人狼議事


64 色取月の神隠し

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 琴弾き 志乃

>>0:435
 まあ文献!
[仁右衛門の笑顔に負けないくらい、子供っぽく表情を輝かせながら、彼の話にうんうんと頷く]

 せやけど歴史を紐解くんは、
 立派に物語を紡ぐもんや思うておりますんよ。
 昔の人の思いを、今に繋げますやん。
 橋やろか? お兄さん大きい橋をかけてますんよ。昔と今を。
 うち医術や建築いうんはよぅ知りませんけど
 役立つ言うんやったら、それは紡いでる証拠やん。
 ええですなぁ。お兄さんええことされてる思いますわ。

[大きく頷いてから]

 せや、お兄さん。嗚呼せんせ言うたほうがええんやろか?
 うち、お祭りの間はここに居よう思うてますんよ。
 せやから、お暇なときあったら文献の話聞かせてもらえませんやろか?
[お茶菓子もって行きますよん? と上目でお願いしてみたり]

(3) 2011/09/13(Tue) 13時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/09/13(Tue) 13時半頃


せっかくの“大禍時”なんだから。な。


[同胞たちに同意を求めるような、笑う気配が一つ。]


大禍時の、お祭りのとき。

[ぽつ。と、昨夜の笛のこえを思い出す。
から、から、からら…ん。

天上には月、地上には然灯がゆらりと輝く。
その向こう、灯りの道を闇へと辿ればあやかしの里へと続こうか]


雷門のかみさま、お里はなれてくれたなら。
…もっと自由になれる?楽しくなれる?
お祭りずっと続くかな。

[先の藤之助の言葉が脳裏に響く
祭りの村を皓と照らすは、白い月。

昨夜は夜通しその月を、
一つ目童女が、大きな大きな瞳で見上げていた]


ああ。もっと面白い祭りになるだろうなぁ。
ずぅっと続く、あやかしの祭囃子。
人間すらも呼び込めるようになる。

[月に向けられた悪童の表情までは伝わらなかったろうが、
楽しげな声が童女の囁きに応えていた。


みんなが来たら、楽しいね。
みんなが来たら、寂しくないね。

お祭り囃子もずっと聞けるね。
お兄ちゃんも、お祭りを続けたいのね。

夕と───、夕顔と、いっしょね。

[くすくす。くすくす。
楽しげな声に、無邪気な笑い声が返る]



お友だち。誰を連れていこうかな──…。

[罪悪感の欠片も持たぬ声が、月の向こうへと響いた]


[ざわり、風が吹く]

[ざわり、届くのは

同胞たちの、声]

……おや。
聞こえるんだね。

山の神の気が、ちょいと逸れたのかねえ。


[ざわ、ざわ、ざわり]

[狐が夜の森を駆け]

ほら、辰次。……雉だよ。

[樹上へぽいと投げ上げられる、脂の浸みた包みがひとつ]


―前夜―

おっと、あぶねぇ。

[投げられた包みは、勢いづいて木を超えるくらいの高さまで一度跳ね上がった。落ちてきた所を受け止めて]

ありがとな、芙蓉。
ところで、これどうしたんだ?
鳥を捕ってくるなんて珍しい。

[鳥捕りは苦手じゃなかったっけ?と、包みを解いて雉肉を珍しげに眺め、齧りつく。味覚は人のそれと然程変わりがないのか、人好みの味がついていても平気で食らっている]


貰いもんだよ。

[しばらく樹上を見上げていたが、首が痛くなってきたのでやめた。
声だけを辰次の気配に向ける]

……足に怪我した男を、見なかったかい?
ちょっといい男でさ、でも……

[思い出すのは、男の瞳が孕んでいた闇]

うん、何か、わけありげな、さ。


ああ、あいつかぁ。
一応俺と明ん所に挨拶に来たな。
『荒らすつもりはない』って言ってたが。

[ふぃっと手を振ると、油紙はどこかへと消えて]

…多少荒れても、それはそれ。
賑やかな空気で羽目を外しすぎるなんざ、よくあること。

大嵐を起こして祭りを潰しちまうような真似さえしなきゃ、好きに過ごしたらいいさ。もっとも、この地ではそう簡単には起こせないだろうけど。

[聞いているかどうかはわからないが、そう呟いて]


