人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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視点:


いきもの係 キャロライナ! 今日がお前の命日だ!


問題児 ドナルドは、そのまま鉱石化は左腕全体に進み。自我などもうほとんど―――(05)

2010/03/06(Sat) 01時頃


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 01時頃



 ……どうしよう、どうしよう


 もうわたし せんせい でいられない……
 


【人】 問題児 ドナルド

― 畑 ―

[バーナバスが息を引き取るのを看取った濃紺は、一度伏せられる。再び持ち上がった双眸は、濃紺というより黒に近い。

伏せた時、左眼が映したヴィジョンは、闇の中に転がる、裡に黒い星を抱いた赤いビー玉。人影の主は言うまでも  ない。]

 ―――……じゃあ、次は下見に行くべきかねぇ

[既にミッシェルは立ち去った後か。
オスカーとマーゴも向かう様子。
キャロライナとの約束は、まるで忘れてしまったかのように。

感情を映さない 黒 が、>>5疑問を受けて薄紫を。
少し瞬いて、包帯がほどけた、紫水晶の右手を見る。]

なにが、だ?

[そして、口調だけは柔らかく、問いかけ返す。
―――……周りの喧騒が遠い。]

(6) 2010/03/06(Sat) 01時半頃



――…、

          ……、
  …せんせい……

        [どうしたら。]




         …… センセ。


無理、しないで、いいよ。



                  『俺』が皆殺すから。


[送る とは もう言わない。
 もはや 闇 と 同化した 声。]


[護る、とは言わない。言えない。
 彼のようにはなれないし。


 どうせ 傷つけるしか出来ないのだから。]**


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 01時半頃


【人】 問題児 ドナルド

― 畑 ―

 ―――……お前が、あんな風に名前を呼ぶから。

[うって変わって、ポツリと、感情の籠らない声音が落ちる。]

 俺が、鬼だったら、良かったのかねぇ

[そうすれば、名を呼ばれたのは自分だったろうか。
―――……今も、呼ばれているのにタリナイ。]

 嗚呼、セシルに言い忘れてたことがあった。
 スティーブンス先生、死んでるんだわ。

 なぁ、あの人が、お前のこと好きだったの
 本人から聴かせてもらえたかぃ?

[さらりと零す。前は躊躇ったことをいともあっさりと。
それにセシルが反応するなら、また、自分が死ねば良かったと思うのだろうか。]

(10) 2010/03/06(Sat) 01時半頃

【人】 問題児 ドナルド

 ――――……っ

[もう一度、名を呼ばれた。ふっと我に返る。]

 違う、こんなことを、言いたかった訳じゃ、ねぇんだ

[黒から濃紺に戻る瞳。揺れる薄紫を映して。
何故、こうなるのか自分でも分からないと、苦しげに呟いた。]

(11) 2010/03/06(Sat) 01時半頃

【人】 問題児 ドナルド

― 畑 ―

[自分の本質は闇に増幅されてるとはいえ、今なのだと思う。
過去の自分は、そういう己に枷を付けていた姿。

はっと、息を吐く……―――]

 そりゃ、お前のことを、俺のことを、
 あんな眼でみられりゃ、分かるさ……―――

[ぎこちなく微笑む。
伸ばされた手に、触れようとするのは、生身の血に濡れていない右手。
共に死んでもいいという左手と、共に生きたいという右手。
―――……傍に。その気持ちは本当なのに。]

 セシル……――――

[名を呼んだ。]

(16) 2010/03/06(Sat) 02時頃




  みんな ころして くれるの ?

  白銀 も 紅玉 も 濃紺 も……






 ちかいちかい まだちかくにいるよ
 濃紺がちかくにいる

 鬼ごっこしないの か な
 逃げないの  か な
 はやく逃げなくていいの  か な  ?


【人】 問題児 ドナルド

― 畑 ―

 まぁ、しょうがねぇんじゃねぇかな。
 暗に話せって背中押しても、言わなかったってことは、伝えるつもりがなかったんだろうし、な。

[手が額にあてられる。困った風に微笑む。
化学教師の背を押したあの時の自分は、何を考えていただろう。
ただ、今同じことをしろと言われても、出来ないことは、はっきりとしていて……―――。]

 なぁ、セシル。傍にって気持ちは、今もかわらねぇよ。
 最後まであがく気では、いる。

[傍にという気持ちは、むしろ強くなっている。
未来を欲するくらいには。
けれど……―――。]

 でもな、もし、今回みたいに、
 それ以上に、お前を傷つけることがあるなら。

(19) 2010/03/06(Sat) 02時半頃

【人】 問題児 ドナルド

 ―――……俺を、殺して欲しい。

[肩を抱き寄せて囁く。好きだからこそ
――……掘り下げれば矛盾を孕んでいたとしても
それでも、今、出せる答えはそれしかない。

―――……自分を律する自身が、なかった。]

(20) 2010/03/06(Sat) 02時半頃

問題児 ドナルドは、殺して(壊して)といった少女を思い出し、屋上を濃紺で見つめた。

2010/03/06(Sat) 02時半頃





       ――…、 バーニィ……



 


(みんな)

        (ころすから)

 (あそびましょ)

             (おにごっこ)

 [半端な鬼は  狂いきれずに  其処に]

(おにさんこちら)


         (こちら)


(殺すなら)

          (ころすなら)

  (いっそ)

              (いっしょに。)





    [――ぱきり、    と 裡が

       澄んだ鉱石質の音で、 啼いた]

 


【人】 問題児 ドナルド

― 畑 ―

[眉を寄せて、痛みを耐えるような表情。
濃紺に納めれば、ジュクリと痛むのは 心 で。

拒否の言葉を、困った色を濃くした表情で聴く。
血を啜られた時は、言えなかった言葉。
フィリッパに、トラウマをつける覚悟はあるのかと問うた。

やがて、キャロライナを
殺して(壊して)もいいと思えるようになって。

―――……今、セシルに殺して欲しいと願う。
傷つけたくないと思いながらも。
他のどんな存在よりも、消えぬ傷(トラウマ)を刻み付けたいと。
それでいて、セシル自身の生を願うのは、自ら届かぬ場所なら、いつか自分を忘れて幸せにと、願えると思うからか。孕む矛盾。]

