人狼議事


224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜

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視点:


アラン! 今日がお前の命日だ!


洗濯婦 ドロシーは、メモを貼った。

2015/05/29(Fri) 01時頃


【人】 洗濯婦 ドロシー

[結果が開示され、寸暇もなく実行される。
ケツの焼ける様から、目を離すことはできなかった。]

……っ、

[自分の口を塞ぐ。
ヨアヒム。メルヤ。……ジリヤ。
上がった名前に震える目の前で、

アランのケツが、凍っていった。]

(20) 2015/05/29(Fri) 13時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

どうして、


[皆、ここに居た。
目の前でアランの命は奪われてしまった。

雪鬼はこうやって人の魂を奪うのか。
ならば、身を守る手段などあるのか。]

アランくん……!!

[駆け寄ろうと動いたつもりが、躓く。
もうひとつ、視界に動くものがあった。

白く輝く、半透明のあれは、
つい今しがたケツを焼かれた男の姿。
今まで見てきた魂と同じ、人間のもの。]

(21) 2015/05/29(Fri) 13時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

あ……あぁ……っ

[足から力が抜け、へたり込んだ。

間違えたのだ。
彼は人間だった。
誰よりも明確に、ただの人殺しとなった処刑を知る。]

ごめ、なさい……!

[震える間に、光は薄れて消えた。
それでも座り込んだまま、足は萎えたままだ。
光が立っていた、遺体の場所からはズレた方向へ向け、無意味な謝罪を呟いていた。**]

(22) 2015/05/29(Fri) 13時半頃

─???・二人目─

[火掻き棒を持ったランタン職人が外へと逃げだす処刑者を追い掛ける。
アランがそれに続くのを見届けて、少女は菫色の瞳を細めた。

すい、と席を立ったのに、誰も気付かない。否、気付くことが出来ないのだ。周囲を見張ると名乗り出た、彼以外には。

  ふふ。
  駄目よ、せんせい。アランさん。
  外に出るのは、ルール違反だわ。

[酷薄な、けれど悲しげな笑い声が落ちる。完全に凍り付いた時間の中を自由に動く少女は、彼らが向かった先へと続く。
時間は、まさに処刑される男が火掻き棒をケツに押し当てられている瞬間で、止まっていた。]


  だから、これはペナルティ。

[吹き荒ぶ豪雪の中でも、少女の吐く息は白く曇ることはない。
ブーツが埋まるほどに積もっている筈の雪の上を軽やかに歩くと、ケツを焼かれるヨアヒムを押さえつけた格好のまま止まっているアランのそばに寄る。

それから、刻み付けるようにその顔を見詰めた。]

  アランさん。
  覚えてる?アランさんがここを出て行く時に、私がお見送りで散々泣いたの。
  すごくね、寂しかった。だから、帰ってきてくれたの、本当に嬉しかったのよ…?

[それだけ呟いて、冷気を纏った少女は男の背後に回る。
凍てついた指先が撫でるように服の上から臀部に触れると、その手を──そのまま肘まで一気に埋め込んだ。

ブチブチと何かが裂ける感触。
何かを握った少女の手が引き抜かれる。淡く光る桃の果実のようなそれが身体から離れると、途端にアランのケツが凍り始める。]


  …ねえ、これでもう何処にも行けないね。アランさん。

[お仕事も、無くなっちゃったし。

ちらりとケツを焼かれて絶命した男に視線を遣り。
それは果たして獣の声か、少女の声か。どこか陶然とした顔で、少女はすこし離れた場所で待つ彼を振り返った。]*


─凍った時の中─

  シメオン。

[さくり、雪を踏む音。
その足跡も、すぐに降り続く雪で見えなくなる。

彼のそばに歩み寄ると、両手に大切に大切に包み込んだ『それ』に、唇を着ける。
疑いと情の合間で見せたアランの涙。その意味はもう、分からない。
彼が粉々に引き裂いた1枚目の用紙には、誰の名前が書かれていたんだろう。

少しだけ歯を立て、味わう。
甘ったるいのに、微かな塩味。これはきっと、アランの涙の味だ。]


  ……食べて。
  おなか、減ってたんでしょ?

