人狼議事


65 In Vitro Veritas

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視点:


[カツンと響く、変な靴の音]

[時折響く、甲高い不快な声]

[その居場所は容易に知れた]

[落し物を探しているあの女]


――……ヨルを、返せ。

[その時コーダはまだ近くにいただろうか。
いたとして、聞こえただろうか。
今までに一度も聞いた事がないような。
酷く、冷えた、恐ろしい声色を]


[「何よ」と文句に開きかけた口に。
先ほど持ち出した……鋏を突き刺した。
ヨルと似てるけど似てない女の身体がビクンと跳ねて。
くぐもった汚らしい声で悲鳴をあげた]

うるさい……うるさい……うるさい!
お前のせいでヨルは帰ってこなかったんだ!
どうして!
ヨルは壊れてなかったのに!
お前のせいで壊されて!
捨てられたのか!

[悲痛な声で叫びながら。
言葉のたび、振り上げて、突き刺す。
女の柔らかな肉に、何度も何度も何度も何度も]


[真っ先に潰された喉は罵声も命乞いすらもさせなかった。
聞きたくない、もう聞きたくない。
ヨルとよく似た顔で、ヨルとよく似た声で。
ヨルを馬鹿にしたこいつの言葉なんか聞きたくない]

…………ヨル。

[もうピクリとも動かなくなった女の身体。
見開かれたままの瞳。
その周囲に、赤黒く染まった鋏を振り下ろす。
ぐりぐりと、ぐちゅぐちゅと肉を裂いて]

……おかえり。

[抉り出した眼球に微笑みかける。
いつもと同じ、優しい笑みを浮かべながら]


ニック!





[ヤニクといっしょに地下にきたか。それとも一人だったか。
 ともかく、そのときはヤニクと離れ、きっと彼は近くにいた。
 呼んだ声は、彼の耳には届いただろうか。]


 ――………ニッ………ク。


[彼の目には見える場所、だけど、ほかの者には視覚となる場所で。
 その穴だらけになった遺体を見ることとなるだろう。]





[ニックが取り出したその眼球。
 それは、あの頃のヨルの瞳の色を湛えている。]





   お前が、壊したのか?




[そう尋ねながら。**]


あいつのせいで、ヨルは壊されたんだ。

だったら今度は。

ヨルのために、あいつが壊されないと。


 ニック……。

[その言葉は、それまでのニックからは考えられないもの。
 だけれども、否定することはできない。


 あのモニタの中で、殺された自分と同じ存在は、
 壊れたかけたオリジナル、の犠牲になった。

 もし、オリジナルが死んでしまっていたら、

 壊されなかったかもしれないのに。
(そうなると、不要で処分されることなど知らない)]




 ニック、お前が危ない……気がするんだ。


[そんなに優しい彼を、知っているから。]


[倉庫を出るとき、気が付かなかった。
 ニックがヨルの瞳を大事に持っていることを。

 気が付けば、それも、なんとか置いておくように説得したのに。]


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

― 手術室 Pamela ―

 ……これ、もう少し、借りていて いいですか?

[部屋を出る直前、拾い上げたハンカチ。
それを掲げ、渡してくれたフランシスカに尋ねる。
駄目と言われたら返すし、いいと言われたらそのまま借りていただろう。

何度か鼻を啜りながら、部屋を出て、廊下を右の方向へ。
もう一人の赤銅色>>1:397とはすれ違ったか。 すれ違ったとしても、ばつが悪そうに視線をそらし、早足気味に歩み去る。]

 ………

[―――本当は、話がしたかったのだけれど。

部屋があるらしい場所に近付けば、扉は勝手に開いた。
けれど、ひとつめ、ふたつめと、部屋の中は似通っていたから、どこもそんなものなのだろうか、とそのまま幾つかの扉を通り過ぎる。]

(61) 2011/09/28(Wed) 22時半頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[誰にも出会わなければ、壁沿いに真っ直ぐ歩いていく。
もう、扉は、なかった。]

 ……あ

[2度目の角を曲がった時、見覚えのある場所に出る。
最初に立っていた場所、そして、映像を眼帯とならんで見た場所だった。。

もう、映像は映していないモニターの前。
拾い忘れていた二つのボール>>1:260が、まだ転がっていた。]

 これ、……が、目に、……

[すべすべした、まるくて白いもの。
見た目以上にずっしりとしていて、こんなものが目に当たったら、―――]

 ……でも、 どうして

[どうして、こんなものが目に当たったのだろう。
こんな危ないもの、持っているだけでペナルティになってしまいそうなのに。]

(63) 2011/09/28(Wed) 22時半頃

ドナルドは、二つのボールを両手に持ち、暫し交互にそれを見詰めて。

2011/09/28(Wed) 22時半頃


いわとびぺんぎん ドナルドは、メモを貼った。

2011/09/28(Wed) 22時半頃


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド


 ……ん、?

