239 名探偵の館
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[三毛猫のメスにフラれた龍黄兵アーサー丸尾二世団子丸ノ助。 傷心の彼は、バルコニーで心を癒していた。 手すりに猫の手をつき、空を見上げながら。
その間にヘルズエンジェルがどうたらといった騒ぎがあったことなどはお構いなしである。――が。]
『……行こう。龍黄兵アーサー丸尾二世団子丸ノ助。』
[何かの騒ぎの声が聴こえる。 ――そう。事件が起きてしまったのだ。]
naan...
[さようなら、一時の夢。 こんにちは、何時もの日常。 事件の解決に向けて、彼は行く……。]
(12) 2015/10/30(Fri) 11時頃
|
|
――探偵視点―― [スーパーコンピューターの解析にかけても分からなかった謎を解いているうちに、事件は次の段階へと進んでしまった。 暗号解読の鍵は、まさかの駄洒落だった。 本人にとっては小粋なジョークだったつもりで、誰もが理解出来ない暗号文書と化してしまったというわけだ。]
『……。被害者はメルヤ、と名乗っていた少女か。 死因は――。』
[情報を集めるのは捜査の基本。 何があったのか。殺された者のプロフィールは。 その状況は。一つの結論が次々と組み立てられていく。]
『――っ!』
[やがて。とある場所で見つけた、一つの証拠。]
(13) 2015/10/30(Fri) 11時半頃
|
|
『間違いない。――真犯人は、あの人だ。』
(14) 2015/10/30(Fri) 11時半頃
|
アーサーは、フラりと何処かへ姿を消した。**
2015/10/30(Fri) 11時半頃
|
『セレストさん。』
[どこからともなく、声が聴こえる。]
『ホールに皆さんを集めて頂きたい。 それと――。』
[幾つかの準備が必要らしい。 それらを頼み、声は消えた。]
(21) 2015/10/30(Fri) 17時半頃
|
アーサーは、ホールへやってきた。辺りに人はいるだろうか。
2015/10/30(Fri) 22時頃
アーサーは、毛繕いをしている。
2015/10/30(Fri) 22時頃
アーサーは、nyanと鳴いた。
2015/10/30(Fri) 22時頃
|
『さて。』
[探偵の一言目は、いつもそれから始まる。 猫の首輪から声が聴こえてきた。]
『全員と行かないまでも、役者は揃っているようだね。 始めるとしよう。』
(30) 2015/10/30(Fri) 22時頃
|
|
『パルック氏は、何故殺されたのか? ――彼らは、何かを知っていたから? ――彼らは、決闘者だったから? ――彼らは、ある事件の犯人だったから?
メルヤ少女は、何故殺されたのか? ――彼女もまた、ある事件の犯人だったから? ――彼女は、探偵じゃなかったから? ――彼女は、何かを知ってしまったから?
そう。推理の時間だよ、オーレリア嬢。 ……"Aurelia"
その名前の意味は、"羽化寸前のさなぎ"あるいは"ミズクラゲ"か。 だがその由来は恐らく古代ローマ時代の「アウレウス金貨」をもじった女性名だろうね。 讃美歌第429番。愛の御神よ。当時のタイトルは"AURELIA"だ。 教会の人間が、娘につける名前としては定番だね。』
(31) 2015/10/30(Fri) 22時頃
|
|
[コツコツコツ……、と靴音が聴こえる。 聡い者は、既にその存在に気づいていただろう。 首輪からの声は。 どこからか聴こえてきた声へと、何時の間にかに変わっていった。]
……そう。君の親は女の子を望んでいたのだろう。 だからその名前をつけ、君を女の子として育てた。
[靴音の主は、鼠色のトレンチコートに、目深帽。そして長い黒髭。 ニヒルな(つもりの)笑みを浮かべている。 およそ日本人らしくはない掘りの深い顔立ちをした、四十前後の男。手にはステッキを持っている。
その低い声は、猫の首輪から聴こえたものと同じ声の主と容易に分かるだろう。]
(32) 2015/10/30(Fri) 22時頃
|
|
セレストさん。例のものを。
[そうして、男は指をパチンと鳴らす。 それに合わせて、どこからともなくイントロが流れだした。 酷くこの場に似つかしくない、POPなイントロだ。 密かにセレストへ連絡して、それを用意させていたらしい。 大体なんでもあると言っていたが、やはりカラオケの用意も出来たようだ。