[利き手で包んだままの餌を、彼の顔の前に差し出す。
たべて、と唇がもう一度囁いた。]

  ……わたしね、シメオン。

[彼は受け取ってくれただろうか。
視線を落とすのは、顔を見て話せなかった頃の名残かもしれない。]

  (守られるだけのお姫さまなんかになりたいんじゃ、ないの。)

[続かない言葉の代わりに、俯いた頬に一筋だけ、人であった筈の少女の名残が伝って、落ちた。]**


  ─???・二人目─
  
[ 空気が凍る。

切り裂くような沈痛な空気が室内を満たした。

思わず周囲を窺った。
吐き捨てる息は凍えていない。
やけに生温く感じて、席を立つ彼女の場所へと足を踏み出した。]



[ アラン。

村の子供達の中でも最年長の彼。
自分を彼のことを兄だと呼んで慕っていたつもりだった。

彼女の指先が男の背中をなぞる。
きめ細かな肌が、繊細な動きで落ちていく。

何を、しているのか。
知らないふりは決してしない。]

  ケイ、ト………。

[これ以上汚れ役をする必要などない。

せめて誰かを殺すならこの手で。
既に彼女の大切な叔父の命を奪ったのは他ならぬ自分なのだ。

だから、俺がやらなければ────なんて、そんな理由があれば良かったのに。]



[ アラン兄。


村でも一目置かれる、みんなから慕われるアラン兄。

逃げ帰って来た自分とは異なり、村の外で仕事を持って立派に勤めを果たす姿。

自分が狙われる可能性を顧みずに名乗り出た潔さ。
誰かの名前を綴る時に、涙を流す優しさも、全部。

全部、全部、全部、全部全部全部全部。]


  ────…嫌いだった。


[ 氷が突き刺さる音。
止めることも庇うこともしなかった。

向けられた視線に、何処か抜け落ちた瞳がそこにあっただろう。]*


  ─凍った時の中─


[ 名を呼ばれる。

一瞬、遅れて肩を揺らせば包まれた両手に視線を落とした。]

  ………、……。

[彼女が、唇で食むモノ。
白い歯を覗かせてしゃぶりつく姿に呼吸も浅くなった。


それが、先程から静かに訴えて来る空腹に寄るものなのか、それとも。

分からない。
ただ、引き寄せられるように伸びる手に腕を伸ばす。

そっと白い腕を捕まえれば、わななく唇を一度、引き結んだ。]



  (  食べたくなんか、ない。  )

[一度目とは異なり、意識して差し出される魂を口にすることに、今更躊躇するなんて、どれほど馬鹿らしいことだろう。

それでも鼻腔を擽る薫香りに吐く息が湿っぽくなる。]

  ────、ッ

[耐え切れずに噛み締めた唇が微かに切れる。
そのまま鉄の錆びた味ごと口を開けてかぶりつく。

何滴か落ちる雫の味は酸味混じりのもの。
何処かしっかりとした食感はアランの責任感の強さだろうか。

確かに満たされていく空腹。
一度嬲れば止まらない欲求に確かに喉を鳴らして、鼻頭が痛む。

中途半端な言葉。
その続きを尋ねることはせず。]


[白く細い腕に落ちるのは一体、“何”だっただろう。]**


【人】 洗濯婦 ドロシー

──宿の一室──

[眠れぬ夜を過ごした。

あの後、どうやって部屋に戻ってきたかは覚えていない。
うとうとと微睡んだかと思えば、ヨアヒムの責めるような顔が浮かび、吐き気と一緒に目を覚ます。
すぐそばにいるのに手の届かないアランの悲鳴が聞こえた気がして、耳を塞いで顔を伏せる。

その、繰り返し。

朝は遠かった。]

(42) 2015/05/29(Fri) 23時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

──酒場──

[茶だけを用意し、カウンターそばの椅子に腰掛ける。
わかったことが一つあった。]

守り手は、……いない、のね。
いたなら、アランくんは……

[ああなるはずがない。
メルヤのことが誤解だったとわかったなら、名乗り出たのは彼ひとり。
それでも彼は、ケツを凍らされてしまった。

探すことも、守ることもできない。
ただ手遅れになってから事態を知るだけなど、なんの意味があるのか。

ため息の手の中で、少しずつ茶が温もりを失って行った。]

(43) 2015/05/29(Fri) 23時頃

洗濯婦 ドロシーは、メモを貼った。

2015/05/29(Fri) 23時半頃


【人】 洗濯婦 ドロシー

[誰かが、アランを。
小さい頃はいろいろあったけれど、歳を重ねるうちに責任感を強めた、離れている間にもたくましくなった、いい子だったのに。

誰かがやった。
やった雪鬼は、まだ、この建物の中に潜んでいる。]

