人狼議事


64 色取月の神隠し

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視点:


朝顔! 今日がお前の命日だ!


【人】 琴弾き 志乃

 無事行けてるようやねぇ…

[狭間の月が昇る頃
異なる祭り囃子の音色を標に鞠が跳ねる

標の笛の音を聞きながら
それに合わせて添えるように
送る調べを爪弾いた]

 いってらっしゃいな。

[丑三つ時の境まで
現の気配が消えるまで
奏でる箏の音は響いたか──]

(1) 2011/09/15(Thu) 08時半頃

【人】 琴弾き 志乃

─ 秋月邸前 ─

 沙耶や日向さん、あとセンセの門弟の人には悪いことしてしまいましたなぁ
 あないに動けなぁなるんは初めてやわぁ。
 せやなぁ…この姿で、長ぅおるんんもなかったし…力失せてきてるんやろうか?

 本気で眠ってしもうたら、また何十年もそのままやし…
 人ほどでないんかもやけど、うちの身も難儀なもんやねぇ。
 龍っつぁんみたいに気ぃよぅぴょんぴょんできたらええんやけどなぁ

(5) 2011/09/15(Thu) 10時頃

【人】 琴弾き 志乃

[昨日は期せずして醜態を晒してしまった。思い出しても頬が火照る思いだ。
気がついた時には旅籠屋のすぐ近く、本物の自身はいざしらず、人の身を抱えられるなど前代未聞だ。
驚きとは恥ずかしさで悲鳴を上げそうになるのを寸での所でよく堪えたものだと、その刻の自身を褒めてやりたくもあった]

 門弟の人、一平太さんやったっけ? もおられるんやろか?
 逢うたら重々謝らなぁなりませんなぁ…

[たまこが今朝方ここへ赴いていたことはもちろん、一昨日から既に同胞が招かれていたことも知る所ではない。
いたと知った所で気にすることもなかっただろうが…一平太に期せずして出逢えば、昨日の件もあって気恥ずかしく思うぐらいだろう。

謝ると言えば沙耶や日向にも勿論だ。二人は今日も祭り広場に来ているのだろうか?
埋め合わせはせねばなるまい。見つからなければ家も訪ねようか…等と考えながらたどり着くのは秋月邸。
旅籠屋の店主に聞けば、屋敷の場所はすぐに教えてくれた。
それだけ名家だったのか、それとも“名物”だったのかは知る所ではなかったが、珍しく迷うこと無くたどり着けば安堵の息も漏れた]

(6) 2011/09/15(Thu) 10時頃

【人】 琴弾き 志乃

 ごめんくださいな。仁右衛門センセはご在宅ですやろか?

[敷居の前で、そう大きくないがよく通る声で呼びかける。昼間のこの時間なら使用人の目にでもとまるだろうか。
いつものように箏を抱え、屋敷を涼しげにぐるりと眺めながら、ゆっくりと待っていた]**

(7) 2011/09/15(Thu) 10時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/09/15(Thu) 10時頃


【人】 琴弾き 志乃

>>9
 あらぁ、仁右衛門センセ。
 はい。おおきに。志乃ですよぅ。
 お忙しいんに名前覚えて下さって嬉しいですわぁ。
 この前は満足にご挨拶もせんと、えらいすんませんでした。

 お邪魔やになるんは重々承知してましたんやけど
 センセの時代を紐解くん姿一度見てとぅ思いましてねぇ。

[ゆるやかに屋敷を見上げていれば、仁右衛門がやってきた。>>9
ご当主自ら出てきたことに、少しの間恐縮したように頭を垂れる。]

 それに、根詰めてばかりやと御身体にも触る思いましてん。
 センセ昨日は御見かけせんかったし、お仕事詰まっとったんやないかと…
 昨日のやけど菊屋さんでお団子買ぅて来ましたんよ。

 うちのような無作法者やと御見苦しい思いますけど
 息抜きつき合ぅてくれませんやろか?

[昨日たまこに包んでもらった団子をおずおずと差し出しながら、小さく首を傾げてみせる]

(10) 2011/09/15(Thu) 12時頃

【人】 琴弾き 志乃

 書物を紐解くは遠き時代や世界の縁を紡ぎますやろ?
 この村も霊峰の及ぶ神域の地。色々興味深い伝承やらあるん違います?

