24 明日の夜明け
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─伝説の樹─
[月の色が、変わる。 赤から、青へ。 同時に、周囲を跳ねていたボールは動きを止めて、地に落ちた]
……終わった……けど。
なあ。
まだ、おわんねぇ、の?
[零れたのは、掠れた声。 それでも、場にいる二人には十分に届くもの]
(1) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
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[は、と息を吐いて、その場に座り込む。 左腕は、相変わらず重いまま。微かな疼きも、感じられて]
さっすがに……これって……。
[きっついぜ、と。 掠れた呟きを落として、胸ポケットの携帯をぎゅ、と握り締めた**]
(2) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 00時半頃
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─伝説の樹─
[終わったけど、終わっていない。 返される肯定に、苦笑が滲む]
……んでも、終わってねぇんなら。 まだ……崩れちまうわけには、いかねーよ、な。
[それでも、諦めを口にしないのは、半ば意地。 ゆっくりと立ち上がり、命の実を見て。 ズリエルの、犠牲、という言葉に瞬いた直後に──カルヴィナの叫びが聞こえた]
(14) 2010/08/10(Tue) 07時半頃
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……え。会長、さん?
[思わず零れる、惚けた声。 三度目。 そんな言葉が頭を過ぎり]
なん、で……。
[続けて零れたのは、こんな言葉]
ちっ……本気、わけ、わかんねぇっ……。
[苛立たしげに吐き捨てた後。 倒れていたメアリーにズリエルが呼びかけるのを横目に、泣きじゃくるカルヴィナの側へ行って]
(16) 2010/08/10(Tue) 07時半頃
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……先輩……。
[泣かないで、とは、さすがに言えなかった。 いくら鈍い自分でも──この状況なら彼女の気持ちくらいは、察しがつく。 だから、ソフィアに良くやっていたように、ぽふ、と頭を撫でて]
……フォークナー先輩のこと……探しに、行きます、か?
[小さな声で、こう問いかけた**]
(17) 2010/08/10(Tue) 07時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 07時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 19時半頃
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─回想・グラウンド─
ん……そーっすね。 オレも、こんな形で、なんて、思ってなかったから。
色々後悔、数え上げたらキリ、ねーや。
[涙と共に零れる言葉たち>>27 >>28。 返したのは、ごく軽い口調の言葉。 立ち上がる様子に>>29に、へにゃ、と崩れた笑みを浮かべ。 ソフィアの名が紡がれると、軽く、首を横に振り]
……あの二人の、どっちか……?
[続けられた言葉に瞬きしつつ。 ともあれ、探しに行く、というカルヴィナを支えて歩き出した]
(48) 2010/08/10(Tue) 20時頃
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─美術室─
[たどり着いた美術室。 消えた二人の話に、軽く、唇を噛んで。 交わされる言葉には、口を挟まなかった。
と、いうか、挟めなかった。 口を開いたら、リミッターがどっかに飛びそうな気がしていたから]
……ざけんなっつーの。
[やがてメアリーが駆け出し、フィリップがその後を追っていった後。 口をついたのは、低い呟き]
(49) 2010/08/10(Tue) 20時頃
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若者 テッドは、がん、と音を立てて、近くの壁を殴りつけた。右手で。
2010/08/10(Tue) 20時頃
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……ん、ああ。 それは、かまやしねぇけど、なるべく早く戻ってきてくんね?
[風に当たってくる、というズリエル>>43に、返す声はやっぱり低かった。 俯き加減の背後には、何か漂って見えたかも知れない。 何故、と問われたなら、ゆっくり、顔を上げて]
(50) 2010/08/10(Tue) 20時頃
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……あのバカ先輩、一発ぶん殴らねぇと、気がすまねぇから。
[物騒な決意を口にする目は。 完全に、座っていた**]
(51) 2010/08/10(Tue) 20時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 20時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 21時頃
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─美術室─
[カルヴィナの叫び>>52 >>53にも、何も返さなかった様子>>54に、リミッターはまた、軋んだ。 最初から、理解自体を拒絶しているようにも見える様子。 彼の内心や心理変遷、それを知らぬが故に、こちらも表層での認識が強いのは否めない、けれど]
……は。 結局、見たいのは、てめぇの居心地のいい世界だけ……ってワケ?
