人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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【人】 捜査官 ジェフ

― 大広間 ―

[ようやく顔を上げてみたものは、全く様相が変わってしまった大広間の姿。
中央に集められたテーブルからは、勢い良く炎が吹き上がり
テーブルから滑り落ちたクロスの端も燃えていた。
クロスの盛り上がった場所には、ラルフのエストック>.56が突き刺さっている]

 ラルフ!

[嫌な予感が襲って名前を呼びながら、クロスをめくると、
エストックが突き刺さっていたのはレオナルドの背嚢>>57だった]

 ……レオナルド?どこだ?

……ムパムピス。消火を――。
それからラルフとレオナルドを探すんだ。

[行方のしれないエリアスは諦めるとしても、
彼らの所有物があるということはこの近くにいるかもしれない。
そう思うと、彼らを放り出したまま扉のほうに向かう気には*なれない*]

(61) 2012/05/01(Tue) 14時頃


っう、……、…

[ぞくりと身を震わせ、弾けるように顔を上げた。
 低く、獣が喉を鳴らすに似た囁き。

 耳管に直接吹き込まれるような其れが、
 眷属にのみ届く『声』であるとは未だ知らず
 
 監視されているのだという総毛立つような嫌悪と
 己を気にかけて呉れた事への泣きそうな歓びが迫る]


心配…、だって?

──ざ、けんな…。
誰が……。…

[よわよわしく、吐き捨てる。
 まるで子を甘えさせる父親の様なその声音。
 
 『彼女』が愛した男の。
 『彼女』が──待ち続けた男の]


[全てが罠で欺瞞で偽りであると知りながら
 くぐもり笑うその声をかつての彼女も聞いたのかと

 この胸の痛みを、
 
 ──彼女も、]


 ふん……

[鼻を鳴らすような吐息に覆いがたく滲むのは、愉悦。]

 "親"にそんな口をきく"子"には、
 躾が必要だなぁ。

[弱々しいその声に、抵抗の意志は薄いと知りながら、
"血の親"たる義務にかこつけて、罰を口にする。]


 おまえの為を思ってのことだぞ?

[優しさを装った声を掛けながら、見えない手を伸ばした。
血の縁をたぐり寄せ、内に流れる己の血を操って
きつく、内腑を締め上げる。
魔に堕ちる前、受けた痛手を思い出させるように。

懲罰は尾を引く苦痛だけを与え、
ごく短い時間続いたあと、引いていった。]


 良い子にしていたら、ちゃんと褒めてやる。
 だから、オレに逆らうな。

  いいな?

[支配の絆を刻みつけるように、言葉を突き立てた**]


ジェフは、ヒューに話の続きを促した。

2012/05/01(Tue) 20時半頃


ジェフは、ドナルドに話の続きを促した。

2012/05/01(Tue) 20時半頃


[地を力無く睨む男の耳に響く、嗜虐的な嗤笑。
 あらがえぬ獣をいたぶるような其れに、かっと怒りで頬が紅潮する]

躾、だって?
誰がてめえなんかの子に──ッ

……っ、…ひぁッ

[ぞくり、と背筋を裂く痛み。
 躯の内を「何か」が弄る感触に悲鳴を上げた]



…、…な、…や、……ぁ、…あ、ぐッ

[腹を押さえ、無様に床に転がって苦痛に悶えた。
『それ』は臓腑の中を掻き回し、潰し、締め上げて、
 ひとならぬ身にすら耐え難い程の激痛を齎す]



…、……っ、…。──

[それはほんの須臾であったのかもしれない。

 痛みは嘘の様に引き
 横たわったまま、息を荒げる]

………。……

 鎖で首を絞め上げるような、支配者の宣旨。
 もう、何かを言い返す気力は失っていた。

 石床に顔をつけたまま、声に出さずただ小さく肯く。
 ──食い破った唇が、薄赤く濡れて鉄の芳香を放った*]


【人】 捜査官 ジェフ

 ……ラルフ?
 ラルフ!

[ラルフのエストックが刺さっていた、すぐそば。
ラルフはそこに眠っていた。
彼の身体のまわりには、真新しい血溜まりが出来ていて]

 すぐ……治療を……。

[そう口にしたものの、すでに手遅れなことは明らかだった。
せめて火に巻き込まれないように。
そう思い、遺体を横抱きにすると、
バリケードからも階段からも遠い部屋の片隅に、彼の遺体を横たえた]

(89) 2012/05/01(Tue) 21時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 21時頃


【人】 捜査官 ジェフ

[血溜まりはあの日のことを思い出させる。
男が師を永遠に失ったあの日を――。

あれはここではない、もっと遠い国。
やはり国王から直々に依頼を受けて、
小高い丘に聳え立つ城で、師について初めての実戦。

あのヘクターの首と胴を、斬り落としたほどの男なのだから、
討伐に失敗するはずがなかった。
自分さえいなければ――]

(91) 2012/05/01(Tue) 21時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[まだ新米だった自分は、
自分は無実だと、泣いて助けを求める娘を
斬ることが出来なかった。

