人狼議事


165 【突発村】bouquet

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【人】 双生児 オスカー

ー記憶の断片ー

[乾いた音が、少女の頬を打つ。どんなに閉鎖されて逃げられない空間に居ようと自らの片割れの瞳は光をまだ消していなかった。]

[反抗的な目だ、と泥酔したアイツは、また彼女の今度は右の手で打つ。僕は彼女よりも強くない。ただ、其れを見ているだけだ]

『……耐えてたら、きっと救いはあるの。諦めてたら終わりなんだから。だから、アイツらの奴隷に成り下がっては駄目』

[あの子は、とても強く。諦めかけた僕に手を伸ばす闇を、振り払うような、太陽のような。強い光。僕には、眩しかった。]

[追い払った闇の代わりに僕に彼女が差しのべる手には、昔々に本当の父が買ってくれた、僕の黒水晶の十字架のペンダントと対になる様な彼女の月長石の腕輪がいつも輝いていた。]

(12) 2014/03/02(Sun) 03時頃

【人】 双生児 オスカー

ー公民館内ー

>>0:76ふるふる、と首を降る彼女の様子を何処か伏せ目がちで眺めながら。彼女が迷う様子でペンを走らせるのを、ぼんやり眺めていた]

……朔夜。…八辻、朔夜、です。

[名前は、と問われれば少し悩んだ様に。…巻き込まれたあの『悲劇』は、大衆には知られていない、はずだ。権力のある親戚が揉み消したと言っていた。…あの街の、知り合いでは無いはずだろうから。名字ごと、言い直す]

[其処で言葉に詰まる。あの子なら、何と言うだろうか。ネックレスに触れながら目を伏せる彼女を、眺める。また彼女も、どこか影を含んでいる様で。]

(灯里は恐らく謝るなって怒っただろうな)

[表情という色を忘れた顔であの子を思い出しながら。そうすれば自然と、言葉が不思議と口をついて]

…ネックレス、綺麗…、ですね。

[その言葉の紡ぎ方は、拙いものではあったが。彼の今の、精一杯だった***]

(13) 2014/03/02(Sun) 03時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/03/02(Sun) 03時頃


[神様。

もうあの子のいない世界なんて、私にはどうでもいいのです。

あの子を苦しめた世界。助けなかった人たち。

そんなもの、全て壊れてしまえと願ったのです。

だから私は殺さなくちゃいけない。

真衣。貴方は馬鹿なことをするなと怒るかしら。

きっと肯定してくれるはずよね。だって、貴方は世界にも人間にも苦しんで泣いていたじゃない。


大丈夫。お姉ちゃんが全部、壊してあげるから。]


―――尤も。

 ―――牙を隠す男は。

  ―――気息奄々。

   ―――死出の旅路の道連れを。

    ―――撰んでいるのだが。


[少女は独善を振りかざす。

妹が生きているうちに出来なかった、「姉」としての行いをしようとする。

――だって妹を守るのは姉の役目でしょう?

奈落は束の間の楽園へと変わる。

少女はもう戻れない。

失ってしまったものを諦めるには、あまりに幼すぎるから。

「姉」として行おうとしていることに、溺れているから。]


[私が 失ってしまったもの。

それは思いを言葉にする力。そして――]



[人を殺すことなんて出来ないと思っていた、妹を失う前の自分]


【人】 双生児 オスカー

…沙綾さん、

[>>17女性の視線に気がつかない儘、>>23女性の名前を見れば、反復するかの様に呟いて。名前が綺麗、等と彼には感じた事も無かった。彼にはただ名前は区別する為の記号の様なものだったから。]

…沙綾さんにも、妹が居るんですね。
……僕も…、居ました。双子の、妹。

[彼女の妹が亡くなっている事は知らずに。『居た』と過去形で表現する彼は沙彩の暗いながらも少し嬉しそうな雰囲気を察すれば、何処か心に温かいモノを感じた。安堵、だろうか。何故かは、分からないが]

[彼の片割れの事を思い出しながら、腕につけたままの月長石の嵌められた銀装飾の腕輪をそっと、見つめながら。あの日、自分の黒水晶のペンダントと交換したソレ。]

[一人、逃げ出した記憶に――、また、ズキリと頭が痛むも、然程のものでは無い。>>22女性の声がしては、其方へと視線を向ければ、数秒躊躇って、見知らぬ女性のものであるならば、と少し固くなった声で返事を返しただろう。]

…え、と…、居ます。

[その返事は、彼女の寄り道の意図なども知らず。ただ、居るか、と問われたので居る、と答えただけにすぎない程度の返事。]

(29) 2014/03/02(Sun) 19時頃

【人】 双生児 オスカー

[>>32居ました、とつられる様に過去形で語る彼女に少し引っ掛かっては、一つの推測に達して。もしかして、と思う心は、声になっていつの間にか漏れていた]

…僕と、同じ…?

