人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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視点:


『ネェ』


   『ネェ』


               『アソボ?』

 




    だ

              れ、 だ――…  ッ…


 ああ


      ああ




            ああ




    手の鳴る 方

                  ど こ?                                    


…大丈夫。

……一人じゃない。

[職員室に入る前に、ちらと見えた人たちを思い浮かべた。
この呟きがどこに繋がっているか、知らない。]




   誰   、

          ――だ

 [声、 が  聞こえる。
  知っている、ような。 知らない、ような。]



 ああ?


            [おかしい、なにかが]


 [………]



           鬼?


[淡い水色のガラス球は何処かへ声を届けただろうか]

……みんな、職員室に向かったよ。
いま、どこに?

[同じクラスの人物の小さな声を。]

でも、ジェレミーの奴が一人で出歩いてる。
逃げ道を探す、とか言ってたけど。


『赤ハ鬼』

『ネェ』

『ネェ』

『アソボ?』


『ネェネェ、貴方ノ色ハ』




            『ナニイロ?』


[響く声]


      [哂う少女の声だけではない。]



 ――……赤……だ。
 いや、何か黒い……印が…。



      とてもきれい     光で変わるの

            しろとくろ                                                    


ミシェ?

[きょとり、と目を瞬かせながら声の主の名を呼んで。]

……今、職員室の給湯所。
ハーブティー入れてる。

[報告も兼ねて淡々と呟く。
相手に、コップに注ぐ水音が聞こえたかは分からないが。]

ジェレミーもいるのか。

[確か、補習してたっけ。
と、思い出しながらあきれたようなため息を。]

一人は危ないだろうに。
…誰かと鉢合わせてたらいいんだけど。

[今、ピッパと一緒にいるとは知る由もないだろうが。]



   ―……、

         ――、…

     …

         ……  夕暮れの

  …   むらさ   き


           [うすむらさき。

                そう、答えた。]


『キレイ キレイ?』

『アカイロ、キレイ。』



『私ノ羽根モ赤――』



[そして。
 瞳の色はビー玉と同じ。

 夕暮の橙色。そこに黒の瞳孔が、ぽつんと一つ。]


『瞳ハ』



―― 瞳は、   橙色。

[鸚鵡ではない声が、色を、告げた。]


[夕陽を乱反射させたビー玉。
 きらきらと、色様々に。

 そして、今はその一つ。
 深い橙色。

 鸚鵡の目玉のように。]


っ、――

      ――……、

 [橙。赤。白。――薄紫]


          [誰かの、声。]


  [しって、 いる  こ  え?]

      どう、  して。

[今自分が置かれている状況と。]
[今此処で響いている言葉と。]

[錯綜して  揺れる。]


そ、そっちは貴公子さんで合ってるよね。

[自称した所は見たこと無い称号で呼ぶのは、
元カリスマ生徒会長]

もうじきそっちに一杯人がいくから、
かなり賑やかになると思う。

[かなり端的な説明は混乱した現状でも伝わって。]

あと、キャロにマーゴに、ヘクターに、
ドナルドとかシェリー君とかスティーブンス先生とか。

[思いつく限りの名前を挙げるが、
その中には職員室まで向かわない者が居るか。]

集まってる中に見えなかった人もいたから、
どっかで鉢合わせにはなってるかも。


【人】 いきもの係 キャロライナ

 え、……何? ミッシェル?

[ミッシェルに名を呼ばれた気がして>>1振り返るが、さっきまでそこにいたはずの友人の姿はない。
ぼんやりとあたりを見回しても見つけることは出来ず、声を張り上げようとして]

 あ、痛……。

[左目にちりちりとした痛みを感じ、擦ろうとして止めた。
ふと手を見れば、手の甲には「大輪の花を咲かせた黒い植物」が鮮やかな刺青のように浮き上がっている]

(46) 2010/02/27(Sat) 01時頃


 鬼………


            鬼なのか?



     鬼は、何をすれば?


【人】 いきもの係 キャロライナ

 ……何よ、これ……痣じゃなかったの……?

[呆然と自分の手を見詰める少女に、あの声が囁きかける。ポケットの中からビー玉を取り出す。
拾ったときは透明だった筈なのに、今は  色に揺れていた]

 赤は鬼――? こうなりたくなかったら――?

[目の前を異形の姿が横切る。それは虚ろで、明らかに生きてはいなくて]

 ……や、いや。

[その場にぺたりと座り込む]

 あぁ、これは夢じゃないんだ。

[ぽつりと呟いた]

(48) 2010/02/27(Sat) 01時頃

……ごめん、いきなりで私もまだよく状況が分かってない。

[怒りを抑えるために最大限感情を拝した声で]

不愉快な代物がそこらじゅうに転がってるから、注意してね。
ちょっと、頭冷やしてくる。

[そういい残すと声はしばらく沈黙を保つ**]


『オ友達』

     『オ友達ヲ』


『連レテ行ッテ アゲヨウ?』


              『ソウシナイト』


                     『貴方タチガ』


                         『――サレチャウネ、キット』


いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 01時半頃


貴公子……なんか、そんな風に言われてるっぽいね。

[ほんの少しうんざりとした思いを滲ませながら肯定する。]

…そうか。
誰がいるのかまでは確認しなかったからその情報はありがたい。

[周りに気が動転してたんだな、と改めて思った。]

…他に誰を見かけたか教えてもらいたいんだけど。

[いいかな?と近くにいるなら、いつもの柔らかな微笑みが浮かんでる声だった。]


[脳裡に響く聲に、ゆっくりと、返す声。]

……だめだ、そんな事。
出来るわけ、ないだろ……。


[小さく、か細い声。
 出してるのは無意識下なのか知れない。]


[厭だ]

  [――厭だ]

             [厭だ]


 ――…、 …送る    の

               … か?


 [背が、 寒く なる。 ――は 熱いのに]




    つれてゆくの は  ど こ に                                                                                             なんて 

しってる よ ね ?           



『違ウ』



『違ウヨ』



『ダッテ、ソウシナイト――ガ――サレチャウヨ。』


『ダカラ、コレハ罪ジャナイ』


『かるねあですノ舟板』




     『ソウ思エバ イイヨ』


 







 
           『コレハ仕方ナイ事』




  どこ

        ――何処、   って


  [此処 では ない 何処か それは]


おにの、  いる   ところ…?


[大体の事を聞ければ、聞いて。
何かを押し殺しているような声と、周りの状況説明に]

……わかった。
気をつけて。

[何があったのかまでは分からない。
けれど少女の声と、
恐らくビー玉で繋がったクラスメイトの言葉で
何かがあったと、推測した。]


             だいじょう ぶ        
         
   み んな いっしょに      
              

          つ れて いって あげれ  ば



                  ――……寂しくはないから




  かわい そ う   な

                あ の こ    も                             


[しん、しんと。静かに。
 雪が降り積もっていくように。
 精神が侵蝕されていく。]


…… 送って?

どこに。それはおにのいるところ?

あげる。



そこにはあの子が居る から。
きっと寂しく なんて


[ない。]




    板。


      ――振り落としても

  罪では

             な  い?


 [帰りたい 帰れない 帰りたく]

   ――……、…さみしく

          な、  ――ぁ、


かわい、

  そうな

    …、  こ?……

             だれ…?


【人】 いきもの係 キャロライナ

――職員室付近? → ――

[座り込む少女の顔の傍を何かが通り過ぎる。
ぎょっとしてそちらを見遣れば、ぎょろりと覗く目と視線が交錯する]

 っ!? 

[声にならない悲鳴をあげ、跳びあがるようにその場を離れる]

 ミッシェル、……ミッシェル、どこなの?
 ドナルド、マーゴ、ヘクター……誰かいないの? ねぇ。 

[友人たちの名を呼びながら、ふらふらと歩き出す。
左目の痛みは治まらず、涙がとめどなく流れ続けた]

(61) 2010/02/27(Sat) 02時頃


   こい に やぶれた こ               

                       かわいそ う 

              うらぎられる な ら    

夢なん て いらな い   のに  
                          ね


いら、

   な…  ぁ、

       ――いらな、い…?


 ……

           [だれだ、ろう。]





      こ い  ?


[ふ、と、意識が向く。
 向いた意識は、少し沈んだようにも。]


……、……  期待なんて持たなければ。
               裏切られも、しない さ。


【人】 いきもの係 キャロライナ

――校舎内のどこか――

[どこをどう歩いてきたのか分からない。
途中、何度か異形と鉢合わせ、その度に悲鳴をあげて逃げ回った。

長い時間、彷徨った気もするし、そうでないのかもしれない。時間や距離の感覚も既に曖昧で
確かなのは左目から零れる涙と、痛みだけ]

 「誰?」

[後ろから静かな声が聞こえた。
びくりと震えておそるおそる振り向けば、そこには鸚鵡をつれた少年の姿]

 ……リッター君、だよね。

[安堵のあまり、へなへなと座り込んでしまう]

(71) 2010/02/27(Sat) 02時頃



 とてもきれい 

                夢も恋も


                                                       ねえ





       ほ し い の ?                                                                       


……。


恋も、夢も綺麗だと。]



……綺麗だって
 思いこみたいだけ なんじゃ ない?

[きっとさ。
 呟くように、して。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

 ……よかった。皆、いなくなって。
 私、一人で、どうしようかって。

[鼻をぐすぐす鳴らしながら、叫びすぎて掠れた声で話す]

 ……ありがとう。

[差し出されたハンカチを受け取ろうと手を出して、顔が強張る。
少女の手には黒い花が鮮やかに浮かび上がっていたから]

 ……、……見た?