(34) 2010/03/06(Sat) 11時頃

【人】 問題児 ドナルド

 セシル……―――

[名を、また、呼ぶ。とても愛おしそうに。
握り締められる手を、見る。濃紺が揺れた。

でも、逃れる身体を追えない。

―――……同じく、いっそのことと、想うことは同じ。
知らぬことでは、あるけれど。]

 煩くして、悪かった、な……―――

[>>22 担任が用務員の死を悼む様に、向けた言葉。
彼女は あか ではないと、キャロライナの言葉を思い出す。
鬼役は3。うち1人は確実に今、逝って。
残りはどうなったか、分からない。
けれど、終わらないなら、残る顔を思い浮かべれば……―――。]

(35) 2010/03/06(Sat) 11時頃

【人】 問題児 ドナルド

 ――――……

[嗚呼、それよりも、と少しだけ正気に戻った裡で思う。
鬼を探すより、ケイトを……―――。
そして、それよりも前に、キャロライナを……―――。

踵を返した。セシルに背を向けて。
―――……向かうのは、屋上。]

(36) 2010/03/06(Sat) 11時頃

【人】 問題児 ドナルド

― 南棟屋上 ―

 キャロル……――――?

[果たしてそこに名を呼んだ少女は―――居なかった。
蒼い空だけが、濃紺に映る。

―――……左眼には、もう 紅い蝶(あか) すら映らない。]

 ―――……お前

[その意味を、悟ってしまった。
>>5:375 彼女の最期の言葉が聴こえた訳ではなかったけれど。

まるで、異相の蒼の代わりに、空の蒼さに濃紺を打ち抜かれて。
全部、裡まで見透かされた気になる。

頬を伝う、生ぬるい感触を覚えた。
直接手を下さずとも、コリーンの時と同じよう、心に残る傷。]

(37) 2010/03/06(Sat) 11時半頃

【人】 問題児 ドナルド

[ドナルドがそうであるように。
人の心を一色に染め上げることは、きっと不可能なのだろう。
それでも、ドナルドにとって一番大切な色は 裡に皹の入った薄紫。

―――……その事実は、もう、動かせない。

それでも今は、空の蒼を縁(よすが)に、ただ君(蒼)だけを偲ぶ**]

(38) 2010/03/06(Sat) 11時半頃

問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 11時半頃


【人】 問題児 ドナルド

― 南棟屋上 ―

 はっ……――――

[どれほど空を見ていたか、浅く息を吐くと目尻を右手で拭った。]

 キャロルが自殺じゃねぇって仮定すると。
 嗚呼、あの場に居なかった奴じゃねぇと、無理じゃねぇか。

[思い浮かべられる顔は、一つしかない。
ケイトを……と、思いながら、鬼ごっこの方に考えが行くのは。

嗚呼、過去がもし変えられるものなら
――……今のこの気持ちは、無かったことになるのか、と。

過去(ケイトが死な)なければ、今は   ない。]

(40) 2010/03/06(Sat) 12時半頃

【人】 問題児 ドナルド

 本当に、莫迦だなぁ、俺は。

[屋上から見える景色。木の下に2つの影。
思うことは知らずとも、化学教師が思っていたことに似て。

もし、そうなったとしても、本当に必要なことならば。
そう思うことでしか、前に進めない。]

 俺は、チャールズせんせとやらを見張っといた方がいいかねぇ

[ゆっくりとした仕草で、その場を後にする。
去り際、もう一度 蒼 を見上げた*]

― →チャールズ捜索中 ―

(41) 2010/03/06(Sat) 12時半頃

問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 13時頃


【人】 問題児 ドナルド

― チャールズ尾行中 ―

[それはどの教室であったか、国語の授業を行う教師の姿。
教室の後ろの方、窓の外の廊下より、濃紺がそれを映す。
授業をまともに受けている生徒には、デカイ図体を晒す赤毛すら見えていないのか、淡々と授業は進み、やがてチャイムが鳴った。]

 さて、予定通りなら、次は用務室か……―――

[国語教師の後をつける、職員室、用務室……―――。
用務室から聴こえる用務員の声は、見知らぬ人の者。
まだ少し、血に濡れた鉱石化した左手を見詰めた。]

(54) 2010/03/06(Sat) 15時半頃

【人】 問題児 ドナルド

― 続:チャールズ尾行中 ―

 ドロップ、ね……―――

[そして、購買でチャールズが手に取ったもの。
確認して、右手が制服のポケットの内へと滑る。

ビー玉の冷たい感触と。
1つだけ残った飴の感触と。]

 ――――……

[中庭から、畑に向かい東階段へ。後をつける。]

(56) 2010/03/06(Sat) 15時半頃

【人】 問題児 ドナルド

― 北棟1階 東階段 ―

 あ〜……―――
 なんか、することあるんなら、手伝うぜ?

[国語教師に対するストーカー行為は、北棟の東階段で終わる。
相手の引きつった笑みに、同じく少しだけ引きつったように、唇の端を持ち上げる。

セシルと似ている薄紫が、声を上げたのを見て、少しばかり肩を竦めた。

その後ろに、ケイトとは違う薄紫を見つけ、小さく名を呼ばれると、ふっと濃紺の色を和らげた。唇の端に浮かぶのは、自然な微笑。]

(63) 2010/03/06(Sat) 16時頃

問題児 ドナルドは、演劇部 オスカーやマーゴの姿も、濃紺の眸に納める。

2010/03/06(Sat) 16時頃


【人】 問題児 ドナルド

― 北棟1階 東階段 ―

 俺が手伝えることなら、な?

