人狼議事


64 色取月の神隠し

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視点:


【人】 琴弾き 志乃

─ 隠世への路 ─

 路はわかりますやろか?

[隠世へ続く道。仁右衛門を待っていた女は、彼の姿を見つけると静かに微笑んだ。
気怠さはおくびに出さず、いつもとらんら変わらぬ佇まいで箏を置く]

 隠世の入り口まで送って差し上げたいんやけど、
 うちの身やといろいろ不便で、
 センセにもご迷惑おかけしますから

 こちらの方が案内はしてくれますし、うちも現の方に見えやすいよう
 音で光を奏でますよぅ?

[芙蓉を招き彼女の手をそっと握る]

(5) 2011/09/16(Fri) 13時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 センセの好奇心満たすものも多い思いますし
 お父上にもお会いできるやも知れませんなぁ。

 センセが望む大志もきっと…
 うちも、いずれはそちらに戻るやろうし、お父上とお母上の素敵な馴れ初め
 その時に聞きとう思いますんよ。

 勿論センセの素敵な馴れ初め話も…

[少し茶目っ気まじりに小さく舌を出して笑えば、着物を翻し
隠世へ向かうひとつめの音を*爪弾いた*]

(6) 2011/09/16(Fri) 13時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 木の間より洩り来る月のかげ見れば
 心尽くしの秋は来にけり

[かつて名も知らぬ謡人がこんな歌を詠ったか
重なりつつも別つ浮の世は
現世と隠世の渡鳥
御霊が逢瀬を重ねつつ
生まれしは幻 秋の月]

 現の風の隙間から隠を照らすセンセの月は
 向こうの皆にどないな思いを運んでくれるんやろうね。

(7) 2011/09/16(Fri) 13時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[逢魔の狭間で幾度と聞いた囁きでは
やれ騒がしいとか華がないとか言われていたか
あないにしおらしゅうて可愛らしい子捕まえて
それはあんまりやろうになぁ…と女は瞼を落とす]

 センセのお父上、蜃さんいうらしいんよ。
 シンさんにジンさん
 少し似とりますなぁ。

 ご苦労さまやなぁ。おおきにやよ。
 そや、芙蓉さん。
 沙耶と一緒やった言うとりましたけど、他の皆さんも一緒やったんやろか?
 何か楽しいお祭りの催しでもありましたん?

[仁右衛門を送り、芙蓉が戻ってくるまでそこに佇み、まずは労を労ってから、涼しげに彼女を眺めた]**

(8) 2011/09/16(Fri) 13時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/09/16(Fri) 13時半頃


たまこ、が?

[仁右衛門を里へ導くよりも、少し前のこと。
辰次からの知らせに、驚いたような、困ったような声音を返す]

あれ、まあ。そんな風には見えなかったけどねえ。
簪の九十九神ってのも、ずっといたのかい?気づきゃあしなかった。

でも、あんたが見たんなら、そうなんだろうね。
あきのしんが言ってた、いるけどいない、ってのはそいつのことだろうさ。

あたしらがあやかしだって知ったら、あの子は、人間はどうするのかねえ。
――追い出されただの封じられただのって話は山ほど聞くし、バレたら無事に終わるとも思えないよ。

このままおとなしく正体を隠してるか、そう、いっそ――

皆、「お友達」になっちまえばいいのかね。


どうすっかね。

ま、本格的に対策立てられる前に、行動に移した方がいいのは確かだろうな。何をするにしろ。

俺としてはもう少し祭りを楽しみたい所だけどな。

[芙蓉に告げる。
まだ隠せたのは二人だけだ。**]

眼鏡先生は無事行けたみてえだけど、
志乃さんは体の具合、大丈夫か?


【人】 琴弾き 志乃

>>12
 まあ、手妻もあったんや。
 うち、昨日は見てへんから今日来たんやろか?
 胡蝶の舞やってくれたんかなぁ?

