人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

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【人】 採集人 ブローリン


[唇を遮った指先が、
膝に乗る重みが、
目の前で移ろう表情が、
拠り所>>*57

支えてくれるこの愛しい魂を代償にした契り。

もしもこの存在が世界から消滅するか、魔術師の元を去るか選ぶとしたら。
そうでなければこの愛を捨てなければならないとしたら──

   私はそれでもお前を離さないから
   きっと世界の方を壊してしまおう

望むのは破滅ではなく希望、
近づいてくるホレーショーの顔に微笑み、真名呼ぶ唇へ口付けを……]

(238) tayu 2015/08/16(Sun) 13時頃

【人】 採集人 ブローリン

 っ、お、あ? え…

[ははは、と乾いた笑いと共に膝から重みが消えて、
立ち上がろうとした動きがそのままよろめく>>*58
崩れるようにへたり込むまでを、黄金の双眸はぽかんと見つめていた。
ほぼ同様に、フロア中の視線が注ぐ]

 ……っ

[素早く手を伸ばす、その瞬間に悪魔の”魔除け盛り”が消えた。
有無を言わさず腕を引き脚を抱えて抱き上げる]

 た、体調が悪いんだったよね!熱もある熱!
 インフルエンザとノロウィルスと水虫じゃなかったっけ!
 その上で酒を飲むからだろまずいこれはきっとアル中なのであれだ
 マスター休憩入りまーす!

[ヒソヒソ、ザワザワ、人外達の視線へ殺気を込めて忘れろの呪いを掛け。
人間離れした速度でバックヤードへばびゅんと消えた]

(239) tayu 2015/08/16(Sun) 13時頃

[ぽかん。
何が起こったか分からず見上げるのはセピアも同じ。
スローモーションで上に浮き上がる周囲の風景に一瞬何が起こったか分からず、喋っていた口は半開きで、
足と尻に感じる床の感触に、周囲が浮き上がったのでは無く自分が落ちたのだとようやく気付いた。
なに?どうした?何でおれ床に居るんだ?
しかし気付いたからと言って思考が回復する訳でもなく、腰のへっぴり具合も、同じこと。

そして、じわじわくる熱と、恥ずかしさ。
だってそんな、キスしかけて腰が痛くて転ぶなんて。そもそも腰が痛いのってアレがコレの結果だし。
先とは違う意味で赤面し、目線は見上げた金から剃らせない。
正しくは、他を見れない。客からの視線が痛すぎて。

それでも発するヘルプより早く悪魔が動いたのは、幸いだったか。
現在の脳はあらゆる処理を停止させており、消えた大盛魔除けにも、抱きあげられた事にも一切反応は返せぬまま。
…が、]


 みっ、ず虫は、ないからあああぁぁぁ!!

[それだけは譲れないのだと、それだけしか返せなかったのだと、
ばびゅんと連れ去られる店主は、最後にそんな叫びをフロアに残しただろう。

体制に文句をつけ暴れはじめるのは、バックヤードに引っ込んでから。]


  オジサンとかよく言うよ
  トシとかかんけーねーっての

[ゴドウィンに向けてケラケラと笑う


  人魚の涙は……女性的魅力が上がる、らしいぜ
  まあ、オスに効くかってーと微妙かもな
  マスターにちらほら食わせてんだけど、効果あんのかね?

[ちらりと店長を伺う]

  あ、でも旦那の店の男客は増えるかもしんねーな
  女性フェロモンが増えてさ


【人】 採集人 ブローリン

[ただ、バーにいたらダメそうな理由になるものを適当に並べただけで他意はない。
白癬菌汚染はないらしい店主>>*60を連れ去り、バックヤードから階段を駆け上ろう。

暴れられても落とさないけど、降ろせと命じられたら降ろすしかないので、]

 立てなかったのに文句言うのは、だめ


[抱えた体を揺すり上げて、口を封じることにする。
柔らかな唇を塞ぎ、
囀る舌を奪って、
甘く霞む息を盗む。

少しワインの甘い味がして、いつかの接吻を思い出した]
 
 ………

(254) tayu 2015/08/16(Sun) 16時頃

【人】 採集人 ブローリン

[深すぎるキスで息の根が止まる前に勿論、二階にはつく。
抱えた荷物をベッドに下ろし、

顔を離し──
 たく、はない。

そのままのし掛かるように膝をベッドへ上げれば軋む家具の悲鳴。


『後で』はいつ? いま。

羞恥があるならば煽るように、
情欲があるのなら煽るように。
あるいはただ離れ難いと惜しむように、蜜の音を響かせる交わりに耽り、

頬へ髪へ触れる。渇き癒すおなじいろの花、
ああ、時が止まるようだと]

(255) tayu 2015/08/16(Sun) 16時半頃

【人】 採集人 ブローリン






 ──……。



 ホレーショー…どっか痛いの。キツかった?