 うちの近ぅ地は世の栄枯盛衰を見てきた地やから
 平家さんのお話やないけど盛者必衰が理や思うてましたんよ。

 ここは、彼方より安穏たる世を渡ってる聞きましたし
 雷門さんのご利益もあるんでしょうなぁ。

[たまこや一平太等逢う者には丁寧な挨拶を返す。藤乃助を見たのなら流石に正体も把握して、一瞬嬉しそうに目を見開いたことだろう。
仁右衛門が許せば、彼の研究や歴史、この地の伝承等聞いたり、また自らの見解等も語ったことだろう。そして文献の話に至れば、書斎を見てみたいと願い出たかもしれない。]

(12) 2011/09/15(Thu) 12時半頃

[朝、いつものように機微とした狐の気を感じれば]

 おはようさん。昨日はご苦労様やったんよぅ。
 二人は無事隠世に行ったようやねぇ。

 せや、朝から芙蓉さんは元気やなぁ。
 もう屋台出してますん?


――夕顔たちは、無事に行ったみたいだねえ。

さあて、あたしらはもう少し、人の祭りを楽しむとしようか。
先に帰ったあの子らに、土産も見繕わなきゃね。


おや、志乃かい?
商売の真似事ってのも、なかなか面白いもんだよ。
あんたは――どこで遊んでるのさ?


 うんうん。うち普段の芙蓉さん見てはおらんけど、
 薬師さんやってる芙蓉さんは輝いてる思いますよぅ?
 いきいきしてるんわかりますもん。

 うちは、今日センセの家お邪魔してるんよ。
 奴延鳥さんが『気ぃあうやも?』言うとったし
 センセは個人的に気にもなる人やったからねぇ。


 ああ、そうそう ヒトたちがなぁ
 逢魔時言うてたんよ。
 そないな言葉よぅ知っとったなぁと…

 そりゃ雷門さんの膝元やから、
 知ってるんはええんやろうけど
 なんやご加護“持ってる”人もいるようやしなぁ。
 横から突かれても愉しぅないいうか、
 人に変なことされんか心配やわ。

 けしゃらんばしゃらんさんとかちんまいしねぇ。


せんせ?そういや昨日、何か言ってたねえ。
せんせえもん?だっけ?

あんたも藤も気に入るようなら、連れて行っても面白いかねえ。

[狐の気配が示すのは、隠世の里へ続く道]

まだ、慌てて決めることもありゃしないか。
たくさん遊んでくるといい。
今日は眠くはないのかい?


――ん?

[「逢魔時」の音色を聞けば、目を細め]

ああ、ここいらの人間は、知ってるのもいるようだねえ。
でも、雷門の力の端っこ、人の身で持ってるってのは見たことが無い。

――あたしらの力が、いつもより強くなってるなら、あっちにも何かあるのかも知れないねえ。
気をつけるにこしたこたあないか。


けしゃらんばしゃらん……?

[知らぬ呼び名に、首傾げるが]

ああ、ちんまいって言ったら、あきのしんか。
うん、あの子はちょいと心配だねえ。

[犬に何度も手を出して、噛まれていたのを思い出す]

危ないとこへ近づいたり、悪いのに騙されなきゃいいけど。



 センセはジンエモン言うらしいんよ。
 せやなぁ…あの人興味あるやもしれんし、面白そうやったら連れて行ってあげてもええかもしれんねぇ。

 嗚呼、お薬ありがとなぁ。しばらくは効いてたんやけど
 眠気いうより、人混みに疲れてもずてね、
 沙耶達にえらい失態見せてしまうたわ。

 …んー今はそうでもないんやけど、そうはっきりもしてへんのよぅ。
 元々そない永う起きてられるんちゃうからなぁ
 眠気続くようやったら、また暫く本体に籠ってまう思うんよ。

 魂は隠世へも彷徨えるけれど、本体は現の身やからね
 寝てしもうてどこぞで朽ちる前に、ええ主様見つけられたら
 ええんやけどなぁ…

[眠いかと聞かれれば、少し淋しそうに…]



 あきのしん?
 そういう名やったんやねぇ。けしゃらんばしゃらんさん。

 センセのところの子とも仲ええみたいやし、
 龍っつぁんがだいたい側にもいてくれるからねぇ。
 急に襲われたり、酷い目に遭うこともない思ぅけどなぁ。

 芙蓉さんも気ぃつけてな。
 人間の中にはお狐さん狙う悪い人もおるからな。 


――そうなのかい。

[弦の音、寂しげに響くのへ眉を寄せた]

あたしじゃあ、主にはなってやれないしねえ。
……もし、どうしても起きてられなくなったらさ、せめて魂くらいは送っていくよ。
けど、できればいい弾き手をみつけなくちゃあね。

