人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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 ――……えっと、なにが、どうしたんです?

[薔薇の香りで色々麻痺してるのか、
頭に聴こえた泣きだしそうな声を放っておくこともできず、
ひとまず頭の中で尋ねてみた。]


    『ああ、良い子』

           『あの子の想いはなんて甘美』

    『残した想いもなんて熱さ』


[新たな虜の訪れに、薔薇はうっとりと笑っている。]


………あれっ。オリオル君の声が聞こえるよ〜?
なんでだろ〜。

[後輩の声が聞こえたことに、不思議そうに。
その疑問が、一時的だが泣きそうな声を引っ込めさせて、いつも通りののんびりとした声を取り戻させた。]

元気〜?俺はあんまり元気じゃないよ〜。
今日も絶賛不健康児〜。

[冗談を飛ばすけれど、は〜、と溜息を一つ。]




    『君も素直になれば良いのに。』

[思った以上に忍耐力のあるもう一人には不満げな視線を向けるけれど。
 少しずつ浸食しようとするそれだけで、か弱い身体にはひどい負担となるのだろう。]


うるさいな〜。
童貞の執念なめるなよ〜。

[全くもって自慢できない。]

………俺の恋心、あとであげるから、さ。


 その感じは、やっぱりノックス先輩ですね。
 なんでって、俺が聴きたいんですけど……。

[脳内会話が成立したことに、若干驚きつつも、
それほどの驚愕がないのは麻痺しているからだろう。]

 俺は、まぁ、そこそこ元気ですけど。
 先輩って、気持ち的にはいつも元気そうなのに
 身体はおいといて、どうしたんです?

[なんだか結構失礼なこという間に、
聴きなれない声が聴こえて、流石にびくっとなった。]

 え?もう1人聴こえる??


 ちょ、え、なんの話してるんですか?

[童貞とか恋心とか聴こえて、あわあわ。]


こう…男への初恋っていうの〜?
俺の中にそんな感情があったっぽくて。

それがかなり衝撃だけど、その相手が嫌っているとばかり思っていた人で、それも衝撃で、且つ既に恋敵がいる上に、相手は多分俺のこと何とも思ってないだろうなという予想ができて〜。

前途多難すぎて泣けてきてるところ。

[さすがに、その恋敵と寝てしまいそうになっているのまでは省いたが、テッドに軽く説明する。
倫理観の強い彼にあっさりと言えてしまったのは、秘密の会話ができたことで、気持ちが緩んでいたからだろうか。]


 嫌い嫌いも好きのうちってやつだったってことですか?

[おそらく相手にとっては酷く重要なことなのだろうけれど、
どうものんびりとした口調が、それと感じさせない。]

 相手も無関心の振りしてるだけかもしれませんよ。

 それにどうせ後悔するなら、動いて後悔した方がいいんじゃないですか?
 一般的には。

[だからこそもあるだろう。
相手が知らない間に、倫理観の一つが崩れてしまった少年もまた、わりとあっさり無責任なアドバイスをした。]


ジョージは、フィリパがサイモンの誘いに乗るなら、いつも世話をやかれるときに似た笑顔できっとついてゆく。**

2011/08/09(Tue) 13時半頃


うっさいば〜か!
俺、動く事のできるような…自分に自信のあるものなんか何も持ってないもん〜!

リア充爆発しろ〜!

[子どもっぽく、自分でもよくわからないことを言いながら反抗。はあはあと息を荒げながら]

……ああ、ごめんね〜。
話の途中だけど、ちょっと……取り込みそう……

[どこか虚ろな響きを乗せて。]


 俺もべつに自信なんて何もなかったすけどね。
 リア充爆発ってなんっすか???

[子供のように叫ぶ人に、きょとん。]

 ――……ただ俺は、どうせ後悔するなら
 自分じゃないとって言ってくれる人が良かったってだけで。

[ポツっと呟いた後黙るのは、取り込むと言われたから。]


[自分じゃないと嫌だ、と言ってほしかった。

最初に彼と…そうなりかけた時、誰にでも優しさを振りまく彼はそう言ってくれないんじゃないかと思って、拒絶した。

無自覚で臆病な心の奥にあった、それが真実。]


[はら、と涙が一つ落ちた。]


……童貞より先に、処女失ってしまった……


[ふと気づいた事実に愕然として、思わず零した。]


 ちょ、なんてこと云うんですかっ。
 あれ?先輩想いが通じたんですか?良かったですね。

[聴こえた声に、びくっとなって返す。
好きなもの同士で……という認識しかないので、
取り込み中って、どうこういいながらそういうことだったのかと、勝手に納得していたのだけれど。]

 ―――……っ

[突然、意識をどこかに持って行かれるような
そんな感覚を覚え、悲鳴を噛み殺したような音を相手に伝えた。]


えっ、何、今の声に出てた…!?

[うっかり、あほなカミングアウトをしてしまったことに気づいてうろたえた声。想いが通じた…には、何とも言えず、沈黙を守っていたが。

悲鳴を飲み込むような音が聞こえた気がして、]


……オリオル君?