[セピアを覗き込む瞳は金色の水面のように揺れる。
互いの瞬きも聞こえる距離、僅かに目尻に朱を乗せた]

 辛くても言わないのは俺のせい?
 気づかなかったって後悔させたいなら。ずるい

(256) tayu 2015/08/16(Sun) 16時半頃

 そんな事言ったって…、

[こんな恰好恥ずかしすぎる。
続く文句は塞がれて、それ以上のお喋りはナシ。
抵抗していた手は何時の間にか縋りつき、せがむかのように引き寄せて、今度こそ目を閉じ、交わす甘さに溺れていただろう。

だから、抱かれ階段を上がったのも、ベッドに横たえられたのも知らないうちに。
後半は余韻の内に感じたかもしれないが思考はそれどころではなく、熱で緩む意識の隅に、軋むスプリングを微かに聞く。
離れぬ距離に腕をからませ、触れる体温に甘えていた。
後で、後で。そう我慢していたのは此方も同じ。]


 ――あ、
 ごめ、

[覗きこんだ瞳に、息をのんだ。
心配させた事に気付けば、途端にしょんぼり申し訳なさそうな顔になっただろう。
それでも熱は抜けぬまま、擦り寄って、二人の前髪の色を混ぜ合わせる。]

 …気にするかと、思って。
 言ったらもう、して貰えなくなるかな。…って、
 後悔させたいとか、そんなんじゃ、無くて、


 あれ、結構、よかった、し。
 またシた、い…し……。

[近いまま目を伏せて逸らして、言葉尻は小さくなるばかり。
朱を浮かべ、目を潤ませて、
今度こそ、この距離からは逃れられそうにない。]


【人】 採集人 ブローリン

 そんなの。
 気にするし……

[少しずつ小さくなる声>>*63を耳に聞く。
いまは表情豊かな男の顔は、泣き笑いみたいに歪み、擦り寄った額をぐりと押し付ける。

   ごめん

小さな囁きは花弁を揺らす弱い風。こちらもしょんぼりと萎れて、
同時に香るのは愛おしさ。
また──と求めてくれる心を垣間見、風が纏う淫蕩な蜜の香]


 ……。もうやだって言われたら、もうしないけど

[優しくしたい、とあの時ちゃんと伝えただろうか。
言ったはず。と 記憶は告げるが、きっと言っただけだ。

潤む眦へ唇を寄せる。
あまい、それは、人魚の涙よりもあまやかな]

(267) tayu 2015/08/16(Sun) 19時頃

【人】 採集人 ブローリン

[白と黒の夜の民、凛とした制服を指先で剥いで、
今宵は休憩。

シーツの白へ伏せさせた稜線へ、掌を触れた]


 じっとして、いやって言うなよ

[偽物ではない真なる夜。
闇に射す燐光へ淡く裸身が浮かび上がる。

其処彼処に散る痕跡は求めた熱情の余白。
痛みを齎す程ではない、柔らかな肌下の紅華を緩やかに辿る。
悪魔の背に刻まれた爪跡が共鳴するように幽かに疼いた。それらもまた求められた夢の浮橋。


程なく掌は、細くなだらかな腰に、炎症を表す強張りを見出す。
指を添え、筋をほぐすように穏やかに撫でながら、
低く詠うように囁きかけた]

(268) tayu 2015/08/16(Sun) 19時頃

【人】 採集人 ブローリン

 ホレーショー、俺は人間じゃない
 近づきたいけど、ずっと、わからない
 だから君は俺に
 わからせるように。言ってくれるべき

 優しくして欲しいならそう言って
 酷く、して欲しいならそう言って

 それで辛くなったら、そう言って。


 悪魔にも…… 君を癒すことはできるのに、

[声を我慢しないで欲しい。

そう願って唇を落とした。
接吻の跡に、奇跡の行使、薄い燐光が灯る。首の付け根、脊椎の尖り。
しなやかに撓む背骨のひとつひとつ。
腰骨の輪郭へ。
擦られて紅く腫れた傷へ]

(269) tayu 2015/08/16(Sun) 19時頃

  女性客増えるかなーって思ってさ
  って……あれ?

