなるような気がしてきていて……。]


今は3階だ。




          [傍にいる人もみて]



    アンタも、俺には、気をつけろ。




  …… 鬼は、   俺たち。


 [黒い染み。ぼやけているけれど
 確かに薄紫を侵す黒。]


……ケイト、を 見つけて?…嗚呼…


[鬼は、――鬼、なのに?]


[会話に眼を眇める。]


 ……注意しろッて、どう言う こと?



何  え。鬼って、ばれてんの?


  
   ――…


         ……なら俺にも気をつけるんだな。



  ……もう、 血、… を 飲んで、しまった。


  [これは、意志の脆弱さの差か。]


 …… 忠告は、ありがたく受け取るさ。




         鬼


         でも


         ケイトをみつければ



         [甘いことを思う。]




   飲んだ………



        ああ  ああ   ああ


[渇く]
               [渇く]



   ノマセ…………


         あああああああああ




  [ くろ は まどろむような微笑 を ]                                


                 はやく みつけ て ね


【人】 演劇部 オスカー

[大丈夫、という言葉>>547に、そですか、と頷く。
あまり意識させるのも、良くないだろう、と思ったから]

……て。
んじゃ、さっき玄関で様子おかしかったのも?

[マーゴがスティーブンに向けて打ち明ける言葉>>548
ミッシェルは、この事を知っていて、それで色々と気にかけていたのか、と。
納得するのと、彼女に向き直られるのとは、どちらが先]

て、頼むって。
頼るのはいいけど、そーゆー頼り方ってどうなんだよ!

[とりあえず、突っ込みから先に飛ぶのは、性分か]

(555) 2010/02/27(Sat) 23時半頃

っ、…しまっ…


[失言だった。]


 ――おい、…正気を保て。
 ……――…、だめだ。

[――自分は、堪えられずに啜ったというのに?]



 [息遣いは荒い]



         [帽子の向こうの目は血走っているか。]




        あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


[狼狽したのは、こちらの様子も兼ねて。]


 ―― ……ッ。




[ 何 を。 ]

                       [ いまさら。 ]





[ これから     ―― を ―― するのに。 ]


【人】 演劇部 オスカー

[全速力で駆け出す姿。

『嫌な思い出』のフラッシュバック。

ずきり、と。

唐突に、左の腕が痛んだ気がした]

あ、はい!

[追いますよ、という言葉に勢いよく頷き、駆け出そうとするものの。
スティーブンの様子に、一瞬、足を止めた]

……わかりました、先生も、無理しないでっ!

[けれど、追う事を促され、更に状態を把握した現状。
一人にするのは、やっぱり心配だったから。
マーゴを追って、走りだした]

(566) 2010/02/28(Sun) 00時頃



   ……おい!


[     鬼は、  


    捕まえる    ものだ


 けれど、   その、悲鳴は。]


……耐えられないなら、言って下さい、って。
さっきもいったじゃないですか。

[その声は甘くまどろむようなものではなくて]

――こわいんですね。
ならいいです、何かが変わったら、私のせいにしてくだされば。





 僕は    …… ――

[みつけて。
      帰して貰えるなんて。


 おくって。
      帰して貰えるなんて。]



                         消されたくない。


[帰りたい。
      そんな、望みは抱かない。]


   鬼はつかまえる……




       こわい………


 消されたくない……


         [どれも、本当で…]


  はは  はは  はは


……僕はそれだけさ。

[呟きのように言って。
 苦しんでいる相手に意識を向ける。]



 あんたは 違うんだな。




   ……――。


[帰れない。
帰りたくない。
帰りたくないから、此処にいたのに。

何処へ、行けばいい。]


    ……わからない


[消されたくない。
それは、本当なの、だろう、けれど。]


【人】 演劇部 オスカー

[ほんの一瞬、視界を掠めたクラスメートの姿。
大丈夫なのかな、という思考は一瞬。
今は、追いかける方が大事、と階段を駆け下りる]

ちょっと、待てってーば!

[呼びかける声は届くか、否か。
どちらにしろ、足を止めるつもりはないのだけれど]

(577) 2010/02/28(Sun) 00時頃


   [感じる3つの揺らぎに、闇の中まどろんでいる。
         希望も絶望もどちらも持ってはいなかった]                                         


【人】 演劇部 オスカー

[校舎から出ると、感じるのは闇の深さ。
所々に蠢く影。
それに反応するように疼く、左の腕が訴えるのは何なのか]

……今は、考えても、仕方ないっ!

[頭を軽く振って、走る速度を上げる。
運動はやってはいなかったけれど、裏方仕事の関係で、身体能力はそれなりにある。
しばらく走れば、目に入るのは伝説の木と、それにもたれるマーゴの姿]

あー、もう。
一人で飛び出すなよなっ!

[最後の一走りでそちらに駆け寄ったなら。
口をつくのは、こんな一言]

(589) 2010/02/28(Sun) 00時半頃

【人】 演劇部 オスカー

―伝説の木―

[泣き顔で向けられる悪態>>595
がじ、と頭を掻いた]

その先生から、追ってくれ、って頼まれたんですけどー。
確かに頼れ、とは言ったけど、さっきのはどっちかって言うと、押し付けだし。

[口調は軽いけれど、表情は真剣で]

それに、こういう状況で女の子一人にするのって。
やっぱり、よくないと思うしさ。

(606) 2010/02/28(Sun) 00時半頃



    ――……ごめんなさい                                                                            


[不意に聴こえた謝罪の声。
 先程から 似ていると 感じていた。殆ど毎日聞いていたあの声音 に。

 肯定したいような否定したいような気持ちは綯交ぜにして閉じ込める。]




 …… どうしたのさ ?