人に近づきすぎても、離れすぎても、いけない。
世の中ってのは、やっかいなもんだ。


ああ、辰次かい。ありゃあ、いい兄貴分だよ。
ちょくちょく悪戯が過ぎるけど、面倒見のいい奴さ。
「力」も強いし、何かのときにゃあ頼りになるよ。

あんたやあたしが狙われたら、どうかね、護ってくれるかね。

[苦笑の気配漂わせ]


そうだねえ、何かあったら呼んどくれ。
力になれるかどうかは、わからないけどさ。

――いい相手が見つかったら、教えておくれ**


【人】 琴弾き 志乃

>>15
 あら、実はうちも人混みは苦手ですから、センセとおそろですねぇ。
 昨日も喧噪に当てられて、センセのとこの一平太さんにえらいご迷惑おかけしましたんよ。
 申し訳ないことしてしまいまして、すんません。

[会話は進む。終始仁右衛門の顔を眺めながら笑みを絶やすこと無く聞いていた女だったが、彼のひとつの言葉>>16には感慨深げに頷いてみせる]

 人の日頃の努力…そうですなぁ。神様言うても全知全能とは限りませんやろし、気まぐれもあるでしょうな。
 でなければ、荒涼と化す地ももっと少ないはず。ええ、この地に住まわれた人の努力が、今の反映と安息を作ってるんでしょうねぇ。

[常の世界からすれば人の力を過大と唱えるような不遜な言葉でもあっただろう。けれど、自らの手で自らを護り、且つ興す努力と情熱が無ければ、ヒト等吹いて飛ぶ存在。
生きて繁栄するのもまぎれもの無くヒトの力。
…永きを生きた九十九にはそれもまた真で、それをはっきりと語れる仁右衛門が眩しくも見えた]

(18) 2011/09/15(Thu) 14時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 まあ、ここがセンセの書斎ですのん?
 ようけいありますんね。文献…少し見ても宜しいやろか?
 これは蘭学…医術やろか? こちらのは唐の文献? またえらいもんを…

[書斎に通されれば、嬉しそうに辺りを見て回り、興味深そうに文献を捲っては頷く。部屋が荒れていようが書類が山積していようが気にした風も見せない。]

 あら…珍しい。妖しのそれも…『蜃』ですやろ? 蛟さんの。
 センセは蜃について調べてるんです?

(19) 2011/09/15(Thu) 14時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[同胞の文献なら一目見れば女には容易に見て取れる。ましてやひとつの妖しにしては膨大な量だ>>2:21
不思議そうに書籍の棚を眺めながら目を細め、小さく歌うように囁いて]

 蜃の息吹の吹く先は
 常の都の高楼ぞ
 幻の路を果てを抜け
 夜の帳の夢の都 ───

 蜃の吹く気は刹那の狭間に
 ヒトには見えぬ世を見せると聞きますんよ。

 センセもそないなん調べてたりするんです?

(20) 2011/09/15(Thu) 14時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/09/15(Thu) 14時半頃


先生のとこに、邪魔してる……?

[睡魔から完全に逃れられていない声が混ざる。

ほぉ……あいつ、家にあやかしを招いたのか……

[人為らざる者を家に招くという行為は、隠世との繋がり――入り口を作る切欠にも成りうる。とはいえ]

あいつを連れてったら、里がえらく騒がしくなりそうだなぁ……


おい。あまり当てにしすぎるなよ?

俺は一介の笛にしか過ぎないんだから。
鵺とかカマイタチとかと一緒にされても困る。

[芙蓉の言葉に、苦笑交じりの響き。
けれど守る行為そのものの否定はしなかった。]




 あらぁ、招く言うんやったら、うちより先に来とった妖しさんおるみたいやけど?
 たしか、けしゃらんばしゃらんさん一緒に荷物持っていかんかった?
 それに…奴延鳥さんやろか? この気

 そうやねぇ。今面白いもの見つけたし。
 『蜃』って知ってますん? うちは話しか知りませんけど。

 センセが興味持ってるみたいなんよ。
 せやから、常の国へ行ってみたい思うんやったら
 連れて行くんはええ思いますけどねぇ。

 騒がしい? 
 そういえば龍っつぁんを相手にしてるときのセンセは 
 えらく元気やったねぇ。

 でも、なんでやろうなぁ。
 うちと話してるセンセは妙にしおらしいんよ?
 不思議やね。


 ごめんなぁ。九十九の理で齢ならうちがみんな守らなあかんのになぁ。
 うち、お寝坊さんやから、そない強ぅなくてなぁ。

 せやなぁ。龍笛は勇ましい楽器やからね。
 『舞い立ち昇る龍』や称されて
 九郎義経さんやら立派なお武士さんが好んで吹いておったんよ。

 龍っつぁんが、やんちゃで逞しいんはきっといろいろ逞しい気貰ぅて育ったからや思います。
 もののふさん気風がええからね。

[聞こえてきた芙蓉と。辰次の会話にはちょっとだけ寂しそうに笑っていた]