流れた曲は日本アニメ。 K-on!の主題歌、「わたしの恋はホッチキス」である。]
(34) 2015/10/30(Fri) 22時頃
|
|
[男は何時の間にかにマイクを片手に持っていた。 ステッキの先はマイクになるらしい。マイマイク持参だ。 本来は女性ヴォーカルのゆるふわな曲だが、低く野太い声がそれを歌い出した。 少女の淡い恋心の歌は、このような中年男性が歌うものとしては酷く場違いだったろう。熱唱である。]
(36) 2015/10/30(Fri) 22時頃
|
|
…〜♪
[いきなり現れての熱唱。 それを何の為に歌っているかの説明も何も無い。 歌詞も日本語で歌われたので、伝わっているかも分からない。 ――が。]
……ふぅ。
[ひとしきり歌い終えて。男はどことなく満足げな顔をしていた。
そして、テーブルの上へと持ってきた紙の資料を広げて。 愛用の煙草へ火をつけて、紫煙をくゆらせた。]
(37) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
|
|
パルック氏のことを調べさせてもらった。 彼はこの館へ来る前、宝石を盗んだ疑いで逮捕されるはずの犯罪者だった。 だが。何らかの事情でこの館に雇われたのだろう。 死んでしまったがね。……双子であった2人とも。 片方は決闘の末か何かかもしれない。だが、もう片方は?
彼が殺された理由は簡単。 "君のことを知っていたから"だよ。 だから昨日、鋼鉄のハリセンを使って君は彼を……。殺した。 "殺した側"の理由はそんな所だろう。
そしてメルヤ嬢。 彼女は――偽者だね。本当は"メルヤ"氏ではない。 恐らくどこかで成り代わったのだろう。 だが――殺された。どうしてか?
(38) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
|
|
知ってしまったんだよ。 彼女は、"君の肩に触れたこと"でね。更なる狂気に触れた。
狂気への引き金は君だ。 近くにいる人間は徐々に狂ってしまう。触れれば猶更ね。 僕も最初はその結論に至った時は信じられなかったよ。 まだ麻薬でもやったという線の方が有り得るのではないかってね。 だが、この館では次々と有り得ない証言ばかり飛び出してくる。 それは何故か?みんな狂ってしまったからだよ。
そして、メルヤと名乗っていた少女は一瞬で"圧死"した。 一部の人間には"まるで消えてしまった"かのように見えただろうね。 潰されたんだよ。遺体は、ぺしゃんこにね。 そんな常軌を逸した、知るだけで狂う存在。
それが君の正体だ。 そう。君の正体は――。
(40) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
|
|
[探偵は、煙草を弾いてピンと灰皿の中へと放った。 それと同時に東洋に伝わる"バリツ"の構えを取った。
バリツ――。 かのシャーロック・ホームズが宿敵モリアーティ教授との戦いで使ったとされる東洋の古武術。 祖は天神真楊流の柔術らしい。 シャーロックホームズの使っていたバリツは、その柔術を応用した杖術のことともいわれる。探偵の使うものもステッキを使った何らかの格闘技のようだ。
ちなみにバリツは現在の日本でもベーカー・ストリート・イレギュラーズ日本バリツ支部にて継承されている。]
人ならざる者。……何と呼べばよろしいかな? 出来れば、穏便にことを済ませたい。 ――まだ、"仕掛けた側"のこともあるからね。
(41) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
|
|
[そうして、愛猫を抱えたオーレリア嬢の様子を見ている。 果たして真相は合っていたのだろうか。*]
(42) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
|
アーサーは、額を触られても、特に怯えもせずに抱かれている。
2015/10/31(Sat) 00時頃
|
呼んではならないよ。
……今回の件、"殺した"のはキミでも……。 ここへ呼ばれた中にキミがいた、というだけだったのではないかと思っている。"犯人"としてね。 本当に集めたのが名探偵だけだったのでは、何も事件が起こらないだろう?