[背後、扉の開いた音がして>>72、ボールを両手にそちらを向く。
そこから出てきたのは、先程まで一緒に居たネクと同じ顔をした人。
「髪の毛が短いから」「男物の服を着ているから」 それは自分にとって、男女を判別する為の要素ではない。

強いて言うならば、それがネクであるか否かを判断する材料、だろうか。]

 ネクさん、の…… おりじ、なる

[小さく、呟くけれど、きっと声は届かない。
歩いていく、背中。

無意識に、その背中を追う。
ざわざわと、遠くに聞こえていた声と、変な臭いが強まった。]

(99) 2011/09/28(Wed) 23時半頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

― 生ごみ処理機前 ―

[既に、人が、たくさんいた。
何だろう、と、ゆっくり歩み寄る。
一杯に広がる赤い色。鮮やかな赤い色。
その中央に倒れている、ひと。

遠くからでも、わかる、真っ黒な、なにもない眼窩。―――なにも、 無い?]

 ………目

[一歩、後ずさる。
目。部品。

取られた後。]

 ぁ、う……

[小さく、声を上げて、ひとつ、ふたつ、後ろに下がる。
胸の内の方、どんどん、どんどん、叩くような音がして、――― 痛い。]

(100) 2011/09/28(Wed) 23時半頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[目がないそのひとは、ぴくりとも、動かない。
眠っているのだろうか。

目がなければ、何も見えない。
目を閉じても、何も見えない。


目を閉じるときは、眠るとき、だから。]

 ……起こさ、ないと?

[それをゴミとは思わなかった。
けれど、2度と動かないものだとも、思わなかった。

どんどん、どんどん、胸の中の音が痛い。
痛くて、うるさくて、仲間たちが何を話しているのか。
おりじなる達が何を話しているのか、欠片も頭に入らなかった。]

(138) 2011/09/29(Thu) 00時半頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[だから、ネクとクロがシーツをかぶせた>>139のを見ると、本当にあの人は寝ているのかな、と思ってしまって。]

 ………

[起こさなくてもいいのかな、と、ゆるく、首を傾げた。

未だ、頭の中を巡る、様々な映像、言葉。
帰ってこなかった人たち。
その中の一人の映像。

沢山の“痛い”を与えられて、怒られる原因である、赤色をたくさん流して。]

 ……そのあと、眠って

[シーツの下の彼女のように、眠りに落ちて。
そうして、そのあと]

 俺、も

[どう、なる?]

(145) 2011/09/29(Thu) 00時半頃

[掃除をするって、
 掃除をされる?

 掃除って?
 掃除は、綺麗にすること?

 綺麗にすることって、
 いったい……。]


[心の中に、何か悲しい気持ちが積み重なっていく。
 ニックとは、違う、きっとさみしさの……。


 ニックがみんなを愛してくれる優しい人物とすれば、
 コーダは、それとは違う、利己的な人間だ。



 そう、最後に深く、たぶん「愛して」しまった27番を、
 今、思い出してしまって、



 その部分だけが狂ってきている。]





   ――……苦しい。



[ぽつり、呟いた掠れた言葉。]


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[ふらり、と。
ボールを両手に持ったまま、かけられたシーツの方へ一歩、歩み寄る。
眠っている、なら、起こさないと?]

