人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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――祝福なら、
アンタは、俺に与えない。

絶対に。
 


【人】 捜査官 ジェフ

 あるものは有効に活用する。
 当然のことだろう?

[口にしながら、長剣と己の距離。
それからドナルドの距離を冷静に測る

魔物との戦いには慣れていた。
だが、ドナルドが簡単に行動を避けたのは、
吸血鬼だからではなく、
元々の戦士としての資質なのだろう。

今までと同じようにはいかない――]

 ならば……!

[剣が重なって落ちている中間地点まで駆け出した]

(100) 2012/05/03(Thu) 20時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 20時頃


【人】 捜査官 ジェフ

[鞭のようにしなやかな動きで飛来するワイヤーを
避ける気は最初からなかった。
自分の動きに向けて、行動する彼の隙をついて
銀のダガーを投げつけた。

同時に伸びてきたワイヤーは剣をとろうと伸ばした右手。
更には厚手の服で防護していた腹部さえ切り裂き、
みるみるうちに血が溢れだしてくる]

(103) 2012/05/03(Thu) 20時頃

[名を求めた相手。
 そして、クラリッサに血を捧げて魔に堕ちた男だ。
 「認めて」いる。]


  おまえの名誉のため──呼ばれぬ限りは、介入せぬ。


【人】 捜査官 ジェフ

 はぁっ……はぁっ……

 [身体を引き裂いた痛みに、息が乱れる。
 血が流れだし、ぬらりとした手で、長剣を掴んだが、
 滑ってしまって、再び取り落としてしまった。

 だが大ダメージを追ったのはドナルドも同じだった。
 正確に眼帯の奥を貫き、苦しむドナルドを睨みつける]

(108) 2012/05/03(Thu) 20時半頃

 
[チラと、ヘクターの反応を伺う。]
 


【人】 捜査官 ジェフ

 はっ……
 しぶ……といな……。
 
[投げ捨てられたダガーは魔に触れた証として黒ずんでいて、
浄化をしない限り二度は使えない。
心臓を狙ったはずなのに、ワイヤーの曲線的な動きに阻まれたのか、
逸れてしまったことが致命傷になるかもしれない]

 ムパムピス……。

[まだ囚われているだろう修道士の名を呼ぶ。
彼が動けさえすれば、再びダガーは祝福を受けられるのだ]

(109) 2012/05/03(Thu) 20時半頃

[酷く乱れた息と、忌々しげに歯を食い縛る音。]

……やれる限りはやるさ。
アイツの、御所望なんでな。

[だが彼は己を気遣ってくれているのだろう。
 それに思い当たり、付け加える。]

……サンキュ。


 ――――――。

[ドナルドの声に、
その、揺るぎない言葉に、
最初は沈黙が落ちる。]

 …………… く。

[続いてこみ上げるのは、笑いの波動。]

 くく、………く、ぁ、ハハッ……
 


【人】 捜査官 ジェフ

[血が溢れる腹部を押さえ込みながら、
いつ倒れこんでもおかしくない身体を気力だけで支えているが、
まっすぐにはたっていることが出来ず、戦いにはほど遠いありさまだった。

不意に、耳障りな嗤い声が響き、その声のしたほうに視線を向けて]

 ――……ムパムピスっ!

[視界に入ったのは彼の身体に深々と突き刺さった闇の剣]

 ムパ……

[思わず身体が動きそうになるが、足音で意識を引き戻される。
血濡れの手で額の汗を拭うと、再び手を伸ばして
痺れた手で、長剣を漸く掴んだ]

(117) 2012/05/03(Thu) 21時頃

【人】 捜査官 ジェフ

 ……師に対してか。
 それは有難いというべきか。

[怪我などひとつもない身体ですら満足に戦えるかどうか
わからない相手。
だが、そのヘクターを前に一歩も引く気はなかった]

 答えは決まっている。
 ……お前らを倒して、ムパムピスを助ける。

[腹を押さえていた手をどけると、戦う意志を示すように剣を構えた]

(122) 2012/05/03(Thu) 21時頃

【人】 捜査官 ジェフ

 ムパムピス……。
 私がこの男に勝つまで、耐えろよ。

[ムパムピスの元へ駆け寄るわけにはいかない。
そんなことをすれば、それこそヘクターの思う通りに
二人とも殺されてしまうだろう

激しい憎悪が募る時ほど、冷静に判断をしなければならない――。
それも師からの教えだった]

(129) 2012/05/03(Thu) 21時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[残る力を振り絞って、ヘクターとの間合いを一気に詰めて]

 はっ……!
 