おもかったー
つかれた

もどりそう、がまん

[人前故に、姿が変わりそうなのをじっとこらえている。]


まぁ今は、それより月見だなぁ。

雲一つない、月見日和…ん、日和は昼か…

名月夜?…酒でも掠めてくればよかったかぁ。

[枝の上から、くつろぎすぎている空気が漂っていた*]


あっ、ふえた

[戻りそうなのを我慢してたら、ぽろりと身体から一匹けだまのようなものが分かれ出た。

着物の袖のところに一匹それがいる。]

たつー、ふえたー。

[人には聞こえぬ囁きで、辰次へ報告した。]


挨拶に、かい。
あんたを顔だとでも思ったのかねえ?

[樹下の狐から、苦笑の気配]

ってことは、しばらく居るってわけだ。

……ま、そうだね。あたしらがここに居られなくなるようなことがなきゃ、やかましく言うつもりはないよ。


増えたぁ?
弟か、妹か、どっちだぁ?

[けらけらと、愉快そうに報告を聞き。

見つからないように、きちんと仕舞っておいてやれよ?


ん……あきのしん、かい?

[ふわふわと伝わってくる、独特の気へ意識を向けた]

どうしたんだい、どこで何やって……?


[その気が、増えたような気がする]

何なんだい、あんた……まあいいや、辰次に任せたよ。


わかんない。

[けさらんぱさらん、性別は無い。]

でも、出そう。おとなしくない。
先生のところにいるから、がんばる。

[増えて別の個体となったけだまは、そわそわしている。]


――辰次、あんたこそ、さあ。
さっき「連れて行く」とか話してたみたいだけど、無茶するんじゃないよ。

あたしらと違って、人間は……あたしらの里に来ちまったら、自分じゃ帰れないって、聞いたよ。
雷門はたぶん、今んとこ村を護ってるはずだ。少なくとも自分がいるうちは、止めるだろうねえ。

[ざわり、風が鳴る。
山の神の気は、未だ社にある*]


たつー、ひとりだちしたー。

[己から分かれたけだまの事を報告し]

あ、食べちゃだめだよ。
まだおっきくないから。

[この声が聞こえるあやかし達へ、そう伝えた。
まあ、別に伝えなくても美味しくもないケサランパサランを食べる輩はいないだろうが。]


出てきたばかりで、左右もわからんだろうからなぁ。
人に捕まらんよう、気をつけてなぁ。
って、食わねぇよ。

[独り立ちしていった毛玉に、助言をし。

はは。
人間は、脆いからなぁ……

[芙蓉の忠告は、否定も肯定もしない。
ただ笑っただけだった。**]


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/09/13(Tue) 21時半頃


【人】 琴弾き 志乃

>>12
 秋月…仁右衛門…
 秋月……

[仁右衛門の名を聞いた時、ほんの僅かであったが眼を見開いたが、すぐに薄い笑みに戻る]

 ええ、そしたら…是非に寄らせていただきます。
 仁右衛門センセ。
 あらぁ…どうかしましたん?

[しどろもどろになって最後まで言い切れないでいる仁右衛門に>>13、笑いを堪えていれば、門下の徒?と共に去っていく彼をにこやかに見送った]

(38) 2011/09/13(Tue) 22時頃

【人】 琴弾き 志乃

―前日・その後―

[しばし、店を物色しまた出会った面々と歓談を終えれば、買い込んだ食べ物をぶら下げてゆるりと月見の路
ちなみに廻ってきたのなら雉は美味しく頂いた…はず]

へぇ、大きな岩ですのん?
 磐座かもしれへんね。ほら、
 雷門さんのお膝元やん?
 神体山の麓やし、雷門さんもこっそり下りてきて
 お月見しとるかもしれへんな。

 雷門さんと一緒にお月見やな。

(39) 2011/09/13(Tue) 22時頃

【人】 琴弾き 志乃

[殆ど一日中連れ回す形となり、少し申し訳なさそうにもしながら、どこかで仕入れた砂糖菓子をつまんで彼女の掌に転がしたり…
提灯が揺らめく路を進む。艶やかに揺れる焔は現を映し、煌めく月光は逢魔時へと変わりゆく幻を翻す
やがて征き着くは、大きな岩の台座>>31]

 わぁ……立派やね。沙耶ええとこ知ってるなぁ。

[嬉しそうに、岩をぐるりと廻り、それから今までずうっと抱えていた箏の包みをそっと立てかける。
着物を苦にもせず思いの外身軽な動きで台に飛び乗れば]

 特等席へご案内?