 ああ、ぬ…藤之助さんと一緒なんや。
 二人並んでたら映えますやろな。
 日向さんにも介抱してくれたお礼言わなならんしな…

 話し……

[芙蓉の話に小さく頷いていた女だったが、“話”と聞いたときには少し身を強ばらせたか。少し悩んだような表情を浮かべ、口を開きかけた時に、するりと箏が彼女の腕に収まった。吃驚して目を丸くはしたが、不満を漏らすでも嫌がるでもなくただぼぅっと芙蓉を見上げ、最後には小さく頷いた]

 おおきに。落とさんといてな。

[芙蓉に笑みを向けてから歩き出す]

(20) 2011/09/16(Fri) 20時頃

 うちは大丈夫ですよぅ?
 せやなぁ…ただじぃっとしてたら平気なんやけどね。
 無理に隠の音をこちらで聴かせたろ思うとぼぅっとしますんよ。

 簪の九十九神ですのん?
 うちも昨日たまこちゃんに逢うたときは
 気ぃつかへんかったんやけど
 龍っつぁんがそない言うなら間違いないやろね。

[妖しでも同種の気は受け止めやすい。それは九十九神たる自らがよく知っている。
けれど、昨日の彼女からは妖しの気は感じることができなかった。
ただ単に簪がその場になかったのか、それとも自身がそれだけ弱っていたのか……
正直今の自分では前者と言い切れないのが寂しくもあった]


 今やったら、龍っつぁんが言うような、
 みんなまとめて言うんも面白い思いますけどな。

 九十九の妖し纏ってるいうんやったら、たまこちゃんは理解してるんやろ?
 いっそ皆で遊びにおいで言うんもええかもやけど…嗚呼芙蓉さんの言う
 『お友達』いうんはそういうことやろか?


 せやけど、たまこちゃんらの近くに
 それが面白うない思うてる人もおるやもしれんね。
 それにこんだけ、ようけい人がおるいうても
 一片に大勢いなくなってもうたら
 流石に事が荒立つし、お祭りに水差すんは
 おもろないしねぇ。

 ゆっくりお連れするんがええ思いますんよ


うん、めがねは無事に送ってきたよ。
志乃は、あたしがついてるから、無茶はさせないさ。

ああ、そうともさ、辰次。
あたしらは、ただ祭りを楽しみたいだけだよねえ?

[小さく、笑い声]


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/09/16(Fri) 20時半頃


そうだよ、志乃。
お友達になってさ、みいんな、あたしらの里へ、遊びにきてもらえばいいじゃないか。

[志乃の「ゆっくり」という提案には頷いた]

でも、そう……みんながみんな、うんと言うとは限らないからね。仲良くなれた子から、順々に、さあ。


 せやなぁ…
 うちらはお祭り楽しんで、
 気に入った子を別のお祭りにも連れて行ったろう
 思うてますんやろ?

 厄押しつけたろうとか思うえませんのやろ?
 喧々囂々しとうないいうんは、皆同じやろうしな。
 …みんなの近しいヒトが
 妖しどない思うてるか知りたいんやったら

 うちが出てってもええよぅ?

 その道沙耶には話しよう思うてるし
 センセにもお見せしたしね。

 センセも半妖やから、他の人に言うようなん
 ない思うけど、あそこのお屋敷
 センセ以外にヒトもおったしな。

 見た人おるかもしれんし。


志乃は、芙蓉に、「無茶なんかしませんよぅ?」と口を尖らせてみせた

2011/09/16(Fri) 20時半頃



 せやねん。せやねん
 お祭り終わって逢魔時も終わったら
 もうしばらくは仲良ぅなったヒトと遊ばれへんからね。

 こっちとあっちの時の移ろいやったら
 もう逢えへんやろうしね。

 連れていって
 帰る言うヒトは還してあげたらええんよ。

 雷門さんの子らやから、普通の子らより
 帰りやすぅはずやしな。

 せやから、永ぅお祭り楽しんで
 みんなええ子見つけてや。

 芙蓉さんはええ子おったん? 


人間にも見えるよう、姿をはっきりと現してたからなぁ、
あの簪。あそこまで現れられたら、誰でもわかる。

あやかしに成って一日とか言ってたから、まだ気配が小さくてわかり辛かったんかも。

[芙蓉と志乃に、慰めのような言葉を告げて。

…厄を押し付ける気はないけどな。
しかし、了承は別にいらんだろ。
嫌がったって自力じゃ戻れないんだ、その内諦めるしかない。

隠していくのはゆっくりでいいが、最終的には全員招いちまおうかな、って。正体ばれるのとか、色々考えてて途中で面倒になった。

[どうにも乱暴な意見である。]