[普段は、怒りは面には出さない。 本気で怒った事は、数えるほど。 もっとも、それと知る者の方が少ないから。 今の危険度は、多分、他者には測れないかも知れないとかなんとか]
(55) 2010/08/10(Tue) 21時頃
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[それでも何とか、しばらくは気持ちを落ち着けようと試みた。 気持ちの乱れは、写真に映るから、とは師の口癖で。 平常心や無心を保つ方法は、自分なりに見つけてはいた]
……あー……そっか、誤魔化す以前の問題の可能性。
[それなりに落ち着けた、と思った所で聞こえたカルヴィナの言葉>>57。 ひとつ、ふたつ、と瞬いた]
なら、余計に聞く耳持たないモードに入る、か……。 んでも……んー……。
[メアリーが、という言葉>>58に。 やはり、浮かぶのは、思案のいろ]
(59) 2010/08/10(Tue) 21時半頃
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メアリーが、関わっているとして。 ……なんで、ソフィや、先輩方が……っていうのが。 みんな、メアリーや……それから、フォークナー先輩とも、仲良かったじゃないっすか。
[引っかかる疑問。 カルヴィナの言葉もズリエルの言葉も、ほとんど疑ってはいない。 何せ、祖母の御守りに効果があったくらいなのだから、どんな事態も不思議はない、という認識もどこかにあった]
……ん、そーっすね。 かえんないと、絶対。
[肩を叩かれながらの言葉には、微か、笑った]
(60) 2010/08/10(Tue) 21時半頃
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……取りあえず、どーしますか。 ここで、悩んでても仕方ないし。
……もっかい、話に行った方がいいっすかね。
[一発は殴りたいし、と付け加える辺り。 やっぱり危険度はあんまり変わっていないらしい]
(61) 2010/08/10(Tue) 21時半頃
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ですよ、ね。 行き違いや蟠りはあったかもしんないけど、そこまでっていうのは、なかったはずですし。
……助けたいって気持ちは、みんな、誰かしらに持ってたから。 助けるために、っていうのが……自然、なのかも知れない。
[カルヴィナの言葉に>>64、一つ頷いて]
んー……オレじゃなくて、ソフィになら、或いは話してくれたかもしんないけど。 ちょーっと難しいんじゃないっすかね? だから、そっちは先輩に任せますよ。
[自分になら、という言葉には、肩を竦めてこう返し。 真面目な顔での返答には]
(65) 2010/08/10(Tue) 22時頃
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殴り合いになんなら、上等ってもんっすよ。
[真顔できぱっと言い切りました]
(66) 2010/08/10(Tue) 22時頃
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若者 テッドは、なんて、物騒な事を言いながら、二人を探して歩き出す。
2010/08/10(Tue) 22時頃
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─ →屋上─
[とはいえ、どこに行ったのかの宛があるわけではなく。 取りあえず、校舎の中から当たってみるか、とあちこち眺めながら進んでいく。 カルヴィナを気遣いながらの歩みは自然、遅くなりがちで。
屋上にたどり着いた時には、二人の話は終わっていたか]
……っと、ここにいたっすか。
(67) 2010/08/10(Tue) 22時頃
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若者 テッドは、鳥使い フィリップの姿を見つけると、ぼそり、と呟いた。
2010/08/10(Tue) 22時頃
若者 テッドは、それからすたすた、フィリップの前まで歩いて行って。
2010/08/10(Tue) 22時頃
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……唐突っすけど。一発殴らせてもらえないっすかね。
[じとん、と座った目で睨みながら、無茶言った]
(68) 2010/08/10(Tue) 22時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 22時頃
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[元より、メアリーにとばっちりを出す気はさらさらなかったから、距離を取るのは構わなかった]
理由は……そーっすねー……オレとしても、どっから言い出せばいいのか、そろそろわかんなくなってきてんですけど。
[がじ、と頭を掻きながら、綴る口調は、軽い。 声は低いが]
一番の理由は、あんまりにも甘えてるのが許せねえ、ってとこっすかね。
今、ここにいる中で、一番恵まれてんのに。 ただそれに甘えるだけで、周りちゃんと見てねぇのが。
[言いながら。 無意識か、右手は胸ポケットに一度触れて、離れた]
(73) 2010/08/10(Tue) 22時頃
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……なに、勝手にわかってんだっつーの。
[大体わかった、という言葉>>72。 声の温度が下がった。下がりまくった]
そーやって、人の話ちゃんときかねぇーで、自己完結して。 自分の世界にだけ閉じこもってんのが、むかつくんだってぇのに……っ!