[手を引っ込めながら、弱々しい声で尋ねる。
フィリップはこれを見てどう思うだろうか。
少女を異形の仲間と思うだろうか。

見捨てられるかも知れない――恐怖のあまり心臓の鼓動が早まるのを感じた]

(79) 2010/02/27(Sat) 02時半頃

―― ……ッ。

訊ねられて、詰まる。
 逡巡の後、静かに。]


そんな もの
 


 


【人】 いきもの係 キャロライナ

 わかんない。
 ……ミッシェルに呼ばれて振り向いたら、もう、あの子いなかったの。

[フィリップの問い>>77に答えた]

(80) 2010/02/27(Sat) 02時半頃



 
   望んだりなんて しない。


[ほしい。


   ほしい。 ほしいの? ほしいの。

 

わからない。――混濁する。
ほしかったのは、

なんだったか]

     ――ばか、げ  て る

[悪態は 小さく、むなしく響く。]




…… うる さいよ。

悪態を、自分に向けてだと勘違いをした。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

[黙り込んでしまったフィリップに弁解しようとするが、少女の声音は弱い]

 ……違うよ。私、あんな化け物の、仲間なんかじゃ……ないよ。
 違う、のに……。

[だが、フィリップの表情と自分の手に咲いた黒い花を見比べて]

 もう、私も化け物に、……なっちゃたの?

[呟き、項垂れた]

(88) 2010/02/27(Sat) 02時半頃



   ――、…


           [声が]


  …、は…、……――
  

[小さく、自嘲じみて 笑った。]



    いいこ た ち


                      なかよく   ね ?                                                     



…… ん。

[自嘲の笑みに、窘める様な口振りに。短い声の後。]




――


[意識が揺れて。
 暫く、してから。]



…… そう だね?


[ほんの幽かに笑った。]**


【人】 いきもの係 キャロライナ

 ……どうするって……わかんないよ。

[フィリップの問い>>91に首を振る。
途方に暮れれば「誰か、さがそっか」という思いがけない言葉がかけられ、顔を上げる]

 ……リッター君は嫌じゃないの?
 もしかしたら、化け物かもしれない子と話してるかもしれないんだよ……。

[ぐしぐしと左目をこすり、さらに言い募ろうとする。
だが、フィリップの背後から近づいてくる人影に気付いて口を閉ざした**]

(95) 2010/02/27(Sat) 03時半頃

いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 03時半頃


―途切れる直前の返答

あとは……飼育小屋で見かけたフィリップ君とか、
アトラナート先生とかも残ってたら居ると思う。
バーナバスさんも。

[思い返して一通り校内に居るであろう人物を伝え、]

……落ち着いたら、私も職員室に戻るよ。
うん、そっちも気をつけて。

[何も聞かずに居てくれた事に感謝してそう言った。
毎日見ていた笑顔が浮かび、自然と心も落ち着いて]


……それから、
用事が無い限り教室には近寄らない方が良いと思う。
生きてるけど死んでるのが、居た。

[言葉に出すと上手く説明が出来ず、口篭る。]

教室は、安全じゃなさそうだよ。

[もう、あそこは一年を過ごした所ではなかった。]



 ああ
               イヤだ。




      ほ しい の   ?                                                                                                  





   ああ



   ああ



[どこからかの声に呻いた。]




    ほし い の  ね?                                        
                        わるい こ



 ああ


 ああ


 ああ


――…

        なか、  よく?

  ……嗚呼。
             [虚ろな声。]



  ――のど
 

          かわ、  い た。

 [意味が、捩れて聞こえる。]



 ああ


         ああ


     ああ


           ああああああ





   なかよく?



 ――……喉がかわく……か?




 ――……飲む……か?



  ――ぁ、

      …… なに。

 飲むって、……     な、に…を?

 [くらくらとする。]




       くるしい の?                                                                    ねえ



 今、

 流れてる。




         [くらくらする]


    たくさん、出てる。


 飲む…か?


             はは っはは はは…


    
       
   だったら         
   
                あげたのに……
                        

  [――…鈍い青から流れでてゆく、命の感触を覚えている]


流れ、…て?


   ――怪我、…――なに、して。


[あげたのに――甘く響く言葉。
駄目だ、と 唇を噛むような気配]


    おかしく、なりたく、  …っ…な、い…

 




    ああ


          あああ


  聴こえてるのか


              ほしい


  いや、いらな――ッ


……バーナバスさんを見たら、気をつけて。

[騒動がここから届いているかはわからなかった、
だから掻い摘んで今あった事を伝える]

最後に元に戻ってくれたみたいだけど、
次もそうとは限らない。

皆にも、言っておいてくれないかな。



  ―ー、ッ …


[ああ。ああ――と繰り返される声が 耳を侵す]


何、謂って…  る?


  

     あげるのに                                             だいじょうぶ

        きっと  みんな

                      わけてくれるよ? 



  はは

    わけてやる  よ


      床にのますより   いい  だろ


 はは   へへ   はは   へへ


あ。


  [それは闇からの誘いだ。]


       ――……、咽喉

  かわい、…た、

              ――…、っ

[だいじょうぶなのか、わけてもらえるのか、のみたい、のどがかわいた、あかいいろ、ほしい、ほしい、いしきのなかがぬりつぶされそうになる]




           [渇く]


                    

                      

                       



 
 ――咽喉が、
             乾いた。

 


 お前も  なんだな。




           はは やる  ぞ?


  はは  へへ


           もしくはピアノ、弾くか?

            
                   
     [立ち上がって、鍵盤をトーンとひとつだけ叩いた。]

  はは**



  ――ピア、ノ……。

     [聞こえないはずの音が聞こえた。
     まるで誘うようだ。]


   おまえ 「も」?    ……、…なんで…


[困惑滲む声が、残響に絡まった。]





                         ピアノ……                                        



     あのこ どこ ?


               手が鳴るのは どこ ?**




     おにさん


               …、 こちら


 



  あ、

           厭

 
  …――怖、……


              [笑い声が、聞こえる。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

――3-B 教室付近―― 

 マクレーンさんたちなの……?

[フィリップの呟きに涙で霞んだ目を擦る。
顔を上げて人影を確認すれば、その姿は不意に階段脇の倉庫に消えた。しばらく無人となった空間を眺めていたが]

 ……あはは。……やっぱりね。
 
[掠れた声で笑う。もう遠目からでも分かるほど、自分の姿は異形へと近づいているのだろう。ピッパとジェレミーはその姿を見て怪物と思い、隠れたに違いない]

 私はこんなだからさ、一緒にいないほうがいいと思うんだ。

[ひらひらと黒い花の咲いた両手を振ってみせた]

 ……ばいばい。

[フィリップに背を向け、ふらふらと歩き出す。彼は少女の背を追うだろうか]

―― →南棟 東階段――

(238) 2010/02/27(Sat) 13時半頃

いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 13時半頃


【人】 いきもの係 キャロライナ

――南棟2F 東階段――

[階段を下りようとして、階下から友人の叫び声が聞こえた]

 ミッシェル?

[駆け出そうとして躊躇する。もしミッシェルが異形と化した自分の姿を見て、拒絶したらと思うと足が竦む]

 ……どうしよう、どうすれば……。

[続いて聞こえるマーゴの声、メアリーの叫び声。

……既に自分の身体は異形に成り果てているかもしれない。でも、ここで皆を見捨てたなら、それこそ心まで醜い怪物になってしまうような気がして]
 
 行かなくちゃ。

[フィリップがついてきているなら頷きかけて、叫び声の方へと全力で駆け出した]

―― →南棟 1F――

(251) 2010/02/27(Sat) 14時半頃

[――見ない]

  [見ない、  見ない。]


        [窓際ひとり]


 [同じ。 同じだ]

             [――違うのは]


【人】 いきもの係 キャロライナ

――南棟 1F――

 ミッシェル! マーゴ!

[一階に辿り着けば座り込むミッシェルと、逃げるように走り去るマーゴの後姿。そして自分同様に駆け寄ってきたメアリーの姿があった。
事情が飲み込めなかったが、ミッシェルの左手から零れる血の色に息を呑む]

 ……何が、あったの?

(256) 2010/02/27(Sat) 14時半頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

 もう……。無茶しないでよ。
 いきなりいなくなっちゃうしさ、心配したんだよ……。

[泣きそうな顔でミッシェルを見る。
メアリーには手を振り返そうとして、慌てて両手をポケットに突っ込んで隠す――既に全身が異形と成り果てているなら無駄な行為かもしれないが]
 
 ……ガーランドさん、ミッシェルをお願い。

[友人の無事は確認できた。それなら、もうここにいる必要はないだろう]

(260) 2010/02/27(Sat) 15時頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

[ミッシェルの視線につい、顔をそむけてしまう。彼女の目には自分の姿は"キャロライナ"として映っているのだろうか]

 ……ううん、何でも、ないよ。私は大丈夫。

[ポケットに隠した手をぎゅっと握り締める]

(262) 2010/02/27(Sat) 15時頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

[二人の視線に晒されて、俯いてしまう。
でも、いつまでも隠し通すことはできないだろう。
諦め顔でポケットから手を出し、二人の前に晒す] 
 
 気持ち、悪いでしょ……。

[両手に咲く黒い花に、二人はどんな表情を見せるだろうか]

(267) 2010/02/27(Sat) 15時半頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

 ――……うん。そうだよ 

[メアリーの二つの問いに一言で答える]
 
 ……私も、化け物の仲間になっちゃったみたい。
 だから、皆と一緒にいない方が良いと思うんだ。そうじゃないと……。

[きっと、皆を傷つけるから――ミッシェルの左手に視線を落としてから、二人に笑いかける]

 もう、行くね。

(272) 2010/02/27(Sat) 15時半頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

[メアリーの言葉の思わぬ語気の強さに、びくりと身を竦ませる。だが、その言葉は拒絶ではなくて]

 だって、私、皆と違うんだよ……。
 ……化け物かもしれないよ。

[ついさっき、黒幕と対峙したばかりのミッシェルの言葉は優しくて] 

 ……気持ち悪くないの? ……怖くないの?

[思い出すのは昔のこと。あのときは、誰もいなかった。
でも、今は――]

 ――……私がいても、いいの?

