人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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 お休み。
 君の思う人の傍ならば、きっとよく眠れる。

 君があいつが原因だと言うのなら
 もう本人が眠っている。だから、夜は終わるよ。

[それは最初の対話からは大分あとの声。
何かしていれば、そろそろ落ち着いた頃合い。

納得がいかない様子が返らなければ
無言でも、声が聞こえても、音は途切れて終わり。]


[ ふと、気付く。
 自分から、慣れない《人》の匂いがすることに。
 慣れすぎた花の匂いが薄まっていることに。

 もう、どこからともなく花弁が落ちることはない()。

 種が芽吹き、この体に根を張ったからだろう。
 だから、もうこの声だって─── ]**




 今日はあまり匂いがしないな
 …………でも、今のほうがいいね。

[当人もきっと気づいているのだろう。
俺は、その匂いを好んでいた。
だけど今のほうが《人》らしくて。

赤く咲かない声は、嬉しげに君に向く。]


【人】 粉ひき ケヴィン


[ ─── 夢、とも思っていなかったし、
  消えてなくなってほしい、とも
  思っちゃあ居なかったけれど、
  手元に残る、小振りなジャケットが、
  ……"現実"の実感を、手元に齎している。

         ──── それだけ、で、 なく、]
 

(92) is0716 2018/05/25(Fri) 14時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ たった一晩で体質が変わるなんて、
         そんなのは夢物語だった!]
 

(93) is0716 2018/05/25(Fri) 14時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 薔薇の香りから解放された青年は、
  そりゃあもう、 はなの香りに弱かったので、
    ( 目覚めの報せには刺激が強すぎた! )
 
  おもたい身体をずるずる引き摺って、
  漸く 薔薇の茂みから顔を出したのは、

      きっと誰も見ちゃいない、 また 別のお話*]
 

(94) is0716 2018/05/25(Fri) 14時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 人目を忍び、"ひとり"の部屋にたどり着き、
  すこぅしの時間の後、どうにか身なりを整えた青年が、
  扉を潜り出る。
   ──── やっぱり、聖書を抱える気にはなれなかった。

  ジャケットひとつをぶら下げて、
  ひとつ、 伸び、

  "殴られに行く"心持ちで、
  "忘れ物"を届けようと、目的定めず ひとりたび**]
 

(95) is0716 2018/05/25(Fri) 14時頃

 
 
 ───、────。
 
 
[ はくはくと唇を動かしたけれど。
 薔薇の香りも掠れたように、声も、また。 ]







           …………。

[もう一度行ってみれば、
────真似をするように空虚な動き
目を丸くし、下がり眉で笑った。]


【人】 粉ひき ケヴィン


[ 昼の寮は、 明るいから、なのか
  人の少なさを浮き彫りにするかのように 静かで
  ……そんなことは6年、
   毎回のように経験していたと言うのに
  本の少しの寂寥があった。

  ずぅっと、 最初から、
  囁きがあったからだろう。

  小夜啼鳥の声、悪魔の誘い、
  天使の教唆、薔薇の嘆きも、
        ──── 亡くしてしまえば、
            賑やかだった、と気づくのだ。]
 

(137) is0716 2018/05/25(Fri) 23時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 足は、極々自然に調理室に向いていた。
  ……身に染み付いた"縁"の場所。
  彼の後輩と出会ったのだって、結局は此処だった。
  部屋に、と言う選択肢は全く浮かばなくて、
  それもこれも、 ……少しの"申し訳なさ"みたいなものが
  どうしたって忘れられないからだ。
   (結局この罪悪感だって、
      独り善がりだと気付いても居て、)

  会いたいようで、 避けたい、ようで、
  ……青年の足は全く、素直だった。]
 

(138) is0716 2018/05/25(Fri) 23時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ それだから、全く心構えの調わぬ内に、
  "ジャケットの主"に出会ってしまったなら、]

  あっ、

[ と、 おんなじように発音して、
  暫く言葉を忘れたように 茶色をぱち ぱち 瞬かせ、]

  お はよう 、
  わすれものを ……いや、 "置いていってくれた"ものを
  かえそう かと   その、
  

(139) is0716 2018/05/25(Fri) 23時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ ─── 彼が、通常通りに"先輩の部屋"を
  目指してくれて良かったものだ。
  下手したらすれ違いになっていたろう。

  言葉を選び、 途切れ 途切れ
  けして饒舌な性質でもない 其れは、
     ( ──此れだって一晩で変わるはずもなく、)
  "いつも"どおりではあれど

  選ぶ内に 顔の赤い彼に釣られて
  すこぅし、熱くなってきた。
  ……わるい 意味でも なんでもなく、
  もしかしたら、顔が赤いかも、 と 、そういう意味で !]
 

(140) is0716 2018/05/25(Fri) 23時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 互いに目を反らすような、
  傍目から見るなら、避け合うような、
  静かな 時間だ。

       ───── 只、只、
           鼓動だけが喧しい!

