人狼議事


221 【突発】季節の雫【忙しい人のためのRP村】

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ジリヤ! 今日がお前の命日だ!


from:sakura-sakura@――――
件名:ありがとうございます
―――――――――――――――――――――――
短文にて失礼します。

とても驚くけど、幸せなことでした。


また、お話聞いてください。


奏者 セシルは、メモを貼った。

2015/04/19(Sun) 00時半頃


【人】 奏者 セシル

― 回想・放課後・通学路 ―

[昇降口で少女たちと別れた後、教室に傘を取りに戻る。

以前雨が降った時。
帰る頃にはもう止んでいて、うっかり忘れて帰ったんだっけ。
実はその存在を忘れかけていたのだけれど…リボンの彼女に傘を貸して思い出した。
感謝しなければいけないのはこちらの方かもしれない。


手にしたスマホで天気予報を確認すれば、雨は夜のうちに止むという。

暫く見れていなかった朝日。

…明日こそ、見に行こうか。]

(30) 2015/04/19(Sun) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

― 翌朝・通学路 ―

[まだ薄暗い、静まり返った通学路。
立ち込める朝靄。]

…寒い

[昨日降った雨で気温が下がったのか、いつもの朝より幾分か肌寒い。

しかし雨上がりの空気は洗われたように澄んでいて、樹々を濡らす雫が街灯に反射して淡く光を放っていた。
間も無く姿を見せる太陽で橙に染まる遠くの空。]

急がないと、かな

[のんびり歩いていれば太陽に追いつかれてしまうかもと、少し足を早める。

そして心の中にはもうひとつ。

…彼は、今日も、来るだろうか。]

(37) 2015/04/19(Sun) 02時頃

【人】 奏者 セシル

[早めた足の後ろから聞こえてくる声。
思わず足を止め振り返ると、まさに今この瞬間、考えていた人物の姿がそこにあった。]

……え、ああ…
お、はよう

[想像していたよりも遥かに早い彼の登場に、随分と間抜けな声が出た。

『こんな早くにどうして?』

…半ば真っ白になった頭では、そんな疑問も声には出来ずに。]

(39) 2015/04/19(Sun) 02時半頃

【人】 奏者 セシル

[呆然としていると不意に手を取られ、止まっていた足が前へと動き出す。
共に走れば、緩やかに上がっていく呼吸と心拍数。

…またこの感覚だ。

昨日の屋上で探し出せずにいた感覚の正体は、今もやっぱり分からなくて。
ただ、この手を離したくないと。
…そんなことを、頭の片隅で考えていた。



―――やがて屋上の扉を開けると、その瞬間、広がる街並みから一筋の光が差す。
その眩さに目を細め、繋がれていない方の手を顔に翳した。]

(40) 2015/04/19(Sun) 03時頃

【人】 奏者 セシル

…うん、綺麗


[ここから見る朝陽は初めてではないけれど。

いつ見ても

今日は特に

…泣きたくなるくらい綺麗で。

彼が口にしたものと同じ言葉を呟いて、繋がれた手に僅かに力を込めた。]

(43) 2015/04/19(Sun) 03時半頃

【人】 奏者 セシル

[>>42ふと髪先を掠める感覚に、彼の方を見る。

「しまった」と思うより早く、焦点が合わない程に近付いた互いの顔。
…唇まであとほんの数センチ。

その僅かな隙間を埋めそうになったのは、本能か。]

………っ
…ごめん

[それでも勝った理性が、精一杯の距離を取らせる。
ゆるく顔を背け、俯いた。
…謝罪の言葉が出たのは、形にならないこの気持ちが後ろめたいもののような気がして。

恐らく頬は赤く染まっているのだろうが、これは朝陽に照らされているからなのだと、自分に言い聞かせた。]

(44) 2015/04/19(Sun) 03時半頃

【人】 奏者 セシル

煽って、なんて…

[煽ってなんていない、そう言いかけるけれど。
結果そうなってしまったことに、どう言い訳をしよう?