  [大きく――跳んだ]


[二度と同じ過ちは繰り返さない。
手が届かないのなら跳べばいい。

跳躍と同時に剣を振り上げると、
斜めから首をめがけて、刃を振り下ろした]

(131) 2012/05/03(Thu) 22時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[空中からでは、ヘクターが身体を逃がす動きにも、
下から突き上げる行動にも、臨機応変に対応できずに、
胸部に激しい衝撃を受ける]

 ぐ……ぁっ……

[呻き声とともに、身体は簡単に宙を舞い、
受け身もとれぬまま床に打ち付けられた。

剣も打撃の衝撃で手から離れて、
倒れたままでは手を伸ばしても届かないところに、
からんと音をたてて、転がった]

(139) 2012/05/03(Thu) 22時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[仰向けに転がったまま
目が霞んで、意識が閉じそうになるのを
辛うじて持ちこたえている

革袋に入った、もう1本残っている青い薬。
どれくらいの時間を開ければ、
副作用を心配しなくともすむのか。

頭の中を支配することは、その考えだった]

(140) 2012/05/03(Thu) 22時半頃

 
 ドナルド、助かった。
 


いや…、間に合って良かった。

悪ィ、ワイヤー駄目になっちまった。
ちょい武器調達するわ。

[ヒューが無事だったことに安堵の息をついて、
 その間頼む、と軽い笑みをむける]


【人】 捜査官 ジェフ

 私が生きている理由……?
 むすめ……を最初に斬ったから……?

[それは、どういうことなのだろう。
物理的なことで、自分の知らないなにかがあるのだろうか。
それとも精神的なことなのか――
恐らく後者なのだろう。

と、何かを蹴り飛ばす音。
確かめるように床のあちこちを触っていると
ヘクターの血が僅かについた長剣に指が触れた。
必死に手繰りよせると、杖がわりにして身を起こす]

(150) 2012/05/03(Thu) 23時頃

【人】 捜査官 ジェフ

死んで……たまるか。

[やれることは、恐らくあまり残されていない。
今の一撃を防がれるようでは、他の攻撃がどれほどになるのか。

考えてもわからないから――
力を振り絞ってヘクターに、もう一度肉薄し。
心臓をめがけて突き出した]

(152) 2012/05/03(Thu) 23時頃


 動けるか、ドナルド。


   ああ── 護衛は任せろ。

[それこそ本領発揮だと奮起する。]


……ん。
俺もアンタは、誰かを護ってる姿が似合うと思うよ。

[やわらかく喉を鳴らす気配。]

ま、俺は護らなくても大丈夫だけどな。
当座のものは出来た。


隙を見てラルフのレイピアを拾いにいくが、
……それまで、ジェフリーが持つかは…、…

[主らの戦いに目を向け――
 息を、呑む。]

っ、おい…!

[最後の声は、貫かれた主にむけてのもの。]


 
 後ろは、構うな。

[ヘクターであろうと自分であろうと、と含みを持たせて送り出す。]


【人】 捜査官 ジェフ

[ヘクターは直前でまたも、素早く体勢をひねり逃れようとする。
その身体を追うように剣の軌跡をほんの少しずらし――。
それでも狙った場所には届かなかったが、
突き刺したとという手応えは確かにあった

筋肉の鎧を突き破ろうと、左手に力を籠める。
右手は剣に添えているのがやっとだった]

 ヘクター……。
 もう一度……死ね!

[痛みで意識は飛びそうになり、目の前のことしか考えられなかった]

(161) 2012/05/03(Thu) 23時半頃

[声を向けられて、言葉でこたえることはしなかった。

ただ、笑みの気配を届ける。


  血に飢えて、獰猛な、
  狩りに昂奮している、獣の笑みを。]


【人】 捜査官 ジェフ

『良い一撃じゃねぇか。』

[随分と近くで聞こえるヘクターの声。
身体中を蛇に巻き付かれるような、
鈍くて強い痛みが走って顔を上げると、
鋭い牙が獲物の血を今か今かと待ち望んでいるように、
剥き出しになっていた。
驚いたように目を見開くと]

 ――……!

[這い上がるのは嫌悪だけしかない。
手から剣を離すと、吸血鬼の身体から逃れようと身を捩りながら、
顔に手を伸ばして、なんとか遠ざけようとする]

(165) 2012/05/03(Thu) 23時半頃

ジェフは、ヒューに話の続きを促した。

2012/05/03(Thu) 23時半頃


【人】 捜査官 ジェフ

 な……。

[何を馬鹿なことを。
そう言いたかった

自分の血だけでなく、身体を貫いたヘクターの血が服に付着している
それが、服を染みとおって自分の身体につくような感触がして
気持ち悪い]

(170) 2012/05/04(Fri) 00時頃

【人】 捜査官 ジェフ

 ぐああああああああ!!!!

[一面の闇の中、響き渡る絶叫
どんなに藻掻いたところで、ヘクターの腕の中から逃げることはかなわず。

首筋を食い破かれ、あたりの肉ごと食されているように、抉られた。
ヒトの温かい血潮が、飛沫をあげて勢い良く吹き出して
ヘクターの顔を染めてゆく]

(172) 2012/05/04(Fri) 00時頃

【人】 捜査官 ジェフ

  [目が霞む]


   [息が出来ないほど苦しい]

 
     [痛い]


      [熱い]

(175) 2012/05/04(Fri) 00時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[師の怒ったような、困ったような、笑ったような姿が脳裏に蘇って]


    [――ジェフリーの意識はそこで途絶えた**]

 

(178) 2012/05/04(Fri) 00時頃

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