  薔薇の香りのあった夜なら、
  "いつもの先輩らしく"返せていたろうか?なんて
  ……おんなじように思うとは 知らず、]
 

(157) is0716 2018/05/26(Sat) 01時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ ─── 茶の瞳が、ふら と 揺れた。
  もちろん、と言う前に、
  動揺が行動にでるのは、……言葉少ない男の、悪い癖で
  差し出された両手をおなじく両手で掴んでしまった。
  そりゃあもう がしっと 音がしそうなほど。

  間で、彼のジャケットが宙吊りに揺れる。]

  ──── 忘れ、 られなかった。

 

(158) is0716 2018/05/26(Sat) 01時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 包んだ手を、 見下ろし、
  ……"いつか"の夜、 夢落つる前の記憶に重ね、
  十分な記憶の残り様を確認する。
        喩え、酩酊する薔薇のなかであっても、
        けして"嘘"はつけなかったから。

  静かに離せば 宙ぶらりんの上着を手渡し、
  …彼のその聞き方に、"記憶がある"と 判断したなら、 ]

  忘れたいなら、そうして欲しい。

  ………俺も正直、
     どうしたら 自分を 許し──信じられるのか、
  わからない、から、

(159) is0716 2018/05/26(Sat) 01時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 己が"彼"を選んだのは、
  過去の歪んだ性の記憶が、その物を歪めているのか、
  ……自分の手で、 掴んだものなのか
  信じるものを喪って久しく、
       ───聖書を手放したばかりの身では、
  根深い猜疑心を取り去ることができなくて、

  …微かに上気した頬はそのままに、
  少しは笑おう、と 努力もしたのだけれど、
  結局は道を失った迷い子の、 脆い其れで、

         ──── 心臓だけが、急いている**]
   

(160) is0716 2018/05/26(Sat) 01時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 彼の、 言葉に、
  珍しくも、 茶は見開かれ、
  ──── はく、 と 唇が何かを紡ごうとするのに、
     呼吸音だけが後を追った。

  ……忘れて欲しいなんて "酷い"言葉を
  詰ってくれても、 貶してくれても良かった。
    ( 忘れられないってことぐらい、)
        ( お前が一番 知っているじゃないか!)
  それ なのに、 ]
 

(201) is0716 2018/05/26(Sat) 13時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 予想をしていなかったか、と 言えば
  ……きっと、 嘘になる。

  何処かで赦して欲しかったし、
  (何処の誰だ、"彼なら異変に気づくだろう"なんて)
  (勝手な理想を描いたのは!)
  何処かで認めて欲しかったのだろう。

  甘い幻想を、描いていたのは
  きっと、 確かだったはずだ。]
 

(202) is0716 2018/05/26(Sat) 13時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ それでも彼の次ぐ言葉は、
  求める許しを飛び越えて、
  道を差し伸べる手では無くても、

  それこそ、そう 蒲公英のように、
  静かな あの、時間を そっと 共有してくれる、と、

           ──── 神託 を 覚え、 ]

  ───── そのくらいで良いなら、

 

(203) is0716 2018/05/26(Sat) 13時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 迷い子は綻び、
  一時、泣きそうなまでの歪みを見せたが、
  いつもどおりの 淡い表情で、
  "赦しのことば"を 紡げたと、 思う**)]
 

(204) is0716 2018/05/26(Sat) 13時半頃

[あの夜、噎せ返った香りは二人の間にはもう漂わない。
それでも尚、離れることがないのなら
お互いがそうしたいと思える関係で、続いていけたら。

親友の隣で、そう思った。]*


 ― SUNSET ―

[ あれはいつだったか、もう遠いとおい過去のよう。
 いつから中庭(そこ)にいたのか
 もう、私は覚えてなどいない、遙かはるか昔。

 咲くはずの無い、保有しないはずの色素は涙色。
 その言葉は《不可能》。

 誰が咲きもしない花に水を与えてくれようか。 ]


 んへぇ、でっかい庭。

 あれ、ここだけ土からっからだけど。
 ここ誰か管理してねーの?

[ 言の葉は、まだどこか異国交じりで
 顔も身長も幼さを残す《悠仁(だれか)》が
 初めて私を、見てくれた。 ]



 おまえさー、咲かないね。

[ 声はそれから毎日降り注いだ。 ]

 水も肥料もまいてんのに。

[ 彼には特別親しくする友人は居なかったのだろう。 ]

 何が足りないのかね?

[ まるで私に自分を重ねるように扱う指に。 ]


 
 
       ――――《    》かな。
 
 


[ 私の棘が刺さる。
 太陽を飲み込み夜が始まった頃の、お話。 ]**


[お互いをさらけ出して、言葉を交わし、手を伸ばして。
 支え合って、立ち上がって、そして。

 一年後。一ヶ月後。一週間後。明日。
 この人の隣でそれをするのが自分じゃなくなった時、俺は二度目の失恋を、するんだろう。
 それでいい。それが、いい。
 凍てつかず、燃えもせず。苦しみを知らないこの心は、もう恋とは呼べないものだ。
 薔薇の香りが失せた今、俺たちは無二の友になる**]


[理屈も正しさもあるべき形も考えず
友にそうしたいと思ったことをして、
求められるままに受け入れていた。

香りなど無くとも、二人は関係に名前を付けて
傷ませる思いをそれぞれに持ったまま、隣にいられる。]*


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