人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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視点:


何処か
胃袋とも違う何処かが飢えている 

その欲は対象を持たず
具現化されないことで
餓えの凶暴化は未然に封じられ


[まだ、ごまかせている。
 まだ、だいじょうぶ。

 けれど、それもいつまでもつかわからない。

 こうして食事をしていてもどこか飢えている。

 渇いている。

 それを癒すものを本能は知っているけれど、まだ、抑えられている]



 ……まだ、大丈夫。

[ぽつり、言い聞かせる言葉が零れ落ちる]


………………?
あれ 人間だけじゃないんだ…………


一箇所に集まっちゃいけないって
言われてるのに…………あれ




[思考の何処か 何かに 自分の思考ではない何か]

 


[不意に、自分のではない音が聞こえた]

 ……あれ?
 聞こえてる人がいる……?

 ――どうしよう、あつまっちゃ、いけないのにね。

[知らないような、聞いたことのあるような、音。

 人間、という響きに、先ほど考えていた少年を思いうかべた]


 …………人じゃないよ
 人は言葉を交わさずに思考をかわせない


 今更外にでても凍死するだけだからーー精々
 息を潜めて狩られないようにするしか…………

 飢えたりしていない?
 生け捕りは用意出来ないけど
 生肉ならーー…………少しだけ


 ……人の振りをしとかないと、ごまかせないから。

 でも、そうだね……こんな、やりとり、人とはできない。


 一緒にいるドナルドたちにも聞こえないのに、君には聞こえるんだね。

 生肉は、下手に食べるとがまんできなくなる。
 人の食事でごまかしてるから、

 まだ、大丈夫。


[いろんなことに興味を持つのは、一つのことに熱中してしまうと危険だから。

 あちらこちら首を突っ込んで、
 いろんな人と当たり障りなく会話して。

 通り過ぎるだけにしておけば、抑えたものがでてくることもない。

 
 けれど――それは通り過ぎることができればの話で]


あゝ…………君は
ニコラ とも トレイルや ノックスでもないんだね
彼らも血族だったらーーーどれだけ集まってしまっているんだ


聞こえない狼は……人に近いか人に混れるか
…………俺の母さんはとても狼だった
人に紛れないで暮らせるよう 教えてくれたけど
ーーその時言葉なく思考を交わすのは便利だったけど
人に混じるのは とても難しいってーーーーー


そう……そうならしょうがないね
……距離に気をつけて ね 飢えないように


 ニコラたちも、血族なんだ……

 ディーンと、シメオンも血族だと思う……フランシスと、幼馴染だっていうし。
 もしかしたら、全員、血族かもしれない、ね……


 俺は、先祖がえりだから。
 家族の誰にも、聞こえなかった。
 だから人にまぎれるしかなくて――

 ただ、父さんが母さんを食べてたから、多分そっちからかなあって。

 うん、気をつける。


 …………ディーン シメオン
 フランシス それにドナルド 君
 俺と保護者

 集落でもないのに 10人もだなんて…………
 全員なら 皆なんて本能に無防備なんだろう
 それとも それだけ血が薄まっているのか……


 …………集落の対策じゃ
 やはり 対策しきれないんだね………
 狩りーー憶えてみる…………?
 この雪じゃ…………あれだけど
ナイフと弓の扱いなら 知ってる


 ……対象を持たないから
 俺は狩りは 本能を散らせて 好き

[弓を放つ時の 高揚感を思い出せば
 その 淡い高揚が 思考に滲む]


 こんなに、集まって大丈夫なんだろうか……

 血が薄まってるのは、あるんじゃないかな……
 誤魔化すのがあたりまえになってるのかも。

 狩り、覚えたら楽になるかな。
 
[伝わる、高揚感に、小さく息を呑む]

 うん、教えてもらえるなら、覚えたい


 いまは、ちょっと、眠たいから。

 あとで、ね。

[それからしばし、思考がとぎれる**]


 なんとも言えない 満月も近いし
 ……他の狼の血が薄いのを祈りつつ
 俺たちは用心するしかないね
 彼らはもう 人間であるようにって


 ……餌を自分で得られるから
 そもそも 強い衝動になるきっかけを
 得ず 山や森でも暮らせるのは
 人に紛れるよりはーーー俺は楽


 そう 一階に 適当にいるから
 えーと…………君は??
 俺はフィリップ 赤い鳥……ルーツを連れてる


 ん 寝不足は 思考の敵
 しっかりと休んで

[ふと 衰弱したら 本能も弱まるだろうか?
 と言う思考も脳裏をよぎったが]

 …………衰弱を防ごうと
 餓えが強くなる可能性が 高そうだ


 ドナもラルフも、君想いのいい子だね。
 君の居ない間にドナと話していたのだけど。

 『過保護はイヤじゃないけど、
 要らぬことを言って悩ませたくない』――って。

 背伸びとは違うけど、うん、いい子たち。

[フランシスの知らない1面であるのかないのか分からぬまま、ふっと小さく笑んだ。**]



―――いい子だろう、自慢、なんだ。
……――

[しかしながらノックスに、謂われて。]

要らぬこと……?

[(過保護は――嫌じゃないけれど?)
(悩ませているのだろうか?)]

[小さく笑むノックスは、人当たりのよい雰囲気を醸し出している。
もし、彼がトレイルを抱きしめたり、口付けたりしているのを見ていたらもう少し、警戒を深めていたかもしれない、が**]


 月が満ちると、ざわざわするからね……
 そうだね、声が聞こえないほどなんだから、人間であればいいけれど。

 森や山で暮らせるなら、うかつに恋をしてしまうこともないかもね。
 俺はそういう暮らし、したことないからできるかわからないけど。

 ――衝動はこわいから、ね。

 あ、一階にいた、君だったんだ……
 俺はラルフ。ルーツに怒られたやつだよ。



 うん、休んでおかないと、危険かもしれないし。

 弱ると本能が強くなるって言うし、
 フィリップも、気をつけて。

[衝動の結果、片目を失った同行者を思い。
 案じる気持ちを、眠る前に向けていた]


 集うことに 警戒が見えないから

[そうであって欲しい と 滲むのは
 気休め楽観思考と 思ってしまうのが滲むのと
 同じくらいの思考の分量]


 ーーそんなに 難しくないよ
 慣れてしまえばーー旅に出る前の
 ガキにも できたことだから



 ーーー少なくても 怯えて 息を潜める
 ことはしなくていい のは 楽


[ふっ と自嘲とも 諦観とも 安寧とも
 それらが混じり合った何か 滲ませ

 たのもつかの間
 …………今日だけで 何回
 ルーツが猛ったかわからず
 しばし思考が考え込む]




 ーー赤い プリシラ?が ひょこひょこ
 覗いていた人ーーーー?

[確かに そう名乗っていた気がして]




 ーーーーーーーーーーーーうん……
 ありがとう………………

[思考の空白 直前まで
 同感とやはりが滲んでいたそれに
 ぽつ と思考が走るのは
 ラルフの思考が 感じなくなっていたかどうか……*]


 ――そう、だね。
 大人は、すこし、心配しているみたいだけど……

[それが心配性ゆえか、はたまた警戒しているからかは判断つかないと、思考が滲む]

 そっか。
 じゃあがんばれば俺にもできるかな。

 狩りができるようになれば、少しは楽になるかもだし。



[滲みかけた何かを捕まえる前。
 プリシラに対する形容詞に、くすっと笑いが滲む]

 そう、プリシラと一緒にいた、ラルフ。
 あらためて、よろしく――


[それを最後に意識は沈んで。
 完全に眠りに落ちる前に届いた思考に、ほんのりと暖かいものを感じた]


[保護者である ホレーショーが現れた時 をピークに
 思考に喜色が滲む 派手なものではないけれど
 静かに 思考のそこに滲み続けて

 それが 彼の意識が途切れるまで変わらぬか
 それとも 居間に 三階に 彼の保護者の姿が見える
 少し前から 寂しさを滲ませたか

 意識が途切れれば 相手の思考がこちらに滲まぬ同様
 こちらの思考も相手に滲まない]



 ―― ん……

 おき、た……

[そしてどれぐらい時間がたったか。
 体はまだ半分眠っているけれど、ゆらゆらと眠りから覚める]




  [ーーーーーーーーー思考の空白]

 





 ん…………んぅ……
 かぁ…………さん???

[微かな反応 浮上しかけた意識が
 届く何かに ぼんやりと 曖昧な思考を溶かす]


 ん、ん?

[おきた、と宣言しないと起きれない。
 それに反応が返ってくるふしぎに、思考がはてなを飛ばして]

 ……あー……
 フィリップ……ちがう、俺、ラルフ。

[眠りに落ちる前まで触れていたものだと理解して。
 半ば覚醒しながらかえす]



 ……………………???


[あともう少し 寝たい と
 早く起きないと どやされるの狭間を
 彷徨いた思考が
 全く違うものを感じて
 ぼんやりとしたまま 考える]



[考え込む]


 ーーーーーーーーーーー!!

[言語化まで至らない
 たいへん混乱した思考が
 突如明確に形を作る]



 いやっ あっ これはっ!!

[思考は慌てたまま どうやら弁解を図ろうと]


[伝わってくる思考の混乱具合に、笑いが滲む。
 寝ぼけたのはこちらもだけれど]

 んー……おはよ?