…気付かれている。
一瞬、あの数センチの距離を奪おうとしたこと。

なんだか恥ずかしくて居た堪れなくてキュッと口を結ぶと、頬に触れる柔らかい感触。
軽く触れてはすぐに離れるその感触に、胸が締め付けられる想いがした。
本当は、衝動のままに全てを奪いされたら、なんて。]

(47) 2015/04/19(Sun) 05時頃

【人】 奏者 セシル

[この話は終わりとばかりにコンビニ袋を示されれば]

…はは、たくさん買ったね
貰ってばっかりじゃ悪いから、今度昼ごはんでも奢るよ

[他愛ない会話で日常を取り戻す。]

写真は、いいんだ
カメラまだ見つかってないから

[ハムサンドを選んで、牛乳を受け取ると、申し訳なさそうな彼に微笑みを返した。
屋上に来る目的だったはずの写真が、いつの間にか違うものに擦り変わっている。
理由も…きっと分かってる。


関係は急速に、もう誤魔化せないところまで来てしまった。
頭では理解していてもまだ心が追いつかなくて。
足りないのは、肯定する勇気。

…でも今はこれでいいのだと、まだ僅かに残された猶予に身を委ねて、サンドイッチを口にした。**]

(48) 2015/04/19(Sun) 05時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2015/04/19(Sun) 05時頃


セシルは、ケイイチに話の続きを促した。

2015/04/19(Sun) 07時半頃


【人】 奏者 セシル

― 昼休み・保健室 ―

[少し気を許すと、考えるのは今朝のことばかり。
太陽が昇ったあの一瞬の出来事を何度も反芻しては、答えの出ない感情の無限ループに嵌まっていた。

…いや、正確に言うと答えは出ている。
ただその答えを選び取れずにいるだけだ。


―――少し頭を休めたくてやって来た保健室。

具合が悪くなくとも、休みたい時や空き時間にはこっそりベッドを貸してもらっていた。
もちろん病人優先、かつ正当な理由なく授業をサボらない、というふたつが絶対条件だけれど。

今日は昼休み〜次の空き時間1コマ分。
きっちりとアラームを掛けて、ベッドへと潜り込んだ。]

(60) 2015/04/19(Sun) 16時頃

【人】 奏者 セシル

[カーテンの隙間から窓越しに見る中庭では、昨日の雨で散ってしまった桜が、その足元に淡い色の絨毯を作っていた。

そういえば先日、ここでクラスメイトの白夜と会話を交わしたんだっけ。
…その彼女は、今日から別棟行きになったと聞いた。
果たして元気でやっているだろうか…なんて考えているうちに、思考は徐々に眠りの中へ。

温かくなってきた毛布へ顔を埋めると、やがて意識を手放した。]

(61) 2015/04/19(Sun) 16時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2015/04/19(Sun) 16時半頃


【人】 奏者 セシル

― 午後・保健室 ―

[ゆっくりと戻ってくる意識。
セットしていたアラームよりも先に目が覚めた。
まだ授業中であろう校舎は静かで、先程までこのベッドの中で見ていた夢を思い出す。

屋上で、彼とふたり、過ごす夢。]

………会いたい

[まだぼんやりとした意識の中、天井を仰いで呟いた言葉。
傍から見れば、何のことか誰のことか分からないだろうが、想い浮かべているのは―――……。


どうやら養護教諭は留守にしているようで、その言葉は部屋内に溶けて消えていった。]

(126) 2015/04/20(Mon) 08時頃

【人】 奏者 セシル

…はは
何してるんだろう、オレ…

[片手で目元を覆い、思わず笑いを零す。

なぜこんなにも心が乱されるのか。
今までそんなことはなかったのに。


ほんのつい最近、たった数日のこと。

それがいつの間に…彼の、あの時間の存在が、こんなに大きくなっていたのだろう。

こんな自分は知らない。

…本当に、笑ってしまう。


頭を休めたくてやってきた保健室だったけれど。
寝ても覚めても結局、考えることは何も変わらなかった。]

(127) 2015/04/20(Mon) 08時頃

【人】 奏者 セシル

[教室へと戻るべくベッドから降りてカーテンを開けると、どこからか話し声がしたような気がした。

ちらりと見えた中庭には、誰かの姿があったろうか。
それとも風が運んで来た、授業を終えた生徒達のざわめきだろうか。]

(128) 2015/04/20(Mon) 08時頃

【人】 奏者 セシル

[カーテンの向こう、中庭にある桜の木の傍で誰かが手を振っている。>>129

見覚えのある、くるくるの髪をした小柄な少女。

挨拶をしようと窓を開けると、にゃあ、と小さな鳴き声が聞こえた。
窓の下を覗き見ると、首にリボンを巻いた仔猫がこちらを見上げている。]

…あ、また会ったね

[声を掛ければ走り去って行く小さな姿。
目で追うその先は―――……。]