[そう呟いて、直ぐに零れた言葉に気付いては『すみません』と少し慌てて取り消す。ちらり、と腕輪に彼女の視線が過ったのを感じながら。光の様な彼女には、とても良く似合っていた。]

…これ、僕も妹がくれたんです。
正確には交換した、ですけど…。

[少し彼女と話す事に慣れて来た様だった。彼女と話していると、年齢こそ違うが妹なのに姉の様だった片割れの事をぼんやり、と思い出すのだった]


[>>31ガソリンの事を聞いてくる、新しい女性には知らない、とばかりに首を横に振るい。>>30何を、と言われれば少し手に力が入った。その問いに俯き、沈黙していると>>33新たな問い。]

…八辻、朔夜…、です。

[彼もまた外界から多くの時間を遠ざけられていたので彼女の名前は知らなかった。テレビや新聞なんて、滅多に見る機会は無く。近くの電機屋で学校帰りに片割れと家に帰りたく無くて映る映像を一緒に眺めていた記憶が、また蘇る]

(37) 2014/03/02(Sun) 20時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/03/02(Sun) 20時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/03/02(Sun) 22時頃


【人】 双生児 オスカー

[>>38首を傾げた沙綾に不躾かとも思いながらも、少し躊躇う様に己の中で逡巡させてから。彼女の何処か悔やむの表情もその思考を後押しでいた。言葉を押し出す様に、紡ぐ]

……あ、すみません…、
過去形だったから…、失礼ですけど、もう亡くなっているのかな、って…。

……僕も、貰うばかりでした。
交換したのは、昔に父に買って貰った品なので…。

[>>39そう言えば、先程何やら女性が言ってた様な、そうで無かった様な。>>43と、此方が話す前に沙綾が一足早かった様だ。]

[…しかし、食べ物と言えば。自分はほぼ身一つ――、食糧を十分に買い溜める金銭も無く、最低限の荷物だけで此処まで来た事を思い出した。……正直、もう存在さえこの国においては『死んだ人間』であるのだ。]

[別に、野垂れ死ぬのなら、それでも良かった。片割れの腕輪を売れば多少の旅路の足しにはなったのだろうが、其処までする程――生に終着はなかった]

(54) 2014/03/03(Mon) 03時半頃

【人】 双生児 オスカー

[>>41>>44二人のやり取りを、耳にぼんやり入れながら。先程声をかけてきた、愛梨と名乗る女性の作った様な笑顔が気になりながらも。二人は知り合いなのだろうか――、と的外れな事を考えながら。]

…影武者、

[ぼそり、と反復する。>>47そう言えばクラスメイト達がそんな名前の歌手の話題を話していた、様な。けれど彼は世界に圧倒的に疎くて。歌手の世界に影武者なんてあるのか、なんて少し不思議そうに思いながら。座布団の上に横になった女性から、目を外す]

(55) 2014/03/03(Mon) 03時半頃

【人】 双生児 オスカー

……あ、……ッ…、

(違う。この人は、違う人…だ、)

[また新しく入って来た人影は二つ。一つは先刻までここに居た青年。そして、もう一つの影を見て、息が詰まりそうになって――何とか自分を抑えつける。色の無い表情に一瞬浮かんだのは、フラッシュバックしかけたあの日の恐怖]]

[>>51もう一つの影は、何処か義父を思い出した。年齢は眼前の壮年の男よりは若かったが。ただ、背丈と――何処か、雰囲気が似ている気がして。抑えつけているつもりでも、散々自分達を苦しめたあの男を一度思い出せばその身体の震えはごく微細ながらも続いており。]

[目を、逸らす様に床へと**]

(56) 2014/03/03(Mon) 03時半頃

【人】 双生児 オスカー

―記憶の断片―

[アイツに逆らうと、直ぐ容赦する事無く殴られる。其れに怯えて――感情を殺して生きて来たけれど、それでも直ぐに機嫌を悪くすると殴る。義姉や義兄――義父の連れ子である彼らは、彼らの父と同じ様に僕達を使う。まるで、感情の無いロボットの様に。]