[沙耶が昇ろうとするのを手を引いて助けたことだろう]

(40) 2011/09/13(Tue) 22時頃

【人】 琴弾き 志乃

 奇麗なお月様やねぇ。
 お祭りの明かりで一段と別嬪さんやなぁ。

[月を眺め、少し艶がかった声色でため息をつくように呟く。
遠くで微かに揺れる祭の提灯。小さく小さく映るそれらの明かりは、月影の玲瓏たる肢体を邪魔するどころか、引き立たせてもいた]

 お月様は不思議や…
 見てたら、暖かくて 冷たくて
 奇麗で心洗われるのに 寂しくもなって
 月を見ていると、いろんなことがこみ上げますんよ?
 …沙耶もそういうことありません?

[岩に腰を下ろし、月を見上げて淡々と語りながら、天上を指指し示す]

(42) 2011/09/13(Tue) 22時頃

【人】 琴弾き 志乃

 昔の人もなぁ。こないに眺めていたんやろうね。
 兎が餅をついてるいう愉快なこと思う人がいたり
 竹取翁の話を思うた人もおったねぇ。

 同じお月様見ながら、
 みんないろんなことを思うてる。
 見る人によって見せてくれるお顔違うんかもねぇ。

 そういえば兎やのぅて
 月はあやかしの国や言うた人もおったなぁ
 …誰やったかなぁ。

[まるで懐かしむような、少し寂しげな声が風に流れる]

(45) 2011/09/13(Tue) 22時頃

 本当に…誰やろうな。
 そんなお門違いなこと言うとったんは。

 あやかしの世は、
 いつだってそばにありますのに…なぁ?

[小さく爪弾くような弦の音がゆれる]


[現と隔が重なりかければ、箏の元にも同胞の…言葉無き言葉もとどくだろう]

 さっきから静ぁに聞こえてはおりましたんよ。
 こういう時やから、
 集まって来てるやろかと思うてましたけど
 思うたより大勢来られてますのな。

 うち、龍の笛の人しかわかりませんでしたわ。


おや。
あたしにも、そっちはわからなかったよ。

[狐の耳が、弦の音捉え]

大禍時……だからねえ。
あたしはこの辺りのもんだけど、だいぶ遠くからも、来てるようだね。


["ひょう、ひょう"と啼く、虎鶫の不吉な音を先触れに
黒烟を靡かせ、跛足の男が先住者たちの前に姿を現す]

 ……これはこれは、また、随分と賑やかなことで。
 
[新たに増えた気配を知り、面白そうに片眉を上げた]


 あらぁ、その気はさっきの薬師さんやねぇ。
 少しは思うてたんやけど…
 …立派に化けてますやん。
 その音色はお狐さんやろか?

 そうやねぇ。上方やからなぁ。
 遠いんやろねぇ
 けど、何度か来たことはありますんよ?

 うち、自分持って歩かなならんから
 時間かかってかないませんわぁ。
 言うても時なんて
 あまり気にしてはおらんのやけど。


 まあ! トラツグミの音色……
 奴延鳥さんやろか?
 二条の宴でお会いして以来やろか?

 少し離れてますし、
 久しく聞いてませんでしたから
 間違うてたらすんません。

[刻を同じくして加わる気を感じれば、その音色は少し高らかに綻ぶ]


音楽に縁の深い身だからなぁ。
わかりやすかったんだろう、お互い。

[志乃の弦の音に、低い笛の音が応える

遠くからお疲れさん。


そうともさ、狐だよ。
九尾の……には、及びもしないけどね。
一応、化けちゃいられるみたいだ。バレやしないかと、びくびくしてるよ。

あんたも、九十九神の類かい?
辰次と似たようなもん、かねえ。
ありゃあ懐に入る大きさだから、まだマシなのかね。

ふうん……上方って言われても、ぴんとこないけど。
あたしは、この辺りから離れたことがないからね。
言葉が違うから、遠いんだろうねえ。


 この日を逃しますとなぁ
 …なかなか難儀やかね

 せやなぁ…けど大禍時やなんて…
 ヒトの都合で付けた言葉は
 うち好きではありませんよぅ?