一瞬の隙を女吸血鬼が見逃すはずがなく。
隠していた鋭い爪で、腹を引き裂こうとして。

  ――死ぬ。

思わず目をつぶってしまった。
だがその時はやってこず、恐る恐る目を開けると
息も絶え絶えな女吸血鬼の姿と、
血溜まりのなか、倒れている師の姿。
師に駆け寄れば、答えが帰ってくる]

  何をしている。早く奴に止めを刺すんだ――。
  もう、お前しか出来ない。

(92) 2012/05/01(Tue) 21時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[師に言われた通り、女吸血鬼に止めをさして、
また師に駆け寄ると。

――彼はすでに絶命していた。

何もかも自分の甘さが招いたことだった。
その過ちを忘れないように、
師の血が染み付いた彼のペンダントを
その時から肌身離さず身につけた]

(93) 2012/05/01(Tue) 21時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 21時半頃


【人】 捜査官 ジェフ

 そうか……。

[ムパムピスの報告>>105に頷いて]

 ……だが、このまま逃げたら?
 我々が援軍を連れて戻ってくるまで、彼はこのままでいられるだろうか。

 私は彼の名誉を護ってやりたい。
 ならば、今ここで――倒すしかない。

[覚悟を決めたように告げ]

 ムパムピス。
 君一人で戻って援軍を連れてきてくれないか。

(110) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 22時半頃


ジェフは、ヘクターに話の続きを促した。

2012/05/01(Tue) 22時半頃


 ―――…おいおい

[見ている、と宣言したとおり、
意識の一部は眷属の動きへと向けていて]

 だれがオッサンだ。だれが。

[別に声を届かせる気もなく、存外楽しげに文句をつけていた。]


【人】 捜査官 ジェフ

[ぎりと歯を噛み締める。
確かにそうだ。
師がヘクターを討伐した時も、当然一人の力ではなかったのだから。
だが、それでも意志は揺るがない]

 ああ……。
 それでも私は残る。

 だから、君だけでも――

[――ムパムピスだけでも助けられれば]

(122) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 レオナルド?

[ムパムピスの声>>124に、彼もまたあたりを見回し]

 レオナルド、無事だったのか?

[だが、無闇矢鱈と探し回らない。
レオナルドが吸血鬼になっている可能性を警戒して
剣に手を掛けた]

(125) 2012/05/01(Tue) 23時頃


……この城の何処に、
他にケッタクソ悪ィオッサンがいるんだよ。

[呆れたように、囁きを返して]


【人】 捜査官 ジェフ

 ……

[姿をあらわしたレオナルド>>128の姿に眉をひそめた
顔が少し膨れ上がっているところを見れば、やけどしたのだろうか。
更に額から流れる血。
とりわけ口元から零れたような血の跡が
神の祝福を失ったように見えて]

 ムパムピス……。
 気を抜くなよ。

[囁くと、彼もまた油断なくレオナルドまでの距離を縮めてゆく]

(137) 2012/05/01(Tue) 23時頃

 なんだ。聞いていたのか。

[自分が盗み聞きしていたことも棚に上げて、
返ってきた囁きに、心外だとばかりに眉を上げる。]


 しかし、案外と楽しそうじゃねぇか。

[笑い含みに指摘したのは、戦いぶりのこと]


 
 命を分け与えること。
 そんなことは知らない。
 ヒューを眷属にしたことも、わからなかったが

 ――ほんの僅か男の気配が揺らぐのを感じ、
 躊躇う様に、声、をかける。]


……なぁ。
何か、…あったか?


[声の使い方をわからぬ侭のそれは
 さえずり方を知らぬ雛鳥の様に、
 聞こえにくいものだったかもしれないが]


[ためらい、惑い、一拍を置いて、
おずおずと手を伸ばすように、『声』が届く。

不安。或いは、心配する響き。
微かに感じたそれらを、鼻で笑い飛ばした。]

 なんでもねぇよ。
 余計なこと考えてねぇで、
 目の前に集中しやがれ。



……時々、聞こえるようになってきた。
アンタの声なんて、聞きたくもねぇのにな。

[聞くと、苦しいから。
 そうは口にせず、

 自嘲する様にそっと囁いた後、
 肩を竦めるに似た小さな気配]


 良い子で帰ってきたら、
 あとで良いことしてやるからな。

[嘲笑と揶揄を込め、
それ以上の問いを拒むように声を投げた。]





……俺は元々傭兵だからな。
昨日までの味方と戦うのには、慣れてる。
残念だったか?

[感情を押し殺したような、低い声]


【人】 捜査官 ジェフ

 ……まだ、エリアスがいるだろう。

[ムパムピス>>139に返答をした]

エリアスとは、3階で別れたきり、まだ一度も再会していない。
一体どこへ……

(146) 2012/05/01(Tue) 23時半頃


……ああ。…悪い。
集中する。

[いつも通りの傲岸な声に僅かに安堵して]


…ッ、……アンタの良い事とか怖すぎンだよ…っ!

[動揺したように声が揺らぎ。
 僅かに、ワイヤーがぶれた様な軋み音が聞こえた*]


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