人狼議事


52 薔薇恋獄

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【人】 会計士 ディーン

― 自室 ―

 ……栖津井先生に?

[紅子さんの前で飼い主の言葉を鸚鵡返しした瞬間。
浜那須の姿が現れる。]

 ………。

[交わされるやり取りに、のんきにマドレーヌ食べてる場合じゃなかったのでは?という視線を幼馴染2人に向け]

 此処に布団敷いた方がいいですかね?

[尋ねた。]

(161) 2011/05/20(Fri) 21時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 21時頃


[ひょいっと片方の眉を器用に上げて見せた。

何が嘘つきなのか?と問いたい表情をするけれど、人が多いこの状況では言葉にはしない。]


 気づいてねえんなら、いい。

[聞かれて困る言葉でも無かったから、ただの小声で。

自分と蘭香の無事を、素直には喜べない何かがあるのかと。
そう思えば、悲しさは滲んだ]


[耳敏いのか、珀の言葉だから拾えたのか……聴こえた言葉に、困った顔をする。

薄々、表情に隠せなくなってきているような……という自覚はあった。自分が望んだ状況であるのに。

相手が、少し勘違いをしているとは、言葉重ねなければ判らないまま。]


【人】 会計士 ディーン

 俺が用意が良い訳ではない。
 全部、母さんが、勝手に荷物に詰めただけだから。

[耀の言葉に、少し困った顔をするのは、その所為でキャリーバッグにならざる得なかった事実。そうこうしてる間に、何やら空気が険悪な方向に流れているのに、眉間に皺を寄せた。]

 嗚呼、俺は大丈夫なんで、先生は早く野久先輩見てあげてください。

[ひとまず、1番優先されるのは野久だろうと、保険医を見送り]

 とりあえず、この状況で喧嘩は止めてください。

[3人の仲裁に入るのだった。]

(172) 2011/05/20(Fri) 21時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 21時半頃


 ……王子。日向にびっくりして、気絶しただけ、なんだ。

[幼馴染の困った顔を、いつまでも見ていたいわけはない。
その話題も、楽しいものではないが、経緯を呟く]

 だから、たいしたこと無いって、思ったんだ。
 ……見えるから、普段見えないひとがどれくらい怖いかとか、オレ、分かってないせい?


【人】 会計士 ディーン

[己がかけた言葉も、浜那須に届いたか否か。
勢いよく飛び出していかれれば、あっけにとられた表情を浮かべた。]

 ……そんなに、調子悪いようだったら
 2人ともこんなに呑気にしてないと思うのだけれど。

[全面的に幼馴染を信じる言葉を呟けば、どうなんだ?という意味合いも込めて首をひねった。]

(180) 2011/05/20(Fri) 22時頃

 嗚呼、なるほど、そういうことか。

[呟かれる経緯に、なるほどと息を吐いた。
慰めるように、伸ばす手は、しかし途中で止まる。
見えない人の感覚は、見える己には判らないことであるから、一度だけゆるっと首を横に振った。]

 ……しかし、他のものに見えるようになった、ということは
 状況はあまり良くない気がするな。

[それだけ、霊としての力が強いということ。
彼女に葛藤があるなら尚更と、疑うことが役目と思っているが故に小さく零す。]


[蛍紫は、納得しただけで自分の思考を否定はしなかった。
それに、すこしだけ口元を緩ませる。

伸ばされようとした手が、中途で止まったのを視界の端に映せば、ぱちりと瞬いて首を傾げたけれど]

 ……うん。

[状況は、良くない。気がする、のでなく、そうだと知っている。
あの声が聞こえたのは、あの場に居た自分だけだと、彼の反応に改めて確信してしまって。

紫の瞳を直視できず、俯きがちに頷いた]


【人】 会計士 ディーン

[何か近い場所でバタバタと音がした気もするけれど。
此方もバタバタとしていたので、気を向ける事が出来ず。]

 ……この状況だと、物差しがいつもより狂うからな。

[珀の言い分を聴いて、ぼそっと言うのは結局は両者を立てるような言葉。

珀の言うとおり、いつもなら大したことではなかったのかもしれない。浜那須の言うとおり、いつもでも大したことだったのかもしれない。

唯、この状況だと判らない。
だから、どちらが悪いわけでもなかろうと。]

 でも、まぁ、後で浜那須先輩にも謝っといたほうがいいのではないか?