 うちらはうちらの理の世界
 忌まわれる道理もありませんやろ?
 うちらにとっては禍でも
 ましてや大禍でもありませんやん。

 まぁ、瞬きが如きはヒトの命
 うちらの理がヒトにとっては
 どうかは知りませんけれど?

 皆さん何かされますのん?


ん……。

[擦れたような、鳥の声。黒烟を纏う気配は、今までに感じたことのない――けれど、知っているもの]

ああ、あんた、

[声を掛けようとしたところへ、高い箏の音]

……知り合い、かい?


 確かに己は、鵺なるあやかしだけれども……。

 えと、そちらさんは。
 ……もしかして、前に都ででもお会いしたことが、ありましたっけか。
 
[奴延鳥――男を鵺と喝破した、喜色の滲む声音に首を傾ぐ]



 九尾さんには会ぅたことありませんけど、
 六尾さんやったら、伏見におりましたかなぁ…

 ええ、遠い言うても、ヒトの足でやろか?
 
 せやなぁ、龍の笛の方と同じやな。
 琴古主とも呼ばれますけど、
 九十九でおぅてますよ?

 大勢の胞と介すのは久しぶりやからねぇ
 どうぞよろしく


つくねがみ?

[眠そうな呟きは何か間違っている。]


人にとっては禍に思えること。
…俺にとっちゃ、ちょっとした悪戯に過ぎんさ。
悪ガキってのは、悪戯ができる機会があれば実行に移すもんだ。

[樹の上で笛を吹きながらも、聞こえぬ声は飛ばす。
悪童のようなものだからこそ、雷門は己にとって「近所の雷親父」の如き厄介な存在である。]


【人】 琴弾き 志乃

 月は太古の昔から、照らしておりましたからなぁ。
 あのセンセやったら、もっと知ってるかもしれませんけど
 たくさんの伝承も
 たくさんの詩もありましたんよ。

 うちもそうでしたけど
 月を眺めてこの子を弾いた人もようけぃおると思います。

 それだけ、魅力のある
 きっと不思議な国なんやろねぇ……

(60) 2011/09/13(Tue) 22時半頃

【人】 琴弾き 志乃

>>55
 ああ、随分と過ぎてしまいましたなぁ…
 えらいすんません。
 
 ほな家へ帰りましょうか?
 夜道の一人歩きは怖いからなぁ。沙耶の家まで送って行きますよん?

 沙耶を一人放って帰ってしもうたら、ゆりさんに怒られてしまいますからなぁ
 うちはほら、旅慣れてますから、心配いりませんよぅ?

[名残惜しい思いは同じで──
だからだろう嫌がらなければ、来た道を彼女の屋敷の前まで送ったことだろう。
心なしか昼の頃に比べ、女の足取りは軽くもあったか]

(62) 2011/09/13(Tue) 22時半頃

ろくび……。

[六尾、ということだろう。
思わず自分の尻尾を振り向いた。ふさふさとした尾は、一本]

世の中ってのは、広いねえ。
あやかしの世も、さ。
ああ、よろしく頼むよ。



[箏の音は弾む]

 清涼殿で、大立ち回りしてましたやろ?
 うち、その時おりましたんよ。

 いぅても、その頃はこうやって爪弾くことも叶いませんでしたからなぁ。
 お話するんははじめてですよぅ?

 あの日の寂しげで憂いの声が綺麗でなぁ。
 うちずっと覚えてましたんよ?
 ヒトは不吉や言うて、騒いでましたけどなぁ



 あらぁ……その気は確か…
 うちが村に来たときに

 お兄さんもあやかしやったんやね。
 えらく可愛らしい気やったからなぁ。

[音亡き箏の音は愉快気を纏う]


ぴ、

[明之進の「つくね神」に、笛の音が少々乱れた

祭りの決まりごとなんて…
“無粋な真似をしなきゃいい”以外には何もないさ。

[気ままなあやかしの言葉。
それは、余所からやってきた者にも向けられていたようだ。

やがて、演奏へと集中し始め、夜の間は、聞こえぬ声にもなかなか返事をしなくなっていただろう*]


[箏の音が聞こえると]

うん、けしゃらんぱしゃらん、だから。

[己の正体を伝える。
眠そうな囁きは上手く言葉を紡げていないがそれはさておき]

いっぱい集まって、あやかしも おまつり?
火を食べたり できるかな



 龍の笛……んー龍っつぁんでええやろか?
 元気があってええなぁ。
 うちは、できひんのよねぇ……この身体(箏)やと

 折角の逢魔時やから、愉しんで
 愉しませたらええ思うんよ。

 雷門さんも、なんや忙しのうみたいやし
 あまりうちらを気にした風でもなかったからなぁ。

 せやけど、ここは霊峰の麓やから
 気ぃつけてな?

