人狼議事


217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】

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『何を心配することがある?』

『――のぅ、同輩よ。』


『永い時を経て、忘れたか?』

[忘れたか?]


『我らの「罪」を。』


『神が定めた、「罪」を。』

[罪の重さでいうならば、黒亥の方が重く。

『………なに。亥は既に我のもの。』
『安心すると良い。』


[もうひとつ。
 思い出してはならないことがあるから。]

『……のぅ、「同輩」?』

[殊更に強調し。
 黒き気であらば。そぅと伸ばして黒鱗に触れられるだろうか。
 赤き舌、吐息。

 感じる距離で、――――くんと匂いを嗅ぐ。]

『さぁ、我に。』




『なに。


  恥じる仲では、なかろう?』

 


『罪……』

[遥か彼方の記憶。吾等の罪。己の……――。]

『神が定めた、傲慢で身勝手な「罪」』

『……もはや、思い出すことすら、叶わぬわ』

[遠く遠く、刻すら忘れてしまうほど。
数えることすら、叶わぬほど、気が遠くなるような……――。]


[敢えて。黒亥は返答を先伸ばしにする。


 全ての神光は、砕き散るもの。

 同胞も、同輩も、不要なもの。
 いつだって黒亥は―――――――己しか、信じない。


 信じていない。]


[神光あらば、きっとこの黒蛇も裏切るのだろう。


 全てを奪えなかったと同じように、「邪魔」をするかもしれない。]


『………  ゃ、だ。』

[それは嫌だと小さく独りごち。

 主の持つ全てを奪うのは、我だと―――赤眼は焦がれるように黒蛇を見詰めた。]


信じていないんじゃ、なかったの?


[黒亥に届いた幼子の声。

 聞こえない、 ふり。]


【人】 開放的市民 ジェニファー

[酉の神気張りつめるは一瞬。
傍らで表情硬くする沙耶に気づけば>>92、柔らかな髪を梳いて
微笑んだ。]

我も長く年月重ねたと思うておったが、まだまだ力不足よのう。
あの壺から善悪それぞれの気が放たれたことは感じ取れても…
その先は…。

[ゆるく首を横に振り、それ以上はどうしようもないのだと告げる。]

力及ばぬことは歯がゆいが、
せめて…善き気を受けた者が無事であるように努める他ないゆえな。

(100) 2015/02/15(Sun) 22時半頃

【人】 開放的市民 ジェニファー

[気が探せる。>>66
確かに稚い子は告げた。

喜ぶ素振り見せながら、何やら言葉濁した午に、
ちらりと視線を送る。>>89]

最善かどうかは分からぬが、
タルトとショコラの言うことにも一理あると思うぞ。

[さらりと申の頭を撫でる。>>97
真似技の術に拘泥してより、本来の申の姿を見たのは数えるほど。
それは何やら少し寂しい。]

(116) 2015/02/15(Sun) 23時頃

【人】 開放的市民 ジェニファー

悪しき気を眠らせ、鎮めるは道理に適うておろうて。
尤も…御方と同じように、我らも眠りに取り込まれるが早いか、
油断はならぬがの。

[せめて施した呪に従い、悪しき気がまずは己に向けられれば良いが、と
小さく嘆息する。]

(117) 2015/02/15(Sun) 23時頃

【人】 開放的市民 ジェニファー

[うんうん、と懸命に背伸びする沙耶の前にかがみこんで>>112
頭を触りやすくしてみる。

ふっくらとした小さな掌が、触れるのに、そっと笑みを深くした。]

我は夜明けの鳥ゆえな。
たとえ眠りついても、
きっと、主の尊や皆を起こしてやろう。

[約束、と軽く小指絡めて。
少しでも年若い朋輩が狼狽えることないように振る舞った。]

(125) 2015/02/15(Sun) 23時頃

『……では、汝に託そう』

[既に意の中だと言われれば、それに安堵したかのように息を付き、光を渡す。
確かに、吾よりは此の者の方が力は強く。
――それが、罪の重さなの差かは知らぬが。]

『何か』

[呼ばれればそれに応え、近付くのを払わず、されるが儘になりながら。]

『……応』

[恥じる仲ではなかろうと尋ねられれば、返事を返し。
相手が望むものを差し出すだろう。]


[焦がれる様な視線の意味はわからず、同輩を疑うということを知らぬが故に、
延ばされた返事の真意も汲めぬ愚かな黒蛇は、何も知らずに提案す。]

『呪いの気を吸いとった酉 厄介かもしれぬなぁ……』

[そう酉を見つめながら、どうするかと尋ねてみよう。]


【人】 開放的市民 ジェニファー

[櫻の声に、然り、と頷く。>>131]

禍事は曲がる、邪は横に倒れる、などとも言うのう。
どちらも本来の在り様からずれてしまうことでな。
在るべき姿から歪むのは…苦しかろうて。

[助けられればよい、と願うのは。
主たる神だけではなく――]

(141) 2015/02/15(Sun) 23時半頃

[遠い時の彼方で定められた「罪」。
 覚えているのは自分ばかりか。

 故に。寂寥が増す。
 渡しを助けるかのように鼻を動かし、牙を掛けた。

『そうだ。 ――それで、良い。』
『我が同輩よ。 黒蛇、よ。』


『……襲え。』

『見定めるを待つなら、そうすると良い。』
『なに。「同胞」は他にも居るだろう?』

[それは。代わりが居るという意味か。
 それとも、仲間を増やせという意味か。

 どちらも取れる言葉を残し。



 神光に触れた。]


[掛けられた牙を拒まず、そのまま渡す用意をしつつ。
先程言われた「罪」を思い出そうと、遥か昔の記憶を掘り起こす。]

『吾等の罪は……――』

[忘れたくとも、忘れられぬ筈だったのに。
憎悪に負けて、記憶すら飛び。]

『……吾等は 存在するだけで罪なのか』

[神の定めし、傲慢な決まり。
吾等に全ての罪を擦り付け、「悪」とした。
黒蛇に思い出せるのは、今はそれだけ。]


[吐息を溢すは安堵故。

『誰が邪魔者か、呪いをかけるべきは誰か……』

[黒鱗を包んでいた黒気は、今は神光を包み。
 ハハと乾いた声が洩れる。]

『なぁに。主が知っておるだろう?』

[白餅の。
 けれど、黒亥の牙は言霊の強き香りに惹かれ。


 水音を 消すだろう。*]


[どちらにも捉えられる言葉を聞き。
それが前者の意味だと捉えた黒蛇は、にたりと笑った。]

『……応 代わりは幾らでもいよう
 最後に吾等が立っておれれば、それで良い』

[やっとこの、忌々しい光から解放されることを喜びながら。
次の呪う先を、決めた。]


【人】 開放的市民 ジェニファー

[さて、神が倒れた折、尤も傍に控えていたのは誰であったか、
あるいは不審な振る舞いの者。
そして、子の言葉によって、悪しき気ではないと告げられた午の、
その煮え切らぬ言葉。

どうにも纏まらない思考に、苛立ち隠すよう、口元をそっと袖で抑える。

思案の糸を断ち切ったは、戌であった。>>159]

タロ?

[酉と比べればはるかに幼い彼の、唐突な、
けれど毅然とした物言いに言葉が継げない。]

(163) 2015/02/16(Mon) 00時半頃

【人】 開放的市民 ジェニファー

幼くとも、いい男っぷりだのう。

[嗜めるでなく、宥めるでなく。
ともすれば無鉄砲にも聞こえる提案は>>162、けれどひとつ筋の通ったもの。
他に打開策のない状況では、尚のこと。

笑って褒めるくらいしか出来ぬ歯がゆさ隠し、
見事、と微笑んで見せた。]

(170) 2015/02/16(Mon) 00時半頃

『誰が邪魔者か……』

[くつり、くつり]

『それもそうだな』

/*
つまり襲撃はこちらに任せると言うことでOKですか?


ジェニファーは、グレッグの頭を撫でた

2015/02/16(Mon) 00時半頃


/*
お魚だろう紅羽ねーさまにセットはしてますが、
そちらのセットはお任せで。

揃えます?
システムに任せます?


/*
幾らなんでも、最初に占だろう子のを落とすのはガチすぎるかなと思うので、此方も酉のにセットします。

これ以降はどうしましょうか。
各々でセットするのも、それはそれでまた一興かと()


/*
子は魔術師な気もしてるのですけど、どうでしょう、ね?

面白そうな方向で!w
セット先、了解です。

襲撃結果のチップとか気にされますか?


【人】 開放的市民 ジェニファー

[戌の宣言に、それまで閉ざした唇を開く。]

我は、まず眠らせる候補からは真っ先に午を除くとするかのう。
子の言葉の真偽までは図れぬが…偽りとも思えぬゆえな。


あとは…

[ゆっくりと言の葉区切る。]

タロでないものを仮に眠りに選ぶならば、
騒ぎのおり、主の尊の傍近くおった者かのう。

[視線が手ずから壺を渡された南方と、
暴走の終着に抱き留められたジョージへと向かう。]

(188) 2015/02/16(Mon) 01時頃

/*
魔術師は午かなと思ってますが、どうなんでしょう
イマイチわからないです

では明日以降は思ってる方向に(いい笑顔

全く気にしません(すぱん>襲撃結果


【人】 開放的市民 ジェニファー

…だが、悪しき気帯びた者がその自覚さえもない場合もあるであろう。
浮かび上がるは良くない考えばかりよ。

[己の悪しきに染まるを気付いていなければ、
振る舞いさえも無自覚だろう、と。

わずかの逡巡の果て、
沙耶の提案には>>186首を横へと振った。]

その案は一人のみに責を負わせるでな。
それならばすまぬと頭下げて、
タロの提案飲む方を己の責で選ぼうて。


赦せ、とは言わぬ。

(195) 2015/02/16(Mon) 01時頃

【人】 開放的市民 ジェニファー

[けれど、たとえ、どんな眠りの最果てでも、
必ずや夜明けを告げてみせるから―――]

(197) 2015/02/16(Mon) 01時頃

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