[自分も一番に用件を聴かなかったことを悔いつつ、提案。
慰めるように伸ばす手は、途中で何を思ったのか、落ちた。]

(186) 2011/05/20(Fri) 22時半頃

[珀だけが聴いた言葉は、聴いていない。
だから、憶測だけで、今は動いている。]

 ん?

[いつもと違う俯きがちの頷きに、どうしたのか?と問う視線を送る。耀の存在があるから、表だって問えはしないから。]


【人】 会計士 ディーン

 ん?

[俯きがちになる珀を覗きこむ。
どうしたのか?と問う視線を送るも]

 ……違いない。

[紅子さんの言葉に、百瀬の件を思い出せば頷かずにはいられない訳で。くっと思わず喉を鳴らすと同時に、接吻けの件も思い出して、妙な顔になった。
その表情を誤魔化すように、先程落ちた手を、しょんぼりとする耀に伸ばし、叶うならその頭をぐりぐりするだろう。]

(193) 2011/05/20(Fri) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

 何をするかっ。

[額を小突かれれば、わざとむっとした声音を作って。
あいた片方の手を伸ばして、今度は自然に珀の頭もぐしゃっと。

ふっと思い出すのは、同じように額を小突いて出て行った人の存在。
結構時間が経っているが、大丈夫だろうかと。]

 ……嗚呼。

[耀の言葉が聴こえれば、手は止まるだろう。
珀と違って表情は晴れやかとは言えないけれど、穏やかな、何かを覚悟はしているような笑みを湛えて、珀の言葉を継ぐように頷いた。]

(205) 2011/05/20(Fri) 23時頃

ディーンは、思った傍から、鳴瀬が帰って来たのでちょっと驚いた顔をした。

2011/05/20(Fri) 23時頃


【人】 会計士 ディーン

 鳴瀬先生、お帰りなさい。
 嗚呼、栖津井先生は、野久先輩の所に看病に行ってます。

[鳴瀬の姿が見えれば、既に知っている情報とは知らず、律儀に留守を護っていたことを主張する。風呂を問われれば、もちろん否であるから、そのように答えるけれど。]

 はあ。

[風呂へと一緒にと、いうような言葉が聴こえれば、驚いた顔をした。確かに交換条件にはしたけれど……と、曖昧な返事を一度打つ。その後、思考を巡らせたところで、彼の脚のことを思い出し]

 判りました。

[手伝えということか?と思い、素直に風呂の準備を始めようと、ずっと一緒にという耀の頭を、ぽふっと再度撫でると荷物の脇に移動した。]

(212) 2011/05/20(Fri) 23時頃

[元々、望みなんて無い想いだ。
伝えるつもりも、なかった。

なかった、筈なのに。

日向が教えてくれたことを蛍紫に言えば、2度と伝える機会は訪れない。
生殺与奪を任せると、言うようなものなんだから。

言わないでいれば。
いずれ日向が蛍紫にも教えるかもしれないが、それまでは]

  …… 、 っ ごめん、オレ……っ

[浪費するのが目に見えている可能性のために、皆の、蘭香の、蛍紫の運命に関わる大事なことを、伝えられない。

眼があつい。溶けて崩れて、何もかも零してしまいそうなそれを、必死で堪える。
蘭香にも、蛍紫にも、今の顔は見せられない。
きっと、ばけものの姿になった日向よりずっと、醜いに違いないから。

問う視線に、顔を上げられるはずも無かった]


[そんな葛藤も、俯いていれば伝わるわけもない。

いつもの自然さで、彼からすればただのお返しで、何の他意も無く。
自分の髪を乱していった、ぬくもりに。

そして、戻ってきた士朗の、彼を呼ぶ声に。

――もう、限界だった]


ディーンは、土橋の言葉は否定しない。少し視線を向けて、唇の端で微笑んで見せた。

2011/05/20(Fri) 23時頃


【人】 会計士 ディーン

[耀の頭をぽふっと撫で、珀の頭から手を退け、荷物を取りに行こうとした矢先。]

 ―――……っ。

[(>>214)弾かれた手。驚いたように見開いた紫の眼に至近距離で映るもの――零れる雫。]

(217) 2011/05/20(Fri) 23時頃

【人】 会計士 ディーン

 楓馬っっ!?