[静かに、尋ねた。]




   すまない―――………





[深い、後悔の念]






             俺は、化け物だ。







               


[――黙していた、気配が。]




      ――ばけもの  …




[ただひとこと、己に刺すように、
小さく、呟いた。]


[低い声。
 やはり謝罪が聴こえて。訝しげな意識を向ける。
 続いた言葉に思い出すのは赤毛の少女。]



は。
……何、流行ってんの。そのフレーズ。

[この声も、もう一つの声も。聞き覚えがあるような、だが確証はない。]


そう罵って欲しいなら、そう呼ぶよ。

[自虐的だ、誰も、彼も――。]





      ああ、俺は、化け物だ。



   罵って?



        ああ、そうかもな。




 でも、そうじゃない。


[誰かの血を 飲んだのか。
 誰かを 犠牲に して 生きるのが

            化け物 
                     なら。]



     ……どうせ、僕も同じだ。





          罵ってほしいんじゃない。



   でも、罵ってもらえば、やめられるかもしれない。


【人】 演劇部 オスカー

─伝説の木─

そりゃ、そうだけど。
あっちとはまた、状況違う訳で。

襲われるかもって言うけど、そんなん気にしてたらやってらんないだろ、この状況。
それに、ヘクターみたいにちゃんと鍛えてる訳じゃないけど、ただやられるほどひ弱くないぜ、オレ?

[その辺りは、裏方仕事他あれこれから自信はある]

……誰かいる方が不安、って言うけど。
一人で居ても、結局不安なんだろ?
だったら、誰かといた方がいいって。

[一度途切れてから、投げられる問い。
軽く、首を傾げて]

……少なくとも。
そーやって、意地張ってる間は、ほっとけない、かな。

(649) 2010/02/28(Sun) 01時半頃




……    ばかなの?


 




  そうだな。ばかだ。



      しかも 自分の欲望に理由をつけて



           かっこわりぃ


[自分の欲望に理由をつけて。
 その言葉が、ちくりと、した。
 けれどその感覚も直ぐに消える。]


…… ふ。

[最後の言葉に小さく、笑った。]





   まだ、欲しいのか?



[渇きはいつまで続くのか……。]


  ――…… 。

[何かに気付いて、黙る。]



 まあ。止めて欲しい時は精一杯罵る事にするよ。
でも、何時僕に降りかかるかも判らないけどね。

[何故、『鬼』の殆どが 好かれた のか解らない。
 もしかしたら、次は自分の可能性もある。]



気まぐれ、か。




   ――…、

                [まだ、少し]

  ……―ーいまは、…まだ。

  [罵って、だとか。莫迦だ、だとか聞こえて。
  ただそこまでは、上手く頭が回らないでいた。]





     [様子を見る。]




     [そして……]




   苦しいよな………。

        血ならやるから、こっちに来い。

     お前の事情は、俺たちのほうが、わかっているさ。





[それは、同じ化け物としての……
  鬼としての………もう、同じ舞台にたつものとしての……。]


      人間に化け物であるのを見られたくはないだろう?



      こっちに来い……。


 [聴こえてた話には、苦笑い。]


      飲みたいなら飲めばいい?
       それがたまたま血液?


          ふざけるな。


       俺たちをペット扱いでもしてるのか。



         




  ――…。


             …、バーニィ


 [酷く、困ったような顔を、した。
 嗚呼。自分は、鬼だから。]


【人】 演劇部 オスカー

─伝説の木─

……十分、意地張ってるように見えるけどなー。

[軽口のような言い回しはそれまで。
顔を上げ、真剣な様子で向けられる言葉。
自然、居住まいを正していた]

……わかった、その時は、止める。
何がなんでも、止めてやる。

[掠れた部分、それが言わんとする所もおぼろげに察してはいたけれど、はっきり頷いた]

負担とか、そういうの気にすんなって。
……手を伸ばせるなら、届かせる事ができるなら。
…………できる限り、護りたい、し。

[最後に言葉は無意識に零れたもの。
やや唐突なそれは、困惑を与えるかも知れないけれど。
それには構わず、震える右手の小指に自分それを絡めて、指切りする]

(665) 2010/02/28(Sun) 02時半頃

【人】 演劇部 オスカー

で、と。
……とりあえず、どうする?
一度、校舎に戻るか、それとも、落ち着くまでここにいるか?
どっちにしろ、付き合うから。

[それから、いつもと変わらぬ軽い調子に戻って。
こんな問いを、投げかけた**]

(666) 2010/02/28(Sun) 02時半頃

[困った顔に、帽子の奥から鋭い視線を向ける。]



    お前のために言ってるんだ。

    そうやって、お人よしの血ばかりを吸いたいか?