 志乃君は本当に不思議なひとだな。

[山の神様に関する己が見解への反応。
父である妖怪、蜃に関する知識。

声ならぬ声で呟いて、ふと思う。]

 志乃君はもしや―――…


【人】 琴弾き 志乃

 雅楽や能してますと、妖怪言うんは身近な題材ですからねぇ。
 え…センセ自身…ですのん?

[思ってもいない言葉を聞いて、女の目がすぅっと細くなる。持っていた書物を静かに閉じ、丁寧に棚に戻せば、彼に向き直る。…少しだけ空気が張るような気があったかもしれない]

 蜃を己とするんは初めて聞きました。
 少し詳しく伺っても構いません?

[静かに歩み寄り淀むことの無い流れで正座すると、細めたままの瞳でじぃと仁右衛門の眼を見つめて行く]
 

(25) 2011/09/15(Thu) 16時半頃

【人】 琴弾き 志乃

>>26
[苦笑する仁右衛門を、女はただ黙って見つめ続けていた。渡された座布団はしばらく握りしめ、彼の一挙手一投足をその細い瞳で捉える。]

 センセ…

[掠れた声が、書斎に消える。小さく頭を振り蜃のことでも好奇心だけがそうさせているのでもないのだと告げるように。]

 せやなぁ…センセが己を教えてくれる言うんやったら、
 うちも少しはええもの見せてさし上げれる思いますんよ。

[逢って二度、面と向かって話をするのは初めての、ややもすればどこの馬の骨ともしらぬ娘の戯れ言と一笑に付されても致し方もない。けれど彼が語る話によっては、彼になら自らを見せてもやろう…いや、見せて上げたいと、そう思うのは…]

(…よぅ似てる)

[柔らかい瞳の光を見つめ、女の瞳にはいつしか深淵の如き妖色の光が宿っていた]

(32) 2011/09/15(Thu) 19時頃

志乃は、仁右衛門の話を身じろぎひとつせず聞いていた

2011/09/15(Thu) 21時頃


【人】 琴弾き 志乃

仁右衛門のが作り出す幻像、そして彼の口から語られる出自。
半妖と告げるその話は現の世に生きていれば到底信じられぬ話であっただろう。
けれど女はただ粛々と彼の話に耳を傾ける]

 お一つ聞いても宜しいか?
 父様を知って如何します?
 知るだけで宜しいのか?

 逢いたいと思うておりますや?
 知って…貴方が奏でる音色は何色や? 

[常ならば緩やかであった女の声に徐々に凜が籠もる]

(41) 2011/09/15(Thu) 21時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/09/15(Thu) 22時頃


【人】 琴弾き 志乃

 なるほど…有効にですかぁ?
 センセらしい思います。

 せやけど書物は所詮は人の造りしもの。
 異の世界の理は
 書物ではわからへん思いますよぅ?

 なんやいろいろ大志を抱いてる見たいですねぇ
 逢いたい以上に大きい望み持ってますん?

[そこに憎の色がないと分かれば、凜たる色もゆるやかに]

(47) 2011/09/15(Thu) 22時頃

【人】 琴弾き 志乃

>>59
 まあ、センセ浪漫派なんですなぁ。

[よもや馴れ初めなどという言葉が出てくるとは思わなかった。
クスクスと笑いながら、軽く彼の頬を撫でてみせ、それから立ち上がる]

 うちも、こないな身ですけど女郎花ですからねぇ。
 その話も是非に聞きとぅ思いますけど…

 そういえばええもん見せる言いましたね。うち。
 センセもええもん見せてくれましたしな。

 ふふ…あやかしとヒトの馴れ初めねぇ

(66) 2011/09/15(Thu) 22時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[片隅に立てかけていた包みを解く。
露わになった古い箏に手を翳せば、その箏は淡い葡萄の色を放ち出す
暗い暗い光
現と異なる妖しの灯]

 人は現──
  ──妖は夢

[虚空に浮かぶ異形の箏
揺らめく弦をひとつ爪弾けば、拾参の音色が辺りに響いていく]

 安心してええですよ。
 センセの家系は紛れもなく人の家系
 太古に昇る母上の血は現の世の結故
 うちを形成してくださった血ですよぅ?