(74) 2010/08/10(Tue) 22時頃
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─屋上─
……反論、しねーのかよ。
[自嘲の笑み。眉が寄る]
んで、そうやって、自分だけが痛い思いして。 そんで、耐えてるオレカッコいい、とか思いながら、慰めてもらうわけ? そうやって、てめーの弱いとこ正当化しながら、ひょろひょろ生きたいって事っすか?
……そんなんで、本気で。 大事なもの、まもれるとか思ってんじゃねーだろーな。
[ぐ、と右手に力がこもる。 まだ、動かない、けれど。 視線は厳しさを帯びる]
(76) 2010/08/10(Tue) 22時半頃
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─屋上─
……自覚あって、反論しねぇとか、どんだけなんだよ……。
[苛立ちをこめた呟きが零れる。 いらつく。もどかしい。 いらついているのは、こうしているのが八つ当たり込みの自覚があるから、なのだけど]
なんて、か。 別に、なんだって、いいんすよ。 オレは、ただ。 アンタが、自分の世界から出ないのが。 ……メアリー守る事に託けて、自分守ろうとしてるようにしか見えないのが。
それが…………なんでって。
[ぎ、と。 俯いて、きつく、唇を噛む]
(79) 2010/08/10(Tue) 23時頃
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大事なものが。 側にいて。 話ができて。 触れ合えて。
それが、当たり前に、できるのに。
なんで……そんな風なんだよって……。
それが……。
[ぐ、と。 再び、拳に力が入る]
それが、どーしよーもなく、許せねぇんだよっ!
[きっ、と上がる顔。 直後に、握った拳がフィリップの頬に向けて繰り出された]
(80) 2010/08/10(Tue) 23時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 23時頃
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─屋上─
[自分も万全の状態じゃないから、まともに当てられるとは思っていなかった。 それでも、一度感情をぶつけたくて、繰り出した拳は弾かれて、それる]
自分の世界に閉じこもってないってんなら。 なんで、全部、自分のせいとか言うんだよ。 自分が死ななかったから、とか……。
[はあ、と。大きく息を吐き出す]
……そんな風に言われる回りが、どんだけ辛いか、とか。 どんだけ、傷つく、とか。 そこまで考えてるように、思えねぇんだよ。
(86) 2010/08/11(Wed) 00時頃
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[囮の話。 一瞬、目を伏せる]
……あん時、オレにできたのは、それだけだった。 正しかったのか、間違ってたのかは、今でもわかんねぇ。 ただ、それで、ソフィ苦しめたから。 んで、謝れねぇまんまだから。 ……そんなてめぇに、腹たって仕方ねーけど。
けど、いつまでもその事、悔やんで、自分責めて、それで。 ……誰か、喜ぶのかよ。
喜ばねーし、逆に、苦しい思いさせちまうかも知れねぇじゃんかよ。
[声が掠れてきたのは、多分。 一つの感情が鎮まって、別の感情が波打ってるから。 右手が落ちて、顔もやや、俯いた]
(87) 2010/08/11(Wed) 00時頃
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[上手く言えないのが、伝わらないのがもどかしくて悔しくて。 わかって欲しい事は、多分、単純なのに上手く言えなくて。
そんな自分が情けない、と。 そう、思った矢先に響いたのは──覚えのある、咆哮だった]
(88) 2010/08/11(Wed) 00時頃
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……え、と。
[正直、何がなんだかわからなかった。 赤い月の光に浮かぶ、嫌というほどに覚えのある、姿。 その爪に抉られた左腕が、反応するようにずきり、と痛む。 その痛みに気を取られていたから、ズリエルからのパスに気づけなくて]
……ちょ、おまっ! なんで、こっち投げんだよ!
[焦った]
(92) 2010/08/11(Wed) 00時頃
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若者 テッドは、実質片腕の状態で、キャッチはなるか{2}(奇数でキャッチしてしまう
2010/08/11(Wed) 00時頃
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つい、じゃねぇよ、つい、じゃっ!
[ぼそりと呟くズリエルに、突っ込みを入れる。 右手の上を跳ねた赤ん坊を、カルヴィナが追う>>95のが見えた]
先輩、ちょ、待って! それ、なんか、ヘン……!
