人狼議事


258 【突発誰歓】鬼渡し弐

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みょんこ! 今日がお前の命日だ!


見せたい見せたい見せたい見せたい   見せたい見せたい
   見せたい   見せたい
 見せたい         見せたい 見せたい
      見せたい           見せたい
見せたい     見せたい

知らしめたい


あたしが、一番だ。


追い掛けるだけではつまらない。

圧倒して、二度と立ち上がれない程に。
あたしの前には何人たりとも行かせない。


【人】 旅籠 おもん

 
 知ってるなら結構。言い伝えのとおりなら…ね。
 鬼を渡されれば此処から出られる。…でも、
 最後の鬼だけは出られないって、そのはずなんだ。

 でも、ねえ。
 身をもって確かめるにはちょいとリスクの高い賭けさ。
 "鬼"になったら何がどうなっちまうか不明なんだから
  わからないないない尽くしだ。

 確かめるってんなら止めないけどサ。
 みょんこに近付くのは…なるべく、止めたほうがいいね。
 隠れて様子を窺うくらいなら…まだいい。

        話しかけるのは、止めたほうがいいねえ。
         特に、何かおかしいところ――例えば
        夕顔って子が着けてたお面を持ってるとか。

 そういうおかしなところが少しでもあったら近づきなさんな。
 

(20) 2016/11/19(Sat) 13時半頃

【人】 旅籠 おもん

 
 あたしゃね、自分がおかしな事に巻き込まれるのは大嫌い。
 でも、それ以上にアンタみたいな年端もいかないガキがさ
 エエそりゃあ言い伝えの戒めを無視しちまったんだろうけど?

 自分の意思でもなくこんな場所に連れてこられて、
 鬼渡しなんておかしな遊びに巻き込まれてるってことにさ
  …憤りを覚えるんだよ。とーってもね。

 だから、迂闊なことはして欲しくないんだ。
 特に、自分から捕まって事の真偽を確かめる…とかさ。
 わかったね?…わかったら、無茶はしないように。いいね。

[ あくまで予測の域を出ない仮説について話しながら>>2:92
 それでもあたしは試すのはやめておきなさいと囁く。
 仮に、みょんこが逃げ切っていたならいいけれど、
  捕まっていたら……どうなっているのかわからない。全く。 ]

(21) 2016/11/19(Sat) 13時半頃

【人】 旅籠 おもん

 
 …そうさ、とってもタチが悪い幽霊なんだ。
 だからあたしは最初にあいつを性悪って呼んでやった。

[ タチが悪い。>>10本当にその通りだから
 ネリエルの言葉には強く頷いて同意を示して。 ]

 もし捕まったら…そうさね。
 自分が自分の形をした別の何かになってしまうかもねえ。

 何せ、言い伝えでは
   「ヒトの姿をした鬼に追いかけられていた」
      って、戻ってきた人たちは言ってたらしいからサ。

[ 言葉を続けるけど、明るい言い回しで
 場の空気を和ませる彼の言に>>14目をパチリ。
 …嗚呼、やっぱり彼も子どもが好きなのかもしれない。
 だってあたしよりよっぽど子どもの扱いが上手いじゃないか。 ]

(22) 2016/11/19(Sat) 13時半頃

【人】 旅籠 おもん

[ …そうだ、無闇矢鱈と
 不安になるようなことは言わないほうがいい。
  …ただ、先刻までに言ったことは知っておいた方がいい。
 前を向くのは――それからだって、遅きゃないだろう? ]

 不吉な言い伝えは残っているけど、
 何もまだ誰かが取り残されるって決まったわけじゃなし。

 みんなで出られる道もあるかもしれないよ。
  それを鬼渡しが終わるまでに探せばいいのさ。

[ 極めて楽天的な言葉を並べ立てて、
 あたしはそれ以降口を噤んだ。
 だって言うほど都合のいい方法がある、なんて
     髪の毛の先ほども思っちゃいないから。
        ……あたしはそこまで楽天家な女じゃない。 ]

(23) 2016/11/19(Sat) 13時半頃

【人】 旅籠 おもん

[ だから手水舎の話が出たら、すこしホッとする。>>18
 二人で連れ立って行くと言うなら止めない。が。 ]

 さっき祥子にね、飴玉を二つ渡したんだ。
 祥子の分とアンタの分さ。もし会ったら受け取ってやってくれ。

 ネリエルさんは…甘いもの、食べるかわからないけど、
 疲れた時に食べると落ち着くよ。どうぞ。

  ……それじゃ、二人とも気をつけて。

[ 飴の話を唐突に口から出す。
 「アキくん」には祥子に二人分を渡したこと。
 ネリエルには受け取ってくれるなら飴をひとつ。
   そうして、やることを終えたら二人を見送った。** ]

(24) 2016/11/19(Sat) 13時半頃

旅籠 おもんは、メモを貼った。

2016/11/19(Sat) 13時半頃


【人】 旅籠 おもん

[ 二人を見送った後、
 さあ、時間はどれくらい経っていただろう。
 大して長くはなかったようにも、短くはなかったようにも
 どちらともつかないくらいの間。
 …どこかでざあざあと雨にも似たような音>>25が過ぎた、後。 ]

 「 おもんさん 」

[ つい先程まで話題にしていた相手が。
 …つまり、赤羽美夜子…みょんこの、声が。
 木陰から聞こえたものだから、あたしは
 ひっ…と音を立てず息を飲み、振り向く。そこには、
  …予想通りというか何というか、みょんこが居た。 ]

(27) 2016/11/19(Sat) 15時半頃

【人】 旅籠 おもん

 
 …あ、ああ、なんだ、みょんこか。
 あたしは無事だよ。…他の奴らもきっと…。

[ みょんこに近づくなって
 あれ程口を酸っぱくして他の奴に言ったくせに。
 あたしの足は離れようとする心を汲んで動いてくれない。
 何でもない風にみょんこは言うんだ。

                      ダレモミテナイ?>>26

 追われてたのはアンタじゃなかったのか?
  鬼は――夕顔って子はどこへ行った?