そうだねえ……
めがねには、あんたの本当の姿見せたんだ?
でもあれは半妖だったから、人間がどう思うかのアテには、あんまりならないか。

やっぱり、まずはさやだろうね。


ん、あたし?
たまこはいい子だよね。ひなたも、さ。
ふたりとも、旨いもん作ってくれそうだし。

――たまこ、たまこかあ……。

[少し考え込む様子]


成ったばかり、かい。

[簪の話に、目を瞠った]

そりゃあ、辰次にしても志乃にしても、どっかで「成った」日があるんだろうけどね。
なかなか珍しいところに立ち会ったもんだ。

[面倒、と言うのには肩を竦め]

……ああ、ああ、あんたはやっぱりやんちゃだねえ。



一日? やや子なんやな。その簪
そしたら、うちが逢うた時はまだ眠っとんかもしれへんね。

龍っつぁんが気に入った子そうしたい言うんやったら、うちはええ思うよぅ?

そういう力強さも殿方の魅力いいますからねぇ。

せやけど、好きな子に嫌われんよにね。
向こうで口訊いてくれんとか寂しいやろ?

[中にはそういうのがいいとかいう、不思議なヒトもいたような気がするけれど……龍の子はそういう感じもなさそうだしねぇ……と。独りごちる]


逢魔が時の訪れも影響しているんだろう、多分な。

[一日前といえば、逢魔が時が始まったくらいの頃か。揚羽についての見解を述べた後。

……別に、好きな子ってわけじゃぁ……

[決まり悪そうな空気は伝わったか。
歯切れが悪く、ぼそぼそと呟いた**]


……ふうん?
そりゃあ、誰のことだか気になるねえ。

[いかにも面白がる気配、決まり悪げな辰次へ向ける]


【人】 琴弾き 志乃

>>21
 胡蝶の舞あるとええなぁ。
 蝶の折り紙がが本物の蝶々のように舞うんよ?
 ひらひら白ぅなぁ。
 ヒトなのにえらい器用やなぁ思うて感心しましたんよ。

[手妻小屋を潜りながらうきうきとした声を返す]

 沙耶も普段身体強ぅない言うてたからなぁ。
 せやなぁ、疲れとぅ時は甘い物ええやろね。
 いろいろは落ち着いてからやろね。

 なぁ芙蓉さん。沙耶もなんか力とか持ってるんかしら?
 センセや、龍っつぁんが言ってたあの子みたいな。
 沙耶だけちゃうなぁ。日向さんも持ってるんかもしれん。その他にも……

 この村の人ら、どんだけおるんやろな?
 持ってるヒト

(24) 2011/09/16(Fri) 21時半頃

志乃は、小屋からでてきた沙耶とぶつかりそうになって吃驚している

2011/09/16(Fri) 21時半頃


女郎花の綺麗な折り方は、奴延鳥さんに訊いたらええ思いますよぅ?
龍っつぁん?

嗚呼、せやけど、気ぃつけんと奴延鳥さん……

[芙蓉のおもしろがる気にちょっと乗っかってみた。すぐさま『冗談やから怒ったら堪忍やよぅ』と付け加えて]


【人】 琴弾き 志乃

>>25
 あ…えっとえっとなぁ
 ちゃうねん
 ちゃうねんよ……

[しどろもどろなのはこちらとて同じ、ましてや直前に当の本人の話をしていたところだ。暫し目を泳がせて、ゆうに三周半くらい小屋を泳がせた頃に]

 おはよぅ。沙耶。
 疲れてる聞きましたんよ。
 芙蓉さんと一緒に甘味でも如何やろか?

[一切合切投げ捨てて、普通に挨拶した]

(27) 2011/09/16(Fri) 21時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 沙耶は好きな甘味とかあるんかな?
 菊屋さんおは何食べても美味しい思うたんやけど
 あいにく昨日は笹団子なくてねぇ。
 
 うちはお団子どれも好きなんやけど、
 笹団子が一番好きでねぇ。
 
[動揺からそそくさと二人の手を引いて歩きながら]

 そうや、疲れてるいうて聞いたんよ。
 お加減悪ぅなりそうやったらうち送っていくからね。
 無理したらあかんよ?

[昨日、話の途中で寝てしまった本人がそんなことを口走るのもやはり動揺のせい?]

(29) 2011/09/16(Fri) 22時頃

【人】 琴弾き 志乃

……!
[先程ぶつかれそうになった時など比でもないくらいに、目を見開いて、彼女の囁き>>32を聞く。ゆっくりと首を回して彼女の顔を眺めながら]

 半分…ここでは聞こえない声ですのん?

