人狼議事


242 【突発誰歓】桜が見せた夢

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【人】 鷹の爪団 マドカ

[黎明が近づく。
 せんぱいにはいつか、伝えることになるだろうけれど
 悲しみを隠すように、視線が合えば笑っていた。]

 (長谷くん。
  思い出したよ、一年坊主の小生意気な男のコ。
  本谷くんと、とても仲がよかったね。
  その友情を、大切にしてくれたならいいなぁ。) 
  
 (まゆ美、ごめんね。
  引き止めることができなかった叔母を許してください。
  貴女は、まどかさんの自慢の姪っ子です。
  ずっと忘れないからね。)


 ―――だれも、みんな、ひとりじゃないよ。

[しらんでいく空を見上げ、涙、ひと雫。**]

(0) bloody 2015/12/19(Sat) 00時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

―朝―

[土砂から道を解放したのは、自衛隊だか救命隊だか。
 重機が最後の土砂をどかしたら、
 わらわらと、助けに来た専門職たちが
 中学校に入ってくる。]

[ 「大丈夫ですか!」
 「怪我をしている人はいませんか!」 ]

[響き渡る声に、まどかは意識をゆっくりと覚醒させる。]


 夢…… じゃ、ない。


[体育館の隅で、みじかい眠りに落ちていた。
 一瞬だけ、非現実的な一夜が幻にも思えた。
 けれど、隣には光せんぱいの温度がある。
 彼女を見上げて、へにゃりと笑った。]

(1) bloody 2015/12/19(Sat) 17時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[救助にきた人々がこの体育館に足を踏み入れる前。
 もしかしたらまだ、共に一夜を過ごした誰かが、体育館にいたかもしれないけれど]

 せんぱい。

[囁くように呼んだ。寝起きのまどかは、少しだけ大胆で。
 寄り添っていたせんぱいの頭を抱いてそっと引き寄せては、

 桜の花びらが触れるように、

 ふわり。

 その唇に、唇を触れさせる。]

     ――…すき。

[二人の関係を示すものはせんぱいの人差し指にある指輪くらいで。だけれど覚えている。同じ時を、その記憶を共有しているから。]

(2) bloody 2015/12/19(Sat) 17時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ


 ……いつか帰る場所が一緒になれば、うれしいな。

[外の喧騒でおちおち甘い言葉も囁いてはいられない。
 姪っ子の遺体が見つかるのも、時間の問題だろう。
 本谷くんと、そのご両親の話もいずれ、耳に入るか。 

 寂しくて悲しいけれど。
 落ち着いたら、せんぱいにまた会える。
 そばにいられる。
 そう思えば、現実は怖くなんかない。*]

(3) bloody 2015/12/19(Sat) 17時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[名前を呼んでもらえる。>>12
 ただそれだけのことなのに 嬉しくて、堪らない。
 触れるだけのその好意の行為。
 誰にも見られていないと信じよう。
 衝動的に触れてしまったけれど、
 TPO考えなきゃなぁって微苦笑。]

 はい。ドリル、ずっとずっと解いて
 賢くなって、でも もっともっと難しいの出してもらうの。
 数学を極めるまで、付き合ってもらいます。

[本気とも冗談ともつかぬ言葉で笑った。
 救助の人々が体育館に訪れれば、簡単にここで起きた話をして、
 詳しくはあとでお聞きしますと告げられた。]

 せんぱい。落ち着いたら連絡します。
 してくれてもいいんですよ?

[立ち上がって、荷物を持って。また後日!と小指を差し出す。
 指結いを。離す時は寂しいけれど、前を向かなくちゃ]

(16) bloody 2015/12/19(Sat) 22時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[憔悴しているだろうと気遣う救助の人に付き添われ、
 廃校を後にする前に、一度だけ振り返る。]

 ……まゆ美。……長谷くん。
 ……せんぱい。

 ……桜の木。……タイムカプセル。

[ぽつ、ぽつと呟いた。
 その桜はもう幽玄な雰囲気もなく、花びらも落としていたか]

 ばいばい、杜中。
 青春自体も、この一夜の出来事も、
 絶対に、忘れないよ。
 ありがと、ね!

