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[グリーンからオレンジに号令の如く言葉が向けられる、 それに理論で以て言葉を挟むのは恐らく何より建設的な行為であって、 だが男にはそれは元から難儀であり、 今となっては不可能というべきものであった]
――っい、……!
[オレンジの放った二発目の弾は、男の左脇腹を、臍に近い位置を、貫いた。元より見開いたような目が更に見開かれて、揺らぐ体はより揺らぐ。震える右手は、それでももう一度だけ、引き金を引いたが、その牙は、あらぬ方向へと失われただろう。 失われた、証左の、壁の質材が砕ける音。 一瞬、奇妙な停止の間があって、]
あ 、 っ が……
[男の口から引き攣れた声が漏れ、 赤が、漏れる。 腹部から広がる赤は黒いスーツに紛れて酷く目立たない。 ただ細い脚が折られ、膝をつき、手をついて、]
(3) mimu175r 2016/04/14(Thu) 01時頃
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……は、 あぁ、 ……ああ……
[吐息とも声ともつかないものが、血と共に口から溢れ落ちる。男の瞳はただぶれ続け、最早何処を見ているとも知れず。掌から、銃が零れ落ちた。 割れた硝子片の合間、転がる錠剤を拾っては、口に運ぶ。一粒、二粒、三粒、飲み下して、]
…… 間違って、い、た、 間違っていた、間違っていた、間違っていた、 間違っていた、間違っていた、……間違っていた……
[繰り返し呟く言葉は、何に向けるでも、なく]
(4) mimu175r 2016/04/14(Thu) 01時半頃
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[間違ったのは、だれ、か。
そんな誰にともない問いかけに、 男が答える事はない。
男にとって間違ったのは自分であり、 あるいは全てであり、 ともかくどちらにしろただ自分が間違っていたそれが事実だった]
(16) mimu175r 2016/04/14(Thu) 22時頃
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[間違っていた。 そう繰り返す声はいつしか途切れ、 男の体は、ゆらりと崩れ、うつ伏せる。
残されたのは、骨格めいた肉体と、 広がる赤い血と、 散らばった白い錠剤たち、 ただそれだけで、
かちなどなにもそこにはのこらない かちなどなにもそこにはなかった
――
**]
(17) mimu175r 2016/04/14(Thu) 22時頃
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――――良い子じゃ、ねぇ か……
でも、まだ 「ふたり」じゃねえ
な、
[ けたたましい笑い声を真似てやろうかとも思ったが、呼吸するだけで精一杯。薄ら笑みと役立たずな目を細める表情だけ、そっとピンクに向けた。
ふたりでにげよう
わるいようにはしない
――約束はまだ生きている。
少なくともオレの中では]
―― 終わったぜ、グリーン。
なあ、……お前、
どこにいる?
(ころしてやるから)
[ すぐさま殺意の牙に咬み付かれないなら、だが。
オレは触れようとする。
ピンクの口元――呼吸と、
首筋――血の流れと、
胸元――鼓動を、
順になぞって確かめようとする。命を。頼りにならない感覚の中で、じりじり痺れて冷たい指先が、何より信頼出来る気がしたからだ。死に損なった手でなら、死に損ないの命を感じやすいかもしれないと考えたからだ]
……
なン、だよ
[冷たい指先が不躾に口元と顎に触れて
雨に打たれた野良犬みてえに
びくりと背を跳ねさせた。
噛み付いてやろうかと歯を剝き出したら、
ずるりと手が下へ向かう。
首筋、胸元、――触れてくる氷みてえな指先に、
一瞬、黙って、
燃え尽きそうな程熱い体を寄せた。]
[ 触れた命は、まだ熱かった。
ピンクの声と震えは冷たい指先によく伝わる]
探して 、んだよ
オマエが 一番“感じる”ところ
[ ピンクの胸の真ん中に手の平を押し当て、鼓動の熱を感じる箇所をゆるく弄る。そこはもちろん、肉や皮膚や着衣を隔てて心臓の真上。
銃口でキスすべき最良の箇所]
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