    嫌だろうが……。



[それは同じ衝動をもっているからこその、助言ではあるが…。]


演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 02時半頃


――血なんか


     吸いたくない、んだ

      
 身体――勝手に、……


         [唇を、噛む。]



わか

 
   ら、ない。

             なんで、お人よし、
  …ばっかり


[二人の会話に口を挟むことはないまま。
 ただ、ぽろりと零れた名前に、低い声の主が思い至る。]


 ……ああ。

[あのおじさんか、と、ぼんやり思う。
 飼育小屋関連で世話になることは多かった。]**




 当たり前だ、血なんか吸いたくない。



        同じだ。



          同じなんだよ。



[その吸ったあとの虚しさも……。]




   ――……、


            ……嗚呼、


  [そうだ。
    そうなのだ。

     酩酊の後の、――自己嫌悪は]


 ……、…―― でも、…どうするんだ。
 …血なら、…やるって、謂っても。




 お人よしの血が吸いたいなら、そうすればいい。
 ただ、そのほうが苦しいだろうと思っただけだからな。




 あと、鬼になる決意はついたよ。



 お前らみんな、護ってやるよ。




  はは  はは  



           はは  はは



    鬼は、やっぱり、化け物になるしかないなぁ。**



――……、


      [見えないところで]
      [表情を、痛みを堪えるようにゆがめた。]

[鬼になりきれない鬼。]
[半端な、黒い染み]

 
    ……、――バーニィ……


[渇く、わらい。
何も、謂えなかった。]


―屋上から降りた頃―

……みんな結構度胸あるね、こんな中を散歩中みたい。
ほとんど連絡係に使っちゃってごめん。

[あちらこちらで人を見かけたのだ、
昼に一度戻った保健室とは様子が違うだろう。]

そっちは、大丈夫?
音楽室でまた騒ぎがあったけど、今は落ち着いたらしい。

……今度こそ、そっち戻るよ。


皆わりと自由だよねぇ。

[聞こえてきた言葉に答えながら、
クスクスと笑う声に、呆れに近い響きが籠もって。]

気にしてないよ。
こっちはこっちで動いてないんだから。

[そろそろ動かなきゃ行けないな、とかちょっと思った。]

ん、対して変わってないよ。
ドナルドとキャロライナが戻ってきたくらいで。

[他はまだ保健室にはいないと言外に言って。]

…待ってるよ。


…… 護る?

[何、から。 誰 から?]


 …… な。 ケイトは見つけろって


でも、

黒い染み は ――   彼女は 何処なんだろう。



―保健室に着く少し前辺り―

こういう時は単独行動した奴から危ないのにねえ。

[声が笑ってしまっているので冗談とは分かるはず。]

キャロ、ちゃんと人と居られる様になったんだ。
……良かった。

[詳細は語らないものの、彼女は立ち直ってくれたのだと知る。]

先生達は……まだ戻って無いんだね。
一番頼りになるはずの人がこれじゃあ、ばらばらにもなるさ。

[そんな他愛も無い会話の後、姿を現しただろう。]




 あぁ…

                    [昂揚を抑えつけるようなため息]


[――…
   ケイト。

             ケイト。


      ――それは誰の  名前だったか]


   ――…、 …?


        [思考を途切れさせる、誰かの声。]


【人】 演劇部 オスカー

─伝説の木─

[ありがとう、という言葉>>677。ちょっとは落ち着いたかな? と思いつつ。
重ねられる手に、少しだけ──『届かなかった』時の事を思い出したりもしたけれど、それは今は置いておいて]

そーだなー……先生も、ミッシェルたちも心配だろうし。
早めに安心させたげないと。

って、そんなに一度にできるかって。

[次々と上げられていく、やりたい事に苦笑しながら、校舎へ向けて歩き出すものの。

聞こえてきた哂い声>>#26に、歩みが止まる]

……ケイト?
それが、この声の主の名前……?

[引っかかる、何か。
けれど、それが何なのかははっきりしない]

(735) 2010/02/28(Sun) 13時頃

演劇部 オスカーは、左腕がつきり、と痛んで、少しだけ顔を顰めた(10)

2010/02/28(Sun) 13時頃


【人】 演劇部 オスカー

……って……。

[鋭い痛みに、左腕を押さえる。
確かに、そこには痛む理由もあるといえばあるのだけれど]

なんで、いきなり痛むかなぁ……ああ、何でもない、へーき。
古い傷が、ちょっと疼いているだけ。

[マーゴには、いつもと同じ軽口めいた口調で笑って言って]

にしても、本当の、とか、どこかに、とか。
……タチ悪いかくれんぼだよなぁ……。

[はあ、と大げさなため息をついて。
一まず、今は皆のいそうな場所──保健室へと足を速めた**]

(739) 2010/02/28(Sun) 13時頃

演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 13時頃


―保健室を出て直ぐ―

[ごぼごぼと水の中で何かが暴れるような音。
常とは違い届くのはその音だけ。

問いかけられてもしばらくはその音以外何も聞こえないだろう。]


――ケイト。

    ……ケイト。

               ――鬼も


   …ケイトを探す?


            ――何処に居る?




  ふざけてる


           ―――ふざけてる


  鬼は、  鬼を、



           ――鬼。





    ――  鬼は、……。



 





    ――…、   鬼さん

                   …“こちら”


   …か




   ――っち、 ……

          …鬼を選んだんなら
 

    鬼に協力すればいいものを…!

 
[ケイト。――忌々しげに呟いた。]



[苛立つ

    迷う

           鬼になりきれない鬼

  鬼の中にひとり

           人の中にひとり

       ――異質存在。]




                    ( クスクスクスクス )


  ( クスクスクスクス )                                                 




  っ、… !

 


【人】 演劇部 オスカー

─ →グラウンド前─

……ん、そうか。ケイト……ケイト、なぁ。

[そう名乗っていた、という話>>796
記憶の片隅を過ぎるのは、幼い頃の遊び仲間。
姉と、ディーンと、それから、もう一人]

……後で、ディーンにも聞いてみるか。

[小さな呟き。記憶を辿るのに囚われていたからか、購買部の人の気配には気づけず。
職員室の事について問われたなら、簡単な説明をして]

(844) 2010/02/28(Sun) 16時頃

【人】 演劇部 オスカー

……て、わけで、今は立ち入り禁止。
給湯室が使えなくなったのは、イタイよなぁ……。

[ため息を一つ、ついて。
グラウンド前までやって来た時、目に入ったのはそちらへ向かう複数の人影]

……なんか、あったのかな。
行って、見た方がいいのかも、だけど。

[自分一人ならともかく、今は二人。
スティーブンに頼まれた事による義務感や、その他色々の事もあり。
どうしたものか、とその場で思案**]

(845) 2010/02/28(Sun) 16時頃

演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 16時頃




  ……死体

    死体、  死体
    

              …死体

   ……死体だらけだ

        ――学校はずっと、…こう、だったのか…?
 