[そうしてまどかは慣れ親しんだ校舎に背を向けた。**]

(17) bloody 2015/12/19(Sat) 22時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

―光せんぱいのお部屋―

[あの一夜から、数ヶ月。
 季節は夏へと移ろい、まゆ美の四十九日も終わって
 日常と言える生活が戻ってきた。
 忌明けとは言え、失った姪っ子を忘れることはないけれど。

 土曜の夜、せんぱいとミニテーブルを挟んで
 チューハイを酌み交わしている。

 テレビは今日も誰かが死んだニュースや、誰かが困ったニュースばかり。リコモンに手を伸ばして、ぴ、と消してしまった。]

 ……なんか、世の中って世知辛いですよねぇ。

[くぴ、と缶チューハイを煽り、少し赤らんだ頬は酒の所為。]

 だいたいね?夏って、なんなんですか。世の中の学生が羨ましいです!まどかさんにも夏休みください!あーー早く来い来い、お正月ぅぅ。

[酒のせいか、少々くだまで巻く始末。けれど不意に、あ!と思い出したように笑みを浮かべた。]

(53) bloody 2015/12/20(Sun) 22時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 でも、お正月の前にはクリスマスがありますね。

[とろんと細くした瞳で光先輩を見つめては
 手を伸ばしてもミニテーブルが阻んでしまうから、
 ずりずりと這いずってせんぱいの隣へと。]

 せぇんぱいっ!クリスマスは一緒ですよ。
 違った、クリスマス"も"一緒ですよ。

[へにゃりと笑って、せんぱいの肩にこつんと頭を預ける。]

 ……ちゅーしたいなぁ。

[強請るような甘い声で。酒の所為で頭がふわふわしているから、羞恥はない。むしろ、開放的になっている。]

 ―――…し て?

[とろりと甘い色を灯す瞳で、見上げては目を細めた**]

(54) bloody 2015/12/20(Sun) 22時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[先輩にもなにか思うところがあったんだろうと。>>75
 察すけれど、今は、今だけは自分だけを見て欲しい。

 クリスマスという単語に>>76、未来の楽しみを覚え
 こくこくと頷く。]

 せんぱいと一緒なら、何をしても楽しいです。
 でも、それ以外の人がいると嫉妬するしー……
 だから、ね、二人っきり。

[―――…のことを。思わないわけではない。
 だけど、それを言い出すのは、少しだけ勇気がいる。

 ぼんやりした頭で考えていれば、
 肩に触れる温度にどきっとして、近づく顔貌に目を細め
 静かに目を伏せた。]

(80) bloody 2015/12/21(Mon) 21時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 ――ん、

[せんぱいの唇が、自分の唇に触れるのが
 嬉しくて、しあわせで。胸がいっぱいになって。
 けれど甘噛みには、思わずぞくりとしてしまい
 反撃のように、軽く唇を啄んでからそっと離す]

 まどかも……
 光せんぱいが好きです。

(81) bloody 2015/12/21(Mon) 21時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[そして募らせる思いを、吐き出すように
 キスの前に頭を過ぎったことを、告白するように
 酒の勢いだと誤魔化すのではなく、どこまでも、真摯に]

 …―――愛して、ます。

[せんぱいの肩をぐっと押して、カーペットに押し倒す。
 唇を何度も重ね、お互いの吐息が少しだけ乱れた頃に]

 まどかさんの身体にも、
 せんぱいの想いを、刻んで欲しい。

 まどかさんはせんぱいに、
 まどかという存在を刻んで、愛をいっぱい囁きます。
 もう、絶対に離したくない、離れたく、ないから――。

[ふたりは、何処へ行くのでしょう。
 どんな道を歩むのでしょう。
 例え、それが険しくとも――寂しかった12年に比べれば
 ずっとずぅっと、幸せです**]

(82) bloody 2015/12/21(Mon) 21時頃

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