[右手が赤ん坊に触れた瞬間、左腕に走った痺れ。 それは、よからぬものを感じさせた]
(99) 2010/08/11(Wed) 00時頃
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─屋上─
[カルヴィナと赤ん坊の様子は無邪気にも見えて。 けれど、先ほどの痺れと──何より、連れてきたものが連れてきたものだったから]
先輩、やっぱそれ、離した方が……。
[離した方が、いい、と言うのと。 様子が変わるのは、どちらが先だったか]
……っ! 先輩っ!
[響く、鈍い音。とっさに駆け寄り、赤ん坊を引き離そう、と手を伸ばした]
(105) 2010/08/11(Wed) 00時半頃
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何これ、じゃないっすよ、もう!
[ポカン、とした様子に舌打ち一つ。 とにかく、これが危険なのはわかった。 よーくわかった。 だから、とにかく引き離さなくては、と思うものの、左腕が思うように使えないから]
あー、も、手がたんないからっ! ぼーっとしてないで、手、貸してっ!
[文字通り、手が足りなかった]
(109) 2010/08/11(Wed) 00時半頃
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若者 テッドは、赤ん坊の変化に思わず、手が止まる。
2010/08/11(Wed) 00時半頃
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[一瞬、呆然としていたものの。 カルヴィナの懇願の声>>111が我に返らせた]
あー、も、本気、手ぇ、たんねぇっ!
[苛立たしげに叫びつつ。 とにかく、赤ん坊の一体を強引に掴んで──]
……へ?
[振り返ったソレと、目があった。 嫌な予感がして、直後、それは的中する]
え、えーと。
[がし、と。 右腕が掴まれた]
(113) 2010/08/11(Wed) 01時頃
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[とっさに感じたのは、ヤバイ、という事。 先の様子を見ていれば、この赤ん坊の力は容易く想像できる]
って、先輩っ! 縦に裂けて分裂する赤ん坊が、どこの世界にいるんすかっ!
[カルヴィナの訴え>>114に突っ込みを入れながら。 自分の方に来たのは幸い、と、そのまま一体を引きずりながら、後ろに下がる]
……どーするよ、コレっ……。
[このまま屋上から放り出したら、とは思うものの。 さすがに、今の様子を見ては実行もし難く]
……とりあえず、オレ、これなんとかしてくるっ!
[せめて、カルヴィナの見えないところで、と思いつつ。 一階下を目指して、ダッシュした**]
(119) 2010/08/11(Wed) 01時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/11(Wed) 01時頃
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─ →会議室─
[屋上から駆け出し、三階へ。 正直、どうするかなど決まっていなかったけれど、とにかくなんとかしないと……と思いながら廊下を駆けて、一先ず飛び込んだのは会議室]
……っ!
[不意に、右腕に走る痛み。 赤ん坊がきゃっきゃっ、とはしゃぎつつ、手に力を込めていた]
んのっ、やろ!
[他に誰もいないなら容赦はしない、と、手近な机に叩きつける。 気分は言うまでもなくよくなかったけれど。 さっきの見てしまっては甘い事は言えないし、何より、ここで両腕不能にはなれない]
(132) 2010/08/11(Wed) 07時半頃
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[が、叩きつけるよりも僅かに早く、掴まっていたそれは分裂して。 一体は衝撃に崩れ落ちたものの、もう一体は床に転がりまた、増えた]
どんだけ増えるんだよ……。
[こんな時でも突っ込み飛ばすのは、多分、性分]
ちっ……きり、ねぇな、コレ……。
[あそんで、と言わんばかりに絡み付いてくるのを蹴飛ばして飛びずさる。 その内、一部が窓の方へと移動してるのに気がついた]
……あ、そーいや、忘れてた。
[広い場所に放り込んで時間稼ぎ、とか思ったのだけれど。 会議室の窓が割れていたのは忘れていた]
……って、それ、やばっ!
[くるり、反転。駆け出そうとする足に、ふに、と柔かさが縋りつく]
(133) 2010/08/11(Wed) 07時半頃
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若者 テッドは、果たして転ばず駆け出せるか{6}(偶数で転ぶ
2010/08/11(Wed) 07時半頃
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って、わ、と!
[赤ん坊の小さな手が足を押さえ込み、バランスが崩れる。 辛うじて受身は取れたが、左腕に衝撃が走った]
ってて……って、くんなっての!