……誰が……

[見下ろした自分の手は、情けないほど弱々しく見えた。
そこに重なった若い手を思い出す。

ああ、そうだ。
昨夜差し伸べてくれたのは、支えてくれたのは、アランと同じく久しぶりに帰ってきてくれたシメオンだった。
彼もまた、成長していた。]

……だめ、よねえ……あんな子が、支えてくれてるのに……あたしが、こんなんじゃ……

[逝くには、順番というものがある。
アランのような子を、増やしてはいけない。]

(58) 2015/05/29(Fri) 23時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[そこにシメオンの声がして、はっとする。
オスカーが、守れなかった、など。]

それ、……オスカーくんが、言ってたの?

[まるで、守り手のような。
けれど続きは疑惑の気配をまとって、]

……どういう、意味……?

[なんとなく感じる真意を、わかりたくない思いで聞き返す。]

(59) 2015/05/30(Sat) 00時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[シメオン>>62が語るのは、悪い想像を煽る推測だ。]

オスカーくんが、……アランくんを、守らなかった、って……。

[対抗する能力がどれほど重要か、なんて理屈は、
自分がこの歳だから考えてしまうものなのだろうか。
それとも、と響く疑惑が、冷たい。]

アラン くん、

[一昨日の頼もしさを思い出す。
失われていく苦しさに、一度言葉をつまらせて。]

(67) 2015/05/30(Sat) 00時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

……雪鬼は、……記憶を持つ、と、聞いたことがあるわ。
その人のまま、本性を……鬼に、変えるのだと。

[妹と呼びながら、お婆さんの兄は人の魂を吸い取り、
ケツを凍らせていったのだという。
何もかもが本人でありながら、魂を奪う化け物に変わる。

そんな人が、この中に、いるのだ。]

リーくん……何か、アランくんに聞いてたり、するかしら……

[唯一、自分以外に人間だろうと思える人を見やる。
彼が答えを持つなら、それに越したことはないのだけれど。]

(70) 2015/05/30(Sat) 00時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[霊の声など、姿など見えても、すでに相手は殺してしまっている。
見たところで、……喉まで出かかった言葉は、無理矢理に飲み下した。

出てこいと、そういう流れになるだろうか。
耳を傾け、冷えた茶を口に運んだ。]

(78) 2015/05/30(Sat) 00時半頃

─二日目・深夜─

  ──…酷いやつだって、おもうでしょ?
  平気で嘘吐いて、泣いたりして。
  自分で、アランさんを、殺したくせに。

[返事があるかどうかも分からない声を垂れ流す。
言い訳をしたかっただけなのかもしれない。
簡単に揺れそうになる決意を、肯定する術が欲しかっただけかもしれない。

届いたとしてもそれが声だけなのは分かった上で、泣き顔を隠さずにはいられない。]

  あのね、シメオン。
  アランさんが出てったときのこと、覚えてる?
  私はまだ子供だったから、すごくすごく寂しがって、たくさん泣いたよね。

[返事を待たずに、一方的に語りかける。
思えば、こんな風に彼と話すのは、皮肉にもこんな事が起こってからが初めてかもしれない。]


  改札で別れて、アランさんが見えなくなって、みんな帰って、それでも泣いてたら。
  あなたが手を引いて、連れてってくれたの。駅の近くの、モスクワ行きの列車が最後まで見える場所。「行こう、ふたりで。」って。

[そんな些細な事、あなたは覚えて無いかもしれないけど。少し、笑う。

坂を登った小さな丘。
笑い掛けてくれた訳でも、慰めてくれた訳でも無いけれど、列車が見えなくなるまで繋がれた手が離れる事も無かった。

あの後からだ。
彼の顔が見れなくなったのは。
大切な友人が心を寄せる幼馴染。
視線の合わない横顔だけは、こうしていても幾らでも思い描けるのに。]

  私。
  ほんとはずっと、お礼、言いたかった。


[叔父を殺した、はじまりの日。
いつになく気弱な声で彼が言った言葉を胸の内だけで反芻する。

ふたりで、可能性をつくろう。

ふたりで。その言葉があったから。だから、決めたのだ。]


  (あなたを、死なせたりなんてしないわ。何があっても、何をしても。)

[どれほどこの手が、汚れたとしても。
王子様を待つだけの姫君になんて、ならないと。]*


【人】 洗濯婦 ドロシー

[>>80メルヤの指摘に、動きが止まる。
一呼吸、詰まったのを強引に吸って、]