[傷が増えても、母は、知らないフリをした。一度だって、庇ってくれた事は無かった。だから、僕は母も義父も義兄も義姉も――。『嫌悪』と言う感情はハッキリと、憶えていた。]

[今は亡き、本当の父が懐かしくて。それでも、灯里が居るから耐えて来れた。そう、あの日――、アイツが下賤な手で灯里を犯そうとした時まで。]

(57) 2014/03/03(Mon) 04時頃

【人】 双生児 オスカー

『……あ、嫌ッ…!朔夜…!』

[帰って来て――、居間のドアを開けた瞬間に飛び込んだ光景に、茫然として。衣服を脱がされて白磁の肌が剥き出しになった彼女は、初めて此方を縋る様に手を伸ばして。アイツはそんな彼女の柔らかな髪を、引っ張って頭を押し付けて。舌打ちして、こっちを睨みながら、追い払う様な仕草をする]

[アイツに命令されて酒と煙草を近所の酒屋と煙草屋に買い出しに行かされてたのは、単純に家から追い出す為であった事を悟る。嗚呼。そういう目で灯里を見てたのだと思うと、恐怖が侮蔑へ。そして、何処かで、何かの糸が切れたのを感じた。]

[――その後の記憶は、憶えていない]
[ただ、憶えているのは。鈍色の包丁は血錆に染まっており、それを持つのは、]


[紛れもなく、アイツでは無く―――僕、だった]

(58) 2014/03/03(Mon) 04時頃

[ねえ、真衣。

貴方が好きだって言っていた人、もしかしたらあの人かもしれないわね。

なら、あの人を殺せばあなたは喜ぶのかしら。


――まあ、最終的には皆死ぬのだけど。

誰から殺しても同じね、きっと。]

(まさか、私と同じような人はいないでしょうし)

[少女は歪な未来を描き、至極満足そうに**]


[鼻をひくつかせ、瞳を眺めた。この女は。]

 ―草の焦げた匂いだ。

[淵叢に居れば、厄をばら撒く。]

 ―しかし。軽い。まだ、軽い。




――――――あなたも、おなじ?


[誰にも届かない。声に乗らなかった呟き。
彼も自分と同じなのだろうか。人としてあるべき道を外れ。

闇や影の色を纏った   災厄の]


[吸込まれる。存在の叫びが。
 悪魔を秘めた、曼理皓歯。
 八重の牙が見えた気がした。]

 ――へっ。

[眼光にて、威圧を。
 人死に関わる恐怖を発しても、尚この女は立つのか。]


[眼光に灯る威圧。
立ち上がった少女は、彼にしか見えない位置で。メモをのぞかせた。]


『貴方も同じ?』


[暗い色を宿し、まるで底なしの奈落のような瞳で。
じっと男性を見つめる。]


【人】 双生児 オスカー

[何処か、彼女に感じていた正体がハッキリと分かれば、やはり不躾だったか、と思いながら、何でこんな事を聞いたのだろう、と思いながら。しかし、自殺――、となれば彼女の何も貰うばかりだった、という言葉に深みを感じながらも、ごめんなさい、と返すばかりで]

……ッ…、すみません。
…少し…、思い出して、しまって。…義父を。

[呼び掛けられれば、また、びくり、と身体が震える。目に映るのはその何処となく感じる威圧、と彼の抱える影の色。かちゃりかちゃり、と鳴る酒瓶はまさに彼のトラウマを触発しており、血の気が引くのさえ感じれば。]

[それでも出来るだけ――抱え込んだ闇を。まっすぐに吐き出しては失礼だろうし、アイツとは赤の他人のはずなのだ。あの下郎とは、違う。真っ直ぐ、見据える。人の本質は何となく昔から見えてきた。ただ、其れに吐き気を催して、何時頃からだろうか。ずっと、目線を落としてきたのだった。恐らく、物心ついた時には既にそうだった気がする]

[勿論前を向け、と片割れには怒られたが。]

(77) 2014/03/03(Mon) 23時頃

[蒸し暑い、逃げ出した先の森の山荘の想い出。]

 ――…どうだい?