    ( クスクスクスクス )



                    ( クスクスクスクス )


……っ…!!


  [びくり、と笑い声に反応する。]


         ――居るのか、… …“そこ”に




      なにか  いる



            






                いないよ なんにも
                ( クスクスクスクス )




   ――いない?……

           ……ばか な。

 





   ここに    いるだろ




               






             ここ?     
                          どこ?




  ――何処だよ。


[いらついたような、声がした。]





       北だ



           




  ――…北。

 





                          ここね…


[集中する余裕が戻ったのはノートにあった伝言をみてから。
慌てて無事を伝えようと]

ラルフ、メアリー見つかったよ!
家庭科室の前に居た。

……でも今度はキャロとはぐれちゃって。
グラウンドの様子がおかしいんだ、変な所に飛ぶかもしれない。
そっちに向かってたら気を付けて。

[けれど届いたのは彼らが向かったしばらく後になる]


―回想
まぁ、相手の思う壺だよねぇ。

[相手と同じように笑いながら言って。]

うん、一緒だから安心していい。

[詳細を聞かずにいる。
人に言えない事は一つや二つ、誰にだってあるものだから。]

だぁね。

[恐らく姿を現したときに小さく肩をすくめるのが見えただろう。

そして、メアリー達と共にグラウンドへ向かう時に、
何度も名を呼んで。

呼んでいる途中で、同じように落とし穴に落ちるが、
それは相手にも聞こえたかどうか。]





   はぁ、


        北に



  いる


    





           ここ  どこの お部屋?




   ―…きた、

             …、

    ――咽喉、

             ――…

 


 どこだ?廊下だ。




     いや、やっぱり、くるな。



  喉?


         渇いたの  か。


血なら、あるらしいがな


          [苦笑]


 もうおそいよ。


              だから、ふりむいて。 ほら。




  遅い?


      [その言葉にゆるりと]


  





駄目だ



            もう吸わない



         




    人は、ジュースじゃねぇよ


         自販機で出てくるんじゃねぇよ


  我慢できるうちは、まだ





          完全に化け物じゃない。

       




 それとも、もう



          化け物のほうが





     いいか?



        




――ばけもの、じゃ  ない…、…っ

 



あはは…、もう引っかかっちゃったよ。

[どこか疲れきったような声で言葉を返して。]

あー。
今からそっち行くけど、格好見ても驚かないでね?

[苦笑するしかない格好で女の子の前に行くのは恥ずかしいが背に腹は変えられないだろう。]


その我慢はだれのために?                                

                                                        
同じ衝動をもつ
そ の 子のた め …… ?




……だめだ、


   ……そんなの。


…ばけもので、いいはずが  ――ない。


              [――鬼なのに?]




りょーかい。
……いま保健室には女の子多いんだから、
はしたない格好で来たら大騒ぎになるだろうねえ。

[自分が落ちたのはプールだったなと思い出しつつ。]

注意していれば戻りは平気かな、
見事に往復引っ掛かったのがここに居るけどさ。





  俺が俺であるため   だ。




           鬼である以前に



   俺だ。


             






                  だまさ れな  い……
                  [やみに おち て とけ る]




         ――バーニィ……


 




『……隠レ鬼』


            『鬼 は 見つけル  役目?』

 




     アンタ    どうした?



演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 19時頃



…、――

          かくれ、

  おに、

              ――か、


『鬼さん コチラ 手の 鳴ル方へ』

                 『目 隠し鬼?』


 『隠レる のハ ドッチ?』


[座り込んでいる間。聴こえていた会話。
 北に居る事、集まっている事。]


   ケイトは…… そこに、居るの?


[本当に? 尋ねる様な意識は少し小さく。]




  ここに いる の?
           ここ に ……


 

            ……かっこつけてら。





[言い切る声に。]


てか何、北?
僕も行ったらいいの?


[それとも邪魔になる? と尋ねた。]*





         こわさなくちゃ……                                       





   かっこくらいつけさせろ





    って



       こわさなくちゃ?


 あなたをこわさなくちゃ……


 だいじょうぶ


 わたしもこわれてあげるから……





  な、  に…、……


 




  ――……なんで……



           


あー、僕は匂い以外は平気なんだけどねぇ…。

[その言葉に少し言葉を濁し]

僕が…僕とディーンが落ちたのは小ホール。
文化部棟の方。

屍体が出てきちゃって。

[その後は、困ったように笑うだけ。]


【人】 演劇部 オスカー

─回想・グラウンド前─

[どうしようか、と悩んでいると、制服を掴んでいた手が離れ>>878]

……ちょ、どうしたんだよ?