……あたし、 は…… あの人の名前を、書いたの。

[そうして、間違えた。
誰が雪鬼かはわからなかった。
そんな中で彼を選んだのは、
『村人を殺す人』だと感じたから、だろう。]

でも、違った、でしょう。
アランくんは、あれの後に……

[名乗り出るべきか悩みながら、言葉を選ぶ。]

(84) 2015/05/30(Sat) 01時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[そう。一匹とは限らない。
たったこれだけしかいない中に、複数潜んでいるかもしれない。
わからない。]

……いいのよ。
なんとかして、探さなきゃ……また、誰か、が。

[無為にケツを焼き、魂の視線に苛まれるか、
自分のケツが焼かれるか、凍らされるか。]

……メルヤちゃんは、冷静、ね。

[怪我をして村に現れた少女。
考えようとする姿勢は、情けない自分からすれば、
眩しすぎて目に刺さる。]

(88) 2015/05/30(Sat) 01時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

メルヤちゃんにとっては、みんな、あんまり知らない人でしょう。
考えるのは、大変だと思うけど……

……今、どう考えてるか、とか。
聞かせてくれる?
あなたが、  …………信じたいと、思う人、とか。

[疑いの目よりは、信じられる人を、など。
甘いのかもしれなかった。**]

(89) 2015/05/30(Sat) 01時頃

  ─二日目・深夜─

[ 「 酷いやつだって、思うでしょ? 」

濡れた目尻を薄っすら開かせた。
頬を滑る一滴は温かい。

無言で、縋るように掴んでいた相手の腕を握る力を緩めた。

ケイトが口にするのは、何年前のことだろう。
一瞬、思い浮かばずに眉間の皺を寄せた。

でも、彼女が言葉を付け足し綴る毎に風が吹き付ける。
雪混じりの風の筈なのに。

何処か、柔らかく、頬を撫でた。]


  ─回想・数年前─

[出て行く者はあっても、戻ってくる者は、少ない。
それがこの村では在り来たりと言えば
在り来たりなことではあった。

だが、やはり誰が出て行くにしても、悲しむ姿は数は異なれど生じた。

自分よりも三つは歳下の女の子。
ケイトもその一人だった。
おとなしくて本ばかり読んで、遊びに誘っても、ほとんど頷いてくれやしない。

つまらない相手だと思っていた。
日に焼けない白い肌も、好きにはなれないと。

でも、それが。
涙に濡れて反射する様を見た。

残ったのは気紛れ。
腕を掴んだのも、…きっと。]*



[ 生憎にも空は晴れていた。

小さな丘から眺める景色は自然に溢れていて、その間を走る鉄の塊を見送っていた。

ちいさくて、あたたかくて、きずのないきれいな手のひらを。
包み込んでいたことは、覚えている。

  ────だから。]

  似合わないよ。

[あの時、彼女を傷つけた言葉と同じものを投げかける。

だが、何処か声色が大人しいことに彼女は気付いただろうか。

反応がどんなものにしても、掴んでいた腕を離す。
代わりに、指を滑らせて隙間を縫うようにして絡め合わせる。

この物語の行き付く場所が何処かは、分からないけれど。]



  行こう、………ふたりで。*
  


【人】 洗濯婦 ドロシー

[メルヤの静かな言葉>>92に、そう、と頷いた。
彼が票を集めた理由は、
取り乱し騒いだせいだけではないのだろうけれど。]

……教えてくれて、ありがとう、メルヤちゃん。
そうね。リーはきっと、大丈夫。
あたしも、そう思うわ。

[メルヤが信じたいと人を示すことができることが、
場違いかもしれないが、嬉しかった。]

ヴェスパタイン、……ありがとう。
雪鬼が……積極的に、減らしに行きそうにはない、か。

[それも、彼を演じるだけの可能性はなくはない。
ただ、信じたいという気持ちはわかる。
投票が雪鬼に集まったとき、どうなるのだろうか。]

(101) 2015/05/30(Sat) 11時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[リーの問いかけ>>72
メルヤの意見>>87、ジリヤの意見>>96
先に相談した二人のの言葉を思い出しながら、
ゆっくり顔を伏せる。
深呼吸しようとしたが、うまく吸えなかった。]

……ごめんなさい、ケイトちゃん、ヴェスパタイン。
みんな、聞いて、ちょうだい。

[膝の上で強く手を握りしめる。]