[いつの間にか右目からも涙が零れていた]

(288) 2010/02/27(Sat) 16時頃




ああ


         ああ


     ああ

            ああ  


 寒い   けど


             渇く……。






                        あげるよ…




     [薄紫。   眸の色。]

 


――、…

          渇く。  なら、


 [嗚呼。あげる  と、 優しげな声がする。]


         ……――何処に。


[あげるよ。誰かの声に似ている。
知っている。知っているのだ。]


  … 鬼は……、

            ……他を、捕まえないと



[橙の眼が謳った溺れるものの板。
じわじわと脳裏を侵食する。]


 ……この、こえは。
 ……なんなん、…だ…?


[鬼であり鬼に近すぎるのに鬼になりきれない薄紫は
小さく、そう呟いた。]


ああ    ああ

    ああ     ああ


              [衝動が高まる]


     [渇きが高まる]

           

                 ああ





      くる   しい



          つら   い


     ああ


           [何か壊れる寸前にも思えて]






                     ……ここに きて


…、っ


   [共鳴か、呼応か、渇きが伝播する。]


          や、…め、…、  
 
              …、――っ


[搾り出すような こえ が、脳裏に響く。
耳をくすぐる 手招く声。]

こわ、れるな。…だめだ

[くろとしろの、手招く、声。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

 (私は一人ぼっちじゃないの……? 本当に友達でいていいの?)

[ミッシェルの言葉とメアリーの視線が、少女の問いを肯定する。
それは不安だった心に強く響き、ついには子供のように大声で泣きじゃくってしまう]

 ……あ、うう、……あり、ありがと。

[二人に感謝の言葉を伝えたかったが、喉でつっかえて上手く言葉にならず、涙を流したまま、二人について保健室へと向かった]

(305) 2010/02/27(Sat) 17時頃

いきもの係 キャロライナは、用務員 バーナバスはグロリアたちにキャンディーを渡してくれたかな、と思った。

2010/02/27(Sat) 17時頃


いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 17時頃


鬼は


… 俺たち。


[おにさん、こちら。]


…… …


[――――頂戴。]
[――――頂戴。]

[あげられなければ、


て、しまう。]




   赤は鬼



                 鬼は



      勝たなかったら、




                  鬼のまま?





えいえんに?



 





        この中で?



             

                





――――――永遠の、鬼ごっこ。
――――ここで死ねば
―――ずっと



 




  なんで

              こんなに



        ああ   ああ


   こんな中にずうっといるなんて


              イヤ   だ


                   

                   


    


         勝てばいいの よ ?                                                                                           


[赤い、ビー玉の黒いしみが

            ぎろぎろと燃える……。]



  イヤ   だ……。


          ここにずっといる  のは



      お前も


            そうだろう?


[段々と、思考が、目的を定め始めるか……。]






       勝つ?





          それは……。

 [わかってくる方法、それはそれは]




    他を……。
         





嗚呼。

そうか。

―――――勝てば。


[―――かえる。
かえって。かえっても。
かえりたくなくてここにいた。
けれどここにいたいわけなどあるはずもない]


[ぼやけた、黒。


薄紫に滲む黒。


漆黒に引きずられるように。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

――保健室――

[ミッシェルとオスカーについて行こうと思ったが、今の精神状態の自分が行けば足手まといになりかねない。
本当は止めるべきかも知れないが、やはりマーゴのことは心配で]

 二人とも気をつけてね。……ミッシェルはもう、絶対に無茶なことしないでね。

[多分、聞いてはもらえないだろう忠告をした]

(337) 2010/02/27(Sat) 17時半頃

いきもの係 キャロライナは、演劇部 オスカーにくれぐれもミッシェルをお願い、と頼んだ。

2010/02/27(Sat) 17時半頃


ああ    ああ?




   かくれんぼ?



           ああ


 ああ   ああ


         [白い肌が]


           [目に付く]


  [渇く]


――…。


 [おなじ。

      同じだ。  同じ、同類の

   憑依。奇妙に 解る]


        ――血の味は


[嗚呼。]

             ……甘かった。

[ばけものなのか。
横に、首を振る。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

――保健室――

[泣きはらしたせいで瞼が腫れ、鏡に映る顔は酷いものだった。
右目の涙は止まったが、未だに左目から涙が流れ続けているのはきっとアレのせい]

 ……もう、隠したって意味はないよね。

[黒い花さえ受け入れてくれる友人がいるのだ、だったら、これだって――。
意を決して眼球に指を伸ばし、鳶色のカラーコンタクトを外す。

鏡に映る右の瞳は少し薄い鳶色。
そして、左の瞳は――澄みわたる空のような蒼い色]

(360) 2010/02/27(Sat) 18時半頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

 さてっと、

[ミッシェルの忠告に従い、冷蔵庫から氷を出しベッドに腰掛て瞼を冷やす。
もしその場に誰かがいて異相を気にすれば「生まれつきなんだ」と何でもないことのように答えるだろう]

(でも、不思議だよね――このビー玉の色って……)

[ポケットの中のビー玉の感触を確かめる。
ビー玉の中で静かに揺れるその色は――]

(362) 2010/02/27(Sat) 18時半頃

いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 18時半頃




  血は…甘い   のか?


  ああ
     ああ   ああ




 俺にも    ノマセロ・・・…



            ああああああああ


            


−回想−
[認めたくなかった。
 認めてしまったら―― この
 幻聴だと思っていた聴こえて来た会話も すべて が]



―― ……わかってたのに。


[ぽつりと、呟く。]


『ネェ』


     『ねェ』



            『あソボうよ、フィりップ。』


[歪な聲に返す声は無い。

 ただ、しんしんと侵蝕していた もの の
 自覚が――]


『ねぇネ、 遊び マ しョ ?』


[歪な聲は、ほんの少しだけ流暢な部分が。
 殺された彼女の声に 似て 聞こえるように。]





[自覚 と 侵蝕 が ――同調して]*


 



 違う。


    近寄ったのは、



  その肌がやっぱり白いからだったかもしれない。



             ノマセロ……。

          


――…、っ


[吸血衝動を、煽る。

   煽る。煽る。よりにもよって、どうしてこんな。]




    なんで  だ


           お前はもう




   飲んだんだ  ろ?




             はは  はは





    駄目なら





       お前が   止めに




              こいよ


はは  はは  へへ  へへ




  ――……  ぁ、

 


【人】 いきもの係 キャロライナ

――回想・少し前――

[ミッシェルとメアリーの言葉に安堵するあまり泣きじゃくっていたが、突然声を荒らげたフィリップに表情が凍りつく]

 え、あの、私……。

[自分の悲観的な言葉や、めそめそした態度がフィリップを怒らせてしまったのだろうか。
化け物かもしれない自分を心配して、ここまでついてきてくれた彼に申し訳なくて]

 あ、あの、ごめ、……ごめんなさい……。  

[消え入りそうな声で謝罪する。
フィリップはすぐに平静を取り戻したようだが、萎縮してしまって言葉が上手く出ない。

一人マーゴを探しに行く彼を見送ることしか出来なかった**]

(386) 2010/02/27(Sat) 19時半頃

[また、声が聞こえる。
 疑問が過ぎる。]

…… 何 血に餓えてるの?

[今までも聴こえて来た渇きを求める声たちの。]



お友達に 好かれちゃったの。

[ふ。と、わらう。]


…… 鬼。



鬼、 か    。


[勝てば。]


……。   僕は




       このままなんて――厭だ。




 しょうーがねぇ  だろう  が


           [渇く]


    [渇く]




       [デモ、マダカンゼンニリセイガナクナッタワケデハナイ]


『鬼サん、こちラ。』


         『鬼サん、こちラ。』




                    『もぉいいカい?』



『……まァだダよ。』



……っ おとも、だち。


   あの、笑い声の か。


[――ケイト。しらない。まだ。]


『お友達よ。』

           『オ友達。』


『誰の?』
     『私の?』


                『あなたタチ の ?』



……。


[血の、あか。
 夕陽の、あか。

 鬼 の 、 あか 。]


皮肉 がきいてるね。

[鬼を引いて、赤い血を求めて。
 低い声に、返した。]

……君らだけ?


――…


誰の、 友達、…

   俺は、すくなくとも、 

 あれのともだち、なんかじゃ  …ない


[――問いかけ。君らだけ?]

  …わから   ない。


そ っか。
ありがと。


[返る返事に、短く。]


……それも、送れば治る って言うものかな。

[それとも、ずっとこのまま、だろうか。]



 ともだち

  しらねぇ   そんなの




    そんなことより、


           ノマセロ 甘いんだろ?



       ノマセロ
        [いや、そうじゃない。
          違う。違う………飲まなくても大丈夫だ。]



[連呼して届く声に顔を顰めた。]



……どうせなら、それ で送れば?

[じわり。
 ビー玉に落ちた黒のように。
 じわり。
 侵蝕されてゆく。

 そうだ、 ―― ために ―― して。]


…、…――


[それ、で。
自分の犬歯に触れる。
獲物を捕らえるための、ような。]

…――手招いていた、ひとは。

[――おいで、あげる、という甘い声が、聞こえなくなった。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

――保健室――

 ガーランドさん、ドナルド見なかった?
 
[異変が始まってから、彼と会っていない。
ここまでの事態になるとは思わず、気楽に喫煙という単独行動を勧めて>>1:838しまったことに後悔を覚える]

 少し顔色悪いけど、大丈夫……?

[異常事態のせいかもしれないが、机に突っ伏すメアリーにいつもの溌剌さを感じられない]

(400) 2010/02/27(Sat) 20時半頃

いきもの係 キャロライナは、飼育委員 フィリップはマーゴに会えただろうか。

2010/02/27(Sat) 20時半頃


―回想

[名を聞きながら小さく指を折って数えて。]

ん。
待ってるよ。

―……多分、同じようなのが出たかもしれない。

[さすがにハーブティーで撃退したとまではいわないけれど。
そして、会話は途切れた。]


―回想―
[ふ、と聞こえた忠告に耳を傾けて]

わかった。
今、職員室にいるメンツにだけでも言っておくよ。

[了承を返した。]






                        い  や…     




       いや  か?


  でも、離せない。




            あんた、苦しくないか?