 ヒトもヒトならざる力持ってるやもしれへんし


【人】 琴弾き 志乃

>>67
 ええ、うちも楽しかった。
 また明日。今度は屋台をもっとゆっくり見て回りましょう?

[一瞥をくれられ引き下がる使用人を遠巻きに眺めながら、少し申し訳なさそうに頭を垂れる。
そのまま離れていく沙耶を小さく手を振り見送って]

 はて? 旅籠屋どっちやったかなぁ?

[思いっきり逆方向へ歩いていった]

(73) 2011/09/13(Tue) 23時頃

おう、好きに呼んでくれて構わないぞ。

ああ、そういや…むかーしも、遊びを邪魔されたことあったっけな…気をつけんと。ありがとう。

[志乃の忠告に、何かを思い出したようで。

あぁ、それと…鵺の?
雉、少し貰った。うまかった。礼を言う。

[自分への贈り物ではなかったが、分けてもらった以上は告げておいた*]


 清涼殿、ね。……あれはなぁ。

[女の口から零れる言葉に、
男の面に何とも言えない表情が浮かんだ。
寄って集って討伐され、残った欠片が人の態を為しているのが今の男だ。
落魄し、かつての大妖とは別の存在に成り果てていたから
箏の女の言葉には苦笑するばかり]
 
 ……あぁ、姉さんか。さっきはどうも。

[狐の女の声が聞こえれば振り向いて、
知り合いか、と言う問いには]
 
 どうにも、己の昔のやんちゃを見られていたらしいなぁ。

[ばつが悪そうに、小さく肩を竦めた]


 ……なぁに、あれは狐の姉さんにあげたモンだ。
 己が礼を言われる筋でもないが――、
 
 まぁ、九十九の旦那も喜んでくれたんなら、何よりさ。

[思わぬところから出てきた雉の礼に、答える]


 まだまだ非力な子供。
 こんな時間に独りでは危ないやもしれぬな。 

[肩を叩くと同時に一平太の周りを本人には見えない霧が包む。
それはならず者達を惑わす幻覚の霧。

父親から受け継いだ僅かな能力。
故に"人間"相手にしか通用しないであろうが。]

 ――――気をつけてな。

[届かない声をもう一度押し掛け弟子に掛けて。
とぼとぼと帰っていく後姿を見守った**]


【人】 琴弾き 志乃

─ 暫く後何故か神社の近くの林の中にいた ─

 ヒトの道は複雑で困りますわぁ。

[困ったような困ってないようなのんびりとした口調で、林の中をとぼとぼ歩く女が一人]

 あらぁ…あれが
 “けしゃらんぱしゃらん”さんなんやろか?

[途中ふわふわした毛玉っぽい何かが横を通り過ぎていく]

 んー、ちゃうんやろか?

(86) 2011/09/13(Tue) 23時半頃

【人】 琴弾き 志乃


[追いかけようとしたが勿論間に合わず、ふぅとため息を零せば、抱えた箏をぎゅうと抱きしめるようにして]

 そういえば九十九の音が重ね奏でると
 どうなるんやろうねぇ?

[逢魔時を告げる笛の音は、ヒトの心には届かないだろう。
されど私には聞こえる。華やかに鮮やかに

飛ぶが如く囃子の喧噪。常闇の賛歌
それに合わせて、私の弦が揺れて鳴る。
高く高く 月に届けと
あの娘が伸ばした掌のように

私の弦も空へ向かう
異なる祭の息吹を*帯びながら*]

(87) 2011/09/13(Tue) 23時半頃

……そうかい。

[都の様子も、清涼殿とやらが何なのかもわからないから、
想像するのはただ暴れているあやかしの姿。

それでも、己が目にした傷跡を思えば、茶化すのは憚られた]

都で会ったのがこんなところでまた会うなんて、
世の中ってのは、狭いねえ。

[さっきと逆のことを言い]

ああそうそう、雉、ありがと。
人間に料理してもらってみたけど、旨かったよ。

[辰次に重ねて、礼を言う]


ん?