 そして貴方のその心は
 間違いのぅ逢魔の境界に立つ心

(67) 2011/09/15(Thu) 22時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[左手で僅かに弦に触れた瞬間、拾参の音色が崩れるように一斉に音を堕とす。
隠世の琴の音 音亡き音の箏の音は
大きく大きく 静寂よりも静かな音を上げ
響く 響く 重なる世界に響いていく

堕ちていく。堕ちていく……真昼の部屋がまるで血の色へとに赤く染まあげて。
朱く 紅く 常夜の色に──]

 聞こえぬというなら利かせましょう?
 見えぬと言うなら魅せましょう?

 ── これが隠世
 逢魔の音 妖しの園

(68) 2011/09/15(Thu) 22時半頃

【人】 琴弾き 志乃

── パン!

(69) 2011/09/15(Thu) 22時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[と一拍子。刹那書斎は元の色
現の世界を描き出す]

 少しは楽しめましたやろか?

[いつの間にか、女は仁右衛門の眼前に佇み、その細い両の手を、彼の頬にあてがうようにして、じぃっと見つめていた。
妖の瞳の色だけはそのままに。深淵を写す瞳の色に彼の眼鏡を映しながら]

 これは箏が記憶した幻
 センセが見せてくれた幻像のようなものやけど
 センセが望むんやったら、この世界の扉開けることはできますよぅ?

 センセの抱く大志に華添えられる思いますよぅ?

(70) 2011/09/15(Thu) 22時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[そして、世界はようやくに仮初めの現の世に戻る
触れていた手を離し、小さくお辞儀をすれば、ゆらりと歩み始める]

、興味あるんやったら訪ねてきてくださいな?
 門弟さんに聞けば泊まってる旅籠屋わかるやろうし

 行きたいんやったら
 うちがお送りして差し上げますからなぁ。

[書斎の襖の前で軽く首を倒しふわりと笑う]

(77) 2011/09/15(Thu) 22時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[書斎の襖の前で軽く首を倒しふわりと笑う]

 うちの存在が危のぅ思うんやったら、
 別に誰かに話して貰ぅてもええですよ。
 うちは、この身やから抵抗なんかできませんやろし、村から追い出すんは簡単思いますよぅ?
 
 ああ、でも箏は大事にしてくれそうな子に託したい思うてますからなぁ。
 うちがこうしておれる間になぁ
 どうぞ。お手柔らかに

[最後に深々とお辞儀をして、奏でる足音は遠ざかっていくだろうか?]

(81) 2011/09/15(Thu) 23時頃

 折れるばかりぞ女郎花 やろか?

 奴延鳥さんに折られた花盛の娘さん
 ようさんおりますんやろね。

 せやけど、おおきに。

[ 別嬪さんと言われてものっすごく嬉しそうな音色がちらりと流れる]


んー……あたしって言うより、志乃にね、どうかなって。
あの子の意向は、まだ聞いちゃいないから――とんだお節介かも知れないけどね。

[目の前の相手へ囁きを向ける。
隣の娘へ気取られぬよう]


 ……さぁてねェ。
 己を謡った物語にはどう出ていたかなぁ。

[琴古主の揶揄に、人の悪い笑顔が浮かべ、答えた]


 ……なぁるほど。
 お志乃と沙耶が並べば、さぞかし絵になるだろうなぁ。

[芙蓉に素直に感心したように答える]


似合いだよねえ。

[藤之助の声に同意して]

藤、あんたは、誰かお目当ているのかい?
志乃の言ってた「せんせ」ってのは、どうだろうね?


[芙蓉の問いに答えて]

 いや、己はまだ、見極めつかないねェ。
 確かに秋月の旦那は面白いお人だが。

 でもなぁ……ちょいと、色気がなぁ……。

[琴古主が耳にすれば、揶揄われそうなことを口走る]


[行くことは出来ても、帰って来れなければ意味がない。
それでは、今までと何も変わらない。
それでは、一方通行なのだ。
だからこそ、私は。]

 あやかしである君と、皆と。
 今とは別の道を探していけたら―――

[でも、それは己の勝手な願望に*他ならない*]


志乃は、仁右衛門の門の前でしばらくの間その屋敷を見上げていた

2011/09/16(Fri) 00時頃


色気って、あんた、何する気だい。

[鵺の軽口へ、顔をしかめる]

せんせだか、じんえもんだか、あきづきのだんなだかが、どうだろうねえ、あたしらの里に来たがるのかねえ。


【人】 琴弾き 志乃

 あはれ昔いかなる野辺の草葉より
 かかる秋風ふきはじめけむ……

[仁右衛門にその姿を見せたことに後悔はしていない。
いや、願わくば見せたかったのだ。
遠い昔に自らを生んでくれた秋月の人に
永き刻の輪廻の果てへ感謝を込めて]

 秋月様。ご子孫様お元気でしたよぅ?
 秋月様もお元気にしてらっしゃいますやろか?
 極楽浄土いうんは、うちにはわからへんけど
 見守ってくれてますやろか?