             


【人】 いきもの係 キャロライナ

 んー……――。

[少し考えてしまう。
自分の思いつきで体調の悪そうなメアリを危険に巻き込んで良いものだろうか。
だが、何もしないと後悔に潰されそうで]

 ……お願いしていいかな?
 ついでに、購買でお菓子買ってこよう。

[購買は無人だけれど、代金を置いてくれば問題ないだろう。
そんなことを思い、財布の中身を確認した]

――保健室→購買――

(413) 2010/02/27(Sat) 21時頃



  く るし い

           
  いた い   

                 こえ が




     ――……ッ


               くっそ……


[さっきまでは、血がほしいだけ、だったのに]



     [苦しげな顔に、正気が戻る。]


――、…、

   ――何が、…


     [些か困惑したようすで。

          痛みを孕む声を、きいた。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

―― →購買――
 
 おーい、ドナルドー、いるー?
 
[灰皿があるから、と行きがけに用務員室も覗いてみたが人の姿はない]

 ……あいつのことだから、分かりやすいところに隠れてると思ったんだけどなぁ。

[メアリに向かって首を傾げて見せる]

 ま、取りあえず物資を補給しよっか。 

[購買付近に吹き溜まった血と闇の臭いに気付けなかったのは、甘い花の薫りのせいだろうか。
ドナルドの名を呼ぶ少女たちの前で"ガタン"と大きな音がした]

 ……誰? ……ドナルド、いるの。

(433) 2010/02/27(Sat) 21時半頃

いきもの係 キャロライナは、おそるおそる、音のした方を窺った**

2010/02/27(Sat) 21時半頃


いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 21時半頃


―回想―
ミシェ、大丈夫じゃないと思うけど、今台風の目がそっちに行った。
多分、何とかなると思う。

[台風の目が誰のことかは、直後に訪れたメアリーですぐわかっただろうけど。]


―回想・南棟1階にいた時の事―

[ 台風の目、がしばらく後に良い音を立てたので]

ん、まあ大丈夫じゃないけど大丈夫。
ちょっとへましちゃったけど。

そっち、包帯とかあった、かな。

[声はやや途切れながらも、混線ではなく発生の時点での揺らぎ。
ガラス球は変わらず伝えてくれただろう。]


あぁ、うん。

今、保健室にいるからあると思う。

[素直にそう告げて。
暫く後に常の笑みで出迎えただろうか*]




―― ……ケイト?


[出てきた名前が、ビー玉を通じて、漏れた。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

――購買――

 え、血の臭い――。

[メアリーの言葉>>443に振り返ろうとして「ん?キャロル……か」と声が聞こえ、長身の男が立ち上がる。ドナルドの姿を認め、少女の顔に安堵の表情が浮かぶ]

 何だよー。こんなとこで煙草吸ってたの?
 ……お菓子が煙草臭くなったらどうすんのさぁ。

[黒い花のことを隠す気はもうなかったから、ドナルドやセシルが気付いても心配させないよう、勤めて明るい声で話しかける]

 シェリー君も一緒だったんだ。
 学校の中がこんなんなっちゃったし、無事で良かったよ。って、ん?

[いわくありげなメアリーとセシルの会話に首を傾げた]

(482) 2010/02/27(Sat) 22時半頃



  …ケイト?


[鸚鵡返しに、口にした。
女の名前。誰だろう。]


いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 22時半頃





           つめた い   く ら い  ……                                       




 つめた   い?



             




 ケイト ……知らない、か。


[鸚鵡返しの声に。]


… …?
 何が さ。

[つめたい。
 冷たさは、温度のない ―― を 連想させて。]



  ――……、…知らない。


[些かそっけない声。
――あそぶ、ふざけてる。
でも、でも。乗らなければ、しぬのは]


……――つめたい?




 ケイト……今はここには



[いないと思っている。]




 [そして、渇く衝動は


           おさえようと……。]


ああ


           [結局満たされない欲求に深い息を吐く。]


[巫山戯た遊び。
 まさに遊戯と言うには相応しいが。]



二択、か。

[自分(たち)だけが残るか、自分たち(だけ)が消える、か。]


…… ――。


 あの子、すぐそばに。


 あなたの近くに。                              




  …… いない?


いなくなる。
いなくなったのは



               ケイト?


【人】 いきもの係 キャロライナ

[セシルの言葉>>492に]

 シェリー君のどこがおかしいの? 全然まともだと思うけど……。

[自分のように身体に異常が現れたのだろうか。
立ち去ろうとするセシルと駆け寄るメアリを複雑な表情で眺め、ドナルドの言葉>>503には]

 香水? つけたことないけど……。
 デオドラントも無臭のやつだし。

[そう言って自分の臭いを嗅いで、わけが分からないという表情を浮かべた。
瞳をじっと覗き込まれれば。真っ直ぐな瞳でドナルドの瞳を見つめて]

 ……ああ、これ? 生まれつきなんだ。
 ちょっと思うところがあって隠してたけど、もう、いいかなーって。

[にへらと笑った]

(519) 2010/02/27(Sat) 23時頃

あの子?


    …… 居る、の。

ああ、それなら。

[少なくとも。]



……寂しく、ない、よね。


[繋がらない言葉。
 それを繋げて。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

 ――……ふざけんな。鬼はあんただろ。

[ミッシェルに怪我をさせ、セシルやメアリーを傷つけ、皆を怖がらせて、挙句、自分には刻印を――これのどこが遊びだというのだろう。

響いた声に、黒い花を握り締めて憎々しげに呟いた]

(522) 2010/02/27(Sat) 23時頃

 すぐそば?


 いや、探すのは、



 声か?

[そうじゃない気がした。見つけるのは……。]



……――寂しく、ない?


       なんの、ことだ。

 



 ひとりは こわい からね。

 

[呟くように、微笑うように。静かに。]


[そもそも。

 そうしなければ。
 ―― いなくなる のは。]


…… いなくなったら。


[小さく、息をつく。]




                              『大丈夫。』


            『これハ、仕方ナイの。』




『……誰も、悪クない。』


グゥルルゥ


[変な音を喉はたてる。]


          [欲するものが与えられていない。]



     [自身の中の自身でない部分が、暴れようと……]



             ガァアアアア

[頭の中にノイズが広がる。 ]





   ひとり……ひとりもイヤ   だが




   こんなところにずうっといるのは……




ああ  ああ    あああああ


[仕方が無い

   しかたが、ない。

        人ではない片言の声が言う。]


 …っ!?


[吼える。吼える。吼える声がする。]

  どう、した

[呼びかける。]







[渇く……]



[だけど、言わず、息使いのみ……。]



   はぁ……探さなくては……



             ケイトを。

[そしたら、苦しくはない……はずと。]



 こえ、きこえ る の 


 あげる から…


……、 何処にいる。


   ……――お前に気をつけろと

        ――謂われた。


  [知った声。確信を持って、問う。]





   ―― ケイト を?

 見つけ られたら。]




まさか。

[出てきた名前。
 哂い声。]

 ―― 本当 に  ……?




   気をつけろ  か。



           まちがいじゃ  ない。




 いらない……。

[なぜか、その渇きがなくなれば、

            別のものにもなるような気がしてきていて……。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

――購買――

花の匂い? んー。ガーランドさんじゃなくて、私から? 気のせいじゃないかな。
 ……まぁ、おかしなことだらけだしねぇ。どこかに花畑でもできたのかも? 

[ドナルドから異相を貶されなかったことには、安堵して]

 あー、この瞳はねぇ……。まぁ、いろいろあったのさ。
 ……でも、綺麗って言ってくれるのは素直に嬉しいな。

(私を傷つけないための嘘だったとしても、それでも嬉しいよ――ありがとう)

[異変が始まる前、一別以来の柔らかい微笑が浮かんだ]

(550) 2010/02/27(Sat) 23時半頃

今は3階だ。




          [傍にいる人もみて]



    アンタも、俺には、気をつけろ。




  …… 鬼は、   俺たち。


 [黒い染み。ぼやけているけれど
 確かに薄紫を侵す黒。]


……ケイト、を 見つけて?…嗚呼…


[鬼は、――鬼、なのに?]


[会話に眼を眇める。]


 ……注意しろッて、どう言う こと?



何  え。鬼って、ばれてんの?


【人】 いきもの係 キャロライナ

 ……そだね、メアリーはどれがいい?私はこのへんがおすすめかなぁ。

[メアリーに初めて名前で呼びかけ、チープ系の菓子を指差す。
自分を勇気付けてくれた彼女にも元気を取り戻してほしくて、陽気な声で話しかけた]

(552) 2010/02/27(Sat) 23時半頃

  
   ――…


         ……なら俺にも気をつけるんだな。



  ……もう、 血、… を 飲んで、しまった。


  [これは、意志の脆弱さの差か。]


 …… 忠告は、ありがたく受け取るさ。




         鬼


         でも


         ケイトをみつければ



         [甘いことを思う。]




   飲んだ………



        ああ  ああ   ああ


[渇く]
               [渇く]



   ノマセ…………


         あああああああああ




  [ くろ は まどろむような微笑 を ]                                


                 はやく みつけ て ね


っ、…しまっ…


[失言だった。]


 ――おい、…正気を保て。
 ……――…、だめだ。

[――自分は、堪えられずに啜ったというのに?]



 [息遣いは荒い]



         [帽子の向こうの目は血走っているか。]




        あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 00時頃


[狼狽したのは、こちらの様子も兼ねて。]


 ―― ……ッ。




[ 何 を。 ]

                       [ いまさら。 ]





[ これから     ―― を ―― するのに。 ]




   ……おい!