[目は穏やかなまま、けれど彼女の顔から視線ははずせずに小声で返す]

 ほな、身体が悪ぅて家あまり出られへん言うてたんも
 半分こさんが出てったからなんやろか?

[虚空を眺めるように一点を見つめ]

 うちも疲れてるんちがうんよ?
 んー昨日は疲れてたかもやけど

[苦笑を向けられれば常と変わらぬ朗らかな笑みで向かえた]

(35) 2011/09/16(Fri) 22時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[想像すれば難くはない
きっと聞いていたのだろう。声なき声のその詩を
音なき音の箏の音を]

 あのね……沙耶

[言いづらそうに紡ごうと口を開きかけた瞬間に『芙蓉さんが…』と紡がれる。>>42
はっとして口を噤むも同じ刻。気まずい空気の漂う中、促されれば無言でこくんと頷いて。彼女の傍らで歩を進めた]

(46) 2011/09/16(Fri) 22時半頃

……ごめんよ。いろんな話を聞いちゃあいるんだけど、あたしは、本当には……知らない。
せいぜいが、猟師の罠で怪我をさせられたくらいさ。

そりゃ、人間よりも、皆が大事だよ。普段は互いに好き勝手やってる身だけど、仲間だもの。
あんたや皆を危ない目に遭わせるくらいなら、人を殺めても、攫ってもいいさ。


だから、だからさ、気を悪くしないでおくれよ。

[鵺の古傷、その奥底の恨みまでは、想像することしかできない。
それがわかっているから、しょんぼりと狐は答える]


【人】 琴弾き 志乃

[奥まった席に腰を下ろし何かを注文したはずなのだけど>>49、そんなこともどこか上の空で]

 あ、あのね沙耶
 その沙耶が聞いたいう話って、
 うち以外にも話してる人の声とか
 聞こえたんやろか?

(51) 2011/09/16(Fri) 23時頃

【人】 琴弾き 志乃

[囁かれる異の調べは女にももちろん届いていた。
縁のない者へ哀れむ気は毛頭ない。
藤之助を傷つけた者達など首を撥ね六条河原に並べてやろうと酷く憤慨したものだと……嗚呼あの頃は女も幼かった

月日は巡り、人の世に交わり過ぎた今でも、身も知らぬ者にかける思いはない。けれど……

沙耶の言葉を聞いた今、ひとつひとつの囁きにびくりびくりと酷く狼狽している自分にやるせなさがこみ上げてもいた]

(53) 2011/09/16(Fri) 23時頃

【人】 琴弾き 志乃

 あ、ええんよ気にしてないから。
 不思議な話やなぁ思うて聞いてたんよ。

[目の前で手を振っても見せたが、表情は終始晴れないままで]

 へぇ…自分たちがヒトじゃないみたいな話やったんかぁ。
 沙耶はそれ聞いて怖いとか思うたん?
 ヒトじゃないみたいな話って想像つかんけど。

(55) 2011/09/16(Fri) 23時半頃

 ……己がこうなっちまったのは、
 人の子如きに何が出来るものかと
 高を括っちまったせいもあったからなぁ。
 
 だから、二度と油断はしないと決めたのさ。  
 
[ぽつり呟いて]
 
 後な……お前さん、殺しや人喰いは不得手なんだろう?
 必要になれば、俺なり誰なり、向いた奴がやるだけのことだから
 無理をする必要はないよ。

[悄然とした様子の芙蓉を見て、向ける言葉は軟いものになる]  


恥ずかしい話だけど……「狩り」はね、あんまり。
でもさ、やっぱり皆を護れなきゃね。

[いざとなれば独断するつもりとも知らず、鵺を仲間と見込んで言う]

うん、無理はしないよ。
だから、藤も、辰次も、くれぐれも気をつけて。
志乃には、無茶するなって、何度か言ったね。違う意味で、だけど。

あきのしんは……危なくなったら、逃げるんだよ。
あんたが何なのか、あたしよくわかってないんだけど、あんまり強そうには見えないからねえ。


【人】 琴弾き 志乃

[運ばれた茶菓子に目を落として、じっと沙耶の話を聞く。ちょっと怖いと聞けば、唇をぎゅっと噛みしめて、それから意を決したように重い口を開いた。]

 二つ聞きたい思うんよ。沙耶。

 うちがもう長くおられへん言うたら
 ちょっとでも悲しい思ってくれます?