留守番 ジョージは、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 21時頃


[薔薇の香りに誘われるまま、身に溜る熱を発散させようとルーカスを誘う。
嗚呼、でも……―――]

 やっぱ、好きな人と……が、いい   な。

[とぎれとぎれ、薔薇の香りに惑わされながら、声を返した。]


【人】 留守番 ジョージ

──回想・廊下──

[いつだったか、パイを切り分けて貰ったり、雨でびしょ濡れのところをタオルで拭かれたり。何度も助けて貰った先輩は、今、狡猾な蛇の毒牙にかかろうとしている。
 それを知りながら、、そうして咲くのが綺麗な花だと知るから、フィリパの足にまとわりつく小動物のように小部屋について行く。

 テッドの視線に薔薇の精は気づいたけれど、何もこたえることはなく、ただ呪いに囚われたものにのみ聞こえる笑い声を残した。]

(146) 2011/08/09(Tue) 21時半頃

――――……


[テッドの呟きに、返せる言葉はしばらく見つからず。]

……そうだね〜。
普通、そうだよね〜……

[それだけを呟いた。
彼が、想い人とは違う者と何をしようとしているのか…
そこまでは、察せられなくて。]


【人】 留守番 ジョージ

──小部屋──

 フィリパ先輩、かわいい。

[シャボンの香りのする清廉な先輩が、今は揺れる瞳で熱い息をこぼしている、それがとても楽しくて、肩口や長い髪にそっとキスをする。
 けれどいつもされるがままの少年は、その先どうすれば良いのかがよくわからなくて、サイモンの動きの邪魔にならぬよう、ほんのわずか触れるだけの愛撫を戯れに繰り返した。]

 うん、人数は多い方が、嬉しいって。

[ヘクターのノックが聞こえれば、薔薇の精の言葉を代弁し頷いて。
 カチャリと開けるドア。流れ出す濃密な薔薇の香りと共に、誘う笑みで見上げた。]

(148) 2011/08/09(Tue) 21時半頃

ジョージは、サイモンの部屋に収まりきらぬほどの香りをまき散らしながら。

2011/08/09(Tue) 21時半頃


 でも、誰かの役に立てるなら……―――

[ゆらゆらと波間を漂うような声音で囁く。]

 それは、それで、いいのかもしれないですね。


【人】 留守番 ジョージ

 ねえ、ヘクター先輩。
 薔薇の精は、悪い妖精じゃないんだよ。

[いつかのおとぎ話。呪いなんかではないのだと、呪いに深く深く囚われた少年は言う。]

 気持ちいいの、教えてくれたの。怖いのももうなくて。

[キスを奪うには身長差がありすぎる。代わりに、引いた手の先に口づけた。]

 だからもう、先輩に泣かされたりしないよ。

[薔薇の香りは暴力的なまでに強まって、妖精は少年の魂を侵してゆく。
 ヘクターもまた養分になれと誘ってゆく。]

(155) 2011/08/09(Tue) 22時頃

【人】 留守番 ジョージ

 ん……。

[無骨な指に舌を這わす。痛いことの準備として刻みつけられたこの行為は、以前は嫌いだった、けれど今はもう平気。ぴちゃり、音を立てて舌を這わす。
 抱きしめられることに飢えた身体の使い方を覚えたから。]

 フィリパ先輩もサイモン先輩もあそんでくれないんだ。あそんで?

[そう言ってまた舌をからめた。]

(170) 2011/08/09(Tue) 23時頃



[ゆらめくようなテッドの言葉には、何も返せなかった。

先程、後輩に自分の役に立ってもらったばかりだ。

誰かを求めたくなる心が、わかってしまったから]


 ……誰でもいいんだ。

[恋のふりだと気づいてしまった少年は、寂しそうに一言だけを。]


 うん……?

[ノックスの返事は聴こえないけれど。
その代わり、先程すれ違った後輩の声が聴こえ、
小さく問いかけるように返す。

ああ、そう言えば、ボトルシップ見せるって言ったっけ。
そんな約束を微か思い出しながら。]


【人】 留守番 ジョージ

 だいじょうぶ。
 ちゃんと、やるもん。

[ヘクターの熱くなっているそこに、ズボンの上からそっと触れる。
 女の子と同じだ、などと促すには少年はそちらの経験が無くて、拙い手でベルトに手を掛けた。]

(186) 2011/08/09(Tue) 23時半頃

 ザック先輩じゃなくても、良かったんだ……。

[気づいたから哀しくて。
 金属製の小さな飛行機や、瓶の中に閉じ込められた船や、見せ合ってはしゃいだのがとてもとても昔に思えた。]


【人】 留守番 ジョージ

 違うよ……。
 無理矢理じゃないし、僕は、花を咲かせるの。
 ぎゅっとしてくれたら、あとはいいから、頂戴?

[要領を得ない言葉で、嫌では無いのだと告げる。
 おどおどした瞳を一瞬伏せて、もう一度見上げて、口元弧を描かせて。

 どうにかベルトを外すと、自分のものと同じ器官かと疑うほどの大きさの違いに一瞬固まって、それから両手で握るように熱を煽った。]

(203) 2011/08/10(Wed) 00時頃

[甘さだけではない、苦味も含んだ恋の涙。


それは、薔薇へ与えられる水となって降り注ぐ。]


【人】 留守番 ジョージ

[薔薇の香りにそそのかされながらも、それに口をつけるのは躊躇われて、手のひらでの奉仕を続ける。
 背後からは理性を取り戻したフィリパの悲鳴と、サイモンの笑い声が聞こえて。鼻をつくのは精と、汗と、薔薇の香り。]

 僕は妖精の友達だもの。

[狂った空間に躊躇いは次第に溶かされて。ヘクターのそれに舌を這わせた。]

(219) 2011/08/10(Wed) 00時半頃

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