あたし、見たの。
ヨアヒムさんは、 間違いなく、人間だったわ。

あたしは、死んだ人の霊を、見ることができるのよ。

[後戻りの道を、握りつぶした。]

(102) 2015/05/30(Sat) 11時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

見つけるまで黙っていた方がって、言われもしたのだけど。
このまま黙っていて、その間に他の人がって、
……耐えられなくって。

[このまま行けば、オスカーが雪鬼でなかった場合、
真っ先に狙われるのは彼か、リーだ。
オスカーの守り手発現をもし、雪鬼が信じたならば。
彼の凍ったケツを見ることになってしまったら。
想像するだけで怖気が走って、
握った手は真っ白になるほど力が入った。

それに。
ここからは子どもの処刑も免れないだろう。
もしも自分が襲われたなら、
誤った結果を見続けなくて済む。
浮かんでしまった弱い思いは、全力で押し殺す。]

(103) 2015/05/30(Sat) 11時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

それに、その間、みんながリーくんに、頼ることになるし。
子どもに頼って、自分を守るとか、駄目よね……

[唇が震えるのを、耐えるように両目を閉じて、]


守り手がもしもいるのなら、
オスカーくんやリーくんを守ってほしいの。


[自分の死は恐ろしい。
けれども、無為に他の、
大事な人々が死んでいくのを見続けるのは、
もっとずっと恐ろしかった。]

(104) 2015/05/30(Sat) 11時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー


シメオンくん。
あたしが二人と話したのは、こういうことだったのよ。

[成長して帰ってきた金髪の若者をゆっくり見やり、
弱々しく笑った。**]

(105) 2015/05/30(Sat) 11時頃

洗濯婦 ドロシーは、メモを貼った。

2015/05/30(Sat) 11時半頃


  『 嘘吐きね。ケイト。
    ふふ。でも、そうね。「わたしたち」の牙がたまたま通ったなんて、村人は想像できるかしら? 』

[もうすっかり耳に馴染んだ赤い囁き。
今ならわかる。それは、自分と同じ声をしている。

そうだ、私は嘘吐きだ。
真実から目を逸らさせようと、他の誰かを平気で犠牲にしようとしている。]

  (…でも、それがなに?)

[どこか冴えた瞳で少女は思う。
みんな同じことをしている。信じる≠ネんて綺麗事を口にして、疑わしきを理由にして。自分と自分に都合のいい者だけを護る為に、人の身でありながら人を殺したのだ。]

  悪い子のとろこには、雪鬼が来る≠でしょう。
  だったら、仕方ないじゃない。
  悪い子≠ェみんな居なくならなければ、消えてくれないんでしょう?あなたも、あの人の中にいる誰かも──

  (…私、も。)


[自分たちだって、生き物の肉を食う。
人間は、それどころか、食べもしない相手の命を奪うことすらする。
今ここで行われている駆け引きも、命を奪う手段が違うだけだ。
雪鬼だろうと、殺人鬼だろうと、同じ状況下なら人間同士の殺し合いはいずれ行われていたかもしれない。]

[昨夜、少女は自分の身を危険に晒すのを厭わないつもりだった。
婦人ががこっそりと守護者である事を告げた以上、あの場に居た二人の口を封じてしまえば自分が疑われるのは確実だろう。

だが、そうすればあの場を去った金髪の青年に疑惑が掛かる可能性は下がる。
それならそれで、いいと。だから、ランタン職人に会いに行こうと彼を誘ったのだ。しかし。]

  ……最初の、日と。昨日と。
  結局二回も、守ってもらっちゃったもの。

[叔父が自分の首を絞めたとき。
守護者に護られているかもしれないアランを、彼が選んだとき。
こんな酷い状況なのに、少しだけ自惚れるのは、許されるだろうか。]


  もう十分だから。
  だから今度は、あなたを私に守らせてね。

[昨晩、指を絡めた手は、確かに温かかった。
議論の続く酒場のテーブルの下で、自分の手をそうっと握る。
あの感触を忘れないように記憶に刻んで、少女は疑心暗鬼に溺れる人々の顔を見渡し。

決意を揺らさぬ為に、赤く濡れた声で囁きかける。]


  「『 さあ。今日はどの悪い子≠ノ会いに行く? 』」

[重なった声は、確かに少女の意思を持って放たれた。
今夜ケツを凍らされるのも、ケツを焼かれるのも。人間、でなくてはならないのだ。
その為に、彼女は静かに人々へ疑惑の種を撒く。]*