[>>#10チャールズの言葉の回し方に、ひっかかりを覚えるのは、おそらく起こるだろう先を知っている所為か。視線をケイトに向ける様子や、それに対する>>@13ケイトの反応に、片方の眉が上がる。]

 ―――……いや。

[用具室について、小さく応える。
>>67 近づく足に、自身からも一歩近づく。
寄る眉を見下ろして、右手が届くなら、促すようにセシルの背を軽く支えるように押した。おそらくは、一行の一番後ろからチャールズの後を追い、階段をのぼるか。]

(69) 2010/03/06(Sat) 16時半頃




  こえ が聞こえないの



  静かだなあ…

  もうなんにもいらなかったのに、
  どうしてこんなときに、こんなところで、

  手放したくないもの、見つけちゃうんだろ…


―――――先生。


[どうして。]

[どうして。]

――――――どうしてだろう

[いたい。]

[こんなに痛い、のは]





  ――つり橋効果 かな、……なんて。




…、―――
………、わからない。


[痛いのは。]
[こんなにいたいのに]



 ただの 冗談

 
 少し、罰が当たったのかも ね
 昔、いろんなものを捨てたがったから


――――…、


きに、いらない


……




        … … 殺せりゃいいのに。

 






  な に が ?





   ああ、あの……





         チャールズ “せんせ” も


[あいつら も みんな  みんな     ころして ]



    ―――……、

   [ ふかい やみ 望みはきっと似てるのに ]

   [ かなしくなるのは ]


…――――


[こえ、が。足りない。]


[担任の、かなしみ には 気付かない。
 寂寥も 闇 に 覆われる。]



 てか 用務室に鍵なかったんだけど……


[それでも、この過去が消えてないから、まだ まだ 
 けど まだ、見つけてもいけない。


 みんな ころす の だから。]




          次は  誰 殺そ。


…チャールズ「せんせ」 が



…持っていた。



…――――北棟の、
…東階段に… ――――出入口が。


[――――そこで。
言葉に、詰まる。だれを、だれ――――]




  ――…、………

  鬼ごっこの 好きな あの女の子?


  それとも

  あの 濃紺  あるいは 紅玉 ? 
 
  ああ、髪の長い子もいたね…

  もうこれだけかあ




    ああ、そう。そう……だね。
            もうすぐ、勝てるね。


[橙色の 目玉 は もうひとつ。
 薄紫色も 送れる ことは、教えている けれど。]

       誰でも いいよ?

               もう 誰だって同じだ。




  薄紫は いつも この話の時 しずかだね

  たまには きいて みたいなあ ……

  [ ねえ だれが いいの? ]



  もうすぐ、勝てる…
  勝てる。そっか でももう…

  [ こえ は きえて ] [ きみ は         ]


[薄紫。]

[―――――呼ばれて]


…、俺は


[伏せた眼に、ゆらり、闇。
濃紺と聞こえればびくりとして]


嗚呼、…だれだって、


[同じ、じゃない]


[――――濃紺は、駄目だ]

…鬼ごっこの好きな…
子…、か、…

[―――だめ、だ。]





        …… そう  みんな ころすから。


[勝てる。
 あとは みつけて      。]





                     ……センセ


[おくって あげられたら よかったのか。
 まだ 殺してない なら 同じ場所に行ける?]



 
 ……フィリップくん、

 [ それでも きみの こえ は ]

 [ どうして やさしげに きこえるのかな ]


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 21時半頃




…、――――


[何も、できなくて]


 
           … …そ?

[鬼ごっこの好きな、女の子。
 橙の 目玉 が 教える 。]


ミッシェル が、いいのか な。


                    [くつり]

[ 闇 が 歪(ひず) んで   嗤 った。]





 何、センセ。
          心配しなくても 簡単に殺せる よ?



        [身体の 闇 は濃く深く。]


 


 俺は オスカーも いいな って思って んだけど。




       お互い様   だって、言ってたからね。


     [今でも、言ってくれるだろうか。言えるだろうか。]



                        殺されそうになったら
                   なんて思うかなぁ。




       何、黙りこくってんのセシル。

               お前には、ケイト 任せたじゃんか。

 




――――…、


…… 嗚呼、


[―――眸は、くらく]

…わかってる。

―――――わかって、る。




…… …


[こえ、が]





  そっか、紅玉の子か…… うん、わかった

  [ あかぐろい手 じっと 見る ]

  [ じょうずに できる  かな ]





    ……、……。


               わかってんなら いいよ。


 [裡 には 何 も載せない。]





  ―――…、…心配なのは、

 [ あんなに 泣いたのに こえ は ]

 [ また 震えようとするから その前に ]


【人】 問題児 ドナルド

― 回想 ―

 ―――……っ……っ〜〜〜!

[中二階にあるその場所は、とても天井が低かった。
入口部分で、額を打って、密かに痛みと戦う赤毛が居たとか居なかったとか。]

 あ〜……――――

[呻きなのか、返事なのか、>>#14チャールズの胡散臭い微笑に、声を漏らす。額を右手で擦りながら見るのは、>>#15ケイトを助け出そうとしてさり気無くセクハラをしている様。]

(87) 2010/03/06(Sat) 22時頃

【人】 問題児 ドナルド

 ――――……

[意識して見るのは、結果を知っているからだろうか。
そんなにあからさまで、よくバレなかった、と。
そんな風に思う。]

 ――――……

[>>#16 変わらぬ過去だからか。それとも……。
固定された視線に、ケイトのはしゃぐ様に、ドナルドが見せる表情は、オスカーやマーゴ、おそらくはセシルと、そう変わらない。

マーゴが、出来るだけチャールズからケイトを離そうとするのを、横目に、黙々と作業をこなした。時折左手が座布団を傷つけるのは、セシルの腕と変わらない。]

(88) 2010/03/06(Sat) 22時頃

【人】 問題児 ドナルド

 ――――……

[やがて作業が済むと、手に転がされるドロップ。
その色は、青。自分の濃紺よりも、蒼に、いつか見た涙のように見えた色に似ている―――じゅくり と傷むのは、先程打った額では、ない。]

 あっ、おぃ、こら、まて!!!

[青い飴に意識を一瞬奪われたところで、チャールズとケイトが去る姿。止めなければと、反射的に思うも……―――]

(89) 2010/03/06(Sat) 22時頃

 

        …… セシルは オスカーでも良い?
                 ミッシェルが、良い?