[駆けだす彼の名を呼ぶけれど、直ぐに追いかけられない。
唖然とフリーズする。
何故、手をはたかれたのか判らないから。

そこまで強くはたかれた訳ではないだろうに、おそらく拒絶されたという心の痛みが連動して、手が酷く痛かった。]

(223) 2011/05/20(Fri) 23時頃

ディーンは、再起動お願いします状況で、思考停止のまま動けない。

2011/05/20(Fri) 23時半頃


[見開いた紫の瞳に映ったもの。
碧の眼から零れる雫。]

 ………なん、で

[はたかれた(拒絶された)意味が判らない。

追わなければという想いと
拒絶されたのに追ってもいいのかという想いと

混じり合って結局フリーズした。]


【人】 会計士 ディーン

 ……鳴瀬先生、は、此処にいて下さい。
 いや、風呂に入ってもいいです、けど。
 あ、やっぱり、耀を頼みます。

[ヒュンっと再起動する音がした。
しかし、まだ、正常とは言い難い言葉を紡ぐ。]

 俺が追います。
 ……俺が、追わないと駄目な気がします。

[もつれる人に手を伸ばして支えると同時に引きとめて。
と、やってる間に耀も飛び出していったものだから]

 ―――……っ

[鳴瀬の視線もあり、半分ヤケのように、2人を追い中庭に飛び出した。]

(232) 2011/05/20(Fri) 23時半頃

【人】 会計士 ディーン

 だから、先生は部屋で待っててくださいと。

[飛び出して駆ければ、足をくじいてる鳴瀬より自分の方が速いのは明らか。降りしきる雨の中、後ろを振り返って叫ぶ。

が、多分、この人の性格上、引きはしないんだろうとは、判る。それは誰かに――追いかける幼馴染の片割れに似ているとも思う。実際帰って来た答えは案の定。]

 ………。

[放っておいても無茶するなら、手を差し出すしかない。
無言で手を差し出す。肩にでも縋ってくれれば少しは歩きやすいだろう。]

(239) 2011/05/20(Fri) 23時半頃

ディーンは、そんな状況なので、珀を見つけるのは耀が先か。

2011/05/20(Fri) 23時半頃


 …―― ひゅうが。


ディーンは、「意地はらずに手取ってください。その方が早い。」鳴瀬に叫んだ。

2011/05/20(Fri) 23時半頃


『苦しイ?』
『苦シい?』

『此処は恋獄、救いノ場所』

『救われたければいつでもオいでなサいな』

『くすくす、あはは』

[ *薔薇の香りを残して化物は去っていく* ]


 ……救われたいわけじゃねえよ。

[救われたくない。
救いなんて要らない。

救われて欲しいひとは、恋獄のあるじ自身]


【人】 会計士 ディーン

[鳴瀬の手を取ると、ほぼまっすぐに珀の方に向かって走るのは―――眼鏡をかけていなくとも、たとえ雨が降っていても『視える』から。]

 駄目だ、『日向(ひゅうが)』ふうを殺すな。
 『日向(ひなた)』頼む、どうにか止めてくれっ!!

[2つの名を叫ぶ。願いは叶ったか。
近寄れば、ここまでくれば大丈夫かと、鳴瀬を支えていた手を離して、耀とともに茨に手を伸ばす。]

 阿呆、何か文句があるなら言葉にしていってくれ。
 なんでっ……――

(259) 2011/05/21(Sat) 00時頃

 ……文句? あるわけないだろ。

[むしろ、彼こそ自分に、ありそうなものだと。
くすくす、おかしげに笑い]

 うん、言いたいことは、ある。
 蘭香頼むとか、日向たち頼むとか、いくらでも……


[なら言えよと促すような、紫の眼の眦に涙が溜まっていることなど、この雨の中では珀は気がつかないだろうか。]

 莫迦野郎……―――っ
 


 ……蛍紫。

[なに泣いてんだ、とわらう。
もしかしたら、自分が都合の良いように、見てしまっているだけかも、しれないけれど。

拭ってやることの出来ない涙に、眉を下げ。
けれど、やがて。


いつかと同じ、泣き笑い]






       ごめん。


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