[     鬼は、  


    捕まえる    ものだ


 けれど、   その、悲鳴は。]


……耐えられないなら、言って下さい、って。
さっきもいったじゃないですか。

[その声は甘くまどろむようなものではなくて]

――こわいんですね。
ならいいです、何かが変わったら、私のせいにしてくだされば。





 僕は    …… ――

[みつけて。
      帰して貰えるなんて。


 おくって。
      帰して貰えるなんて。]



                         消されたくない。


[帰りたい。
      そんな、望みは抱かない。]


   鬼はつかまえる……




       こわい………


 消されたくない……


         [どれも、本当で…]


  はは  はは  はは


……僕はそれだけさ。

[呟きのように言って。
 苦しんでいる相手に意識を向ける。]



 あんたは 違うんだな。




   ……――。


[帰れない。
帰りたくない。
帰りたくないから、此処にいたのに。

何処へ、行けばいい。]


    ……わからない


[消されたくない。
それは、本当なの、だろう、けれど。]


いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 00時頃



   [感じる3つの揺らぎに、闇の中まどろんでいる。
         希望も絶望もどちらも持ってはいなかった]                                         


【人】 いきもの係 キャロライナ

――購買――

 あー、そのクッキーも美味しそうだね。私もそれ買おう。

[メアリーと同じクッキーを手にする。そして聞こえた感謝の言葉>>564には]

 ……んーん。気にすんない。
 私だって、メアリーには助けてもらったしね。

[あのとき、引き止めてくれた言葉がどれだけ心強く響いたことか。
だから、少しでもメアリーが喜んでくれれば自分も嬉しい]

(598) 2010/02/28(Sun) 00時半頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

[シガレットチョコを投げ渡されたドナルドに、にやにやと笑いかける]

 時期がちょっとずれたけど、チョコもらえてよかったじゃん。
 ……優等生ねぇ。元生徒会長と「微笑みの貴公子」の座を奪い合ってみる?

[めぼしいものを選んでレジの横に代金を置き、メアリーを振り返る]

 外に走りに? 危なくない?
 ……ドナルドも見つかったことだし、私は一旦、保健室に戻ろうと思ってたけど……。

(600) 2010/02/28(Sun) 00時半頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

 ……どうしてもって言うなら止めないけど。
 でも、出来るだけ早く帰ってきてね。もし怪我なんかしたら、私また泣くかもよ? ……ってか泣くね。

[不安を紛らわすように軽口を叩く。
その場で準備運動を始める姿には苦笑する]

(610) 2010/02/28(Sun) 01時頃

いきもの係 キャロライナは、問題児 ドナルドに保健室までエスコートよろしく、と笑いかけた。

2010/02/28(Sun) 01時頃


【人】 いきもの係 キャロライナ

―― →保健室――

 あとで、ミッシェルたちと一緒に食べようね!

[と菓子の詰まった袋を振って、メアリーを見送る。

タイミングを見てドナルドが差し出す手には一瞬躊躇うが、黒い花の咲いた手をおずおずと伸ばす。
そして遥かに高い位置にあるドナルドの顔を見て頷き、その手を強く握った]

 飴のお返しねぇ……。まぁ、期待しないで待ってるよ。

[差し出された手で充分だとは、決して言わない。
僅かな距離を歩き、保健室に辿り着けば]

 あ、ギュスター君が寝てるから、静かに……。

[言うが早いか、ドナルドががらりと扉を開いた]

(630) 2010/02/28(Sun) 01時頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

――保健室――

[ラルフのいきなりの先制パンチに あちゃあ と思いながら]

 あ、会長もギュスター君も目、覚めたんだ。
 具合はどう?

[ドナルドには視線で「揉め事は嫌だよ」と告げながら、二台巨頭に話しかける]

 ……一応水分補給したほうがいいかなと思って、

[ごそごそと袋をあさり、二人にスポーツドリンクのペットボトルを渡した] 

(634) 2010/02/28(Sun) 01時半頃



    ――……ごめんなさい                                                                            


[不意に聴こえた謝罪の声。
 先程から 似ていると 感じていた。殆ど毎日聞いていたあの声音 に。

 肯定したいような否定したいような気持ちは綯交ぜにして閉じ込める。]




 …… どうしたのさ ?


[静かに、尋ねた。]




   すまない―――………





[深い、後悔の念]






             俺は、化け物だ。







               


[――黙していた、気配が。]




      ――ばけもの  …




[ただひとこと、己に刺すように、
小さく、呟いた。]


[低い声。
 やはり謝罪が聴こえて。訝しげな意識を向ける。
 続いた言葉に思い出すのは赤毛の少女。]



は。
……何、流行ってんの。そのフレーズ。

[この声も、もう一つの声も。聞き覚えがあるような、だが確証はない。]


そう罵って欲しいなら、そう呼ぶよ。

[自虐的だ、誰も、彼も――。]





      ああ、俺は、化け物だ。



   罵って?



        ああ、そうかもな。




 でも、そうじゃない。


[誰かの血を 飲んだのか。
 誰かを 犠牲に して 生きるのが

            化け物 
                     なら。]



     ……どうせ、僕も同じだ。





          罵ってほしいんじゃない。



   でも、罵ってもらえば、やめられるかもしれない。





……    ばかなの?


 




  そうだな。ばかだ。



      しかも 自分の欲望に理由をつけて



           かっこわりぃ


[自分の欲望に理由をつけて。
 その言葉が、ちくりと、した。
 けれどその感覚も直ぐに消える。]


…… ふ。

[最後の言葉に小さく、笑った。]





   まだ、欲しいのか?



[渇きはいつまで続くのか……。]


  ――…… 。

[何かに気付いて、黙る。]



 まあ。止めて欲しい時は精一杯罵る事にするよ。
でも、何時僕に降りかかるかも判らないけどね。

[何故、『鬼』の殆どが 好かれた のか解らない。
 もしかしたら、次は自分の可能性もある。]



気まぐれ、か。




   ――…、

                [まだ、少し]

  ……―ーいまは、…まだ。

  [罵って、だとか。莫迦だ、だとか聞こえて。
  ただそこまでは、上手く頭が回らないでいた。]





     [様子を見る。]




     [そして……]




   苦しいよな………。

        血ならやるから、こっちに来い。

     お前の事情は、俺たちのほうが、わかっているさ。





[それは、同じ化け物としての……
  鬼としての………もう、同じ舞台にたつものとしての……。]


      人間に化け物であるのを見られたくはないだろう?



      こっちに来い……。


 [聴こえてた話には、苦笑い。]


      飲みたいなら飲めばいい?
       それがたまたま血液?


          ふざけるな。


       俺たちをペット扱いでもしてるのか。



         




  ――…。


             …、バーニィ


 [酷く、困ったような顔を、した。
 嗚呼。自分は、鬼だから。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

――保健室――

 会長って、こんな人だったっけ……。

[しれっと言ってのけた言葉>>645 >>657に目を丸くし、ドナルドの反応>>651を見れば]

 ……何となくだけど、二人とも、結構ウマが合いそうな気がするよ。

[と、少なくともドナルドは盛大に嫌がるだろう感想を述べた。
そしてジト目になっているだろうディーンを見て「敵は3-B三巨頭だけじゃなさそうだね」と暢気なことを思った。また、セシルが足早に保健室を去ったことには>>647]

 あ、やっぱりシェリー君、怪我してたんだ。
 ……何で一人で行っちゃうかなー。まぁ、手当てしたっていうなら良いけどさ。

[「でも、メアリーが心配するだろうなぁ」と呟いた**]

(663) 2010/02/28(Sun) 02時半頃

いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 02時半頃


[困った顔に、帽子の奥から鋭い視線を向ける。]



    お前のために言ってるんだ。

    そうやって、お人よしの血ばかりを吸いたいか?

    嫌だろうが……。



[それは同じ衝動をもっているからこその、助言ではあるが…。]


――血なんか


     吸いたくない、んだ

      
 身体――勝手に、……


         [唇を、噛む。]



わか

 
   ら、ない。

             なんで、お人よし、
  …ばっかり


[二人の会話に口を挟むことはないまま。
 ただ、ぽろりと零れた名前に、低い声の主が思い至る。]


 ……ああ。

[あのおじさんか、と、ぼんやり思う。
 飼育小屋関連で世話になることは多かった。]**




 当たり前だ、血なんか吸いたくない。



        同じだ。



          同じなんだよ。



[その吸ったあとの虚しさも……。]




   ――……、


            ……嗚呼、


  [そうだ。
    そうなのだ。

     酩酊の後の、――自己嫌悪は]


 ……、…―― でも、…どうするんだ。
 …血なら、…やるって、謂っても。




 お人よしの血が吸いたいなら、そうすればいい。
 ただ、そのほうが苦しいだろうと思っただけだからな。




 あと、鬼になる決意はついたよ。



 お前らみんな、護ってやるよ。




  はは  はは  



           はは  はは



    鬼は、やっぱり、化け物になるしかないなぁ。**



――……、


      [見えないところで]
      [表情を、痛みを堪えるようにゆがめた。]

[鬼になりきれない鬼。]
[半端な、黒い染み]

 
    ……、――バーニィ……


[渇く、わらい。
何も、謂えなかった。]


―屋上から降りた頃―

……みんな結構度胸あるね、こんな中を散歩中みたい。
ほとんど連絡係に使っちゃってごめん。

[あちらこちらで人を見かけたのだ、
昼に一度戻った保健室とは様子が違うだろう。]

そっちは、大丈夫?
音楽室でまた騒ぎがあったけど、今は落ち着いたらしい。

……今度こそ、そっち戻るよ。


【人】 いきもの係 キャロライナ

――保健室――

 うーん、……おまかせするよ。

[ディーンの「後で何か奢る」>>696という言葉には 別にいいのに……と言いかけるが、きっちりしたいんだろうなと思う]

 あ、ミッシェル、お帰り。……一人なの?

