人狼議事


260 3日村

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視点:


[何時から、だろうか。
愛(かな)しみに咽ぶ草木が風を呼び、森全体を震わせながら泉の水面を錆びた銀色に陰らせてしまったのは。

嗚呼、其れは── 己が穢れを持ち込んだ ≠の日から。


空蝉を嗤う闇に カルタシスが謳う聖域を犯した者、その名は──?]*


【人】 青い鳥 デメテル


  Humpty Dumpty sat on a wall,
  Humpty Dumpty had a great fall.

  All the king's horses and all the king's men
  Couldn't put Humpty together   a gain…

[か細い声だ。か細い声が歌を歌っている。
空白の満ちた空間。この世の摂理<<PERFECT HUMAN>>の中心。深淵に染まりつつある根。その上でふらふらと足を揺らす。
小さな声はやがて擦り切れるように、おおきく、そして金色の夜光獣<<ロジヴェット>>のような金切り声になった。
そうしてまた小さく消えていく。]

  世界樹の、中心はもうなおらないんだわ、
  ──ねえ、バルメロス。

[小さく、小さく唇に手を当てて。ねえ、そうでしょ。呟く少女の瞳は長い睫毛に隠され、見えることはない。長い睫毛に乗った雫が、ぽとりと落ちて──そして深淵に飲み込まれていく。

"伝説の英雄"の名に縋るよう、少女の体は根に、闇に飲み込まれていく。]

(5) 2016/12/02(Fri) 01時頃

【人】 青い鳥 デメテル



  おねがい、はやく、勇者を見つけて。
  そして「0」<<キング>>を──あの人の元に。

  

(6) 2016/12/02(Fri) 01時頃

青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/12/02(Fri) 01時頃


[闇に飲み込まれた体が羽のように着地する。この世の摂理<<PERFECT HUMAN>>の中心部の一端が、暗(くろ)く塗りつぶされた。

明るい闇に包まれた核<<コア>>──これこそがO・cupo・pusの心臓──が輝きを放っている。空間はまるで裁きの夜≪JUDGMENT NIGHT≫を示すかのような暗闇であるのに、照らされたそこだけが希望の光…あの忌々しい剣のように輝いている。]

  ありがとう、美しき蝶の精霊<<モーチェ>>。

[微笑みに応えるように煌めきは消えていく。そうして、核<<コア>>に手を近づければ──輝きを増したそれに大きく弾かれた。

  ──ああ、本当に…なんと、忌々しい。

預言≪アカデミック・スコア≫を産み伝える核≪コア≫…これを壊すには、憎くもあの彼の英雄──バルメロス=ラフェリオン=レイオスの剣≪Lightning sunshine Excalibur≫が必要になるなんて。]




   ──ゆるさない。ゆるさないわ。

  



  あなたが残したもの、全部、ぜんぶ闇で包んであげる。

[だってそうじゃないと、おかしいもの。
置いていかれたわたしが、ずっと世界樹にいるなんて、おかしいわ。

これが寂しさなのか、愛なのか。もう少女にはわからない。
ただ、彼の守ったものを──O・cupo・pusを破壊≪delete≫し、雪のように美しく儚く、雪崩のように崩れ落ちる感情を発露することが最早彼女の望みとなってしまったのだから。]
  


【人】 青い鳥 デメテル

「O」≪キング≫は救世主の中に眠っている──。

[預言≪アカデミック・スコア≫に記されていたそれを知ったのはいつだったか。奪われたそれは今は行方知れずとなり、誰か≪英雄の魂を受け継がれし者≫の中に眠っているのだという。

そして、この世の摂理≪PERFECT HUMAN≫の中心部にある核≪コア≫。
これこそがO・cupo・pusの心臓──世界の命。
英雄バルメロス=ラフェリオン=レイオスが命を懸けて守り、そして力尽き潰えていったもの。

この二つが揃った時、そして英雄の剣≪Lightning sunshine Excalibur≫が襲い来る闇…裁きの夜≪JUDGMENT NIGHT≫を討ち果たした時、この世界は救われる───


ぱたん、本を閉じる。闇から這いずり上がった膝は土色に汚れ、黒いボレロの下の美しい鳥の羽のように真っ白なワンピースは闇に侵食され、裾が暗く染まっている。
ため息。そしてそれらを無視したまま、少女はゆっくりと世界樹の麓を歩き出した。]**

(28) 2016/12/02(Fri) 02時頃

[銀の聖域。それではダメなのだろうか。
愛するものにもう一度会いたい。それもダメか。
焦がれてはいけないものに手を伸ばす。悪いことなのだろうか。]


つまり、僕はこう思うわけだわ、
 世界の摂理《PERFECT HUMAN》なんてダメだ。
結局、手に入れちゃダメな壁がナ、たけぇんだよ。
俺らは今なら…正しい摂理≪fall from virtue≫にできる。


なぁ、これが、正しいだロ?
          「   」

[誰にも聞こえることなく銀に溶けて消えたつぶやきは誰を想って言ったのか。]


青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/12/02(Fri) 02時頃


 デルメル。

[希望≪青い鳥≫の二つ名を持つ彼女に声をかける。
まだ核≪コア≫は壊せないよというふうに首を振りながら]


 予言の核≪コア≫を壊す鍵≪Lightning sunshine Excalibur≫それは、英雄を継ぎし者≪Hope of a line≫がここへ持ってくるはずだ。

 その時が、僕らに取っても最終決戦。そうだろ?


  ………まぁた言ってる。

[闇に熱と微笑み、耳に唄を口付ける彼女に小さな溜息を落とす。
核≪コア≫に零す言の葉もまた── 何時も通り ≠フ事なのだけれど。

愛しみを帯びた風の囁きは哀しくも愛おしさの色を持った。
誰かが傷付き不平等が平等に分け与えられたこんな世の中など──等しく無に還すべきなのだ。]

  で、聞いたぁ?
  ってお前ら如きには聞こえないかぁごめんねぇ

  あ、 目覚めぬ魂 ≠持つ奴が見つかったんだって。
  んじゃ、僕ちょっとオトモダチと一緒に連れてくるからぁ、そんときはよろしくネ。


 
  ──正しい摂理≪fall from virtue≫にできるように頑張ろうねぇ?

[銀に浸かる金髪の同胞へ、言葉を吐いたなら少年は使命を踏み潰し道を行く。]



  だって!…そうだけど、
  ……そうだけど。

[我慢が出来ないの。両肩を両手で抱いた少女はいやいやをするように首を振った。
周りに黒い霧≪black smog≫が広がっていく。美しき蝶の精霊≪モーチェ≫が徐々に青く染まっていく闇に、捕食されていく。]

  でも、そう、そうなの。
  その時にわたしたちは正しい摂理≪fall from virtue≫を作らなきゃ。

  ──理想の、世界に。

  そのためには、我慢しなきゃいけないの。

[ありがとう、シメオン。ゆるゆると口角を上げると目尻に溜まった雫が零れ落ちる。ねえ、そうよね。そうでしょう。1人だけの同意では満足できないのだと、ガーディ…かつては光の世界≪ROYAL frontier≫に居たガーディアン"タナトス"をぐるりと振り仰ぐ。そうしてからの言葉に目を見開けば、頬が落ちるような顔つきで微笑んだ。]**


 
  ………ふふ。
  女性を泣かせるなんて、罪なヤツぅ。

[彼女が微笑む先の男に戯言一つと、
彼の英雄の姿を描いて独り言一つ。
もう一つローブの中では、目逸らし一つ。]


[育ての親であり聖剣の守り手でもある、ローキャドル=ライランド。
人々から厚い信頼を受けていた彼も、死≪円環の理≫には逆らえなかった。


────否、

タナトスと謳われし少年が、彼の 生 ≠ネどに──興を示すことはなかっただけなのだ。
だがまさか、後継者が繚乱蠍毒≪ブラッディ・キラー≫盛るとは誰も思うまい。其の隙をも、逃すはずはなく。

嗚呼、心躍らせる言の葉を綴る彼女へ跪いた日は何時の事だったか。
少年も昔は希望を胸に抱き此の世に生を受けたPERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫の一人。

其れでも──希望には 限界 ≠ェ存在する。
彼の身を包む絶望は底知れず、そして尚拡がり続ける闇に捕らわれた。
だがそれは深淵の祭壇に繋がれた心の鎖が不可視世界の混沌に呑み込まれ、新たな定理を『構築した』だけの噺。

少年は乱雑に投げる。
繚乱蠍毒≪ブラッディ・キラー≫を宿す花束を、彼の十字架に。
口許に描いた笑みを残したまま。]


 
 
  じゃあねぇ、オジイサマ?


[死こそ──全ての≪救済≫であると疑わないままに。]*


 
[そう、絶望という名の希望を──]
 


 そう、猫王子≪Chisha cat≫、お前の周り…しっかり確認した方がいいゼ。


 じゃぁよぉ。お前は泣かした事…ないっていうのかヨ。

[ガーディアン″タナトス″()
誰が言ったのか、隠されしその名は死を司る神の名前。希望のデルメルから流れ出る哀≪なみだ≫()を横目にそう挑発的に返すせば彼はなんと返すのだろうか。]**


【人】 青い鳥 デメテル


  …あら、めずらしいのね。
  お客さんだわ。(>>32

[生気を失った大地が、客が来たと騒めく。
世界樹の麓、今は消え去った土地≪Lost Area≫と呼ばれるそこが外敵に反応──彼の麗しき瀟洒なる鐘≪オール・ベル≫が鳴り響く。そう、まるで自らの核≪コア≫を侵食する闇から護るように。

対峙する2人の少女は正反対の色をしていて。けれども、世界樹を案じる愛≪ココロ≫はきっと変わらない。]

  ──ねえ、あなたはここに何をしに来たの?

  

(50) 2016/12/02(Fri) 12時半頃

  えぇ、覚えてないなぁ。
  デルメル様ぁ、僕ってお前を泣かせたことあったっけでしたかぁ?

[彼女の頬を伝う哀しみ≪なみだ≫
其れは救済を宿した解放の翼。
幾度と無くそれを見つめては──少し口許を歪めてしまうのは、死への愛しさか、── 彼女 ≠ヨの慈しみか。

喉奥に仕舞い込んだ隠し事は出さぬまま、騎士にもにやにやした表情を浮かべ揶揄う口調を紡ぐ。]

  ああ、ヤキモチはやめてネ?
  いつかお前も啼かせてやるからさぁ。

[世界樹の色の鼻歌を添えながら、少年は微笑みを湛える。
絶望を心から讃える様に。]**


 
  …名前噛んだぁ。

[むぅ。]**



  うふふ、おやめなさいな。
  ──端麗なお顔の方にそう言い合われてしまったら、
  わたし、舞い上がってしまう。

[くつくつと喉の奥から笑いが込み上げる。
彼の英雄──バルメロス=ラフェリオン=レイオスの意思を受け継ぎ…そしてそれを深淵の闇にフォールアウトさせる2人が、今、目の前に共にいる。

  あゝ、愉しい。

純粋で清純、幼き心のまま過ごして来た少女は、何時迄も少女のまま。
英雄の意思を踏み躙り、焼け跡と帰す為の備えは絶好の甘露。]

  あら? そんなこと、もう覚えてないわ!
  それに、わたしの名前はデメテルよ。
  


  ──希望の青い鳥、世界の救いを望む鳥、デメテル!

[きゃらきゃらと声を上げ、腕を振り上げ、黒いドレスをはためかせて。
そうして核≪コア≫の周りを、少年らの周りを駆け回る。
果たして少女の望む救いとは──きっと、救世主どもの志とは程遠いものだが。]


青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/12/02(Fri) 13時頃


デメテルは、クシャミに話の続きを促した。

2016/12/02(Fri) 16時半頃


【人】 青い鳥 デメテル

  ──回想:『創世記』──

[目が覚めて初めて見たのは、美しい世界だった。
碧く輝く草木に包まれるように抱かれ、ゆるりと枝を揺らす世界樹≪彩りの象徴≫が歌っている。

足を踏み出して、素の足が緑に触れる。
そうして初めて理解したのだ。]

  わたしは、豊穣の女神≪Δημήτηρ,Dēmētēr≫──……
  この世界の嘆きを包み込み、
  世界に癒し≪みどり≫与えし者…>>57

[初めに世界から受け取ったのは歌…
美しき、麗しき、優しき歌────そして、一つの使命。
後にPERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫にも記される、己の運命────この世界のために自らの命を投げ打つこと…が、生まれたばかりの記憶に刻まれた。]
  

(74) 2016/12/02(Fri) 16時半頃

【人】 青い鳥 デメテル


[ ────しかし、それを変えたものがいる。

定められた"運命"を。刻まれた歴史を、変えた男。
後に英雄と呼ばれる"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"…その人だ。]
  

(75) 2016/12/02(Fri) 16時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

  ──回想:『O・cuto・pus暦528』──
      彼が英雄と呼ばれた年

[彼はこの年、英雄と呼ばれた。
下らない争い≪聖戦≫に終止符を打ち、彼の伝説の剣に地を守らせ、そして──世界の均衡を保つ為、その身を世界樹に捧げた年であった。

さて、物語は舞台裏へと進む。
知る人ぞ知る"豊穣の女神≪Δημήτηρ,Dēmētēr≫"と彼、"英雄"バルメロス=ラフェリオン=レイオスの些細な物語──彼は、ここで彼女とある約束≪ギアス≫を交わしていた。その約束、は。]
  

(76) 2016/12/02(Fri) 16時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

  ──現代:世界樹の麓にて──

  どうしても、果たしてくれなかったのよ、ガーディ。
  あなたには何度も話したわね。
  その不思議な耳で、全てを聴いてくれた…>>60

  だから、待っているわ。
  あなたたちが彼ら"スコアに記された救世主達"を連れて
  ここ≪PERFECT HUMAN≫に来るのを。**
  

(77) 2016/12/02(Fri) 16時半頃

青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/12/02(Fri) 17時頃


  青い鳥!そぉ即ち幸せ!
  デメテル様は世界を救う!


  ────っぷ、

[次は正しき名────豊穣の女神≪Δημήτηρ,Dēmētēr≫を紡ぎ、共に悦に浸る時間を共有したが、あまりにもロマンスが有り余る響きに少年は思わず喉奥を鳴らした。

救世主の望む救済で無くとも、救世主さえも其の救済で塗り替えれば好い噺。
少女のように愛らしさを振りまく彼女が、同じように絶望≪這い寄る混沌≫を贈る姿は────まさに、甘美なる物。]

  ちゃぁんと連れてくるから、楽しみに待っててよネ

  そして…僕に見せてね。
  お前が思い描く 救済 ≠──!


 そう、全部 無 ≠ノ還せば、救える。


 ヤキモチねぇ
 とりあわれる気持ちはどうだい?デメテル?

[本人に()名前を噛んだ事を指摘されれば、顔を赤くして慎重に言葉を選んで問いかける]

 希望の青い鳥。
 まさに僕らにとっては希望だろぉな。

[≪PERFECT HUMAN≫にとってはどうなのか、それについては閉口しようか。]*



  うふふ 最高よ!
  わたしはみんなに愛されるのがだあいすきなんだから!

[ねえ、期待しててね。ふたりとも。
無邪気で残酷な指先が、空間へと伸びた世界樹の根を撫でて──かつて自分を産み出した、その根を腐らせた。

最早豊穣など程遠い。
希望の青い鳥など、果たして誰が言い出したのだろうか…。
ルビーの眼を持った青い鳥は、かつては世界樹の世話を、世界の緑を宿すものであったのに。
今はただ、実る果実が赤く染まる前に咀嚼し、その身の養分とすることを目当てにその地に住み着いている──…

  根が、落ちる。 ]


【人】 青い鳥 デメテル


  うん、大丈夫よ。
  わたしはなにも辛くないの。

[握られた手が暖かい。>>91
人間の作り出した機械≪オートマタ≫…にしては随分と大切にされて来たのか、穢れのない、むしろ崇高な気配すら漂わせる目の前の少女に一瞬眩暈がした。]

  ──わたしを、救おうとしてくれているの?

[人間(※1)っておもしろいわ。あの人みたいなことを言うのね。
彼の英雄"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"≪Justice≫(※2)と交わした約束≪ギアス≫が脳裏を掠める。
祓われた闇が世界樹の葉のように舞い散り、そして荒地に辿り着く前に消え失せていく。まるでわたしの行先(うんめい)を、自動人形≪オートマタ≫の行先を、世界の未来≪judgment night≫を暗示するかのように。]

(※1 この場合の「人間」とは「人間の思考」のことを表す。自動人形≪オートマタ≫であることは理解しており、その上で敢えて人間と判断しているものとする。)
(※2 英雄"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"には"正義の執行者"≪Justice≫の二つ名が与えられている。この場合の「ラフェリオン」を示す字は「La Ferio」とされており、「幸福の象徴」を表す。

(93) 2016/12/03(Sat) 07時半頃

青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/12/03(Sat) 07時半頃


[ そう、なにも辛くない。

身体に痛いところはないし、服の汚れだって気にならない。
ガーディとシメオンはわたしを大切にしてくれているし、
世界樹の力が失われた今でもわたしは信仰≪いのり≫によって生きている。

なのに、泪が出るのはどうしてなのかしら。
彼等の言う救いなど、約束など、結局はただのまやかしでしかないというのに。
それを軽々しく口にする人間が──あゝ、愛(かな)しい。]

  バルメロス…
  あなたの、あなたの意思は人間に引き継がれているわ。
  それが、それがただわたしを闇に縛り付けるの…
  


【人】 青い鳥 デメテル


[自動人形≪オートマタ≫の少女を眼前に置いたまま、思考は巡る。

ここに彼女が来たということは、近いうちにここに救世主≪La Ferioの後継者≫が来るということ。
PERFEC HUMANの預言《アカデミック・スコア》にすら記されない──それこそ黒の預言書≪ブラック・クロニクル≫にしか記されない──イレギュラーであるわたしを、歴史が正しに来る…。
本来史実では、この世界樹の…PERFECT HUMANの守り手には、英雄≒正義の執行者"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"≪Justice≫が存在しているはずであったのに。

彼は叶えられもしない約束≪ギアス≫を交わしたまま、世界樹(封印の礎)に身を捧げ散ってしまった。

──その歴史を、歴史の通りに彼の子孫が正しに来る。
彼の歩む道を記した地図≪ウ・スイ・ホォン≫に導かれるままに。

何という皮肉だろうか。彼に救われ、彼を殺し、彼の子孫≪Oをその身に宿し者≫と再び出会う──割れてしまった卵は、もう元には戻らないというのに。
歴史の修正は、不可能だ────。]
  

(103) 2016/12/03(Sat) 17時頃

【人】 青い鳥 デメテル


  トレイル…
  トレイル=オルディス=ラフェリオン…
       (世界の  幸福の象徴)

[彼すら知らない、彼の"真"名…。
彼が目覚めた時、その名も目覚める────。]

  同じ幸福の象徴を冠した名前なのに、ふしぎね。

[深く深く、永遠の少女の形をした女神は息を吐いた。]**
  

(104) 2016/12/03(Sat) 17時頃

青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/12/03(Sat) 17時頃


【人】 青い鳥 デメテル

  ──回想:いつかの世界線──

  ねこちゃん、また来てくれたの?

[高く蒼い空の下、少女と男が二人、腕を揺らして歩いている。
緩く繋がれた手のひらに戯れるように少女はきゃらきゃらと笑い、男はそれに応えるよう、緩く笑みを浮かべた。
いつかの世界線。猫と少女≪まだ異分子ではなかった女神≫は友人であった。
少女は英雄と導きの猫を豊穣の神として慈しみ、英雄の友らをその深緑の大地へと迎えた。本来、少女の本分は繁栄と命の祝福にある。
世界樹の中心は、祝福を与えるに相応しい場所であった。]

  そうだわ、ねこちゃん。
  あなたにこれをあげる。
  前にお話ししてくれたでしょう、あなたが何度も繰り返しているって。
  わたしにはよくわからないけど、あなたが辛くないように。
  いつでもあなたが優しく、楽しくあれるよう。

[そうして猫の手に握らせたものが雛罌粟の栞≪アーティファクト:生命の祝福(めがみのほほえみ)≫であった。]
  

(133) 2016/12/03(Sat) 23時頃

【人】 青い鳥 デメテル


[最早現代≪現世界線≫の彼女にその記憶はない。
しかし、雛罌粟の栞≪アーティファクト:生命の祝福(めがみのほほえみ)≫には、変わらぬ彼女の祈りが…世界への祝福が込められていた。

  そうして、女神であった彼女は再び眠りにつく。
  再び目覚める時は、現代の創世記。

  ──異分子≪イレギュラー≫としての、
            闇に染まった世界樹──  ]
    

(134) 2016/12/03(Sat) 23時半頃

お前≪世界≫の思う幸福と、幸せ≪デメテル≫の想う救済。
この世の摂理《PERFECT HUMAN》と正しい摂理≪fall from virtue≫。
PERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫と黒の予言書≪ブラッククロニクル


どちらが正しいか、魅せてくれヨ


青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/12/03(Sat) 23時半頃


堕ちてきても…良いんだゼ?
ま、今すぐ─バトルとはいかないが。

見極めさせてもらうぜ。幸福の象徴とやらを



  幸福の象徴、わたしとあのこ、どちらが本物なのか。
  ──みきわめてあげなきゃ。

  …ね、シメオン。ガーディ。
  あなた達のマリオネットを期待してるわ。

  これからの未来を、救済≪delete≫するために。
  


  もちろん。期待してろヨ。
 ─ちゃんと踊ってやるゼ。
 英雄を巻き込んだ人形劇≪崩壊の序幕≫をな。


[其の希望を育成し、踏み躙る。

絶望への転換による悲劇は
多くの人の心に闇を齎すに違いないから

喜劇的な序曲へ、腕を伸ばす。]


 
  そ、見極めてあげなくちゃねぇ。
  

[頁を捲る指先は喜悦に塗れていた。]


【人】 青い鳥 デメテル


  あら、"それ"だなんて酷いこと言うのね。
  あなたも、歴史修正主義者≪KE-bi-ishI≫の一人なのかしら。

[自動人形≪オートマタ≫の手を離しながら、突如現れた男を見据える。
酷い、酷いわ。嘆く言葉は絶望に息喘ぐ人の慟哭≪On dull ur git an Deep Scar≫と重なるように、世界樹の枝を揺らす。]

  悲しいわ、案内の猫。導きの猫。
  わたしを許さないというのね。

[酷い。酷い──呟く言葉は、まるで呪詛のように。唸りを上げた暗黒の魔法≪ルシ=ヴェード=アルタイル≫の片鱗が闇色をした美しき蝶の精霊≪モーチェ≫となって吹き上がる。]
  

(150) 2016/12/04(Sun) 10時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

  英雄は、わたしが生きることを望んだというのに。

[赤い瞳が深淵を映したように暗く、闇く染まり──そして一粒の雫を落とした。]

(151) 2016/12/04(Sun) 10時半頃

青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/12/04(Sun) 10時半頃


【人】 青い鳥 デメテル

[ そうして緑色の雫が地についた頃、バチン!と弾かれたように少女は体を揺らした。]

(154) 2016/12/04(Sun) 16時頃

【人】 青い鳥 デメテル

  ──彼の魂が、目覚めつつある。

(155) 2016/12/04(Sun) 16時頃

【人】 青い鳥 デメテル

[譫言。呟いた少女はゆるりと顔を上げて、…そうして、先程祓われた筈のワンピースの闇が、再び侵食を始めた。]

  あゝ、バルメロス…!

[わたしのところに来てくれるのね、嬉しい。嬉しい。
──憎たらしい。
約束を破った彼が、目覚めつつある。
英雄の意思を継ぐものが一つ、また一つ目覚める度に世界樹が魂を寄越せと叫ぶ。

蒼天を見上げた少女の瞳に映るのは、あの頃の思い出(しあわせ)ところに、絶望の色──…]**
  

(156) 2016/12/04(Sun) 16時頃

青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/12/04(Sun) 16時頃


【人】 青い鳥 デメテル

[自動人形≪オートマタ≫が駆け出したのが赤く艶めく光に映る。>>165
──ああ、救ってくれようとしたわけでは、なかったのね。
期待など初めからしていたわけではなかったのに、自身に対しての嘲笑が溢れる。
教会すら、わたしの力にはなってくれない。

そして甘んじて──いいや、或いはその場から動けなかったのか──少年の死神の鎌≪タナトスの口づけ≫>>165を受け入れれば、噴き上げる紅の薔薇を撒き散らして少女は呆然と口を開いた。]

  ──いたい。

[まるでその呟きは、ただの少女≪Tada no girl≫のよう。
散る薔薇が、少女の涙が地に落ちる度に、そこから新たな命が芽生える。
そして───瞬間的に枯れていった。世界樹の根元から吸収するように暗く、黒く花々が染まっていく。そうして世界樹から伝った闇色の光が、決して無事ではない、大きく傷付いた体を柔らかく癒した。

  ──少女の本分は、繁栄と、命の祝福だ。]*
  

(188) 2016/12/04(Sun) 23時頃

【人】 青い鳥 デメテル

  わたしに、ひどいことしないで!

[キン──!と空気が反響し、悲痛な叫びが世界樹の周り≪PERFECT AREA≫に広がる。
もはや少女は豊穣の女神≪Δημήτηρ,Dēmētēr≫の力を持った、ただの小娘≪KUS=OG=AKI≫であった。元々、その資質はあったのだろう。永遠の少女、永遠の命。永遠を約束されたからこそ、大地を慈しむ女神で在れたのだ。

無数の死者達《Undeads》が、月の怪物≪moon beast≫が彷徨う空間≪AREA≫の中で、少女はただ少女であった。
背後から溢れ出す美しき蝶の精霊≪モーチェ≫が、化け物達すらを養分として成長し、そして大きく膨れ上がる。]

  わたしは、ずっと、バルメロスといっしょにいたかっただけなのに!

[──闇の一閃。
蝶達が猫を喰らうように、襲いかかった。]

(189) 2016/12/04(Sun) 23時半頃

  どうして、どうして、どうして!
  なんでわたしだけがこんな目に遭うの、
  ひどい、ひどいわ。

[しくしく、しくしく。啜り泣き。ぽろぽろと翡翠の涙が溢れる。]

  ひどい…だから、はやく、みんなを救ってあげなきゃなの。
  わたしも幸せなれるような、そんな救いを。
  


【人】 青い鳥 デメテル

[伸ばされた腕>>193に、蝶──否、蛾の群れが食らいつく。
吸血をする蝙蝠のように、獲物を待ち受けていた喰虫花のように。
猫の腕から生気をじわじわと吸い取りながら、そしてその腕に纏った炎に焼かれながら、それでも尚その腕は目前へと伸びる。

そして闇が辺りを舞い散る中、その手は、炎を失いながらも──届いた。]

  ……あ、

[眼前に広がる、風で巻き上がった少年の髪が揺れ、少女は目を見開く。思い出すのは、いつかの、どこかの世界線での、あの会話。>>141
足元でぐしゃりと鳴る、枯れた雛罌粟。
わかっている、わかっているのだ。バルメロスが既に死んでいることなど。ただ、ただひたすらに、約束≪ギアス≫が少女を縛りつけていることなど。]

  …ねこちゃん、あなた、うそつきだったのね。

[柔く、緩く微笑むと、少女の周りから蝶が霧散した。
そして広がるのは世界樹の枝。約束≪ギアス≫から逃れられぬ運命を共にした世界樹。]

(199) 2016/12/05(Mon) 01時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

  だからこそ──ごめんなさい。

[いつかの昔に受けた少年からの友情と、少女自身から少年へと捧げた祝福を裏切るような真似をして。

ひらり、ひらり、蝶の残骸が蒼い羽となって降り注ぐ。
神々しい光が、辺りへ広がってゆく。
そうして世界樹が伸ばした枝(うで)が、大きな翼を模った時──少女の背後、"青い鳥"≪bluebird≫が顕現していた。]

(200) 2016/12/05(Mon) 01時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

 ─── 謳え、"青い鳥"≪bluebird≫。世界を救いなさい。

(201) 2016/12/05(Mon) 01時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

  核≪コア≫──O・cupo・pusの心臓──を壊すのは、このわたしよ。

[針金のように鋭く睨みつける、今度こそ敵意を込めた──全ての救済≪delete≫を望んだ瞳が、猫を、或いは遥か遠く…"英雄"の魂を引き継いだものを見据えた。]

(202) 2016/12/05(Mon) 01時半頃

青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/12/05(Mon) 01時半頃


【人】 青い鳥 デメテル

  だってこうするしかないのよ。
  わたしを救って、あの人も生きて、またみんなで一緒に過ごすなんて約束≪ギアス≫はもう破られた。
  理想は所詮、理想だったの。

  誓い≪ギアス≫を破ったならば、それの対価は払わなければいけない。──たとえ、払う者がわたしではなかったとしても。

[どこか苦しげな…堪えるように、しかし穏やかな表情をした猫>>206を見据えたまま、ゆるゆると首を振る。
何度も何度も振られるそれは、まるで振り子のように。癇癪を起こした子どもが、駄々をこねるように。]

  だから、あの人がいない世界の、わたしの救いは世界の破滅≪ALL DELETE≫なの!
  全てを無に帰せば、全ての者が救われる!そうでしょう!?
  

(214) 2016/12/05(Mon) 10時頃

【人】 青い鳥 デメテル

  わたしがひとり、世界樹に残されるなんて、おかしいもの。

[放たれた炎刃>>207がその鳥≪bluebird≫に辿り着く前に掻き消える。羽ばたきが、本来の彼の属性であろう風を乗せて炎をかき消していく。
そして彼女の嘆きと共に、世界樹≪bluebird≫は啼いた──。

裁きの夜≪JUDGMENT NIGHT≫こそが全ての救いだと叫ぶ女神は滑稽だろうか。救いの本分を履き違えた≪フォールダウン≫した女神など、救いを語るに足らないだろうか。
けれど、──これが少女の本心であった。

これが寂しさなのか、愛なのか。
最早少女にはわからない。
ただ刻々と増幅し、溢れ出す感情に身を任せ、有り余った力のままに叫び続け──そうしていつしか力尽きるまで。
彼の英雄に亡ぼされることを待ちながら、二つの希望を抱えて。]**
  
 

(215) 2016/12/05(Mon) 10時頃

青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/12/05(Mon) 10時頃


青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/12/05(Mon) 10時頃


 ちょっと早い到着…だったカ?

 まぁいい、苦しかったら呼んでクレよ。
 僕は世界の絶望の象徴≪Dullahan≫なんだからヨ

 ま、苦しくないなら…旧友≪ハーデース≫のところにでも遊びに行くさ。

[そう、可愛らしい蝶にしか聞こえない声で※呟いた]*
(※ここにタナトスはいないが全ての聲を聴ける彼なら聴こえてしまうだろう。)


  ホッント、お前らって慌てん坊だよねぇ

  死に急いでくれるのは、大歓迎だけど

[聴こえてくる者たちに、そしてこれから救済を捧げる者たちへ、細やかな独り言を落とした。]**


  あゝ、たすけて、たすけてほしいの。

[嘆き。けれどそれは戦闘力(現状況)の話ではなく。
しくしくと泣き続ける少女の心が叫ぶ声。]

  お願い、ふたりとも。
  はやく現在の"英雄"トレイル=モンブラン=オルディス=ラフェリオンを連れてきて。
  ───そして英雄の剣≪Lightning sunshine Excalibur≫を、ここに。
  


  大丈夫だよ、デメテル様ぁ

  使える物≪殺人人形≫は、使うから


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