[担任が 手を見ているのを 知らない。
 自分が 殺す 気でいるから。
 途切れた、言葉。首を傾ぐ。]


             心配 要らないって。


[彼女の裡も 知らない。
 心配も 解らない。

 今はただ
 殺 す だけが 目的で。]


【人】 問題児 ドナルド

 キャ ロ   ル  ?

[自分の影がゆらめいて視えた。足が、止まる。
左眼が 昏い  闇 色  の瞳 を 捉え て。

―――……コロリ コロコロ

手の裡にあった、あお  が、少女の失った蒼のかわりのように。
影の中の左眼の位置に、転がった。]

― 現在に至る ―

(90) 2010/03/06(Sat) 22時頃





   俺が  皆    殺す よ?


 
[浮かぶ感情は  昏い、暗い 闇 よりも 冷たい 愉悦。]


問題児 ドナルドは、奏者 セシルの姿を探すように、濃紺を泳がせた。

2010/03/06(Sat) 22時頃


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 22時頃


 
[それとも 彼女が する気で居るのだろうか。

 闇 は 蠢 いて 殺意を 紅玉 に向ける。

 彼女の 裡を 知らない       まま。]
 





…オスカーでも、いい。


[心配する声。


ふたりともやさしい、のだ。


バーナバスも。


――――俺が死んで、終わるならどんなにか。
――――でもそれは、有り得ないことで。]


……先生?


【人】 問題児 ドナルド

― 体育館付近 ―

 せ し ……―――

[濃紺は薄紫を見つけて。名を呼ばれて名を呼び返そうと。
オスカーとマーゴが、用具室でなく伝説の木に向かおうとしているようなのは、あまり聴きとれていない。
けれど、先に行けとセシルに告げようとした唇は、一旦動きを止める。]

 ――――……俺は、分裂できたりしねぇから、な

[影に縫いとめられたように、動かない足。
聴こえた声に、濃紺を薄紫から昏い闇色の瞳へ移す。]

(96) 2010/03/06(Sat) 22時半頃

【人】 問題児 ドナルド

 それは、悪かったと思ってる

[視界が あか く 染まるのは夕暮れの所為か。]

 殺すつもりは、あったさ……―――
 それしか、方法が、なかったなら、な

[否、おそらくは、後悔のような感情が視界を赤に染める。]

 俺は……――――

[続かぬ言葉、キャロライナのような少女の、呪詛のような言葉がドナルドにしか聴こえて居ないなら、要領を得ない言の葉達。

零した あお(飴) は、もう、あか の中どこに行ったのか分からない。]

(99) 2010/03/06(Sat) 22時半頃

問題児 ドナルドは、再び意識が闇に塗りたくられるような感覚を覚えた――(10)(浸食)

2010/03/06(Sat) 22時半頃


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 22時半頃


【人】 問題児 ドナルド

― 体育館近く ―

[名を呼ばれた。最後まであがくからと約束した人の。

―――……狂うのは
―――……けれど、正気を保つのも

きっと、その人という存在があるから。]

 俺は、でも、まだ、そこにはいけねぇんだわ。
 後な、考えたんだが、飴のお礼の3倍返しにしちゃ、ちと高すぎないかぃ?

[唇の端を持ち上げる。寂しいという言葉。
もしかすれば、一番に聴いていれば
    ―――……【嗚呼、でも過去は変えられない】
普通ならば、だが。]

(107) 2010/03/06(Sat) 23時頃

【人】 問題児 ドナルド

[寂しいと一番に聴いて、寂しいと一番に告げて、
傍に―――と、願ったのはキャロライナでは、ない。

一歩近づけられれば、それより大きく一歩下がる。]

 わりぃ、な……―――

[ギリギリで踏みとどまった精神が、謝罪を零して。
そのまま、振りきることが出来るならば、薄紫の元へ向かおうと。]

(109) 2010/03/06(Sat) 23時頃

[落暉の 橙。
 闇 に 落ちゆく  あか  の色。


 薄紫 は 夜明け

     白 は 光

         赤 は 落陽 を包む 暖かな そら



 知っている赤はバーナバスの 色。

 だ、けれど。
 クラスメイト の ディーンを思い出だせば。
 ディーンとメアリーは、お互い包み込むような。]


         あの二人は 赤 い 糸の方が あってるかな。


【人】 問題児 ドナルド

 セシル……―――いく、ぞ

[   寂しい
                  さみしい

     ―――……誰でもいいから 


そんな、気持ちが伝わって来て、ギシっと胸が軋む。]

 ―――……俺は、セシル じゃないと駄目なんだ。

[けれど、『誰でもいいから』という想いに、そう返した。
キャロライナに返した筈のその言の葉。
差し出す右手はセシルに。

――……伸ばした手は、言の葉は、
             セシルに届いただろうか。]

(118) 2010/03/06(Sat) 23時半頃

 
[沈む 夕陽 を見て ぽつりと 零す。
 零したのは、最後の一言だけ だけど。]





  あかい いと ?




   ディーン、と、メアリー。


あの二人って
      どうして。


[居なくなってしまったのか。
 連れて行くと、言っていた教師の顔が過ぎる。]




 どうして か わからないけど 
 

 一緒にいったのは そうね …
 君のいうとおり あかいいと なのかな  


【人】 問題児 ドナルド

― 体育館近く ―

[伸ばした手は届いて、握りしめれば、微かに傷つく手。
もしかすれば、左手ならば、鉱石同士で傷つかないのかもしれない。それとも余程、欠けあうのだろうか。

―――……それでも、今、伸ばすのは右手。]

 ―――……急ぐ、ぜ?