【人】 洗濯婦 ドロシー

[ケイトの声に、振り向けない。
彼女の思いを、無碍にしたも同然だ。]

粗末になんか、しや、しないわ。
できるわけ、ないわ……

[リーに問われ、握りしめた手を見下ろして。
内心で叱咤するも、震えは収まらない。]

話したのは、ケイトちゃんと、ヴェスパタイン。
……能力者は一人のはず、とか。
知り合いも取り憑かれる可能性がある、とか……
そういう話を昨日、ケイトちゃんと持ってきたでしょう。
あのとき、みんなにこれを伝えるか、相談もしてたの。

[そうして、今まで黙っていた。
その結果がアランのケツだというなら、
黙っていた自分さえ、彼を殺した一端だ。]

(120) 2015/05/30(Sat) 18時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

……そうね。
誰か出てくるひとがいたら、わかりやすいんだわ。

[ジリヤ>>118の言葉に、ああ、と気づいた。
小さな呟きが溢れる。]

そうすれば少なくとも、
嘘つきが一人、見つかるんだもの……っ

[間違えたくない。
失いたくない。
この自殺行為が逃げだと思いたくもない。
無為ではないと、何か。何かを。]

(122) 2015/05/30(Sat) 18時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[リーの問いかけが広がって始めて、自分の能力が疑われるものであることを実感した。
信じられないかもしれないと、ケイトたちに前置きしたにも関わらず、だ。
それは、真実を口にしているのだから信用されて当然という、無意識の油断だったのだろう。]

ジリヤちゃん……信じてくれて、ありがとう。

[張り詰めていた糸は、もう解れることは叶わない。
それでも、少しの安堵は、冷えた心に触れた。]

……

[ジリヤが、メルヤに問いを投げる。
その気持ちはわからなくはなかった。
あまりにも冷静、と思うのは、自分が動揺を抑えられずにいるせいだけだろうか。]

(126) 2015/05/30(Sat) 19時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

……あのね、ジリヤちゃん。
聞かせてほしいことがあるの。

[ぽつりと、声を落とす。]

昨日の開票……覚えてる、でしょう。
ジリヤちゃん、二票、入ってたの。

[これを聞くのは、無記名である意味をなくす、ルール違反だろうか。
けれど、聞いておきたい。]

誰が、どうしてあなたの名前を書いたのか……
予想、とか。知ってたりとか、するかしら。

[縋るような思いだった。
何か、手がかりがないか。
自分が見つけずにいる何かを、知った人がいるのではないか。

そう思うくらいに、今日のジリヤはなんだか、普段と違ったふうに感じたのだ。
こんな状況で普段通りなど、求める方が異常なのかもしれないけれど。*]

(127) 2015/05/30(Sat) 19時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[ああ。歯噛みする。
オスカーは、守護者だと名乗ってしまった。

彼に力の使い方を教えたのは誰だ。
身を隠せと、身を守れと教えなかったのか。
教わる機会もなかったかもしれない、けれど居るかもわからない誰かを責めずにはいられなかった。

守り手は自分自身を守れない。
致命的な弱点を、わかっているのか。

オスカーを守れと伝えることで、彼が本物ではないと、彼も守られているかもしれないと思わせたかったけれど、きっともうこれで、無意味になった。]

……っ、

[視線を厨房へ向ける。
そこになら、武器がある。
もしも万一があったなら、私刑では遅すぎるかもしれない。
立ち上がらなくては。
嘘つきが現れたなら、戦う覚悟を決めなくては。]

(140) 2015/05/30(Sat) 21時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[もはや、オスカーに雪鬼が憑いているかもしれないという疑惑は、どこかへいってしまった。
名乗り出るあの迂闊さは、雪鬼が狡猾に演じているようには思えなかった。

だから、もっと喉から苦味がこみ上げる。]

……そう簡単には、やられたり、しないわ。
ねえ、オスカーくん。
あたし、死にたいわけじゃないのよ。

…………生かしたい、の。

[もって1日か。2日か。
彼に難しい選択を迫って追い詰めたくはなかったけれど。

あたしを守って友だちをなくしたりしちゃだめよ、なんて、言葉にするには何もかも残酷すぎた。]

(141) 2015/05/30(Sat) 21時半頃

洗濯婦 ドロシーは、メモを貼った。

2015/05/30(Sat) 22時頃


【人】 洗濯婦 ドロシー

──少し前/ジリヤに>>145──

[一人目の名前がすぐに出た。
意外な組み合わせに思えるのは、
二人が会話するところを今まで見ていなかったせいか。]

メルヤちゃんと、何か、あったの?