 俺、いま三階。
 ……どれぐらい寝てたのかな。

[吹雪の音はやまないどころか激しくなっている気がして。
 雪に山小屋がつぶされないか心配する思考が滲む]


 ………………おはよう…………


[滲むものを感じれば 今まで 母親以外で
 思考が混じることが無かったんだ
 と言う弁解と 恥と 拗ねが混じり合う]


 こっちは変わらないーーーかなり
 大きい山小屋 だし
 まだ 冬の初めだから


 ーーー長い年月 ここにある山小屋に
 冬の始まりから それはない はず

[少しつつ 心は落ち着きつつ
 落ち着くために 思考を滲んだものに向けて]


[伝わってくる思考が微笑ましく感じられる。
 感じてしまえば滲んでしまうけれど。
 それ以上考えないようにと意識をそらし]

 そっか……もっとひどい冬をのこりえてきてるから。
 多分、大丈夫かな……

[安堵が滲む。
 ほかの心配事があるいま、少なくとも雪から守ってくれる山小屋の心配をしないですむだけありがたいと思う]


[滲む思考に 思考がざわつくが
 そこに固執しない様子に 一拍
 落ち着かせるように 思考を切って]


 ……心配なら 雪かき……するには
 昨日より 弱くなってないと危険 か

 怪我も避けたいところ
 新鮮な血の匂いで
 殆ど人間だった獣まで
 目を覚まさせてはいけない と思えば…………


 吹雪がやむまで、待つしかない、か。

 ……怪我は、避けたいね。
 居間には炊事場もあって、ナイフとかも置かれてたけど。

 眠ったままの獣なら、そのままが一番……

 
 狩りを教えてもらうのも、弓の使い方とかぐらいに、なるかな。


 …………ナイフで怪我する子供は




 ニコラっていう 人物が少し心配
 見た目は子供じゃないけど
 どことなく ふわっとしてたから


 弓 そうだね ここは広いから
 藁で的を作れば 問題はない と思う


 そろそろ 活動しなきゃ 体がなまる


 ニコラは……居間で木を削ってるのみたから。
 以外と、大丈夫かもしれない……?

 でもふわっとしてるから、気をつけたほうがいいかもしれない。


 一階は、邪魔になるものも、少なかったし。

 そだね、そろそろ、動かないと。
 寝てばかり、いられない、か。

 降りるとき、スープもっていこうか?


 へぇ…………道具は扱える?
 あゝ でも はたから見てもそう言う………
 逆に 無邪気に 
 衝動からも遠ければいいんだけど…………




 ………………うっ

[同じ 獣だと知らなかったとはいえ
 昨日のことを思い出すと
 …………空腹に温かいものと
 躊躇する気持ちで葛藤するのが滲む]


 道具はつかえる、のかも。
 ノックスさんが小物作ってる人だし、教えてる?かな……

 そうだね……ニコラは、そういうの感じさせないままだと、いいな……


[葛藤が滲むのに、小さく笑う気配]

 うん、じゃあ、もってく。


 そうか 普通の生業…………
 狼を祖先に持つ犬 そうであって欲しいね
 




 う…………うん……あり、がと

[ぽつり 小さく滲む]


 犬だったら、いいね。
 牙がなければ、いい。

[それは、ほかのみんなにも思うこと]

 どういたしまして。

 これから、降りるね。


 それに 犬なら
 人間とともにありたいって
 集うのもよくわかる


 嗚呼 そうか きっと犬だからだ
 きっと何も起きない
 ここは 犬の群れと人間
 ……ーー狼は静かにしていよう



 ………………的は作っておく


 ああ、犬なら、そうだね。
 人と一緒にいられる、からこそ、かな……



 静かにしていれば、犬は犬のままでいられるよね。

 きっと、だいじょうぶ。



 わかった。
 俺も、いまから降りていく。


 間違っても
 犬や犬の飼い主を噛んだりしないよう
 なに 雪がやむまで…………

[集中し研ぎ澄まされるのと
 普段に戻るのを
 二度ほど 繰り返す]

 …………俺たちのこれって
 しられない方が 良いのかな

 俺は 狼だって何回か言ってるけど……
 ラルフ 君は違うのだろう?
 


 うん。
 うっかりかんじゃったら、きっとたべたくなる。

 ……雪がやめば、いいのに。



 どう、なのかな……
 ああ、でも、――俺、フランシスにも、先祖がえりって、伝えてないから。

 知られないほうがいいかも……

[心配性な保護者に、心配をかけたくないと、ぽつり]




[的に刺さる瞬間 兎の時のような 高揚感はーーーない]

 



 ーーーーーーーーー…………
 

 …………飢えたら 互いに何か考えよう
 何か 衝動を散らすのを
 

 そう わかった 
 俺も表向き変えると……人間や犬の中に
 混ざるのを拒むのが難しくなる


 利害一致 だね


 僕に何かあれば
 ――……シメオンを 頼む。

[人の動く気配や物音に紛れる程度の、微かな囁き。

身勝手な願いであることは承知している。
だからこそ、彼にしか告げられないのだ。

ディーンは数瞬の間、じっとベネットを見つめて、視線を逸らす。
それは、彼への懇願の視線であり、今は何を問われても答えるつもりがないことの意志表示でもあった。]




 ――――うん。
 なにか、ないと、ね。

 一人だったら耐えられないかもしれないけど……
 ふたりなら、たぶん、大丈夫。



 混ざると危険なら、現状維持、が一番かな。




 雪でーーー頭を冷やす とか
 厚い雲で月は隠れてる
 ーーーーきっと なにもないさ




 演技はあまり得意じゃないから
 あれだけど……面倒かける
 ……生業はまだみについてないのか?



……ディーン?

[酷く、深刻な声色であったとフランシスは感じた。
濃紺の眸と、緑色の眸がかち合って、
けれど、問いかける前にそれは逸らされた。
懇願――のいろ。でも。今はきっと答えてくれない。小さな頃から、頑固だった]

わかった、……よ  でも

……整理がついたらで良いから、
……教えてくれると、嬉しいよ

おれは、もしも、なんて、……いやだから な?


 満ちていても、見えなければ――
 感じていても、目にするのとは、違うしね。


 気にしなくていいよ。
 ――楽器相手、だから。
 音を聞き取るのはできても、練習不足な面もあるし……

 まだ、完璧とはいえない。



 思い込めば 気持ちも変わる


 へぇ 楽器…………人のいるところに
 ある生業なんだね…………
 触ったことないや へぇ

[二回 感心したように 思う
 全く音楽とは無縁の世界の住人]



 だね。
 気をしっかり持ってれば大丈夫。




 うん、人がいないと、仕事にならないから。
 音楽は好きだし、楽器の音が綺麗に鳴ると気分がいい。

 いままで人の中でも、問題なかったし……
 これを生業にしても、いける、とは思ってる。


[楽しげな思考と、
 祈りが滲む]


 

 ーーー不思議な感覚


[音楽のことに滲む様々は楽しげは知っていても
 祈りは知らない
 獣は何かに祈ることがないから
 言葉でしっていても 感情に滲むような
 本当の祈りを知らない
 せいぜい知っていて願い]



 この感覚 悪くないから
 そうであるといいね…………

[ふっと笑むような滲む]



 うん。


 ありがとう――――


[届いた笑みに、小さく返す]





[小さくかえるのに頷きと
 空腹が満たされて行く感覚]



[届く思考に小さく笑みが滲む]


 ある程度、覚えたら、また上にもどるよ。

 教えてくれてありがとう。


【人】 許婚 ニコラス

―居間―

[>>19テーブルの上にほっぽった毬栗が目についたのだろう。
いいこと褒めてくれるノックスに、もらった羽根を握ったまんまにっこり。

元々物を作るのは好きだったけど、ノックスの言葉は、もっと好きにさせてくれる。
誉めてほしくって、がんばれる。
これは、僕だけの特別なことを、僕は知ってるから]

 三階はねえ、暗かった!
 あっ、トレイル。持つよ。

[それから許される限り甘えていたけども。
移動する感じに素直に付いていって、それからトレイルがお皿を持つから、お手伝いを口にする。

だってトレイルぶきっちょだもん
できない子トレイルくん]

(96) 2014/11/16(Sun) 00時頃



 ん…………その方がいい
 そうじゃないと 違和感だろうし

[笑みの滲むは感じても
 まさか腹が満たされるにとは思わず
 不思議そうな気配滲んだまま]


 こう…………もつ
 で…………こう

[思考で告げれば口には出ない
 表向きは変わらないように]


【人】 許婚 ニコラス

―夜の話、三階で―

[その話のとき、僕は床に座っていた。
埃や砂が光っていたから、集めていたの。
手をぺとぺとにしたまんま、彼の固い声にそちらを向いて。

取り出されたのは、少し歪んだ卵形。
それを見て、一回ぱっと目を塞いじゃった。
それは、とても綺麗で怖いから]

 ノックス、

[それから、この話をするときのノックスは、いつもと雰囲気が違って。
僕は少し不安になるんだ。

引き寄せられるままに腕の中、彼の服にしがみついて。
彼の心に溺れないように、息を止めた]

(97) 2014/11/16(Sun) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス


 うん。やくそく。
 頑張って覚えてる、大丈夫。

[少し落ち着いたのかな。
柔らかに抱き直されて、僕は安心して頷いた。
それから、守るという言葉にもっと安心したのはなぜだろう。

僕がこどもだからかなあ?