[叫ぶ聲は聴こえていた。
それに反応する、セシルの強張りもまた、伝わっていた。

―――……けれど、引く手の力は緩めない。]

(128) 2010/03/06(Sat) 23時半頃

問題児 ドナルドは、奏者 セシルに握った手から伝うもので、少しでも罅を塞ぐことが出来ればと(06)(回復)

2010/03/07(Sun) 00時頃


問題児 ドナルドは、奏者 セシルに話の続きを促した。

2010/03/07(Sun) 00時頃


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 00時頃




あかい

    いと、か…


[前なら意にも介さなかったであろう言葉。]


…それは、ふたりにとっては…

よかった、んだろうか…


[――――どうして。]






  ――どこにいくにしても、
           大好きな人と一緒なら、きっと幸せよ 



     …… ディーン は。メアリーは。


[殺したのは自分だけど。]



               あの先生が 連れて 行ったのかな。


[送れなかった。
 だから 消えたことが解る。


 その彼は 連れて と 言っていた と聞いた気がする。]





             …… そう  なん だ。

[  幸せ よ   と 言う
 担任 と 用務員の 二人の遣り取りが
 最後に交わしていた 言葉。]



――――…。

どんな、ところでも、…




…先生も、


[あいたい、のだろうか。
そう、なのだろうか。]



 スティーブン先生がつれていった、
 としたら…まるで、迷惑な無理心中ね。


                ……今、何を想ってたの ?         



 
 ――

      何が ?

[何を想っていた。 問われて 一瞬だけ 止まる。]


 いや、他に。
   先生のそのちから? 知ってて、誰も止めなかったのかな、ってさ。


[死ぬことではなく。
 鬼 を 連れて行くことを。]


【人】 問題児 ドナルド

― 体育館付近→ ―

 嗚呼、用具室に……―――

[>>137 セシルの言葉に頷いて、駆け出す。
キャロライナの影は、どうしただろうか。
―――……今は、振り向かずに。

例えば、もし、行くことで過去が変わるなら。
何度か思った仮定。

けれど、行かなければ、知らなければ、繋いだ手の先もないなら。
向かうことを選ぶ。

知ることを恐れていた。
変えたのは―――……傍に、その想い。

果たして、知ろうとすることは、間に合うのだろうか**]

(144) 2010/03/07(Sun) 00時半頃

問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 00時半頃




     っなん   ……!!


            [握り締められた手に じわりと汗が滲む。]

[焦り。]






   わたしが その子を 送る




     ど……

                  う

[――どうして。
 汚さないで 欲しいのに。]


邪魔 すんなよ
    俺は   殺すのが 愉しいんだ。

[それも 本当。]

 取り上げる 気 ?




   送らなくていい
   君にもうこわれてほしくないよ
 
   どんどん闇にそまっていってるじゃない…   





  ごめんね、君にばっかり辛いことさせてた
  頼りなくて、ごめん





                  …… ッ 。ちが  っ



[違う。]

        いンだよ、俺はっ
                俺は


          [せめて、もう、二人だけでも。]

[青碧 が 揺らぐ。]




     俺は


[傷つけるしか出来ないから。]


                いーんだよ。


[それに。]


    センセ が セシルが無事な方が 今は   いい

 




  わたしは、まだ 大丈夫だから
  上手にできるかは わからない けど



  わたしだって、君に無事でいてほしい。  

  先生なのに、駄目だね
  ひとりの生徒を贔屓して

  でも




   センセ まで、そまんなくったって、いーじゃんか ……。


[それは、揺れた青碧 の 震えた声。]


    ど    し て ……


[もっと上手く、止められないのだろう。
 どうして 止まってくれないのだろう。]



  そまる?
  そっか…… 染まったら 君と一緒 ?

   [ 小さく微笑んで ]
  
  どうしてなんて、
  君のこと少しは守りたいもの

  いっぱい君に支えてもらった から 


[僅かに戻された 闇 の侵蝕。
 闇 が 青碧 が 揺れる。]


    俺と なんか 一緒じゃなくて 
       一緒 なら あの ばか と――

[同じでいいじゃないか。
 違う 違う 。 この女性(ひと)は 彼と同じだ。

 護ろう と  ―― 。]


             ―― 。


[ ばか と 。とても、とても小さな 声で。
 彼に向けたのと同じ*言葉*]



(聞こえている)

(聞こえていた)

(あまりにやさしすぎる ひとたちの 声)
 


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 11時半頃


【人】 問題児 ドナルド

― 北棟1F廊下 ―

[キャロライナの影の一件で、マーゴが会議室に辿り着いたその後を、追う形になってしまっていただろうか。]

 「先輩達、手繋いで仲いいんですかぁっ?」

[組み合わせの妙か、男同士だからか、すっとんきょうな声を上げたのは、>>160 マーゴに声をかけた生徒だったのかもしれない。
マーゴと同じく、声かけることなく過ぎ去って、やがて会議室の前に差し掛かるか。]

(166) 2010/03/07(Sun) 12時頃

問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 14時半頃



    マーゴットと

           ミッシェルが

 そっちに、  行くかもしれない

              ――…、


   離れたほうが、いい。

              [無事ならいいんだよと]

[そしてその やさしいひとをまもるやさしいひとへ]


[――、――]




  俺は、用具室のほうへ

 





ケイト!!!!



 


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 20時半頃


【人】 問題児 ドナルド

― 回想 ―

[>>168 会議室前でマーゴとかち合う。
それでも、尚、ドナルドからセシルの手を離すことは、ない。]

 は?ミッシェルが、どうしかしたのか?
 つーか、お前は、オスカーと一緒に居たんじゃ……―――

[返る言葉。小さな舌打ち。自分の身は一つしか、ない。
けれど、足が迷ったのは
―――……ああ、手を伸ばしてくれる人には、出来うる限り
そんな過去(正気)の自分が、まだ、微か残っていたからか。

>>170 暫しの間か、逡巡していれば見えるミッシェルの姿。
その視線に、その表情に、少しばかり顔を顰める。
セシルの手が握られたままなら、少し握る力を強めたか。
>>179 質問にセシルの答えは、ない。

その間に>>172鍵を拾って去って行く、チャールズの姿を濃紺は捉えるか。]

(192) 2010/03/07(Sun) 21時頃

【人】 問題児 ドナルド

 ――――……?