 ……それから、沙耶の聞いたいう夢の話が本当で
 うちがヒトちがいます言うたら怖いです?
 そんなんもう友人ちゃう思います?

 怒ります? さっさと居のうなれ思います?

(65) 2011/09/16(Fri) 23時半頃

『荒らすつもりはない』と言ったのはお前だ。
他のもんを巻き込まないよう、血の一滴、骨の欠片も残さないように頼むぜ?

[たまこが縁の薄い者だからか、藤に告げるのは淡々とした物言いだ。
度が過ぎなければ雷門も怒りはしないだろう。

でなくば、人を襲った獣や、獣を捕る人にいちいち罰が当たることになる。真意はわからないが、龍笛はそう解釈している。]


【人】 琴弾き 志乃

 おおきに…おおきにな沙耶

[語気を荒げて目に涙を浮かべてそう言ってくれる彼女に、女の唇が震えた]
 
 居なくなったりはせんのやけどな。
 現世では、うちもう長ぅ話もできんけどよ。

 けど、うちもう少し沙耶と話がしたいんよ
 沙耶を知っておきたいんよ。
 ちゃんとな友と思って貰えるようになりたいから。
 永久に友や思うて欲しいから

 さっき、怖い言うた連れて行く…やないねんけど
 うちが暫く話せる世。
 隠れ世に少しの間でええから一緒に来てくれんやろか?
 帰りとぅなったら、うちがこの身に代えて帰すから。

 それで、うちをもっと知ってくれて
 それでかまへん思うてくれるんやったら
 うち(箏)を預かってくれんやろか?

(77) 2011/09/17(Sat) 00時頃

【人】 琴弾き 志乃

[ゆっくりと立ち上がる]

 嫌やったら忘れてくれてええ。
 せやけど今の話聞いてまだ友達や思うてくれるんやったら
 一緒にきてや。
 現でできる最期の約束果たします。

 約束したやろ? 箏教えるて

[差し出される手。取ってくれたのなら、二人で見た月見の場へ向かうだろう。
途中日向と出会い、何かを聞かれたなら、おそらくはそれに応えたことだろう。
付いてくるのを嫌がることもないだろう]、

(78) 2011/09/17(Sat) 00時頃

そりゃぁ、全員に言えることだな。

いざとなったら、里へ帰れよ?
逃げるのは癪だが、あそこならまず、人の手は及ばねぇんだから。

俺は逃げるつもりはないが、気をつけるから平気だ。

[芙蓉の忠告にも、からりと笑うばかり。]


 分かってるさ。
 やるときは、朝顔のように――秋月の旦那のように
 きれいさっぱり現世から居なくなって貰うさ。

[鵺は龍笛のように雷門を知らないから
彼が内心思うように罰に関しては大して警戒していない]


――なぁ、明之進。

一平太、連れていきたいか?
連れてく順番はいつになるかわからんが、このまま別れたら、もう二度と会えなくなるからなぁ。

[次々に一平太から出される提案に、放置しておくと面倒そうだと判断する。]


【人】 琴弾き 志乃

 おおきに……

[手を取ってくれた沙耶に、女は深々と頭を垂れながら涙した。
そういえば昨日もそうだった。九十九とてヒトのように涙できる
……それは千年の刻をヒトの世で歩んだ末
ヒトに染まったからなのかもしれないが]

 永く永く生きていたんよ?
 ヒト相手に友言うたんは沙耶が初めて
 うちの身はこの箏やから、うちが選ぶとかはないんやけど

 だからやろうね…沙耶の元に置いておいて欲しい
 箏からヒトへお願いなんかしたんは。

[秋晴れの空の下。女は謳う]

 嗚呼ええお月様や……隠世は今でもお月様が見えるんよ。
 すぐ見せたるからね…箏の音の色もお月様も

(90) 2011/09/17(Sat) 00時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[空は未だ秋晴れで お天道様の光が煌めく
天高く鳥は飛び 金色にたなびく稲穂の群れ
やがて友の手に自らを携えれば
爪弾き響く箏の調べに
異の月が顔を出す]**

(93) 2011/09/17(Sat) 00時半頃

いっぺいた?