[マーゴは見つかった?――保健室に入ってきたミッシェルに視線で問うが、結果として不発であったと知る。また同行したオスカーの姿も見当たらず、急に不安が募ってくる]

 メアリー、遅いな……。グラウンドを一周してくるだけのはずなのに。

[腕時計をちらりと見るが、止まってしまっていて役に立ちそうにない。購買でメアリーと別れてどのくらいたっただろうか。その場の皆の顔を見回す]
 
 ……ちょっと、見てくるね。

[皆に告げ、グラウンドへと向かった]

――保健室→グラウンド――

(709) 2010/02/28(Sun) 12時頃

いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 12時頃


皆わりと自由だよねぇ。

[聞こえてきた言葉に答えながら、
クスクスと笑う声に、呆れに近い響きが籠もって。]

気にしてないよ。
こっちはこっちで動いてないんだから。

[そろそろ動かなきゃ行けないな、とかちょっと思った。]

ん、対して変わってないよ。
ドナルドとキャロライナが戻ってきたくらいで。

[他はまだ保健室にはいないと言外に言って。]

…待ってるよ。


…… 護る?

[何、から。 誰 から?]


 …… な。 ケイトは見つけろって


でも、

黒い染み は ――   彼女は 何処なんだろう。


【人】 いきもの係 キャロライナ

――グラウンド――

[保健室の皆が同行していたなら、先陣を切って歩いて行く。そうでなければ一人、不安を感じながらも進むだろう。南校舎の外にでれば、また声>>@82が聞こえて]

 ――……ケイト。……それがあんたの名前なの?


 ……ねぇ、ケイト。どうして、こういうことするかなぁ。
 もう、止めにして皆を解放してよ。今ならまだ、謝ればミッシェル達だって赦してくれるよ?

[音楽室でのこと、サイモンのこと――本当の恐怖を少女は未だ知らない。
だから隠されてしまった空に、左目の蒼を向け呼びかけるが、応えはあっただろうか]

 ――……ま、聞く耳持たないか。

[それよりも今はメアリーを探すのが先だ。
「おーい、メアリー」呼びかけながら闇へと踏み込む93]

(717) 2010/02/28(Sun) 12時半頃

いきもの係 キャロライナは、グラウンドへ踏み出した足は闇の中へ……{1}

2010/02/28(Sun) 12時半頃


いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 12時半頃



―保健室に着く少し前辺り―

こういう時は単独行動した奴から危ないのにねえ。

[声が笑ってしまっているので冗談とは分かるはず。]

キャロ、ちゃんと人と居られる様になったんだ。
……良かった。

[詳細は語らないものの、彼女は立ち直ってくれたのだと知る。]

先生達は……まだ戻って無いんだね。
一番頼りになるはずの人がこれじゃあ、ばらばらにもなるさ。

[そんな他愛も無い会話の後、姿を現しただろう。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

――グラウンド→???――

 ――……!?

[ふっと踏み込んだ足元の感覚がなくなる]

え、え、何これ?

[次の瞬間、少女の小柄な身体は闇の中にするり呑み込まれ、消えた]


……。
…………。

 わ、うぷ。が、……。

[気がつけば鼻から口から粘着質の液体が身体の中に浸入する。何が起こったのか全く理解できず、パニックに陥り、生温い黒の中でもがく。身長が低いためプールの底に足が届かず、ミッシェルの声>>729も届かず、無駄に水をかくばかり。

――やがて小柄な身体は力尽き、黒の中へと沈んでいった]

(732) 2010/02/28(Sun) 13時頃



 あぁ…

                    [昂揚を抑えつけるようなため息]


[――…
   ケイト。

             ケイト。


      ――それは誰の  名前だったか]


   ――…、 …?


        [思考を途切れさせる、誰かの声。]


―保健室を出て直ぐ―

[ごぼごぼと水の中で何かが暴れるような音。
常とは違い届くのはその音だけ。

問いかけられてもしばらくはその音以外何も聞こえないだろう。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

――プール――

 ――……あ、あぁ……。

[身体と共に意識も黒の中に沈んで行く]

 「キャロ!」

[誰かに名を呼ばれた気がして、無意識のうちに手を伸ばす。差し伸べられた手は少女の手に確かに届いて――]

(748) 2010/02/28(Sun) 13時半頃

いきもの係 キャロライナは、薄れ行く意識の中、黒が身体を侵食したのを感じた{2}

2010/02/28(Sun) 13時半頃


いきもの係 キャロライナは、間違えた。1d10でしたね……(06)

2010/02/28(Sun) 13時半頃


いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 13時半頃


【人】 いきもの係 キャロライナ

 ん、あ……う。

[目を覚ませば、自分がプールサイドに横たわっていることに気付くだろう。事態を把握しようと小さく首を巡らせれば、心配そうに見るミッシェルと視線が交錯する]

 ミッシェル……。う、

[起き上がろうとして、激しい嘔吐感に襲われる。
立つ事が出来ずに、そのまま蹲り、何度か嘔吐する]

 ――……。……。

[吐瀉物がミッシェルにかからないよう、辛うじて顔を背けることが出きたことだけが救いだった]

 ……気持ち、悪い。

[吐いたおかげで胃の中は空になったが、侵入した黒が身体の中でどろりと揺れた気がした]

(773) 2010/02/28(Sun) 14時頃

――ケイト。

    ……ケイト。

               ――鬼も


   …ケイトを探す?


            ――何処に居る?


【人】 いきもの係 キャロライナ

 ……ありがとう。

[掠れる声でミッシェルに応え、息を整える。

今まで、この事態を――咲き誇る黒い花さえ、どこか幻でも見るように感じていた。
だが、命を落としかねない事態に陥り、ようやく事態の本当の深刻さに気がつく]

 もぉ、やだ。家に帰りたい……。

[泣きそうな声で呟いた] 

(782) 2010/02/28(Sun) 14時半頃



  ふざけてる


           ―――ふざけてる


  鬼は、  鬼を、



           ――鬼。


【人】 いきもの係 キャロライナ

 そうだよね……弱気になっちゃってごめんね。

[いつも自分を励まし、助けてくれる友人の足を引いてばかりいるのは嫌だ。だから、笑顔を作りミッシェルに答える]

 話したいこと……? 何かな。

[自分に向けられる友人の瞳は静かな決意に満ちて。
だから少女も異相の瞳で真摯な眼差しを向けた]

 ……うん。話して。

(795) 2010/02/28(Sun) 15時頃




    ――  鬼は、……。



 





    ――…、   鬼さん

                   …“こちら”


   …か


【人】 いきもの係 キャロライナ

[もともとミッシェルは信頼できる友人だし、その言葉なら信じるつもりだ。――そもそも彼女が"鬼"ならば黒い花を見たときに自分をどうとでもできただろう。身体を張ってプールから引き上げる必要だってないはずだ]

 ――分かった。ミッシェルの言葉を信じるよ。

[話を聞き終え、はっきりと答えた]
 
 会長が鬼じゃないっていうのも信じる。
 遠くにいても話ができるとか。……その辺はよく分からないけどね。……まぁこんなことが起こるくらいだし、有り得るのかな?

[言いながら黒い花を示す]

 話してくれてありがとう。……誰にも言わないよ。約束する。

[何よりも、ミッシェルが自分のことを信用してくれたことが嬉しい]

(824) 2010/02/28(Sun) 15時半頃



   ――っち、 ……

          …鬼を選んだんなら
 

    鬼に協力すればいいものを…!

 
[ケイト。――忌々しげに呟いた。]



[苛立つ

    迷う

           鬼になりきれない鬼

  鬼の中にひとり

           人の中にひとり

       ――異質存在。]




                    ( クスクスクスクス )


  ( クスクスクスクス )                                                 




  っ、… !

 


【人】 いきもの係 キャロライナ

――プール――

 そだね。
 あんな悪趣味なやつの気紛れになんか、いつまでも付き合ってられないしね。……一人で勝手にやってろ、だよ。

[黒い花を見て眉を曇らせる友人の姿には心が痛むけれど。
これから先、どうなってしまうのか不安だけれど]

 ……うん。もう大丈夫。皆のところに帰ろう。

[差し出されるこの手は、確かなもの。
ミッシェルの手に助けられ、ようやく立ち上がった]

(847) 2010/02/28(Sun) 16時頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

――プール――

 あー、シャワー浴びたいけど、無理だよね。

[肌にも制服にも粘着質の黒い水が残り、気持ち悪かったが、シャワーから黒い水が出てこないとも限らない]

 購買で、シャツとか買わなきゃだめか。
 ……下着のサイズ、合うやつあるかなぁ。

[不安を紛らわすかのようにミッシェルに他愛のない話を振るうちに、プールの正面入り口に辿り着いた]

 あれ、おかしいよ。……開かない。

[プールの玄関の扉を開けようとして、ガチャガチャと揺すってみるが開かない。
鍵も確認してみるが、施錠されている気配はない]

 ……閉じ込められた?

(856) 2010/02/28(Sun) 16時半頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

 あれ、気のせいか?

[ミッシェルが難なく扉を開くのを見て首をひねる]

 ……ま、いーか。
 どうせ、これも悪趣味の一環なんだろうし。

[空に向かって、んべ、と舌を出した]

(859) 2010/02/28(Sun) 16時半頃

いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 16時半頃


【人】 いきもの係 キャロライナ

――グラウンド プール前――

[空を見上げてから、再びミッシェルに話しかけようとして]

 ……え、ミッシェル? 嘘でしょ。

[友人の姿がその一瞬の間に掻き消えてしまったことに呆然とする。闇雲に駆け出そうとして、黒に呑み込まれたことを思い出し、その場に立ち竦む]

 ミッシェル、ねぇ、どこにいるの?
 ……返事してよう。

[頼りなげに友人の名を呼ぶ声はドナルドに、誰かに届くだろうか]

(870) 2010/02/28(Sun) 16時半頃

いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 16時半頃


いきもの係 キャロライナは、美術部 ミッシェルの身を案じている**

2010/02/28(Sun) 16時半頃




  ……死体

    死体、  死体
    

              …死体

   ……死体だらけだ

        ――学校はずっと、…こう、だったのか…?
 



    ( クスクスクスクス )



                    ( クスクスクスクス )


……っ…!!


  [びくり、と笑い声に反応する。]


         ――居るのか、… …“そこ”に




      なにか  いる



            






                いないよ なんにも
                ( クスクスクスクス )




   ――いない?……

           ……ばか な。

 





   ここに    いるだろ




               






             ここ?     
                          どこ?




