人狼議事


118 津 村

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亀吉! 今日がお前の命日だ!


[一人帰り道。
冷え込んできた夕方の空気に小さく、身を震わせる]

……今日は早く寝なきゃ。

[ぽつり、とそう呟いた]


[ゆっくりと目を開く。
ぼんやりとした頭。
微かに残る目覚ましを止めてしまった記憶]

[肩を抱いて大きな体を大きく震わせる。
今日はちゃんとジャージを着て寝ていた。
それなのに、この寒気は]


[布団から出る。
体温計を咥える。
布団に戻る。]

[しばしの間、だけど少し不安になるような、そんな時間が過ぎれば体温計は電子音を発する。
体温計に表示された文字は。
終は、それを目に入れることなく布団の上へと放り投げる]

[見てしまえば、それで全てが終わってしまう、そんな気がした]


【人】 暗殺教団 ヒロシ

―昨日:文芸部部室―

[頼もしき後輩からの戦果報告を受ける>>3と、弘志はにんまりと笑った。]

うむ、よくやった!
部誌サンプルか……前学期に擦った分の在庫も、置いて貰いたいところだな。すぐに用意出来る分に関してはちゃっちゃか美術部に渡しに行ってしまうか。

[その際はまた関町氏に美術部への顔出しを任せるか。いや暇があれば自分で足を運んでもいいかもしれない。それはまた追々考えれば良い事だろう。]

(34) 2013/04/07(Sun) 22時半頃

【人】 暗殺教団 ヒロシ

[とか何とか考えつつ話を聞いていると、2Cの出し物が『激辛スイーツ喫茶』である事を告げられた。そしてその話を受けるなり、弘志は関町に対し滔々と喋り出した。]

ここの近所に辛い事で有名なラーメン屋がある。
そこのラーメンは客側で辛さを指定できるのだそうだ、その際には唐辛子の量で『地獄○丁目』とレシピ名を変える。
よって客席からは『地獄三丁目お願いします!』とか『地獄五丁目お願いします!』いった具合の注文の声が挙がるという具合だ。

私はこれを中々面白いと思ったのだが……どうだ2C、折角激辛を名乗るのであればこれをパクってみるというのは。

[弘志、何を思ったかレシピ名の助言とかを後輩に対してし始めた。
どうも弘志は『クレープ屋台の名前なんてボケようがなくて詰まらん』とか思っているらしい。2Cの出し物の突飛さが少々羨ましく、口出しをしてしまったという訳である。

そんなこんなで今日分の労力は部活の方に費やし、弘志の一日は終わった。]

(36) 2013/04/07(Sun) 22時半頃

暗殺教団 ヒロシは、メモを貼った。

2013/04/07(Sun) 23時頃


─ 午後:一階女子トイレ ─

[昼食時の静かなトイレに激しい咳の音が響く。
肺へと送り込まれた空気は、すぐに乾いた音とともに吐き出される。
合間に挟まれるのは、金属音。
トイレットペーパーを巻き取るカラカラとした音。
体内からこぼれ出た物が汚していく。
吐息も、熱も、ウイルスも、痰も、切れた喉の血も]

[全部全部、出て行ってしまえば良いのに。
終はそう思った]


─ 午後:特別教室A ─

[学祭準備室となっている特別教室Aの扉を開く]

良かった、まだ誰も来てない……。

[カーテンが締め切られ、薄暗い教室の中へ入っていく。
明かりをつけることもせず、教室の一番奥の席へ。
少しは休めそうだ。終は小さく息を吐く。
息とともに咳が漏れ、慌てて口を抑える。
ここでもあまり咳はしたくない]


[米の詰まった弁当箱を箸でつつく。
それを胃の中に押し込もうという気はさらさら起きない。
それでもすこしだけでも食べておかねば、薬をのむために。
箸の先に米の塊を乗せ口へと運ぶ]

ん……味しない……。

[なんとか胃の中に収めた終だったが、これ以上は無理と判断する。
これ以上入れると逆流してしまうおそれがある。
弁当箱はしまい、今度はポットとピルケースを鞄から取り出す。
三錠、薬を口に含んだならお茶で流し込む。
緑茶に混じったはちみつ成分が染みつつも喉を癒してくれたような気がした]


[飲んだからといって、薬の効果はすぐには出ない。
終は誰かが教室へと侵入してくるまで、机に突っ伏した]


[光が落ちる]

[視界が黒に染まる。
いや、光はあるはずだ。
雑多な物に埋もれほとんど露出されていない床、その上でスマートフォンは光を発し続けている。
しかし、その光を終の瞳が捉えることはない。
その体が傾ぐ]

[一瞬の浮遊感。
力が抜けていく。
そして、意識も]


んっ……。

[節々の軋むような痛みを感じながら、終は目を覚ます。
どのくらいたったのだろうか、スカートのポケットを探る]

あ……落としたんだっけ……。

[闇の中で、床に手を這わせる]

むにゅ……?

[何か柔らかい物に触れたが、それに構っている余裕はない。
次に触れたのは硬いもの。
外側を指先でなぞると、それは馴染み深い形のものだった]


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