[痛みを堪えていると、また、赤ん坊たちが寄ってくる。 それを払いのけながら、どうにか廊下へ。 無駄かも知れないが、扉はきっちり閉めておいた]
まともに、相手してらんねぇし……それに。
[先の赤の月の事を思い出しつつ、また、駆け出す。 伝説の樹にぶつかっていったボールたち。 今回も、同じ事が起きるのは間違いないと思えたから、外へ向けて、走った]
(134) 2010/08/11(Wed) 07時半頃
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─ →伝説の樹─
[階段駆け下りるのももどかしく。 一階の最後の部分は踊り場から飛び降りて]
今んとこ、ここまでは来てない……か?
[昇降口から出て、周囲を見回す。 とはいえ、そうだとしても到達にはさして時間はかからないだろうから、と樹へと向かい]
……そこにいんの、メアリーかっ!?
[座り込む姿>>122に気づくと、問いかけながら駆け寄って。 樹と、実の無事を確かめると、ほっと一つ、息を吐いた**]
(135) 2010/08/11(Wed) 08時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/11(Wed) 08時頃
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―伝説の樹―
[叫び声>>139が聞こえたのは、樹にたどり着くか着かないか、という頃で]
ズリエルっ!?
[はっと振り返ると、目に入るのは落ちてくる姿。 それでも無事らしい様子にほっとして、樹の所へ]
メアリー……。
[ふと、過るのは、先にカルヴィナと交わした言葉。 けれど、今はそれを問う事はせず、代わりに]
(145) 2010/08/11(Wed) 12時半頃
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……絶対、帰ろうな! 次の合同合宿でも、お前の星ナビに期待してっから。
[口にしたのは、こんな言葉]
……オレ、信じてっから。 お前も、みんなも。
[最後の部分は、少し真面目な表情で、言う。 それと前後するよに、赤ん坊の笑い声が近づいて来て]
……やっぱ、来るよな!
[舌打ち一つ、周囲を見回し。 それからふと思いついて、そこらに転がっていたサッカーボールをかき集めた**]
(146) 2010/08/11(Wed) 12時半頃
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若者 テッドは、ボールを集めながら、思う。いつか見た朝焼けをまた見るんだ、と{2}
2010/08/11(Wed) 12時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/11(Wed) 12時半頃
[最初に帰したのは、ホリー先輩。
大好きな先輩で、そして、非力な女性。
次はダメかもしれないと、思った]
[残るのは、同じく女性のドーン先輩と、友人2人]
[テッドは重傷。そして、ソフィアを失って随分経つから。
精神的にも、限界かもしれない]
[けれど、ドーン先輩も脚を怪我している。―ルーカスとの事は、知らないために。精神状態までを測る事は、できなくて。むしろズリエルとういう仲間が傍に居る、という認識があって。でもそれでも身体の面で心配だ―]
[でもズリエルも、大切な友人で。早く帰したい]
……っ。
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/11(Wed) 20時半頃
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─伝説の樹─
おう、任しとけって! いつだって、最高を追っかけるのがオレ流だぜ。
[>>154『最高の瞬間』、そして、彩雲の写真。 二つの約束に、頷いて。
直後、現れた敵に対するメアリーの様子には、何もいえなかった]
……その辺りは、オレも聞きてぇ……。
[ぼそり、と呟きつつ。 近づく敵は周囲に任せ、集めたサッカーボールに足をかけながら、奥の方で分裂している辺りを見定めて]
……避けんなよっ!
[叫びながら、思いっきり、蹴りだした]
(160) 2010/08/11(Wed) 20時半頃
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若者 テッドは、蹴られたボールは、狙い通りに敵を捉えるか*半凶*
2010/08/11(Wed) 20時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/11(Wed) 21時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/11(Wed) 21時頃
|
……って、可愛くねー!
[蹴りだしたボールは、タイミングよく突き出された小さな手に阻まれ、威力を失う。 近場の敵は多少、散らせたが、狙った効果には程遠かった]
結局、近距離で実力行使しかねぇってか……。
[それはそれで、きつい。 いろいろと]
(163) 2010/08/11(Wed) 21時頃
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っかし、外でこの状態、となると。
[校舎の中はどうなっているのか。 考えながら、視線をそちらへと向ける。 狭い空間だけに、色々と怖い気がしてならない]
先輩ら、大丈夫かね……。
[自分は一足先に飛び出して来ていたから、その後の屋上のやり取りは知らず。 そして、進行している閉じ込め作戦の現状などは、当然知る由もなかった]
(164) 2010/08/11(Wed) 21時半頃
|
[月の色が変わるまでに、あとどの位の時間があるのか。
今、目に前に居るのは、二人]
……。
[その種を、重傷の友人の方へ。飛ばした]
テッド君。遅くなって、ごめん。
ソフィアの所へ、みんなの所へ、帰って。
おつかれさま。
約束(・)、守ってくれてありがとう。
ズリエル君。ごめん。
もう少しだけ、私と一緒に、戦って、くれる?