[構えつつも、その存在に勝てる気が全くしなかった。 だから猫の首輪を介して、見ている者に向けて歌を歌ったのである。]
(59) 2015/10/31(Sat) 00時頃
|
|
[ごくり……と息をのんで男はその様子を見守っている。 猫は後ろ足で耳をかいている。]
(67) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
|
|
[男は>>66その叫びに、ビクビクッとしながらステッキを構えている。 猫は寝ころんだ。]
(68) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
|
|
[と、そこへ。 呆然としてナナオの去った後を見つめていた男の元へ。 一本の電話がかかってきた。]
『お取り込み中かい。』
[その電話の主は、男とまったく同じ声だった。 男は何も言い返さず、ただ呆然としながらそれを聞いていた。
この男。先ほど謎の歌を歌い、人前に現れた紳士。 実はただの"猫を送り迎えに来た人"である。 猫一匹ではここまで来ることが出来ない。送り届け人がいたのだ。 そして、最初は三毛猫を届けるだけの楽な仕事のはずだった。 だが、気づけば色々頼まれこんな所で震えていた。
本物は電話の主で、未だ比良田探偵事務所に居た。 良く言えば、男は影武者。悪く言えば身代わりである。]
(74) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
|
|
『裏は取れなかったね……。実に残念。 ……いや。君が生きていて何よりだよ。』
[ここへ姿を現す前、男はこう言われたのだ。 オーレリア嬢は警察に飼われた"狂犬"なのかもしれない。 宝石泥棒を犯したパルック氏がここへ居たこと。そして死んだこと。 メルヤを名乗る少女殺害も、あれは名前を盗んだ逃亡者。 罪人処刑の意味もあったのかもしれない。
そして名探偵諸君。 毎度毎度、警察の面を汚す名探偵諸君は警察にとって邪魔だろう。
だから一斉に片づける為に化け物を放り込んだのではないか、というのがこの探偵の推理である。だがどうやら、アテは外れたらしい。]
(76) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
|
|
[その裏を取るために、カメラへ映像を残す為のダシに使われたのがこの哀れな男だった。その為に死ぬ覚悟までしていたのだ。]
『おーい。……大丈夫かい?』
[電話にも、何の反応も無い。ただ声を聴いているだけ。 余程、恐かったのかもしれない。未知なる者の恐怖か。 はたまた、これが本当の狂気か。]
『あの子がどんな推理をしてくるか、楽しみだねぇ。』
[電話の向こうの主は楽しそうにそう呟いて、通話を切った。**]
(77) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
|
アーサーは、オーレリアの上で欠伸をしている。
2015/10/31(Sat) 14時頃
|
『猫のカメラからでは、残念ながら料理の映像が殆ど映ってないな……。』
[猫の背は低い。 そして豪奢な椅子に座ってごろごろと寝てばかりいたのだ。 それに何か文句あるのか、とばかりに猫は何故かオーレリア嬢の頬を尻尾でびたーんびたーんとビンタしている。]
(90) 2015/10/31(Sat) 14時頃
|
|
[NINJA――。 その言葉に猫を送り届けに来ただけだったはずの男がほんの少しピクりと反応する。
今なお忍者は姿形を変えて現代の社会へと溶け込んでいる。 彼の名前は影野道真。 仕事は暗殺、護衛、諜報、影武者……とまさに忍者のそれである。 まだ自分には仕事が残っている。 丸ノ助殿を日本へと送り届けなければならない。 それに、この館の顛末を見届けなければならない――。
男は静かに、館の闇へと紛れてフェードアウトをしていった。]
(91) 2015/10/31(Sat) 14時半頃
|
|
『警察は呼んでも来ないよ。』
[所長――こと探偵の声が捕捉する。]
『名探偵の行くところ事件あり。物騒なもんだ。
ならば、名探偵を集めてしまえば事件が起こる。 名探偵が死ぬ。』
[オーレリアの頭から、スタッと猫が降りた。]
『その警察の手先が、オーレリア……キミだと睨んでいたのだがね?』
[まだその推理を見せてはいない最後の探偵。 オーレリア。 彼女?が何を言うのか。 探偵は興味深そうに、彼女?が話をするのを待っていた。**]
(122) 2015/11/01(Sun) 01時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る