二度と会えないのやだな
遊びたいから

あそこにつれていって 驚かせたりしたい
友達だもん 一緒に行って 遊べるならいいのに

[辰次の問いかけには素直に応えた。]


みんな……
うち、沙耶を連れていくことにしたんよ?
沙耶 うちを預かってくれる言うてくれたから。
友になってくれる言うてくれたから。
一足先に向こうへ行こう思うんよぅ。

[沙耶は妖しの会話が聞こえるという。たまこの件のように禍根を生みたくない気持ちもあったけれど…初めて出来たヒトの友を奇異に晒したくもなく。ただ結果だけど伝えることにした]


そうだね、いざとなりゃ、逃げるが勝ちか。
あそこなら、そう、たとえ雷門だって手を出せやしない。

[辰次の提案に同意を向ける]

って、あんたは逃げないのかい。
全く、勇ましいのはいいけど、ほんと気をつけておくれよう。


[雷門をよく知らぬであろう同胞たちへは]

雷門……ここいらの山の神はね、そうそう細かいことじゃ目くじら立てやしないけど、村を護るように祀られてるからね。
何といっても神だし、あまり怒らせたくはないのさ。
たぶん、あれが本気になったら、あたしなんざ消し飛んじまうだろ。


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/09/17(Sat) 01時頃


そうか。うん、友だちとは遊びたいよなぁ。

[素直な明之進の言葉に、小さく笑って。]

一緒に行って、遊べるさ。
そのときには、一平太の案内してやりな。
驚かせたり笑わせたりすりゃいい。


へえ、あきのしん、随分と仲のいい友達ができたんだねえ。
いいさ、順番はわからないけど、里へ招こうじゃないか。

[素直な明之進の答えを微笑ましく聞きながら、辰次へ問う]

――その、一平太って子は、あんたから見てどうなんだい、辰次?


 ……そっか、お志乃も帰るのか。
 良い相手を見つけたようで、何よりだよ。

[男の裡を微かに過ぎった寂しさは、言葉に滲んだか]


友と言ってくれたか……そうか、良かったなぁ。
お疲れ様、志乃さん。

今すぐはちっと無理だが、後で笛の音を送るから。

[沙耶を連れていくという志乃に、異論を挟む理由はなく。]


志乃――そうかい。

帰っちまうのは寂しいけど、預かってくれる相手が見つかって、安心したよ。
さやはいい子だ。
始めはあっちに驚くかも知れないけど、志乃がついてりゃ心配要らないよね。

あたしらが戻ったら、箏を聞かせておくれ。


うん、遊びたい

どうやったら驚くかな
頑張って考える

[芙蓉の言葉には]

一平太 面白いんだ
先生に太郎って呼ばれてたけど 一平太は一平太だよ


志乃も帰るんだね
そっか 疲れた?
帰ったら 元気になるかな

[志乃が具合悪そうだったことを思い出しながら呟いて]

迷子 ならないように気をつけてね


 明之進の兄さんも、お気に入りを見つけたのか。
 辰サンも意中の相手がいるようだし

[辰次が志乃や芙蓉に冷やかされていたのは
それとなく聞いていたから、にたり、意味ありげに笑う]

 ……案外、今回の逢魔時は呆気なく終わるのかもなぁ。

[そうすれば、芙蓉や辰次が懸念するような、雷門の怒りを買うこともないだろう]



こっちに永ぅいても、だんだん眠ぅなりますからねぇ。向こうなら九十九の縛りも緩ぅですから、もう少し自由にできる思いますんよぅ?

ほんまはうち、奴延鳥さんとお祭りみたい思うてましたのに…奴延鳥さん思うた以上の伊達様やったから、すれ違ったとき緊張しましたんよ。

せやけど、大妖のお姿も凛々しぅ思いましたんに、ヒトの成りされててもあないなええ男やったらうちまともにお顔拝見する自信ありませんですよぅ?

奴延鳥さんもええヒト見つけてくださいな?
太古の風情も知らぬ無作法者共から、ヒトもモノ知るようになってますから、きっといいヒト見つけられますよぅ?

せやけどが奴延鳥さんが気に入るんやったら、きっとえらい別嬪さん見つけてくるんやろうねぇ。複雑ですよぅ?

[彼の滲みを知って知らずか、名残惜しげに音を紡ぐ]


おにいさん?

