291 Fate/Goddamned Omen
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[あたしの感情に乗せたかの様に、 斧が2本、浮かび上がったなら、そのふたつは 眼前の幼子向けて軌道を描くだろう。
直線ゆえ、避けるのはきっと容易だし 叩き落すのも可能だろうけど、――さて。]*
(236) 2019/02/13(Wed) 01時半頃
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パカロロは、ツヅラに斧の雨が降らないだろうかと思った
2019/02/13(Wed) 01時半頃
[心根優しい心配に、
声のみ届く思念に励まされ。
頼もしくも唸る古るき幼子に。
……任せたからね。と告げたなら。]
[理性を蒸発させる前の
─戦闘に突入せば、狂戦士ならば、声が届くか─
かぐちゃんから告げられる、初めてのおねがいごと。]
…── うん、わかった。
かぐちゃん。 ……信じてる。
[デモノイド、へび。
「あず」という名の人(魔)。
接触を図ったのなら、そちらの方に向かう──
念話が閉じられるなら、やさし気な声音を、響かせて。]
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あッ ははははは!
[ひとつは当たらなくっても、もうひとつが 深々と刺さった様子を見留めれば、 ぱたりと汗をかきながらも、 にいぃっと口元を歪ませて、ざまあ見なさいと笑う。 斧なんぞ一本くらい燃えちゃったっていいのだ。]
――? なに、……
[遠くで誰かに呼ばれた>>238気がした。 聞いたことのない声だったし、気のせいかと 半分以上聞き流すつもりでいたのだけど。
こう目の前にもくもくと黒霧が 立ち込め始めていたならば、無視する訳にもいかない。]
(266) 2019/02/13(Wed) 17時頃
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ちょっとあんた、一体誰、――
[だらりと力なく肩口からぶら下がった片腕を なんて事ない様にぶんぶん振り回し、 その黒霧の動きを見やる。
炎といい霧といい何であたしが切れないものばっかり。 という思いはちょっと押し留めておいて。]
守るのとかほんと得意じゃないんだってば! 邪魔するんなら帰ってちょうだい! 敵なら、――
[みんなころす。明確な殺意がこちらに向く。>>265 炎の波が視界に映る――咄嗟に斧を数本眼前に出して、 簡易的な防御壁にしたが、効果は大して無いだろう。]**
(267) 2019/02/13(Wed) 17時頃
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のっか。
のっか。
う、ん わたし いきるよ。かえるよ。
[指きり約束はもう一度会った時に。]
[喪うことに慣れはしない。
別れの旅、別れる運命に揉まれて、
心は枯れるどころか罅ついてゆく。
いつか、諦めもつかない最後まで、
息づく私は 生き続けていたい。
契った私の絆を 千切らずに結び続けていたい。
だから。]
ちゃんと帰ってきてくれる "わるいこ" なら、
ゆび切って また 、、抱き締めてあげるから。
まってるよ かぐちゃん。
[ああ、今日はかみさまと約束してばかり。
罰があたるなら 人の子である私に来なさい。
、、、 死んだって 生き返ってやるんだから。
そんな風に、つよく。*]
全シュメール構成員、及びラクシュマナ様、リジーさん、二人に告ぐ!
ただちに当該区域より退避せよ!!
標的の神霊に向け、インドラの矢にて迎撃する!
―― 『妾の場所は、大丈夫じゃ
フェルゼ、主も。妾の”大地”に
空飛ばぬ者があるなれば
避難させるが、よかろうて 』
[彼だけではなく、勿論
リジ―や、アルシュの通信は聞いている
……其れに返す余裕もないのは悟られないで欲しい]
────、
[伝わるのは
浅い浅い 呼吸ひとつぶん。]
……ラクシュマナ様。
わたしの こども が そちらに。
[報告は 端的に]
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[仲間。アルシュから聞いてきたのなら、 ほぼ間違いなくそうだろう。>>269
リジーを助ける。そう言われても、という感じである。 あたしはあなたに助けられはするけど、 あたしはきっとあんたを助けない。]
あんたは、――
[つよいの。そう尋ねる間も無く 奇妙で奇怪な黒いなにものか>>270が あたし達の眼前に広がる。 場合が場合でなければSANチェックでも 必要であったかもしれない。
こちらに降りかかるやもと思っていた炎の波、 そのすべてをごくんと飲み込んで。]
(387) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[炎に強くはない、とはいえど、 これほどまでの力があるならば、その助けがあるなら、 あたしにだってカミサマを滅多打ちにするのも もしかしたら叶うかもしれない。]
ころすことは守ることに? なり得るかもしれないけどなりえないわ。 ころされたものは守られないから。
[子供の喚き声>>287がそろそろ耳障りになってきた。 あの子はきっとどこかあたしと似ている。 場合によっては仲良くなんてあったかもね。 知らないけど。多分無いわ。]
(388) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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けれどけれどそうね、うふふ! あたしもそうよお、だって 邪魔者を消すのが一番簡単な幸せの掴み方だから!