          聞きたいことはある。あるのに、
            普段の六割も、言葉が出てきやしない。 ]

(28) 2016/11/19(Sat) 15時半頃

【人】 旅籠 おもん

 
 龍人さん?…伐山の兄さんか。
 あたしは……ずうっと隠れていたからね。誰も、見てないよ。

[ 嘘。嘘もうそだ。大嘘だ。
 だけれど、何処かで本当のことを言っちゃいけない気がした。
 彼女とは久しぶりに会ったのに…そのはずなのに。
  何かが決定的に、…美夜子を美夜子たらしめる何かが
 以前と、今と。違ってしまっているような。
 第六感めいた説明のしようのない悪寒が背を撫でる。ような。 ]
[ 兎も角、誰かを見たと言ってはいけない。そんな気が、した。 ]

 そんなことよりさ、アンタ、
  鬼に追われてたんじゃ、なかったの。

 見たんだ、アンタが全速力で走っていくとこを。
 一瞬だったけど。…ね、夕顔って子はどうしたんだい?

[ さく。一歩、漸く足は後ろへ下がる。
 問いかける声に動揺の色は、ない。…ない、はずだ。* ]

(29) 2016/11/19(Sat) 15時半頃

【人】 旅籠 おもん

[ 心配だねって
 ちっともそんな気配が無い口調で言うんだ。>>30

  あの女の子はどこかへ行っちゃったって
  まるで普通の公園で子どもの遊び相手になっていたみたいに
    なんでもない、普通のことだって顔をして言うんだ。

 普通すぎる。あまりにも、"いつもどおり"。
 助太刀してくれれば…なんて冗談、昔のアンタは言ったっけ? ]

 そうか、じゃ、アンタはあの子から逃げてきたってわけ。
 そりゃあアンタだから出来たことなんだよ。

   そんな危ないところにあたしがのこのこ出て行って
   助太刀なんか出来るもんかね。喧嘩とは違うんだから。

[ 他愛のない遣り取りをしながら、少しずつ後ろに下がる。
 此処は一本径。真っ直ぐに駆ければアッという間に――… ]

(32) 2016/11/19(Sat) 17時半頃

【人】 旅籠 おもん

 …アッという間に、捕まっちまうよ! ねえ!みょんこ!

[ アタシの名を呼ぶ声>>31に返すように、怒鳴って
 草履を片方、みょんこの方へ蹴り飛ばす。

       …ずっと感じていた違和感はこれだった!
       みょんこはあたしのことを「おもんさん」
        なんて他人行儀な呼び方はしない。絶対に。
       この神社で再開したときだって、そうだった。>>1:14

 此処に現れた時から違和感はあったんだ。
  間違いない。こんな態度、普通じゃない。 ]

 アンタ、"鬼"だろう?性が悪いのはみょんこになっても同じか。
  ああそのツラ一発張り飛ばしてやりたいところだけど、
 今は我慢してやるさ!あたしが逃げる方が大事だからねえ。

[ 草履の行方はどこへやら。見届けもせず言い捨てて、
 あたしはもう片方の足から草履を脱いで、持って、
 トドメだとばかり後ろに投げつけたら駆け出す。裸足で。 ]

(33) 2016/11/19(Sat) 17時半頃

【人】 旅籠 おもん

[ 砂利道が足に痛い。
 それでも立ち止まったら捕まるって分かる。
 ただでさえ、普通に走り比べをしたら勝てない。
 わかってる…わかってるから、ある程度距離を取ったら
 方々に生える低木の茂みの中に飛び込んで、隠れる。
 這い蹲って逃げるのならば、あちらも同じようにしなければ
 あたしのところまで追いつくことはできない。

 ついさっきまでの威勢とは真逆で、
  あたしは低木の茂みを音を立てずに通り抜けたら、
 川が流れる木立まで走って行って、川を飛び越えて。

            …立ち止まる。

       後ろを追ってきているようなら逃げるつもりだけれど
          ―――― 上手く撒けたのだったか、どうか。* ]

(34) 2016/11/19(Sat) 17時半頃

[悪夢を見ていた。

長い悪夢を、醒めない悪夢を。]


[子供の頃は、誰にも負けた事がなかったんだ。
年齢が上がるにつれて自分より上の連中が現れたけれど、いつだって最後に笑うのはあたしだった。

なんでかって?

走りに全てを捧げたからさ。若い時間の全てをつぎ込んでさ。
いつかはヒロインになれると思っていた。世界大会にもガンガン出て、日本中あたしの名前を知らない奴はいなくて。そんなあたしに見合った白馬の王子が迎えに来てくれる、そう思っていた。]


 
 
 
───だのに
 
 
 


[どうしてあたしに誰も興味を示さない? どうして誰もあたしに振り向いてくれない?

流行の服も半端に新しくできたテーマパークにも行かず、あたしは走り続けてきたってのに。

返せ、返せよ。あたしの青春を。]


[終わりたくない。終わればあたしの負け。

戻りたい。あの神社で勝利を掴んだあの瞬間に戻って、やり直したい。]


ヒトに取り憑いた霊は、ウツワの本心を時には誇大して曝け出す。


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