なんて、かんがえながら。
彼の目の端に溜まった水滴に、唇を寄せた*]

(99) 2014/11/16(Sun) 00時頃


 うん、あんまり一緒にいるのも、よくないかもしれないし。

[頷く気配。

 ふしぎそうな様子には何も言わぬまま、弓の引き方について教えてくれる思考に、まっすぐに学ぼうとする意思がかえる]

 とりあえず、なんとか届くようになったし。
 ありがとう。

 それじゃ、上に戻るね。

[顔は見えなくなるけれど、
 話すことはできるからそれほど後ろ髪はひかれない]




 ああ 万が一…………あるのかな?
 ちょっと 想像つかない



 手先 楽器使うから器用かな
 悪くないと思うよ
 …………ん
 周りの犬や人間で変な様子ないようにも気をつけて


 寒っ



 汗は拭ってから行くべきだった


 間違いを犯さないために



 間違いで 衝動のままに食べないために


人を食べると言うことは



いや今はダメだ 思い出すな


[足取りが早足程度になるころ
 先ほどの思考とは打って変わって
 気がはやる そわそわとした心地滲む]


[思考は驚愕に包まれる]


 ただの物静かな人物


 としては 不自然なほどの静けさ





衝動と警告が入り混じる


駄目だ これはただの衝動
これは 食欲でもなく 一瞬の
嵐のような衝動



駄目…………駄目なんだ


 甘い 違う 甘くない
ただの血液 違う これは違う


ひっ…………!


[滲み続ける衝動の それを拒もうとする精神の
 せめぎ合いが続く]


[衝動に快楽を上書きして
 食べてしまわないように
 食べてしまわないように
 ただ それだけを願う]


快楽を代償行為として衝動を散らす
咄嗟に殺さずに済んだ 襲わずに済んだ


ーーーけど 本当にこれでいいのだろうか?
寒い とても寒い…………



 わからないけど、万が一があったら、こわいし。


 ありがとう。
 ほめられると照れるね。


[気恥ずかしさがにじむ。
 気をつけて、には小さく頷きを返し]

 そっちも、なにかあったら教えて。





 ――風邪、ひかないようにね。




 どうか、した?


[伝わる驚愕に静かに問いかける。


 けれど、衝動をこらえるような思考を感じれば口をつぐみ。
 落ち着くまで、声をかけることはなかった]


[ほんの少し前 それが遠く感じる
 感じた気恥ずかしさや 気遣いや

 そっちこそ と風邪の話に口にした
 上がどうなっているか
 こちらより暖かいだろうけど

 ーー嗚呼 風邪 そうだ 服 けど]


 ………………俺ーーー



 何かあった 何かあったけど
 どうしよう なんで 俺ーーーーー

[混乱が滲む]




 フィリップ……?

 何が、あったの。

[届いたのは衝動を誤魔化すもので。

 快楽がにじんでいたのも、理解はしていた]

 大丈夫?

[落ち着かせるように、問いかける]


 何かーーーーラルフ 俺……

[躊躇う ある程度成長するまでは
 集落で暮らしていた
 だから 人並みに倫理感も羞恥も 最低限はあって]


 衝動を散らしたかったんだっ!
 だけど 気持ちも良くて………… 

 こんな 散らし方…………

[うかがう様子に 問いかける感触に
 衝動を抑える方法 けれど内容は
 伝えていいのか 躊躇う
 躊躇いながらも 気持ちは消沈したまま
 落ち着きは少しずつ 取り戻されて]



 衝動を覚えるようなことがあって。
 それを散らす方法が――伝えにくい、と……


 どんな方法であっても……
 食べたのじゃなければ、まだ、誤魔化せるんじゃない、かな……

[羞恥と、快楽と。
 伝えにくいということがわかればなんとなく想像もできる。
 思い至ったことを言葉にはしない]


 ーーー…………うん



 誤魔化せる…………かな

 …………最中も笑ってはいたし 
 内緒にしてもらえれば 誤魔化せる?

[トレイルが話せないこと
 ……静かすぎることに違和感は覚えても
 まだはっきりと核心には至っていない]



 人間が怖いのか 自分が怖いのか
 ーーー…………わからない…………
 




 きっと誤魔化せるよ。
 笑ってたのなら……頼めば、なんとかなる、かな。





 わからないの、怖いね。
 ――――気を散らす方法が、
 ほかにもあればいいのに――


[閉じ込める雪の音はまだ聞こえている。
 小さくため息をついた]


 ……内緒に とは 言ったけれど……
 はっきりと 声で 是 はもらっていない……





 ーーーーー………うん
 そうじゃないと……ーーー

 ……突き放して いいからね……
 もしもの時 俺が変わってしまったら……



 じゃあ、あとで、確認しておかないと。
 ――でも、伝えにくいことなら、
 誰にも言わないんじゃない、かな……


[希望的観測をぽつり、こぼす]


 もしもの時は、そうするけれど。
 フィリップのほうも、そうしてね。

 ――俺だって、いつ、どうなるかはわからないから。


 ……トレイルと 二人きりになるのは 怖い
 また……何か 衝動が首を擡げたら

 
 ノックス……いや ニコルと彼が
 一緒の時 ない かな…………
 あの ふんわりした 彼がいる時なら……

[希望的観測に縋りたくなる けど]



 …………………………ーー
 …………………… ………


 ーー……………………ラルフは 人を 食べたことは? 




 トレイルと……
 彼、静かすぎるから、なに考えてるのかよくわからないし。
 衝動は、怖いね……


 ニコラと一緒のときがあったら、教えるね。

[誘導するのは、難しそうだけれど]

 ノックスがいつも一緒にいるみたい、だからなあ……

[いや、そうでもなかったかと、昨日を思い返すけれど。
 いま目の前ではそうなので、よくわからないと思考ににじむ]


 ―――――
   ……まだ、ない、けど。


 ……口はあくけど……咄嗟に声が出ない
 ほどって……


 ノックスは……すごい 過保護 だったから
 ばれたら 殺されそう……

 どちらにしても 一回 火に 当たらなきゃ
 ……びしょ濡れなんだ 寒い
 二人が揃いの時か 人が少ない時……

[面倒かける と申し訳ない気持ちが滲む]



 ………………どっちが 後悔する かなって
 衝動的に 始めて喰べてしまうのと 今回の散らし方

[慰め方から 大枠ばれていると 判断して]



 ――その状態で声がでないなら……
 しゃべれない、のかな……


 ……殺されない程度に、がんばって……

[過保護な様子をみていたから、否定できず]


 びしょぬれなのは大変だ。
 ――居間に人が少ないって言えば、今もすくないけど。
 これる?

[もしくは、温泉で温まるのもありじゃないだろうかと、少し思案して]

 
 それは……わかんない、ね……

 ――どちらも、やってみないと。


 …………ああ ……納得 する


 ん…………少ないんだ 行こうかな……

[温泉は提案されればじんわりと怯えが滲む
 ……まだ トレイルがいる かもしれないし]


 

 どっちも やってみないでいいよ……
 ……母さんが 最後に教えてくれたのが
 人型の存在を喰べることーーーー
 
 けど……どちらかしか選べない状況なら
 ……ラルフが喰わないほうがいい




 しゃべれないなら……そこまで広まらない、かも。


 うん、上に来るなら、待ってる。


[居間には、ノックスとニコラのほかには、ディーンとホレーショーの姿が確認できた]

 人型――……血族も、食べることができるから、か……



 ――……うん……
 がんばってみる。


 ノックスにだけは……どうか

[先ほども否定はかえらなかった
 思考の中で 人の良さそうな笑み浮かべた
 ノックスが 何故か出刃包丁を構えている
 そんな姿を視覚的に思い浮かべて]


 ーー……美味しいと 思ってしまった程度に
 俺は獣なんだなってーーーー

 協力するーーーー 

 もうすぐ つく



 ……伝わらないことを願うね。

[同じ過保護でも、ノックスとフランシスは違って感じる]


 ――美味しかったんだ。
 それは……あぶない、ね。

[一度知ってしまったら我慢できるか、わからないと思う]

 うん。
 俺も、協力する。


[フランシスのそれは知らないから
 比べようはないけれど
 少なくてもホレーショーとは異質な]


 ……………… ……

[思考で嘘がつけるか つけない気もする
 だからこそ 同じようにかえる言葉に
 驚きの思考の空間]


 協力の 意味…………ーーーー
 どっちも知らないなら 無理 しないで


[しばし途切れる思考に、ゆるく疑問符を飛ばす気配]

 …………
   無理はしない、けれど。


 せっかく、話ができるのに、
 フィリップだけによりかかるのは、いやだし。


 できる範囲で、手伝うから。


 ーーーー充分 助かってるよーー


 すぐに落ち着けたのも
 こうして 思考を介して
 知っている存在があるのも


 ーーーーーーだから


 と 思っても 君は頷かなさそうだ



 そう?

 だったら、いいけど……
 ――でも、やっぱり、手伝えることがあるなら、って思う。


 ……それが負担になるなら、控えるけど、さ。


 負担……って言うか……なんだろう

 生業が 人から離れられず
 きっと いつか 制御を覚えて
 誰かと 恋をした時ーーー
 そう言う相手と した方が いいだろって

 そういう時 後悔させたら やだな と思う


【人】 許婚 ニコラス

[夢の中で
魔女に会った

こちらを白くて細い指で指差ししてる

なにか言ってる、けど音はなく

きっと、呪文だ

女の子は魔女だから
お母さんの魔法と
綺麗になる魔法を知っている
魔女は、そう言って笑った


とても綺麗な色だった
その色を僕は知ってる気がする]

(209) 2014/11/16(Sun) 13時半頃

【人】 許婚 ニコラス

―三階、個室―

[>>119ぎゅっと丸まって寝ていたら、お腹をこしょこしょする手があった]

 きゅう……。

[むずがってイヤイヤをするけども、名前を呼ばれたから仕方なく目を開けて。
目を擦り、おはよって寝ぼけた声で]

(210) 2014/11/16(Sun) 13時半頃

【人】 許婚 ニコラス

―居間―

[朝だけど、お外はまだ冬の国。
窓に額を擦り付けて、ぷう、と息を吐くと、ガラスは白く曇った。

ぼさついた髪は、ノックスの手入れを寝ぼけて不機嫌な僕が嫌がったせいで、まだそのまんま。
にんじん植えられたみたいな頭で、冷えた足を冷えた手で握っていたら、名前を呼ばれた>>154]

 バーニィ、ノックスを困らせてるの?悪い子だ。

[ノックスの隣で、ノックスの口真似をして]

 する。

[ぱっと笑って、ナイフを受けとった]

(211) 2014/11/16(Sun) 13時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>188指を差した]

 ……おはよう。

[作りかけの木を手にしたまんま。
ナイフは、彼へ切っ先を向けてテーブルに置いた。

部屋に入ってきたディーンの横顔に、人差し指をじっと向ける。

ぴん、と伸びた指。桜色の爪、小さな傷跡のある第一関節。張りのある皮膚。細かな指紋。

白紙を汚す彼の方へ]


 はい。

[>>192ルーツともう一人が入ってきて。
名前を呼ばれたから、残りの指を開く。
その手を上へあげて、なあにって首をかしいだ]

(213) 2014/11/16(Sun) 13時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 13時半頃



[しばらく、考えるように沈黙が続いて]


 ――恋とか、するかどうかよくわかんない、けど。


 ……きっと、後悔はしないと思う。
 思うとおりにやったことを悔やんだりは、しないよ。


 母さんはさ……父さんを食べた らしいんだけど
 後悔はしてないって


 ーーラルフも そう言う 気質なのかな……ーー


[沈黙の果ての思考に 思ったのはそんなこと]


 そうなんだ……

 きっと、食べたことで、一緒にいられるから、じゃないかな……


[よくわからないけれど、と呟く。

 それでも、きっと似たような気質なのだろう]


 ………………どうなんだろう

 俺は 母さんと今も一緒なのか…………

 いや きっと ただ食べるだけじゃ
 だめ…………なきはする
 さっきの時も そう思って…………




 よくわからない、よね……
 いままで考えないようにしてきたわけだし……


 ――食べるだけじゃ、だめなら。
 相手の気持ちが、いるのかな……


 ずっと考えず 遠ざけてた

[同意する気持ち一つ]

 相手の気持ち……だけでいいなら
 俺は 母さんを今も感じられる


 けどーーー


【人】 許婚 ニコラス

 トレイル?

[>>216手をあげたまんま、こてりと首を横に。
トレイルと彼がどう繋がってるのか、いまいち分からないから。
三人で話すのは、なんだか不思議。

ノックスを見る彼に合わせて、ノックスを見て。
いい?って尋ねる代わりに袖を引く。
テーブルにナイフは置いたまま、持ち手をこちらに向けたまんま]

 あ。

[>>218それから、指をまた閉じて。
人差し指を一本。透明な声に向ける]

 トレイル。

[指差す時間は、たっぷり三秒。
タオルを返す、と誘う少年が言って>>219
さて、なんのことだろうと瞬きした]

(223) 2014/11/16(Sun) 14時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[それでも、断る理由はないし。
トレイル一人だと心配だから]

 行く。

[>>222指を下ろして、視線に応える]

(225) 2014/11/16(Sun) 14時半頃



 考えてしまうと、欲しくなるから……


 ――気持ちだけじゃ、ないのかな。
 ほかにも、――?

[まだ、未知の感覚。

 気になることがイコール衝動につながるわけではないけれど。
 どこか落ち着かないものが、ひそやかにある]


 ーー……欲しくなる……のかな?
 それこそ 考えたことも 無かった


 わからないね……知らないから
 ……欲しくなるのかな
 誰かを 衝動だけじゃなくーーー

 あるのかな?


【人】 許婚 ニコラス

[>>224小さな笑み。
それに頷いて、笑顔を返したあと。
なぜだか隠れるような素振りに、ぱちんと瞬きした]

 ん?

[けどそんなに珍しい感じでもなかったから、ハテナひとつだけにして。
頭を撫でようとしてみたけど、さて]

 トレイルと。

[まだ眠たい目をくしりと擦って>>231ノックスへとニコラが必要な理由を話す声を繰り返す。
ぬくぬくとした部屋は心地よくて、声に眠たさが混じった。

なるほどって、思ってから。
じゃあなぜニコラなのかなあって思う。
彼の人を選んだ理由を考えたけど、欠伸で忘れちゃった]

(234) 2014/11/16(Sun) 15時頃

[視線に込めたのは苛立ち。

 僕には僕の考えがある。
 ‘保護者’の君なら分かるだろう?

 何故、わからない? と、棘含み。]


[ディーンは視線を真っ向から受け止めた。
考え方の差異は人の常だ。
それは作品の受け取る感性の多様さにも似ている。

ディーンの表情は、変わらない。]


【人】 許婚 ニコラス

[服の裾を掴むトレイルの頭をもっかい撫でて。
甘そうな色を指の隙間に通していれば、はてなに返ってきた理由>>236
まだ眠気でふわふわしたまんま、少し照れて笑う。
頼られるのはくすぐったい]

 一階なら、大丈夫?ノックス。

[それから、フィリップとノックスが真面目な顔してお話ししているから。
けど行っちゃダメとは言われなかったから、みんながすぐに見れる場所ならいいのかと訊ねる。

>>239肩を叩かれて、やっぱり照れて笑ってから]

 うん

[>>236イコウの声に頷いて、ててっとついていった。
ノックスへ向けた不機嫌な声には、すごくびっくりして目を丸くしちゃったけども]

(245) 2014/11/16(Sun) 16時頃

[きっと、ディーンにはノックスの懸念が分からないのだろうと、変わらぬ表情を見て思う。

 同じ‘保護者’のはずなのに。



 同行者に抱く想いの根底は変わらないと、思ったのに。]


【人】 許婚 ニコラス

[フィリップみたいな言い方を大人に向けてする子供に、僕は初めて会った。
不機嫌に突っぱねる音。怖い顔。

見慣れないそれらになんだか落ち着かなくて。
瞬きしてから、部屋を出る前に。

>>274振り返り、指を差す。
髪を乱される金色と、乱す赤い色。
金色の罪を裁く法律、脅すような真っ直ぐさで指を向けて。

思いっきりしかめっ面をした]

 ……鳥っ。

[赤色を追っ払いたそうに手を振ってから、とびらの向こうに消えた。

ああ羨ましい]

(252) 2014/11/16(Sun) 16時頃

[ 鳥は警戒しつつ、
ディーンの様子も窺った。
囁かれた懇願が、気にかかって。

心配そうな、視線を向けた時間は短くない。
よもや、彼の同行者とうまく行っていないなんてことは、ないだろうか]


[鳥に人差し指を噛ませる様子を眺める素振りで、ディーンはベネットの視線から目を逸らす。
何も話す心算の無い、拒否の姿勢は相変わらずだ。

直に聞かれることのない限りは、幾らでも逃げられる。
――それが卑怯なことだと分かっていても。]


【人】 許婚 ニコラス

[どんなに求めても、夜の海は掬えば塩水だし、凍る空は近付けば透明だ。
ふたつの異なる青色は、どちらも遠い。
機嫌がよさそうなルーツと、こちらをみたディーンにしかめっ面をもっかいして。
ノックスにバイバイしてから、トレイルの手を引く。

ぎゅっと目をきつくつむって、開けて。
ぱちぱち何度か瞬きしてから、階段。

ぎし、と軋む音。
息は、下に降りると少し白さを見せて]

 さむ……。

[小さな声は、獣やトレイルには聞こえたかもしれない。
古い藁がぱらぱら散らばり、冬の匂いと動物臭いのが混じる空間。
椅子が見つからないから、柵に座る]

 ……なんで?

[>>251そうして言われたことに、まず理由を訊いた]

(262) 2014/11/16(Sun) 17時半頃



 いままで、考えないようにしてたから、
 わからないね……

 衝動だけじゃないのが、あるのかもしれない……


 

 ――よく、わからないけど……


[ノックスの連れや他に聞こえないよう、声を潜める。
傍目には昔馴染みの内緒話程度に見えるよう。]

 お前の連れは…「まだ」か?

[まだ獣の性に目覚めてはいないのか、と問う。
目覚めていることにも危惧はあるが、目覚めていなければまた別の危惧もある。

どちらにせよ、互いの連れを遠ざけておきたいのが本音であって、それをノックスに指摘されれば隠すことなくあっさりと頷く。]




  ――血の、におい。


[ざわり、とうごめくものがある。

 近づきたいけど、
 近づきたくない。

 そんな葛藤がにじむ]


(よもや、彼らまで?)

(確かめなければ)

[ 話に集中しているなら、バーナバスとノックスがその視線に気づくかどうかは、わからない。でも]


―ディーンに向けて―

ディーン……あの、

[ 先程は、前のように目を逸らされたが
今度は答えてくれるだろうか――聞く内容は、いまは違うが ]

……君は、此処に居る
“ 同族 ”のこと、どれくらい把握、してる?

ノックスたちは、“ そう ”だと、思うけど
……バーナバスたちの、ことは?


[密やかなベネットの声を聞く者は、ディーンとルーツだけだ。
どうやらルーツが苦手らしい様子のベネットから、右腕を少し遠ざける。]

 ……君たちと、僕たちを除くなら、
 フィリップは、そうかも知れない。
 バーナバスたちのことは、分からない。

[ディーンは、フィリップと交わした会話を思い出す。
断言しないのは実際に確認したわけではないからだ。
それよりも、ディーンには気に掛かる節があった。
微かに瞼を伏せ、細く息を吐く。]

 ノックスたちも、なら
 ……ニコラも、そうなのか?


 ……まだ、だよ。

[少なくともそんな話を彼等から聞いたことはない。
 卵を見せた時も、何とも。]


 ……ねぇ、バーニィ。

 僕は、堪らなく    怖い、よ。

[そっと押し出した声は、思いの外弱々しかった。
 愛し子達に吐露した不安や本音とは、また別の話。]

 変だと思ったらすぐに教えるようにとは言い含めたけど。

 ……プリシラは?

[まだ、ならば。恐らく願いは同じだろう。]


 ーーーーーーけど…………

[言語化の途切れる思考 緩く傾げるような]
[じっと 思考は静かに
 時折 ノックスの過保護に 苛立ちが滲む
 けれど 取り敢えず
 三人で話せる環境につけば
 安堵 と 緊張

 その思考が それたのは]


[ざわり 衝動と言うには淡い感触
 背中を撫でられたような
 生肉も遠ざけている 思い出す]


 ーー近づいたら……囚われる


―ディーンへの―
フィリップ?
……そう、……かれが、そう言ってたのか?

[ それは、不思議ではない。むしろ
ぱちりと当てはまるような感覚。]

トレイル、たぶん、“ あの ”トレイル、……だから、

[ 謂いにくそうに、フランシスは目を伏せる。
ディーンは知っているはずだ。
歌の不和、高慢な天使の歌声の神童は名高く
ひどく落ち込むフランシスのことは、その影に。]

彼を連れて居るノックスも
ニコラも、“そう ”だと、思う……


ディーン。


ニコラが、
どうか、したのか?

[ 特定の、同行者以外の名前に――フランシスは、区切り、強調して、尋ねた ]


 ……直接聞いたわけじゃない。
 ただ、僕がそう感じただけだ。

[ディーンは、1階でのフィリップの言葉を思い返す。好戦的にすら見えた瞳と、狼の話。
しかし、それは直ぐに頭の端に追いやられた。ベネットの口から聞こえるトレイルの名前に、過去の記憶を探る為だ。
彼と過ごしていた幼少期の頃の記憶をなぞる。ベネットが沈みこんでいた時期の辺りを入念に思い返して――見つけた。

ディーンは天使と称された彼の外見を覚えてはいなかった。結びつくのは名前のみであり、それもベネットの表情を曇らせるものであるなら、口にすることは意図的に避ける。]

 ……いや。

[普段嘘を口にしない人間の嘘は、白々しい。
疑問を否定する口振りは変わらないまま、しかしディーンの眉間の皺は俄かに深くなった。]



…っ、ディーン、……

[追及しなければならなかったのに。
今のは、きっと、聞き逃してはならないことだったと
フランシスには思えた。
また逃げるように視線を逸らされる。
不安を、掻き立てられる―――]


[聞けば同じ問いが返ってくる。
当然予想されたそれに小さく首を横に振った。]

 まだ何も。
 あいつは、何も知らない。だから…俺はそれが怖い。

[経験がない故の無垢は、いざという時には瞬く間に望まぬ色に染まってしまうことだってある。
一度汚れを知った者よりもはるかに容易く抗えない波に飲まれることも。]


【人】 許婚 ニコラス

[トレイルが体を寄せてくる。
温かな彼に、こちらもくっついて。
コートがどこにあるのか、なんてノックスにあずけちゃったから知らない。

ぷうぷう手に息を吹きかけながら、彼の孔雀石を上目で見て。
>>276返された言葉に、ぱちんと瞬き]


 しに たく ない


[ゆっくり、区切りながら鸚鵡返し。
なんだか不思議な響きのそれを、口の中でもっかい繰り返して。
>>283トレイルを見たら、トレイルは少しだけ口を笑う形にしていた。

また、ぱちんと瞬きした]

 ……分かった。  ?

[なんにもわかってないくせして、頷く]

(291) 2014/11/16(Sun) 20時半頃

 だって、この『赤い果実』は――…

 僕達の秘密に、良く似てるものだから。

[低い声は、フランシスにも届くだろう。]



 ――……

[赤い雫がたれる。
 それに彩られる姿を幻視して、小さく息を呑んだ。

 ざわり、揺らぐものを、振り切るように]

 血の匂いは危険だ――

[ため息をつくような、そんな思考]


[そう、これは物語では無い。
それよりも生々しく、逃れることの出来ない業を記している。
ノックスには、分かるのだろうか。
ディーンは伺うような視線を彼に向ける。]

 ――……これは、業だ。
 罪だと分かっていて、口にしたくなる。

[少し歪んだ業を持つディーンにも、食欲を抱いたことはある。
しかし、この文章は――まだ、完結してはいない。]




 ーーー…………うん


 衝動は……湧き上がると一瞬 だった
 だからーー気をつけて

[衝動だけで喰らうこと そこに 辿り着かせないように
 けれど あれは一瞬で 何ができるのか
 ただ 安じるばかり]




――……「人狼」。

[ぽつり、呟く、透明なこえ。]



 そうなんだ……

 ――――わかった。気をつける。

 血の匂いがつよく感じるのって……
 やっぱり、月が満ちてるから、かな――

[案じる気持ちに、すこし、暖かいものを感じて。
 気を引き締めなおす]


【人】 許婚 ニコラス

[>>295狼は愛情深い動物だ。
ただ、子供のころから飼っても、犬と違って飼いならすことはできない]

 うん、そう。

[お礼を言われて、くすぐったさに笑ってから。
確認する声に、一回、二回。頷いて。
彼の言葉に興味が出て、目を大きく開いてじっと見つめる。

ゆる、と首を傾いで。

次の言葉を待ち、彼の深い緑色を見つめた]

(302) 2014/11/16(Sun) 21時頃

 業は棄てられない。背負い続けなくてはいけない。

 だから、誘惑を振り払い、口にしない努力をすべきだ。
 そして、僕たちはそれが叶っている。

[違うかい?]


 ーー………そうだとは 思う

 せめて 月が細ければ
 きっとラルフも……俺もーーーー


 知るのは怖いね
 考えてこなかった
 ……考えなくちゃいけない気もした


 けど 怖いーーーー


 うちのニコラが、君を指差した。何度か……ね。

[知っての通り。]

 それだけと言ったらそれだけ、だけど――…ニコラはダメだ。


 君も‘保護者’の一人なんだから、必要以上に用心して欲しい。


[フランシスの方をちらりと向き、唇に指を立てる。それだけで、伝わるだろう。

 トレイルの事を思い出させるから。]


―― っ…

[人差し指を立てる仕草、
口を噤んで、物思うように眉を寄せた。]


[間近で、同じような立場であるはずの保護者たちが交わす会話を、嫌でも耳は拾ってしまう。

誰か、己の懸念など笑い飛ばしてしまってくれ、と。
そう思うのに。]


 うん……怖いね。


 月がほそければ……こうして、同じ場所にいても、
 大丈夫だったかもしれない……


 衝動がどういったタイミングでおこるのか。
 わからないけれど……違和感を感じたら、離れたほうがいいのかな……


[でも、離れたくないとも思うそれが、危険だとはわかっている]


 ……君の言っていることは、きっと正しい。

[ ――だが。]

 ニコラがどうするかは、ニコラが決める。
 僕がどうするかは、僕が決める。

[ノックスの要請にはやはり、是とも非ともつかない返事をした。
密やかな声は、近くにいるベネットにも拾えてしまうだろう。
ディーンは、ベネットの方を見ることが出来なかった。**]


[バーナバスにも聞こえているだろう、やりとり。
視線をそっと送り、表情を窺う。]

……はやく、吹雪が、止めば――いい

[――きっと、だいじょうぶ、
そんな気休めのような言葉は
フランシスには、謂えなかった。]


 ーー……同じように 怖がってくれる
 存在がいると 少し 落ち着くね


 ーーそれかー二人きり にならない……?
 ……少なくても俺は トレイルと
 二人きりに なるのが怖いーーー

 他の人とも そう なのかな…………
 二人きり は怖い


[――やっぱり、うそじゃないか。


緑の眼が、ディーンを半ば睨むように見るが
彼は眼を逸らし、視線がかち合うことは、なかった]


 一人じゃないから、心強いね。

 ――いつも、注意されてたのは、

 あまり強い気持ちを相手に向けてはいけない、って。
 恋を覚えたら、危険だって……

 二人きりになりたいと思う相手が、危険なのかもしれない……

 ほかの人とは、どうかはわからない、けど――

 トレイル以外にも、だったら。
 二人きりにはならないほうが、いいね……


[早く雪がやめばいい。]

 まったくだ…。

[フランシスの言葉に苦く呟き返して。
早く雪が上がるようにと願う。]


 うん…………一人で人間の中だったら……



 恋………… 強い 気持ち
 わからないね……知らないから

 そう そうだ……親しんだ 相手を喰いたい
 そうなるはず…………なんだけど

 ーー俺のは 何か違う
 トレイルに対しての あれは…………
 …………他の人とも……用心する

[ラルフの思考に素直に同意を返す]


    ………ハっ、

[呆れて物が言えないとは、この事か。]

 決めるも何も、あれは意思とは関係なくやってくる。
 災厄だ。



 ……あぁ、そうかい。
 シメオンにも同じことを言うんだね、君は。

[何故、そんな目で見られなければならない。
 藍鉄を射貫くようなフロスティブルーは、止まぬ吹雪の様に冷えていく。

 正しいと言いながら。まるでニコラが堕ちても良いとすら聴こえる返答。保護者失格だなと視るのを止めた。**]



 うん……、一人じゃなくて、良かった。



 知らない気持ちだから、余計に怖いのかもね……


 ――気持ちがなくても、衝動は、起きる……?
 それだと、危険だ……

 俺も、そうなるの、かな……


[気になる人がいる。
 それは過去にまかれていた種。

 衝動の種類があるのかすらも知らぬまま、不安がよぎる]


 ーー恋が こういう
 穏やかなものなら 良いのにね…………

[いることに安らぐ 落ち着く
 ふっ と思考が笑みをこぼして]


 喰いたくなる……いつか知ったら なるのかなぁ

 …………あの衝動が恋なら
 即物的すぎないか ……てのはある……
 し ……二人きりに なるのは怖い

 
 ラルフは……獣だとしても どうかーー………

[ラルフの過去も 気になる人も知らない
 ただ せめて衝動の種類が
 己のように多岐にわたならければいい
 と 彼のまだ知らぬ衝動を思う]


【人】 許婚 ニコラス

[>>307フィリップの口から出るのは、何度も何度もノックスやそのほかの大人から聞いたことと同じ。
最初はよくわからなくて、それでも何度も何度もわかるまで教えてもらった。

大人みたいな、それかほんの幼い子供みたいな言葉を選ぶ彼に、うんうんって頷いて。
トレイルに見られて、またうんうんって頷く]

 でも食べちゃダメだから、旅をする。
 君も僕も。

[その感覚は、本当のところまだ知らないのだけども。
食べたい苦しいって、それは。
とてもきれいな魔女と、恋になりかけたことはある。
けども、周りの大人にすぐに引き離されて。
だから、僕は恋の魔法をそのまんま忘れている。

それはきっと幸福なこと]

 僕はそれを知らないけども。
 フィリップ……フィリップは、感じたことはある?

(330) 2014/11/16(Sun) 21時半頃

[警戒を孕んだ眼差しを、そっと向けて見まわす。
獣の自覚ある大人と、獣の自覚なき子どもと、獣である子ども。

だれが、脅威になるのか。
否、誰が男の大事なものを傷つけかねないのか、と。]


[感情によって発生するそれを災厄と断ずることは、ディーンには出来ない。
物語には数多の捉え方があり、そこから生まれるものも様々だ。
彼にとっての災厄でも、或いは他の誰かにとっては幸福たりえることすらあり得るのだ。]

 ――……ああ。

[既に同じことを伝えた後だ。
蔑むように吐き捨てられたそれに、ディーンは頷いた。]

 だから僕では、シメオンを守ってあげられない。

[そう呟いて、ディーンはようやくベネットの方へ視線を向けた。]



……だから、って  何……。

[困ったような、怒ったような、複雑な表情を、
フランシスは浮かべていた。]


 ふふ……こんなふうに穏やかなら、
 きっと心配もいらないし、ね。

[一人じゃない安心感と、
 笑みが届く感覚に、小さく笑いがにじむ]


 二人きりになりそう、だったら声をかけて。
 俺でもいたら、違うかも知れないし……

 ――ん、ありがとう。

[願う気持ちに、感謝を返す]


 同感

[衝動の問題に 張り詰めていた気持ちが
 ゆる少しほどけて ]


 ーーーありがとう
 ラルフも…………何か の時には 呼んで?

[実際に間に合うかは わからない
 けれど 少しでも心の保険に
 互いになるようにと]


 うん。

[おなじように感じる気持ちが伝わって、ほわりと心が温まる]


 何かの時には、呼ぶね。
 呼べるなら、きっと大丈夫、だと思うし。

[間に合うかどうかよりも。
 助けを呼べるだけの理性がある。

 そういう安心が、ほしい]


【人】 許婚 ニコラス

[>>336彼の持つマグカップからは、段々と温かな飲み物が減っていく。
唇を濡らしている彼を見上げて、それからそうだよって言われたからちょっと笑った]

 ふう、ん?

[食べたい。を彼は知っている。
それに目をまるくして、自分の口元をちょっとさわってみた。
食べたいを僕は知らない。
なにも知らないから、ノックスは安心してくれるし魔女には会えないしそれを抑えるための方法を知る必要もわからない。
食べたいというよりも、むしろ――]

 食べたくなる。それが、今日の三人で話すこと?

[だから近づくなとか、そういう話かな。それから、どうして大人と離されたのか。
トレイルと彼の間にあった秘め事を知らないから、
じっと首を傾いで]

 それとも、呼んだのは食べるため?君は悪い魔法使いか、悪い狼だったのかな。

[だとするとジセーノクを詠まないとだろうか]

(346) 2014/11/16(Sun) 22時頃

 暖かいねーーーー



 俺 ラルフに会えて 良かったよ
 満月に 足止めされ ろくでもない かもしれないけど


 ーーそれでも


 うん、あたたかい。


 ――それでも。
 フィリップとあえたことは、良かったと思う。



 満月だって、ぶじに、越せるかもしれないし?

[冗談めかした表現で、願いを呟く]


 バーニィは、衝動を知らないプリシラを守りたい。

 ―――でしょう?

[目を合わせなかった先程の様子を思い返す。

 ねぇ。プリシラは、バーニィの中でどんな存在になった?


[彼らも、『同じもの』だと――]


[同じ思考がかえれば
 嬉しさが思考に滲んで]

 そうだねーーーううん そうしなきゃ だ
 危険なことに 近づかず
 ……息を潜めるように



 時折 互いに思考で息を抜きながら


やだ。……忘れない。

此処じゃ話しにくいなら
別の、場所でいい。……聞かせてよ。

[ディーンに願う。
されど、――聞き入れてもらえるかは、分からない。]


[嬉しいが重なれば、ほわりと暖かさがにじむ]



 うん。危険なことには、近づかず、ね。


 話すだけで。だいぶ違うし――


[ふ、と思い出したことがある。
 衝動を、片目をえぐってこらえた同行者の話]

 ――フィリップの散らし方と違うけど、
 ドナルドも、衝動をこらえたことがあるよ……

 話を聞いてみるか、やめといたほうがいいのか……

[ドナルドが、まだその身のうちに獣を飼っているのなら。
 眠らせたままのほうがいいかもしれないと、悩む]


[このじんわりと暖かさが
 衝動を抑えてくれたらいいのに

 ゆると穏やかに感じながら]

 ドナルド…………ーー
 知りたい とは思う けど

[ラルフの悩むニュアンスに こちらも悩む]


 無理なく さりげなく 聞けたら
 ……かな……迷惑は かけたくないし


【人】 許婚 ニコラス

[>>351あ。笑った。
笑えるんだ。へえ]

 食べないの?

[首を振る彼へ、ふうん、と頷いて。
それから、言われたことに目を大きく開いた。

トレイルを見て、フィリップを見て、またトレイルを見る。

どこか齧られてないかなって、トレイルの髪の毛をもふもふ触って。
とりあえず手と足はついてることを確認した。指もちゃんと5本揃ってる]

 ……びっくりしたねえ。

[はー、と息を吐くと、少し息が白くなった。
びっくりしたね、って言ったのは、フィリップとトレイルと、両方に。
お兄ちゃんとして慰めるために、トレイルの髪の毛をもっかい撫でて
それから、フィリップにも下から手を伸ばす]

(369) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 びっくりしたね。

[もっかい言う。怒ってないよ大丈夫っていうみたいに。
トレイルが無事だから、怒る理由はない。

次はアブナイかも知れない。
それを想像しようとしても、なんだかそれはもやもやしたものにしかならなかった。
ただ、馬車に轢かれかけたとか、そんなふうにしか思えなくて。
大きな事故にならなくてよかった、次は気を付けないとね。とは思っても、馬車を嫌う発想にはならない。

だから、まだ続きがあるものだと思って。
それで?って話の続きを促した]

 ……あっ。僕、フィリップの名前。教えてもらってないよ。
 タオルの代わりに教えてくれるって、言った。

[促したくせに、思い出したから先に喋っちゃったりしてね]

(370) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

[穏やかさが、そのまま
 衝動をねむらせてくれたらいいのに、と]

 ……うん、じゃあ、聞けたら、ね。


 ――あのとき、かなり、しんどそうだったけど――
 でも、うまく抑えられたみたい、で。

 こんなやりとりも、できなかったし……

[できないなら、できないままのほうがいいのだと。
 そう、思った]


 あいつを、獣にしたくねえ。

[身勝手な大人の望みでいい。
男が味わった苦しみから出来る限り遠ざけてやりたい。]


 ……僕は、君に嫌われたくない。
 心配もかけたくない。

[後者は今更だろうか。
ディーンは同行者に言うのと同じように、真実を告げる。
ただ愚直に。]



[ああ、もう、 ばか。

――逃げる折、ディーンを――友人を、そんな眼で、睨んだのだ。
大丈夫、と同行者に繰り返す
そんな自分のことは、棚に上げて。]


[このまま 吹雪が収まるまでーー穏やかに]


 ドナルドを 揺さぶらない範囲で

[念を押すように 思う] 

 
 ーーあの時…………
 …………

[じっと 考える ドナルドの話]


 ……強い人?ドナルドは

[それでも 彼は 人を避けず]


【人】 許婚 ニコラス

[トレイルやノックスよりは、少し硬めに思う髪の毛。
それをわしわしと撫でて、首を傾げる彼を追っかけるみたいにこっちも首を傾ぐ。
だってまだ話があるんじゃないの?違うの?

おしゃべりな子供は、彼がもうたくさん話したなんてちっとも思ってない]

 なんで?
 僕、フィリップから名前は聞いてないよ。
 それに、それはあげたの。

[ハテナみっつ。
彼の言葉に対して口にして、変なこと言うなあって瞬きする。

彼の髪の毛は少し緑がかって見える。
色を確かめるために撫でて、彼の健康的な肌色を珍しいから撫でて。荒れた唇は大丈夫かなって撫でて。

深く、深く。

硬質に澄んだ目に触れようと、無遠慮に指を這わせた]

(382) 2014/11/16(Sun) 23時頃

ニコラスは、フィリップの目は宝石の色だなあって思う

2014/11/16(Sun) 23時頃




 揺さぶらない範囲……がんばる……


[へたに、起こしてしまったら大変だと思う]

 ドナルドは強いよ。
 片目をなくしても、まだ、同じ仕事を学んでいるし……
 人を、避けがちではあるけれど……それでも、一緒にいるから。


ニコラスは、ベネットの目も緑だったな、あの優しい光もちょっと触りたいなって思った

2014/11/16(Sun) 23時頃


ニコラスは、ディーンの目は、舐めたい。

2014/11/16(Sun) 23時半頃


 ラルフも 無理しないでーー


[がんばるに そう考えてしま ]


 片目…………それって

[ラルフの語るドナルドのそこに
 まさか という思考と この流れ
 と思うと 衝動を抑えたことと
 片目であること に思う]

 それでも……か
 見習わなきゃ…………


 ――……うん、ありがとう。


 あまり、見習って欲しくない、抑え方だけど。
 でも――抑えられたのだから有効、なのかも……

 ――痛みで、抑えられるの、かな……


【人】 許婚 ニコラス

[固まってるなあって、トレイルを撫でてる時に思ったけども。
困った顔をしているだけで、泣きそうとかカンシャク起こしてるとかじゃなかったから、落ち着くまでそっとしておくことにしたの。

目の前にある色彩に気を取られちゃってたのもあるけども]

 なにそれ、わかんない。

[>>391貰うようなことをしてない、その言葉が不思議で瞬きして。
その間も、指はぺたぺたと彼の皮膚を触る。
彼の唇は固くてささくれがあって、痛くないのかなって思う。
それから、さっきから気になっていた孔雀石に指を伸ばして]

 ん?

[瞼を閉じられて、名前を呼ばれて。きょとん。きつく閉じられてるから開けられない。
仕方ないから、瞼の上から眼球を押す。
固くてぷよぷよとした感触が、指の下に感じた。

もっかい、唇を撫でて。捲って。
下に揃った白い前歯を二本、親指でなぞって]

(398) 2014/11/16(Sun) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 あ。

[そこでようやく、小さいころノックスの目に両の指を突っ込んだときに窘められたことを思い出した]

(399) 2014/11/16(Sun) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>387声]

 シメオン。

[さっきまで弄り回してた指を、誤魔化すみたいに黄金に向けて。
ぷう、と息を吐いて、質問の答えの代わりに首を横に振る。
見覚えのない服だった。

>>394また孔雀石が見えたから、グレーの目で見上げる。
野生動物の色がその目にはあって、つい手をにぎにぎしてみたり]

 フィリップのだったの。よかったねえ。

[どうやら、シメオンの問いかけは一足飛びに解決したみたい。
よかったなあってうんうん頷きながら、指をこっそり自分のズボンで拭いた]

(400) 2014/11/16(Sun) 23時半頃

 痛み…………強い 刺激が有効
 なのかな…………
 
 
 耐えられるなら 耐える方法は
 多いに越したこと ないよね
 目は……弓を射るときないと困るけど……


 そうかもしれない、ね……

 あれだ、混乱してるときに頭はたいてもらうような感じ?



 ……目はね、普通に生活するのにも困るし。
 手も、困るし……

 ううん、どこも、困るけれど……

 衝動をこらえきれないより、まし、なのかなあ……


 出会い頭に 殴ればいいかな……?


 …………どこでも困るけど……
 少なくても ドナルドにとっては
 衝動のままに喰らうよりは……片目の犠牲
 それを選んだ………ーーそういうこと だよね


 ……ノックアウトされれば、気絶して動けなくは、なるよね……

[それだけの力で殴れるかどうか。
 そのあたりが不安ではある]



 うん……ドナルドにとっては、そうだったみたい。

 ――だから、衝動に負けるのが、すごく、怖いね。


 それだ いっそ弓で………は 死ぬか……



 …………怖いね……

[片目を失うより 衝動の入りやすさを
 自覚しているだけに]



 ……衝動にとらわれないように
 囚われても 殴るなりなんなりで……止めるよ

 [獣の性質を同じように持つラルフの安心になるように]


 ……それは、死ぬ。


 衝動が、どんなタイミングでくるかわからないから。
 それがこわい。

[いまだ、ざわめきしか感じなくても。
 これが、おさえきれなくなったらきっと、と思えるものを感じている]


 うん、ありがとう、フィリップ。
 俺も、そうするね。


[こうして、声をかけてくれるだけでも、ありがたいと思う。
 一人で考え込んでいたら、きっと飽和していただろう]


【人】 許婚 ニコラス

[歯列が綺麗だった]

 わかんなぁい。

[な、にアクセントをつけて。
人と関わりたくないって言葉に、ハテナを浮かべる。
それから、目を潰さなくてよかったなあって思った。
自分が毬栗で手を刺すくらいならいいけども、彼の目の光がなくなったら大変だ。

>>401邪魔してごめん、という言葉にぷるると首を横に振って。
小さなくしゃみをひとつした]

 シメオンも、風邪引くよ。
 ちゃんと拭かないと。

[水遊びでもしたの?って、濡れた髪に首を傾いで。
また、ひとつくしゃみ。
さむさむと言いながら、トレイルにぴったりくっついておいた]

(420) 2014/11/17(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 おわり?

[フィリップの宣言に、結局なんの話だったのかと首を傾ぐ。
けども、ここは寒いのは変わりなかったから、うんってひとつ頷いて]

 じゃあ、戻ろ。

[ノックスが心配するようなことがなにもなかったなあって思いながら、フィリップとトレイルに声をかける。
ここは寒いから、ペチカの周りでゆっくりしたい]

(423) 2014/11/17(Mon) 00時半頃

 嗚呼…………それは ある
 怖くて 人間をさけてたはずなのに……


 ……思いっきり 鳩尾に打ち込んでいいから

[殴られるなら 先の散らした行動より
 ラルフにも頼みやすくって
 自分は…………できるだろうか?]


 満月のときだけ、避けていたけど……

 ――なんとか、しないとね。


 うん、少なくとも痛みで動きが止まるぐらいには、思いっきりやらないとね……


 フィリップも遠慮なく、やっていいからね。


 ドナルドも強いし……ラルフも強いね
 それでも 人に関わって……満月以外の時




 狩で仕留めるように…………やるよ
 


 俺が強いんじゃなくて、二人に支えられてるだけだと思う。


 これから、がんばることができたら、強いのかもしれないけど。





 ――う、うん。
 ……身をもって体験するわけか……

[少し、痛みを想像して青ざめる心地]


【人】 許婚 ニコラス

[>>428綺麗なものは触りたくなる。
だから、ノックスとトレイルの目は何度か危険が危なかったことがあるし。
実際、ノックスはとても大変だった。

出会って間もない頃に、その霜が降りた空の色がとても綺麗だったから。
指を伸ばしたら、ノックスは避けなかったし、瞼が閉じられることもなかった。
すべすべしたそれを触って、舐めて、押して、形を確かめて。
そのあとしばらく彼が包帯を巻いていたのはなぜなのか、大きくなるまでよく分からなかった。

いまはわかる。から、フィリップの目を潰さなくてよかった]

(438) 2014/11/17(Mon) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ふうん……。

[ハテナに大人みたいな顔で笑って答えるフィリップ。
それに、不思議を表した声で相槌を打って。

そうしてから、目をまんまるにした]

 なんで?なーんーでー?

[足をばたつかせる。
関わったらダメ、に納得できなくて、口を尖らせた]

(439) 2014/11/17(Mon) 01時頃

 …………衝動に 負けない くらい


 そう 思えることが もう 強さの一つ
 だと思うよ




 一瞬だから…………!
 狩でもそうなんだ 長引かせないのが大事

[と 慌てた風に 思考を上書きする]


 そっかな……そうだといいな。

 ありがとう、フィリップ


[あわてて重ねられる思考に、ほっと吐息をこぼす]


 一瞬なら、我慢できるはず……


 ううん  きっと のりきれるさ

[と 勤めて心はポジティブに
 混ざる感情は どうしよう この子供達と
 トレイルとニコラの様子に ちょっと遠い目したい
 けれどそれは牧歌的な悩みで 気がポジティブに寄ってたのもある]


 痛みを感じさせないくらい
 素早くしとめるよ…………


 だよね。

[話しているうちに楽観的になってきたのは間違いない。

 なにかほのぼのとした悩みが伝わるけれど、そこまで気にする必要はなさそうだとも思う]


 ……わあ、狩人っぽい。
 獲物になった気分ってこういうのかー。

[こちらはそこまで言い切れないから、なるべく確実性を狙うか、と思う。

 血が流れているわけではないから、まだ
 そこまで匂いで動揺することはない。]


【人】 許婚 ニコラス

[>>442ちなみに、ノックスにダメだよって言われたことを思い出さなかったら、歯を引っこ抜こうとしてた。
だって綺麗だから、手にとってみてみたい。
でも歯を抜いたらどうなるんだろう。それはまだわかんない。
小さい頃みたいに生えかわってくる?それとも、包帯、巻く?]

 むう……っ。

[フィリップの言い聞かせる口調に、ぶすくれて。
赤ちゃんみたいに、足をばたつかせるのはやめない。
藁と不満がふわふわ部屋を飛んでいる。

イヤイヤをして、思いっきりしかめっ面をしてみせた。
>>445蹴っ飛ばそうとしたけど、避けられて]

 ……ぶー。

[ふてくされて、立ち上がって。
ぷいっと階段の方に足を向けてしまった]

(456) 2014/11/17(Mon) 01時半頃

[笑うような気持ちで 薄く羞恥プレイに
 恥を感じる思考もあれど
 今はのんびりと楽観の中笑って]


 ふっ 獲物になり切りすぎて
 逃げないでね?

[などと 冗談もこぼれ]


[こちらもまた、喜色が思考にまじる]


 逃げない、けど。
 うん、がんばる。

[冗談にくすくすと、おかしげに笑いがこぼれる]


[なにか ラルフにいいことがあった様子

 だから ダメだ 心配かけちゃ
 ダメだ]


 ーーーーーうん……そうだね


[フィリップの様子がかわったことに気づかず]

 うん――



 二人きり、は、あぶないん、だったっけ。

[嬉しさにまぎれていたけれど。
 ふと、改めて二人きりだと気づいた。

 それがちょうどフィリップのほうでも起こっているとは知らぬまま]


…………そう 二人きりはだめ…………
こわい……二人きりは怖いよ


[うわ言のように触発されて思考が落ちる]


【人】 許婚 ニコラス

[甘い保護者のせいか、それとも元々の性格?
僕らのグループは、どこよりも子供っぽくて世間知らずなワガママが二人。

>>469だから、呼び止める声にも子供らしくべーっと舌を出して。
そっぽを向いて、それから]

 トレイル?

[消えちゃいそうな雰囲気が増えてる気がするトレイルに、ちょっと首を傾いでから。
あとでまたねって、手を振っておいた]

(479) 2014/11/17(Mon) 02時頃

 フィリップ……

 もしかして、いま、二人きり……?


[ふと、届いた声に、問いかける]


ニコラスは、フィリップの目の瞼越しの感触がまだ指に残っていて、グーパーしてみる

2014/11/17(Mon) 02時頃


……ごめん

 でも 大丈夫 だから
 …………難しい ね 




 ――なら、いいけど。


 うん、難しい……

 居間には、きっとみんな集まってるだろうけれど。
 こんな狭い小屋なのに、ね。


 二人きり、なれる場所が多い……


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/11/17(Mon) 02時半頃


 居間じゃ……人間が多すぎて 息が詰まるけど

 
 どうしたら いいのかな…………
 縛り付けて 檻にお互い
 入っているわけにも……いかないしねーーー


 そんなことしたら、みんなにすぐばれちゃうし……


 ……まだ、大丈夫。


[そう、願うように呟く]


 ーーーー………………
 ラルフも…………二人 きり?


[トレイルの行動に困惑一つ
 覚えはしたが 食べられても良かった
 そう書かれた言葉をみた時の
 衝動になりそうな それは今はなく]




 ―――――うん 

 いま、ノックスさんと、いる……


[つながれた手。
 巻かれた包帯。
 血の色を含んだ肉。

 思い返せば、自制ができなくなりそうで]


 ……まだ、大丈夫


 これから見せてもらうのは、作品、だし。

[ものがあれば、気がまぎれるかもしれない]


 ノックスと…………


[釈然としないものを感じる
 自身は大人だから
 子供と二人っきりでいいのだろうか]


 …………そう
 でも……気配は……あるの?


[まだ 先ほどもこぼれた思考
 緩く首を傾げるように思考が尋ねる]


【人】 許婚 ニコラス

―昔々あるところに―

[僕が生まれてから、しばらくの間。一緒に住んでいた女の人は、優しい目をしていた。
絵本をたくさん読んでくれて、たくさん誉めてくれた。

だから、僕は森にはヤギの家族がいて、三人兄弟の子豚がいて、お菓子の家があって魔女がいて、狼が狙ってることを知ってる。

不満も不幸もなかった。
でも女の人は、どんなに言い聞かせても僕が
あの人はお母さんだってよく分からなかったことが、悲しかったみたい。

ある日、手を引かれて。
知らない家に、一人残されて。
ああ、いらないって言われたんだって思った]

(503) 2014/11/17(Mon) 03時頃

【人】 許婚 ニコラス

[何度目なのかわかんない引っ越し。知らない家族と知らない規則。
だけどどこの家に行っても、最初はどんなに誉められても。ダメな子って言われるのは変わらない]

 う゛ー、う゛ーう゛ーう゛ーっ!!

[>>446キンキン高い声で魔女が怒る。
泣きじゃくりながら、必死に理由を紡ごうとするけども。あんまりぽんぽん言われるものだから、言葉が挟めないし言葉がまとまらない。
だから耳を塞いで、低く唸っていた。

いつものこと。

魔女が鞭を持って、手を出しなさいって怒る。
咄嗟に後ずさるけども、ぐいって手を引かれて。
無理矢理前に出された手に、バシンと痛い音がした。
わっと火がついたように声をあげて泣く。
静かにしなさいってまた怒られて、何度もしゃくりあげた。
もうなんで怒られてるのかも忘れてしまって。
座り込んでイヤイヤを繰り返していれば、それがまた怒らせたらしい。

鞭のしなる音に、ぎゅっと目をつむった]

(505) 2014/11/17(Mon) 03時頃

【人】 許婚 ニコラス

[音だけで、痛みはなく。
不思議でそうっと目を開けたら、見えたのはビスケットの色>>453

瞬きして、のっくす、と魔女の言葉を繰り返す。
ノックス。ノックス、ノックス?]

 ……うそつき……。

[そのビスケット色が、優しくいった言葉に。
泣きじゃくりながら、そう言った]

 うそつき、うそつき、うそつきぃっ……!

[その腕の中から逃げようとするけど、逃げらんなくて。
しがみついてわんわん泣きながら、首を振る。

そうして、彼の服をぎゅっと掴んだまんま。
泣きつかれて寝ちゃったの]

(507) 2014/11/17(Mon) 03時頃

【人】 許婚 ニコラス

[夜に、起こされた。
目を開ければ、そこにはビスケット色。
夜の闇の中でも、凍った空の色が綺麗に見えた。

目を擦る。
差し出された手を見る。
ぽかんと口を開けて、何度も何度も手と顔を見比べて。
それから、きゅっと息を止めて、そうっとその手を取った。


月明かりが眩しくて、二人を隠してくれない夜だった。
大きな月を見上げながら、夜道を歩いて]

 あそこに住みたい。

[月を指差しても、ノックスは怒らなかったし変な顔もしなかった。

手を引かれて。
荷物はなく。
何度目なのかわかんない、引っ越し**]

(509) 2014/11/17(Mon) 03時頃

【人】 許婚 ニコラス

―今のはなし。一階から二階へ―

[最後に見たのは、トレイルをフィリップが押し倒してるとこだった。
こてんと首を傾ぐけども、そのまんま階段を上りきって。

やっぱり暖かい二階に、気持ちよくって目を細めた]

 ふぁ……。

[生あくびが出るけども、眠たいわけじゃない。
ノックスを探してきょろきょろしたけど、見付からず。

代わりに]

 あっ、

[>>506見つけたものに、不満と断罪の指差し**]

(512) 2014/11/17(Mon) 03時頃



 ――っ


[小さく、堪えるように、息を呑む。
 ひざの上、抱きしめられているということに、どこか混乱している。

 ざわつく衝動の、箍が外れそうで]


 …………こわい……


[何を、するのか、
 してしまうのか。

 ――今はまだ、堪えられている]


 …………

[自分が感じるものと違う
 思考から流れ込むものに
 衝動とは違う何かが背筋を冷やして]


 大丈夫 落ち着いて
 …………どこにいるの……
 今 二階にむかってる


[何かあった時 約束通り
 鳩尾に一発……その心構えをして]


[この、触れている手を、

 見えていた傷口に指を入れて、柔らかな肉をえぐったら。
 暖かい血をすすったら。


 そんな、想像にくらりと眩暈がする]


 ――――――フィリップ……

 三階、の、廊下……

 ……まだ、だい、じょうぶ。

[大丈夫だと、言い聞かせるように、くりかえした]


 …………っ

[具体的な視覚想像までは流れ込まずとも
 今にも外れそうなほど緩む箍の それを後押しするような感覚]


 わかった 答えてくれて ありがとう
 …………ね 戻ったら 何か 食事 作ろう
 美味しくて お腹に溜まるもの

[少しでも 思考をそらそうと考えたのはそんなこと]




 ――……っ、うん……

 おなか、すいている、せいだね……


 なんとか、抑えられた、けど……
 ちょっと、休む。

[逃げ込む前、視線があったときには、眉を寄せて苦しげな顔をしていた**]


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フィルタ

注目:ニコラス 解除する

処刑者 (5人)

ニコラス
21回 (6d) 注目

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死者
客席
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