171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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[降り注ぐ弾丸>>255。通常時ならば拳圧の衝撃で切り裂き吹き飛ばすばかりのそれだが、今は違う。 左手に握っていた武器《シャベル》を右手に持ち替えると、円状に回し弾き飛ばす。 紫の血が、七枷の頬を流れた>>257。]
避けにくいだろう? 当然だ。 今の二撃でこの部屋の主端末《メインマシン》とお前の神経回路との接続《コネクト》は断たれたからな。 無駄な情報漏洩を防いだところで――
[右手を覆っていた免罪布が、解ける。しゅるり、ゆるり、右手の先の武器《シャベル》まで、ぐるぐると巻き付いて。 全身をたゆたっていた紫の思念《オーラ》すらも、それを伝って伸びていく。]
(273) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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僕も、参戦しよう。
[外への道が開く。 圧倒的有利になるだろうその戦場《フィールド》へ七枷が足を踏み込むより前に、クズ鉄を放り込んだ穴《ゴミバコ》へ、自身の体をも放り込む。
余裕めいて語る、その隙>>274。 瞬時のうちに、七枷の背後にたどり着くと、免罪布・皇式薔薇十字《クロス・オブ・パードゥン・アコムパニード・ロゼ・エンペラー》の加護と、思念《オーラ》煙の強化を受けたシャベルを、大きく振りかぶった。]
(277) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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/*
どうしよっかなー
ロビン倒せるなら倒しちゃうかと思ってるけども。
/*
斃れそうに見えないww
どちらかと言うと遙夏がフラグってる気が。
/*
そうなのよねー。
まあ、もうしばらくは起きてるし。
この後、強めの反撃するからそれ次第かなあ。
/*
見た感じそちらで弱ってきてるのは遙夏だよなあ。
ロビンはまだ元気いっぱいって感じ。
/*
そっかー。
あんま落としたくないが、遙夏かなあ。
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蒼舟エェェェッ!!
[叫ぶ。同時に、現状の全身全霊を込めて、シャベルを振り下ろした。 本気の挟み撃ち。いっそこちらの一撃が、全防御《フルガード》されても構わない。 刀は、蒼舟の手の中に。]
(282) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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/*
遙夏襲撃でいいと思うー
▼どうすんだろってのはあるけども。
/*
▼はこっちが次で決着つける。
というか俺がしぬ。
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くそッ……!
[はじめは、手応えを感じた。 地に落ちればこちらのものと思っていた。 七枷の余裕めいた様子も、虚勢だと思えていた。 黒き空から、巨大な艦《フネ》の来るまでは>>298。]
ち、――誰が逃げるか!!
[蒼舟の声>>305に、反発する。 それこそ、虚勢だといえよう。けれどもここに、立たざるをえなかった。]
(324) 2014/04/10(Thu) 01時半頃
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[とはいえ、今から防護陣《シールド》を踏むのは間に合わない。 なれば攻撃で相対する他なく、それは絶対的な不利に違いなかったが、退く訳にはいかない。 武器《シャベル》を構え、弾き飛ばすを選択するも、多大な被弾は避けられない。]
おいッ! 蒼舟――――
[攻撃は炸裂する衝撃とともに光撃ともなり。 眩くほどのまばゆさに目を細めれば、光の向こうにその姿を認めることは叶わなくなる>>306。]
(327) 2014/04/10(Thu) 01時半頃
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澪標までッ、 待て!!
[その光すら飲み込むような大穴は、思考の用もなく澪標のものだと知れるが。 そのまま穴の中、倒れるように無数の弾と"落ちて"いく彼女>>310を止めようと、空いた左手を伸ばす。 足りない。ほんの数cm、数mm。それでも足りない。 空を切った指は、代わりに言葉を捕まえる。
"約束をしよう"。]
っ―― ああ。
(331) 2014/04/10(Thu) 02時頃
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その難題《ミッション》は、先程もう受けている。 尽力しよう。
[エネルギーシールドの発動>>316を受けて、弾の雨が止まる。 と同時に、ドーム状に学園校舎は天空と隔離された。 地に落ちた七枷を見やる。右腕を失い、赤くない血を流している。 自身も、機械の牙と、マシンガンと、嫌気の差すほどの弾の雨を受け至る所に赤く濡れた傷がある。]
(334) 2014/04/10(Thu) 02時頃
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…………少し、見ないうちに、すごいもんが飛んでる。
[指一本動かせる気はしないがふと目を動かして。
黒き空に浮かぶ巨大な空中要塞に気が付いた。]
あれ、呼んだの緋奈か?
すごいな。
…………。
…………ごめんな。
俺はもう手伝えなそうだ。
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七枷緋奈。 天《ソラ》を失った気分はどうだ? 要塞は力を阻まれ、お前は翼を折った。
神滅戦艦《ドレッドノート》は、外にいる奴らがどうにでもする。 お前の相手は、僕だ。
[纏う思念《オーラ》は、炎の如き紅蓮《アカ》。 はたりと拳を伝った血が床を濡らした時、静謐なまでの《聖》がドーム内を満たした――**]
(338) 2014/04/10(Thu) 02時頃
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撤退? 馬鹿を言え。 僕の力は、 ここからだ。
[逃がさない、と標的>>339を見据える。 回復をさせる暇を与える訳にはいかないと、床を蹴り一息で距離を詰め。 七枷の肩口に、すでに彼女が踵を返しているのならその背に、拳を振りかかる。 命令《コマンド》詠唱なく技《スキル》は発動しないが、その分小回りのきく、通常攻撃《パンチ》一発**]
(341) 2014/04/10(Thu) 02時頃
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………聴こえる? 神様の悲鳴。
[弱気な光流の声が聴こえて目を閉じた。
そしてせめて神の悲鳴を聞かせられた事に
少しだけ安堵の息を吐いて]
もう少しで…堕ちるわよ?
負けた。完全に負けた。
…………情けないなあ。
[悔しさを噛みしめるように言って。]
光流……あなた、カッコ良すぎよ?
[清々しい喧嘩をした後に、
誰かとまた全力でやり合ったのだろう。
小説でよく見る仲間の台詞《フラグ》にクスッと
小さな笑い声を付けた]
……そうか、カッコつけられてたか。
[少しだけ照れくさそうに笑う。]
神の声はよく聞こえてる。
ここからなら天空(そら)もよく見える。
なんか派手な事になってるよなあ。
……。
堕ちる所まで行けないけれど、後は頼んだ。
二人とも、頑張れよ。
いいなぁ男の子って…青春だなぁ。
[負けた事を情けないと口にする光流に
場違いだとは思いながら感じたままを口にして]
今度勝てば良いんじゃない?
[無能力者になれば絶対に勝てないだろう相手だとは
知らないままそんな無責任な事を楽しそうに口にして]
………でも光流の意志は負けなかったんでしょう?
物凄く助かったわ。感謝してる…手伝ってくれて、ありがとう。
新しい神が生まれた世界で再会を楽しみに《マタアイマショウ》
[それまで暫しの別れを、敢えていつもの口調で
最高の協力者に贈る**]
ああ、俺は最後まで俺の意思で戦い、俺であった。
……ちゃんと奢るから。
忘れるなよ。
[また《オヤスミ》と呟き。
まどろみの中で、新たな神へと祈った。**]
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