[言葉を繋ぎ合わせる
 男性客だけ、女性フェロモンには反応しない。つまり…]

  あー、噂のゲイバーって旦那のとこか
  別の部屋でやれる親切なバーがある、って聞いた事はあったんだよな

  じゃあ、此処に来てる人外の客も、そっちに行ってたかもな

[そう言えばトレイルも行っていた。
 ああだからトレイルは女性が苦手なのか、と勘違いのまま納得して]


  ま、人魚の涙なんてお守り程度だけどさ

  これからも、ウチも旦那も
  繁盛していこうぜってことで


  こっちも、昼も、よろしくな
  ゴドの旦那

[にんまりと笑った**]


[ベッドの上で裸体を晒すのは、まるで昼のまぐわいへの合図のようで。布を剥がす彼の指が肌を掠める度、外気に触れる度、何度も身体を震わせただろう。
だが枕に顔を埋めても始まるのは普段のソレで無く、しかしそれを彷彿とさせる事と大差ない。
触れられ漏れ出る声は、きっと相手を煽る物なのだから。]

 ン、…っふ


 ……ごめん。
 今度から、正直に、言うから。
 ぜんぶ。

[じっとして、おとなしく。
そう言われた癖に首をひねり、視界の端に背後の彼を捕らえれば、丁度背に口づける所だっただろうか。

咎められている事位きちんと分かっている。
彼の気持ちも汲まず、自分の満足感だけを優先して、それで悲しませた。

頼らないのは、信じないと同じ事。もうそんな悲しい顔させたくない。
言ってしまうと全てが恥ずかしくて堪らない気もするが、君がそう望むなら。
俺の物である君が、そう、望むなら。
これから共に過ごすであろう長い時を、些細な事で歪ませない為に。]


[唇が触れる度、行為の最中のように肺が、喉が震える。
漏れ出る声を我慢しなかったのは、どうしてか。

ずくずくとした痛みは徐々に消えて、しかし代わりに、彼の唇の感覚が消えてくれない。
不思議さに関心やら感謝をするより先に、覚えたのはもっとと言う欲で、
彼が好意でしてくれているというのに、それなのに自分はこんな、どうしようもなく、
どうして、こんなに、

こんなに、気持ちいいのか。
沸き上がる快感と甘い背徳感を吐息に混ぜ吐いて、後は身を任せるだけ。

喫茶店の、決して厚く無い扉と床。
止められない声が下階まで響いてしまったかどうかは、悪魔のみぞ知る。
あと、蛇。]


【人】 採集人 ブローリン

 ん。ごめん
 もっと色々、伝えるべきで

[彼はこの存在の全てを知ることが出来るのだから]

 それに、知りたがるべきだった
 君が辛い思いをしているか、いつも考えて…きたはずのに

(313) tayu 2015/08/17(Mon) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[この契りは未だ手探りのステップ。
大切に育むべき芽吹きを腕に抱く]

 優しくしたい。加減はまだ …その、わからなくて、ごめん
 [抱きたい][愛したい]
 [もっと][いくらでも][尽きない]
 [でも] [優しくありたいんだ]  … [好きだから]

 もし君を傷つけたなら、気にする
 だから教えて
 癒せと、言ってくれれば俺は[償える]
 [償えなければ、また罪に][潰されてしまいそうで]

   まだ…怖いんだ。ごめん

   でも愛してる、信じている

(314) tayu 2015/08/17(Mon) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[痛みをやわらげて癒す為の淡とした動きは、
漏れ出る吐息のうつくしさ、声の暖かさ>>*68に、
   煽られる]

 …ン …ホレー、シ…

[彼を苛む痛みを奪い癒し、代償に、また一つ人の枠から離していく。
それがひどく 嬉しくて、
苦しくもある。人間という種族を愛しているから]

 ……

[背徳の快楽を囁く吐息。
いろに濡れる音へ耳を傾け、愛を捧げる。背に描いた澪が燐光を放ち、この身が高鳴った。

労わるだけの掌はやがて少しずつ、互いの熱を拾い集め。
漣寄せるこころを抱いた]

(315) tayu 2015/08/17(Mon) 00時半頃

【人】 採集人 ブローリン


[決して厚くない扉と床。
知られることを俺の魔術師である君が嫌がるなら、
響く愛らしい声ごと喰らってしまおう。

漂う気配と花蜜の香りだけは、一部の長寿には隠しきれなくても]

(316) tayu 2015/08/17(Mon) 00時半頃

[背後から耳に響く声と、頭に直接響く心の声。>
囁くようなそれらを大切に拾い集め、一つも逃さないよう、心に縫い止めて。

彼は、どんな顔をしているのだろう。
枕の白と瞬きの黒しか写さぬ視界は始終揺れていて、もしこの白が背にあって君と向かい合えていたというのなら、今すぐ抱きしめているのにと、代わりにシーツを握りしめた。
…だめだ。こんな薄っぺらい布じゃ、到底彼の代わりにはなれやしない。