[ふらりとグラウンドに向かう様子に、慌てて呼び止めるのと、校舎から出てきたドナルドが声をかけてきた>>853のはどちらが先だったか]

……近寄らない方がいい、か……。

[確かに、グラウンドからは嫌な感じしか受けなかった]

ん、じゃ、とにかく保健室まではいこか。
あそこは、何となく安全圏っぽいし。

[休みたい、というマーゴ>>880に頷いて。
一まず、一緒に保健室へと]

(962) 2010/02/28(Sun) 20時頃

【人】 演劇部 オスカー

─回想・保健室─

[たどり着いた保健室には人の姿はなく、思わずマーゴと顔を見合わせたりしたものの。
出る前にはなかったノートから、大体の事情は知れた]

……ディーン、大丈夫かな……。

[小さく呟いた直後、また、左腕が少し痛んだ。
同時に、何か、小さなコエが頭の中を掠めて。
それを振り払うように頭を軽く振る。
その内に、扉の向こうから、聞こえた声>>904]

あ、大丈夫だとは思うけど、いきなり全開はなしっ。

[一応、そんな釘刺しはするものの、僅かに開いた扉の向こうの様子に、すぐに自分も動いていた]

……やれ、やれ。無事でよかった……。

[いつの間にかいなくなっていたから、気になっていたミッシェルの無事にほっとしつつ。
ともあれ、メアリーを寝かせるのを手伝った]

(963) 2010/02/28(Sun) 20時頃

【人】 演劇部 オスカー

……んじゃ、オレ、ちょっと外見てくるよ。
ミッシェルたちいるなら、大丈夫だろ?

あ、なんかあったら、メールかなんかで知らせて。
アドレスと番号、教えとく。

[ちゃんと通じるのかはわからないけれど、連絡手段はあった方がいいから、と、それらを教えて]

……『約束』は、破らないから。

[最後の部分はごく小さな声で、呟くように言って。
保健室を出ると、外へと駆け出した**]

(964) 2010/02/28(Sun) 20時頃

演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 20時頃



     ――…約束してくれたでしょう?


         [問いかけに答える声、そんな事実はありはしない]       




  約束?


        [きいたことがない、だけど]


     ――……約束は……

[どんな約束なのかと……]




         ……約束、やくそくは。

                      [手首がじくりと痛む]



(――お人よしから、血を吸うのは)
(辛いだろうと)


            [ああまったく、その通りだ]
            [わからない、わからない]


   [――分からない。]





  約束……は、大事だ。

       どんな約束……だ?



      




 [戸惑う気配に]



どうした?




    






              いっしょに しの う って

 




  いったのは                                            





文化棟にも、でたんだ。
……お疲れ。

[それでも笑う声に、言葉が出ず
保健室の扉が開くのはこの少し後の事か]





   なに



            [目を見開く。]


      [探して、といわれた退職届を思い出した。]





           …… は?


[一緒に      何て 今。]





        わすれてないよ



             [そう言いたくなった。]





   [もう、化け物でもなんでも]




          [いいと思った。]




       


[複雑な空気、探した方がいいのか。


 そうした所で―― 何も出来ないだろうに。]


【人】 演劇部 オスカー

─正面玄関前─

[力強く頷く様子>>971に小さく頷き返して、外に出る。
最初にやるのは、左腕の様子を見ること]

……て。
なんだよ、コレ。

[左の腕には、傷痕が一つ。
よくよく見たなら、刃物で着けられたものの痕なのは容易に知れる。
そして、その周りを取り巻くように広がる、焔のような痣]

……あれ、この形って……?

[呟いて、取り出すのは例のビー玉。
その中に揺らめく模様と、それは良く似ていた]

……わっけ、わかんね。

[ため息、一つ。ポケットに、ビー玉を落とした]

(1009) 2010/02/28(Sun) 21時頃

演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 21時頃


【人】 演劇部 オスカー

さぁて、と。
どっから当たるべきか。

[探し物は複数。
幼馴染と、そして、自分を『探せ』と言ったものと]

……グラウンド、突っ込んでみるべきか、否か。
問題って、そこだよなぁ……。

[運動神経に自信がないわけではないけれど。
口を開ける闇を避けられるかどうかは、さすがに悩むところ]

(1014) 2010/02/28(Sun) 21時半頃


    もうい や      
                   こわし て…    



       
わたしをこわして**






               かっこわりぃ  な





 …… な


[何があったのか、と、尋ねる のは――]


 いやだよ、   こわ れ ないでよ。


[出来なくて。 生徒 はそう言った。
 それは 少し 寂しそうな、響き。]






                ばかじゃ   ないの。

[呟いて聞こえた、低い声に。脳裡に過ぎるのは その人の顔。]


   ……かっこ つけて。


似合わないよ。



  ――……、


  ……壊れて欲しくなんか  あるもんか


             ……なんで。


 [莫迦じゃないの。――これも、聞いたことのある響きが
 染む。ひどく、沁みた。]




 [ばかみたい、 似合わない。]


        [そういわれて、もっともだと、]



  そうだなぁ。かっこわりぃな



   [女が走り去った方向を少し未練たらしくみてから]



         かっこわりぃ  な

[繰り返した]



  ……――


        [かっこ わるい か]


 [声にはならず気配だけが震える]


         ――……、… どうしようも、…
  ……ない、な。


 [恐らくそれは、己にも向けて。]


【人】 演劇部 オスカー

─正面玄関前→北棟─

[どこから見て回るか、しばし悩んでいたものの。
ひとまず、危険地域は避ける事にした。
怖さがあるのは、否定しない、けれど]

……それで、身動き取れなくなるとか、シャレになんねーし。

[そんな呟きを漏らして、とりあえず、校舎の周りを見て歩く。
それから、歩みはこの騒動が始まってから、一度も行っていない北棟の方へと向いた]

(1033) 2010/02/28(Sun) 21時半頃



  壊れてほしくは   ないな


       [だけど、もう、自分には何もできない]


   せめて、鬼をがんばるか。


       [そしたら、彼女は、この世界から出れるかもしれないから]