[訝しむ。しかし、去って行くなら、まだ時間はある。
結局、マーゴが戻ってくるまで、その場に居たか。

>>180 薄紫は、校舎に戻ってくるケイトを。
>>#26 濃紺は、北門から帰宅するチャールズを。

それぞれ、映す。]

 過去が、変わった、のか?

[小さく呟く。まさか、と。
よもや、チャールズが犯人でないとまでは、莫迦な頭では辿り着かない。

―――……そして、そう、時間にして数十秒か。
おそらくは、生徒会室へと向かうマーゴたちを見送るのに意識が向いた時。サイラスはケイトを……―――。]

(193) 2010/03/07(Sun) 21時頃

[忠告が届く。]


     …… そ か。

       [放課後によく話した少女の名。]
       [蒼色の瞳の少女と同じく気遣ってくれた彼女の名。]

                             [けれど、もう。]


[聴かせたくないから。
 声 に 変える事はないが。

 もう 殺 すだけの対象。

     来ると言うのなら。
     コロシテシマエ ばいい。]


【人】 問題児 ドナルド


 嗚呼、俺たちは、ケイトの方に……―――

[>>182 セシルがケイトの名を呼ぶのに、頷いた。
確かめなくては、本当に過去が変わってしまったかを。
けれど、変わったかもしれないことを、その段階では言えなかった。

―――……もし、変わってしまったなら。
この繋いだ手の意味はどうなる?

そんな、自分勝手な想い故に。]

 ――――……過去は、変わっていない。
 それに、チャールズが、犯人じゃねぇ。

[>>183 開かないの言葉に、訴えるような表情に、呟く。
扉は開かない。開けられない。過去は変わらない。]

(194) 2010/03/07(Sun) 21時頃

【人】 問題児 ドナルド

 ケイト、お前の目の前にいるんは、チャールズじゃねぇ!!

[過去での言葉は、届かない。
それでも、>>191セシルの声に重ねる。

ふっと、背後に気配。振り返る。]

 ―――……キャ  ロ ル

[無意識に、闇色からセシルを背に庇った。]

― 現在に至る ―

(195) 2010/03/07(Sun) 21時頃

[そして 届いた 名前。]


             ケイト ―― !?

[何が。
 ああ、けれど。
 薄々、感づいては居た。
 ここは 本当の過去じゃない。

 だから 本当 の ケイト は――]

 どこ。


[どうして こんな 過去 を見せるのか。 
 彼女が思い出したのか。
 彼女からのメッセージなのか。

 それは 解らない 。]


[変えてほしかったのか。
 知ってほしかったのか。

 見つけてほしいからか。
 たすけてほしいからか。]




  [けれど。]

 


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 21時頃


問題児 ドナルドは、チャールズが犯人ではないと知るも、サイラスの姿は見ていない。

2010/03/07(Sun) 21時半頃




とどかない

[――――とどか、ない。
過去は、変えられないから。]


っ、…く、


[似ているから。
笑っていたから。
泣いていたから。
――――けれどすべて幻]


           …… 。

[届かない。
 苦く 辛そうな 噛む様な 声。

 ああ 過去 は 記憶 は 所詮。
 けれど、それは経緯。今に繋がる。]


見つけてやれ よ。
   ケイトは   それ待ってんだよ。

[ひとりで つめたい やみのなか
 くるいながら、それでも
 ずうっと ずうっと さけびながら
 ながいあいだ もとめて。]


               みつけて たすけてやれよ。


【人】 問題児 ドナルド

― 用務室前 ―

 キャロル……――――

[>>@64 闇色の視線に囚われて、再度、名を呼んだ。
言葉に微妙に顔がこわばる。

―――……浮気相手に、本命前に浮気を暴露されるのって、こういう感じかねぇ?と、思ったからでは、きっと、ない。多分、ない。

1mmもないかと言われたら、返答に困るが。少しでも場違いにそう思ったならば、それくらいテンパッテいるだけ。]

(198) 2010/03/07(Sun) 21時半頃

【人】 問題児 ドナルド

 キス、キスねぇ……――――

[優しい、それは、そうだろう。
そこに狂気じみた想いは無かったのだから。

優しく接吻けするのも。
嗚呼、トラウマを抱えるよりも過去には、行為をするのも。
救いを自分に求めて、ただ癒される為だけに伸ばされた手には、等しく……―――。

あんな風に、自分から激しく求めたことは
―――……セシルが初めてで。]

(199) 2010/03/07(Sun) 21時半頃

【人】 問題児 ドナルド

[一歩、一歩、近付かれるなら、後退する。
しかし、後ろは扉だ。たかが知れている。

闇から腕がのびた。それはドナルドの何処に触れるか。
逃げはしない。払いもしない。

薄紫が、傍にある から……―――。]

(200) 2010/03/07(Sun) 21時半頃




  セシル君、諦めちゃ駄目。

  とどかない……、扉、開かないの?
  
  [ あの日、扉が閉じてた視聴覚室 確かめた鍵は ふたつ]


  マスターキーは? 

  [ 小部屋に そんな備えがあるか わからない けど] 


――っ、…


    ―― 嗚呼、…


  ……、待って る、…。

[かみ締めるように、繰り返す。
優しい声、少年の声。]

…、たすけ、ないと。

       チャールズ「せんせ」じゃない
 今、ケイトを閉じ込めてるのは

 チャールズ「せんせ」じゃない…誰なんだ…


…、開かない。


     …――マスターキー…、わからない、けれど


[探さねば、と思う。
そこで、だ。闇が、現れたのは――]




    …… 何 他に

        他の“せんせ”―― ?