 うちも元気ですよぅ
 ヒトに妖しにどちらにも大事にされてますよぅ?

[ふらりと館を後にする女の目に光る一雫]

(114) 2011/09/16(Fri) 00時頃

 ……何って、そりゃあ、なぁ。
 
[己の軽口に顔を顰めた芙蓉に、こりゃあ失礼、と笑った]

 いくら、秋月の旦那が風変わりでも……結局人の子だしなぁ
 さすがに己らの里に行きたいとは、思わないんじゃないか?

[もし秋月の事情を知っていれば、判断もまた違ったものとなるだろう]


おや、おや。

[藤之助と目を合わせた沙耶の、動揺した様子に苦笑して]

色気が欲しいんなら、さやにするかい?
さやとじんえもん、二人送っても大丈夫だろうけどね。

ねえ、志乃――?

[同胞の意思を探る気配は、琴古主へ届くだろうか]


[ちょっと眠そうな気が帰ってきた]

んーセンセなぁ半妖みたいなんよぅ?
誘ってみたんやけどなぁ……
センセ龍っつぁん時と違って、うちにはやけにしおらしいいうんか歯切れ悪ぅてねぇ。

行きたいとははっきり言うてくれんかったんよぅ


誘った言うくらいやから、センセにはうちの姿見せてもうたからなぁ。
ああ、別に嫌やとは思ってないみたいやし、連れてくんはええ思うんよぅ?

あのヒトも半妖やって見せてくれたから、ばらしたりはせん思うけど……

沙耶にはなぁ、うちちゃんと話してあげたい思うんやけど、あの子今どこにおるんやろ?


半妖……へえ。
人と、あやかしの間の、ね。

[この狐には珍しく、気配が堅くなった。が、すぐにいつもの調子に戻り]

いいじゃないか、面白そうだよ。
……沙耶?沙耶なら、あたしと藤と一緒にいるよ。
手妻師のとこ。


 あらぁ…一緒やったんやね。

 ねえ芙蓉さん
 どないしたらええ思う?

 センセと沙耶ちゃん送るんはええんやけど
 道に迷わんやろか?
 危ないなら、うちがどちらか連れて行こう
 思うてもおるんやけど、
 沙耶にはまだ話せてないし、

 センセはよぅわからんしなぁ。


【人】 琴弾き 志乃

─ 街道 ─

 あらぁ…沙耶とみんな一緒なんやなぁ。

 センセには見せてもうたし、
 沙耶にもちゃんとお話せなあかんよねぇ。

[急いで広場に戻ろうと歩き出せば、ふらりとよろめいて]

 ほんまに、齢ばかり重ねて
 気ぃ良ぅ動かん身体やな!

[仁右衛門に見せた力のせいだろうか、思うように進まぬ自らの足にを恨めしげに睨み付けながら、女は珍しく語気を荒めた]

(138) 2011/09/16(Fri) 01時頃

そうだねえ、「せんせ」は迷いやしない、と思うよ。
半分持った妖の血が、隠世の里に導くだろうさ。

志乃が一緒に行きたいんなら、それでもいいけど……
何にしても、沙耶とは話した方がいいだろうねえ。


【人】 琴弾き 志乃

 教えたる言うて約束したんやから……
 動いてくれな困るんよぅ?

 一緒に弾く言うたんやから
 龍っつぁんとの演奏聞かせたる言うたんやから…

 うちが元に戻ってもうたら、
 しばらくはなんもできひんのやから

[そうして引きずるようにしながら広場へ向かおうとするが、その動きは酷く緩慢で焦燥感だけが募っていった]

(140) 2011/09/16(Fri) 01時頃

 秋月の旦那が半妖ねェ……。

[志乃の言葉を耳にして、芙蓉と同じ呟きを零す]

 なら、旦那は己らの里に連れて行っても良いかも知れないが
 沙耶はお志乃の御手付きなんだろ?

 まぁ、ちょっぴりお裾分けを貰えたら、嬉しいけど
 彼女はお志乃の好きにすると良いさ。


また誰か連れて行くの?

[囁きにいきなり混じってみる。]

ねー。誰か神社に居た?
いるけどいないんだよ。

雷門さんじゃないよ、だれかいるんだよ。


ああ、あきのしん、今ね……
いるけどいない?
何だい、そりゃあ。



――志乃?