      



 そうだよ、壊れて ほしく ない。


[同意する 声を返して。
 聴こえた繰り返す、低い声。]


―― …… ばか。



[でも。きっと、――と。思う。]


       壊さないで ね。


[それは、誰を だろう か。]




[どうしようもない    そんな響き]


         なんだか


       どうしようもねぇ


          みたいだなぁ?はは


   はは
          はは


         [渇いた笑い]




  [女が逃げた。ただ、それだけのことなのに]



  [自分の中の何かがぼろぼろ砕けた。]



[それは、何かが、少し、壊れたのだろうか。]




        






     なぁ





           ノマセロよ



  はは



              嘘だ。冗談だ。


【人】 演劇部 オスカー

─北棟1階・北東靴箱側─

[歩きながら、取り出すのは携帯。
周囲を見回したりしつつ、メールを打っていく。
あて先は、尋ね人の一人である幼馴染]

『どこにいるかわかるなら、連絡しろ』

[そんな、素っ気無い内容の文を作成、送信。
それが澄む頃には、北棟1階にたどり着く]

……っと。
誰か、いるー?

[微かに感じる人の気配に、とりあえず、軽い口調で声をかけた。
返事がなければ、更に上へと向かうつもりではあるけれど]

(1040) 2010/02/28(Sun) 22時頃

……
   ……――、

          あのひとのじゃなきゃ

    いいっていうなら。


           …飲めばいいだろ

 …まだ北か?

[どうしようも、ない、鬼未満の鬼が、
酷く、暗い響きで呟いた。]





 ……   ヘドロでも飲んでろよ、ばか。


[渇きは 解らない。
 ただ、憎まれ口で、返す。]

聞こえてくる言葉同じコトばっかだよ、おじさん。
頭悪そうなことばっかり言ってないで、ケイトを探そう。

[それか、誰かを ――裡に浮かんだ思考は隠したまま。
 約束どおり 罵ることにした。]



……おんなじ吸血鬼憑きの、

  ……血が、平気かどうかなんて、

……知らないけどな。


 
 はは


       あの人のが  一番イヤだな。



    でも、俺にはヘドロがお似合いか。



         [ああ、なんだか、すべてが渇いた。]


…は、ヘドロ…な……


       ――図書館か、

  生徒会室か

             ――日誌は、量が

  多すぎた。

              わからない。




   お前な


      きたねぇおっさんなんかまっぴらだって言えよ。



        




       …… 。


[厭味に
     かわいた
          笑い。
 眉根を寄せたのは異形が見えたから、だけじゃない。]


……日誌?
     図書室はアルバムがあった、けど。

[卒業出来たのか。
 それとも ―― 解らない。]

生徒会室に、名簿でも あるかな。


【人】 演劇部 オスカー

─北棟─

[同じ階からの返事はあるか、どうか。
耳を澄ませていると、階段を駆け下りる足音>>1043が聞こえてきた]

……上?
誰か、いるの?

[問いかけながら、自然、足はそちらへと向かう]

(1048) 2010/02/28(Sun) 22時頃

演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 22時頃





   「きたねぇおっさんなんかまっぴらだ」



    ……これでいいか。


[不機嫌そうな、声だった。
厭味も、人と距離をとるのも、いつもの、ことだ。]


   ……卒業できてないなら、…居ないかもな。

 生徒会室の名簿のほうが、
       確実かもしれない。




  ん、そうだよなぁ。


            じゃあ、我慢すっか。


[いつもの調子で……]



         [だけど、それまでになく]




     [渇いていた。]





  ……  北の1階だったな?



 [不機嫌な声は、続く]


【人】 演劇部 オスカー

─北棟・階段─

[駆け上がった階段の踊り場で、足音の主と出くわす>>1052
あまり話す機会はなかったけれど、自分とは違う意味での『ケンカ屋』として、名前は知っていた]

あ、確か飼育委員の。

[フィリップ、と言うより先に、された呼びかけに。
一瞬、思考停止]

……なんで、そこで『さん』づけかぁぁぁっ!

[非常事態でも、やっぱりそこは引っかかるわけで。
思わず、思いっきり、怒鳴っていた]

(1063) 2010/02/28(Sun) 22時頃



    まっぴらだと謂って欲しそうだったから
    謂ってやっただけだ。



 [やらないとはいってない、と。続く。]




    ―― ケイト?


 



 はは


        おっさんマゾだからなぁ。




  って、ケイト?



  ――ケイト?

            ……居るのか


【人】 演劇部 オスカー

……って……。

[怒鳴った直後。
つきり。
左腕に走った痛みが、冷静さを呼び起こす。
そして、今までよりも鮮明に聞こえるコエ──死んだはずの姉、半身の警告]

おま、なに、それ……。

[最初の疑問は、異様な目]

それに……ケイト、て。

[次の疑問は、震えた声で紡がれる、名前。
瞬き一つ。
お下げの少女に、視線は吸い寄せられる]

(1067) 2010/02/28(Sun) 22時半頃




       … …見える  けど。

[ほんもの?]