[そでもなきゃ、スティーブンへ向けた 男教師に対する 顕な 嫌悪は。]


【人】 問題児 ドナルド

[セシルが、単語を形成する2つの音を紡ぐ。
その音を、背後に、生まれる黒い足跡を見る。]

 どうして、か。なかなか難しい質問するなぁ。

[伸びる手には抵抗しない。

例えば、あの放課後、乱れたピアノの音を聴かなければ。
何故、そうなのだろうと『知りたい』と思わなければ。
血を啜られても良いと思わなければ。
化学教師のあの眼の意味に気がつかなければ。
自分のことも『知ってもらいたい』と思わなければ。

―――……沢山の「〜れば」。

そのうちの一つでも欠けたなら、今は、ない。
―――……セシルだからとしか言いようが、ない。
キャロライナが悪いわけでも、ない。]

(206) 2010/03/07(Sun) 22時頃


[マスターキー あるのだろうか。
 あるとしても、保管してるのは 恐らく立場在る。

 間に合うのだろうか。
 間に合わなければ、この悪夢(ゆめ)が また 闇 に戻るのだろうか。]


嗚呼、恐らくは、  そうなん だろう…

     たすけて …

            って、聞こえ…  た。

[誰が、何が、誰が――あの性質の悪い
触手や動物霊から察するに、それはほぼ間違いなく]

  …!


【人】 問題児 ドナルド

― 用務室前 ―

[首に伸びる手。
抵抗しなかったのは、抵抗すれば……―――。
最後まで抗う、約束。抵抗しないことが、抗い。

けれど、セシルの手が、伸びた。]

 セ シ ル

[今度は、セシルの名を呼んだ。滲む愛しさ。
隠しきれる筈もなくて……―――。

繰り返される呪詛を聴く。
見上げてくる闇色を見る。]

(212) 2010/03/07(Sun) 22時頃

【人】 問題児 ドナルド

 多分、な。
 優しいだけの俺が欲しいなら、そりゃ俺の全てじゃねぇ。
 どうしたって、キャロルだけの俺は、無理だ。

[それは、自分をあげたことには、ならないのでは、と。
優しさも、狂気も……―――矛盾することを全て含めて、傍に居たいのは           濃紺がその先を見る。]

 ―――……それでも?

[また、闇色に視線を戻して問う。
―――……それも全て、薄紫を想うが故に。]

(213) 2010/03/07(Sun) 22時頃

[聞こえた。 たすけをよぶ悲鳴(こえ)。
 聞こえてしまった。 なら。

 如何程もどかしいのか。]





              行かないよ。

[促された声に。]




  ――送るのは、わたし よ

                   [ 硬く 響く こえ ]




っ、…先生…!?

 



  フィリップ君にはもう送らせたくないから、

  わたしがやるの。


  ――セシル君、あのこ は …… ?




[頑として、 譲らない  こえ。
 ほんとう は 汚してほしくなんか なかった のに。]



                  …… わかった よ。


でも。
 





            今回だけだよ。

もう、って言うけど
俺はそんなに送ってねぇ し。


          センセに そんな事されるほうが、こわれそうだ。


【人】 問題児 ドナルド

― 用具室前 ―

[それでも、と途中で言葉が切れたのは、>>215セシルの「いやだ」という小さな声が聴こえたからか。

―――……嗚呼、こんな状況でも。
背後では、ケイトが助けを求めているのに。
目の前では、キャロライナが助けを求めているのに。
この上なく幸せそうに、微笑めてしまうのは。

                  ―――……狂気(莫迦)だ。]

 キャ ロ ル

[だから、闇に抗った。
少女の名前を呼んで、左手を闇に伸ばす。

左手の濃紺は、闇を裂けるのだろうか。
―――……屋上で彼女が願った通り、殺そう(壊そう)と。]

(228) 2010/03/07(Sun) 22時半頃

っ、――待っ、

   [莫迦だ 動けない 縛られたように 動けない。]


     [音が聞こえる あの子は 穢されて る]


【人】 問題児 ドナルド

― 用具室前 ―

[用務室の中の、ケイトを犯す名も姿も知らぬ男と
果たして、自分はどれ程違うのだろうと、ふと思う。

―――……もし、この先何度でも、彼女が闇から生まれるなら。
きっと、自分は殺し(壊し)続けるのだろう。

どこか歪な 誰かを想う感情。

―――……唯、違うのは]

 鍵、探してる、間、ねぇだろっ

[狂気の先、相手が零す「いや」の意味の違いか。
闇をキャロルに一度向けた左手は、その反動を利用して、用具室の扉にも向かう。

―――……けれど、おそらく傷一つ付けられず。
過去は変わらぬことを知るか。]

(233) 2010/03/07(Sun) 23時頃



  ―――…… どうして…… 

                 きみは そう


  [ 揺らぐ  正しい答えなんて もう ]

  [ 見つけられそうにないけれど ]


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 23時頃


【人】 問題児 ドナルド

― 用具室 ―

 ―――……っ

[扉より、むしろ壊れたのはドナルドの左手。
中指と、人差し指の先。濃紺の欠片が パラリ パラリ と、まるで涙のように、床に落ちる。キャロライナに対する贖罪のように。]

 ケイトっ!!!

[左手を握りしめて、右手で、セシルと共に扉を叩いた。
そして、呼びかける。

―――……チャールズは、この場に居ない。
―――……変わらない、過去。

背後でまた闇が生まれるのだろうかと、気にしながら。
ただ、呼びかけることしかできない。]

(242) 2010/03/07(Sun) 23時頃

 
         … …手を 出すな か。

[くつり、嗤う。
 向こうに行ってと 行かなかった くせに。]

護りたいのかね。

       護りたいのに


[護るといって、殺された彼を想う。]


              護れなかったら あいつも 少しは 解るかね。


【人】 問題児 ドナルド

[扉を叩いていた右手は、いつしか、セシルの肩に伸びる。

―――……良く似た、薄紫。
         引きずられるな、と。

自分は傍に、居る、と。
              伝えるように。


そして、終わる。
            ――……過去の幻想。]

(245) 2010/03/07(Sun) 23時頃




    夜が   また 来たな。

[ぽつり。
 思った、色を、思い出す。
 光の 白、と。

  夜明けの   ―― 。]



                 セシル。




  ……  なにも

             できな かった


 [過去は変えられないと、知っても。]


…違う、…――さがさ   ないと


  …――、…、フィリップ…?





              護れなかった、いたみ を…… 
              かれ にも あげたい の ?


    [ こころ は こんなにも 冷えてゆく のに、 ]   


【人】 問題児 ドナルド

― 現代/北棟東階段 ―

[それは長い夢だったように思う。
ドナルドが纏う制服は、現代のもの――あの蜜だらけのものに戻っていた。けれど、砕けた左手の指先は、そのまま。床に落ちた欠片もそのまま。

過去で逝った、キャロライナも用務員も、きっとこの世界には居ない。]

 嗚呼……―――

[>>252 戻ってきたという言葉に、頷く。
欠片が鳴る音に、少しだけ苦笑を浮かべる。]

 セシル。ケイトをさがさねぇと。

[気を背けるように、促す。
探して、どうするのか、まだ、見えてはいないけれど。]

(254) 2010/03/07(Sun) 23時半頃



     過去 は 過去だ。
     あれは現実はじゃねーよ。

[現実なら 日常なんて過ごせる身体では、疾うに 無い。]
 




   ほんとの ケイトは ここで待ってる。
        朝が来るのを 待ってるんだ。

             夜明けの 薄紫色を。


[夜が来た。
 闇 に落ちた 落暉。]

    そっちは任せたからな。

[見せてやれ、と 謂った。]


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 23時半頃


[護れなかった いたみ]



                 お互い様 だろ?


                          [闇 落ちる。]


――…、
     そう、だな。


 [変えられない過去を見て、
 探すべき場所を、みつけて。]


ああ、

    ……。夜明け、なんて
           柄じゃ、…ないけど な


[薄紫、よく似た色。
たすけて、と呼んだ声は耳に残っている。

任せた、との言葉には頷いて]
  


(護れない痛みを)
(悲痛な声はきっと泣いている)


……、

        ……  [帰れるなんて]

 [思わない 思えない でも 願ってしまいながら]

…、いきて、

[かわったね、とグロリアは謂った。
任せた、とフィリップは謂った。
多分、本当に。
彼らの――お人よしが 伝染ったのだ。痛む程に。]


【人】 問題児 ドナルド

― 現代/北棟東階段 ―

 まぁ、どうにかなるだろ。

[薄紫が揺れるのに、苦笑いで応える。
右手は、まだ使える。
       ―――……繋げる。]

 なにが、返せなかったんだ?

[頷く相手に、かつんと響く音を聞きながら、尋ねる。
ピンク色の、片想いのビー玉の件は、ドナルドは知らない。
知れば、ふっと思い出すのは、キャロライナが青いビー玉をくれようとしたことだろうか。]

(258) 2010/03/07(Sun) 23時半頃




       勝てば 帰れるさ


[帰れるなんて思ってない のに。
 そして、彼女は生き延びて 幸せなのかと、思う のに。
 そんな声を 響かせた。

 そして 自分は
 もう 殺す ことしか    出来ない のに。]


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/08(Mon) 00時頃


/*
中身ごめんなさい。不安なので。僕吊り? センセ吊り?
センセ吊りに見えてたので、手を出してないのだけど、僕吊られた方がいいかな。


【人】 問題児 ドナルド

― 現代/北棟東階段 ―

 莫迦だから、かねぇ。

[にぃっと唇の端を持ち上げて、喉を鳴らした。
眉を寄せて逸らすセシルを見る濃紺は、柔らかい。]

 嗚呼、ピンクは恋愛だったか?
 青は、勉強とか言ってたっけか。

 ―――……

[けれど。紫水晶の掌にある、存在を見れば、少し濃紺に陰りが入る。小さく、小さく、吐く息。]

(264) 2010/03/08(Mon) 00時頃

【人】 問題児 ドナルド


 まさか、壁に塗り込まれてるとかは、ねぇだろうよ。
 流石に、工事する業者とかが、分かるだろ。

[壁を見据える薄紫に応える。
実際、そうでないという保障はないが……―――。]

 くらい、つめたい、ねぇ……―――

[思い出す。キーワード。]

(265) 2010/03/08(Mon) 00時頃

/*
俺は先生 かな って 思って た
(バーナバスに逢いたいかなとか)


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/08(Mon) 00時頃


/*
わたしのつもり よ
ま、まだだいじょうぶよね、時間とか


/*
返事ありがとうございます。良かった、合ってた。不安でおろおろしてたごめん。
じゃあ、それにあわせて動く ね。*


【人】 問題児 ドナルド

― 現代/北棟東階段 ―

 って聴いたぜ?
 俺も、あんまり詳しくしらねぇけど。

[伝統の言葉に、若干首を傾げて言う。
キャロライナに聴いたのは、そこまでで。]

 どっちかっつーたら、土の中かねぇ。
 壁なら、改修工事やった時に見つかりそうなもんだぜ?

 掘り返される危険性が少ないとこつーたら。
 あ〜……―――

[一番に思い浮かぶのは、伝説の木。]

 いやいやいやいや……―――
 でもなぁ、まさかなぁ

[相手に合わせるように、眉間に皺を寄せて、ブツブツと呟く。]

(273) 2010/03/08(Mon) 00時半頃




  ……マーゴ さん 、


【人】 問題児 ドナルド

― 北棟東階段 ―

 セシル……―――?

[ドナルドの呟きが止まる。

           ―――……さみしい

その気持ちが、彼か彼女の代弁かが分からなくて。]

 セシ…ル……――――?

[濃紺を見開く。取られた左手。
鉱石と鉱石。それは傷つけ合わないか。
ただ、違う意味で、零れ落ちている、青玉の指先。
その断面に、寄る唇。]

(281) 2010/03/08(Mon) 00時半頃

【人】 問題児 ドナルド

 莫迦っ、お前、唇が切れて……――――

[そのまま離れて行こうとする肩を、右手で捉えようと。
振り向くなら、どこか泣き出しそうな濃紺が見える筈で。

―――……嗚呼、叶うなら、滲む血に、優しく唇を寄せるか。]

(282) 2010/03/08(Mon) 00時半頃



――…、  マーゴット ? 


                先生…!?

 




       センセ   後 ――




    ――… あ  ごめん ね 

    [見開いた瞳に映るものをみて 零れた 呟き]                      


 
[叫びたかった。]

              [なのに。]
               [どうして。]

[言葉が 出ない。]


 





          先生



 


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