[何となく違和感を覚えて、その正体に思い当たる]

ああ、あたしはね、芙蓉ってんだ。
あんた……名はあるのかい。

[狐の姉さん、と己を呼ぶ男へ、問うた]



 やんちゃやなんて、とても凛々しい立ち振る舞いに、うち心が震えましたんよ?

[離れ姿は見せずとも、鵺の方が複雑な思いを滲ませているのは、音色を聞けば理解も出来て]

 え……えぇと……
 お声を聞けてはしゃいでしまいましたわぁ。

[ごめんなさいをするように、しゅんとした音が届いたか]



 広くて狭いんは、ヒトの世もあやかしの世も変わりませんよん。
 芙蓉さんも、上方来たらええんよ。
 稲荷山の宇迦之御魂様は、
 気さくな方でねぇ…

 嗚呼うちも雉戴きましたよぅ。
 おおきに。


【人】 琴弾き 志乃

─ 翌日・祭りの日 ─

[女が広場を訪れたのは、日も昇り広場の活気も溢れるようになった頃]

 おはようさん。

[相も変わらず大きな包みを抱えながらふらりふらりと屋台を闊歩し、芙蓉の店の前に佇めば]

 芙蓉さん芙蓉さん。ええ眠気覚ましありますやろか?
 うちにも効くようなのがあるとええんやけど。

 海より高くて、山より深い理由で
 うちあまり寝られへんかったんよぅ?

 ほら、沙耶に会うた時、
 こんな眠そうな顔見せられへんやん?
 時間あったら、仁右衛門センセのお屋敷も
 訪ねてもみたい思うてるし。

(104) 2011/09/14(Wed) 00時頃

【人】 琴弾き 志乃

 ふぅ……
[芙蓉に何か売って貰えたかどうかはともかくとして、アテもない女はきょろきょろしながら広場をふらりふらりと]

 あらぁ? 龍っつぁんやないの?
 何してるん?

[的当の近くでもぐもぐしてる辰次を見かける]

 これは? なぁに?

[そもsも的当が何かすらわかってない様子で、のんびりした声で尋ねながら、首を傾げている]

(109) 2011/09/14(Wed) 00時頃

稲荷山の……ああ。
お名前だけは。

[親戚の友の親戚の、そんな狐付き合いを通じて、遠い主とも言える神の御名は、伝わっていた]

へええ。会ったことがあるんだ、ねえ。

[感心したような、羨ましそうな声が漏れた]


【人】 琴弾き 志乃

[傍らにいた巫女に今更ながら気がつく。ぼんやりしすぎて戻って少し休んだ方がいいのだろうかとも思いながら]

>>106
 あらぁ……えっとゆりさんやったねぇ?
 雷門さんの家の。昨晩はどうも。

 的当いいますん?
 お祭りの遊戯やろか?

(111) 2011/09/14(Wed) 00時頃

志乃は、ゆりの高得点ぶりに、わぁ…と手を叩いた

2011/09/14(Wed) 00時頃


 ……あぁ、名前かい?
 己は、今は藤之助って名乗ってんだ。
 
 芙蓉ね、なかなか佳い名じゃないか。
 藤に芙蓉に……夕顔。何とも雅な名が揃ったもんだ。

[狐の女――芙蓉に答え、ふと、夕顔のことを思い出した]


 ……清涼殿でのことは、何て言うのかなぁ。
 絵巻物でも見るような感じなんだよなぁ。

[大妖の欠片でしかない今の男にとって
かつての立ち回りなど、どこか他人事のような記憶でしかない]

 まぁ、昔の俺のしくじりだ。
 あんたが気に病む必要はないさ。 

[しゅんとする筝の女を慰めるように、軽い調子で]


[芙蓉に、そして箏の女にも
続けざまに雉の礼を言われれば]

 ……確かに世の中ってェのは
 思ったよりも狭いのかも知れないね。

[意外な繋がりを知って、くつくつ笑った*]



 普段、今みたいに自分で自分
 持って歩くようなことしませんからねぇ。

 なまじ付喪になるくらいの箏やから
 神様の奉納やらで、雅曲を弾かれるやろ?
 せやから縁が深いんよ。

 むしろここみたいなお祭りの方が
 うちは新鮮やなぁ。

 沙耶も…ああヒトの娘な。
 ええ子なんよ。
 連れて行ってくれる言うてたから
 楽しみにしてるんよ。


【人】 琴弾き 志乃

>>114
 昨日会うたやん。うちの横にいた可愛い娘と
 なんや忙しない元気で可愛い眼鏡の子やん?