演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 22時半頃



 眼鏡のおさげなら


           それがケイトだ。


       





 居るよ 居るけど。




彼女が言った  ほんとうのわたし って言うの は。


【人】 演劇部 オスカー

─北棟階段・1-2階踊り場─

[三年分の勘違い>>1069
それが言葉で伝わらなかったのは、きっと幸い。
何せ男子に女子と思われて桃色ビー玉袋を渡され、その後、相手をぶちのめした、という過去持ちなのだから]

……いや、何、じゃなくて。

[気づいていない様子>>1073に、どう言えばいいのかわからず、言葉はそこで途切れる]

遊ぶ……遊ぶって、どやって。

[ケイト>>@125に向けるのは、こんな疑問。

お下げの少女。
知っているような、知らないような。
記憶の曖昧さが、晴れてくれない]

(1076) 2010/02/28(Sun) 22時半頃


 きをつけ て

                  

      …あの子、ずっと わたしのなかに 
           くらいくて つめたくて とてもさみし い…

                 [声は、とぎれる]




……  …何だ、

     ケイト、なにか。謂ってるのか。


 




  …――つめたい
          さみしい?



  ケイトは。 いったい、 どうして、あんな。










          …… くらくて つめたくて



[さみしい。]


      ……。




   遊ぼう   って。さ。


[まるで 友達を訪ねた子供のよう。]





 ――………



   




  吃驚させたか?



          すまんな。



    


【人】 演劇部 オスカー

─北棟階段・1-2階踊り場─

[くすくすという哂い声>>@126
鸚鵡が繰り返す言葉>>1077
嫌な感じが強くなる]

……黒い染みがあるのが、鬼……の、鬼ごっこ?

[ビー玉。自分のは確か。そんな思考は、続く言葉に遮られる]

サイモン……って、B組の?
あいつ、どうか、したのかよっ!?

(1089) 2010/02/28(Sun) 22時半頃



  ……あそぶったって


           ……物騒、すぎるだろうが


 


【人】 演劇部 オスカー

─北棟階段・1-2階踊り場─

なっ……。

[足元に広がった、影>>@128
そこに浮かぶ肉塊。
淡々と語られる言葉に、身体が震えた]

……こうなりたくなかったら、って。

て、いうか、さ。

お前の『お友達』って、いうの、は……。

[確かめるように、問う。
今まで接した事、聞いた話。
そこから、ある程度の推測はついている、けれど]

(1101) 2010/02/28(Sun) 23時頃




 なんだかんだいいながらも、
 俺もちっぽけな我慢できねぇおっさんだな。




     




  …… 莫迦か
          それなら、俺のほうが余程 だ

    [響きは苦い]




 ああ、若いほうが我慢はできねぇよなぁ……。

[ニヤニヤ笑う。でも、どこか余裕はない。]




 逃げるなら、今、逃げろ。


【人】 演劇部 オスカー

─北棟階段・1-2階踊り場─

あいたいって、なんっ……。

[なんだよ、と。にたりとした笑み>>@130に、問いをぶつける事はできなかった。

影から現れた、屍。
自分と良く似た──]

……え……。
…………ホリー?

[掠れた声が、半身の名を紡ぐ。
頭の中には、今、名を紡いだ者の否定のコエが響く、けれど]

……っ……。

[複数の感覚が入り乱れて、意識を乱し。
思わず、その場に膝を突いた]

(1116) 2010/02/28(Sun) 23時頃






……きこえる。
[ききたくない、耳を塞いだ]


お前、それ、意味、違うだろ


[――不機嫌そうに。]


…… 殺されなければそれでいい




[莫迦は、自分もか、と思う。]


演劇部 オスカーは、コエと哂い声の交差に、闇に飲まれるような感覚を覚える(03)

2010/02/28(Sun) 23時頃


演劇部 オスカーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 23時頃





 さ、行った行った。

 俺なんかが噛み付いたら、バカが移るぞ。

 俺は大丈夫だ。

   



ケイトは


             似てる。





     莫迦野郎



 


【人】 演劇部 オスカー

─北棟階段・1-2階踊り場─

[響く哂い声>>@133が、耳について。
意識に響く声も、前より鮮明で。
上手く、周囲の音が拾えない。
だから、ケイトと、フィリップのやり取りもほとんど聞こえていない状態だった]

……っき、で……。
シュミ、わりぃ、よっ……。

[その状態から抜け出そうと、振り絞るように声を上げ。
目の前の屍から視線をそらすため、近づく気配>>1129の方へ、必死で顔を向けた]

(1137) 2010/02/28(Sun) 23時半頃

[似てる]


  [似てる]

             [――誰に?]

      [苛立つ心に余裕はない]



 死ななきゃなおらねぇなぁ

   




 似てる?


      おまえにか。

      





 さて
   誰だろ ……。


[探して欲しいのに、煽る様な真似をするあたり素直じゃないのは   誰にとも。]


僕にも   似てるよ。
 顔は可愛い所とかね。


【人】 演劇部 オスカー

─北棟階段・1-2階踊り場─

[背後から聞こえた声>>1144
誰の声かは、わかった]

……セシル……?

[どうにか、その名を口にした所に差し伸べられるフィリップの手>>1149]

きっつい、けど。
……このまま、見下ろされてるの、シャク、だし……。

[それなら立つ、と。
持ち前の負けん気をフルに稼動させながら、手を借りて立ち上がった]

(1154) 2010/02/28(Sun) 23時半頃

……、なんだそれ。


 [かわいい、という軽口に、怪訝そうに謂ってから。]


    ――っ


[こわばる。]




  まぁ、可愛いな。おっさん以外は

      


[その姿、と言うよりも、声に。
 右眼だけ見開いた。
 左眼は すでに、闇が あいていて。]



     …… 君 だったん だ。


[聞こえた声 聞き覚えが 耳ではなく 脳に刻み込まれたように残って居た。]


  ――お前
              ……、

   だった、のか。……そう、か。


[声が、重なる。
バーナバスのぽろりと零した一言には、
にらみを利かすような気配があったか。]


 そういや、知らんな。誰だ?

