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こういうペンションで… 貴方たちみたいなナンパな大学生に襲われて殺されたの。
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― 1階ロビー ―
[手当てを受けたらしいヤニクの姿を見て、握り締めていた右手の力が少しだけ緩む。 ソファには本を囲む面子の姿。自身も空いている席へと腰掛ける]
やれやれ。あの場で惨事が起こらなくてよかったぜ…。 っつーか、年長者が俺だけになっちまったな。 ははっ。若者の体力にゃついていけねぇわ。
[早速煙草をふかしながら軽く愚痴り、本の内容について語るのを耳にして]
…幽霊?このペンションに来る前なら超常現象なんてもん、信じるわけがないんだがね。 ……ラルフの殺され方は、ありゃ異常としか言えねぇんだよな。
あー、あと。 イアンが武器を探してるみてぇだ。ちっと気をつけた方がいい。
(141) 2011/01/19(Wed) 22時半頃
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あら信じた? 冗談よ。
覚えてないわ。そんな昔の話。
ふぅ。わらわのヨリシロ、あっさりと意識を手放すもんじゃのぅ。
まぁ特等席で面白いモノが見れたからよしとするかの。
ナカマも戻ったようじゃな。
ほほ。此度はぬしの希望で招待客を選ぶとよいと思うのじゃ。
前回わらわの希望で通ってしまったからのぅ。
幽霊って時間感覚が結構曖昧なのよね。
どのくらい時間が経ったのかってわかんないの。
だから年齢も良く分からない… 覚えてるのは、死んだ時は10代後半だったはずってくらいね。
さあ? 神様が本当にいるなら効くんじゃないの。
それで昇天できれば退屈からも解放されるし、試してみる?
聖書? ああ、伴天連の経典かや。
さてのぅ。わらわには別にあの本があったとて苦しむ事は無いが…。
信仰は結局、心の力を増すものじゃからのぅ。
もしかしたら、そこから本当に力を得てしまうものもおるやもしれんな。何といったか、『信じる物は救われる』じゃったかな?
銃が欲しいって。やっぱ変ね、こいつら。
そんなに殺し合いがしたいのかしら。
イアンと言ったかのぅ。別に拭いてやってくれてもよいのじゃがな。
このヨリシロもさほど憎からず思っておるようじゃぞ?
ほほ。よい性格をしておるようじゃがな。
しかしイアンの大暴れを危険とみなすものが多いようじゃなぁ。
その割には、この小娘がかつがれていても、誰も危険とは思わないようじゃな。ほほ。不思議不思議。
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銃、ねぇ。 ゴドウィンなら扱えそうな感じはしたがな。 あるかどうかはわかんねぇが、置いてあるとしたら客が出入りするようなとこにゃねぇだろ。 となると、スタッフルーム…か。悪ぃ、さすがに行く気はしねぇや。
[オスカーへ、苦笑いを浮かべながら答える。 ふと目の前にやってきたアイリスにハチェットを渡され、多少戸惑いを見せる]
…これを俺に? 不寝番は任せた、ってか?
[にや、と笑ってそれを受け取る]
(155) 2011/01/19(Wed) 23時頃
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なんだかんだゆって自分が一番大事なんじゃないのかしら?
武装して殺し合いを始めてくれるなら手間が省けるし、止めることもないんだけど。
銃ではわらわたちをどうにかできるわけではないからのぅ。
とはいえ、ヨリシロを壊されてしまうと、次の憑依先を見つけるまでは、現実に干渉する触媒がなくなってしまうでな。
あまり物騒なものは持って欲しくないが、いやはや。
殺られる前に殺るという考えでは、自滅してしまうのではないかのぅ…ふふふ。
わらわ達以外の死人が増える分には、お客様が増えるだけじゃから、嬉しいことであるがのぅ。
あら残念ね。
ふふふ。でも、何かその気になっているみたい?
オスカーさんは違うのかもしれないわ。
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[アイリスの言葉にくくっと笑いながら]
不寝番が1人じゃ、意味ねぇだろ? それこそ、そいつのアリバイが成立しねぇや。 ここで集まって休むってんなら、二人ずつ交代しようと考えてたぜ。
あんたが一緒に起きててくれるってンなら、歓迎だねぇ。
…はぁ。さっさと明日になって、雪も止んじまえばいいのにな。
(161) 2011/01/19(Wed) 23時頃
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不寝番の片方が死んでたらどうするつもりなのかしら?
