24 明日の夜明け
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[ゆらり、ゆらりと、病室のカーテンが揺れている。 そのカーテンの隙間、夜の闇の中からにじみ出るようにして現れ、少年の眠るベッドへと歩み寄る] [足音は、――ない] よぉ、……久しぶり。ひでェ顔してるじゃねェか
[いつものように笑ってみせてから、少し悪戯気な表情になって]
そうそう、『兄貴』に報告しとかなきゃな。
ソフィアを俺の家に呼んだぜ。 キスもしたし、アイツが服を脱ぐのも見た。 俺の家に泊めて、次の日まで帰さなかった。
(64) tamamh2 2010/08/14(Sat) 11時頃
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どーだ、ムカついたか?
[ククク、と喉の奥で笑って]
まあ、からかうくらいは許してくれよ。お兄ちゃんお兄ちゃんってお前のことばかりで、 結局俺の気持ちは、気づいても貰えなかったんだからさ。 ――お前もきっと、気づいてなかったよな?
……悪ィ、ソフィアを泣かせちまった
[寂しげに笑って、もう一歩ベッドの側へと歩み寄った。 その足は、膝のあたりまで消えつつあって] 本当、おまえたちはいい兄妹だったよ。お前たちと知りあえて、本当によかった いつか一発殴ってやろうと思うくらい、仲の良すぎる兄妹だったけどな!
ああ、この際だからついでに殴らせてもらうか――
(65) tamamh2 2010/08/14(Sat) 11時頃
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[大きく振りかぶって。こつり。そっと、固定された左腕に拳をあてる] たいしたことはできねェ。せいぜい努力してリハビリしな。 そうすりゃ、写真を撮るのに不便しない程度には回復するだろうからさ
[微笑んだその姿。腕も、先ほどが最後の力とばかりに消えてしまっていて]
俺には墓はねェけど、……お前が空の写真を撮り続けるなら、 きっとそのうち、どこかで、逢えるかもなあ
[きっと俺は、この空のどこかでお前たちを見守っているから―― ささやくようにつぶやいた] ソフィアと仲良くな。 俺が妬くくらい、ふたりとも幸せになってくれれば、嬉しい
……アバよ、親友
[その声を最後に、姿は溶けるように消えて。 病室のカーテンだけが、窓も開いていないのにゆらゆらと*揺れていた*]
(66) tamamh2 2010/08/14(Sat) 11時頃
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始末屋 ズリエルは、受付 アイリスにごろにゃん。
tamamh2 2010/08/14(Sat) 11時半頃
始末屋 ズリエルは、メモを貼った。
tamamh2 2010/08/14(Sat) 12時頃
始末屋 ズリエルは、今日の運勢を守護神に聞いた。[[fotrune]]
tamamh2 2010/08/14(Sat) 13時頃
始末屋 ズリエルは、orz*末吉*
tamamh2 2010/08/14(Sat) 13時頃
始末屋 ズリエルは、ごろごろごろごろ(
tamamh2 2010/08/14(Sat) 13時頃
―― X Day ――
……。あ、あ……。
う、ここ…どこ…。なに…が…。
うそ…。
[事故が起きた時――実はまだ、彼女は、生きていた]
[感じたのは、地獄。熱と、砂と。煙と。痛み]
[購買の外、に居た事が、正解だったのか、どうなのか。あの時。衝撃に気を失った彼女は、幸いにも無人機の直撃を受けることなく――購買部を吹き飛ばしたその爆風で、高く、その身を飛ばされて。グラウンドの中央に、背中から落下した]
……ふ、ふ…あ…。
[息が戻ったのは、奇跡だったのだと思われる。背骨も折れていたはず。だが、彼女は、立った]
助けを…助け…よばなきゃ…。
[どんなにゆっくりでも、何かに取り付かれる様に――。視界の端に、燃える伝説の樹が見えたが、特に何も思う事は無く]
皆…誰か…誰、か…。
[その姿は、まだ残っている部分の、校舎へと消えていった]
[しかし――当局の記録には、ある、決定的な証拠が残っていると囁かれている]
[電話の横に、血でかかれた――生存者と犠牲者の、場所と、数字]
[そして――]
『ともだちを たすけてください』
[という ダイイングメッセージを写した、記録写真が――**]
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――その後 if――
[あの凄惨な事故によって、センス・オブ・チェリーブロッサムはメジャーデビューを目前にしながらボーカルとギターを喪うこととなった。
それによって困ったのは、当の残されたメンバーたち。 最後の初期メンバーだったギターのズリエルは、センス・オブ・チェリーブロッサムのほぼすべての楽曲の作詞作曲も担当していたのだが、
彼の死によってそれらの大半が散逸してしまったのである。
メンバーはズリエルの家中を探しつくしたが、結局スコアは一枚も発見できずに終わってしまう]
(151) tamamh2 2010/08/15(Sun) 01時頃
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『あのふたりの名前で、話題性で売ろう』
[そう言い出したのは、メンバーの誰だったろうか。 幸い、以前のライヴで僅かながら販売したディスクと、今度演るはずだった分のスコアは残っている。 『あの飛行機事故で喪われたメンバーの曲』ということで押し出せば、メディアも食いつくだろう。 そう考えた彼らは、急遽ボーカルとギターを補充して熱心な売り込み活動を開始した]
(152) tamamh2 2010/08/15(Sun) 01時頃
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[結論から言えば、確かにセンス・オブ・チェリーブロッサムは名前を売ることに成功した。 しかしそれは、必ずしも彼らの望んでいた形ではなかった]
(153) tamamh2 2010/08/15(Sun) 01時頃
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[確かに彼らは有名になった。しかし、それはあくまで曲の付随物としての人気だった。 昔の曲こそより有名になったが、彼らが新しく起こした曲は、気づけば段々と観衆に飽きられていく。 活動初期からのズリエルの熱狂的ファン、通称悪魔派の連中 (余談だが、ズリエルの死亡が確認された際には彼らは立入禁止になっていた学園の敷地内に侵入し、かがり火を焚きながら追悼の大合唱を行なって一時話題――というか大問題になった)の 『布教活動』もまた、大きな影響を与えたといっていいだろう。 活動初期の数少ない音源はネットの海を通して世界中を駆け巡り、ディスクは軒並みプレミアがついた。 他のメンバーの名は忘れ去られ、カルヴィナとズリエルのふたりだけが、伝説として神格化されていった]
(154) tamamh2 2010/08/15(Sun) 01時頃
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[それから十数年はたっただろうか。 あの飛行機事故のあった街から遠く離れたところにある、小さな町。そこで、噂が立った。 郊外にある半ば廃墟と化した建物で、夜な夜なギターが美しく鳴く声が聴こえるというのだ。 偶然その光景を目撃したものは、こう言った。 『長いウェーブの掛かった黒髪の、背の高い男が空に浮かんだまま、ギターを弾いていた』――と。 今や悪魔教団と呼ばれるほどに肥大化した悪魔派によって、その噂は大きく拡散されていった]
(155) tamamh2 2010/08/15(Sun) 01時頃
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[その男は、ふたり以上で訪れたときや、日中には決して現れない。 月の出る晩に、たったひとりで訪れ、礼拝堂のマリア像の前でギターを弾くこと。 その演奏が認められた時だけ彼は姿を現し、手ほどきをし、よほど気に入ったものには曲を与えるという。
コリーン・ヴェスティ、イアン・フォークナー、ミッシェル・グリフィス……現在のロック界の錚々たる面々が口を揃えて『その男から貰った曲』と称するそれは、彼らの代表曲であり、例外なくミリオンを達成している。 曲を得た者たちは同時に桜の樹のキーホルダーを渡されていることから、彼らは『桜の樹の悪魔』の弟子と呼ばれた。
――今や、ロックギタリストの登竜門として名高いその場所のかつての名は、*マグナス孤児院という*]
(156) tamamh2 2010/08/15(Sun) 01時頃
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始末屋 ズリエルは、メモを貼った。
tamamh2 2010/08/15(Sun) 01時頃
始末屋 ズリエルは、壁]・)
tamamh2 2010/08/15(Sun) 15時頃
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――if 20数年後――
黒さーん……黒さーん?
[辛くなったとき、さみしいとき、涙がこぼれそうになったとき。 そんなときは、いつも、ここにきた。何年も前に潰れちゃったらしい、古い孤児院の跡地の礼拝堂。 ここに行けば、必ず僕の一番のスーパーマンに会うことができたから] あ、いた! 黒さーん! ねえ、聞いてよ、黒さん。今日、学校でさ……
[いつものように、マリア像の前に佇んでいる大きな背中。 極端に無口で喋っているのを聞いたことがないけれど、なんでだろうか、不思議と会話に困ることはなかった。 黒さんの弾くギターを聴けばどんなに悲しいことでも忘れることができたし、 黒さんにギターを習うことほど楽しいことなんて、他になかった]
(195) tamamh2 2010/08/15(Sun) 15時半頃
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……うん、多分アイツらの言うとおり、中学を出たら僕も働かなくちゃいけないと思う。 高校に行きたくないのかって? そりゃ、行きたいよ。でも、母さんにこれ以上無理はさせられないし……
[14歳で未婚の母になった母さんは、僕を産んだせいで病がちになった。 おばあちゃんのおかげで何とかやってこれてるけれど、高校にまで行くお金はなくて] 行きたければ行けばいい、って……どうやってさ! お金もなくて入れる学校なんてないよ! それに、母さんやばあちゃんだって反対するに決まってる
(196) tamamh2 2010/08/15(Sun) 15時半頃
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[つい、と。差し出されたのは、二葉の手紙]
これをばあちゃんと、学校のエライ人に渡せって? それでなんとかなるって、ホントに……いや、そりゃ黒さんが嘘ついたことなんてないけどさ。
……うん、わかったよ。ばあちゃんのところに、行ってみる
[黒さんのギターが、僕の背中を押すように歌ってた]
(197) tamamh2 2010/08/15(Sun) 15時半頃
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――祖母の家――
[ばあちゃんは、いつもどこか悲しげな雰囲気をみにまとった人だった。 夏の、一番暑いさかりに決まって真っ黒な服を着て一日部屋にこもってるようなところもあったけれど、 いつでも僕には優しかった] 『おや、クリス。久しぶりじゃないかい』
うん。ばあちゃん、これ……渡してくれって、頼まれたんだ
『手紙? 誰からかねえ……』
[黒さんから預かった手紙を開いたおばあちゃんは、目を見開いて。 最後には、目にハンカチを押し付けるようにしながら読んでいた]
(198) tamamh2 2010/08/15(Sun) 15時半頃
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『……そうかい……そうだね。クリス、行っといで。 おまえの母さんのことは気にしなくてもいいさ。私だってまだまだ若いんだから』 ばあちゃん!
[抱きついて、頬にキス。おばあちゃんは、天を仰いで、よくわからないことを言った]
『お前はずっと、見守ってくれていたんだねぇ……わたしは何も、与えてやれなかったのにさ……』
(199) tamamh2 2010/08/15(Sun) 15時半頃
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[それから数週間後。僕は、生まれ故郷のあの町から遠く離れたところにいた。 黒さんが紹介状を書いてくれた議事高の理事長室で、こうして理事長と対面で座っている] 『君がクリストファー君かね。特別奨学生枠での入学を希望しているという』
あ、はい、そうです。えっと、その、本日はお日柄もよく――
『挨拶はいらんよ。で、特技はギターということでしたか。 我が議事高が、あのズリエル・マグナスの出身校だということは当然知っているでしょう? 毎年、多くの前途有望な若者がここに押しかけてくるから、すべてを受け入れるわけにもいかない。 で、君は誰の紹介でここに来たんだったかね?』
[明らかに冷たい応対。く、黒さーん……と胸の内で呻いて。でも、とりあえずやってみるだけはやってみようと] えっと、その……これを渡せばいいって聞いてて…… [そっと、黒さんから預かった手紙を差し出した]
(206) tamamh2 2010/08/15(Sun) 17時頃
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[差し出された手紙を、私は忙しいんだがねえと言わんばかりのオーラを振りまきながら受け取り、 開いたところで固まる理事長。まじまじと手紙を見つめ、二度読み、三度読み、 果ては虫眼鏡を持ち出してその署名をつぶさに調べて]
『むむ……こ、これは! ……いいでしょう、クリストファー君。君をわが校の特待生として来年度より受け入れましょう。 寮などの案内は後日送らせていただきます。お下がりなさい』
あ、ありがとうございます!
[やっぱり黒さんはすごいや、と飛び跳ねるようにして喜んで、 お礼もそこそこに理事長室を飛び出していく]
『じ、じ、直筆ーッ! 超プレミアーっ! ヒャッハー!』
[閉じた扉の向こう側で理事長があげた叫びは、防音の壁に遮られて外には届かなかった]
(207) tamamh2 2010/08/15(Sun) 17時頃
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[るんるん、と鼻歌を歌いながら議事校を出て、走り抜けた先は空が近い丘の上]
ああ、夢みたいだ! 高校に行けるなんて…… きっとギターも続けられて、軽音楽部に入ったらきっとバンドが組めたりするよね!
[友達もいっぱい作って。もしかしたら、かわいい彼女とかもできるかもしれない。 夢は広がるばかり] [いつしか、夕焼けの時間がやってきた。美しくたなびく雲が、赤々と染められはじめ、 ――いつの間にか近くに、他にも人が来ていたことに気づいた]
(208) tamamh2 2010/08/15(Sun) 17時頃
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うわ……
[一目見た瞬間から、目線が離れなくなった。 二人乗りの自転車、その後ろに足を揃えて座っている少女―― 前に乗っているだろう存在のことなど意識すらすっ飛んで、気づけば彼女の目の前で、手を握り締めるようにしながらこう言っていた] ひ、一目惚れです! 僕と付き合ってください、お願いしますっ
[それを聞いた少女が、自転車をこいでいた金髪の少年がどう、反応するのかは。 きっとまた別の話――**]
(209) tamamh2 2010/08/15(Sun) 17時頃
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始末屋 ズリエルは、メモを貼った。
tamamh2 2010/08/15(Sun) 17時頃
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いやそうですよねお義兄さん妹さん可愛いですよね! あ、僕クリストファーっていいます! クリスって呼んでくださいっ
[いつのまにか彼女の手をしっかりと握りながら、マシンガンのようにまくしたてて。 (>>210)毒なんて知らぬとばかりに、にこやかにエリックに向けて微笑む]
どうぞよろしくお願いしますね、お・義・兄・さん!
[ひとことひとこと、区切って、はっきりと。きっと、エリックには意図が伝わることだろう]
(230) tamamh2 2010/08/15(Sun) 19時半頃
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奇遇ですね、僕も来年からここに通うことになったんです! いやー嬉しいなあ、マリーさんがいると思うだけで高校生活が今から楽しみです! それにしてもマリー、名前もまた可愛らしい……!
[顔を赤らめたマリーに微笑みかけて]
ええもちろん、友達になりますとも! ぜひどんどん僕を知っていってくれると嬉しいです!
[言って、嬉しそうに笑うのだった**]
(231) tamamh2 2010/08/15(Sun) 19時半頃
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始末屋 ズリエルは、メモを貼った。
tamamh2 2010/08/15(Sun) 19時半頃
始末屋 ズリエルは、ドヤ顔。
tamamh2 2010/08/15(Sun) 20時頃
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― 私立議事堂高等学校 卒業式/屋上 ―
[給水塔の影、ちょうど上からは死角になるような位置。 もたれるようにして佇んでいた]
……お前の前に顔出したら、そのまま無理やり連れ去りそうだからなァ。
[小さく呟いて。うまくなったなあ、とギターの音色に目を細める。 本当なら直々に出向いて、教えてあげたいところだけれど、――やはり自分は死者なのだ] 死人に引きずり込まれたら、残るのは悲惨な結末だけだ、ってな……
[もう、成仏の仕方なんて忘れてしまった。 最初の頃は見えていたあの光の道も、もう、見えない]
(240) tamamh2 2010/08/15(Sun) 21時頃
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[怒り心頭の教師らを見事にやり過ごして悠然と帰る少女に、ふふと笑って] 早く、いい相手を見つけろよ。 その時にゃ、お祝いでも言いに顔を出すさ。
[何年後になるのかねえ? 相手、俺はテッドだと思うんだけどねえ……などと呟いて。 微笑を浮かべながら、見守り続けるのだ。 彼女に危険が及ばないように、見守り続けるのだ。 いつまで待たされるのかわからないけれど、いつか来るだろうその日まで] [そうして、自分が守らなくてもよくなったら――その時は、帰ろう。 生まれ育った、あの街に――**]
(241) tamamh2 2010/08/15(Sun) 21時頃
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始末屋 ズリエルは、メモを貼った。
tamamh2 2010/08/15(Sun) 21時頃
[ボウ、とツンデレ様とよばれるものが姿を現しました。何か言っているかもしれませんが、その声は聞こえません。多分]
[ツンデレ様はそのまま消えていきました。願いがかなった様子はありません]
[メアリーに、わたしツンデレ様じゃないから、というジェスチャーをしてまた消えていきました]
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