 んーえらい丁寧に包んであるようやけど
 危のうないん?

 (ぼそ)まあ、うちなら大丈夫や思うけど?

(120) 2011/09/14(Wed) 00時半頃

【人】 琴弾き 志乃

>>115>>119

 すごいなぁ。腕利きのまたぎみたいやん。
 雷門さんとこの巫女さんは
 詠って踊って戦える巫女さんなんやろか?

 ほな、うちもやってみよう。
 これ、少し持っておいてよ。
 大事なんやから、こかさんといてね。

[同じ九十九の辰次に自らを預けると、腕まくりをしながら的当てへ]

 よいしょっと……6点、3点、3

(124) 2011/09/14(Wed) 00時半頃

藤之助――

[黒烟を纏う男の名を聞けば、渋い顔になった]

なんとかのすけだの、なんとかえもんだのは、覚えにくいんだよ。
藤でいいかい。いやなら雉。

夕顔……そうだね、花の名ってのは、綺麗なもんさ。
自分の名前も、気に入ってるよ。


藤、あんたはさあ、人間に――


――誰が何をしに来たか、何したいのか、邪魔はしないつもりだけどさ。
今は、雷門に目をつけられるような真似、しちゃだめだよ。

おとなしく、人の祭りを楽しんでるのが一番さ。
今は、まだ、ね。

[藤之助だけではなく、囁きの届く皆へ釘を刺し。
社に宿る神の気を、そうっと窺った*]


【人】 琴弾き 志乃

 んー芙蓉さんのお薬>>117効いてるうちは
 冴えとったんやけど……

 意外と難しいんやな。

[安物の花飾りを受け取って、薬の袋をぶんぶん振りながら戻ってきた]

 芙蓉さんおおげさやん。
 ……まあ目は覚めたけど…これ何なんやろか?
 なんや酸ぃ薫りはするんやけど

(126) 2011/09/14(Wed) 00時半頃

志乃は、沙耶そういえば沙耶はもう来てるんかなぁ?

2011/09/14(Wed) 00時半頃


おまつり、賑やか。

[響きあう、いくつもの気配。
まつりの喧騒に紛れる、あやかしどもの気配]


【人】 琴弾き 志乃

 龍っつぁんおおきにな。
[丁寧に持っていてもらった自分を受け取りながらお礼を言えば>>125、ちょうどゆりが兎の根付を差し出すところだったか?]

 折角の贈り物なんやから受け取っておきや。

[思った通り固辞して再び向かう辰次の背に一言告げて]

 ふふ、男は意地っぱりやからなぁ。
 それはそうとお祭りいうんは、活
 気があってええですねぇ。
 毎年こないにぎわいますのん?

[苦笑混じりにゆりに話しかける]

 

(138) 2011/09/14(Wed) 01時頃

【人】 琴弾き 志乃

>>135
 もぅ、危なっかしいなぁ。

[一瞬倒れかけそうになった自分に、目を見開きかけたが、事なきを得たようだ]

 ほな、うち沙耶を探しもってもう少し見て回るから
 お二人とも仲よぅな。

 また後で逢いましょうな。

[ひらりと手を振って、雑踏の仲へ*消えていく*]

(139) 2011/09/14(Wed) 01時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/09/14(Wed) 01時頃


 呼びたいように呼んだら良いさ。
 ……だが、雉はなァ。んな名前だと、皆に喰われちまいそうだな。

[どうせ適当に付けた名だ。きちんと呼ばれる必要も無い]


 己が、人間に?――その続きはなんだろうね。

[男へ何か言いかけた芙蓉に言葉を促すが
答えがなくても気にした素振りは見せない]
 
 ……まぁ、いいさ。

 己も下手打って、雷門さんの罰を当てられる心算はないしね。
 忠告通り、大人しくしておくさ。

[今はただ、時が満ちるのを待つのみ]


おなかへったなぁ
おしろいたべたいなぁ

[人の姿じゃ呟けない言葉は、囁きとして漂う。]

飴も、餡菓子も、
綺麗だけど 食べられない……



 賑やかでええなぁ。
 えらい可愛らしい気やけど、童子さんやろか?
 ああ、挨拶まだやったな。
 琴古主の志乃言いますんよ。

 まだ会うてないけど、よろしく


人間に――罰を、当てにきたのかなって。

[刀傷持つ鵺の思惑、世間知らずの狐は*そんな風に*]


 会うてへん言うたら
 奴延鳥さんとも未だやったねぇ。
 出会うたら藤之助さんと
 呼ばせて貰うたらええんよね?