[こちらへ近づいてはいるらしい彼女の気配が、乱れている。
不安げな囁きを、向けた]


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/09/16(Fri) 01時頃


 神社かい?
 己には心当たりはないが、雷門さん以外の誰かなぁ……。

[明之進の問いに答えかけて、
芙蓉の不安げな様子に、志乃に異変が起きたことを知る**] 


せやなぁ…
奴延鳥さんや芙蓉さんもそう言ってくれるんやったら大丈夫やろか?

お、お手付……
そない言われるとなんか恥ずかしぅなってきますんよぅ?

そうやねぇ。話さんといやいや連れて行くんは、うちを貰ってくれんでも悲しいしねぇ。

お裾分け言うて…沙耶が決めることやからなぁ。
でも別嬪さんですやろ?
うちが男衆やったら放っておかん思いますんよぅ?



 んー? どないしたん?
 神社で誰かに逢うたん?
 危ないことしたらあかんよぅ?

 ちゃんとおしろい食べて
 元気にしとかなあかんよず?



 んー? 大丈夫やよぅ?
 逢魔時の力があるおかげでなぁ…

 心配せんでも、うちの足でそっち行くからね。

[全然大丈夫そうでもない声だったけれど、元気そうに気を送りかえしてみた]


[芙蓉の不安げな囁きを聞いて]

志乃、ぐあいわるいの?
おなか 減った?

[そう志乃に問いかけて]

神社はね、なにかいるけど
たまことゆりしかいなかったんだ ふしぎだねぇ

だいじょうぶ きのうにげきったから
もう捕まらないよ 元気だから。


大丈夫、には聞こえないねえ。

[ため息まじり、といった囁きを返し]

あたしがそっちに行くよ。
今、どの辺だい?



 んーん大丈夫やよ?
 お腹は…少し減ったかもしれへんなぁ。
 センセのとこで少しだけ戴いたけどなぁ。

 ほら、はしたない女や
 思われとぅなかったしなぁ。

 たまこちゃんとゆりちゃんが居て、
 他にだれかいたかもしれへんいうことやろか?

[流石によく意味がわからなくて頭をひねる]

 なんやどちらかに雷門さんのご加護とかあるんやもしれへんね。それで他にも見えたとかやろか?
 巫女さん言うくらいやからゆりさんやろか?



 え、ええわよぅ…
 そない気ぃ使ってもろうたら悪いやん

[と、最初はもじもじしていたが……]

 秋月さんお屋敷から三本目の角を曲がって少し行ったところの一本杉あたりにおるんよ。

[最後にはか細い声でそう応えた]


ま、気配を探ればみつかるかね。
無茶はしないでおくれよ。

[志乃へと呼びかけてから、明之進へ]

志乃はあたしが迎えに行くから、大丈夫。
神社の方も気になるけどねえ。


ん?
白粉なら、昨日仕入れたから持ってるけど……食べるって?誰が?


【人】 琴弾き 志乃

─ 街道 ─

 センセどないしたいんやろなぁ……
 せやけど、半妖やったんなら、
 標さえ見せてあげれたら、お一人でも行けるんやろか?

 はぁ……お天道様今日も元気やね
 少しその元気分けて欲しいとこやわ

[木陰に蹲るようにしながら大きな大きなため息をひとつ漏らす]**

(151) 2011/09/16(Fri) 01時半頃

はぁい

[白粉、と聞いて声を上げた。]


わかったよ、ありがと。
あきづきさんのおやしきってのは……うん、誰か人間に聞こう。

[志乃の居場所を聞いて頷き]

ああ、気を遣うって言うかね、あたしもさやに、あんたのこと半端に喋っちまったからさ。
あんたを連れてきて、ちゃんと話してもらった方が助かるもんでさ。

[少し気まずそうに答えた]


そうだね、食べるとすりゃ、あんたしかいないか。
旨そうにゃ見えないけどねえ……

[はぁい、と答えた明之進に苦笑して]

ま、あやかしもいろいろさ。
あとであたしんとこへ来りゃ、分けてあげられるよ。


 無茶なんかしてへんよぅ?
 芙蓉さんも急がんでええからね。
 ゆっくりしてってよ。

 はよぅ連れて行きたいお友達探すんが大事やからねぇ。
 明君もやよぅ。元の姿で捕まらんようにねぇ。

 一平太さんとは仲良うしてますのん?
 他にええお友達できましたん?