自分の身体に起こる変化なんて知りはしない。彼がもたらす物ならば、例え幾千の痛みであろうとも耐えて見せよう。
…まあ腰の痛みには耐えられなかったのだが、ある日突然揃いの角が生えたって、きっと自分は気にしない。
一度は望んだ道でもあるし、心の準備なんてとっくに出来ている。
君と永久を歩む準備も、同じ様に。]


 ――んぁ、プ、リム、

 …プリ、ムラっ…!
 プリムラぁっ、

[呼んだのは彼の、自分だけが知るホントの名前。
揺さぶられる身体ではどうにも上手に名前を言えなくて、掠れた声で何度も、何度も名前を唱え直す。
縋る手の先はシーツか彼か。どちらにせよ爪を立て、今は必死に縋りつくしかない。

啼き声を塞ぐ口付けの合間、また、何度も名前を呼んだ。
彼を忘れないように。彼が消えないように。
存在を、強く求めて。]


【人】 採集人 ブローリン

[あまく響く声、真名を呼ばう声を喰らう。

ズン、と内腑を揺らして突き上げる熱塊、
熱源を幾度も抉り、抱いた腰へ打ち付け、烈しく、揺さぶる。
今ならば暴虐にも堪えると知っていて、求め合うままに。

注ぎ続ける灼熱は煉獄の快楽、
共に堕ちて、
剥き出しの魂が融け交じる――永劫の契り。


劣情も執着も罪であり愛であり、 真実。
合間、名を呼び返す声に交じり、
感謝を零すのも魂の声だった。

ありがとう。
     足元に咲く小さな花を、求めてくれて**]

(332) tayu 2015/08/17(Mon) 01時半頃

【人】 採集人 ブローリン

― ある日の喫茶店 ―

[今年も、夏の陽射しが強かった。
教会の鐘楼の前を歩く男はそっと顔の前に掌を翳す。
光の加減によっては金色に光って見える薄茶の虹彩が、眩しさに収縮する]

 …あちぃなもー

[日陰を求めて路地へ交じる足取りは確か。
腕に抱えるのは数冊の本で、その肩に、最近、ほとんど猿はいない。
豊かな感情を切り離すことで守っていた心は、意に沿わない契約を結ばなくなって随分、安定しているらしい。

カラン、と真鍮のドアベルを鳴かせた。
カウンターへ陣取る警備員兼雑用係は、暑い暑いと言いながらホットドリンクを注文する]

 コーヒー、砂糖二つ。
 …コーヒーたっぷりで

[昼は美味しいコーヒーと雑談と。
夜になれば逢魔時の喫茶店はバーとして、艶やかな花を咲かせている**]

(334) tayu 2015/08/17(Mon) 02時頃

 −恋人さえも知らない、秘密−

[ロッカールームで着替えを終えて、
いつも通り前髪をかき上げる。

普段結わえられた髪は、垂らしたまま。
首筋に刻まれたしるしを秘匿して。

いつも、陰ながら支え、見守ってくれている同僚へ。
これだけは伝えておかねばと、そっと近寄り。]

  ケイ――あの、ね
  おれ、突っ込まれる方だった

[はたして蛇は、どんな反応を見せるだろう。
きっと呆れたような顔で、それでも祝福してくれると信じて。

今はまだ、甘い甘い蜜月の始まりだから、
蜂蜜やチョコレートを使った戯れは、未来へのお愉しみ。]**


 ― 夜の街 ―

[深く暗い街の中。
その地区の一角は何故か他よりひと際暗く、上を見上げれば街灯が一部壊れている事に気付くだろう。

おかしいな。
先週来た時は煌々と明かりがついていた筈なのに、どうして。
そう首をかしげても同行者はよそ見をするなと急かすだけ。

 「にゃあ」

鳴く猫の後を付いて、君は歩く。
いつもは迷子になる道を今日はすんなり。立ち止まり周囲を見回しても、同行者はやっぱり急かすだけ。]


 「にゃあ」

[夜の街を歩く一人と一匹。
暗い路地をとぼとぼ歩く。目的地は知らないまま。
だってこの猫が、僕の万年筆を返してくれないものだから。
暗い道のり、こんな深夜にもかかわらず、僕と同じように歩く人が何人か。

あれ?今すれ違った二人組、片方に白い羽が生えていなかった?
驚き振り向いても、誰も居ない。]


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