 起きて、ください

[近付きながら、話しかける。眠っているであろう、そのひとに、話しかける。]

 起きないと、だめです。
 怒られてしまいます、から。

 起きて、……起きて、ください。

[眠ってしまったら、喋れない。
白い、柔らかな布の球を投げ合うこともできない。
疲れは取れるけれど、それはとても、寂しいことだから。]

 おき、て、

[シーツの下の、膨らみに、触れる。乾ききらぬ赤色が染みて、指先に付着した。]

(166) 2011/09/29(Thu) 01時半頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド


 おきて、起きて、ください
 
 駄目です、……まだ、鐘、2回しか鳴ってない、から
 寝る時間じゃ、ないんです

 だから、おきて

[横たわる人に、両手を伸ばす。
揺さぶる様に、して。

その拍子に二つのボールが転げて落ちるけれど、今はそんな事、気にしていられずに。]

 起きて、 おきてください……

[懇願するような、縋る様な。
そんな声は、次第に涙交じりに。]

(171) 2011/09/29(Thu) 01時半頃

[赤毛に寄っていく、自分、のように思えた。
 それは、たぶん、自分  


                   だ。

 それならば、その人は、その人ではなくて、
 その人は、自分……のオリジナル、なの    だ。]

 ――……

[でも、そう、思っているのに、
             まだ、諦めきれない、想い。]


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[コーダの声>>172に、駄々をこねる、子供の様に首を振る。]

 寝てたら、駄目なんです
 起きないと、起きないと、 だって

[囈の様に、起きないと、と、繰り返す。
起きないと、もう、何も、何も、何も――――

コーダの声に良く似た声>>174に、涙を溜めた三白眼の瞳を、向けて。]

 ……起きない?

 寝て、ない?
 
 シンデイル?
 シンデンダカラ?

[言葉>>177を、繰り返す。
理解できないといったふうに、首を傾げながら。]

(179) 2011/09/29(Thu) 02時頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[何かを言おうとした口が、開く。
ぱくぱくと、口は動くけれど、震えた吐息ばかりがそこから零れた。]

 ―――……それ、は


[やっと、言葉になった、それは。]


 それは、このひとに、目が、無いから、ですか?

[誰に向けたわけでもない。
けれど、誰かへ向けた、問いかけ。]

(180) 2011/09/29(Thu) 02時頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

 眼帯は、目、壊れたって。
 でも、眼帯は寝てない、から。

 じゃぁ俺も、目、無くなっても、眠らないの、かな。

[わからない。わからない。わからない。
しぬってなんだろう、ころされるってなんだろう。

ニックに似た青年が、何を言っているのか、―――――

歩み寄る、コーダ>>187
その手にある、二つのボール。

一つは眼帯の目を壊した――厳密には違うけれど――それ。
もうひとつは、子供達がリーネに頼んで作ってもらったそれ。]

 ……コーダ、さん……

 帰ってこなかった人、たちは、  どこに

(189) 2011/09/29(Thu) 02時半頃

[ふと、芽生えたそれは、
 一つの指針を…………。

 そう、それは、ニックと同じような想い。
 あの映像のように、ニックや赤毛や壊される。
 そう、殺されるなんて…。]


 守るよ……。

[小さく、呟いた言葉は、赤毛には聞こえなかっただろうけど]


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

 ……しんだ
 おきない、……?

[ボールを手渡されれば、そのままに。

シーツ越しに触れた掌はまだ、赤く濡れていて。
白いボールを、赤く染める。]

 ……あ、

[汚れてしまった。 洗わないと、と。
頭の片隅で、ぽつり、思う。

それから、もう片方の手と、差し出された手>>193、を見比べて。]

 手、…… 汚れて、しまいます、よ

[大丈夫、と。ありがとう、と。

言ってくれたコーダに、泣きそうになりながらも、笑む。]

(196) 2011/09/29(Thu) 02時半頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[知るか、と、ぶっきらぼうに告げられる言葉>>195に、一瞬、びくりと身をすくませる。
笑みは少し、歪むけれど。]


 ……大丈夫、です。

 大丈夫。だって、眼帯は、起きて、動いてます。
 だから、俺も、大丈夫……。


[言い聞かせるように。
自分に、言い聞かせるように、呟く。]

(202) 2011/09/29(Thu) 03時頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[コーダは、血に汚れた手が触れる事をどう思っただろうか。
構わないと言うようであれば、その手を借りて、立ち上がるだろう。]

 ……あ、えぇ、と

[歩み寄る、コーダによく似た青年。
以前いた、ニーナと呼ばれていた彼にも、似ていたけれど。

コーダとニーナ、二人を知っている自分からすれば、青年がニーナよりも、コーダに似ている事が、よくわかった。]

 しりたい、こと……

[小さく、繰り返すその顔は、泣きそうな顔も、笑顔も、消えていて。
真面目な表情で、青年を見詰めると。]