  ――何処だよ。


[いらついたような、声がした。]





       北だ



           




  ――…北。

 





                          ここね…


[集中する余裕が戻ったのはノートにあった伝言をみてから。
慌てて無事を伝えようと]

ラルフ、メアリー見つかったよ!
家庭科室の前に居た。

……でも今度はキャロとはぐれちゃって。
グラウンドの様子がおかしいんだ、変な所に飛ぶかもしれない。
そっちに向かってたら気を付けて。

[けれど届いたのは彼らが向かったしばらく後になる]


―回想
まぁ、相手の思う壺だよねぇ。

[相手と同じように笑いながら言って。]

うん、一緒だから安心していい。

[詳細を聞かずにいる。
人に言えない事は一つや二つ、誰にだってあるものだから。]

だぁね。

[恐らく姿を現したときに小さく肩をすくめるのが見えただろう。

そして、メアリー達と共にグラウンドへ向かう時に、
何度も名を呼んで。

呼んでいる途中で、同じように落とし穴に落ちるが、
それは相手にも聞こえたかどうか。]





   はぁ、


        北に



  いる


    





           ここ  どこの お部屋?




   ―…きた、

             …、

    ――咽喉、

             ――…

 


 どこだ?廊下だ。




     いや、やっぱり、くるな。



  喉?


         渇いたの  か。


血なら、あるらしいがな


          [苦笑]


 もうおそいよ。


              だから、ふりむいて。 ほら。




  遅い?


      [その言葉にゆるりと]


  





駄目だ



            もう吸わない



         




    人は、ジュースじゃねぇよ


         自販機で出てくるんじゃねぇよ


  我慢できるうちは、まだ





          完全に化け物じゃない。

       




 それとも、もう



          化け物のほうが





     いいか?



        




――ばけもの、じゃ  ない…、…っ

 



あはは…、もう引っかかっちゃったよ。

[どこか疲れきったような声で言葉を返して。]

あー。
今からそっち行くけど、格好見ても驚かないでね?

[苦笑するしかない格好で女の子の前に行くのは恥ずかしいが背に腹は変えられないだろう。]


その我慢はだれのために?                                

                                                        
同じ衝動をもつ
そ の 子のた め …… ?




……だめだ、


   ……そんなの。


…ばけもので、いいはずが  ――ない。


              [――鬼なのに?]




りょーかい。
……いま保健室には女の子多いんだから、
はしたない格好で来たら大騒ぎになるだろうねえ。

[自分が落ちたのはプールだったなと思い出しつつ。]

注意していれば戻りは平気かな、
見事に往復引っ掛かったのがここに居るけどさ。





  俺が俺であるため   だ。




           鬼である以前に



   俺だ。


             






                  だまさ れな  い……
                  [やみに おち て とけ る]




         ――バーニィ……


 




『……隠レ鬼』


            『鬼 は 見つけル  役目?』

 




     アンタ    どうした?




…、――

          かくれ、

  おに、

              ――か、


『鬼さん コチラ 手の 鳴ル方へ』

                 『目 隠し鬼?』


 『隠レる のハ ドッチ?』


[座り込んでいる間。聴こえていた会話。
 北に居る事、集まっている事。]


   ケイトは…… そこに、居るの?


[本当に? 尋ねる様な意識は少し小さく。]




  ここに いる の?
           ここ に ……


 

            ……かっこつけてら。





[言い切る声に。]


てか何、北?
僕も行ったらいいの?


[それとも邪魔になる? と尋ねた。]*





         こわさなくちゃ……                                       





   かっこくらいつけさせろ





    って



       こわさなくちゃ?


 あなたをこわさなくちゃ……


 だいじょうぶ


 わたしもこわれてあげるから……





  な、  に…、……


 




  ――……なんで……



           


あー、僕は匂い以外は平気なんだけどねぇ…。

[その言葉に少し言葉を濁し]

僕が…僕とディーンが落ちたのは小ホール。
文化部棟の方。

屍体が出てきちゃって。

[その後は、困ったように笑うだけ。]



     ――…約束してくれたでしょう?


         [問いかけに答える声、そんな事実はありはしない]       




  約束?


        [きいたことがない、だけど]


     ――……約束は……

[どんな約束なのかと……]




         ……約束、やくそくは。

                      [手首がじくりと痛む]



(――お人よしから、血を吸うのは)
(辛いだろうと)


            [ああまったく、その通りだ]
            [わからない、わからない]


   [――分からない。]





  約束……は、大事だ。

       どんな約束……だ?



      




 [戸惑う気配に]



どうした?




    






              いっしょに しの う って

 




  いったのは                                            





文化棟にも、でたんだ。
……お疲れ。

[それでも笑う声に、言葉が出ず
保健室の扉が開くのはこの少し後の事か]





   なに



            [目を見開く。]


      [探して、といわれた退職届を思い出した。]


いきもの係 キャロライナは、奏者 セシルも,一人なのかな、と思った(通常の促し)**

2010/02/28(Sun) 21時頃


いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 21時頃





           …… は?


[一緒に      何て 今。]





        わすれてないよ



             [そう言いたくなった。]





   [もう、化け物でもなんでも]




          [いいと思った。]




       


[複雑な空気、探した方がいいのか。


 そうした所で―― 何も出来ないだろうに。]



    もうい や      
                   こわし て…    



       
わたしをこわして**






               かっこわりぃ  な





 …… な


[何があったのか、と、尋ねる のは――]


 いやだよ、   こわ れ ないでよ。


[出来なくて。 生徒 はそう言った。
 それは 少し 寂しそうな、響き。]






                ばかじゃ   ないの。

[呟いて聞こえた、低い声に。脳裡に過ぎるのは その人の顔。]


   ……かっこ つけて。


似合わないよ。



  ――……、


  ……壊れて欲しくなんか  あるもんか


             ……なんで。


 [莫迦じゃないの。――これも、聞いたことのある響きが
 染む。ひどく、沁みた。]




 [ばかみたい、 似合わない。]


        [そういわれて、もっともだと、]



  そうだなぁ。かっこわりぃな



   [女が走り去った方向を少し未練たらしくみてから]



         かっこわりぃ  な

[繰り返した]



  ……――


        [かっこ わるい か]


 [声にはならず気配だけが震える]


         ――……、… どうしようも、…
  ……ない、な。


 [恐らくそれは、己にも向けて。]




  壊れてほしくは   ないな


       [だけど、もう、自分には何もできない]


   せめて、鬼をがんばるか。


       [そしたら、彼女は、この世界から出れるかもしれないから]



      



 そうだよ、壊れて ほしく ない。


[同意する 声を返して。
 聴こえた繰り返す、低い声。]


―― …… ばか。



[でも。きっと、――と。思う。]


       壊さないで ね。


[それは、誰を だろう か。]




[どうしようもない    そんな響き]


         なんだか


       どうしようもねぇ


          みたいだなぁ?はは


   はは
          はは


         [渇いた笑い]




  [女が逃げた。ただ、それだけのことなのに]



  [自分の中の何かがぼろぼろ砕けた。]



[それは、何かが、少し、壊れたのだろうか。]




        






     なぁ





           ノマセロよ



  はは



              嘘だ。冗談だ。


……
   ……――、

          あのひとのじゃなきゃ

    いいっていうなら。


           …飲めばいいだろ

 …まだ北か?

[どうしようも、ない、鬼未満の鬼が、
酷く、暗い響きで呟いた。]





 ……   ヘドロでも飲んでろよ、ばか。


[渇きは 解らない。
 ただ、憎まれ口で、返す。]

聞こえてくる言葉同じコトばっかだよ、おじさん。
頭悪そうなことばっかり言ってないで、ケイトを探そう。

[それか、誰かを ――裡に浮かんだ思考は隠したまま。
 約束どおり 罵ることにした。]



……おんなじ吸血鬼憑きの、

  ……血が、平気かどうかなんて、

……知らないけどな。


 
 はは


       あの人のが  一番イヤだな。



    でも、俺にはヘドロがお似合いか。



         [ああ、なんだか、すべてが渇いた。]


…は、ヘドロ…な……


       ――図書館か、

  生徒会室か

             ――日誌は、量が

  多すぎた。

              わからない。


【人】 いきもの係 キャロライナ

――グラウンド プール前――

[闇の向こうから赤い光の尾をなびかせて、長身の男が悠然とこちらに歩いてくる。"赤" に不吉なものを感じるが、目を凝らせばそれは見慣れた姿で]

 ドナ、

[大声で呼びかけようとして、何とか耐えた。
グランドはあちこちに黒の罠があり、踏み込めばどうなるか分からない]

 危ないから……来ないで。

[囁くような声は届かないだろう]

(1045) 2010/02/28(Sun) 22時頃



   お前な


      きたねぇおっさんなんかまっぴらだって言えよ。



        


【人】 いきもの係 キャロライナ

[意を決して駆け出そうとするが、制服を濡らす水の感触に恐怖が蘇り、足を踏み出すことができない。立ち竦んでいれば、ドナルドの言葉>>1006が聞こえる]

 (――お願い。こっち来ないで。自分で何とかするから)

[ "早く来て" "来ないで" ――背反する気持ちが身体の中で混ざり合い、言葉が出ない。

そして傍らまで歩み寄り、手を差し伸べるドナルドの顔を見ることができず]

 ……危ないのに。何で来たんだよ……ばか。 

[俯いたまま、呟いた]

(1046) 2010/02/28(Sun) 22時頃

いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 22時頃




       …… 。


[厭味に
     かわいた
          笑い。
 眉根を寄せたのは異形が見えたから、だけじゃない。]


……日誌?
     図書室はアルバムがあった、けど。

[卒業出来たのか。
 それとも ―― 解らない。]

生徒会室に、名簿でも あるかな。





   「きたねぇおっさんなんかまっぴらだ」



    ……これでいいか。


[不機嫌そうな、声だった。
厭味も、人と距離をとるのも、いつもの、ことだ。]


   ……卒業できてないなら、…居ないかもな。

 生徒会室の名簿のほうが、
       確実かもしれない。




  ん、そうだよなぁ。


            じゃあ、我慢すっか。


[いつもの調子で……]



         [だけど、それまでになく]




     [渇いていた。]





  ……  北の1階だったな?