[この、悪夢の様な世界で]
[今は誰にも届かないその声で。囁いた]
|
ん、ああ。 外に出てきてないとこを見ると、まだ中にいるんだと思う。
[メアリーの問い>>165に、頷く。 赤ん坊を攻撃できなかったカルヴィナの様子が思い出されて、微かな不安が過ぎった、が]
……だ、な。 これをまもんねぇと。
[ちら、と背後の樹を見て、また迫る敵に向き直る。
……向き直りたくないけど]
(167) 2010/08/11(Wed) 22時頃
|
若者 テッドは、近づいてくる敵に向け、もう一度ボールを蹴りだす。(07)くらいは散らせたか。
2010/08/11(Wed) 22時頃
|
……うー……。
[か細い声を上げて、崩れていく様子に、低く唸り]
……あんにゃろ、マジでいい趣味してやがる。
[ぼそり、と吐き捨てながら、屋上の方を睨む。 給水塔の上。ここからははっきりとは見えないが、そこには未だ、巨躯の狼がいるのだろう]
……くっ……。
[不意に、左腕に走る、痺れのようなもの。 それは、そこを抉ったものへの本能的な畏怖によるものかも知れない]
(169) 2010/08/11(Wed) 22時頃
|
――……みんな、大好き。
私ね。今度こそ、フィルの力になりたかった。
一番に、選んじゃったの。
でもね。
みんなのこと、この学校のこと、大好きだったから。
大切だったから。
先輩も、友達も、みんな。失いたくなくて。
私は最後の1人になるまで残るって、頑張るって、誓ってて。
でも、やっぱり。
全員を助ける事はできなかった。
――……守護神も、こんな気持ち、だった?
[ふるり、首を振る]
でも。頑張るから。
少しでも、みんなを、守れる様に。
守護神の力、以外だって。
私で、頑張るから。
|
なら、いいんだけど、な。
[上手くやっているんじゃ、というズリエル>>168。 カルヴィナとの付き合いは、彼の方が深いから、それに反論はしない、けれど。 やはり、不安はついて回った]
……ま、こうなると、動きようがないのも確か、かっ!
[ぼやくように言いながら、足に絡み付いてきた赤ん坊を、思いっきり振り払った]
(173) 2010/08/11(Wed) 22時頃
|
|
……っつーか、おま。
大丈夫か?
[なんかむせてる様子>>172に、思わず突っ込んだ]
(174) 2010/08/11(Wed) 22時頃
|
|
直接ダメージは、すくねぇんだけど。 ……弾切れという、最大の敵が控えてんだよな。
[泣き笑いのメアリー>>175に、へにゃ、と疲れたように笑みを返す]
っつーか、こんな形でボール蹴る事になるとか。 そっちの方が、オレは複雑。
[忘れたつもりでも、身体はそれなりに感触を覚えているのがわかったのと。 忘れていなかったそれを、こんな形で使う事が。 何とも言えず、複雑だった]
(179) 2010/08/11(Wed) 22時半頃
|
若者 テッドは、ちなみに、残弾はあと{1}発。
2010/08/11(Wed) 22時半頃
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ん、あー……中学入る前まで、な。 中学入ってから、ダチに誘われてバスケやってたけ……どっ!
[メアリー>>182に答えながら、ボールを奪おうとする手を踏みつける。 感触に関しては、以下略]
んで、中学ん時に師匠と知り合って、今の方向に転身した、ってワケ。
[精神的なダメージを押さえつけるべく、できるだけ、軽い口調で言う。 パスされた瓶は、ありがたく受け取っておいた]
(185) 2010/08/11(Wed) 22時半頃
|
|
って、飛んだな、おい。
[ズリエルの一撃>>187ですっ飛んで行った赤ん坊に、思わずぼそりと]
って、感心してる場合じゃ、ねえっ!
[そんなところだけは、無邪気な赤ん坊に変わりないのか。 ボールにじゃれ付こうとするのに気づくと、思いっきり、その手を蹴り飛ばす。 {2}メートルほど飛んだそれは、{6}体ほど巻き込みながら、崩れ落ちた]
(189) 2010/08/11(Wed) 22時半頃
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[まとめて崩れても、押し寄せる勢いの変わらない様子に、さすがにちょっと疲れたかも知れない。けれど]
って、大丈夫か?
[バットの一閃>>190は見てはいたけれど、一応、問いかけて]
ああ。 ガキの頃にさ、すっげー綺麗な朝焼け見たことあって。 その時のいろを、切り取った写真、見て、さ。
なんつーか、オレもそれ、追いかけたくなったんだよ。
[冗談めかした笑み>>191に、軽く、肩を竦めて返す。 懐かしむように語るのは、多分、現状からの逃避もあるのだろうけど]
ま、有名になる前に、留年しないで卒業しないと、ってのがあんだけど、な。
[先を言葉で紡ぐ事で、今を諦めない。 そんな、自己暗示めいたものも、そこにはあった]
(196) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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って……なん、だ?
[唐突に、噴き上がる、水。 何が起きたかは、理解が及ばなかった、けれど]
スプリンクラー……? あっは、ありがてぇっ!
[水の勢いに触れた赤ん坊が崩れていく。 迫る数が減れば、それだけ守るには楽になる]
とにかく、しのがねぇと……月が変わるまで、持たせねぇと、な……!
(202) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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お、いいねぇ、それ。
[ジャケットのデザイン>>201、といわれ、にぃ、と笑う]
んでも、確かにデビューすんのが先、だな。
[メジャーデビュー。 その姿を見たい、と思った。 彼らの曲は何度も聴いているし自分でも好きだから。
……最初は聴かされたわけだが、それはそれ]
(206) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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[だいじょぶ、という返事>>204にほっとしつつ。 一瞬、死角になっている辺りから声が聞こえたような気がして振り返る>>#12]
……ん。こっちも大丈夫、か。
[実の無事を確認して、ほっと一息。もっとも、まだまだ気は抜けないが]
ん、確かにさ、その瞬間の凄さってのは……現物じゃないと、伝えきれないかもしれない。 でも、切り取って、残せるなら。 一つでも多く、残してぇな、ってさ。
[言いながら、少し、わらって]
(210) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
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あー……確かに、そーだけど。 それはそれで、財政破綻の危機があるよーな気がする。
[ソフィアがいるから、という言葉>>205。 当たり前のように紡がれたそれに、一瞬、きょとり、とするけれど]
ん、財政的に辛そうなら、頼む。 理数系は、敵だからな。
[それを問う言葉は、やっぱり出てこなかった]
(212) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
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って、ギター調達からかよっ!
[>>207突っ込みながら、きゃっきゃ、と迫る群れに向けて、先に受け取った瓶を投げつける]
なら、いいバイトあるぜ? 一緒にやるか?
[にぃ、と笑って問いかける。 旅行の資金やら、個人器材購入のために、色々とバイトをしているのは知る人ぞ知る話]
(215) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
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お、それは期待大、だなっ。
[新星発見、と意気を上げる様子>>214。 やっている事は現実を逸脱しているのに、話す内容は日常的なもので。 けれど、その日常的なものが、今は、ありがたく思えていた]
って、ちょ、ま。 それもそれできっついんだけど……!
[冗談めかした言葉>>215には、かなり本気で。 焦った]
(222) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
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あー……あの時、か。
[人形、という返事>>219に、色々と思い出して、ちょっと遠い目]
ん、労働系。 だから、お前ならかなり稼げると思うぜ?
[それから、軽い口調に戻して言って、近づいてきた赤ん坊を再度、蹴り飛ばし]
……お?
[どこからか、聞こえてきたホイッスルの音>>211。 瞬いて、周囲を見回せば、赤ん坊の数が大分減っているのが、わかった]
(223) 2010/08/12(Thu) 00時頃
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あ、出世払い……。 それならなんとか……って。
そこまで行くまで、何年かかるかわっかんねぇけど、な!
[向けられる笑み>>227に、ほっと息を吐いた後。 わずか、苦笑しながらも頷いた]
(231) 2010/08/12(Thu) 00時頃
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