 ……眼帯は、
 イワセドナルドは、どんな人、なのか、わかりますか

[そう、問いかける。]

(205) 2011/09/29(Thu) 03時半頃

いわとびぺんぎん ドナルドは、メモを貼った。

2011/09/29(Thu) 03時半頃



[いわゆる、レンラクがとれない、
 そして、鉄壁は壊せない。



 だけど、人は、




                   簡単に壊せる。]





         [ニックがやったように]


         


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

― 生ごみ処理機前 ―

 ヤキュウ、 うんどう

[運動は、知っている。仕事が終わった後、運動場でやること。
けれど、ヤキュウはわからなかった。いつも子供達とやっているような事だろうか。
コーダの手を握った>>213まま、コーダのおりじなるの言葉>>206を小さく反芻する。]

 ……本人に、聞く……

[ニーナの事を問う、コーダの声>>220を聞きながら。
ゆるり、コーダの手を離し、その片手にあるもう一つのボールを指で示す。
二人の会話を邪魔せぬよう、会話の切れ間に、細い声で。]

 すみません、それ……、ありがとうございまし、た。

 あの、俺。

[眼帯に、それを、返さないと、と。
眉を下げ、微笑みながらそう告げれば、コーダはボールを返してくれただろうか。]

(248) 2011/09/29(Thu) 16時頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[そのうちに、ネクのオリジナル達がやってきて、この場所を離れるよう、告げる>>227
コーダとコーダのおりじなるが、上に上がる>>233のを見て、自分も無意識についていこうとしてしまって。]

 ……あ

[扉の前、似た赤銅色>>212を見れば、足を止める。
手の中の白いボールと、赤銅色と。

幾度か見比べると、赤銅色の方に向かって歩みだす。
リーネの作ったボールは、ポケットに入れて。

途中、ネクとすれ違えば、少しだけ、曖昧な笑みを浮かべて見せた。

けれど、声はかけることなく、その隣をすれ違う。]


 ……がん、たいっ

[少しだけ、大きな声を上げて。
その服の裾に、手を伸ばす。*]

(249) 2011/09/29(Thu) 16時頃

いわとびぺんぎん ドナルドは、メモを貼った。

2011/09/29(Thu) 16時頃


コーダ。
僕は、皆を守るよ。
僕らは、クローンじゃない。
僕らは、僕らだ。
だから、壊されたりなんか、しない。

壊そうとするなら……こっちが先に、壊してやるんだ。

[囁かれる声はしかし凛として、決意の強さを示していた]


― 回想 ―


[その遺体の検死がはじまるとき、
 リーネの声が届いたような気がした。

 そして、ヨルの目の在処、



 ニックを見やっただろう。]




[そして、ニックが密に囁いてくる言葉に、瞬いた。]

 ニック……

[笑顔がよく似合うと思っていたその顔を見返しただろう。]

 お前は、強い……。

[クローンではないと、そういえる、そして、生きるためのみんなが生きるための方法を提示する彼が眩しかった。]


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

― 地下2階 倉庫前 ―

[反射的に、その服の裾を掴んでしまい、慌てて手を離す。
それから、自分の手を見て、掴んだ部分とを見比べて。]

 ……えっと

[掌の赤はもう、大分乾いていて、きっと、服の裾は汚れていなかっただろう。
ほ、と、一つ息を吐く。]

 あの、俺。
 聞きたい事が、 ―――― …… ?

[硬球を握りしめ、彼に尋ねようとした時。
溜息交じりに告げられた言葉>>265に、少しだけ、首を傾げた。]

 呼び名。 眼帯、じゃ……駄目ですか……?
 ……えぇと、……名前……

[イワセドナルド、と、小さな声で。]

(271) 2011/09/29(Thu) 20時半頃

いわとびぺんぎん ドナルドは、メモを貼った。

2011/09/29(Thu) 20時半頃


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド


 さっき、寝てる人が居て……
 起こそうと思って、触ったら、汚れてしまったんです。

[眉を下げ、空いた掌を見せ。
それから血で汚れたサインボールを見せて。]

 ……これ、も、
 汚して、しまいました。ごめんなさい、

 ……イワセ、

[名を、呼び。
これでいいか、という風に首を傾げ、その右の目を伺い見た。]

(281) 2011/09/29(Thu) 21時半頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

 イワセは、……これで、目を、駄目にした、って言ってましたよね。

 それは、ヤキュウ、なんですか。
 これを、使ってやる運動って、……コーダのおりじなるに聞きました。

[両の手で、重いボールを握りながら、言葉を紡ぐ。]

 どうして、そんな、

 ……目が駄目になってしまうようなこと、やったんですか。
 危ないじゃないですか……誰も、止めなかったんですか?