[尋ねる理由を、そのままいうことはできない。
考える。考える。]

……情報が、ほしいのよ。
考えなくちゃいけないの。

誰が、ジリヤちゃんの名前を書いたか。
誰がジリヤちゃんを、疑ったか。

[場にいる人を、一人ひとり、見て。]

(149) 2015/05/30(Sat) 22時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

雪鬼は、人間なら、誰の名前を書いたって構わないでしょう。
人間だとしたら、雪鬼だと疑った相手を書くはず。

ジリヤちゃんが雪鬼なら、……確実な情報がないわ、こういう言い方を許してね。雪鬼なら、その投票した誰かが、あたしたちの知らない、ジリヤちゃんの怪しいところを見つけたのかもしれない。

[これが元々の理由。
それ以外にも、考えればまだ出てくる。]

ジリヤちゃんが人間ならもっと、投票した誰かは、その理由を言わないといけない、はずよ。
雪鬼が、自分以外ならだれだっていいって、適当な書き方をしたのかもしれないんだわ。

[その人物はきっと、安全な位置にいると思っている人だ。
つまり、]

(150) 2015/05/30(Sat) 22時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

メルヤちゃんじゃないそのひとの話を、聞かなくちゃ。

[ヨアヒムに投票しなくても、自分や、もしいるなら仲間が安全だと思っている、はず。
投票についうっかりや間違いはないのだから。]

そういう意味だと、……
メルヤちゃんは、雪鬼の可能性は、あまり考えられない……わ。

[そうなのだろうか。
自分の思考に自信が持てないけれど、裏付けは何もない。

アランがいてくれた安心感が、ひどく恋しい。]

(151) 2015/05/30(Sat) 22時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

ジリヤちゃん。

[>>147苦悩を覗かせる少女に、硬い声を続ける。]



雪鬼は、村のひとの皮をかぶった、化け物なのよ。
そのひとはもう、いなくなってるんだわ。


[そう思わなければ、殺すなんて考えたら、狂ってしまう。*]

(153) 2015/05/30(Sat) 22時半頃


[誰かの名前が上がり、その度に可能性を掲げていく。

  “殺すべきか。生かせるべきか。”

[各々の独断と偏見で贄を選ぶのだ。

勢いを増す争論。
淡々と推理するもの。
怯える者。立ち向かう者。
ふたりとないヒトが、互いに泥を塗りたくっていく度に心臓が凍るような思いになる。]



[  ─────雪鬼は記憶を持つ。
その人のまま本性を、鬼に変えるのだ、と。


  ─────取り憑かれた奴はもう『入れ替わっちまってる』んだけど当人は自覚がない。

  完璧にそいつであるかのように振る舞うんだよ。]



  「『 さあ。今日はどの悪い子≠ノ会いに行く? 』」

[悪い子。わるいこ。わるい、こ。

それは誰だ。
人を殺めたことか。嘘を吐いたことか。それとも。知らないふりをしていることか。

誰なんだろう。
罪を背負うべきものは。
そして、俺は────、]



  「 護り手は、決して脅威じゃない。
  リーも、味方につけられるなら大きな戦力になる。
  何しろお墨付きなんだから。

  ただ、ドロテアさんの結果次第では次に容疑がかかる可能性がある。

  ………ケツを焼くのも殺すのも、俺たちが疑われ過ぎない位置。 」

[無慈悲にも囁く声に温度はない。
目尻が濡れることも、ない。

もしかしたら、ケツを凍らせる度にその破片ごと瞼の裏側に飲み込んでしまったのかもしれない。]



  「 頭が冴えるという意味なら、先生だ。

  確実に一から芽をとるなら、オスカー。

  大丈夫。みんな人をころした人殺しだからね。
  「『悪い子は、みんな罰を受けないと。』」


  「 そうね。確かに守護者はまだ子供。大した脅威には、成り得ない。 」

[背中にぴったりと張り付いた獣の声が、耳元で囁く。
無意識に、少女はテーブルの下の手に力を込める。忘れないように、確かめて。]

  …あの子がおばさまを護るのなら、今夜はあの子でもいい、と思う。

[す、と細められる目。
まだ15歳の、年若い狩人の少年。
その肩に押し掛かる重圧は、どれ程のものだろう。

それでも。馬鹿な子。と、思う。
それが逆恨みなのは、分かっている。
彼に昨夜放った恨み言は、確かに本心でもあった。]