[『明之進の兄さん』と聞くときょとんとした声をあげて]

おにいさんなのかなあ?
ふえるけどちがうなあ……

[変なところで悩む。]


…頭は悪くなさそうだ。
あやかしに対する対策、次々と考えてるからな。
あっさりと、俺らの存在を信じたし…

[言葉から、厄介な者だというのが伝わっただろうか。

根は悪い奴じゃなさそうだから、明之進の遊び相手にちょうどよさそうだな。あとそうだ、眼鏡先生の弟子とか言ってたっけか…


いちゅ……

[藤の言葉に絶句。

しかし、ここで言い返してもどつぼにはまりそうな予感があった為、沈黙を守る。]


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/09/17(Sat) 01時半頃


 けしゃらんぱしゃらん……だっけか
 お前さんを元に増えるんなら、増えた
 けしゃらんぱしゃらんたちの、兄さんて事にしとけばいいさ。

 ……少なくとも、明の兄さんは
 毛玉たちの親父さんって風情じゃないしさ。

[男の言葉のせいで、変なところで悩む明之進に提案してみた]




 おおきに。隠世へ戻るとなぁ…現には干渉できんようにはなるけど、
 現の気は届く聞きましたんよ?

 折角うちと龍っつぁんの合奏楽しみにしてくれてたヒトもいたからね
 皆呼んで隠世で聴かせたい思いますんよ?

 龍っつぁんもはよぅあの子口説き落として連れてきてくれな。
 待ってますよぅ?


たろうでいっぺいた?
人間の名前、あたしにはまだよくわかんないよ……。

[諦めたように頭を振る
辰次の一平太評を注意深く聞いて]

そうかい。
会ったことはないけど、しっかりしてそうだねえ。

[明之進の手前、厄介そうだとはっきり言うことはしない]

めがねの弟子……じゃあ、いなくなったって知ったら、心配するだろうさ。
探したりも、するだろうねえ。



 芙蓉さんは、気ぃつこうていろいろしてくれて
 ほんまにありがとぅなぁ。

 うちが出てるときに、あないに長い時間持って貰ったこと初めてやったわ。
 ……少し恥ずかしぃ思いましたんよぅ?

 沙耶真っ直ぐな子やから、吃驚するかもやけど、すぐ分かってくれる思いますんよ。
 それに夕顔さんも朝ちゃんもセンセもおるからね。

 夕顔さんがきっと楽しいお祭り作ってくれてるやろし、
 向こうでならうちも気ぃよう跳ねられますから

 芙蓉さん来る頃にはこっちより楽しいお祭りできえてたらええなぁ
 思うてますんよ。

 うちが奏でますから、たんと踊ってくださいよぅ?


何にしても、あたしも一度会ってみたいねえ?
一平太にさ。
辰次の好きな子にも、ね。

藤のおめがねに叶うのは……

[志乃の言も受けて、じいっと、藤之助へ意識を集中し]

面食いなのかい、あんた?


確かに、親父って風情でもないけど、兄さんってのも……

[明之進をちらり]

うん、いいや。きっと、兄さんなんだろ。



 疲れは現におるからやからねぇ。
 向こうやったはよぅ動ける思いますんよ
 けしゃらんばしゃらんさんくらい速ぅないから
 おいかけっこはできへんけど

 迷子は……ヒトの道やないから
 大丈夫やと
 思います……よぅ?

[あんまり自信はないみたい]

 けしゃらんばしゃらんさんも友達連れておいでぇな。


ああ、そうだね。楽しみにしてる。
皆で、踊れるといい。

――楽しみにしてるよ。

[静かに言って、思い浮かべるように目を*閉じた*]


【人】 琴弾き 志乃

─ 隠世の道 ─

 こっちの手はここ押さえて、こっちの手で弾くんよ。
 丸爪ちゃんと持った?
 ん…ええよ。
 ……ちぃっと吃驚するかもやけど堪忍な。

[沙耶の手に自らの手を重ね、弦の先へゆっくりと誘っていく。
拾参の弦が並ぶその最初の壱つに爪を当てさせ、ゆっくりとゆっくりと弾かせる

刹那妙なる調べと共に
── 世界がぐるりと歪んでいく

沙耶には見えただろうか?