 怒られなかったんですか?

[危ない事をしたら怒られる、故に、“危険”なこのボールを使って運動をしたという、イワセが信じられなくて。]

(282) 2011/09/29(Thu) 21時半頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[差し出されるままに、タオルを受け取る。
タオルとイワセの顔を見比べると、ぺこりと頭を下げて。]


 ……ありがとう、ございます

 ごめんなさい、これも、洗います、ね。

[そう言って赤く染まったボールをタオルで包んだ。]

 ヤキュウ、えぇと……

 これを、投げ合う運動だって。
 でも、こんな重いもの投げたら、……危ないじゃないですか。
 
[現に、イワセは目を駄目にしている。
それでも、コーダのおりじなるは「野球をするのには大変」と表現した。]

 ……目、駄目になったのに、まだ、ヤキュウやるんですか?
 どうして、……どうし、て

(296) 2011/09/29(Thu) 22時頃

[これはいつの言葉だったか]

ねえ。
コーダは……誰かを、守る?
《その為に、誰かを、壊す?》


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

 楽しい、から……
 ……それ、無しでは、……

[それは、自分の知らない感覚。
それは、自分の知らない考え方。

ゆるり、首を傾げ、―――それからそっと目を伏せた。

観てみたいと、思った。知りたいと、思った。
けれど、でも、それは、―――]

 ……目、駄目に、なったんでしょう、イワセ、は

 その、ヤキュウ、する為に、目。
 俺の、目が、……必要、なんでしょう?

[と、と、一歩、歩み寄る。
手を伸ばして、縋る様に、その上着を掴み。]

 ……お願い、もってかないで。

(310) 2011/09/29(Thu) 23時頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

 俺、まだ、眠りたくないんです

 まだ、おれ、……球、投げるの、下手だし
 仕事じゃ、迷惑、かけてばっかだし
 皆さんの事、何も、何も知らないんです
 
 だから、まだ まだ、……まだ、眠りたくないんです

 お願いします、俺の、目
 持っていかないで、……お願いします

[胸の内から溢れるままに、零す言葉は涙交じりに。
お願いします、懇願する言葉を繰り返していたけれど。]

 ……っ

[じゅうろくばんのおりじなるが扉から出てきて>>297、―――そっと、離れた。
 
青墨色の視線は、足元を、彷徨う。]

(311) 2011/09/29(Thu) 23時頃

ドナルドは、イワセが手伝うようならば、黙ってついていく心算で、イワセの方をちらと見た。

2011/09/29(Thu) 23時頃


 守るよ。



 今一番、壊されそうなやつを。

 あいつの目を……。

[赤毛の目のこと、思い出す。]


 いまはな。


[それはまだ、牧野の話を聞く前の話]


[自分は、大きいヨルを壊した。
そしてヨルを取り戻した。
他の皆も、等しく大事で。
だから守る為に。
壊される前に。
壊すことは、厭わない]

[ただ、あの時壊すのに使った刃物は。
コーダが、どこかに仕舞ったから。
今度は、コーダがあれを使いたいのだろうかと。
そんなことを、考えて]


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

 ………それは、……

[嫌なんですか、それじゃ駄目なんですか、と。
問おうとして、口を噤む。
自分が、目を奪われたくない様に、イワセもまた、ヤキュウを奪われたくないの、だろう。

それだけ、漠然と、思った。]

 ……きゃっちぼーる?

[泣きそうな瞳は、一度、きょとりと瞬く。
何かを投げるその動きで、それが何を示しているのか、すぐわかった。
それは、昨日、コーダがやっていたような、綺麗な動きだったから。]

 きゃっちぼーる、って、いうんですか?

 ……えと

[これで、やります、と。
手作りの球を差し出し、イワセに見せた。]

(330) 2011/09/30(Fri) 00時頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[じゅうろくばんのおりじなると、イワセとのやりとり>>309>>321を暫く黙って見ていたが、口を開くと。]


 それは、仕事ですか?

[そう尋ね、首を傾げる。
そういえば、ここに来て色々あったせいで、―――まだ、仕事をしていない。]

 ……仕事なら、

[俺もやります、と言おうとして。

イワセに手を洗うよう、促され、自分の手を見た。
そうだ、食べ物を分けると言っていた。
手は、洗わないと。]

 はい、えぇと、……どこで

[手を洗えば、と、二人の顔を交互に見て、尋ねる。
トイレの場所を教えられれば、小さく頷き、そこへ向かうだろう。]

(331) 2011/09/30(Fri) 00時頃

[この先、クローンと呼ばれる自分たちの中で、
 一番最初に、あの映像のようになる者。

 やっぱりそれは赤毛だろうと思う。

 そして、移植できる人物もここにはいるらしい。
 しかもそういう場所、であるらしい、ここは。]

 赤毛のこと、守らなくちゃ…。


[赤毛は大きい、だから、オリジナルのその人も近寄ってはいないけれど、大きいのだろう。
 その人を壊すためにはどうすればいいだろう。

 ああ…。

 そういえば、聴いたことがある。
 クローンの中にもイタンシャがいたと。
 自分の身体を壊すペナルティ、犯すものがいたと。

 首にひもをつけて、ぶらさがったらしい。
 そしたら、動かなくなって…

 そんな年長者の話。]


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

― 地下2階 男性用トイレ ―

[指差された方向>>339。一度見て、それから二人にぺこりと頭を下げ、走って行く。
手に持ったままの、タオルの端が、はためいた。]

 ……えぇ。と、あおいろ。

[男は青色、女は赤色。
トイレのルールは、クローンの施設でも同じだったのだが、―――何故、性別でわかれているのか、理由は知らなかった。

そもそも、男と女の違いなど、表面的な作りの違いでしかない、と。
自分は、そう思っていた。

手洗い場の蛇口を捻れば、暫く錆びたような色の水が流れ、それから次第に澄んでくる。
まず、指先を濡らして、掌を濡らして。

こびりついた赤色は、なかなか容易には、落ちてくれない。]

(345) 2011/09/30(Fri) 00時半頃

― 一人になったとき ―

[映像を思い出す。
 そして、ニックの言葉も思い出す。

 そう、壊す前に、壊す、そんな気持ちがないといけない。



 オリジナルは、きっと、
 それでも、何かあれば、クローンが死ぬのはしょうがない、と思うような気もするから。]




[なんてきれいなんだろうか。]


[ああ、なぜ]


[自分は、彼じゃないのか。そんな、そんなことを]




[思ったことがある。
 それは、圧倒的な、差。

 ニックはああいってくれたけど、
 自分は、この音は壊せない、と思った。

 壊したい。とても壊したい。
 なぜ、自分はセシルではないのか、
 そう、




                    壊せない。
                    
それは、セシルのほうが優れているから。] 


[自分は、もし、その音が失われるのであれば、
 壊されてもいい存在なのかもしれない。



 それは、本当に、





                  悲しすぎる劣等感。]


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[ボールについた赤色は、こすれば直ぐに落ちた。
表面はつるつるしていて、どうやら布でできたものではないらしい。
水に濡らしながら、暫し、その珍しい触感を楽しんだ。]


 ……これ、は
 汚れ、じゃない……?

[白色の、表面。
黒い線が、ぐちゃぐちゃと書いてある。絵でもない、文字にしてはぐちゃぐちゃしすぎている。
軽くこすったけれど、それは落ちる気配も見せなくて。]


 ……うーん?

[暫く、その黒いぐちゃぐちゃと格闘して。

――― 諦めたように、水を止めると、タオルでボールの水気を拭った。*]

(375) 2011/09/30(Fri) 01時半頃

いわとびぺんぎん ドナルドは、メモを貼った。

2011/09/30(Fri) 01時半頃





  ああ



[交錯する。]




  [羨望と嫉妬]




          





   
[それは、歪んでいく。]



[そう、こんな目に合うのは、
 こんなオリジナルに激しい劣等感を持つクローンは自分だけで十分だ。]





        [そう、規則正しい生活。
           何も知らずに仕事をして、

          そして、話して、食べて、眠って…。]


   






[それはとても幸せだった。]




   




(ニック

            自分も彼らを壊すよ


       そう、オリジナルを知ることは、


    クローンには絶望だ。)





        (心を壊される前に、


                 壊そう……。)


   


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ドナルド
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