 [不機嫌な声は、続く]




    まっぴらだと謂って欲しそうだったから
    謂ってやっただけだ。



 [やらないとはいってない、と。続く。]




    ―― ケイト?


 



 はは


        おっさんマゾだからなぁ。




  って、ケイト?



  ――ケイト?

            ……居るのか





       … …見える  けど。

[ほんもの?]



 眼鏡のおさげなら


           それがケイトだ。


       


【人】 いきもの係 キャロライナ

――グラウンド プール前――

[しばらくドナルドの手を見つめていたが、「抱き上げていくぞ?」>>1059と言われ、に本当にされかねないと思いしぶしぶ手を取りついて行く]

 ……ドナルドも、ミッシェルも、私なんか助けるのに身体張ってさ。……自分に何かあったらどうすんだよ。

[足手纏いにしかならない、自分の弱さが辛かった]

(1072) 2010/02/28(Sun) 22時半頃




 居るよ 居るけど。




彼女が言った  ほんとうのわたし って言うの は。



 きをつけ て

                  

      …あの子、ずっと わたしのなかに 
           くらいくて つめたくて とてもさみし い…

                 [声は、とぎれる]




……  …何だ、

     ケイト、なにか。謂ってるのか。


 




  …――つめたい
          さみしい?



  ケイトは。 いったい、 どうして、あんな。










          …… くらくて つめたくて



[さみしい。]


      ……。




   遊ぼう   って。さ。


[まるで 友達を訪ねた子供のよう。]





 ――………



   




  吃驚させたか?



          すまんな。



    




  ……あそぶったって


           ……物騒、すぎるだろうが


 


【人】 いきもの係 キャロライナ

―― →南棟――

 ……なんかあった時だなんて、簡単に言わないでよ。

[つないだ手の暖かさに、思わず涙が零れそうになるのを堪えるが] 
 
 ――……強く、なりたいな
 誰かに助けてもらうだけなんて、嫌だよ……。

[――胸の痛みに呼応するかのように、蒼にちりちりと痛みが走り、涙がひとしずくだけ零れた]

(1096) 2010/02/28(Sun) 22時半頃




 なんだかんだいいながらも、
 俺もちっぽけな我慢できねぇおっさんだな。




     




  …… 莫迦か
          それなら、俺のほうが余程 だ

    [響きは苦い]




 ああ、若いほうが我慢はできねぇよなぁ……。

[ニヤニヤ笑う。でも、どこか余裕はない。]




 逃げるなら、今、逃げろ。







……きこえる。
[ききたくない、耳を塞いだ]


お前、それ、意味、違うだろ


[――不機嫌そうに。]


…… 殺されなければそれでいい




[莫迦は、自分もか、と思う。]





 さ、行った行った。

 俺なんかが噛み付いたら、バカが移るぞ。

 俺は大丈夫だ。

   


【人】 いきもの係 キャロライナ

――南棟東靴箱―― 
 
 ……んー、そういう意味じゃないんだけどね……。
 でも、そうなったら、もうドナルドにでかい顔はさせないけどね。

[手を引かれているうちに、ドナルドの冗句にも応えられる程度には、持ち直しただろうか。
それでも無理をしていることは見透かされているだろうけれど。

つないだ手が解かれるのを寂しく見つめていると
ドナルドの無骨な指先が頬に触れ、零れた雫を拭い去る]

 ――……あ。

[ドナルドの行為に、思わず隻眼を見つめれば、困ったような微笑と共に言葉>>1105が紡がれる。
きっと彼の心の裡は伝わったから、柔らかく微笑み返した]

(1128) 2010/02/28(Sun) 23時半頃


ケイトは


             似てる。





     莫迦野郎



 


[似てる]


  [似てる]

             [――誰に?]

      [苛立つ心に余裕はない]



 死ななきゃなおらねぇなぁ

   




 似てる?


      おまえにか。

      





 さて
   誰だろ ……。


[探して欲しいのに、煽る様な真似をするあたり素直じゃないのは   誰にとも。]


僕にも   似てるよ。
 顔は可愛い所とかね。


【人】 いきもの係 キャロライナ

――南棟東靴箱――

 「誰か居るのか?」

[突然発せられたドナルドの鋭い声に、身をびくりと竦ませる」

 また、化け物……?

[おそるおそる赤毛の長身の後についていけば、いきなり両目を塞がれて視界を奪われる]

 ……わ、わ、何? 何なのよ、もう。って……

[もしかして、屍体を見つけたのだろうか。
プールでの光景を思い出して戦慄した]

(1148) 2010/02/28(Sun) 23時半頃

……、なんだそれ。


 [かわいい、という軽口に、怪訝そうに謂ってから。]


    ――っ


[こわばる。]




  まぁ、可愛いな。おっさん以外は

      


[その姿、と言うよりも、声に。
 右眼だけ見開いた。
 左眼は すでに、闇が あいていて。]



     …… 君 だったん だ。


[聞こえた声 聞き覚えが 耳ではなく 脳に刻み込まれたように残って居た。]


  ――お前
              ……、

   だった、のか。……そう、か。


[声が、重なる。
バーナバスのぽろりと零した一言には、
にらみを利かすような気配があったか。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

 え、え、お嬢さんたちって? にゃんにゃんって、
 ……何よ、それーっ?

[ドナルドの言葉を聞いて驚きのあまり、場違いとも言える大声をあげてしまう。

瞼を塞ぐ手が離れれば、目撃するのは太腿を絡ませ、蠱惑的な表情でマーゴに迫るピッパの姿で。
それはある意味、屍体を発見するよりも衝撃的だったかもしれない]

 マーゴ……。マクレーンさん……。何、してるの?

[目を瞠り絶句する顔は、赤くなっていた] 

(1164) 2010/03/01(Mon) 00時頃

 そういや、知らんな。誰だ?

    [やけにバカ呼ばわりするやつぁ]

 見に行くか。



可愛いおっさんになればいいよ。
その顔じゃ、無理だろうけど。

[軽口に返された一言にはまた軽口。]



…… ん。そう。

[おっさんと王子様の遣り取りには苦笑する気配。]


ああ、そうだ。




         ケイトは 自分の居場所を、知らない よ。


[見つけられれば、一番なのだろうか。]



 そうか、知らないのか……。



       [自分の遺体の居場所を知らない女子高生の霊]

       [なぜか嫌な想像しかできない。]


……好きにしたらいい。

  [見に来る、と謂う言葉には不機嫌さの残滓が残る]


――知らない?
……自分のことなのに、

         知らないのか。


[――どうして。]
[知らない?]


……「本当の自分」 ……「遺体」 を しらない?


[くろく あかい 雨。
 一瞬戸惑い 反応が遅れた。]


……  って、おっさん も 
戻れ 戻れよ!




  ――……、 もど  れ、

     そうだ、 もどれ、 莫迦、 …


 


【人】 いきもの係 キャロライナ

 マクレーンさん、やめなよ。……マーゴ嫌がってるじゃない。
 ……そういうのって、好きな人同士でするんでしょ。……だめだよ。

[マーゴの懇願する声>>1172を聞いて二人に近づき、ピッパからマーゴを引き離そうとする]

(1190) 2010/03/01(Mon) 00時頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

[もし、ピッパからマーゴを引き離すことができたなら、手を引いてそのまま保健室へと駆け出すだろう。去り際には]

 ドナルド、マクレーンさんに怪我させちゃだめだよ。
 ……それと、気をつけてって言うか、えっちぃのも禁止!

[明らかにピッパの様子が普通でないのは理解できたから、ドナルドに言葉を投げた]

(1203) 2010/03/01(Mon) 00時半頃





                     寂しい…
                   [少女の忘れ物が囁いている]



 そうか、あいつだったか。

[ずうっと憎まれ口を叩く声の生徒]


        助ける

  


あんたは、もう戻って  くんな。



              きついんだろ、血は。




   ああ、きついな



         でも、バカだからしゃーねぇ
     


【人】 いきもの係 キャロライナ

――南棟東靴箱→保健室――

[マーゴの手を引いて全力で走る。
彼女の抱える事情を知らなかったから]

 マーゴ、大丈夫。もうすぐ、皆の所につくからね。

[保健室まで到着すれば、荒くなった息を整える暇も惜しいとばかりに慌てて扉を開ける]

 誰か、手ぇ空いてる人がいたら、東靴箱の方に応援お願い。急いで!

[保健室の中に誰がいただろうか。そして、マーゴはどうするだろうか]

(1230) 2010/03/01(Mon) 00時半頃



 …… ほんっと、ばか。


[溜息は それでも 厭そうな雰囲気は無く。]


でも、戻らなくても大丈夫…… 消えた よ、ケイトは。




  消えた?




  莫迦、ばかめ。ばか。莫迦。ばか、

           …ばかやろう…っ

 


――っ、何…


         [消えた。 と。
           僅か、気抜けたような気配。]





 闇に、ね。




……  闇が

[隠した。]

   まだ少し残ってるけど。


【人】 いきもの係 キャロライナ

[動顚するあまり、とにかく人の居るところへ行くことしか頭が回っていなかったが]

 あ、ちょっとタンマ!!

[マーゴの制止>>1229に気がついて、全力で保健室の扉を閉めた]

(1235) 2010/03/01(Mon) 01時頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

――保健室前――

[保健室の扉を押さえながら]

 マーゴ、ごめん。本当に、私、無神経で何と言えばいいのか……。
 本当にごめん。

[何度も頭を下げた]

(1242) 2010/03/01(Mon) 01時頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

 え、あ、マーゴ……待って!!

[西の方と駆けていったマーゴを追おうとして、疲労から足がもつれて転倒してしまう。
その間に彼女の姿は見えなくなってしまうのだろうか]

(1248) 2010/03/01(Mon) 01時頃

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