生きているもの同士は信じたいものじゃろうからのぅ。
生きるためならどんな手段でも取ろうとすることは、悪い事ではなかろうと、わらわは楽しく思うぞ。ふふふ。
であろ。本自体にそんな力があるわけではないのじゃよ。
まぁ、わらわたちもぬし様も、実際に触れることができているわけではないから、というのもあるかもしれぬがな!
[ラルフの呟きに、ころころと笑った]
んふん。やはりぬし様もそう思うか?
見えないところでばかりご招待してしまったのもいけなかったかのぅ。
まぁ――逃げても無駄、と言いたかったのでこれはこれで仕方なかったのじゃがな。
[ラルフの言葉に、にやりとした笑みを浮かべる気配をさせた]
不寝番の片方が死んでいたら――そりゃあもう一人は疑われるじゃろうなぁ。
不寝番をしそうな彼を、ぬしも招待したいかや?
[メアリー(?)にはそう尋ねる]
今日は女の子にしようかなと思ったんだけど…。
彼にしようかしら?
一番、明日が面白くなりそうなのは… 彼なのよね。
決まりね。今日の招待状はドナルドさんに出すことにするわ。
明日の皆の顔に期待しましょう。
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ははっ。その笑顔、久しぶりに見た気がするぜ。 それ見れただけで、今までの疲れは吹っ飛んじまうな。
[アイリス>>164に対して軽口を叩く]
おー、ヤニクは休め休め。 身体は正直だぜ?いくら気力があっても、それは肉体を伴わないと、な。 痛み止めの薬も、無限じゃねぇし。 休める時に寝とくといい。
(171) 2011/01/19(Wed) 23時半頃
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んふん。彼じゃな。よいのではないかな。
アイリスといったかな、あの子をお呼びして、残った彼の顔を見るのもぞくぞくしたやもしれんが、一番混乱は起きそうじゃのぅ。
[くるん、首だけをラルフの方にむけて]
ぬし様はでも男ばかりこちらにご招待するより、女の子の方がいいなあとかは無いかや?
お客様のご希望も容れていこうかなと思うわらわは次のためにもアンケートを催すのじゃぞ。
おやおや。これは嬉しい事を言ってくれるのぅ、ぬし様は。
ほほほ。そうよな。
わらわもこんな言葉を使うが、果たして生前本当に女だったのかどうか、もはや記憶もあいまいじゃからのぅ。
[そう嘯く。やはりどこか陽気であった]
今度は自殺? 招待状は全員分あるのに気が早いわね。
あの娘の雰囲気、確かにたまに来る自殺志願者のソレに似ておったからのぅ…。
この状況に、心が後押しされてしまったのやもしれぬな。
ヨリシロの小娘ががんばるかもしれぬが――生き延びるかは、当人の心次第…死にたがる者を止める事も無いのは確かじゃのぅ。
まあ… 遅いか早いかだし、来たいなら好きにすればいいけど…。
手に最初からあった痕といい、発見された時の状況といいそんな感じよね。
そういえば何かで凍死は一番楽な死にかただと読んだことあったわ。
生きてる人はわからないもの。
死は最期の救済だなんて誰が言ったものやら…。
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[隣に移動してきたアイリスを横目で確認して]
イアン…ねぇ。 俺には、あいつが親友のラルフを殺す動機が掴めねぇ。
[どうしたもんかね、と彼らが居るであろう場所を視線で追う]
(183) 2011/01/20(Thu) 00時頃
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ふふ。そうじゃの。
なくなったりはできぬよ。特に自殺はな。
今までもたくさんの自殺者が、がっかりしてそのまま自縛霊となっていったわ。
凍死は眠ってしまえばエレベーターじゃからのぅ。
ただ本気で寒いのは痛いと思うがのぅ。
冬山の谷間はなかなか賑やかじゃぞ。
やつら、死んだばかりで集まると何故か不幸自慢をはじめるからのぅ。
…ま、誰かに聞いて欲しかったんじゃろうな。
死ぬと寂しいからのぅ。だからわらわ達もこうして遊び相手をさそっとるわけじゃし。な。
死は救済か…さてなぁ。わらわ達はそうすると救われておるのか?
そもそもわらわ達こそが救い主という事になるかや。ほほ。
うむうむ。あまり冬山の谷には近づかぬ方がいいぞ。
じゃが、ぬし様がその場にいけば、小気味よく全員に説教くれてくれそうじゃのぅ。
ちょっと見てみたいかもしれぬな。
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ったく、リンダはせっかく雪の中助けたってのに… 何故死に急ごうとすんだよ。
オスカーとメアリー、頼んだぞ。 俺らはここ動く訳にゃいかねぇし…
[そう呟いてアイリスの方を見やる]
(189) 2011/01/20(Thu) 00時半頃
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