 ――…そうだな

[瞳は死んでいたが。俺は生きていた。]


[文字に成った声は内密に届く。
 蠱惑の瞳。崩れた心。それに俺は――]


 違うな。俺はお前さんとは本質が違う。


[しかし、無垢な黒の瞳。
 無辜の罪でも味合わされるかのような心地。
 生唾を飲み干した。]


 だが、同じだ。俺とお前さんは行き着く先が同じだ。


[隠れた彼女にだけ向けられた表情で。
 目端を拉げ皺を集め、厭らしい笑みを浮かべた。]


 お前さん、飲めるのかねぇ…?


[楽しげな言葉。杯の提案。どこか嬉しげに。]




『とても、素敵。』


(―――壊すのがとっても楽しそうね)


『本質?』

[道から外れた者同士。なのに。
本質が違うと言われても、いまいちぴんとこない。]

『……そうね。貴方と私は、同じ終わりに着くのだわ。
どの道、もう戻れない』

[互いにしか見えないやり取り。背徳感に、ぞくりと背筋に何かが走った。]

『お酒のこと? 貴方が望むなら、いくらでも。』

[彼の言う本質は違っていても、どこか似通う部分を感じるから。どこか嬉しげな言葉にほんの少し笑って答える。
飲める年齢ではないが、そんなこと最早どうでもいいのだ。]


[そんなもの、幻想なのだろう。

今でも思い出す。赤い水、青い顔。

叫び声、噂をする声―――



救ってくれない世界なら。
           掬ってくれない世界なら。

「いらないね」

そういったのは、だれ?]


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 00時頃


[だが、どすぐろい感情は大渦を巻いていた。]

 俺は、量産された闇。黒いだけ。怖いだけで生きてきた。

 お前は、特別な闇。黒く、澄んでいて、覗き込みたくなる美貌。

[違い。見惚れそうな、顔貌。]

 そんときゃぁ、お願い申したいねぇ。

 鮮やかな血を織り込んだ、極上の酒で。

[俺は箪笥の心奥の暗闇を、
 引き出していた。思い出していた。

取り戻していった。]


【人】 双生児 オスカー

[何処か男の表情の奥に籠められた此方に向けられた馬鹿らしさに、何も感じない筈の心が何か――抑圧を潜り抜けた黒い蠢きが込み上げて来る、様な]

[男の奥の影を見据える様にしながらも向ける相貌に籠められた影の炎。あの時に放たれた感情に比べれば、ごく些細なものではあったが]

……躾?アレは奴隷を嬲って悦んでたんだよ。
自分が上って満足する為にさ。まあ、人としてすら見てなかったかもしれないけどね、アイツは。

[今までのつっかえが嘘の様に、淡々と語られるそれは。限りの無い憎悪と嫌悪を孕んでいた。逃げでもしたのか>>83と問われれば伏せていた大人しそうな目を一点、キッと睨む様にして]

(違う、僕は――)
逃げてなんかいないッ…!アレは…ッ…!

(92) 2014/03/04(Tue) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

(本当は、弱くて、立ち竦んで。)
(弱い心が無ければ、灯里は     のに。)

[心で何処かそう語りかける声に逆らうように、ぶんぶん、と首を振るう。何処かその声は自分にも言い聞かせるようで]

……逃げてない。
あの子を守ろうとして――僕はアイツを、刺したんだ

[それでも。結果は――、断片的な記憶が集まっては、頭がまたズキリ、と痛む。ハッ、とその痛みで我を取り戻せば、また大人しくなり、]

…あっ…、……こんな事、僕、なんで…
…ごめんなさい。

[また、視線を落とした**]

(93) 2014/03/04(Tue) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

―記憶の断片―

[フラッシュバック。]

[僕が見たモノ。鈍色に光る包丁を両の手で持つのは――そう、僕。手から伝わる、肉を刺す感覚は嫌な感触。それはアイツの心の臓を捕えようとしたのに、アイツの腹部を掠めただけだった。]

[今まで灯里と違って従順だった僕が犯行してきた事にアイツは酷く逆上して――、近くにあった酒瓶で僕の頭で。強く。何度も殴って。零れた包丁。意識を手放しそうになって――]

[一瞬アイツがまた、揺らいで、衝撃が途絶え。
アイツの腹部が、今度は赤くじわり、と染まり始めて。
アイツがゆっくりと振り向いた先には、灯里がいた。]

『お前らは畜生以下の存在なのに生かされてるのは誰のお蔭だと思ってるんだ…!…そんなに死にたきゃ殺してやる…!』

[吐かれた怨嗟の声は、その深く差し込まれた傷なんて物ともしないかの様な怒りで。狂った様に罵声を飛ばして、悪鬼の様に目を血走らせて――、何処か禍々しい化け物の様にすら思えて。あの時抱いた感情は、紛れも無い、恐怖。]

[刺しても揺らぐ事の無いあの怪物に。背筋に奔った寒気は、危険だ、と僕に伝えていたけれど――、蛇に睨まれた蛙の様に、僕は動けなかった。]

(95) 2014/03/04(Tue) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

[そしてアイツは灯里の頭部を掴めばがんがん、と床に叩きつければ。赤い華が、流れ出る。痛みに喘ぐ彼女は此方へと手を伸ばして――、否、伸ばしかけて。縋る様な目から、諦めに変わるその目を救う事は出来なくて――。]

       『   て、 』

[掠れたその声から聴こえたのは一音だけ。助けて、なのか。逃げて、なのか。僕は分からず――、唯、その音で金縛りが解けたかの様に身体が動く感覚。手に、足に、再び血の通う感覚がして、 

          僕は、逃げ出した  

裸足で、其の儘。灯里の顔を、アレ以上見ない様に。酷く情けない顔を僕はしていたかもしない。でも、それ以上に何かが僕を突き動かしていた。此方を、彼女がずっと見ている気がした。あの時の突き刺さる様な、視線は今でも――]

(96) 2014/03/04(Tue) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

―廃村/公民館内―

……ッ…、

[身震いする。集まったピースが、また一つの記憶を生み出して。ただ、まだ。まだ、ピースが足りないのは分かっていた。だって。僕はアイツを『     』にして、『    』やった筈――、]

(あれ…、どうした…のだっけ…?)

[其処で、また、セーブがかかった様な。シャットダウン。されど、其処まで思いだしてしまえば、寒気が全身に奔って、あの視線を――思い出した]

(――思い出して、しまった…?)

[沙綾と名乗った少女。彼女が此方へ言ったように――、思い出したくなかったのだと、思う。―――あの時の声は何と言ってたのだろう、『逃げて』?『助けて』?ぐるぐる、廻る。]

[ふと、誰かから零れ出た言葉が耳に入る。顔を上げれば――笑顔を張り付けていて佇んでいた青年>>94。その何処か人形の様に押し込めた自分と重なる様な作り笑いめいた笑顔は消えていて――、途切れた言葉の主を、じい、っと。]

(97) 2014/03/04(Tue) 03時半頃

【人】 双生児 オスカー

[先程は虚ろだった眼に浮かんでいた黒い感情は引いて、新たに浮かんだ怯えと、恐怖を滲ませながら彼を、見つめた。別に、促そうとした訳でも特段無いのだが。なんとなく。――そう、なんとなく。]

[奥に映る、人の本質を見抜く扉は相も変わらず、閉ざした儘だったが。その何処か作られた防壁の様にも感じた笑顔が取り払われた彼は――何処か自分と似通った、影を秘めている気は、した。……その本質までは、逸らした瞳を合わせねば、分からないが。]

(喉が…、渇いたな)

[確か、水はあると先程の影武者だと名乗った女性は言っていた。台所は何処だろう、と視線だけを彷徨わせながら]

(98) 2014/03/04(Tue) 03時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 04時半頃


『……貴方は』

[特別な闇。量産された闇。
彼は元々闇を持っていて。自分は、切欠によって闇を持ったということだろうか。
分からない。けれど、それ以上踏み込むつもりもなく。
さっきと同じようにまたメモをすっと隠した。]

『きっとさぞかし美味しいのでしょうね。

壊す快楽に浸りながら、飲む美酒は』

[ああ、暗い。生い茂る闇の色。
彼の瞳の奥は、闇が深すぎて見えない。だからこそ。]




[少女の口元が、分かりやすく弧を描く。

しかしそれもまた、男にしか見えないもの――**]

 


[―――――――愉悦。]

(素敵、すてき、そのまま壊れてしまえばいいのに!)

[男はさらに少年を追い詰めるような言葉を吐くだろうか。
自分の見せたメモは、“キツい言葉を言うな”なんて書いてはいない。キツいんじゃないか、と告げただけだ。]

(そう、そのままあの子と同じくらい苦しんで、皆皆壊れて死ねばいいの!)

[重い過去を吐露した少年への配慮などどこにもない。
もっと苦しみに喘げばいい。壊れて、そして最後には死というオワリに泣けばいい。

――かつてのあの子と、同じように。**]


[そして。真っ赤な妖艶な感情に。]

 ――足りねぇのか。真性だな、お前さんは。

[彼女に見えた湧き上がる情動に、笑いを怺える。]

 もう俺は一回こっきりだ。
 
 壊れなきゃ。楽しめねぇ。

 そこに達した時の為に、お前さんに、

 手を貸そうか。

[狂った笑いは、皺に秘め。
 ぼそぼそと。秘めきれない言葉が、漏れた。]**


『そういう貴方は、あれで満足なのかしら』

[足りない。全然足りない。
言葉に落ち込んで傷つき、フラッシュバックに怯えるのは闇を抱えた者なら皆できる。

私が見たいのも欲しいのも、その先にある壊れた彼らだ。
妹の為だ、姉として最後の行いを。
そう言いながら結局、自分の欲を満たしているのかもしれない。]

『手を? 壊すのに協力してくれるっていうの?』

[彼が肯定の言葉を返したなら、今までのどんな笑みより艶やかで――壊れたような歪な笑みを浮かべたはずだ]


【人】 双生児 オスカー

>>100吐き捨てられた言葉に、見つめるは男の影。]

(救われる?…僕は、あの子と同じ場所にはいけない)
(散々、言われた。僕は『 』だと)

…救われる気なんて、ないです。
死後の世界があるなら、
僕は…間違い無く、地獄に落ちるでしょうね

>>99、男に文字を投げかける少女をぼんやり、と見ながら何処か無機な声で呟いた。辺りの視線を感じて、少し居心地の悪さを感じれば手に力を籠めて、ぎゅ、と握りしめながら]

[…逃げては無い、心の中で反復する。それでも男の言うことは。本当のことで、奥では分かっていた。]

(112) 2014/03/04(Tue) 21時頃

―――死にてぇのなら―――――

[瞬間。ぞわりと殺気めいたものを少年に向けた。
 気づくかは知らないが。瞳で横の歪んだ表情を眺める。]

 ―美しいもんだねぇ。

 ―壊してぇんだろ?

 ―ぶっ壊せばイイ。   どうせみなこわれているのだから。

[あくまで男は沈着な獣の顔で。孤毒の笑みを見た。]


[男に意識をやっていた自分は、その殺気めいた何かに気付いたけれど。
少年は果たしてどうだったか。]

『そうね、そうよね。
望むとおりにならないなら、わたしのてで』

[壊れている存在なら、もっと深く望むままに壊したい。
そう、遠慮なんて必要ないのだ。最後には、死という罰を下せば――ああ、愉悦に溺れていく。]

 ………ふふっ

[掠れてほとんど消えかけた、しかし鈴を転がすような笑い声。
少女は声が出たことに気付いていない。
ただ、獣の顔をした男を。その真黒な目で見つめる。]


[喪くしてしまったものは戻らない。
 殺らねばならぬ理由があった。]

―――「おまえはいつもしかめっ面だ。」―――

[そう言った友は、もう居ない。]

―――「あァ。辛かったろう。」
      「しばし、休め。」
       「また、杯を交わそう。」

[叔父貴の言葉。―あゝ、もういない。]

 ……嬢ちゃんの顔は、頭の…―いや、なんでもねぇ。

[その色は見たことがあった。俺の記憶の―
 ―網膜に焼き付いて離れない、無上の宝璐の黒玉。]

 声を取り戻すほどに愉しいか。愉しいか。
 眺めてるよ。聴いてるよ。お前さんの声を肴にしてな。


 ――殺すくらい、




                 お
                 手
                 の
                 物
                 だ
                  。


『…顔? 頭?』

[どうかしたのかと、問いかけはまた白い紙に記される。
白を汚し意思を書く―― それも一種の衝動に似た。
答えは返ってきたか。男が返さずとも、少女は気にしなかっただろう。]

『声、出てたかしら。駄目ね。意識すると言えないの。
でも――私、とってもとっても愉しいわ。』

[隣にいる少年には想像もつかないだろう。気遣うような仕草をした少女が、影でせせら笑っているなんて。
す、と顔を上げる。
男を見つめて、声は出ずとも唇だけを動かした。]



「わたしがねがえば だれでもころせる?」

[少女には、欲しかったのかもしれない。そんな存在が。
まるで確かめるような。それでいて――どこか縋るような、声。]


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