人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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【人】 幸運の科学 リッキィ

逃げて、にーさん。
……生き残ってる吸血鬼が守護部隊を殺しに来る。

[僕は氷みたいに冷たい手で背中を撫でられてる気分を堪えて告げる。
“始祖様”から下された命令について。

ちょうどキャロライナにーさんが、赤くなった円の軍服から何かを見つけた頃だったかな。>>109]


僕は、なんとか従わずに済むけど、早く――――、っ

[懐かしい声が聞こえる。僕の名前を呼ぶ、声。>>113
声のした方を向いたら、]

(115) 2014/02/20(Thu) 02時頃

そうだな。永い事愉しませてくれたのはホリー。
次はお前達位か。

[ジャニスから飛び退いた直後、少し考えてから零瑠に返す。
ホリーと眷属達が仕えた時間の差は膨大だ。
だがその僅かな時間である眷属達が次に来ると言う位、
鬼達は始祖を恐れ諂っていただけなのだろう]

いや…一番永く愉しませてくれたのは。

[思い出す]

家畜達か。

[短い生の中、代を重ねて繁殖し、
芸術を残し抗って死んでいく]

確かに家畜は必要だ。

[呟いたそれは改めての認識だった]


【人】 幸運の科学 リッキィ



 …………。あ、――――アヤっ!!


[五年前に比べたら大きくなってて、しっかりした服を着るようになってて、
どこか、痛々しい姿の絢矢が、そこにいたんだ**]

(116) 2014/02/20(Thu) 02時頃

[主の命が下る。広がる。

 まだ3人とも生きている。
 『家族』と会い、話し、何をしているのだろうか。

 零瑠の刃は安吾の血で濡れたのに。

 そういえば、真弓は明之進とリカルダを探していた。
 会えたのだろうか――…と、ふと思う。]


……待ってる。

[絢矢が来た。
明にーさんの言う「あと少し」を待ってる間に。

だからさっきも言ったことをもう一度繰り返して願いとする。
家族の何人かが久しぶりに揃ったその先に、どんなさびしい未来が待ってるとしても**]


幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 02時頃


 ……いつまで生き残れば、充分生きた事になると思いますか?

[答えはないと知って問う。]

 僕がしているのは、甘い事と面白い事と、
 どっちに見えるでしょうね。

[夜襲に煙る空を見た。これが自由の色かと思うと、晴れない]

[自覚は在るかと己に問う。
 もし、リカルダが本当に、誰の願いも、幸せの最低限も、
 "生きて"というだけのことも嫌だ言う時が来たら、
 きっと自分は、それを赦すだろう。
 ――己は鬼を刺す木であって、
 人と鬼とが相容れないのを知ってしまっているから]


 …………時間がない。

[今からでも遅すぎるくらいだ。]

 僕はあのひとの所に行くよ。

[そう言って視線を向けるのは、始祖の気配のある方へ。
 これ以上、この連鎖を繰り返しては駄目だ。]

 リッキィは、どうしたい?

[絢矢とキャロライナの傍にいる事だって出来る。
 自分は寧ろ、そうして欲しかった――今でも本当に、
 満身創痍の絢矢を戦場に戻したくない。

 リカルダなら、彼女を引き留めて守ってくれるのでは、
 そんな勝手な期待があったのは、否定できないけれど**]


【人】 幸運の科学 リッキィ

……っ、そんな、

[もし僕が「そうだよ」って言ったら、キャロライナにーさんはどうするのかな。>>119
僕を“敵”とみなして……殺して、くれるのかな。

僕の言葉に肯定してくれたにーさんの声は短くても揺るぎなくて、――流されそうになる。
けれど]


そんな、こと、…しない、よ。

[僕は、昔と変わらない――じゃなくって、昔に戻ったみたいなキャロライナにーさんには、
殺されたくないって思ったんだ。>>122]

(141) 2014/02/20(Thu) 19時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ



…絢矢っ、だいじょうぶ―――


[やっと会えた。生きて会えた。
なのに喜んでる余裕もないなんて。

僕が二度目に名前を呼ぶのよりちょっぴり早く、絢矢は周りを素早く見回してた。敵が来ないか警戒するみたいに。>>117

明にーさんと絢矢が、ちょっと前まで一緒にいたみたいなことをキャロライナにーさんは言う。>>124
絢矢も、もしかしたら、僕に夢を見せようとしに来たのかな。
――わかんない]

(142) 2014/02/20(Thu) 19時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[僕は、キャロライナにーさんが事の顛末を話すに任せることにした]


……。

[そっか、名前、ニールって言うんだ。>>134
僕は投げつけたマインゴーシュを拾うついでに、赤に沈んだその人の亡骸をほんの一瞬、見下ろして、

あとは、吸血鬼を斬り倒す絢矢の姿をただ、見てただけ。

見とれてたのはほんのわずかな間。
どっちかっていうと痛々しくって見てられないくらいだったのに、僕は、――止められなかったんだ]

(143) 2014/02/20(Thu) 19時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

明にーさん……!

[僕は立ち尽くす明にーさんに近付いた。足取りは相変わらずふらついてる。>>128
来たら話す、って言ったのに、どう話せばいいのかまだ分からなくて、また苦しくなる]

え、……?

[その時絢矢も明にーさんに近付いてきた。>>137

行こう、って、―――どこに?]

(144) 2014/02/20(Thu) 19時半頃

―――…。

[そっか。“始祖様”のところに行くんだ。
僕だって分かってる。“始祖様”を殺すのが、一番、最良に近いやり方だって]


僕は、――終わらせたい。

[戦って、誰かが死ぬ、その繰り返しを。
あるいは、罪にまみれた僕の生命を―――?]


【人】 幸運の科学 リッキィ

………。

[僕は握られた手と、絢矢の顔を交互に見比べる。>>138
誰かがちょっと外に出てくだけでも心配そうに見送ってた絢矢が、
今は表情ひとつ変えないで、僕の手の届かない遠くへ行こうとしてる]

――やだ。

[僕は首を横に振る。
これじゃあまるで駄々をこねてるみたい。小さい妹がねーさんに対して。
今の僕と絢矢を何も知らない人が見たら、そう見えるかもね]

(145) 2014/02/20(Thu) 20時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

だって、ケガ、だって、してるのに……

[僕は絢矢がちっとも平気そうに見えなくていっそう、ぶんぶんと首を横に振る。>>139]

なんで、そんな無理、して……、

[分かってる。“始祖様”を殺すためなんだってことくらい。
違うそうじゃなくて、なんで。
なんで絢矢が、こんな無理を背負ってるのかな。


あの時、手を、離していなければ。
吸血鬼から家族を守るための力があれば。

円は「誰にも、何にもできなかった」なんて言ってたけど、>>5:144
何かできていれば、今とは違う僕らになれていたんだったら、
これもやっぱり、―――僕の罪なんだ]

(146) 2014/02/20(Thu) 20時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[だから僕は罪をさらして、認めて、贖ってもらわなくちゃいけないのに]


おねがい。
おいて、かないで……!


[なんだろう、ほんとに、聞き分けのない子供に戻ったみたいに、
それしか、言葉が出てこない。

泣けなくなってるから、やっぱり、ちゃんと戻れたわけじゃないんだけど**]

(147) 2014/02/20(Thu) 20時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 20時頃


  嗚呼、あなただけだ。


   俺の永久は、あなただけ……


      全ての支配者である名を持つ、



   あなた、だけ…………

 

 


 うん。

 僕たちは、これ以上……――人に触れない方が良い。

[手を伸ばした所為で喪った、相似を知らずとも

 でも、今の絢矢とキャロ君を放ってもおけない。
 それにリッキィは、真弓ちゃんや零瑠君とは、
 たぶん戦えない。じゃない?

 ……と言うより、僕は、戦って欲しくない、かな。


……心地良い憎悪だな。

[家畜から憎悪を受ける事はあっても、所詮家畜。
この身に吹き付ける風よりも意識する事は無い。
鬼であっても同じだった。
もっとも、そこまだ憎悪を向ける鬼などいなかったが]

周、聴こえるぞ。
人でも鬼でも無くなった獣のお前の聲。

[気付けば夜明け。
家畜はその光に希望を見出すと言うが、
その光に照らされた獣>>+22はどんな姿なのだろう。
ピリリと肌を刺す殺意を感じながら、
目の届かない事が残念だと嗤った*]


[血統の異なる明之進に、周の声は聞こえないままだ。
 彼が今どうしているのか。零瑠と共にいるのか。
 解らないけど、無事を願ってしまうのと裏腹に、
 どこかで刺すような気配を感じる気がしていた]


人に、……、そっか。

[明にーさんの言うことはもっともだと思う。
僕らの間に絆がもたらされたとしてもそれはきっと、触れれば崩れ落ちていくほどもろいもので。

でも、だからって、触れれば崩れ落ちそうな絢矢の傍にいてあげられないのは、――苦しくて]


……僕だって、

[違う、これは強さで張り合えるかの問題じゃなくて。

同じ運命を歩んだ“家族”に刃を向けられるかどうかを訊かれてるんだ。

沈黙が肯定になっちゃうって思っても、
すぐにそれしか返せなくなる]


【人】 幸運の科学 リッキィ

…… アヤ―――

[あれ、絢矢ってこんな、大きかったっけ。
その時になって僕はようやく気付く。絢矢が、かつてと同じ目線で僕を見てたんだってことに。

だけど今は、大きくなった分、力も強くなった分、
僕のことを包み込むみたいに抱きしめて、僕の手をしっかり握ってくれてる]


……、〜〜〜〜〜っ。

[泣けてくるのに涙が出てこないのは苦しいけど、
それもひとりじゃなければ、ひとりじゃないから、どうにか乗り越えられる気がしてた]

(175) 2014/02/20(Thu) 23時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 23時頃


だが、お前だけは私の傍にいて良いと決めた。
その期待裏切るな。

[ホリーの力を得た真弓に実力では敵わぬだろうからこそ。
その忠義の心を見せろと、誘う様に笑みを投げた]


[結局、零にーさんが何を望んでるのかは訊けずじまい。
僕の耳に届いたのは、周にーさんが吸血鬼になったという結果だけ。


生きてて良かった。
みんなも同じ場所に連れて行きたかった。

こんなワガママを、にーさんはどう思うのかな。

声を、顔を、懐かしむ。けれど、そのどちらも、届かないんだ]


[14の誕生日の日を思い出す。
 乾杯したのは『新しい家族』に。

 ホリーとの暮らしがどれ程長かったかは推し量ることしか出来ない。]

確かに、あなたが読んでいた本も、また家畜が――…人が、作り、形にして、継いできたものですね。

鬼にはないものを、あなたは愉しみとしてきた。

[他には心の内の。希望に絶望に後悔に反省に幸福に苦しみに哀しみに――色の変わる、心の。]


では、どうされます?

[必要と分かった家畜を。]


 あぁ、……あなたに、試して頂きたいものがあります。

きっと、美味しいですよ。

[本だけではなく、久しく口にしていない菓子も。料理も。*]


【人】 幸運の科学 リッキィ

明にーさん、僕も、行くよ。


[僕は絢矢の意志を尊重することを示す。

――絢矢と手を取り合って、共に、外に。
かつて願ったのとはずいぶん違う形になっちゃったね。

ただ、僕は絢矢が止まる様子を見せない理由を知らないから、
不安がただただ渦巻いていて、絢矢の手をぎゅっと握りしめてた]

(202) 2014/02/21(Fri) 00時頃

えぇ、けして決して――裏切りはしません。
あなたの期待に沿いましょう。

[そう、主が零瑠に向かう笑みひとつあれば。

 気力は増し、士気高まるのだ。]


【人】 幸運の科学 リッキィ

………、でも死んだら意味ない、っていうのは、
明にーさんの方に、賛成で。


[うん、さすがにこの言葉は聞き逃せない。>>190

全てが終わった後、絢矢に僕の罪を贖ってもらいたい、なんて、
すごく一方的でワガママな思いは内に秘めて。

意味ありげな笑みは少ししか歪まない]

(208) 2014/02/21(Fri) 00時頃

……お父様、
あなたの終わる時、
それはそう遠くないのですから、
どうぞ思い出してくださいね。

わたしがあなたの終わりを祈ることを。

[姉から受けて託した死の棘、
それこそが己の父に対する祈りのかたちだ]


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