 もう皆さんお会いしてますん?
 うち、昨日はヒトの子と遊ばせて貰ぅたからなぁ

 けど、時間はありますやろうから
 またいずれやろうね。

 
 


……?おしろい?
おしろい好きなの?おいしいの?

[目前の青年から漂う囁きに、首を傾いだ]


うん。わたしは夕顔。
一つ目の童子なの。お祭りだから、きたの。

琴古主の志乃…さん。

[見えないまま、気配にこくと頷いた。
ぺこりとお辞儀するような気配のみ、向こうの方へと届こうか]



 丁寧にありがとな。夕顔さん

 うちも、お祭り聞いて来たんよ。
 ヒトの祭りを楽しめるんは
 そうそうないからねぇ

 楽しみましょうな。

[それだけがここに来た理由というわけではなかったのだけど…それは語る時でもなくて──
お辞儀の気配に応えるように柔らかく包むような音色を奏でる]


おしろい、おいしいよ。
おいしくて、大きくなれるし、増えるよ。

[好物のことを楽しそうに話した。]

……たつはたべないけど。
たべものじゃない、っていってた。


 ――――どうだろうねェ。
 ま、雷門さんが目を光らせている限り、
 己が悪戯をしたくても、結局何もできないだろうしなぁ。

[芙蓉の言葉に思惑を問われれば、核心は伏せたまま]


 ……あぁ、好きに呼んで呉れれば良いよ。
 
 そうだな、己は志乃の他の面々とは挨拶は済ませているよ。
 あんたの綺麗な声を、直に聞かせて貰うのを楽しみにするかな。

[時間があるから、またいずれ、などと言われれば
調子の良い言葉を向けた**]


【人】 琴弾き 志乃


 ──くちゅん

[芙蓉から買った薬のせいだろうか、どうも先程から鼻がむずがゆい]

 ややわぁ……

[顔を赤らめて恥ずかしそうに袖で口元を隠し、小走りで広場の端の方へ向かうのと、“意外”と評を戴いたのは同じ頃だっただろうか]**
 

(162) 2011/09/14(Wed) 01時半頃

くれぐれも、今は食うなよ…


[遠く聞こえてきた声に、釘を刺す声が囁きに乗った。


まあ、おじょうず
[あやかしの世にもある社交辞令という物なのは百も承知だったのだけれど、妖にして幼き頃に見た大妖の言葉とあっては、妙に心も躍ったのだろう]

……ん
[嬉しさを音色にしないことに大変な労力を割く羽目になった]**


志乃もお祭り、好きなんだ…?

[辰次も藤之助も好きなのだろう。
勝手にそう理解をして、志乃もそうなのかと納得をする。
続いて響く、柔らかな音色には大きな瞳を瞬いて、]

…きれい。

[素直な感想が零れた]


[釘を刺す囁きに]

うん、がまん、する。
が ま ん

だいじょうぶ。

[答える囁きは、今はしっかりとした意志を持っている。今は。]


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/09/14(Wed) 01時半頃


おいしくて、大きくなれて……増える?
……????

[楽しそうに話されても、良く分からない
分からない。と、満面表すことになってしまった。
貰った飴を舐めながら、首を傾げる]

おしろいでおなかいっぱいだったの?
飴よりおいしい?あまいの?

……??辰のお兄ちゃんはきらいなの?

[さっぱり分からない]


おだんごとおなじぐらい、おいしいよ。おしろい。
おだんごは、もう たべれなくなっちゃったけど。

[人であった頃、団子が好きだった。
まだ残っている記憶。時折いまでも食べられるか試してみることもある。……食べられない、が。]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:志乃 解除する

処刑者 (7人)

志乃
6回 (5d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.085 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび