人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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視点:


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 01時頃


【人】 執事見習い ロビン

― B棟 ―
[着物を着てはいるが、履物は足指割って履く草履でなく
そのままの室内履き]

 ……っ

[壁伝いに歩いていた先の扉が急に開く。
廊下に出てきた坊主の姿に、目を丸くした]

(9) 2010/08/05(Thu) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

― B棟/廊下 ―
[居住まいを正し、恥らうように視線を伏せる]

 ……失礼、しました
 ええと法泉さま
 同じく、貴方の名も存じていますよ。
 私の名は……そう、ロビン。
 決して手折れぬ噂の花です。

[薄い笑みを浮かべ、ゆっくりと顔を上げる。
冬の色をした瞳は怯えも含まず相手を見上げ]

 昨夜の宴
 ……幻滅しましたか?
 それとも、未だ私の芸はご所望頂けますか?

[首を傾ぐ。
朝よりも幾分流暢に喋る]

(19) 2010/08/05(Thu) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[奥からやってきた人影
振り向いた先には、雛鳥も]

 ……そういえば、セシルを
 庭に残してきたままだ

[思い出したような呟き。
それから、咳払いをして首を振った]

 おはよう御座います……でしょうか
 もう日も高くなりましたが。

[淡い笑みを向け、黒髪の主を見遣る]

 誰からも、未だ召された覚えがありません。
 高嶺さまに似た……貴方さまは
 ……迦陵を?

(23) 2010/08/05(Thu) 01時半頃

良い機会だ。
お前が毒の花ならば、そのまま彼を誑かしてみては?


 …………………彼を?

[苦笑混じる]

 貴方の後では翳みかねる
 が
 ……戯れる程度なら。

 日は未だ高い


【人】 執事見習い ロビン

 ……昨夜の宴、騒ぎを起こしたのは覚えてるでしょう
 てっきり幻滅なさった方も多いかと

 そう、謂ってくれるなら
 嬉しく思いますよ、法泉さま

[続く言葉を待つでもなく、冬色の瞳を細め
次いで瞬く鳥のまなこに、唇引いて薄く笑みを敷いて見せる]

 噂通り
 武も樂も舞も、異国のものが中心ですが……

[法泉の胸元へ、白い指を伸ばして一歩傍に近づいた]

 貴方のここを、満たすものは何でしょう。

(31) 2010/08/05(Thu) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

 そう、迦陵が自ら望んだのなら
 これほど喜ばしい事は無いですね。

[肯定を返す相手へひとつ祝いを送る]

 おめでとう御座います

[決して、ロビンなら謂わぬ台詞]

 高嶺さまと同じように髪を結ったなら、
 さぞ見分けに困るでしょうね。
 ご予定は、ありませんか。

(34) 2010/08/05(Thu) 02時頃

執事見習い ロビンは、小僧 カルヴィンの首が傾げられるのをみて苦笑を零し、鏡写しに首を傾けてみせた。

2010/08/05(Thu) 02時頃


【人】 執事見習い ロビン

 足はさっき、手当をして貰ったよ。
 それよりも迦陵
 主さまの前で、
 他の花に話しかけるのは失礼にあたらないかい。

[鳥が自ら鳥篭を出た事を嘘吐きと詰りもせず、困った顔で窘める]

(38) 2010/08/05(Thu) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

[ほ、と息を吐いた。
安堵の表情を浮かべ、僧の言葉を聞いた]

 死した後に、満たされるもの……?
 法泉さまは、
 この世よりも先に満たされるものがあるとでも?
 それとも宗教の言葉だったでしょうか。
 そちらには疎いのですが。

[払われなかった指が
胸元の合わせにたどり着き
ゆっくりと掌を這わせるように触れる]

 それが本当なら
 芸を幾ら目前で見せた所で、満たされないんじゃありませんか。

 私の役目が無いのは――寂しい。

(45) 2010/08/05(Thu) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

― B棟/廊下 ―

 ……不味いですか。
 貴方さまの素性は詳しく存じませんが
 引き篭もりさまと花あがり
 どちらも左程変わらぬ気がしますよ。

[苦笑いを浮かべた相手へ顔を向け
常のようなトゲでなく、冗談のように笑って話す。
迦陵の言葉には眉をさげ]

 粗忽も度をすぎなければ可愛いものだと謂っただろう

[昔交わした台詞を向けた。
その後は主となった相手が紡ぐに任せ
二人が辞すなら道をあけようと謂う風に自然を装い法泉の傍へ身を寄せる]

(49) 2010/08/05(Thu) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

 そうですね、怪我は左程酷く無いですが
 舞は大事をとって控えておこうと思いますよ。
 
[足の事を言われ、舞はとひとつ断りを入れて。
坊主を語る法泉を見上げる]

 俗世を捨ててしまったら
 ……此方でお会いすることも無かったでしょう?

 どうか捨てないで

[指先が絡むと、言葉を途切れさせた。
触れ合い慣れぬ身体、頬がみるみる染まっていく様
初心な少年の姿が傍にある]

(61) 2010/08/05(Thu) 02時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 私で、法泉さまを満たせたなら
 どれほど良いでしょう

 舞台で芸をと望むなら……弦が良いか笛が良いか
 ああ、ピアノがここにあるなら
 歌曲もひとつお聞かせ出来ますよ

[決して見せぬ、聞かせぬ芸を
指折り数えて嬉しそうに微笑む。
去り際の迦陵が言葉よりも雄弁に語る貌を見
ひとつ頷いて見送った]

(62) 2010/08/05(Thu) 02時半頃

 しかし……

 死して満たされるとは
 坊主の言葉だけなのか、それとも

[納得がいかぬ風に呟き洩らす]


【人】 執事見習い ロビン

― B棟/廊下 ―

 ……未練の一つに、なっても良いですか?

[見上げていた視線がおなじ所まで下りる。
笑みをあわせ、眉だけを器用に下げた]

 満たしたい
 私で、法泉さまの……其処を

[代名詞を使い、対象をはぐらかす]

 表情ならば、いまこの時でも
 もう隠して閉じ込めてはいませんよ?

(69) 2010/08/05(Thu) 03時頃

【人】 執事見習い ロビン

小さな洋琴なら用意出来るかもしれませんね。
是非に触れて欲しいものです

私に

[触れた手に指先絡ませ、僅かに力込める]

法泉さま

厚かましい願いですが
舞台で聞いていただけると、そのお約束を頂けますか。

[薄く開いた唇を、舌先で湿らせた]

(71) 2010/08/05(Thu) 03時頃

 刷衛殿、面白い人物にあった。
 天満月 邦夜と言う花主
 人狼病を持つものと口付けると発作を起こすそうだ

 先程発作を起こしてるところにあってな
 ……豚狼に悪戯されて口付けられたのだと。

 獣がその者の力に気付き
 誑かされる前に、何とか協力させたいものだ


【人】 執事見習い ロビン

― B棟/廊下 ―
 わかって居る癖に。
 花は甘い蜜と香りで、誘うもの
 法泉さま
 貴方の身も心も 私が――

[先を続ける言葉は出ず、恥ずかしそうに瞳を伏せる。
口元触れるのは指
僅かに眉を下げた]

 ……舞台でなくても良いのなら
 貴方さまの手で、この身を鳴らすは如何です?
 誰にも未だ見せた事の無い貌も、きっと
 差し上げられるでしょう

[彼の指先を食み、目線を上げる。
ぺろりと舌が味見をした]

(82) 2010/08/05(Thu) 03時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 ……同じでは、いけませんか?
 私は噂に咲く花――私の言葉なんです、法泉さま。

[もう片方の手が伸びてきても、怯えに身を強張らせはしない。
短い秋色の髪に触れられ、愛玩動物のように身を摺り寄せた。
僅かに湯浴みの後の、石鹸のにおい]

 味見くらいは許されるでしょう?
 こんな風に

[口元で戯れに食んだ指を、僅かに咬んで
絡めていた手はそろり愛撫のような手つきで彼の袖元へ落ちる]

 手折らなければ
 良いんですよ、何をしても。

[硬質な声に甘く毒を孕む囁きを落とした]

(90) 2010/08/05(Thu) 04時頃

【人】 執事見習い ロビン

 ……溺れて欲しいとは、謂いません
 せめてその身に差し上げたい
 未だ誰にも、愛でられる悦びを知らない
 私では
 足りないかもしれませんが。

[痛みを堪えるように、僅かに表情が歪んだ]

 嗚呼

[盆が彼の手から消える。
腰元に伸びた手に意図を読んで
そっと首に両腕を回した]

 嬉しい……

[そう謂って微笑むのは、月夜に咲く艶花の蕾。
両膝抱えて蹲っていた冬の蕾はもう*居ない*]

(99) 2010/08/05(Thu) 04時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 04時頃


【人】 執事見習い ロビン

 私の覚悟は、とうに。
 望みはひとつ
 内に沈む二つ心は、要らぬ故…――

[幼く見える相貌に、夕べの凄絶なほどの艶は未だ映らない。
部屋へと連れ去られ、不安げに見上げたその唇を奪われた。
誘っておながらぎこちなさの残る仕草で、啄ばみを真似る]


 ……法泉さ ま
 どうか

[雪色の肌を暴かれて、ふるりと身を捩った]

(103) 2010/08/05(Thu) 05時頃

【人】 執事見習い ロビン

[蕾は羞恥と困惑、苦悶と快楽をその身で魅せる。
啜り泣きは絶望を孕み
鳴き声は甘く切なく、種を零す]


 …――っ、あァ―――…

[強いられる行為を身に受け止め
悲鳴は嶺よりも高く
悪魔の鍵爪が、背を掻いた]

(104) 2010/08/05(Thu) 05時頃

【人】 執事見習い ロビン

― B棟/法泉の部屋 ―
[名を呼ばれ、夢うつつ
傍に有る温もりに顔を埋める]


 …………

[呼び返す
掠れこえ。
その身に受けた愛撫の数々を見る間に吸収し
日高く月見えぬ刻にも関わらず、艶花が咲く。
その身がやがて種を撒く日が来るや否や**]

(105) 2010/08/05(Thu) 05時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 05時頃


[知っている
知っていた
筈だった
行為の数々を、直接其の身に受けて
花は乱れ咲く]

 ……坊主、と謂うは
 皆、こうなのか……

[父親もと謂っていたな
そうぼやき
種を植え付ける事の出来なかった
彼の胸に顔を埋めた。
ぴちゃり、舐め遣る]

 これは、確かに
 喰いでがありそうだ**


[そして、ヨアヒムを確保し、大広間の控え室に放り込んだあと、イアンからの報告を聴く。]

 ほお……
 稀にそういう人物がいるとは聴いたが。

[そして、しばらく考え…。]

 邦夜さんには事情を話して協力してもらうのもいいかもしれんな。


 いや、でも、話すと、それはそれで危険か?
 
[邦夜とは少し、話をした。花祭ははじめてのはず…。もちろん、花と戯れるなども、そう経験はしていないだろう。]

 ともかく、彼はこちらの手中にしておきたい。
 そして、彼は花主だ。

[少し押し黙るが、その先意味はわかるだろう。自分とイアン、花主と花、傍にいやすいのはどちらかと。]

 仕事、として、彼を操れるか?


 何処まで話すかは…
 私も難しいところかと。

[刷衛の言葉には同意するように。
 ……続いた言葉、
 それは自身も現在考えていたこと]    

 媚を売った経験はないが
 なんとか、する。私も花だ。

[相手が花主としての経験が浅いのが救いか。
 先ほどの、振り返れば赤面ものの
 拙い媚を思い出すが……なんとかせねばならない]  


 ああ、じゃあ、頼むぞ?
 というか自信がないのか?




 じゃあ、練習台になってやってもいいぞ?
 ほら、媚売ってみろ。

[そしてすぐにそんな冗談を飛ばす。]


 ……しょうがないだろ!
 今まで私には必要なかった……
 けれど、今必要なのだ……頑張るさ……

[自信がないのかと突かれれば
 声が大きくなって……少しずつ声量が下がる。]


 …………

[声音が冗談を飛ばすものに変わっていることにも気づかず
 真剣にこう言う場合はどう媚を売るべきなのか
 眉を寄せて考えて]

 ……刷衛殿…お主に会いたいと、思うている……

[小さく呟いた]


[正確には息を吐いたというより、噴出した。]

 そ、そうそう、う、うまいじゃねぇか。
 背中につめたいのが走ったぜ。

[イアンの頑張った媚の言葉にそう感想を述べた。]

 不慣れな感じが実にそそる。
 さすが、花だな。

[世辞ではなく、本当だった。]

 よし、まだ何か言ってみろ。

[再度、けしかけてみる。]


 ……笑うなっ!滑稽なのは…己でもわかってはいるのだ…
 さすが花などと……

[聴こえた息遣い。どう考えても噴出された。
 やはり、拙いのだ。媚も一つの芸
 そして、青年はその芸を鍛えてこなかった。
 告げられた評価は、不慣れゆえのなんとやら]

 ――……本気で逢いたいのだ。刷衛殿以外に
 私に、頼る相手もない……だから……

[再度の声に、羞恥心を押さえ込む少しの間の後
 薄く、口を開いて。かすかな声が零した]


 おお


                   いい。

[ちょっとかなりよかったらしい。
 うっかり鼻を抑えた。]

 大丈夫だ。うん、今傍にいたら押し倒してた。
 問題ない。

[むしろ一人で部屋で拝んでいる。]

 よし、頑張れ。見守ってるぞ、というか、
 聴き守ってやるからな。

[よしよし、という声。]

 で、封鎖のための人員はもう呼んだか?
 


 ……本当か……っ

[今度は噴出すような息も、
 それによって不自然にどもる感もなく]

 床まで持ち込めるかはわからんが練習は生かす
 ……報告はするから、聴かんでいい

[聞き守ると言われて苦笑する。
 よしよしという声も相俟って
 どうにも子供扱いされている気配に戸惑いつつ
 仕事のことになれば深呼吸一つ]

 封鎖人員は昨晩の宴直後に
 次の宴目処によこすよう連絡してある
 そこは抜かりはないよ。

[先ほどのよどみは嘘のように
 凛とした声でこたえた]


 おう、頑張れ。
 まぁ、でも相手は新人だ。

 割り切る部分も大事にな?

[そして、手はずが整っていることを聴けば、うむ、と深く頷いた。]

 ――…いや、任せきりですまんな?
 頼りにしてるぞ。相棒。

 じゃ、俺もちらちら各自の様子を見る。





 そうそう、あえぎ声だけじゃ助けてほしいのか、房事に夢中なのかわからんので、助けて欲しいときはちゃんと名前を呼べよ。

[余計なことも言っておいた。**]


 ……そうだな。相手も力の為に利用されて
 溺れてしまうのでは…哀れか

[忠告に邦夜自身のことを考えるのが抜けていたのに気づく
 いかんな、と、ゆるく頭をかいて]

 ……私の仕事であり、私の復讐だ。
 気にするな……お互いうまくいくことを




 ……間違って情事の最中、
 刷衛殿の名を呼ばぬよう気をつけるよ
 駆けつけて、あれ?なんぞ?では、な

[仕事の話で落ち着いたのか、余計なことにも
 からりと笑って言い返した]


[私の復讐で仕事、には黙っておいた。
 この相棒はどうやら猪突猛進のようだ。


 復讐のための仕事……。


 イアンの目的がそうと決まっているのなら、
 自分はなんのためか。さてはて。**]


【人】 執事見習い ロビン

― B棟/法泉の部屋 ―
[夢惑う 束の間の

見知らぬ天井を見上げ、
肌触れ合う温もりにびくりと身を硬くして

己を擁く腕の主
双眸が見開かれ

雫を零す 冬のあめ]

 ――…

[小さく呟く 
人の名は、此処に無く
脱がされた衣服と共に、置かれた眼鏡
ちらと視線を流し
貌を歪めた]

(173) 2010/08/05(Thu) 12時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[薄く、唇が笑みを浮かべる。
夢は終わる

 目的はひとつ
 願いはひとつ

 二つ心は、要らぬ

 誰が駒鳥……殺したか

言い聞かせるように呟く
子守唄**]

(175) 2010/08/05(Thu) 12時半頃

【人】 執事見習い ロビン

― B棟 ―

 ……法泉さま


[身じろぐ気配に顔を上げる]

 花は、主が望む限りは
 咲き続けるでしょう

 ここで

[髪を撫ぜる手に薄く微笑み、白い指が彼自身の胸元をなぞる。
着物羽織るを手伝おうと、身を起こし
顔を顰める]

(189) 2010/08/05(Thu) 13時頃

【人】 執事見習い ロビン

 湯を……嗚呼
 そんな事をしたら
 名残がきえてしまう

[眉を寄せ、首を振る。
手伝いが来れば仕方なしと重い身を起こし]

  主(あるじ)さまの望むように

[彼をそう、呼んで
一度、視線を絡める
遠くを見る同士]

 私の舞も、歌も
 今日これよりは主さまのもの
 花主のにおい要らぬと謂うのなら、その通りに。

(191) 2010/08/05(Thu) 13時頃

【人】 執事見習い ロビン

[毒花は、咲き続ける
ひとを喰らい
人の腹を借りて
次なる種を産み落とし――]

 ……主さま、湯浴みを終えたら
 向かいたい場所が

[手伝いの手を借り今日二度目の湯浴みへ向かいながら
躊躇いがちに、振り向いた]

 ひとつ、礼を忘れていたんです。
 それから、楽器の片付けを

[それは許されたか
花がひとり出歩いて良いものかどうか。
眼鏡は脱いだ着物のうえ
レンズを通さない視線は、焦点定まらず
彼の先を見る**]

(192) 2010/08/05(Thu) 13時頃

執事見習い ロビンは、記者 イアンと共に表座敷で床に就いていた時の記憶を薄ら辿り

2010/08/05(Thu) 13時半頃


執事見習い ロビンは、説法師 法泉が共に花を連れ歩きたいと謂うのならば、喜んで了承するだろう

2010/08/05(Thu) 13時半頃


執事見習い ロビンは、朧な記憶を甘い吐息と共に押し込めた**

2010/08/05(Thu) 13時半頃


[そして、そんな恩を売ってまで、己の心を買おうとした男は…
 哀れこの手に引き裂かれ、産まれる子の肥やしにされたという。]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 16時頃


【人】 執事見習い ロビン

― B棟 ―
[湯で名残を流し、薄灰の着物に袖を通す。
取り替えた足の包帯、最後に貰ったばかりの眼鏡をかけて
椅子に座る法泉の元へ戻った]

 ……

[花が礼を言いに向かうを
主は共に連れ歩いてくれると謂う
隣に人の立つのを、気恥ずかしげに見上げる
目元に朱が残る
視線を交え、つと逸らす仕草]

 主さま
 問うても?

[花弁が残る白雪の項が着物の襟に見え隠れ
間をおく静寂
漂う花の色香]

(235) 2010/08/05(Thu) 16時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 私を、本当に御気に召されましたか?
 このままでは、
 味見だけで済まぬほどと自惚れてしまいそうですよ。
 何故……手折ってくれたか……
 
 いえ、応えは未だ。
 満月の夜にまた、お伺いしたいですね。

 それよりも、急ぎましょう
 主さまの手を煩わせることは、早く済ませてしまわないと。
 逢えるでしょうか
 少し気がかりですが。

(238) 2010/08/05(Thu) 16時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[そうして、花主の半歩後ろを連れ添い歩き
部屋を後にする]

→ B棟/回廊 ―

(239) 2010/08/05(Thu) 16時半頃

【人】 執事見習い ロビン

― B棟/回廊 ―
[怪我と、下肢に残る違和
歩みの遅さは朝の比で無い
ふと窓の外、日は傾く]


 ……セシルは
 もう、流石に――起きた頃か


[ぽつり、零す。
目覚めの音で眠り、冬の傍にあった桜の姿は庭に見えず]

 高嶺さまのお部屋は
 ここで間違いないですか?

[漸くたどり着いた扉前。
確認のように法泉を見上げた**]

(245) 2010/08/05(Thu) 18時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 18時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 20時半頃


【人】 執事見習い ロビン

― B棟/廊下 ―

 高嶺さま

[此処で良いのかと問うた直後
かかる声
振り返るは、帰り人を迎える微笑み
強張る事も無く、睨み上げる事も無く]

 ……遅くなりましたが
 昨夜のお礼に。

[慎み混ざる硬質の声
着慣れぬ薄灰の着物の
左袖を持ち上げ、右頬に当てる
小首を傾ぎ、ちらと流し見るのは冬色の瞳]

 手当と、この眼鏡を頂いたでしょう?

(263) 2010/08/05(Thu) 20時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 こもち月の夜に

 言葉を賢く選べと、仰ったのは貴方
 前を向いて、今一度花になれと、仰ったのも貴方

 荒れた雪野に花など咲きません
 どれ程望んでも
 ですから

[相手に頷き、詠うように言葉を紡ぐ]

 心を入れ替えました
 望みはひとつ
 願いはひとつ

 ひとつ叶えてくれたお礼がしたかった。
 もし許されるなら。

(269) 2010/08/05(Thu) 21時頃

 ――望みはひとつ
 願いはひとつ――

 種植え付けて
 腐らせる
 この世の理
 
 幾年もいくねんも
 血を継いで
 肉を喰らい
 種を植える

 二つ心は要らぬ
 惑うては
 いのちとり


【人】 執事見習い ロビン

[許されるなら。
逸らす事も逃げる事もなく黒檀を見上げ
視線を絡め
一歩引いていた法泉へ流し、薄い唇を開く]


 ――…主(あるじ)さま


 高嶺さまに
 歌をひとつだけ
 差し上げても構いませんか

[ねだるように、媚混じる貌
秋色の髪も冬色の髪も、何ひとつ昨日と同じまま]

(276) 2010/08/05(Thu) 21時頃

【人】 執事見習い ロビン

― B棟/廊下 ―
[憂いと艶を含む貌で法泉に懇願して
答え待つ間に
ふと、視線を戻す]

 高嶺さま?
 何と謂うお顔。

(287) 2010/08/05(Thu) 21時半頃

…一体。

[小さく呟いた。
それは無意識に]


【人】 執事見習い ロビン

 私の
 記憶にある高峰さまと
 様子が違う気がしたんですが。

[眉を寄せられ、うなだれる。
眼鏡越しの視線は動じた様を見逃さず
あまりに素直に感情を貌に乗せて]

 もしや……歌では足りませんでしたか?
 どうすればお礼になるでしょう。

(297) 2010/08/05(Thu) 22時頃

【人】 執事見習い ロビン

― B棟/廊下 ―
[やがて許可は下りる。
どちらにしろ、舞台で歌うのなら
幾人に聴かれはするのだ]

 嬉しい?
 それなら、一曲を貴方に差し上げます
 広間に洋琴が用意出来るなら――

[ぱっ、と
花開くような笑み。
弾きながら歌うのだと語る向こうから、人の気配。
二人の姿を見て
手が襟のあわせを硬く握る。
血の気が引いた]

(307) 2010/08/05(Thu) 22時頃

 ――何、

[呟きは呆然と]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 22時半頃


執事見習い ロビンは、説法師 法泉の後ろへ、一歩下がった。

2010/08/05(Thu) 22時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[言葉を失い表情を失い、立ち尽くす]

(314) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

執事見習い ロビンは、説法師 法泉の傍に控えたまま、動かぬ人形のよう

2010/08/05(Thu) 23時頃


執事見習い ロビンは、手妻師 華月斎が違和を覚えたのは顔色失ったそのことか、法泉の傍にあったことか。

2010/08/05(Thu) 23時頃


【人】 執事見習い ロビン

 え、あ

 すみません
 ……白昼夢を

[小さな呟きは届かない。
ただ、声をかけられた後
瞬き一つして弾かれたように顔を上げた。
申し訳なさそうに眉を下げる]

 舞台?
 ああ、ええと

 そうですね、洋琴がどうしても欲しいので

[何の話であるか理解し、頷き
半歩後をついて本邸へと歩みを進めた]

(326) 2010/08/05(Thu) 23時頃

 すまん、ちょっと遅れるかもしれぬ。

[行かねばならぬが、動こうとしない花。
 仕方なく、小さくそれだけ囁いた。]


 ……?はい、わかりました……
 大丈夫です、やり遂げて見せます。
 舞い手の花なのですから。

[聞こえた声にきょとんと。その後淡く笑んで。
 ただ、通信が入ったついでに
 暫く口篭って…言うとおりにしてくれれば
 どうせばれること。意を決し話す]

 ……本郷殿に宴前に逃げるよう勧めました。
 彼は人を殺そうとしても殺せない人。
 多分獣ではないかと思いまして。

 けれど、職務違反です。
 この件のセンターからの罰は私が受けますので…
 御報告までに


 何?



 そうか。

[職務違反、そういわれればそのとおりで…。]

 その件はのちに。
 本郷さんがそうでないのであれば、問題はなかろうて。

[早まるな、との意味あいもこめて、そう答えておく。]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 23時半頃


 はい……勝手な行動申し訳ありません


 邦夜殿の力は
 怪しい人に使ってもらうべきなのでしょうか…
 それとも、人であって欲しい……と
 思う人に使うべきなのでしょうか…ね

[刷衛と邦夜、それ以外は誰が獣か、人か
 確信が持てないなか、そんなことをポツリとこぼした]


[相談を受け、それは怪しい奴に決まっている、と思いつつも、即答はせずに考える。]

 人間であってほしい…と思うというのは、どういうことかな。

[そう、あれだけチャールズに執心していたイアン。
 もしクロならば、どんな相手だろうと殺しそうないきおいだった。
 だが、



                 そうでない人物ができたか?]


【人】 執事見習い ロビン

― 本邸/大広間へ ―
[法泉と共に
主催者であるヨアヒムへ、洋琴を借りられないかと問いに来たが、朝と同じく居なかった。
応接室に小さなものなら有るというを使用人から聞いて
手配を頼むのは主である彼。
丁寧に礼を述べて、さてそれでは宴の舞台へ]


 ああ……望月が


[庭先を見遣り、うっとりと溜息を洩らす。
やがて大広間にたどり着くと
法泉の後に続き、薄灰の着物の裾をさばきながら
ゆっくりと続いた。
先に来ていた数人を冬色が順に写し見る]

(340) 2010/08/05(Thu) 23時半頃

 …例えば霞殿…旧友ですから…昔から知っていますし
 獣ではないと思いますが…
 それと、彼の花となった鳥、迦陵
 …霞殿と仲睦まじい様子でしたので迦陵が獣だと……
 霞殿が哀れです……
 それと、本郷殿…理由は先程の通りにロビンですね…
 まだ、ほんの童花ですから……
 ……ロビンはそうは言っても疑いも濃いので
 …まぁ、殺すべきなのでしょうが

[聞かれた質問に、具体的な人物名を聞かれているのかと
 名前を挙げていって
 それは刷衛の思うことと、重なるだろうか?]


 イアン……
 お前は人から騙されたことはないのか?

 クロは人間らしくないわけではない。
 人間らしいクロもいる。

 人間であってほしかった者がクロの場合はどうするのだ?


 ……騙されたことは確かに少ないです…
 昔も、今も。
 今までは殲滅が多かったので考えてませんでしたし…

[今までの仕事を思い出して、小さく首をひねった後
 続いた言葉には朗らかに笑いながら返した]

 ああ……その場合は…殺しますよ。当然です。


 そうか。



 ならば、効率のいいほうを選べ。

[笑い声には眉を寄せたが、見えるわけはもちろんない。]


 効率、の、いいほうですか……んんんん…
 怪しいところ、ですかね。
 それか怪しいのは殺すってことにしてしまって
 まったく判断つかないところか…??
 

 あ、けれど先程の話だと
 騙されていることも考えると
 騙されそうなところのが良いのだろうか…

[眉を寄せているとも知らず
 夕飯を迷うような気楽さでそんな言葉を零して悩む]


【人】 執事見習い ロビン

― 大広間 ―
[こちら側に向けて手を振るイアンを見る。
手を振った相手が違うと解り、視線を逸らした。
不可解そうな、それは冬の表情にも似ている。
姿かたちは変わっていないなら尚更。

違和を感じるなら法泉と共に有ること。
しかし花祭で化ける花は過去幾らも居たと
経験者は知るだろう
彼等にとっては、これも違和でもない。

決定的な何かを見つけるには足りない]

 ……飲み物を。

[貰ってくると、法泉に断りを入れて
踵を返そうとした矢先に、なにやら珍事。
振り返った]

(356) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

― 大広間 ―
[広間にやってきた雛鳥とその主に気付き、挨拶を向けた。
それから、セシルを背負ってやってきた刷衛に気付くと
法泉に断り、長椅子のもとへと小走りに向かう]

 セシル?
 ……刷衛さま、何をなさったんですか。

[険しい色で、睨み上げた。
冬色のその顔で]

(367) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

執事見習い ロビンは、本屋 ベネットが入ってきたのは気付いたが挨拶もせずセシルの傍へ。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


 ……息詰まりそうだ
 宴を切り上げるは、駄目か

[次々に増える人に、うんざりと呟く]


 なかなか、可愛らしい花?だな
 なるほど、遅くなるといった理由も理解した

[くすくすっと笑いを零して]


 おう待たせたな。

[シンプルにそれだけ]


【人】 執事見習い ロビン

― 大広間 ―

 ……練習、なんてきいていない
 てっきり貴方が何かなさったのかと思いました。
 そうで無いなら、良いんです。

[記憶にある所作。
主で無い相手に媚は売らず
彼に対するは昨夜よりいくらかはトゲの抜けた言葉]

 ?
 顔に何かついていますか?

[首をかしぐ]

(374) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

 大丈夫、まだ始まってもない

[狩の高揚からか、だいぶはしゃいだ様子で]


仕方ないだろう。
そういう場所だ。

今のうちに誰を喰うかぐらい考えて気を紛らわせたらいい。

[小さな嘆息。
面倒だと思っているのは自分もだった]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 01時頃


 今宵喰らうなら
 僧で良いと思うのに

[拗ねた声]


乾か。
何だ、二人とも随分執心だな。

[霞も自分好みだと推していた気がする]


  そうか、ならばよかった。

[セシルと明とロビンに囲まれているので、なお、何もそれ以上はいえないらしかった。]


【人】 執事見習い ロビン

― 大広間 ―

 調子の悪いセシルに無理に尋ねたりしませんよ。
 ……それは、担ぎ込まれれば気になります。

[溜息ひとつ]

 和装故、雰囲気に戸惑ったかと思いました。

[それから、静かに近づく明之進を見る]

 失礼だったなら、謝りましょう
 そうだね
 素行の悪い花では主(あるじ)さまに失礼だ。

[少し眉を下げて、笑う]

(380) 2010/08/06(Fri) 01時頃

 ええ、はじめますね。

[短い返しに、此方も短く台上で]


 いや、少し薄味なれど
 美味かった。
 
[思わず笑み零す]

 貴方は?
 喰らうなら誰を


【人】 執事見習い ロビン

 刷衛さまも花を?
 書面……?

[明と刷衛と
交互に見遣り、不思議そうに首を傾ける]

(384) 2010/08/06(Fri) 01時頃

[その様子をじっと見ている。]


            ――…やりすぎだ。
            煽ってどうする。


薄味?

[何をどうして薄味になるのか、と思わず首を傾げたが]

…今のところはまだ、決めかねている。


…肉饅頭め、しくじりおって……。
[袖下、気取られぬようにきつく爪を立てる。
 彼と…己の囲い主の傘の下。
 今までは気づかれること無く血の宴を続けてきたというのに。

 イアンが無き主の仇を討とうと、そちらの手先になることくらいは想定しておくべきであったか。]


 ……やりすぎなものか…手緩い。
 仲間をはくまで痛めつけて当然


【人】 執事見習い ロビン

― 大広間 ―

[明が柔かになったといえば、苦笑を浮かべる。
照れたように頬を染めて]

 手折ってくださった方のため、と
 言っておくよ。

[刷衛達に気をとられていた所に不意の大声。
振り返り、イアンの足元転がるものを見て驚く]

 ……非人道的……なんて
 いま、そのままじゃないか……

[呟く顔色は蒼白]

(399) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

 その仲間が、尚、暴れるかもだ。
 しかし、やってしまったものは仕方がない。

[そして、この状況に対する各自の変化をみている。]


…だから、逃げろ、なのか。

[は、と。
短い言葉と共に零れた感情は何であったのか。
己にすらわからない]


 ……

[無言。
あるのは憤り混じる念だけ] 


 暴れてくれれば痕跡が残る
 暴れてくれればより見つけやすい

 何が問題がある。


【人】 執事見習い ロビン

 ……同じ事を
 これから、皆にするんだろう?
 
 投票って言ったって
 どうやって人狼病とそうでないかを区別すれば良いのか

 ……わからないよ。

[冷たいイアンの声。
蒼白な顔で、怯えに身を震わせて
それは先日そのままの少年と重なる]

 どうすれば?

(408) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

 それに巻き込まれて、死ぬ奴が出るかもしれぬ。




[お前の元主のようにとはいわなかった。]


【人】 執事見習い ロビン

 間違ったら、本当に
 人を外れてしまうよ?

(409) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

 ……そうですね。
 けれど、そうでもして捕まえなければ
 羅患者は増え、よりいっそうの犠牲者が出ます。



 違いますか?


[しばし沈黙するが、目を一度伏せてから。]

 もう事態は転がりだした。


                見極めるのみだ。


【人】 執事見習い ロビン

 …………どうして、こんな事に

[イアンの冷たい視線]

 イアン
 別人みたいだ……

[小さな子供の姿で震え、立ち尽くす。
視線が一度広間を彷徨い
主を見る]

(419) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

 ええ、そうですね……
 私も観察はしますが
 話すので観察しきれません。
 ですので、観察本当によろしくお願いいたします


 私とて、無実の人間は殺したいわけじゃない


[先程散った赤い血か、それとも赤い月のせいか。
 体の芯に沸き立つ獣を、抱く手に力込めて押しとどめる。]

…堪え切れねば……全て喰い尽くすしかなかろう。
[苦しげに小さく漏らす言葉は届いてしまうか。]


 全員抹殺など
 涼しい顔で謂うて

 非人道的でないと?

 ようやる。

[怯えは半分が演技、半分は底から生じるもの。
けれど
嗚呼、ひとのにおいが、血のにおいが強い]


……ああ。そうだな。

[堪えきれなければ。
総てを喰らって生き延びるまでの事。
従来と何一つ変わらないはずだ]

総て

[喰らうは狼憑きが故の定め]


【人】 執事見習い ロビン

 宴に……招かれなければ

[無言の仕草をしてみせるイアンを痛ましい目で見
視線を逸らし
法泉の指す傍へ、危うい足取りで向かう。
たどり着くとへたりこんで、袖に縋った]

 ……主さま

[震える。
月が紅い]

(434) 2010/08/06(Fri) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

[俯く高嶺に気をとられたのは一時。
セシルの時のように、駆け寄る事は無い。

いまこの場では、
誰も彼もが普通ではなかった。

望月が
狂わせたのか]

(438) 2010/08/06(Fri) 02時頃

 総て…………ならば
 順序も考え直す必要あるか

 如何しよう。


如何したものかな。

…イビセラ。
お前、乾についたのだったか。

[付き従っている様子は、視線で見てとれる。
数拍開けてから]

このまま転がせそうであれば、あれはしばらく見送ってもよいかも知れん。
代わりに、誰か。…食指が動きそうなところがあれば。

それか……推測だが、もう一人ぐらいセンターの人間はいそうだな。
そこをあえて食ってやるのも好いかも知れん。
あの花独りで根回ししたにしては、状況が綺麗にまとまり過ぎている。


 そう、いまは坊主の手に。



 ……センターの、イアンでは駄目なのか?

[小さく笑うは
幾らか平常が戻ってきた故に。
二人の仕草を視界隅捕らえ、からかい混じりにひとつ]

 根回しした相手
 検討もつかずして

 さて……如何したものか


【人】 執事見習い ロビン

[数珠の音がする。
眉を寄せたのは一瞬。
頭を撫ぜられ、顔色戻らぬまま薄く笑んだ]

 このような経験などありませんから
 あんなふうに……血をみせられては 

[喉が鳴るを抑える。
結果それはしゃくりあげるに似た]

 辛い
 ええ……
 漸く私のうたを、お聞かせできると思ったのに。

[頷き、頭を撫ぜる相手を見る]

 主さまの傍以外に、何処にゆけと? 

(457) 2010/08/06(Fri) 02時半頃

あれほどつけ上がったことをしてくれるのならば、
最後まで残して苦しむ姿を見るほうが楽しいだろう?

[淡々と告げる。
からかうような言葉など歯牙にもかけない]

…刷衛。もしくは、天満月

[ぽつりと一つ、名をあげた]

ひょっとして、と言う可能性でしかないが…
あの研師、幾らか反応が薄いように思う。


イアンと通じていそうなものか…

もしくは…
[この感情は嫉妬なのだろうか。自らも花を手にしていても尚。]

…高嶺が摘んだ花の、いずれかを。


【人】 執事見習い ロビン

[何処へゆけと
視線を彷徨わせる
傾ぐ身に、手を伸ばす本郷
出てゆくイアンの背
巣立った雛鳥と
冬に懐く桜と
二つ摘まれた花と
その先を見ずに視線を戻す]

(460) 2010/08/06(Fri) 02時半頃

刷衛、天満月
どちらも、反応の薄い点では……そうか。

[淡々と謂うに追いかけはしない。
名を呟き乍]

高嶺の摘んだ花ならば、華月を

[どちらかと謂われ、迷わず片方を選ぶ。
意図の説明は出来ず]


【人】 執事見習い ロビン

 ……主さま。
 それが、昼間の答え?

[首を傾ぎ、見上げる冬色]

 誰ぞに手折られる前
 ……望んでくれましたか
 噂の花を。

[艶含む眼差し
震えは止んでいた]

(470) 2010/08/06(Fri) 02時半頃

どちらも、何かを知っていると言うのは間違いないようにおもう。

[強く視線を向けていた刷衛。
多少の驚きはあれど、それにしては驚きがあとを引いていないよう見える天満月]


…高嶺の?

[その言葉は発想に無く]


【人】 執事見習い ロビン

[広間の戸があく度
薄らぐにおい
それでも身は、治まらぬ。
喰らいたい
植え付けたい
熱を逃がそうと息を吐く。
そんな姿を仰ぎ見られたとして、見止められぬなら
左程も大したことには映らない

どうしたのかと問う法泉の
視線の先、先刻崩れ落ちた男と、本郷
それから
選ばれた花のひとつ]

(477) 2010/08/06(Fri) 03時頃

 華月

[呟く]

 あれがいい。


【人】 執事見習い ロビン

― 大広間 ―
 ……その言葉が昨夜にあれば
 私は今此処に居なかったかも、しれません。

[頬に触れた手に目を細め、顎を僅かに持ち上げる。
若し昨夜
過去は戻らず]

 手に入れるも
 私は主さまの花
 歌も舞も、この身は総て主さまのもの。

 嗚呼でも本当は
 今宵一度だけでも、聴いて欲しかった

[唇触れる指
瞳を閉じた] 

(490) 2010/08/06(Fri) 03時頃

 念のため
 邦夜が来る前に迦陵が私の部屋を訪ねました。
 そして直ぐ立ち去ったのですが
 ちょうど、入れ替わりに邦夜がやってきたので
 邦夜が私の部屋に来たことを
 迦陵は知っていると思って良いでしょう

 些細なことですが、報告までに


そういえば、もうひとつ…
[ふと思い出した、違和感。]

イアンが…天満月の御子息を、籠絡したい、と。

いや、おかしいか。通じておるなら取り入りたいとは。


籠絡…?

[己の居室へと戻るその途中、言葉に微かに訝しんだような返事になる。
天満月を。先程の言動と内容から照らし合わせるに]

…何らかの手駒にするつもりかも知れん。
だが、理由がわからない。
センターにとって都合のいいものだと言うことなのか?

[軽く首を捻る]


 籠絡かどうか
 ……取り入る何かが、かの人にあると?


…そういうことだろうな。
少し、病関係の書籍を探ってみるほうがいいだろう。

理由が転がっているかもしれない。


【人】 執事見習い ロビン

[人目盗み
袖の向こうで、口付けが降るは僅かの間。
ふ、と息を吐いた]

 ただ一度だけで、良いと
 意味のわからぬ執着故
 気にする事ではありませぬ

[囁く調子が違うのは僅か]

 歌うだけならば何処でだって出来ることですね。
 お傍にいますよ、主さま。
 私を心配させてしまうようなことを、なさる気ですか?

[瞼を持ち上げる。
冬色は二度瞬きを見せ、小さく首を傾ぐ]

(504) 2010/08/06(Fri) 03時半頃

書籍なら、
広間を出て間も無くの部屋が書庫だった。

[記憶を辿る。
子供が隠れた暗い部屋]


書庫の場所なら…知らねばそこらの使用人に聞いておいたほうがいい。
くれぐれも…ここで通じていることを知られてはいけないよ。


わかっている。
…必要なら庭から回る。
あちらからなら書庫の位置もわかる。


 全く手間のかかる事
 ……センターの人間など、招くから。

[イアンは彼に招かれた
そう言っていた、昨夜の記憶。
溜息を洩らす]


【人】 執事見習い ロビン

 職業と性格の不一致ですか?

[瞬く。
薄い笑み、からかう調子はまた新たな貌]

 私も
 花主さまに仕えるのは、慣れていませんから。

 突き放す言葉は、不安になります
 そんな時は、その身で伝えてくれればいいじゃないですか。

 ただ手を伸ばしてもらう事が
 どれほど救いになるのか、私は知ってます。
 期待しても、良いんでしょう?

[記憶に残る情
既にそのRobinは消えて一日が経とうとしているが
芽吹いた花は、そろりと主へ手を延ばす]

(514) 2010/08/06(Fri) 04時頃

【人】 執事見習い ロビン

[もくろみ成功したと、瞳を細める]

 聖人など、この世に居るはずも無い
 少なくとも私の知る世界には。

[呟くは、記憶の中の風景。
壊そう
狂わせよう
血を受け継ぎ長きに渡り、紡いできた記憶]

 有難う御座います、主さま。
 手を延ばしてくれるなら、振り払ったりなどするものですか。

[振り払い続けてきた少年の唇で、間逆を紡ぐ。
引き寄せられ、頬擦り寄せつつ]

 今宵は満月
 あまり……こうしていては、人を喰らうのか孕ますのかと
 疑われてしまいかねませんね。

(520) 2010/08/06(Fri) 04時半頃

執事見習い ロビンは、広間を見遣ったが、随分ひとは少なかった。

2010/08/06(Fri) 04時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[耳元に落ちるこえ
背に走る痺れに耐える事なく
甘く吐息を漏らした]

 それでは、歌をひとつ
 応接室に洋琴があると聞きましたし

[幼くみえる外見に滲む艶
均衡は紙一重]

 ――…報いを?
 ああ、怖い
 それでは主さまは喰らえませんね

[冗談のように笑って、謂う。
それから
楽譜が欲しいと、一度傍を離れる許しを請うた**]

(524) 2010/08/06(Fri) 04時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 04時半頃


 報告ごくろう。
 そして、大役、しかと見た。

 邦夜さんの動向は、任す。





 さて、怪しいのはどいつかねぇ。**


 舞うは花の務めですから……お言葉ありがとうございます。
 邦夜殿のお力は判断出来るのは一日一人、
 また、体調の関係等も考慮し判断の先は
 邦夜殿にお任せにするつもりです。


 ……傍目には動揺の少ない刷衛殿が
 怪しく映りましたよ?

[そう言って小さく笑って]
 ……疑われ過ぎる時は、
 名乗り出てくださいね。 ……投票は、絶対ですから、万が一な事態になったら
 私が貴方を殺める*ことに*


【人】 執事見習い ロビン

― 本邸 ―
 それでは、主さま
 後ほど

[大広間を出る前、セシルの傍へとついと近づく]

 セシル……後で、聞きたい事と
 話したいことが有るんだ

 キミだけに。

[特別。
その言葉を植えつけ、刷衛達に一礼すると
静かに扉を潜った]

(529) 2010/08/06(Fri) 09時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[譜面を取りに行くと言ったその足は食堂へ]

 今なら人も少ない筈
 ……嗚呼、腹が空いた

[朝からほぼ何も口にしていないなら当然出る言葉。
喰らいたいのは
人の肉
着物の上から腹を押さえ、そろそろと回廊を行く]

(530) 2010/08/06(Fri) 09時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 09時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[食堂が見えて
そこへ向かうらしいひとの姿を見る。
足を止めて
襟のあわせを片手が握る]


 ……イアン

[間をあけて
戸惑い混じる呼びかけひとつ]

(531) 2010/08/06(Fri) 09時半頃

【人】 執事見習い ロビン

― 食堂傍 ―

 朝から、何も食べてないんだ。
 眼鏡は足を怪我する前はかけてた。
 割って
 ……高嶺、さま が

[名を出す時に僅かに声が震えた]

 新しい眼鏡をくれた。
 熱も下がって
 お礼に歌をと思っていたのに……キミが台無しにしてくれた。

[曇る表情
対峙する緊張と恐怖が傍に。
それは冬の蕾がとり続けていた拒絶と似た態度]

 さっきのキミで無いなら、いいよ
 一緒に行こう

(534) 2010/08/06(Fri) 10時頃

【人】 執事見習い ロビン

― 食堂へ ―
 ――――もう良いんだ
 夢も幻も、遠い昔

[謝罪に、自嘲混じる笑みを返す]

 かの人のお陰で目覚めた
 今の私は、法泉さまの花だから。
 
[目覚めた――改心とも取れる言葉]

 イアン……キミが
 昨日、髪を撫でてくれていたのは覚えてる。
 ……あまり、近づかないでくれないかい。
 その手が
 笑ってひとを刺すのだと思うと、怖い。

[一歩も二歩も引いて、食堂へ向かう。
これでは、生肉は喰らえない]

(540) 2010/08/06(Fri) 10時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[もう良いと
良く似た霞月夜が視界に留まれば、
視線で一度追って
逸らす。
首を振って、食堂へ]

(541) 2010/08/06(Fri) 10時半頃

 このまま、ひとの気無ければ
 イアン……
 背後から襲って

 ……流石に無謀か

[ちらと視線流し、首を振る]


彼の人は、もののふの舞を得意とします。
目覚めたてのお前で…太刀打ちできるかどうかは。

[慎重に、と促す心の奥底には、やはり旧き友への想いも無いわけではない。]


 ――返り討ちが関の山か。

 坊主にも謂われた。
 喰らうなら報いを着せると

[溜息]


【人】 執事見習い ロビン

 束の間かもしれないが……ありがとう。

[硬い声音で礼を謂う。
喰らってやるも、ひと気があってはそれも難しい。
そも、この身では太刀打ち出来るか怪しい。
警戒は解かず]

 血塗れた手は、前から?
 これからも
 ここの誰かが病を持っていれば
 人として生きてきた、その相手に……おなじことをする気?

 それが、誰であっても

[謝罪にはそう問うた。
食堂にたどり着き、食事はやはり自分で用意すると奥へ向かう]

(549) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 執事見習い ロビン

― 食堂 ―
[間も無くして、果実と水を手に戻る。
人の手が加わらない食事
場を離れずイアンの傍へ]

 あれは、売り言葉に買い言葉というんだよ。
 ……頭に血が上ったのは覚えてる。
 何を口走ったかまでは、覚えてないけど。

[初日の退出時の事だろう。
あの時口をかりたのは、目覚め開く前の人食花
誤魔化すように眉を寄せて笑った]

(551) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 執事見習い ロビン

― 食堂 ―

 …………束の間を肯定された気がする。
 血塗れた手を、私に?
 
[眉を寄せる]

 イアン、キミは
 選んだ道に、大事なものは無いの?
 誰であっても……無辜のものも
 それでは病持つものと大差ない

[赤く熟れた果実を手にとる。
嗚呼
この赤が血であれば
この身が肉であれば]

(559) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 執事見習い ロビン

 セシルは

[月瀬をそう呼ぶ]

 私の代わりに、怒ってくれたんだった
 本郷さまにたてついて

 ……具合は、大丈夫かな

[しゃく、と食む音が立つ。
残してきた相手を思うように、視線を遠くへ]

(560) 2010/08/06(Fri) 11時半頃

 居心地が、悪い
 視線で犯される気分だ。

[遠くを見遣り、眉を寄せる]


【人】 執事見習い ロビン

― 食堂 ―
 こうやって、皆疑うんだね。
 嗚呼、でも私は獣には喰われない

[首を振り、違和を誘う]

 主さまが仰るから。

[何を、とまではまだ告げない。
ただにおわせる]

 死んだ人が大事で生きた人は大事じゃない
 そう言う事かな。
 私のような性格でも無いし……仲のいい人は、居るかと思ってた。

 セシルは、そう月瀬。
 宴の最中も刷衛さまが傍にいたけど……そういえば彼の人は
 何故あまり驚かなかったのか

(571) 2010/08/06(Fri) 12時頃

【人】 執事見習い ロビン

― 食堂 ―
[芯だけになった果実を置いて、汁に汚れた指を舐めた。
紅い舌が覗く]

 ……それはそうだろうけど
 疑われない立場では、私たちの置かれた気持ちは解らないかい。
 
 主さまは、喰おうとするなら報いをと謂った
 傍に置いてくださるって言葉が嘘じゃなければ
 私が死ぬ時は彼と一緒だ。

[それは少しの予感。
彼を喰らうその日は]

 そんな手を差し伸べる人が出来るとは思ってなかった。
 イアンは、寂しいな。
 そう謂う人が出たとしても、死んだ人しか望まないなら。

[自嘲混じる表情見遣り、痛ましいと、そんな表情を浮かべた]

(581) 2010/08/06(Fri) 12時頃

【人】 執事見習い ロビン

 冷静だった……そうかもしれない。
 若し彼の人が獣なら、

 セシル

[焦りを混ぜて、桜の名を呟く]

(582) 2010/08/06(Fri) 12時半頃

[今も必死でこらえているのは、このまま雛を喰らいたい想い。
 …今喰らえばきっと足が付く。それでは…]

いや、それを逆手に取れば…
花か主かを喰らってしまえば…


[彼を喰らうその日がくるなら
それは人食花散る日]

 ……?
 此処にあるは
 花か、主のみと


つがいの片方食らってしまえば、
もう片方が獣だと…


 ロビンと今話しておる
 ロビンもそなたを疑っており……月瀬が
 お前の傍にあるのを案じておるな。

 それと、どうも法泉殿はロビン曰く
 なにやら不思議な力がある、そうな。

 後、邦夜殿は夜光を確認すると言っておった

 いろいろ、錯綜してきたなぁ…


【人】 執事見習い ロビン

 ……ちから?
 主さまに、不思議な力があるって謂うの?
 私はてっきり、相打ってでもと
 そう謂う覚悟なのか、若しくはあの方自身が”そう”なのかと。

[思わず、妙なものを見る視線を向けた]

 寂しいのは、消えた。
 私はもう小さな子供ではなく、主さまの花。

[冬の子供は消え、花開いた
けれど言葉どおり受け止めれば、ただ身辺の変化を伝えるもの]

 でも
 ……セシルは、やっぱり心配だ。

[水の残った器を残して立ち上がる]

(591) 2010/08/06(Fri) 12時半頃

 いま、つがいと謂うなら
 私と、貴方と、……高嶺の


 片方と謂うても
 如何する


いや、研師と桜の猫も。

あのドラ猫が、彼奴には懐いて寝ておった。


【人】 執事見習い ロビン

 主さまのお体は、その
 見目と違って …………

[反論しかけ、口を噤む。
同時、知られず息を止め、真っ赤になった所で俯いた。
行為を思い出し恥じる顔が出来上がる]

 いや、うん。
 獣と謂うような力も、よくわからないけど

[小さな身体で、困惑を表す。
笑み浮かべたイアンを見上げ、神妙な顔で]

 食事でなく、こういう時こそ、一緒に来て欲しかったよ。
 イアン
 寂しくていいと謂うけど
 若しキミにも手をのばしてくれる人あるなら
 寂しいのはキミだけじゃすまないよ。

[気遣い呟く。相手諸共に喰らうてやろうかと内心秘め乍]

(600) 2010/08/06(Fri) 13時頃

 ああ、そうだった
 が
 研師の彼は、明之進と主がなにやらと

 ……桜の子、
 まだ違うだろう
 私になんの報告も無しに。


[内心は月瀬の傍に刷衛がおるなら
 ロビンと月瀬、ともに獣でなければ
 どちらも安全だろうとか
 こちら側の理由で思っていただけ、なのだが]


【人】 執事見習い ロビン

 惚気るつもりで謂った訳じゃない。

[笑う姿を冷たい冬色で睨み上げる。
姿かたちが同じなら、視線もまた違和無く]
 
 その手の血は、病持つひとの血でしょう
 なら何故今放っておくのかって言ってるんだ。
 もしあの方そうだったら厄介だって
 言ったのはイアンじゃないか

[きょとんとした相手に小芝居を一つ]

 …………もういい

[肩を竦めた相手に小さな背を向けて、
怪我した足で食堂を出てゆく]

(611) 2010/08/06(Fri) 13時半頃

執事見習い ロビンは、記者 イアンなんか嫌いだ、と子供のような捨て台詞を付け加えた。

2010/08/06(Fri) 13時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[背にかかる言葉に返すのは、躊躇うような吐息。
イアンを置いて出て行く事にしたのは、その言葉があったこそと思わせる]

 露呈しても構わぬと
 捨て身の獣が居らんとも限らず
 追い詰められた獣ほど、行動は読めぬもの

 私の事は、随分気にかけているようだが
 それでも
 今囚われるわけには。

[大広間へと引き返しながら、ひとり零す小さな小さな声]

(617) 2010/08/06(Fri) 14時頃

明之進など、おらぬよ。
[それはきっぱりと言い切る声音。]

何故ならあれは…去年喰われてしまったのだから。

あの研師を喰らってしまおうか。敵に回せば厄介であろうし。
[それは、夜屋根に潜む猫へと嫌疑をかけることにもなろうか。]


【人】 執事見習い ロビン

― 大広間へ ―
[ぱたぱたと、駆けて行ければ雰囲気も出るだろうが
強く踏めば痛みが走るから、歩く事しか出来ない。
大広間へ戻る途中に、主の姿があったかどうか。
真っ直ぐに戻ると、扉を開けた]


 セシル、大丈夫?!

(619) 2010/08/06(Fri) 14時頃

 今からロビンが月瀬を案じに
 月瀬のところへ向かう。
 お前が傍にいるようならば
 二人の様子、観察お願いしたい。

 私は本郷が私と話がしたいと
 大広間で声をかけられているので
 そちらへ向かう


 …………近頃の幽霊は、
 あれほど生者と区別つかぬもの?


 そう、彼でも良いが
 センターの彼が何やらきな臭い。
 私に目をつけて居るのかどうか


【人】 執事見習い ロビン

― 大広間 ―
[セシルを見つけたのは
寝かされていた場所でなく、部屋の隅]

 嗚呼

[ほ、と大きな溜息ひとつ。
冷たい色をした瞳を細め、近づいた]

 背負われて入ってきたし
 こんな時間まで、寝ていたら心配もするよ。
 そんな顔して、本当に夢だけなのかい?

[手を延ばしかけて、引く。
触れられるのが駄目なんだと、告げた相手だった。
冬が気を許した相手]

 この様子じゃ、出る前に話があると言ったのは届いていなかったかもしれないね。

(631) 2010/08/06(Fri) 14時半頃

喰……?

[聞こえた声に軽く首を傾げる。
名簿に名前がない。
それは解っているのだから]


【人】 執事見習い ロビン

― 大広間隅 ―

 悪い夢なら、忘れてしまえばいい
 甘い夢なら、消してしまえばいい
 
 夢は幻

[詠うような囁き。
眉根が自然に寄った]

 どうして、謝るんだい
 先に謝ろうと思っていたのは、

[私、と続けかけて止めた]

 ボクだよ、セシル。

(638) 2010/08/06(Fri) 14時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 話……うん。 でも、もう気付いてるだろう?
 手折って貰ったこと

[瞳潤ませ笑うセシルに、次こそ手を延ばした。
叶うなら拭う気で]

 誰より先に話しておくべきだったんだ。
 たった一日の間に
 色んな事が随分かわってしまったね

[月が紅い
嗚呼、あの程度の食事では満たされない
本能が囁く
種を残せ 人を喰らえと]

 ――いいんだ、今は
 セシルの傍に居るほうが

 大事だから。

(646) 2010/08/06(Fri) 15時頃

【人】 執事見習い ロビン

 謝るのは、黙っていた事を。

 ねえセシル……友達は、消してしまっても構わない

 特別をひとつ
 貰ってくれないかな。


[頬へ延ばした指
桜の散るを、繋ぎとめようと]

(647) 2010/08/06(Fri) 15時頃

【人】 執事見習い ロビン

[冬に咲こうとする桜花
記憶を探りながら、いまここに冬色を再現してみせる]

 ロビンは花主じゃないよ、セシル。

[よく見せていた苦笑。
触れる指は神経質なほど、そっと。
両頬に手をあてて、視界を奪う
他所など見せぬと声外に]

 でも、花主ならよかったな
 キミが担がれて入ってきたとき、胸がもやもやした。
 誰かに手折られるくらいなら

 ボクが先に

[言葉を途切れさせる。
植えつけたい
本能からの震えは緊張時のそれと似ている]

(653) 2010/08/06(Fri) 15時半頃

執事見習い ロビンは、奏者 セシルに「受け入れては、くれないかな」と相貌近づけ囁いた

2010/08/06(Fri) 15時半頃


[喰らって腹へ納めてしまえば、分かれることもあるまいに。
 白いうなじが、紅さす頬が、あまりにやわらかそうにみえて。
 爪立てて裂いてしまえばと、思う心を押し込める。

 …腹の中では、その笑顔は見えぬ故。]


【人】 執事見習い ロビン

 本当はね

[手を握られ、苦笑い]

 最初から掴んでいたんだよ、キミと迦陵は。

 一緒に居た学園での日々
 噂があっても、傍に居てくれて
 嘘をつかずに居てくれて

[そう回想する少年はもう居なくて
語るは模した人食花]

 抱きしめても、今なら平気。
 怖いだけじゃないって知ったから。
 同じ思いを、キミにあげたい

[耳元囁く声に、短い頷き]

(665) 2010/08/06(Fri) 16時頃

【人】 執事見習い ロビン

 …――――ここに

[添えられた手と共に、頬へ触れていた両の手を下へ、下へ。
首筋掠めて、胸よりしたへ]

 受け入れてくれるなら
 閨に行こう

[人食いの花は、視線の動くは気づいても
先にあるものには気付かない]

(667) 2010/08/06(Fri) 16時頃

【人】 執事見習い ロビン

 ……そう
 くれた好意は、真実だったろう?
 それだけでよかったんだ。

[どんなに歪んでいても、それは冬も同じだった。
微笑みが他に向いたのに、僅かに眉を寄せるけれど]

 嬉しいよ、セシル
 ずっと――望んでたんだ。

[望みはひとつ
願いはひとつ
肉喰らい種植え付けて、次の生へ
世の底から崩し行く
幾日かけても]

(674) 2010/08/06(Fri) 16時頃

【人】 執事見習い ロビン

[花二つ。
小柄な身抱きしめられれば、小さく喘ぎ
指先絡めて隙間を埋める。

人目は届かない
ねだる唇に、習った啄ばみを一度。
手に手を取って
与えられた花たちの棟へ
ほんの僅か小鳥が巣箱にしていたあの部屋へと向かう]

→ A棟/自室へ ―

(675) 2010/08/06(Fri) 16時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 16時頃


 そうか。まぁ、全身疑わしいからなぁ。

[そういうことには、よくあることだった。]



 ああ、投票か。
 しかし、投票制度を用いるなんて知らなかったぜ。
 
 するってぇと、お前に殺される…のはまだいいとして、俺の刃に殺されるのか。

 そりゃ自殺だな。

[考える。]


 …センターから聞いてません、でしたか?

[投票箱まで持たせて花を仕込んでいるのにと
 刷衛の言葉に首をかしげて]

 ……私が殺すことも厭うてください……
 でも、そうですね。自分で研いだ業が
 くびをおとすのは…ねぇ?

[なので、どうにかなさってくださいと、こぼして]


[ロビンとセシルの様子を…には承諾をする。]

 ああ、わかった。
 ロビンは、

 やっぱり、なのかね。


 ま、いい笑い話にはなりそうだが…。

[どこまでも能天気だった。]


 ……そういう様子なのですか……?

[本郷と話しているときに聞こえた言葉
 頬の痛みを抑えながら話す
 ……頬打つ音は聞こえたかもしれない]


 …血の絡まない笑い話のほうが
 私は良いです……


あいわかった。

[セシルとロビンの話を始終聞きながら、
 二人が去るのを一応見送るが。]

 しかし、お前のところも何か音したな?


 ………わかるぐらい露骨、だったのですかね…

 ああ、今、本郷になぜか殴られました……いたい…


【人】 執事見習い ロビン

― 自室 ―

 大丈夫だよ、セシル
 花開くのは怖いことなんかじゃ、無かった

[褥に横たえ、帯解いて
身は清めても、散る花弁あり
剥いた彼の肌に、
同じ場所へ次々に唇を落としていった]

 お揃い

[薄く、嬉しそうに笑って
習いたての所作を真似た。
蕾をほころばせ花開く桜に、落とす言葉]

(684) 2010/08/06(Fri) 16時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 セシル
 ……キミが無事生き延びることを願ってる。

[最後まで、震えの治まらなかった彼の
痛んだ髪を撫ぜながら、詠う]

 ――種は、ここに
 望みはひとつ、叶った
 次は此処から芽吹く筈


 喩え私が散ったとしても**

(685) 2010/08/06(Fri) 16時半頃

 そうか。
 なんでか本郷の気持ちもわからないではないが…。



 そして、俺も表に出る。
 このスタイルなら、もう潜伏は無意味に思えた。

 お前からもそう皆に伝えてくれ。


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 16時半頃


[薄く聴こえる会話に、こりゃ大丈夫かいな、とか思いつつ…。]

 とりあえず、お前から殺されるのだけは避けておこう。


 ……はぁ…私はちっともわかりません


 それと、表に出ること、わかりました。
 そうですね、出れば食い殺されても
 自殺はなくなりますね


 自殺はいかんよなぁ。

[まるで人事である。]

 チャールズも云ってた。


 そうですね、自殺は………



 ……私の今の状態は……自殺、
 のようなもの、でしょうか…

[ぽつり、小さく零して]


 懺悔しにくるか?
 許すぞ?

[何いってるんだか。**]


 ………考えて、おきます

[教会はないからどうするのだろうと
 ちらりとおもいつつ]


 ――……あ、本郷殿に
 刷衛殿のこというの、忘れた…すまん*


…誰も、あの花を喰うことは許さない。
センターの首輪付きは、私の獲物だ。

[ぽつりと。
静かだが、はっきりとした声で呟く。

それは、馳走として見定めた狼の言葉]


 別に、構わぬが
 ……我が身が少し危うい
 
 獲物と謂うならあれの手綱、
 握っておいて欲しいもの。

 嗚呼、望みはひとつ
 願いはひとつ

 叶うなら


危うい?何を仕出かした。

[幾らか呆れ交じりに問いかける]

手綱を取るとは難しいな。
あれは別段、私の花というわけではないのでね。


 ……何も。
 ただ、食事を共に

 何やら視線でまさぐられているような
 妙な心持がした


[抱える不安は漠然と]


 ……若し、私が逝っても
 かの人は


 お前、
 実は俺を殺す気満々だろう。

[少々ドスの利いた声]


…まさぐられる?
お前、どんな会話をしたんだまったく。

[呆れたような声になったのは自分のせいではない。
最後に付け足すように聞こえた声に問いかける]

…かの人?


【人】 執事見習い ロビン

― 自室 ―
[夜眠らない桜
意識はあったろうか]

 ……セシル
 もう、いかなくちゃ。
 主さまがきっと、待ってる
 譜面を取りに、戻るだけのはずだったんだ。

[髪を撫ぜ、別れの時を告げる]

 居なくなっても、ここに徴をつけたから
 寂しくない
 思い出して、そうすれば
 何時でも会える

(712) 2010/08/06(Fri) 19時半頃

 普通だ

 った……と、思う。

[少し考える間があった]

 大事なものは、死したものだけ
 復讐に駆られた狗は
 誰で有ろうと、斬るらしい。

 戯れに、研師に疑いを向けてみたら
 本当なら恐ろしいと謂うくせに
 あまり疑って居ない風だった

 一人立ち向かおうと謂うのに
 放り出された。


 ……会話の最中、ずっと
 視線が痛かった


 ――いや、誰でも
 若し私が逝ったとして

 嘆くものは居るだろうかと


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 19時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[寝台を下りて薄灰の着物に袖を通す。
眼鏡をかけなおして、自室を後に]


 ………明之進……?

[扉を開けた先に儚げな花]

 驚いた
 気配もなしに、何してるんだ。

(713) 2010/08/06(Fri) 19時半頃

【人】 執事見習い ロビン

― 自室前 ―
 ――…セシルの誤解?
 嗚呼

[瞳を細め、頷く]

 彼なら、今此処に。
 私は部屋を出るけど、自由に出入りしていいよ。
 
 気配と謂うか
 ……私はてっきりキミじゃなくて主の方が来ると思ってた。
 あの方の足音は随分解りやすいから。

(715) 2010/08/06(Fri) 20時頃

 すまん、すまん!!
 次に会う者からちゃんと伝える!!


 ――……お互いに生きような……
[そう言って朗らかにわらった]


【人】 執事見習い ロビン

 うん。

[頷き、唇が紡ぐ]

 何時喰われるとも
 何時殺されるともわからない
 こんな状況だからこそ

 ……後で悔いること無いように
 この身で抱いた

[冬の感情を真似た、花のうた。
状況におかれた者の行動として、違和は無い筈]

 この身の内まで望んでくれたから
 ひとつ、叶えた

(716) 2010/08/06(Fri) 20時頃

【人】 執事見習い ロビン

 私の望もひとつ、叶った

 願いはひとつ
 未だここに

 殺されるわけには
 けれど
 私が逝っても
 セシルが生きてくれれば、それで良い

(717) 2010/08/06(Fri) 20時頃

【人】 執事見習い ロビン

 置いてゆくよ。
 私は法泉さまの花
 
 主さまの傍へ、戻らなくては。

[何処へ。
行方を尋ねられてさらりと応えた]

 知られれば、
 仕置きが待っているかも
 願いはひとつ
 叶わなくなってしまうかも、しれないけどね。

(718) 2010/08/06(Fri) 20時頃

【人】 執事見習い ロビン

 うん?
 どうだろう
 ……私という存在を、彼の中に残したい
 
[種を、次へ残したい。
言葉を選べば思慕に聴こえる]

 望みはそれ。
 同じか違うかは……

[目蓋を伏せる相手の横をすり抜けた]

 セシルに聞いてよ。
 今は疲れてるかもしれないけど。

(719) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 そう、私は主さまの花だから
 ……あの方が傍に置いてくれる限りは
 私の芸も身も、かれのもの

 知られても、嗚呼
 知られたいのかもしれないな。
 
 一度、怒られてみたい。
 どれほど私を欲しているのか、否か
 花主を試す花だと知れたら
 
 それこそ縁を切られそう。

[首を傾ぐさま、隣で見
背を向ける]

 病に囚われて故の衝動でなければ
 隠す必要も無いだろう?

(721) 2010/08/06(Fri) 21時頃

【人】 執事見習い ロビン

 どの道、閉ざされてしまった場所
 口をつぐんでも、何処かから漏れるよ。

[隠さぬほうが隠せる。
本能が其れを知る。
やがて特徴ある足音が聞こえた]

(722) 2010/08/06(Fri) 21時頃

思う…ね。
確かに、死んだ主は余程大切だったらしい。
我々の事を獣と呼びそのために死ぬことは厭わないようだったな。

[刷衛のけんについては、幾らか相槌を返し]

…それならばあの研ぎ師、喰ってもいいかも知れん。
本当に独りになった時に後悔させてやればよい。

…ああ、ひょっとしてお前、注視されるのが苦手なのか?

[視線が痛い。その言葉に推論を一つ立てて尋ねた。
自分は逆に視線をそらすことはほとんどしないのだけど]


…あの猫は塞ぐほどに歎いてくれるのではないか。
お前を詰られたあの反応を見ればそれぐらいは推測に容易い。

[そういえば引っ掻かれた傷があったなどと今更思い出す。
随分と控えめな事を言う花の声に男が帰すはそっけない言葉]

人として死ねば、歎くものはあるだろうよ。
狼として死ねば、喜ばれるやも知れん。
死んで歎く者などいないと思っていたほうが気は楽だ。
歎かれて、初めて、幸せだったと思えばいい。

私は、そう思っている。
自分が死ねば、喜ぶ人間は多かろうと。


 ……嗚呼。
 よほど嫌われている様子
 病あれど、人と同じく
 情もあると謂うに

[花開き
色を付け
情を知る

刷衛の事となると、眉を寄せ]


 その研ぎ師の、足音がする。
 注視は好かん
 もとより、この身も

 見透かされるのが、おそろしいと。


 寂しい

 ……この身が咲く前に
 冬の名残が
 未だ、強く根づいているのか

 人を嫌う癖に
 人に歎いて欲しいと思うのは。

[遠く視線映せば
冬の望む遠い峰と
表の情を望んだ坊主の姿
幾人か思い浮かぶのに
随分、欲を張ったと自嘲混ぜた]


あれの亡き主は、喰われたらしい。
酷く慕っていたのであれば、それは酷く憎かろうよ。
…お前にとっては、病なのだな。これは。

[それはぼんやりとした感想だった。
狼憑きを病と呼ぶ。
それは世の中でも同じことだが]

…あまり目立たないようにすることだな。
"ロビン"が振舞っていたように行動することも大事だろう。
目を欺くと言う意味では、だが。

見透かされると思うから怖いのだよ。
己の目は相手を黙する武器の一つ。
目は口ほどに物を語ると言うだろう。

上手く使えば有効に事が運ぶ。
人は、嘘をつくほど視線が泳ぐからな。


懼れは獣を弱くする。
自分の行動に迷いが出れば、それは隙になる。

…命獲りになるぞ。

[小さく息を吐いた]


 嗚呼、其れは憎かろう。

 何を今更
 私の存在そのものが、ロビンにとっては病魔

[小さく哂う]

 ロビンなら
 先ず、花主を持たぬ
 人に近づきもせず

 目は口ほどにものを言うが
 己の内を知られるのも、おそろしいと
 あれは口先で総てを拒絶していた

 ……難しい。


 解ってる
 否、解っていた

[溜息]


【人】 執事見習い ロビン

― A棟/廊下 ―
 ……わかる……?

[眉をさげ、ちらと振り返った]

 もっと強く求めて欲しい
 応えて良いのか、この手で縋って良いのか
 長くひとを拒絶していた所為かもしれないけど

 臆病で、不器用だ。

[憔悴も浮かぶ。
月は相変わらず空に
行為は更なる食人衝動を促すのに
抑えねば]

 …――――セシル
 其の名で呼ぶんですね、刷衛さま

(725) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 腰のそれは……私の行為に立腹しての事ですか。
 それとも、病もつものへの対策として持ち歩いているんですか。

[視線が鞘に止まると
冬のそれと同じ怯えを身に表す]

(727) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

あれと話していると、我々をどれほど憎いと
思っているかが良く解る。
なかなか興味深い。

…病魔、ね。

[やはりそれは病であるらしい。
生まれてこのかた狼であることが
当然の生き方であった自分には、解らない感覚だった]

随分気難しい花だったのだな、お前は。
…それでは急に変れば怪しまれて当然というもの。


…。

理解しているなら、管理するんだな。
お前が斃れたとしても私は手は出さんぞ。
霞はどうかは知らんが…あれも己の欲に忠実。
お前を助ける気になるかどうか。

[自戒しろ、とばかりに告げて念をおした]


 ……本当に。


 ロビンをそうさせたのは、私の才
 技術だけの蕾が
 時折混じる病で色を為し

 噂が噂を呼んで
 押し潰されてしまったから。

 
 変わった理由は作ったが
 主が出来たと謂うだけでは、納得できぬ者も多いだろう


 己の始末は己でつける。
 ……構うことは無い

 私とて
 簡単に逝く心算も無い


…成程。

[押しつぶされる。
その間隔は己にはわからねど、言わんとする事は理解できた。
重圧、重責、過度の期待。
それらに押しつぶされて]

納得できぬ者がいるなら、納得させてみればいいだろう。
その、技術とやらで。自信は、ないわけではあるまい?


【人】 執事見習い ロビン

 …………セシル
 その名を呼んで良いのは、
 名の意味知るひとだけですよ。

 呼べと言われたなら、それは……

[口を噤む。
ついとそっぽを向いた]

 教えません。
 それくらいはご自分で考えるべきだ。

 ……人狼病の衝動と謂うと?

[知らぬ素振りで問いつつ、続いた言葉に納得した]

(735) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 嗚呼、それで。
 ……イアンが、壇上で話していたとき
 随分反応が薄いのが、怪しいと思っていました

 合点がいった
 それで……イアンに打ち明けても
 セシルは大丈夫だと、言ったんですね。


[脱力を見せる。
ほっとして、呟くはひとと寸分違わぬ感情の流れ] 

 イアンも意地が悪い……
 最初から言ってくれたら 
 慌てて戻る事なんて、なかったんじゃないか

(736) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 いっそ黄泉まで……それは、良いね。

[明之進の言葉に、
心底から浮かべた
人食花のまるで人と同じ笑み]

 死する時は共に
 そんな関係が
 ……私と主さまにもあればいい

 いっそ
 私を摘むのは、主さまであって欲しい

(739) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[望みは叶った
 願いはふたつ

 情が湧いて

 どちらも得ようとすれば
 どうなるか。

 口を噤む明之進を見て
 彼の死を秘密裏に聞いた花としては
 少し哀れな視線を向けるのだった]

(740) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 22時頃


 さてに、
 ロビンはお前が俺のこと、ちゃんと教えてくれれば、と云ってるぞ?

 そして、どうも、ロビンとセシルは、一線超えたようだな。

[少し、深刻になる。]

 ロビンがそうでなければよいがな。


 人狼病の者の出生が
 薄ら暗いものになること、
 彼らは知っているのかねぇ。

[そう、それは病気なのだ。
 それにかかり、生命を得たとして、それが無事に産み落とされる確率はそう高くない。
 もし、誕生したとしても、それがまともであるかどうかはわからない。

 そして、もし、まともであったとしても…。]


 ああ、ロビンは随分
 刷衛殿のことを疑っておりました、から

[そのことでしょうね、と刷衛の言葉に頷いて]

 ……そうですか……二人とも、只の人ならいいのですが
 どちらかが獣で…孕ませる性の場合、
 厄介ごとが増えますね


[聞こえた言葉に、こくり、と頷く]

 ……けれど、あの病は…いえ、それ故か
 繁殖を欲する病
 例え知っていても、種の本能に従い
 孕み、孕ませようとする…


[それが、満月の晩に発症し、人殺しと化すとする。
 そうしないためには、

 その人物を存在しないことにするか、
 それとも、存在しても害のない者にするか。]



 ――……


 ………どうか、されましたか……?

[普段はいらないことまで話す刷衛の沈黙に
 通信機越し、緩く首をかしげた]


 ああ、そうだな。


[男は頷いて、そして、考える。
 なぜ、男が管理センターにいるのか。

 答えはそう難しくない。

 なぜなら、男は、そういう出生を持って生まれ、
 そうならぬよう、虚勢(管理)されたものだからだ。]


 うんにゃ。なんでもないさ。

[それでも、全くそういう欲がないわけではないが、
 それは従来のものをかなり希釈して衝動だろう。

 ゆえに、悩むこともあったが、

 男は幸せなことに、己の天職を見つけ、今に至る。]


 ……なら、いいのですが……

[宴直前の連絡まで相棒の名さえ知らなかった青年は
 当然相棒の出生と管理処理までは知らされていない。
 ……復讐と獣への嫌悪から事前に相棒を知って、
 何らかの切欠でそれらを知ること内容にと言う
 センター側の配慮だったのかどうか……

 何も知らない青年はただ、言われた言葉に
 不思議そうにしながらもそう返した]


【人】 執事見習い ロビン

― A棟廊下 ―
 ……面白がって
 傷付けたら、許さない。

[恐らく冬が聞けばそう答える
冷たい冬色は、一度睨み上げ
直ぐに逸らした]

 刷衛さまが、大丈夫なら
 セシルを任せてあげてもいいですよ。

(746) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

 いや、俺の顔はあらためて、酷いよなぁって話だ。

[今回の相棒が徹底して人狼病を憎み、それゆえの教鞭な姿勢をすること、やはり知ってはいなかった。
 チャールズのことは知ってはいたが、その花までは。

 なぜ、この組み合わせをセンターが選んだかは知らぬ。
 されど、男もわかっている。

 虚勢、不妊という処置をとれるのは、本当に幼少時のみ。覚醒し、その行いをしてしまった者は、病気といえども罪だ。

 その罰はたいていの場合、処刑となる。]


 …先日も思ったのですが
 随分顔、気にされますよね……

[突然顔の話しになって、ああ、誤魔化されたなと
 感じながらも、言いたくないのならしょうがないと
 顔を気にすることと、誤魔化されたこと
 二つに溜息一つ]

 ……そちらの様子はどうでしょうか?
 人手が必要なら向かいます


 ああ、顔か。

[とそのとき、すんごく深いため息をつかれた。
 つかれたんで、ふと、考える。]

 知ってるか?
 管理センターのスタッフで、
 たまにひでぇ顔の奴がいる。

 いや、顔だけじゃなく、体格が異様に太っていたり、痩せていたり。
 異常な鮫肌だったり、骨格が異様に太かったり。

 だからといってそれが病気なわけではない。

 ああ、あれだ。センター副長のギリアン
 あいつも片目がないしな。

[そんなヒント。
 そう、虚勢、不妊処理をさせたものはバランスが一時崩れる。
 結果、決して美形とはいえない容姿や身体つき、衰弱した部分が出るものもいる。]


【人】 執事見習い ロビン

[刷衛を見遣る
身は幾らか警戒しつつ。
主の姿もなければ、常の冬を演じねば。
違和の正体は手折られた故
そう思わせるはずが、気付けば半分はまことの事]

 花として気になるだけでは、厭です。

[彼の物言いをすっぱりと、冷たく切った。
そして続ける]

 私は花だから、ずっと傍にはいられない
 
 セシルをセシルとして扱ってくれるなら
 後は本人次第です。
 ……名を許した貴方さまなら、と
 信じておいても良いですか

[それでいて、情は見せる。
冬は花開いたのだと思わせるように]

(753) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

 ……?ええ、存じておりますが…

[むしろ、センターに所属しているからこそ
 色んな顔があり、人がいるのを見ているからこそ
 同じようにセンター所属の刷衛がきにすることに
 首を傾げていたこともあり頷く]

 それぞれの、個性、ですよね?
 センターには……検査を含め足を運んでおりますので
 ギリアン殿も良く存じ上げております。
 ロミオ研究医殿も、あれで40代だとか伺っておりますし

[どうして突然そんなことを話しはじめたのか
 見当もつかず、ぽかん、と声を返した]


【人】 執事見習い ロビン

― A棟廊下 ―
 当然です。
 セシルは……特別だから。

[特別。
種植え付けた人食花にとっても
消えた冬にとっても]

 ――――それじゃ。
 私は主さまのもとへ

[短い挨拶。
ちらと自室を振り返って
未練断ち切る仕草、首を振る。
譜面を取って、法泉と合流する為歩き出した]

(763) 2010/08/06(Fri) 23時頃

 個性にしては、並ぶと、化け物展覧会だと思ったことはないか?

 というか、俺は実はヨアヒムを殺すな、と言った。
 それは、もしかすると、奴が孕んでいる可能性もみたからだ。

 本人は罪を犯しているが、
 もし、そこに繁殖の結果がでたとして、

 その子は罪を持っていると思うか?


 ……化け物博覧会などと……ギリアン殿に
 頭突きされて、ザック殿のメスで切り裂かれますよ?

[何と言う言い草だと、叱るような声を出して
 ただ、続く言葉には……まるまるとした豚狼
 確かにその可能性はなくはないと]

 …………

[理屈では、否だ。
 けれど、感情がそうと答えることを許せなくて
 青年は言葉が返せない]


[沈黙に言葉を続ける。]

 お前のやり方は、狼たるものを殺すためなら、そこら殲滅タイプだったかもしれん。
 実際、酷い事態であるならば、それは仕方ないこととして認められているしな。

 だが、すべてが死なずとも、狼ではない者が狼の子を孕むケース、逆に狼がそうでないものの子を孕むケースは経験しているだろう?

 その後彼らがどうなってるかは?

[知っているか?ときいてから、]


[無言でいたならば……言葉が続けられる。
 ……青年は何か、凄くいやな予感がして
 動悸が激しくなりつつあるのを自覚する。]

 ……しり、ません………

[かろうじて、それだけ絞りだした。
 これ以上、聞いてはいけない
 そう思いながらも手が強張って
 通信機器を外すことさえままならない]


 そうか。知らないか。
 そう、知れば、また心痛めるものもいるしな。

 今回、お前と俺を組ませたのは、そろそろお前も知っておくべきだからだろう。

 復讐として、どれほど殺した?
 それでも、まだ、終わらぬのだろう?



 だったら、知れ。
 そういう奴等は、管理センターで管理されている。

 人狼病から起きる繁殖行動を抑えるために、虚勢や不妊と言った手術をするんだ。
 結果、害の及ぶ人間ではなくなる、ただし、副作用として、身体のバランスが崩れ、さまざまな病気もちになたり、身体や顔のどこかを欠損していたりする。

 共通するのは酷い顔だ。


 ――……それは

[耳を塞ぎたい。けれどできない。
 出来ないままに言葉が流し込まれて。
 言葉の意味を理解したくないと、一度強く頭をふった]

 ―――………っ
 
[去勢と不妊][それ以外は獣の遺伝子を持つ]
[100年前はそうではなく排除だったではないか]
[―――………どうして]
[言葉は紡げず、ただ、通信機の先で
 青ざめた青年は床を凝視してた]


【人】 執事見習い ロビン

― 本邸 ―
[去る背に感じる視線。
ひとつ溜息
向かう先で譜面を手に入れ、法泉を探す]

 ……どちらに居られるや
 主さまは。

[眼鏡の位置を指先でついと直しながら
きょろきょろと]

(777) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

 ……腹が空いた

[種植え付けた身が
本能的に血肉を求めている。
きょろきょろと
獲物を探すような視線]


 今宵喰らうは
 研ぎ師也や?

 ……嗚呼


 ――……。

[通信の声があきらかに動揺している。
 なので、あえて、黙っていたが。]

 ロビンが可能性が高いのだよな。
 ならば、俺はロビンに投票しよう。

 ロビンがもしそうなら、セシルは繁殖の繭にされたかもしれぬな。

[仕事だと割り切る形で話をする。]


 …………

[耳に声が届いて。身を竦ませ耳を塞ぐ]
[仕事の話に移っても動悸は治まらず
 なぜなら今話している  は  。
 そう ならば殺さなければ。
 けれど、  は  。]


【人】 執事見習い ロビン

― 本邸/応接室前 ―
[扉の前で、薄灰の着物を纏った少年が立ち尽くしている。
手には譜面。
何かを探すように、周囲を見ながら
その表情の奥に、込み上げる衝動を抑えながら]

(790) 2010/08/07(Sat) 00時頃

[返事が返ってこない。
 やはり早かったのかと悟った。]

 一つ、付け加えよう。
 お前の主だったチャールズ。

 彼は命を大事にした。
 もちろん、この管理についても、知っている。

[だから、どうだったとまでは云わない。]


【人】 執事見習い ロビン

― 本邸 ―

 ……主さま

[廊下の先に遠めに見えた人の影。
小さく呼んだ。
届くか届かぬか。

手にした譜面と、一枚の紙を握って]

(794) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

 あの人のことを語るな!!

 ………が……っ け……が………
 …………………っ

[咄嗟に怒鳴る。けれど続く言葉
 通信先を指す言葉。青年は声が出ない]
[言えない?][言いたくない?]

 …………っ

[2〜3度頭を強く振って。
 振るたびに畳みに、袴に雫が落ちる]


【人】 執事見習い ロビン

― 応接前 ―
 いいえ、私も先ほどついたばかり
 主さまを探して居りましたが
 すれ違ってしまったよう。

 此処で待っていればと。

[先刻の、情事の名残は着物のした。
暴かれねば気付かない]

 ……曲をお聞かせする前に、
 ひとつお渡ししたいものが。

[そう謂って、投票にと貰った紙を手渡した] 

(797) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

 そうか。悪かった。

[呂律もままならぬ様子に、さすがにもう名にも言えず。]


[そのまま、通信は切る。]






[思うのは、イアンの心が狼にならねばよい、と。]


【人】 執事見習い ロビン

 そうこれは
 人ならぬものを、探して捕らえて
 ……殺す紙
 私は決して主さまの名を書きませぬ
 その証明に。

[見上げる冬色は僅かに何か決意を秘めていた。
今日一日で、随分と花は色をつけた。
同じ病持つものも知らぬ独断。
冬を真似た口調ももう、彼には偽る必要が無い。
硬質な声には甘やかないろ]

 ひとつ、告白せねばならぬよう
 其れを聞いても
 主さまは未だ私を傍に置かれるや? 

(800) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

 …………っ

[言葉が耳に脳に届くのを拒否するように
 何度も何度も頭を振る。]
[肯定しても、否定しても何かが壊れる]
[そして、どちらをと言う取捨選択が出てること
 それ自体もまた何かを壊していく。]
[だから、只ひたすら外界から逃避した]
[通信先の願いも知らぬまま……]


【人】 執事見習い ロビン

― 応接室 奪取

 ……ええ。

[返すのは短い返事。
何を察したのか、促されるまま応接室へと入り
傍に控えたままポツリと話し始めた]

 貴方さまが、心のままにと仰る故に
 先ほど
 私の意志で、桜の花に種を撒いてきたのです

[其の言葉が示すのは行為二つ]
 
 其の折に……
 主さまの前で作りし笑みが
 冬の色とは違って居た事に気付きました

 傍で魅せたのは紛う事なく、私の表情(かお) 

(807) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[続く言葉が出るまでに、間が空いた。
意を決し、見上げる]


 主さま
 私は……私こそが、病の血もつもの

 月夜に花開く、イビセラの花

 さりとて
 元は人であったもの
 
 情は確かに此処に有るのです


[静かに、冬の色をした瞳で見つめ、告げる
己こそ、人食いの花だと]

(808) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 00時半頃


【人】 執事見習い ロビン

― 応接室 ―
 私はひとの内に種を……孕ませるのです
 それを 月瀬の腹に

 なるほどなどと……知ってまだ、
 歌を、舞を、所望されますや?
 傍に、置かれますや?

 何れ主喰らうやもしれぬ花を。
 
 ……手折ったのは主さま
 此花散らすなら、どうか
 どうか
 其の手で。

[自らの正体と
紙を預けた意図を明かし、息を吐いた。
譜面を抱きしめ、瞳を閉じる。
判決を待つように]

(817) 2010/08/07(Sat) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

 ……主、さま

[告げられた言葉に、譜面が床へ散らばる]

(819) 2010/08/07(Sat) 01時頃

 ……すまぬ

[短い謝罪。
若し己が喰らうとすれば
法泉以外に無い。
短な間、毒孕む花は随分変わった

他の者が喰らうなら、其れを止めはしないけれど]


執事見習い ロビンは、説法師 法泉の腕の中で震えている。

2010/08/07(Sat) 01時頃


 今宵研ぎ師喰らうは、二人で。

 私はもう
 喰らう相手はひとつでいい**


[己が選んで喰らうのは、再び躰を重ねた夜に。
 幼き毒花が法師を喰らうとしても、力添えはすれども自ら喰おうとする気は無いか。]


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