[わがままの通し方を知っている。 邪魔を消せばいい事を知っている。 その邪魔を消す方法を、持っている>>288] [火種を落とす炎塊を、すべて叩き落とすのは不可能だ。 雨に濡れないで道を走るのが不可能な様に。
被っていたヴェールがあったとしても、 ぱち、ぱちと服を肌を焼くその塊を 振り払う様に斧を振っているのがせいぜいあたしに 出来る抵抗だろう。
隣で熱い、熱いという彼>>301の姿も、 ようやく今ごろじっくりと目に留めた。]
(389) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[と。 先までの狂乱が少しなりを潜めたような、 そんな声が耳に入る>>298。 他人にたくさん殺すように指示をするなんて、 世界ひとつ滅ぼせと命ずる主なんて、 きっとろくなものではないでしょうに。]
……面倒ね、 そう、そうね、あんた契約済みだったのね。
[ぎり、と歯ぎしりをひとつして それから心のままに、苦い苦い嫌味をいっぱい 幼子の方に差し向けよう。]
あんたのマスターからなんかギフトでも あったのかしら。 いいわねえ、恵まれているわねえ、よかったわね!
(390) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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あんたはいっぱい受け取れても、 きっとあんたはマスターを呪うわよ。 あんたの大事な人はあんたのせいで不幸になるの。
[そんな確証どこにもない。ただの口から出任せだ。 けれども彼女の精神性の幼さ。それは 非常に純粋で、柔らかくて甘やかで何も知らない。]
[リジーは別にそんな計算は出来ない。 人心掌握とかもできない。むりむり。 けれど、マザーグース――子供への教訓。 曲がりなりにも、あたしはその一部分。]
(393) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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おめでとう、不幸に出来る相手を 見つけられて良かったわね? ああ、その上この世界の住人すべてまでも 焼き尽くそうとしているのかしら。
それって、なんて、なんて――
[と。そこまで告げたあたりで、 端末から通信が入る。 邪魔が入ったとさも言いたげな表情で、 明らかに不機嫌そうに応答を。]
(402) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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今良いとこなのよ、まあ良いけど。何?
離れろ、って、一体……
…… のっか 。
いまから、あそこ、こわす。
あぶないから、はなれてて。
なるべくとおくに。
[マスターの接近の気配にそう伝え。]
…… う 。
わたし、あとからおいかける。やくそく。
だいじょうぶ。
[声だけだけれど、にこり笑う。]
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[直ちにその場を離れろ? 意味がわからないとばかりに傾げた首も、 すぐに理解してまっすぐになった。
頭上。光。わぁお。これはやばい。]
オッケーオッケー、ラグだかタグだか、 とてもよくわかったわ逃げるわよ逃げましょう!!
[よくわかった。>>382ダメだって言葉に頷いて 一目散にその場から逃げようと致しましょうか!
手を引いてくれるようなら無事な左手を差し出して。 斧を周囲に纏いつつ、トドメをさせない事だけは 少しばかり口惜しげに。
視界のどこかに、猫の影が>>361見えた気がした]*
(407) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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[物分かりのいい子なのね。 そしてきっと欲深くない、 5ファージングの借りを直ぐに返すような、 そんな子供であるのでしょう。>>442
……。 あたしはあたしの罪を認めなかった。 それが真実である正しい形。 だってあたしは犯人じゃないのだから。
でも、もし、もしも あたしがとてもいい子に、自分がやりましたって 正直な嘘をついていたら、?
……その場合は簡単よ、ただの罪人が1人生まれ、 マザーグースにもあたしの名は載らないの。]
(455) 2019/02/14(Thu) 01時半頃
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[あたしの悲惨な人生が、長く続くか人生だけで終わるか、 ただ単に単なるその違い。]
……それはとても羨ましくて、 あたしには到底できない在り方だわ。
[どうしても、どうしてもきっと 何も満ち足りることは無い。
取り残した少女1人を、なんとも言えない目で見つめ もう会わない事を祈るわ、と そう思う。
だってあんな真っ直ぐな在り方、 まるであたしが捻くれていて間違っていて とてもひどい奴のように見えてしまうじゃない。]*
(456) 2019/02/14(Thu) 01時半頃
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[視界は暴力的な程に白かった。]
[にゃあにゃあという影が視界のうちにちらついた。 背後、今しがた逃げてきた方から、 強い光に熱源に、……なんだこれ?
炉心がいきなり湧き出してきたようなそれ、 直視などすれば目でも潰れかねない、と、そう。 それも光のみならず、音も、あれも、これも。]
な ……
[何が起こっているのよこれ。っていうか報告遅いわよ こんな力あるんなら別にあたしなんて要らないじゃない もう。もうもう!失礼しちゃう!]
(457) 2019/02/14(Thu) 01時半頃
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[右腕は焼け爛れた。動かない。 両の足にも、ある程度のやけどを負った。 スカートもヴェールもところどころ 穴が開いたり焦げ付いていたり。
斧を振るえるだけの少女は、 前後も左右も時間も自分も、なにもかも 真っ白に包まれたそんな様な中、――] ♪――
(458) 2019/02/14(Thu) 01時半頃
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♪Sing a Song of sixpence, A pocket full of rye, Four and twenty blackbirds Baked in a pie.
[無意識のなにか。 子供の記憶、幼な子の頃から口にする、 また他の、マザーグースの一節。小さななぐさめ。
黒ツグミのようにパイの中で焼き込まれたくは 無いものなのだけど、―― それは、運次第か。]
(459) 2019/02/14(Thu) 02時頃
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[唯一わかる、繋がれたままの誰かの手を 縋る様にちょっとだけ、ぎゅっと握って]*
(460) 2019/02/14(Thu) 02時頃
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