人狼議事


167 あの、春の日

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鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/03(Mon) 00時頃


 
 ……それは、旅立つ人目線の歌だもの。

[小さく、誰かが呟く。]


[ぺたり。
無意識に、数学書を支える手とは逆の手が、木肌に触れる]

……ああ、そうだったな。

[ぺらりとページをめくりながら、低い声で呟いた]

僕には、やりたいことがあったのだった。


[木肌に触れていた手は、一度するりと撫でて。
ごく自然な仕草で、その手を持ち上げてひらりとマユミに向かって振った]


【人】 鳥使い フィリップ

― うさぎ小屋 ―

ごめんねー、急にわがまま言って。

[今日から寮を出るまでの間、毎日うさぎの世話をしたいと後輩の生物部部長に言ったのは、つい3日前のこと。

「春休みの当番シフトはもう決めてたのにー」とぶーぶー言う部長殿を、別に一人でやりたいって訳じゃないし、おれを加えるみたいな感じで大丈夫だからー、となだめたのが功を奏したらしく、部長が各部員に話を通してくれたのだった]

(22) 2014/03/03(Mon) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[今日の担当者は1年生の二人。一年間一緒に活動しただけあって、それなりに打ち解けているつもりではあったが、やはり先輩から自分の動きが見られているのは、多少動きづらいというのはあるらしく、動きがどことなくキビキビしているようで硬いような?

――やっぱり、邪魔だったかなぁ……。

そんなことを思っていたら、少しまん丸とした白兎が足元に擦り寄ってきた]

んー、どうした? ちょっと太ったみたいだけど、おまえ最近食いすぎなんじゃないのー?
って、うそうそ冗談だって。

[しゃがみこんで鼻先をつんつんしながらからかうと、怒ったようにこちらの膝に飛び乗ってきた。

人間の言葉が分かるはずはないのだが、ごめんごめん、となだめるように頭を撫でる]

(24) 2014/03/03(Mon) 01時頃

 
 ――……風邪引かないように気をつけてくださいね。

 それだけ、言えばいいのに。
 申し訳ありません、ハルカ先輩。

[木肌に触れた手をこちらに向けてくれたハルカへ、申し訳なさそうに紡いだ。
この声はきっと、届かない。そう思ったから。

どうして?]


 
 世の中は 夢かうつつか うつつとも
 夢とも知らず ありてなければ

[26歳の自分と、16歳の自分。
唇から零れたそれは、詠み人知らずの和歌**]


別に謝ることはない。
言いたいことを、言いたい口調で。
そこに謝る理由など存在しない。

[かくいうハルカも、上級生にすら口調はぶれず、一人称は「僕」である。
偉そうだとか敬意が足りないとか言われるハルカより、よほどいいんじゃないだろうか]


[届かないはずの声が届いたことに、最初違和感は覚えなかった。
それくらい、自然で、当たり前のことのように感じたのだ。
おかしい、という理解は遅れてやってきた]

む?

[数学書を抱えなおし、わずかに首を傾ぐ]

君も、なにか後悔しているのか?
……僕のように。


【人】 鳥使い フィリップ

[餌入れは、水を張ったものと、干し草と干し野菜を入れたものとを用意して、うさぎが餌に集中している間に、小屋の隅々を掃除をしていく。

3年間で自分には慣れた作業ではあるが、あまり手伝いすぎても恐縮されるとあって、大変そうなところだけ手伝い、あとは後輩部員達の動きを眺めてアドバイスをしたり、じゃれてくるうさぎをもふるだけの作業となった]

[後輩達の作業もほとんど終わり、夕方のうさぎの世話のときはどうしようか、などと思っていたら、どこからか犬の鳴き声>>15が聞こえた気がした。

――寮の裏庭のほう? ……いや、ここまで聞こえるはずないし

などと思案しつつも、やはり動物好きな男には、気になって仕方ないようで]

ごめん、おれ、ちょっと行ってくる。

[そう断りを入れたら、ぽかんとした後輩二人を置いて寮の裏庭へと駆けていく。
きっと、呆れられただろうなぁとか思いつつも、足はそのまま止まらずに裏庭へと**]

(36) 2014/03/03(Mon) 02時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/03(Mon) 02時頃


【人】 鳥使い フィリップ

― 寮・裏庭 ―

あれー、たしかこのあたりから、鳴き声がした気がするんだけどなぁ。

[その場に、先程までいた彼女と白い子犬>>15はいるだろうか。

子犬を見つけることができたなら、嬉々とした表情で子犬を撫で回そうとしただろうが。

しかし、エルゴットがその場にいなければ、男に子犬を見つけることはできなかったろうし、彼女がその場にいても、子犬が隠れてしまっていたら、やはり見つけることはできなかっただろう**]

(46) 2014/03/03(Mon) 06時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/03(Mon) 06時半頃


 えっ、……――――?

[食堂へ行くと、ハルカは確かに口にした。それを聞き届けて窓を閉めたというのに、また彼女の声がする
振り返れど、眼前にあるのは外界と隔たるガラス窓。

続けて、彼女は問うた
「僕のように。」
そうだ、ハルカは女性であるけれど、一人称は「僕」であった。
けれどどうだ、自らの中には、「私」と言葉にする彼女の姿も存在している。

数度、黒眼を瞬く。大きく、息を吐く。]

 ……はい。
 とても、……とても大きな、後悔を。

[言葉に滲んだ苦味を、溶かしていくかのようにゆっくりと紡いだ。]


【人】 鳥使い フィリップ

[あたりをきょろきょろと見渡していると、響いては空気に染み入るひとつの鳴き声>>55

明るい表情でばっと顔を向けると、白い小犬と側で屈んだ少女が一人。
幼馴染のルームメイトの彼女だろうか、と思っていたら、振り向いた顔は、はたして彼女のものだった]

どしたの? 迷子ー?

[小犬に目線を送りつつ笑顔で問いかけたとき、エルゴットはどんな表情をしていただろう。

小犬の側に紙皿に入ったミルクが添えてあるのを見ると、迷い犬にしては用意がいいなとは思いつつも、彼女から返事がもらえたなら、二言三言話しただろうか。

それから、新緑の雑草たちのメロディに合わせるような歩調で小犬に近づいて、その頭を撫で回そうと。
小犬はどんな反応を見せるだろう**]

(57) 2014/03/03(Mon) 20時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/03(Mon) 20時半頃


―裏庭―

そうか。

[マユミとの会話が成立する。
冷静に考えれば、どう考えてもおかしいのに、やはりそれは、ごく自然な、当たり前のことのような気がした。
そうだ、今のこの状況に比べれば、これくらいの不思議はどうということはない。
当たり前のように、10年前の春にいる、この状況そのものの方がよほど不思議だ]

そうか。僕と同じなのだな。
後悔を抱えて、なぜか10年前のここにいる。
これは、夢なのだろうか。


[夢だとしたら、誰の?
己の見ている夢か。それともマユミの?
それとも……皆の見ている夢なのだろうか?
考えても、答えは出ない]

後悔を抱えているなら、やり直してみてはどうだろう。
人生に「もしも」はないというが、今僕たちは「もしも」の世界にいる。
後悔しなかったバージョンを体験してみるというのも、悪くないかもしれない。

[10年前の自分には、踏み出す勇気が足りなかった。けれどその結果を知っている。嫌というほど味わった、苦い苦い後悔の味を知っている]

うまくいっても、いかなくても。
どうせ、夢なのだから。


【人】 鳥使い フィリップ

……ふーん、そっかぁ。

[同級生なんだし、別に敬語じゃなくてもいいのに、と彼女には何度か言ってみたものの、結局はそのまま変わることなく。

そして、その態度>>60から、明らかに彼女が嘘をついてるだろうことは察するに易かったが、そのことは特に深追いしないことにした]

早くお家が見つかるといいけど。

[小犬に近づきつつこぼした言葉は、彼女の心中を察することができたならば、決して言うことはなかったのだが……]

[しゃがみこんで小犬の頭を撫でながら、そっとエルゴットの方を見遣る。
その表情>>61は、いつも以上に影が落ちたものに見えて]

まぁ、この場所が嫌だったら、すぐにどこかに行っちゃうと思うから、もしここに長くいることがあったら、それは気に入ってるって証拠になるかもねぇ。
――自由気ままな猫ほどじゃないだろうけど、犬だって忠誠を誓いたいかどうかの判断くらいはするものだから。

[色々と考えながら紡ぎ出した言葉は、少し的外れなものとなったかもしれないが]

(77) 2014/03/03(Mon) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[もし、頭から手を離した瞬間、小犬が慕っているだろうエルゴットの方へと向かったならば、「ずいぶん懐かれたんだねー」と軽く口にしながらも、動物好きの男からしたら、微かな敗北感を覚えたかもしれない。

赤紫と白のコントラストは、普通ではアンバランスなようにも感じるだろうが、エルゴットと小犬の組み合わせは、まるで一つの絵のようにも思えて]

(78) 2014/03/03(Mon) 22時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/03(Mon) 22時半頃


 
 夢 ――――……なのでしょうね。

[ルーカスとぶつかる少し前。
考え事をしていたのは、帰ってきたハルカの言葉を考えていたからだ。
こんなことが、現実に起きるはずがない。
目の前には、ルーカスが居る。10年前のまだ、幼い面影を残したクラスメイト。
26歳の自分自身が、それを懐かしいと見つめている。]

 やり直し、そうですね。
 できることなら、……

[口にしかけたそれは、未だ飲み込むように沈黙に流し
けれどハルカもまた、同じように苦く思うところがあったのかと、ほっと綻んだ口元は彼女にはつたわらないけれど]

 ええ、やってみましょうか。
 素敵な夢にできるよう、頑張りましょう。


 
 私にできることがありましたら、仰ってください。
 今の私なら、昔の私より頑張れそうです。

[その声は、弾むような音色をしている。]


ああ、夢の中でまで後悔を繰り返すのも、詰まらないからな。

[弾むような声で、やってみようというマユミに、こくりと頷く。
その様子までは、見えなかっただろうが]

せっかくこうして会話もできるのだからな。
僕にできることがあれば、いつでも言ってくれたまえ。


【人】 鳥使い フィリップ

[その後、エルゴットとはどれくらい話をしただろうか]

――ん?

[ジリヤの心の叫び>>88が聞こえたのか、なんとなく胸騒ぎがして……。
早く食堂に駆けつけなければと、第六感が叫んでいる]

もしよかったら、一緒に食堂に行かない?
おれ、朝ごはんまだ食べてないから、お腹すいちゃって。

[あははと笑った瞬間、お腹の虫が盛大な悲鳴をあげた。どうやら、本当に空腹らしい。

エルゴットを誘ってみたが、彼女は一緒に来てくれるだろうか]

(104) 2014/03/03(Mon) 23時半頃

[後悔。
そう、己は、後悔している。
いろんな感情がない交ぜになって、
後悔しない道がどれなのかわからなくて、
結局、選ばなかった。ただ流されただけだ。
だから、ずっと後悔している]


[付き合いが長すぎた。
幼馴染で、腐れ縁で、クラスメイト。
抱く感情はひとつではない。

ある時は、母親のような、
ある時は、姉のような、
ある時は、友達のような、
そのどれもが本物で、だからどうすればいいのか、戸惑うのだ]


[男のような言葉遣い。一人称の「僕」それは自然に身についた。
彼は女性が苦手だから。
男のように振舞えば、女性を感じさせなければ、彼は脅えることはない。
深く意識したこともない、それは呼吸をするように、当たり前にハルカに根付いた]


[女性が苦手な様子は、気になっている。
爪を噛む癖の次ぐらいに、改めてもらいたい。
だから彼が恋を覚えたなら、それはハルカにとって喜ばしいことだ。
頬を染めてジリヤに相対する姿。苦手克服の一歩。
ハルカの中の、母親のような感情が、姉のような感情が、友達のような感情が、確かにそれを喜んだ]


だから10年前の僕は、胸の痛みに気づかない振りをした。


[この感情に名前をつけることを恐れて。
彼に女性という警戒対象であると認識されることを恐れて。
彼にとっての、母親で、姉で、友達。
そんな存在であり続ける方を選んだ]


[腐れ縁という名の鎖が、いつまでも続くものではないことに気づけず。

だから――――ずっと、後悔している]


【人】 鳥使い フィリップ

[伏し目がちに、胸の辺りに小さなこぶしを握る姿>>112は痛々しくて。
やはり失言だったかと思うと、その後に出てきた発言>>77は多分に焦りの感情が混ざって、うまい言葉にならなかった気がするが]

ん? どういたしまして?

[何に対するお礼かは分からず疑問符を浮かべるが、少しだけ顔に色味が戻ったようで、心の中で安堵のため息をつく]

(140) 2014/03/04(Tue) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[エルゴットの足元でくるくる回る小犬と、彼女の泣きそうな笑顔。>>115
その違和はすごく大きくて。

もしかして犬を飼えない事情でもあるのだろうか。

ふとそんな考えが過ぎる。こうして犬と一緒にいるわけだから、アレルギーではないだろうし、彼女の家庭事情のことは……よくは知らない。とりわけ、家庭の話が出たときの雰囲気を見ると、あまりむやみに立ち入ってもよくないだろうと思っていたから]

(142) 2014/03/04(Tue) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

― 寮・裏庭→寮・廊下 ―

あ、エルゴットもまだなんだ。

[一緒に食堂に来てくれるようで、促すようににっこりと微笑んでいたら、小犬を抱える姿>>115に、やや目を丸くして]

あー、どうだろうねぇ。寮母さんに見つかったら怒られるかもだけどー……。

[腕を組んで首を傾げつつ、5分間考えてから]

うーん、こっそり連れていけば大丈夫、かな?

[ちらっと目をやると、小犬もエルゴット胸元に丸まって、離れたくなさそうにも。
それなら、ここに残そうとしても、いずれついてくるに違いないと判断して]

[「じゃあ行こっか」と、腕白な子どもがするような、悪戯っぽい笑みを浮かべながら、寮の中へと足を踏み入れる。
こっそりひっそり、あまり人に見つからないようにスタスタと。
が、もしかしたら廊下で話している面々とは出会ってしまったかもしれない]

(143) 2014/03/04(Tue) 00時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 00時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

― 寮・廊下→寮・食堂 ―

[何だかとんでもない話>>131>>137が耳に飛び込んできたなら、一瞬身震いするも、誰からも話しかけられなかったならば、小犬を連れている姿を見られて、あまり騒がれても困るからと、聞こえない振りをしつつ、エルゴットと一緒にさっさと食堂へと向かう。

特に、キャサリンあたりに見つかったなら、絶賛からかわれて厄介なことになりそうだ、などと失礼なことを思っていたら、当の彼女からはばっちり見つかっていた>>149とは露ほども思っていないようで]

……あれ、何か騒がしい?

[食堂では、ジリヤに化粧がほどこされてからの騒ぎは、ひとまずの収束をむかえたようではあるが、雰囲気の熱っぽさが伝わってきたようで]

[みんなが帰省してる時期におかしいなー、と首を傾げつつも、食堂の扉に手をかけた**]

(158) 2014/03/04(Tue) 01時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 01時半頃


 
 ……、私のこと、苦手だったのでしょうか。

[つい、そう口にするのは過去を振り返るマユミ。]


[1年生だったあの日々、
その行動は幼さがはっきりと見て取れる。
だからある意味、この日々こそが後悔の塊でもある。

もっと自由に、もっと素直に、もっと明るく。
そう振舞えていたら、別の高校生活を送れていただろう。

けれど――]


[ぺらりとページをめくりながら、この場所ではないところの声を聞く]

マユミが苦手というわけではないのだよ。
シーシャが苦手なのは、女性という人間そのものだ。
……いや、程度の差はあれ、人間という生き物すべてが苦手なのかもしれない。

[ぺらり]

だから、気にすることはない。


[ポケットの中の封筒。
そしてこれから綴るであろう、――。


この先を知る自らの行動を、夢とはいえ、覆す。
本当に、できるのだろうか――?]


 
 ……、あ

[聞こえたハルカの声には、紙の擦れる音が混じる。
その言葉を聞いてふと、口元に笑みが浮かんだ。]

 私、シーシャ先輩のことって……
 言いませんでしたよ?

 当たり、ですけれどね。

[告げるのは10年前のマユミは言えなかった、そんな言葉。]


 
 ハルカ先輩はシーシャ先輩のこと、よくわかっていらっしゃいますよね。
 ああいう関係、いいなと思っていました。

[彼と彼女の間に、独特の空気感があった。
腐れ縁、そんな関係を男性と築くことができなかった自らには、とてもまぶしかったことを記憶している。]


マユミのことが苦手なんて人間は、シーシャくらいしか思いつかなかっただけだ。

[口調がやや言い訳がましくなってしまったのは、マユミの声が笑みを含んでいたからだ]

いい……?
いや、別に羨んでもらうようなことは何もない。

[続く言葉には、苦いものが混じる]

この世界が夢だと知っているマユミなら、知っているだろう?
10年後のシーシャがどんな風だったか、覚えているだろう?
結局僕は、シーシャになにもしてやれなかったのだよ。


[近しいと思っていた。
母のように、姉のように、友達のように。
しかし腐れ縁という名の鎖は、やがて途切れる日が来て。

爪を噛む癖も、女性に、そして人間に脅える様子も。
10年という時を越えて、シーシャは何も変わっていなかった。いやむしろ、悪化していたと言ってもいい。

ハルカには何もできなかった]


[だから、後悔している。
胸の痛みに気づかない振りをしたこと。
その感情に名前をつけることを恐れたこと。
女性という警戒対象であると認識されることを恐れたこと。
ハルカは逃げて、結局己を守ることを選んだのだ。

想いが通じるなんて思っていない。
けれど、あの時伝えていたなら、シーシャの中で何かが変わっていたかもしれない。
己が彼に、自信を与えることができたかもしれない。
そうしたら、もしかしたら10年後のシーシャの未来は、もっと違っていたかもしれないのに]

……なんてな。そう思うことも、うぬぼれだろうか。

[けれどもう、「やればよかった」という後悔はしたくない]


[やや渋く聞こえた声音に関して、
それ以上言及することはせず。
シーシャの印象については、少しばかり考え込み]

 ……ええ、確かに印象はあまり、変わっていませんでした。
 変わらずいらっしゃったんだなと、私は思っておりましたが……

[何もしてやれなかった。
その言葉の意味を、汲み取る。
何しろそれが、今の自らの職業でもあるのだから。]

 変えて、さしあげたかったのですね。

 ――あなたの、手で。

[その意味が、どんな感情からくるものなのか。
生徒に問題を出すときに、「あなたがたなら、どう考えますか」まずはそう問いかける。
自らもどう考えるか、既に答えは導けたけれど、それが正解かどうかはハルカに採点を求むことでしかわからない。

その採点を求むことを、自らは実行できない。]


 
 いいえ。
 ハルカ先輩は、お優しい方です。

[彼女の声にきっぱりと答え首を振る。
自らが導き出した、ハルカの中にあるだろう感情の名が正解でも不正解でも、それが後悔していることなのなら、こんなに優しい人はいない。そう思う。]

 ……成せますよ、必ず。
 そうですよね、先輩。

[それはまた自らに向けても。
声は彼女と、自らのものしか響かない。だから
せめて明るく、エールを**]


変えたかった……?

[マユミの言葉を反芻し、考える]

変えられたかもしれない。だが、僕はそうしなかった。
だから、後悔しているのだよ。
僕が行動しても、未来は同じかもしれない。
だが、僕はベストを尽くさなかった。

[母のような、姉のような、友達のような、ひとつではない感情。
その中で、己をさいなむ後悔の理由を探す]

変えたかった、というより。
僕にできることを、してやりたかっただけなのかもしれない。

[ベストを尽くして、それでも未来が変わらないなら、仕方ないと諦めることもできる]

結局、僕の原動力は、シーシャのためというより自分のためなのかもしれないな。


[けれどマユミは、きっぱりと優しいと言ってくれる。
こんなハルカのことを、優しいと]

……ありがとう。

[噛み締めるように、その言葉に感謝して]

ああ。
せっかく、こんな機会を得たんだ。
夢の中なんだ、きっとなんだってできる。

僕も、マユミも。
――――……未来を、変えよう。

[成功するかなんてわからない。
けれどせっかく得た奇跡のようなこの機会に。
ベストを、尽くそう**]


【人】 鳥使い フィリップ

― 寮・食堂 ―

[さすがに小犬を抱き抱えながらの注文はマズいだろうと、エルゴットの分も自分が一緒に頼もうか、などと話していたら、幼馴染から声がかかって>>165

何となく、気分が高まっていくのを感じて、そちらへと顔を向けると、化粧を施された彼女の姿が]

……あ、おはよー。
えっと、ジリヤ、でいいんだよね?

[十数秒間見とれた後に出てきた言葉は、何とも気の利いてない言葉で。

化粧をした彼女を見るのは初めてだったか。
普段とは違う色づきの顔立ちの、筆舌に尽くしがたい美しさに、感嘆のため息をついて]

――綺麗、だね。
それに、すごく似合ってる。

[思ったままを口にした言葉は、非常にありきたりなもので。
もっと、凝った言い回しはできないものかと自分では思うこともあるが、残念ながら、男はそんな言葉がパッと浮かぶ頭を持ち合わせてはいないようだ]

(178) 2014/03/04(Tue) 07時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ジェレミーにおけ……?

[ジリヤの隣で何事か話していた彼がこちらに頭を下げたため、笑顔で手を振って答えていたら、ふいに彼女から顔をそらされて>>166

さすがに、ちょっと見すぎだったかなと、反省して頭をポリポリかきながらも]

おけ、オケ……桶?
何の話ー?

[一歩彼らに近づいて、どういった話をしているのだろうと交互に見やる。
どうやら、幼馴染の彼女にだけは、心なしか他の人よりも踏み込んでしまう傾向にあるようだ**]

(179) 2014/03/04(Tue) 07時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 07時頃


【人】 鳥使い フィリップ

うん、ジリヤだよね。
ごめん、あんまり変わったものだから、一瞬びっくりしちゃってさぁ。

[呑気に話しているようではあるが、彼女の拗ねたような口調>>181に、失言だったと後悔はしている。
ただ、同時に膨らんだ頬をつつきたいという衝動も、必死に抑えているところなのだが]

ああ、お化粧か。なるほどねー。

[俯きがちになりながらの声は、多少聞き取りづらかったかもしれないが、さして気にすることもなく]

[彼らの傍らに置かれたメイク道具を見て、そういえば、ジェレミーは演劇部って言ってたっけ、と思い返す。
彼の容貌や雰囲気からいっても、こういったことに詳しくても不思議はなさそうだ]

(184) 2014/03/04(Tue) 14時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[『でも、どうして急に化粧なんか――』

彼女がまた一つ大人に近づいて、自分からまた少し離れた気がして……
けれど、思い浮かんだ言葉は、ゆっくりと飲み込んで]

やっぱり女の子って、ずっと綺麗になりたいものなのかな。

[誤魔化すように零れたのは、ごくありきたりな一般論。

けれど――これ以上離れたくないなと、前に踏み出す足がまた一歩]

(185) 2014/03/04(Tue) 14時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 14時頃


【人】 鳥使い フィリップ

まぁ、たしかに、ずっと化粧しない女の人って、あんまりいない気もするけど。

[ぽつりぽつりと紡がれる彼女の言葉>>193には同意をしつつも、やはりどこか寂しくなって。

けれど、人はいつかは変わるもの。ピーターパンじゃあるまいし、いつまでも子どものままじゃいられないのだ。
自分だっていつかは大人になって――でも、はたしてそのときには、年齢にふさわしい振る舞いができているのだろうか]

[そんな考えに耽っていると、ジリヤが首をこてりと傾げるのも、ましてや彼女の手が自分の脇腹に向かって伸びていることも気づかずに]

――にゃっ?!
もー、ここ弱いって、ジリヤも知ってるじゃーん!

[飛び跳ねて奇声をあげると、彼女に向かって口を尖らせる。幼いころから脇腹は急所で、触れられたらいつもこんな反応をしたものだ。
むっとして、何か言い返そうとしたそのとき、]

(196) 2014/03/04(Tue) 20時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ぐゅうぅ……

[刺激を受けたお腹が再び雄叫びをあげた……。
先ほどまでのむすーっとした感情も忘れて、思わず苦笑を漏らした男を見て、彼女は何と思うだろう。

――ほんの束の間かもしれないが、さっきまでの悩みがはらりと霧散した気がした**]

(197) 2014/03/04(Tue) 20時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 20時半頃


 
 ゴロウ先輩……やはり、眼鏡じゃなかったですよね。

[思わずまじまじと見つめてしまったのは、そのせい。]


―― 廊下で一人佇む間に ――

[未来を変えよう
そう言ったハルカの声に、とても励まされる。]

 私は、自分で行ったことをやり直したいだけなのです。
 本当に、我侭なことですし……

 ああ、でも、先輩にも、関係あることなのですよ?

[正確には、この寮に残っている生徒全てに関してだ。
ほんの些細のことだけれど、ずっと引っかかっていたこと。
忘れられていればいい、そう考えたけれどやはり、自らが忘れられないかぎり永久に何も解決しないこと。]

 ええ、変えてみましょう。
 それが夢に消えても、きっと……

[そこにもう後悔はないだろう。そう、思うのだ*]


【人】 鳥使い フィリップ

猫じゃないよっ?!
ひどいなぁ。不意打ちとか卑怯だしー。

[こういった、楽しそうな笑い声>>209は、いつまでたっても変わらないんだなと感慨に耽りながらも、追撃されそうになるとしっかりと両手で腹回りをガード]

[そんなときに鳴り響いたお腹の音>>197。ジリヤが明らかに笑いを堪えているのが分かって、こんなしまらないタイミングで鳴らなくても……と、腹の虫に文句を言いたくなったが]

……うん、何か持ってくる。

[恥ずかしさやら情けなさやらで、怒る気力も無くなって、しょぼんと沈んだ風船のようになりながらも、お腹をさすりつつカウンターの方へ行こうかと]

[同じくらいのタイミングで、去り行くジェレミー>>199には「じゃあ、また」と手を振りながら、発せられた気障な台詞には、「さすが、イケメンは言うことが違うねー」と口では言いつつも、言いたかった言葉を先を越されたようで、また、その言葉に頬に手を当て俯くジリヤを見ると、内心少し複雑な気分になって]

(216) 2014/03/04(Tue) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[それはカウンターに行く途中だったかその前だったか。

そういえば、結局自分が一緒に頼むと言っておきながら、エルゴットに何を食べたいか訊いてないではないかと思って、彼女の方を見遣ると、ハルカとエルゴットのやり取り>>203>>205が目に入った。
話の内容は聞こえなくとも、やはり小犬をここに連れてきたのはマズかったらしいのは、エルゴットの様子を見たら分かる。
もしそうなら、安易な気持ちで連れてこよっかと言った自分にも、当然責任の一端はあるわけで。

食堂の職員に見つからないところで、どこかのタイミングでエルゴットと目が合ったなら、神妙な顔をして無言で片手を顔の前に立て、ごめんの合図]

(217) 2014/03/04(Tue) 23時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 23時頃


【人】 鳥使い フィリップ

おばちゃーん、きつねうどんくださーい!

[食べ物を前にすると、先ほどまでの落ち込み具合が嘘のように元気が戻る。
我ながら切り替えが早いとは思いつつも、この大きな油あげは好物のひとつなのだから仕方ないと自分に言い訳]

[きつねうどんが出来上がったときには、食堂にはどれくらいの人がいただろう。
もし、まだジリヤがこの場に残っているようなら、自然と彼女の前の席に腰掛けようと足が動いただろうが]

(228) 2014/03/04(Tue) 23時半頃

[あの木の根元はお気に入りの場所だった。
名前も知らぬ木。良くあの根元に座って、数学書に没頭した]

……だが、本当は。

[登ってみたいと思っていた。
そして結局、登ることのないまま、10年の時が過ぎた]


【人】 鳥使い フィリップ

[きつねうどんの乗ったお盆を手に振り返ると、まだジリヤは食堂に残っていたようだ。
どこか嬉しそうな笑顔で、ジリヤの前の席に腰掛けて、「いただきまーす!」と、うどんをすすっていたら]

あ、おはよー!

[誰かの朝の挨拶>>235が聞こえたとき、食堂の入り口付近にはどれくらいの人がいただろうか。

声に振り返ると、箸を止めつつ、それぞれに手を振って]

(245) 2014/03/05(Wed) 00時頃

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