空には真昼の月が
黄昏を待たぬ立待月が
荒涼たるすすき野の薫りを奏で
熟した果実のような甘さを纏う
常の世を照らす異形の月が]

(108) 2011/09/17(Sat) 01時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 ── お月様は同じでも
 見せるお顔は異の顔──

『其れは戦で亡くした夫を偲んで奏でる女の哀悼歌』
『其れは恋焦がれた貴族の男に捧げようと少女が一所懸命に綴った純愛詩』
『それは神仏への敬愛を奏でた男の奉納の調べ』
『それは世を憎みそして儚んだ老婆の呪詛の旋律』
『それは ソレハ──』

[まさしく無数の思念の果て
常に見下ろしていたのは月の影
私は見上げる
悲しみも憎しみも愛情もすべてすべて
流れた思いの音色を現の世に
揺れた思いの音色を隠の世に
私は思いを奏で征く
千の刻を奏で征く]

(109) 2011/09/17(Sat) 01時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 うちなぁ、たくさんのヒトの思い見てきましたんよぅ?
 ええことも よぅないことも見てきましたんよ?
 せやけどね。
 ええことも悪いことも、思いは思いなんですよ

 音は言のない葉脈なんですよ。
 思いがあるから音は綺麗なんですよ?

 うちはそんな音の世界に生きています。
 ヒトの思いを奏でるためにずうっと……

 そして今度は貴方の音を…思いを奏でたいと
 思うてますんよ。

 おおきに…おおきにな沙耶

(110) 2011/09/17(Sat) 01時半頃

 お志乃みたいな別嬪にそこまで言ってもらえるなんざ
 己も果報者だよ。
 
 ……向うに帰すのが、つくづく惜しくなるな。

[あけっぴろげな好意を寄せる志乃に、韜晦するように笑う]

 沙耶みたいに淑やかな花を手折れるのなら、愛でるのもいいが、
 だが己と人の子の間に何が有ったか、お志乃は知ってるだろう。

 結局、あいつらとは獲るか獲られるかの関わりでしかないのさ。

[秋月は例外的に気に入ってはいたが
結局彼はあやかし混じりで、純然たる人の子ではない]


【人】 琴弾き 志乃

[現の世に響いた箏の音は
やがて小さく小さく消えていき
いつしか、二人のいた岩台には
ただただ吹き抜ける秋の風だけが
乾いた音を奏で続けていた]**

(111) 2011/09/17(Sat) 01時半頃

うん、向こうでなら沢山奏でられるだろ。
太鼓や笙もあるだろうし、聞かせてやりたいな。

なるべく早く行………

…………。

[志乃の前半の言葉にはにこやかだったが。
後半の言葉を聴いているうちに、また言葉が消えていく。

表情が見えたなら、口をへの字に結んでいる龍笛が見えたに違いない。

……わかった。


 己が面食いかって……?

[芙蓉の意識がじいっと集中されるのを感じる]
  
 そらぁ、そうさ。
 己だけじゃなくて、男は皆そうだろう?

 なぁ、辰サンだって、別嬪好みだろ?
 明の兄さんも――あぁ、きっと、綺麗な娘が良いに決まってるさ。

[悪気なく辰次に追撃の言の葉を向け、明之進にも火種を飛ばす]


古来より、生贄にされるのは綺麗で若い娘と決まっているよな。

昔から変わってないってこった。

[さりげない同意。
だから俺らは悪くないのだ。]


……何言わすんだ。


[自爆。]



 ほんまにお上手ですねぇ。

 そうやっていつとなく心そらなる恋を育てて
 富士の高嶺にかかる白雲のような気にさせるやろね?

 豊穣を運ぶ秋の風のように花を撫で
 微睡みの夢を残しますんやろ?

 奴延鳥さんに魅入られた子は切なぁに思いますよぅ?

 せやろうね。奴延鳥さんが負うたんはただの痕やないんはわかります
 永劫の輪廻を抜けて尚、癒えぬこともないんやろうね

[同じ千の刻を数えども、運命の歯車はヒトへの思いをこうまで隔てて至る。
妖しとしてと言わずとも、彼が負ったことを思えば、それ以上紡げる言葉も持てず。女は悲しくもあり……だからこそ手負いの羅刹を美しくも思えた]


 龍っつぁんは大胆やねぇ

[くすくすと鈴が揺れるような箏の音色がしばらく響く]


 ……本当になぁ。
 辰サンのお気に入りを見るのが愉しみになってきたよ。
 
[くすくうと笑う箏の音色を受けて、男もくつくつと笑う。

こんな同胞との交わりも悪くはないと思えるのは、
砕けて欠片となった男が、永き歳月に磨かれて丸く軟くなったからか――或いは志乃や芙蓉に絆されてのことか**]


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