  あなただったら。
  あなたとアランさんがいたら、『わたし』を止められたかもしれないのに。

[小さな囁きが、テーブル向こうの彼に届いたか馬鹿な分からない。]


[守護者のケツが凍ったら、余所者の少女はどう思うのだろう。
仄かな恋心が、妬ましいのかもしれない。
なんの説得力もなく結ばれる弱い信頼が、羨ましいのかもしれない。

その結束を砕いてしまいたいと思うのは、確かに背後の獣だった筈なのに。
今の少女には、もうそれが自分の声なのか他人の声なのかが、分からない。]

  大切なものが、あるの。
  もうそれしか、無いの。いいえ、違う。
  私、最初から持ってなかった。だから、手に入れたものを離したくないのよ。絶対。ぜったいに。

[誰かの魂が実を結んだ果実を口にするたび、自分が狂っていくのが分かる。それでも、止めようがない。
止められないのだ。それが出来るものは、昨夜。そして、今夜、消えてしまう。]


  ────シメオン。
  オスカーに会いにいきましょう。

[言い切った声に、迷いは、無い。]*


【人】 洗濯婦 ドロシー

[やがて、吐息を一つ。
リーへ顔を向けるが、声は全体に向けて。]

誰に投票したか、全員、明らかにした方がいい、と思うわ。
投票する理由はきっと、すごく大事、だし……
あたしの見るものは……その先にしか、生かせない、でしょう。

[疑心暗鬼の中、悪化させる可能性はある。
だが、]

雪鬼はきっと、一匹じゃ、ない。
それに……雪鬼は、雪鬼に投票することは、ないでしょうし。

[結果を見ることは、できないかもしれないけれど。
自分のケツのために、他人のケツを差し出すなど、ありえない。]

(182) 2015/05/31(Sun) 00時頃


[たとえ話ほど、キリのないものはない。]

  なるべくしてなったんだよ。
  ……そう思わないと、生きていられない。

[どうして。こんなことって。
二人して零した言葉。
塩辛い涙を頬に滑らせてまだ数日だというのに、随分と長い間こうしていたような感覚。

息を吐いた。重苦しく太い息。
一度、指先に力を入れる。
空っぽの手のひらに、収まるものは、ない。

でもまだ覚えてはいる。
怯えているだけではなくて、自分を支え押してくれた彼女の指先の名残が。

それだけで、今は───……]



  『  嘘吐き  』

[誰かの命を奪う腕。
それが、誰かの命を救う腕ならば。

もしも話は不毛だ。
分かっている。分かっている。だけど。

堂々と胸を張って、護れたのなら?]


  困るんだよ、オスカー。
  ………一人でも、護られたら、さぁ。

[冷ややかな猫撫で声。

魂を喰らう度に麻痺する理性と罪悪感とは引き換えに、生まれたのは、羨望。]

  いいよ。ケイト。
  オスカーはアラン兄を見殺しにしたんだから、…せっかく人を護れる力があるのに。
  可哀想だなぁ。………好きな女の子だっていただろうに。

[ 呟けば静かにほくそ笑んで、 ]

  でも、そんな腕はいらない。
  綺麗事なんて、聞きたくない。

[言い切れば、一人の名を口にする。]

  …ジリヤに入れるよ。
  せめて、人の手で。*


【人】 洗濯婦 ドロシー

[時間は刻々と減っていく。
問の答えはどうなったか。

白紙を見て、]

……オスカーくん。

[名前を記す前に、甥のところへ。]

いい?
あたしが出てきたのは、あたしの意志。
リーくんが戦うことを決めたのも、リーくんの、決意。

あなたのせいじゃないわ。
自分を責めちゃ、だめよ。

[守れるのは一人。
誰かがこぼれ落ちるのは、悲しいけれど、必然。]

(194) 2015/05/31(Sun) 00時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

大丈夫よ。

[手を伸ばし、抱きしめようと。

どうか、雪鬼にこの子のケツが苛まれることがないよう。
長年祈り続けた神へ、祈りを重ねる。


身体の震えが甥に見つからないよう、必死で耐えた。]

(195) 2015/05/31(Sun) 00時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[それから、紙に記す名前はひとつ。

罪悪感を振り切るよう、紙から手を離した。**]

(196) 2015/05/31(Sun) 00時半頃

洗濯婦 ドロシーは、メモを貼った。

2015/05/31(Sun) 00時半頃


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