(130) 2015/04/20(Mon) 10時頃

【人】 奏者 セシル

[仔猫の駆け寄って行った先は、桜の木の傍のふたつの足元。
目線を上げれば、挨拶を交わそうと思った少女と、その隣に…先程まで頭の中を占拠していた人物の姿。

微笑まれれば、少し胸が苦しくて。

触れ合うたびに感じていたあの感覚。
…今ならなんとなく分かる気がしている。

軽く手を上げてふたりの視線に応えると、少し早足で保健室を後にして中庭へと向かった。]

(140) 2015/04/20(Mon) 13時半頃

【人】 奏者 セシル

― 午後・中庭 ―

三村さん、こんにちは
…桐谷くんも

[声を掛けふたりの元へ歩いて行けば、つい2日前の光景がフラッシュバックする。]

…そういえば前にもこんなことあったね
今日もお花見?

(141) 2015/04/20(Mon) 13時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2015/04/20(Mon) 13時半頃


【人】 奏者 セシル

オレが桐谷くんに奢って、桐谷くんが三村さんに奢るの?
なんか変な感じ

…でも楽しそう、行くよ
三村さんが良ければ

[ちらりと三村の方を伺い、「どう?」と微笑む。
運任せではない“約束”という行為がなんだか嬉しい。

>>153「今度見せてくれ」という彼女のお願いには、失くしたカメラを思い出して「…今度ね」と曖昧に答えた。
カメラは他にもある。
こうやって過ごしていけば、きっと新しい思い出がこの寂しさを埋めてくれる。
そう言い聞かせて。]

(173) 2015/04/20(Mon) 21時頃

【人】 奏者 セシル

桜が散る理由…?

[お花見をしていたのかと思えば、桜が散る理由を考えていたという。>>155
そんなこと考えたことなかったな、と少し思案して。]

…新しい季節を迎えるため、かな
嬉しいことも悲しいことも、きっと一瞬だからすごく大事なものに思える
それに、この先もっと綺麗な景色が広がってるかもしれないし…ね

[空も同じだ、と思う。
雨の日もあれば晴れの日もある。
太陽も雨も、風も、どれが欠けてもダメで。
ひとつとして同じ日はなくて、いま此処にしかないから美しい。
…もしかしたら明日はもっと。

そして平等で、優しくて残酷だ。


そう答えたあと仔猫をひと撫でして、「何か変だ」>>163と呟きながら歩き出す彼女の後に付いて教室へと戻った。]

(174) 2015/04/20(Mon) 21時頃

【人】 奏者 セシル

― 放課後・男子寮 ―

[いつものように寮に帰ると、下駄箱の一角に背の高い女子生徒の姿。
そしてその隣には、女子生徒より少しばかり背の小さい男子生徒。

何やら話しているこのふたり、男子生徒の方は見掛けたことがある気がする。
あれは確か―――……]

…音上くん?

[数日前、廊下でぶつかった元気な新入生を思い出し、声を掛けた。]

(175) 2015/04/20(Mon) 21時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2015/04/20(Mon) 21時頃


覚えていますか。

かつんと響く、乾いた音。
真っ赤に染まった夕焼けの空。
大きく響く、数を数える音。
笑い声と、土埃の匂い。

覚えていますか。

一人二人と減っていく人影。
遠くから聞こえる、大きな時計の鐘。
かえるが鳴くからかーえろ。

知っていますか。

最後に残るのは、いつも僕。
残った缶を、蹴っ飛ばしても。
もう、鬼はいないのです。


長く伸びた影が、闇に溶ける頃。
僕のお迎えは、やってきます。
共働きで、中流家庭の僕の家は。
父も母も、帰りが遅いのです。

僕はひとりが嫌いです。
だって、いつも一人になるんだもの。
置いていかれるのは嫌いです。
だって、いつも置いていかれるんだもの。

ある日僕は、君に言ったことがあります。
もう少し、一緒に遊ぼうって。
君は聞いてくれたでしょうか。
君は聞いてくれなかったでしょうか。
どちらにしても、やっぱり僕は一人になるのです。


当たり前です。
ずっと君はいてくれません。
ずっと友達はいてくれません。
いつか、自分の居場所に帰るのです。

どれだけ我儘を言ってみても。
どれだけ駄々をこねてみても。

君は知っているでしょうか。
僕がとても、寂しがりだという事を。
君は覚えているでしょうか。
僕がとても甘えんぼだという事を。

古くからの友達です。
きっと知ってはいるのでしょう。
覚えているかは、君次第だけれど。


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