    [やけにバカ呼ばわりするやつぁ]

 見に行くか。



可愛いおっさんになればいいよ。
その顔じゃ、無理だろうけど。

[軽口に返された一言にはまた軽口。]



…… ん。そう。

[おっさんと王子様の遣り取りには苦笑する気配。]


ああ、そうだ。




         ケイトは 自分の居場所を、知らない よ。


[見つけられれば、一番なのだろうか。]



 そうか、知らないのか……。



       [自分の遺体の居場所を知らない女子高生の霊]

       [なぜか嫌な想像しかできない。]


……好きにしたらいい。

  [見に来る、と謂う言葉には不機嫌さの残滓が残る]


――知らない?
……自分のことなのに、

         知らないのか。


[――どうして。]
[知らない?]


……「本当の自分」 ……「遺体」 を しらない?


【人】 演劇部 オスカー

─北棟階段・1-2階踊り場─

……先生、も……。

[呼ばれるフルネームに、掠れた声を上げる。
サイモンを見たセシルの様子に、大丈夫か、と問うよりも先に聞こえたケイトの言葉>>@138]

……確かに、聞いたけどっ!
やり方ってもん、あんだろっ!

[掻き立てられていた苛立ちが、弾け。
それは、怒鳴り声となって、迸った]

(1169) 2010/03/01(Mon) 00時頃

[くろく あかい 雨。
 一瞬戸惑い 反応が遅れた。]


……  って、おっさん も 
戻れ 戻れよ!




  ――……、 もど  れ、

     そうだ、 もどれ、 莫迦、 …


 


【人】 演劇部 オスカー

─北棟階段・1-2階踊り場─

[降り注ぐ赤い雨>>@139。その色はいつかのフラッシュバックを引き起こしかけるものの]

……っ……!
ざっけんな、よ!

[悪びれた様子などない、ケイトの声>>@140に、意識はぎりぎりで踏みとどまって。
き、と、睨むようにそちらを見た]

こんなやり方……人の嫌がるやり方のどこが、遊びなんだよ!
付き合わされる方は、全然、楽しくなんか、ない!

[苛立ちを帯びた声をぶつけつつ。
でも。
何か。
引っかかるのは。
何?

それが、はっきりしなくて。その事がまた、苛立ちを呼ぶ]

(1189) 2010/03/01(Mon) 00時頃

【人】 演劇部 オスカー

─北棟階段・1-2階踊り場─

……誰が、遊んでくれ、って頼んだん、だよっ!

[響く哂い声が耳障りで。
あそんであげてる、という物言いが気に障って。
正常な思考が、飛びそうになる。

辛うじて、引き止めているのは、左腕の痛み。
傷痕にまとわりつく、焔の疼き。
けれど、それが何を意味してるのかは、未だにわからない]

んな、勝手な理屈に、振り回されて、たまるかってんだ……!

(1202) 2010/03/01(Mon) 00時半頃





                     寂しい…
                   [少女の忘れ物が囁いている]



 そうか、あいつだったか。

[ずうっと憎まれ口を叩く声の生徒]


        助ける

  


【人】 演劇部 オスカー

─北棟階段・1-2階踊り場─

……っ!?

[足元から何かが伸びる、気配>>@145
それが錯覚とは気づけないまま、反射的に下を見る]

く……。

[目に入るのは、手を伸ばすサイモン。
そして、半身であって半身でない、屍。
動きが、固まる]

……ちがう……。

[必死で紡ぐのは、否定]

こんなの、ダメ……だ。

(1215) 2010/03/01(Mon) 00時半頃

あんたは、もう戻って  くんな。



              きついんだろ、血は。




   ああ、きついな



         でも、バカだからしゃーねぇ
     


【人】 演劇部 オスカー

─北棟階段・1-2階踊り場─

[自覚はないけれど、身体は震えていた。
半身を亡くした時の事は、忘れたいけれど、忘れてはいけない事。
止められなかった、届かなかった。
今そこにあるものがツクリモノだとしても。
それは、記憶をフラッシュバックさせるには、十分過ぎて]

……ぁ。
バーニィ、さん?

[聞こえた声>>1217が、僅か、呪縛を緩める。
護りたい。
音楽室で交わした言葉が、ふ、と過ぎった]

(1228) 2010/03/01(Mon) 00時半頃



 …… ほんっと、ばか。


[溜息は それでも 厭そうな雰囲気は無く。]


でも、戻らなくても大丈夫…… 消えた よ、ケイトは。




  消えた?




  莫迦、ばかめ。ばか。莫迦。ばか、

           …ばかやろう…っ

 


――っ、何…


         [消えた。 と。
           僅か、気抜けたような気配。]





 闇に、ね。




……  闇が

[隠した。]

   まだ少し残ってるけど。


【人】 演劇部 オスカー

─北棟階段・1-2階踊り場─

[意識がほんの少しクリアになったからか、スティーブンの声>>1226は、聞き取れて]

……くやしい、けど。
……どうにも、できそうに、ない、です、し、ね。

[闇に溶けて消えるケイト>>@147
それでもなお、その場に残る闇の残滓。
単純な方法では、叶わない、と。
その事実が、重く感じられた]

(1236) 2010/03/01(Mon) 01時頃

【人】 演劇部 オスカー

─北棟階段・1-2階踊り場─

……フィリップ?

[右目だけで、こちらを見る様子>>1241
違和感を感じて、一つ、瞬き]

そういえば……さっき。

[ケイトの登場で忘れていた事がふと、蘇る。
左の目に見えた、闇]

(1250) 2010/03/01(Mon) 01時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:オスカー 解除する

生存者
(5人 60促)

オスカー
39回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.21 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび