180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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…………。
[主の問いに僅かな沈黙。]
『アレ』の模造品《イミテーション》の欠片を。
[微かに笑う気配の後。
偽りなく、事実だけを伝える。]
あぁん?
うっせぇガキがやたら静かかと思ったらそんなことか。
いいからずっと黙っとけ。
どうせ、テメェ、我慢できず、ピーチクパーチクしゃべんだろ?
[気だるそうに男は答える。]
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か ふふっ
魔皇ゼロの 力 …… おもいしった なら 重 じょう。
[嗚呼、後ひとつ、届かせる事が出来なかった。 俺は緋色の剣を抱きながら、灰燼に帰し滅ぶ地獄の大地に倒れこみ]
ふっ 俺を 滅した せんべつです 最期に ひとつだけ
[嗚呼、速く此れは何とか渡さなければ、もう手も消えてしまう。 薄透明になりゆく身体で、俺は懐から取り出したものを、冥王へ投げつけた]
(264) 2014/06/10(Tue) 00時半頃
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[それは、何かの"欠片"。冥王も見たことがあるだろう]
……すいそくが 正しければ 。
愚者の ていえん うしなわれし かたよくの つばさが
よみがえりし とき
天使は 道を きりひらく だ ろう 。
[俺が、銀に光る天使像を見た時に感じた直感だ。確証はないが。 然しこの欠片を渡すだけでも、意味はあることだろう]
(265) 2014/06/10(Tue) 00時半頃
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く そ やっぱり くやしい なぁ 。
俺は 神に なって。 能力者の いない せかいが ほしか。
でも おれはやっぱり。 オスカーみたいには なれ ないか …はは…
[千界全てを滅ぼしてでも、俺は俺の世界を守り、そして変える。 その為に、千界を犠牲にしてでも、魔皇の力を手にしてでも構わない。 然しやっぱり、俺、いや、僕という存在は。ひとりでは出来ることなんか限界がある。
皆がいなくても、この力さえあれば勝てると 思ったのに]
(266) 2014/06/10(Tue) 00時半頃
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[結果として 敗北-まけ-たのは 俺だ 。 双極の対照-コントラスト-が残していった残光の中で俺は]
…… ご めん ね。 "僕" は ひとり じゃ。
せん ぱ … まゆ ちゃ …… ……
[俺は、いや、"僕"は、緋色に輝く剣をぎゅう、と強く抱いて 最期に思い浮かべたのは、俺の大事な"世界"の、大事なひとたちで。
……それが最期に……]
(267) 2014/06/10(Tue) 00時半頃
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[夢幻の存在 "ゼロ" は。蒼の虚像は。
ちりぢりの欠片に流れて。 壊れてゆく地獄の冥天に
*融けて消えた…*]
(268) 2014/06/10(Tue) 01時頃
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『”アレ』の模造品《イミテーション》の欠片……?
ゼロの探していた”アレ”だな?
お前、どこでそんなものを、
いや……、それより、
[なんだ?何故、”そんなこと”が分かるのか?
浮かんだ疑問は自分自身へと向けられたもの]
……。
[沈黙。やがて再び声が響いた]
お前も、望むのか…?
[何と言わない、ひどく曖昧な問いが向けられた]
――……こら。
私に殺される話はどうすんのよ。
[消えゆく気配には淡々と。]
それは超越者か、館の主《ゲームマスター》の手によってか。
はたまた全くの別の愉快犯か。
何者かの手により『欠片』はばら撒かれた。
"今は"譲って貰えるように交渉している。
[主が理解している事を当然のように返事を返し。]
く、ふふははは。
[曖昧な問いかけに最初に返るは哂い声。]
全ては――
我が主の思うが儘に。
悪意(わたし)は標の先へ意志を変えましょう。
[それが今の悪意の"最優先"。]
……今ならばまだ間に合うかも知れない。
我が帝國へ来い。
魂だけでも残っていれば、あるいは再生できる。
[そう、一度死んだ者達でも甦る。
それが帝國だったのだから。]
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― セレンディア城 皇者の座す場所で ―
[…その城は、他の時空の様に運命に巻き込まれていた。 聖にして清廉なる、白と銀に輝けるセレンディア城。 天窓は贅沢にとりつけられ、静謐な朝陽が、君たちを出迎えるだろう
異界のヴィルセレナ宮殿が、黒と夜の王城ならば ここ、セレンディア王城は、白と朝の王城なのだ
特に美しいのは、セレンディアの王者が座する玉座の間。
―――――…… そ こ に ]
(283) 2014/06/10(Tue) 01時頃
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[ ガ キィィィイイン!!!]
[玉座に、緋色輝く細身の剣が、突然現れ、突き刺さった!! まるで、皇者たる者が、その剣を引き抜くを待つかの様に!!
それは剣にして、世界を統べる皇の証。 三千世界を救い、纏め、導く為の一助となるかも知れない、希望の旗だ!
今は、元所有者である、何者かの緋色に輝いているが。
その力を定義するも、その形状を変えるも自在だろう]
(284) 2014/06/10(Tue) 01時頃
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[―― 銘は 統 皇 剣-エンペラーブレイブ- 。
その剣を手にした者は知るだろう。 世界を統べ、終焉から救済に導く希望の旗。 王者の勇気。皇から皇へと譲り渡される、導きの証。
とはいえ、この力がどの程度の助けになるかはわからないが…。
だが剣は『アレ』と共にここ、セレンディア城にて眠り続ける。
今は。まだ。
何時か、それを手にする資格者が現れる事を待ち望んで…**]
(285) 2014/06/10(Tue) 01時頃
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──…、そうか。
[ちり。と、何かがポケットの奥で反応したようにも思う。
それはかの議事堂で得た欠片か。
もっともこれはまだ、”その世界の構成要素”を欠いたまま、本来の──欠片に本来の姿があればだが、未だ本来の姿ではない]
嗚呼……
うるっ さい な。
[肉体消えて、魂も消える最期の瞬間に俺は言い返してやった]
ぐーすかぴーすか寝ぼけてたとおもったら…
いざ起きたら、きみも十分うる さ ……
[にぃ、と嗤ってやったつもりの声を、向けた]
ロビン、
[”名”を呼ぶ。哂い声に返す声は、むしろ静かで]
───”お前自身”の望みは。
[定義の”外”を敢えて問う]
……あは は おくそくで わるいけど。
扉かなにかに あたまからつっこんだ
きみが わるいて ことで。
[本当に、何故俺、殺されるんだろう。最期の憶測は
さて、正解したが、彼女の殺気を更に募らせた]
あはは…悪いけど それは…
NO THANK YOU-丁重にお断りするよ-
て ことで…
[最期に、魂だけでも、と彼なりの気遣いを見せたヨーランダに笑う。
元々、魂や肉体も虚像にすぎない俺だし。ゾンビになる気がふるりとしたので、それはいいかな、と冗談めかして笑って]
ふっ…… いしきのだんぺんでも のこるのなら
せいぜい みまもって おく よ
きみたちの たたかいの ゆく すえ ――…
[最期にそういい残し…反応はぷつりと 途切れる*]
…………。
[静かに名を呼ばれ、笑い声が失せ。
今度は迷いと思案を繰り返すように沈黙する。]
"私"自身には悪意《望み》はない。
私も模造品《イミテーション》だ。
最初に創造主《カミ》に愛された《悪意》に限りなく似せられた。
[だが、と言葉を切って。]
悪意としては苗木《セカイ》の延命を望もう。
間引きによる一瞬の破滅ではなく。
悪意による緩やかな死を。
……私はその苗木と共にしよう。
[破滅《死》を願い。
小鳥はくすくすと笑った。]
お前が仮令、模造品《イミテーション》でも、
[落ちた沈黙に、同じく静かな沈黙が返っている。
黙って少し笑むような、やわらかで繊細な沈黙が]
僕からは、お前の《意思》があるように見える。
[だから聞いたのだと理由を置いて]
お前は、
[ふ、と。今度はセシルの方が沈黙した。
数瞬の間を挟んで、]
…。ならば間違いなく、Fatal End of Sagaを止めなければ。
[一瞬の破滅を望まない。それは愛着ではなかろうか。
そう、ロビンの言葉に聞いたと思った。
音にするには躊躇うほど繊細な、それも”想い”だ。
口を閉ざす。
そうして少しの間、小鳥の囀り《笑い声》を聞いていた**]
/*
ぴこーん。業務連絡と言うかなんと言うか。
流れ的にオスカー吊りのクリス襲撃なのかな なのかしら。
まあほら、私は襲撃できない子なんで基本的にそっちはお任せなんですけどね!!
グッドな感じでやってくれるよねきっとね。
それだけ残しておやすみなさい。
あ、オスカーはお疲れ様でした(たぶん)**
/*
てすてす
襲撃クリス、オスカー吊りでコミットしとく。
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