[自分の身を案じてくれる仲間を余所に、その仲間の心配をする箏の音が暫くの間響いていた]**



 うぅん? 沙耶と仲良ぅなったん?
 ええ子やろ? 右も左もわからんうちを
 最初に町案内してくれたんよぅ?

 お月見にも連れて行ってくれたんよ。

 うちのこと話してくれたんやね。
 芙蓉さん優しいお狐さんやなぁ。
 おおきにな。


あとで白粉 貰いにいくね

[ちょっと嬉しそうに囁いて]

志乃も無茶したら駄目だよ
箏の糸切れちゃう

一平太は仲良しだよ。
ちかくにいるかなあ……今日まだ見てないんだ。


お友達、になったみたいだよ。
――可愛い子だよねえ。

[柔らかく呟く声は、僅かに、昏い]

ううん、何だか変にぼかそうとして、失敗してさ……
会ったときに泣かれちまったら、ごめんよ。

[優しい、と言われれば、困ったように]


――じんえもんを見送ってから、さやのところに行けるといいんだけど、ね。

[一本杉の下、志乃の傍らに佇んで。しばし、時を待つ**]


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/09/16(Fri) 02時頃


【人】 琴弾き 志乃

>>156
 ごめんなぁ。芙蓉さん。

[芙蓉を見つければ、弱々しく手を振って見せる]

 せやなぁ……道開いてるなぁ。
 センセくらいの妖力あったらもうちゃんと
 見えてるやろなぁ。

 せやけど、送る約束したからね。
 それは違えたらあかん思うんよ。

[ふらりと立ち上がり隠世の道の前へと歩き出す]

 さっきは、ええとこ見せよう思うて
 気張ってもうたからね。
 無事に送れる調べは奏でられるよ?
 芙蓉さんや龍っつぁんに
 いつもいうわけにはいかんやろ?

(161) 2011/09/16(Fri) 02時頃

【人】 琴弾き 志乃

 約束は守りますよぅ
 センセとも沙耶のともな

[普段のように薄く笑えば、隠世の道の前に立ち箏を爪弾く]**

(164) 2011/09/16(Fri) 02時頃

―回想:森でまどろみながら―

は?藤に……明まで?
入れ食いじゃねえか…「先生」の家、完全に“開かれた”なぁ。

[何だかなあ、そういうものを引き寄せやすい体質なんだろうか、などとその時は感想を抱いていたが。本当にあやかしと近いものであるのを知るのは、もう少し後のこと。

しおらしい…?はあ。

奴も男か……

[ぼそり。]


いいって、齢なんて関係ねえよ。
力がより強い奴が、他の奴を守ればいいんだし。

……ああ、そうだな。
武士は、嗜みとして龍笛を好んでた…な。
龍笛は男、筝は女が扱うのが普通だから…
志乃さんは女らしい気を貰ってたんじゃねえの。

だから、やんちゃでたくましい俺が、守る側で問題ないさ。

[少しだけ複雑な色が混ざったけれど、それを誤魔化すように笑う声を残した**


明ぃ?

とっつかまりそうになったとかさっき聞こえたが、大丈夫か?

神社にいるけどいないって、何だ?

[ふと気になって、囁きを飛ばす]


大丈夫、捕まってないよ。
逃げられた。

[得意げに逃げ切った武勇伝を語って]

神社ね、やっぱりいたよ。
すごくおっきい。

間違ってなかったよ、いたんだ。


うん、逃げ切ったか、偉いなぁ。

…おっきい、何?

よくわからんから、俺もそっちに行こう。
ああ、危険そうなら俺を待たずに逃げろよ。

[明之進にそちらへと向かう旨を告げた]


おっきいよ。
上から見てるんだ。

お腹から買えっていわれた。

[事実をそのまま伝えた。嘘なんてついてない。勘違いはしてるだろうが。]


――半妖なぁ。
たまぁに、いるよな。

[たとえば、狐や鶴。雪女。昔話でもよく語られている]

色気がない、というのは藤に同意だが、いいんじゃねえの。
志乃さん、無理はしないようにな。

[男なので、藤之助の言い分()はよくわかる。
心の底から同意できる。]


今から送るのは「先生」でいいとして…
面倒なのがいるみたいだぞ。

「たまこ」っていう姉さんが、俺らや人が消えた気配がわかるらしい。夕顔の正体をあやかしだってあてやがった。朝顔が隠れたのも気づいている。

[仲間たちに飛ばす声は、いつもよりも真面目な調子で。]

…ゆりさんや一平太も、信じそうだ。
たまこさん、簪の九十九神を連れてんだ。
彼女らの前に、その九十九が姿を現していた。


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