人狼議事


227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 はおう ナナコロ

ママ?ママなの?
…もう大丈夫なの?ここには人狼なんていないのかい?

…そっかあ…


人狼だって?!

(0) 2015/06/17(Wed) 09時半頃

村の設定が変更されました。


機巧忍軍 ミツボシが参加しました。


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

― あるいはそれは悪魔の余興 ―

[グラスの中のワインレッドに、三日月が沈んでいた。]

(1) 2015/06/17(Wed) 09時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[ふんわりとしたゴシック調の
 黒ドレスを纏った少女がひとり。
 黒い椅子に座って、茶会に使うような
 大きな長テーブルに頬杖をついている。]

[艶やかな白磁の頬に、黒檀の髪がはらりとかかる。
 白雪姫のような少女の瞳は、真っ赤な林檎色。
 退屈そうに 杯を満たした美酒の液面を
 ゆらりと揺らし、乾した。]

[悪魔ナイトメア、と呼ばれるその少女は、
 夜の天蓋の下、ざわりと風に揺れる黒い森の向こうを
 遠い目をして見てから、おもむろに唇を開く。]

  ……山羊ぃ。山羊いー! おい明日太郎!

「うるさい。誰が明日太郎だ」

[現れたのは長身の男。
 黒い礼服に身を包み、白い手袋をして、]

(2) 2015/06/17(Wed) 10時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[ いかにも執事然とした彼の頭は
 ──立派な角をもつ白山羊のそれだ。

 山羊は小さくため息をつくと、
 少女の手のグラスに酌をして言う。]

「……また、退屈になってきたのか」

 そう!また!──いや、まだ?
 どっちでもいいやー! なのよ!

[ナイトメアは山羊の顔を見上げてまくし立てる。]

 サロメもウィリアムテルも赤ずきんも桃太郎もマクベスも!どれも面白かったの。だけど、どれもまだまだ足りないのよ。
 まだまだまだまだまだまだ!

 わたしの地上の「ヒト」への興味は尽きないのですよー?

[こてり、と首を傾げて、頬を膨らせた。]

(3) 2015/06/17(Wed) 10時頃

広場のお告げ (村建て人)

 ♡ ♠ ♢ ♣ ♡ ♠ ♢ ♣ ♡ ♠ ♢ ♣ 
悪魔ナイトメアの興味は、
もっぱら他の世界のヒトにあった。

「我善良にして性悪な悪魔也」と自称する彼女は、
世界線を越えて生きたヒトの時間を──
具体的には眠っている時間を借りて、彼らを舞台上に招く。

招かれたヒトビトは
自然と舞台での己の配役を理解し、
台本なしの即興劇を演じる。

その劇がうまくいこうがいくまいが、
少女はそれに興じ、それから彼らを元の世界に返すのだ。
戻されたヒトビトにとっては、
眠っている間の出来事はただの夢程度にしか残らない。

それは、悪魔がこっそりと行う、
ちょっと悪趣味な一夜一幕のエンターテイメントだった。
 ♡ ♠ ♢ ♣ ♡ ♠ ♢ ♣ ♡ ♠ ♢ ♣ 

(#0) 2015/06/17(Wed) 10時頃


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[山羊は悪魔の駄々にただ「そうか」と受け流すのみ。]

 ──だからネ、明日太郎。ワタシは招集をかけるヨ。

「アスタロトだ。今度はなにをしでかすつもりだ」

 んー。極上の劇を、極上?
 たぶん極上! の面子で! 一夜同時上演するヨ!

「忙しくないかそれは」

 悪魔に不可能はないヨ!

[まるで企みごとを話す子供のように
 嬉々とした表情を浮かべると、
 ナイトメアはとん、と一つ足踏みをして、
 ごにょごにょと山羊に何かを囁く。

 山羊はまた呆れ顔。小さく肩を落とすと、
 「御意」と応えどこかへ消えていく。]

(4) 2015/06/17(Wed) 10時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[残されたナイトメアは、
 先程とうってかわってご機嫌な様子。
 ひらりと指先を躍らせれば、
 ごとん、と机上に落下するのは二冊の本。

【Alice's Adventures in Wonderland】
【Through the Looking-Glass,
 and What Alice Found There】

 同時に落っこちてきた一羽のひよこ>>0の頭を、
 指でつついた。]

  ──ああ、"アリス"。僕の"アリス"!
  これからはじまるのは、一夜限りの即興劇。
  君達はいったい、どんな
  すばらしい劇を、見せてくれるんだい──

[待ちきれないね、と、歌うように呟いて
 ワインレッドの中の三日月を、一息に飲み干した。*]

(5) 2015/06/17(Wed) 10時頃

広場のお告げ (村建て人)


[――そうして、

悪夢は夜を越え、世界線を越えて、役者たちを舞台に招く。

蒼い三日月昇る夜に。
夢の世界の狭間に。

一夜劇は、静かに幕を開ける。]

(#1) 2015/06/17(Wed) 10時頃


広場のお告げ (村建て人)

    【 Etude of NIGHTMARE 】

(#2) 2015/06/17(Wed) 10時頃


広場のお告げ (村建て人)

/*
【只今舞台準備中……】
入村解禁は18日00:00からとなります。
暫くお待ちください。/*

(#3) 2015/06/17(Wed) 10時頃


広場のお告げ (村建て人)

 ♠ ♢ ♣ ♡ ♠ ♢ ♣ ♡ ♠ ♢ ♣ 

ご案内――――。

この村は過去キャラRP村です。
役者は事前に決まっております。
レーティングはR-15です。

『不思議の国のアリス』
『鏡の国のアリス』のパロディを含みます。

(#4) 2015/06/17(Wed) 23時頃


広場のお告げ (村建て人)

参考
http://www.genpaku.org...
http://www.genpaku.org...

+++*上演スケジュール*+++

♡プロローグ 元の世界→舞台へ 

 ――蒼い三日月の昇る夜。
   不思議陣営は不思議の国へ。鏡陣営は鏡の国へ。
   それぞれ用意された舞台へ
   眠りと同時に落下する。

 この時、三月兎といかれ帽子屋は
 どちらの国も行き来することができる。
(原作上どちらにも登場し、かつ勝利条件が厳しいので)

 他の参加者は所属する陣営の国にしかいけない。
 突然迷い込んだ夢の国に戸惑うも、楽しむも、あなた次第だ。

(#5) 2015/06/17(Wed) 23時半頃


広場のお告げ (村建て人)

♠1日目 不思議/鏡→悪夢へ

 ――鏡が割れる音と共に、二度の落下。
   目覚めればそこは狂気に満ちた悪夢の国。

 前半24hを各陣営の交流期間とする。
 24h経過後、ナイトメアから通知が出るまで
 殺しあいに至る戦闘を禁じる。

 武器や能力を手にするのは24h経過後となる。
(元々持っている能力に関しても
 できるだけ使わないでください)
 

(#6) 2015/06/17(Wed) 23時半頃


広場のお告げ (村建て人)

♢2日目以降 悪夢での戦闘

 ――いずれかの陣営が勝利するまで、悪夢は終わらない。
   狂った世界での一夜劇をお楽しみあれ。

♣エピローグ 悪夢→目覚め

 ――三度の落下から、現実世界で目覚める。
   一夜劇は幕を閉じ、日常が役者達を待っている。

 勝利陣営にはなにかささやかないいことがあるかもしれない。
 

(#7) 2015/06/17(Wed) 23時半頃


広場のお告げ (村建て人)

++++◆ATTENTION!◆++++

PLのNGは守りましょう。楽しい一夜劇を。

チートは厳禁です。

固まりすぎず、広く絡めるようにお願いいたします。

上演中は、この劇の事を劇場の外でお話しになりませぬよう。
萌えも悶えも灰に綴ってください。

PLはキャラクターが全員元の世界に帰れる事を知っていますが、
各キャラクターが上演中それを知ることはありません。

窓職がおります。ランダム厳禁・役職希望をお忘れなく。
♠   ♢   ♣   ♡
アリス2名…聖痕者 ハートの女王・赤の女王…囁き狂人
ダムとディー…王子様 いかれ帽子屋…笛吹き 三月兎…邪気悪魔
シロウサギ・チェシャ猫・ハンプティダンプティ…村人
♠   ♢   ♣   ♡

(#8) 2015/06/17(Wed) 23時半頃


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2015/06/17(Wed) 23時半頃


機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 00時頃


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 00時頃


広場のお告げ (村建て人)

 
『  Alice! A childish story take,
   And,with a gentle hand,
   Lay it where Childhood's dreams are twined
   In Memory's mystic band,
   Like pilgrim's wither'd wreath of flowers
   Pluck'd in a far-off land.      』
 

(#9) 2015/06/18(Thu) 00時頃


広場のお告げ (村建て人)

――それでは、素敵な一夜劇を。

(#10) 2015/06/18(Thu) 00時頃


村の設定が変更されました。


地下軌道 エフが参加しました。


【人】 地下軌道 エフ

[──それは蒼い月夜≪グッドナイト≫の物語]

(6) 2015/06/18(Thu) 00時頃

【人】 地下軌道 エフ

[…さあさあ、お休みお休み。

現世乃鐘≪シャチク=タイム≫の準備は整った。
次なる日≪オシゴト≫を迎える迄あと数時間。
至福乃時≪ジ=ユウダー≫を満喫し、
更なる試練≪ゲツヨウビ=ク=ルナ≫を越える為、
大いなる幻想≪マボロシ≫を打ち壊す≪クラッシュ≫為に。
蒼い三日月が登る夜≪グッド・ナイト≫。
次目覚めるのは新たなる時≪コケコッコー≫だ。

──そう、乙はその様に信じていたのだが。

訪れるは浮遊感。海に浮かぶ感覚。
だが足掻くこと叶わない。
目が重たいのだ、きっと眠いから。
逃れる事叶わず落ちれば深い深い夢の中…]

(7) 2015/06/18(Thu) 00時頃

【人】 地下軌道 エフ

[栄養ドリンク≪シャチクドリンク≫の瓶がガタンと
落ちればその男、無様にも床で眠っていたか。


黒企業≪ブラック=キギョー≫は又も白≪マヨネーズ≫を散らす。]

(8) 2015/06/18(Thu) 00時頃

薬屋 サイラスが参加しました。


【人】 薬屋 サイラス

 さて、もう寝なさい


[サイラス=K=ヘルシングは妻である相手にそう伝えて
幸せな時間をその日終わらせるために]


 こういう生活は悪くない…いや、悪いのかもしれないな


[そんな事は思っていない事くらいわかっている
それでも、幸せである今を過ごすのが良いのだろうかと。迷いもあって]


 おやすみ、また明日…


[原稿を置いて、その額にキスをする。右腕の無い彼女は微笑んでくれただろうか
また明日、約束された明日を一緒に過ごすために部屋の電気をそっと消して――**]

(9) 2015/06/18(Thu) 00時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 00時半頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 00時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 00時半頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 00時半頃


良家の息子 ルーカスが参加しました。


【人】 良家の息子 ルーカス

[――カチ。

静寂に満ちた部屋に小さく鳴るは、時を告げる針の音。長針と短針が互いに重なり合うその時間を示す音に、男は手にした本から顔を上げる。
閉じた本は、傍のサイドテーブルの上へ。寝る前の軽い読書も、その後にこのテーブルの左端へと本を置いて眠る事も、男にとっては何年も前から、毎日変わらず繰り返してきた事。

……だけれど。
最近はそれに加えてもう一つ、繰り返される事が、増えた。]

(10) 2015/06/18(Thu) 02時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……、良く眠っている。

[部屋を照らす小さなテーブルライトに照らされる、短く切り揃えられた色素の薄い髪。白い肌は照明の光を受けてほんのりと色付き、切れ長の目は今は閉じられて長い睫毛が揺れるのみ。

今日は早めに帰宅する事が出来たけれど、仕事の具合によっては夜が更けてから帰宅する事も少なくは無い。
だけれど傍で眠るこの人物は、遅くなった日でも男の帰りを待たずに眠った試しは一度も無かった。
毎日、毎日。住み始めて間もないこの小さな家に帰ったのなら、必ず笑みと共に向けられる"お帰りなさい"の、その言葉が。
男の心をどれだけ癒してくれている事か――この者は、きっと知らないのだろうけれど。

規則正しく立てられる寝息を聞きながら、暖かな頬の温度を確かめるように、指先で触れ。
少しだけ背を屈めて指で触れた其処へと唇を落としてから眠る事が、この家に来てから新しく加わった決め事の一つ。

――もっとも。
"この事"は、眠っている相手には、未だ秘密にしている事だが。]

(11) 2015/06/18(Thu) 02時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 おやすみ、"   "。
 ――……良い夢を。

[静かな部屋の中、距離の近付いた相手の名と眠りの挨拶を唇に乗せて。
傍のテーブルに乗った灯りを消して自分もまた布団の中へと潜り込み、程良く襲い来る眠気に抗う事無く、目を閉じる。

時計の長い針は、日付が変わってから丁度数字を二つ超えた所。
それもまた、何時もと何も変わらない。

――そう。
"ここまでは"、何も変わらない。]*

(12) 2015/06/18(Thu) 02時頃

ろくでなし リーが参加しました。


【人】 ろくでなし リー



[    今日は久方ぶりの「お祭り騒ぎ」
     下っ端まで総出の「大舞踏会」    ]


   ――――ご破談ですかね。
   それでは仕方がァありやせんな。


[ 静かに響いた カシラの声の向こう

 あのひとの脇差しが シャラリと

 鞘を脱ぐおとが聞こえた気がした。]


 

(13) 2015/06/18(Thu) 02時半頃

【人】 ろくでなし リー


[ 時は、少し未来の日本のどこか。

 巨大な街の喧騒の裏で生きる指定暴力団「春日組」に、
 見慣れぬ影をひとつ連れた ひとりの幹部が舞い戻る。
 
 ――それから、早数年。

 世の中はそう易易と変わりはしないもので、
 相も変わらず不器用な男たちは
 義理と信条のために刃を振るう。

 僕も、あのひとの手を取ったときから
 そのうちの ひとりとして
 「命」を預けて暮らしている。]
 

(14) 2015/06/18(Thu) 02時半頃

【人】 ろくでなし リー


   敵陣ど真ん中に赴いて
   四面楚歌の喧嘩をフッ掛けるなんざァ
   天晴れな気狂いでしょう。

[  僕を含めた大勢の前で、カシラはさらりと襟を正す。]

   これは指示でもお仕事でもあらしゃいません。
   私が咲かす一世一代の宴席に
   華を添えたいど阿呆だけ、ついてらっしゃい。

[ 微かに騒めく衆目達のなか、壁に背を預けたあのひとは
  既に知っていたかのように瞼を閉じていたけれど

  僕の目には、痛いほどに握られた拳が 見えた気がした。]
 

(15) 2015/06/18(Thu) 02時半頃

【人】 ろくでなし リー

― 日本某所 某組 邸宅 ―

[だだっ広い平屋の日本家屋を取り囲む まっ白い塀。
通信が終わると同時、停めたバンから生えた足は都合8本。
黒いシャツを闇に溶かした男4人が、薄蒼い三日月を背に
地面に濃色の蛇を描いた。]

  ……合図だ。  死なねーてーどに、全力で
  躊躇だけはすんな…って金城にゃーいらない忠告か。

[はじめてのシャテイ、という名の同僚にそれだけの指示をして、僕はひらり、白い塀にキャメルの革靴で黒い足跡を残す。

耳の中に埋めた通信機からは、表玄関に回った奴らの声と
陽動に回った何組かの怒号がごちゃまぜに響いて]

  耳いてぇや。

[細いコードを引っ張って、電子部品ごとポケットへ入れた。]

(16) 2015/06/18(Thu) 02時半頃

【人】 ろくでなし リー

[淡い月光が、刈り揃えられた芝を染める夜。
敵陣の庭に降り立った僕の目がとらえるのは
優雅に鯉が泳ぎやがる池と コツリと傾く鹿威し。

そして、敵幹部とカシラとあのひとが居るであろう奥の間。
僕は既に血塗れの鉄火場になっているであろう渦中を

 一瞥して、背を向けた。

 助けには行かない。「助け」は必要ない。]

  さァ、俺等はオレ等のおツトメをしましょーか。

[指先のあいた革手袋の手で、獲物の鞘をギチリと握り
ゆるくうねった猫毛を夜風に揺らす。

4つの影はとりわけ素早く、音もなく。
決められた退路を確保しに 夜の中に身を溶かす。]

(17) 2015/06/18(Thu) 02時半頃

【人】 ろくでなし リー

[ 信じるか、離れずそばにいるか どちらかにしろ。
 そう、僕を叱ったひとの顔は今でも忘れない。

    …だから、傍に居たのだけれど

 僕に刺さるはずだったナイフが、
 あのひとの腕に突き立った瞬間。

 敵への殺意よりも絶望で止まってしまった僕の足は、
 なんの役にも立ちやしなかった。

    僕のせいであのひとが傷を負うくらいなら
    (僕が彼の弱みになってしまうのなら)

    あのひとの傷が 僕を絶望させてしまうなら
    (彼なら大丈夫だと信じ切る事ができないのなら)

 傍に在るのは、こころだけでいいと決めた。]

(18) 2015/06/18(Thu) 02時半頃

【人】 ろくでなし リー


  ……敵さんもなかなか鼻がいいみてーだね。

[忍び込んだ屋敷の廊下、既に気絶している見張りの男を踵で転がして、暗い廊下の奥から集まる足音を見つめる。
走ってくるのは…多分3人。対して此方は4人。

――目配せをして ツーマンセル
柱に身を隠し、しゃがんで様子を伺う同僚の上に
は、と小さな呼吸を落とす。

奇襲からの一人一殺は難しい事じゃない。
通り過ぎざまに、狙うは後頭部と首…そう算段を付けた頃

背中側で突然開いた襖から覗いたのは 真っ黒な銃身。]

(19) 2015/06/18(Thu) 02時半頃

【人】 ろくでなし リー

  カネシロ!!!!!!!

[同僚の肩を思いっきり蹴るのと、同時に響く銃声。
セオリー通りなら、すぐに2発目が ―――来る筈。

その   前に ]

  ぁァアアア!!!!!!

[灼かれたように熱を持つ足を踏みしめ
爆ぜたガンファイアが照らした腕に、銀刃を振り下ろす。

  撃たせねーよ
  そんな簡単に… 殺させてたまるかっての

骨を断つ感触が腕を伝うと同時、体制を立て直した金城は
無言で”そいつ”を黙らせていた。]

(20) 2015/06/18(Thu) 02時半頃

【人】 ろくでなし リー


  あーあー……

[  僕から疾さを取ったら何も残んねーっつーのに。

鉛で穴があいただろう足に舌打ちをして、
得物を翻し 目の前に近づく足音達を出迎える。

そう安々と死んでいい命でないってーのは
俺がいちばんようく知ってるから、
粗末にするつもりはねーけども
大事しろと教えられたものがあるわけで。

それは、僕があのひとに貰ったものでも あるから。]

  俺はでーじょーぶだから、気にしてヘマったりすんなよ。
  ま、ヘーキか。 お前 俺よりつえーし。

[ははっ、と 熱の篭った息は、半笑いの口元で消した。
笑えば痛みは感じないと、あのひとが教えてくれたから**]

(21) 2015/06/18(Thu) 02時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 02時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 03時頃


【人】 地下軌道 エフ

■pickup//回顧:祈りの言葉≪シンネン=アケマシテ・オメデトウ≫

[──或る時、其処に年が明けた。
其れは神の祭壇≪ジンジャ≫で起きた戦争≪クロマクハショウユ≫。
彼等祭壇の守護者≪ニート≫達は紅≪ケチャップ≫派か
白≪マヨネーズ≫派か対立していた。

参じるは紅≪ケチャラー≫を率いし赤蛇≪ヤマタノオロチ≫。

対するは神の祭壇≪ジンジャ≫を守護する
白き巫女≪キューピー≫守りし白≪マヨラー≫。

彼等の戦いは大地を汚し、森を腐らせ、
大地を穢れさせたのである。

…その戦≪クロマクハショウユ≫にて黒の力≪ショウユ≫を手に入れた男≪ハカタノ=シオ≫は禁忌の英雄≪-ラグナロク・ヒーロー-≫として目覚め、彼等へと笑みを浮かべた。]

お先に失礼しますね、せ・ん・ぱ・い?

[その地に虹の力≪オ-ロラソ-ス≫を齎した英雄≪ハカタノ=シオ≫の名はリーガル・F・ヘクター。手に和紙之本≪ウス=異本≫を携えた一人の研究者≪scientist≫である。]

(22) 2015/06/18(Thu) 03時頃

【人】 地下軌道 エフ

■pickup//回顧:寝る少し前の事

…ったく、彼奴め。
何故そこ迄して社畜≪ハードモード≫になろうとする。
ケチャップ舐めて「野菜取りましたー♡」…って、
トマト≪タイヨウノ=メグミ≫だけで栄養足りるか阿保め。

[──時は過ぎ去り、明くる年。
彼は新たなる戦場≪サード・ヤマタノオロチノ乱≫で戦っていた。
理由はただ一つ、祭壇≪ジンジャ≫にいる白き巫女
≪キューピー≫を護衛する為である。
かつて仲間だった男≪クサナギ=ツヨシ≫が赤≪ケチャラー≫へと
姿を変えた挙句にヤマタノオロチ≪メッサ=トマトピューレ≫に
なった事には驚いたが……ああ、そういえばそんな
前例≪ケチャリオン≫がいた気がするな。]

だが、そんな事はどうでも良い。
不安定ナ栄養価≪エネルギー・アウト≫になっても知らんぞ?

[和紙之本≪ウス=異本≫を開きながら黒の力≪ショウユ≫は笑う]

(23) 2015/06/18(Thu) 03時頃

【人】 地下軌道 エフ

喰らえ!!痛撃之乱波動撃≪ワサビ×マヨネーズ←ショウユ≫!!!

[  そして ――――最終決戦が、今、終わった! ]
※過去形


エドワァァァァァァアアアアッッズ!! 機材だ!! 機材持ってこい!! 人間辞めてでも用意しろッ!!!

[そしてこのあと、全てを終わらせて全身全霊頑張った
社畜≪チャント=テイジカエリ≫自宅の床でぶっ倒れて今に至るのだ。]

(24) 2015/06/18(Thu) 03時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 03時頃


小僧 カルヴィンが参加しました。


【人】 小僧 カルヴィン


 何、この部屋。

[床から壁、家具に調度品と、全てが赤と黒で埋め尽くされた一室。
部屋と呼ぶには些か広すぎるその場所で、少年は眉を顰めて言葉を吐いた。]

 目がちかちかする。趣味が悪い。
 もう少しどうにかならなかったの?これ。

[どちらの色も主張が激しく、視界の暴力意外の何物でもない。
数度瞬きを繰り返してみるが、一向に目が慣れる気配も無く。更に眉間の皺が増えるだけ。]

 “僕の部屋”だっていうのに
 主の好みを華麗に無視するなんて…

  
[ (  ──嗚呼、気に食わない。 ) ]

(25) 2015/06/18(Thu) 03時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[入学から早1ヶ月が経ち。新入生もようやく動く階段や校内を徘徊するゴーストに慣れてきていた。
そんな、よく言えば穏やかな…悪く言えば代わり映えのしない日々に足を踏み出した矢先の、この出来事。

ふわり、浮いた感覚から
気がつけばこの赤と黒の部屋へと降り立ち。
混乱するのとはまた別に、自分の“役割”を理解しているという不可思議さ。]

 …僕がハートの女王だったなら、
 トランプ兵に命令してこの部屋を
 青と白に塗り替えたのに。

[なんて、只の戯れ言を嘯く。
ペンキ臭くなるのも御免蒙りたい。

ぼすん、近くにあったソファに身を沈めて。
もう一度寝ればこの悪趣味な夢から覚めるかな なんて。
期待はあまり抱かずに、瞳を閉じた。*]

(26) 2015/06/18(Thu) 03時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 03時半頃


さすらい人 ヤニクが参加しました。


【人】 さすらい人 ヤニク



[ ひとつ確実なのは、
  それは白い仔虎はなーんも関係なかったこと。
   ( それも、憎たらしいくらいに! )


  すべて、(そう、なにもかも!)
    黒い仔獅子が、やりやがったんだ! ]

 

(27) 2015/06/18(Thu) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― 『聖戦』から三年後/『リィブラ』での一幕 ―

  ――― おい、ハーディ!!


   [ 響き渡んのは、怒号。 ]

[ 蒼い三日月の形した光が、
 古くがたついた窓辺から昏い部屋を照らし出す。

 ランプひとつくらいじゃ、
 心許なく無い程 夜は深まってきた。

    … が、知ったことちゃねえ! ]

    聞いてんのかよ、テメー!

 

(28) 2015/06/18(Thu) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ ぱたん ぱたん

 微睡みに瞼を閉ざして、
 やけにリラックスした面もちの仔獅子が
 うるさそーに ぱちり。
 
 粗末なあばら家の床に寝っ転がったまま、
 ゆっくりと 金色の瞳を覗かせた。 ]

 …… あのなーあ……っ!

[ 今日という今日は我慢ならねー。
 あの女王や他の神が許したって俺が許さねー!

 ふるり、

 怒りを隠すことはねーまま肩が震えんのを
 呆れたよーに、片隅で白い仔虎が見つめてたのは
 (この仔虎、不思議な事に三年前から全く変わらない)
 漆黒の毛並みを見つめてた碧眼には知らぬ話だ。 ]

(29) 2015/06/18(Thu) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 なんで怒られてんのか、分かってんのか!?
 順番に言ってやろうか!!

[ 『どうでもいい』みたいな顔をして、
 黒い仔獅子が寝ようとしやがったもんだから
 首ねっこ引っ掴んで、虚空に宙ぶらりんにしてやった。]

 واحد(ひとつ)!
 今日‟あいつ”の屋敷に盗みに入ったとき、
 わざと転ばそうとしただろ!?

 シノのやつに見つかったらまた面倒だった―― 、
 っつーのは、おいといてだなー…。

[ 赤い髪が、頭ん中で躍って消えてく。

 今日掴む腕が無かったことにゃあ、
 ひとまず安堵はしたものの苦い顔はそのまんま。]

(30) 2015/06/18(Thu) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 (なんせ、宝の詰まった袋の中身を
   追っ手を撒いてる最中にぶちまけかけたんだ!)

[ ――― だが、

  取敢えず ぽんっぽん溢れてくる文句を
  ひとつ ふたつ 呑み込んで、  ]


      [ こほん ] 


   [ 仕切るよーに、咳払い一回。 ]

 … ま〜、これはいいとするぜ?

  [ いや、良くはねーけど。ねーけど。 ]

 俺も、アンファールの子分たちも、
    だーれも捕まらなかったんだからな!

(31) 2015/06/18(Thu) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 次だ、次!اثنان(ふたつ)!
 大事なもんだから触るなって言ったよな!?

[ 盛大な溜息を 大袈裟に吐いてやりゃあ、
 怠そうなハーディをゆらゆら揺らしたままに
 次に指差したのは、これまた古臭い骨董品。
 
  …… 元々その陶磁の花瓶は、
     たーしかに、ぼろっちかったが。

 でも、完膚無きまでに
    木端微塵にゃあなってなかった。

 そう、生ける花がきちんと
    咲き誇ってたくらいにはな! ]

  あれ、割ったんテメーだろ?
 さっき、この目で見たんだからな!!

(32) 2015/06/18(Thu) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 割れる音聞いてなにかと思えば、
 知らんぷりしやがったのまで、ちゃ〜んとなあっ!

[三年前から枯れねーよーに、
 時を止められた黄薔薇が七輪。

 無惨に散らばっているのを見ながら、
 そこで漸くハーディを下ろしては拾い集めて
 一束に纏めてやったはいいが 生憎花瓶もねーで。]

 ( あんまし使いたくねーが…、 )
  
[背に腹は変えられねーので、
 人差し指を振れば、
 花瓶はちっさな光を帯びて欠片から立体へ。
 微塵も分からなかった原型を取り戻してった。

 ―― ‟神の力”とやらの、無駄遣いにも程があるぜ。]

(33) 2015/06/18(Thu) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 地に手をついて、
 床を擦るみてーに花瓶に近付きゃあ、
 手の中の七本を すとんっと、空洞ん中に収めて。

 それを、ベッドの横のちっさな棚の上に戻す。
  
 そーいや、先に棚の上に乗ってた
 今日届いたばっかのベネットの手紙に目が留まって。
 指を伸ばしかけたもんだが、それは後回し後回し。

   まーた地面で伸びてるハーディから、
   八つ当たりみてーに、碧眼はぐるうり。

 片隅で沈黙を貫いて毛繕いする仔虎へ、
  通過ついでに粘っこい視線を向けてやり、 ]

 …… アースラも、
 こいつ問題起こしてばっかだから見張っとけつったろ?

(34) 2015/06/18(Thu) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ そのまんま。 ]

   そーれにしても、
 
      ثلاثة(みっつ) ――― 。
    
[ 一周して辿り着くのは、
 ドアの横の壁に立てかけられた‟異物”。 ]

 
 ―― … テメー、これどっから持ってきたんだよ…。

[ それは 淵を銀の彫刻と
  ごちゃごちゃとした宝石が飾る、

   無駄に高そうな、『鏡』だった。 ]

(35) 2015/06/18(Thu) 04時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 04時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 04時頃


記号の妖精 ミームが参加しました。


【人】 記号の妖精 ミーム

 オッサ ────… 
  おじさま、美味しいココアありがとう

[ "タテマキツインテール"を作ってる
       キューブの付いた可愛いヘアゴム ]


 でもぉ、もうお説教は要らないかも

[ 玄関口で彼へ振り返れば揺れる
   オレンジ色のオフショルワンピース

  と、胸に詰めた鉄球 ]

(36) 2015/06/18(Thu) 04時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[コツ とヒールを踏鳴らし、脚を揃えてお辞儀をする。
ワントーン高くした声は努めて女の子らしく。
 チークを乗せたピンクの頬を
 それはもうかわいーーーく膨らませた]

  せっかくデートの用意したのに台無しなんだから。
   ぷくぅ

[ ココアは美味しかったけどね。
 付け加えたら、
 ころりと笑顔に切り替えて別れの投げキッスを ]

  ん〜〜〜〜… ちゅっ ♡

[ さて、元傭兵がどんな顔をしたかは知らない。
さぞ可愛いと思った筈。鼻の下でも伸ばしてやがれ。

彼の家に背中で別れを告げ、
厚い雲から覗く僅かな灯りを頼りに店へと目指す]*

(37) 2015/06/18(Thu) 04時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

  オッサン相変わらずウッゼェ!!!!

[絡繰のランプの炎が小さく灯る。
 店の上にある自室は自身が作った絡繰でいっぱい。
 術式で灯るランプに「ただいま」と声をかけ
 ヒールも髪を結っていたゴムも床へと乱暴に投げ捨てた]

 あんっだよ、貴族サマ殴る回数へってんだろ。 
  寧ろ褒めろってんだ。クソ。
 あーあーー明日は店閉めよ。気分じゃねぇ

[明日は親友と弟分でも飲みに連れ回そうか。
せっかく、あの戦い以来の新作女装をお披露目してやったのに…
正座させられるとはなんたる事態。

これは二人にベタ褒めさせないと気が済まない]

(38) 2015/06/18(Thu) 04時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

  ………にしても肩凝るな
        こりゃ改良が必要だ

[ワンピースから零れ落ちる鉄球が
 ゴッ と鈍い音を立てて床に落ちてゆく。
足で適当に転がし、漸くベッドに身体を沈めた ]

(39) 2015/06/18(Thu) 04時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

["アレ"が終わってからの代わり映えのない日々。
 戻った"ように見える"日常

 通信機でコールをすれば親友達は付き合ってくれる
 新しい日常には兄貴の存在も増えた
 
さっきのオッサンだって前と変わらず世話を焼いてくれる ]

( でも )

[ 瞼を閉じて思い描く先 ]

  (ぜんぶぜんぶぜーーーーーんぶ )

[ あの日に喪った命。
  あの日に手に入れた機械の命 ]

[人間の俺はひとりだけ。
 ペルダンと貴族に境がなくなったって]

(40) 2015/06/18(Thu) 04時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 ────つっまんねェ

[ごろん、と寝返りをうったらもう考えない。
 思考を切り替えよう。

 さぁてどんな夢がみれるのやら

 男シュゼット、今日も夢へと全力疾走!

ランプを消した部屋、
窓から零れる蒼い光に全力疾走を開始した]*

(41) 2015/06/18(Thu) 04時半頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 05時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

 だーっ、今日盗んだやつや今までのやつに
     こんなの無かったろ…!

[ ‟義賊”だとか、世間で言われてるが。
 結局は、俺たちは‟盗賊”でしかねー。

  … けども。

 それでも、‟義”を通さねー盗みは勘弁な訳で。

 これが、例え動物の仕業だとしても
 どっかから勝手に持ってきたもんなら、
 それは俺としては何よりも許せねーことだった。]

 … 余計な力使って、救えねーことに
  寿命縮めんのはやなんだけどなー…。

[ 白金の髪をがしがし。
  鏡の中の、頭を掻く俺自身と睨み合いながら。]

(42) 2015/06/18(Thu) 05時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


[実質命と引き換えの、
 『あの戦い』で手に入れた力を想いやするが――。]

 ( …悪徳貴族以外から盗ってきたなら、
  これで困ってる人も居るかもしんねーよな… )

[ そう思ったら、放っちゃおけなくて。

 『持ち主』を調べるために、
   その鏡面に触れようとした 矢先。 ]

   …… ふぁあ、

       … ねっみ。

[ 不意に奥から零れてくるよーな欠伸と、
 じんわりと襲ってきた睡魔に目を擦る。 ]

(43) 2015/06/18(Thu) 05時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[―― そんな眠気なんざ、
 全く気付かなかった 完全な不意打ちだったが。

 たぶん、ハーディへの『怒り』っていう
         糸が切れたせいだろう。 ]

 ( …そーいや、今日、力使い過ぎたっけな? )

[ ――― 神の力っていうでかすぎる力には、
      フツーは、人の体は耐えきれない。
 
 だから、それを行使すればする程  
 身体は (心も) 疲弊していくわけで。
 さっき、花瓶を戻したので本日三回目。

 人の病を治して、
 泣いてるガキの落とし物見つけてやって。

 … そりゃ、そろそろ疲れきって当然だわな。]

(44) 2015/06/18(Thu) 05時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 しゃーねー!

 どーせ今日探しても、
    行く訳にはいかねーしな〜。


    明日にすっかあ…。

 [ 手を組んで、天井へと身体を伸ばす。
  ついでとばかりに、もっかい欠伸が零れて、]

        [ ちら。 ]

 [ と、合間に細まる目で仰ぐのは窓枠の先。 ]

(45) 2015/06/18(Thu) 05時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 

   [  白金の睫毛をあげた天、
      蒼月の夜は、更に濃く。  ]


[今日はもう休んで、
  朝一番で探した方がよさそーだ。


  そう決めりゃあ、
   立ち上がろうとしかけて、

 ――― 一瞬、気の遠退くよーな感覚がした。 **]

(46) 2015/06/18(Thu) 05時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 05時半頃


掃除夫 ラルフが参加しました。


【人】 掃除夫 ラルフ

― イタリア とある路地裏 ―

[眩いオレンジ色の太陽が地平線に溶けて
薄青の宵闇が迫る頃。
彼と我の輪郭が曖昧になる時刻。

こつり、こつん。
マフィアが暗躍するイタリアの
路地裏に黒い影が伸びる。
地べたにへたりこんだ薬の密売人を

血のように赤い双眸が眈眈と見下ろした。

密売人は口角から泡を飛ばしながら懇願する。]

『見逃してくれよ──、あ、あんた、カルタファミリーの「欠番」だろ! 裏切り者のスコーピオン。金なら積むから、俺に──』

(47) 2015/06/18(Thu) 06時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 
     Pezzo di Merda !

[──言い終わる前に、
密売人の鳩尾に鋭い蹴りが叩き込まれた。

密売人の髪を掴んで上を向かせては、
男はにっこりと笑う。]

 ははあ……「カルタ」の「蠍座」……
 その名前で呼ばれるのも久しぶりっすね。
 裏切り者。間違っちゃいないけど。

 お生憎様。
 ……今は「コーサ」のボスのモンでね。

(48) 2015/06/18(Thu) 06時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ 銀の閃光がぎらり、煌めく。

手にしたナイフで密売人の首筋を流れるように
切りつけ、毒で死んでいく「それ」から離れた。

星座の名を冠す「カルタファミリー」の構成員。
その欠番「蠍座」だった男は、
今は「コーサファミリー」の掃除夫。

男の名を、ラルフという。]

(49) 2015/06/18(Thu) 06時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ラルフは息を吐くと、
少し端末と格闘してから連絡をいれる。
さっきとはうって変わって柔らかな笑みをうかべた。]

 ──お掃除、終わりました。

 ……フォダンショコラ? はあ、あんたも好きだね……。
 ヤニクさんとの話は終わった?
 獅子座や牡羊座は――。ああ、いいや。帰ってから。

 声が疲れてる。
 出来るだけ早く帰るけど、待たず寝ていいからな。
 言ってる間に早く帰って来いって……? はいはい。

 了解、ボス。

(50) 2015/06/18(Thu) 06時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


通話を終える。
すでにあたりは薄闇に包まれている。
吐息は白く、しんしんとした寒さが降りてくる。

赤い星<アンタレス>が出るのはまだ少し先の事。
黒いコートを揺らし、蒼い三日月浮かぶ空を一瞥した。

く、とこみあげるあくびを押し殺した。
帰って諸々済ませたらベッドとランデブーしよう
などと考えながら。

音も無く路地を歩いていく。]

(51) 2015/06/18(Thu) 07時頃

【人】 掃除夫 ラルフ




            「にゃあ」

(52) 2015/06/18(Thu) 07時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[その声を聞いたのは、どこでだったのか。
コーサへと帰還し、仮眠をとろうと瞼を閉じた瞬間。


 転げ落ちていくような感覚を覚えて――。*]

(53) 2015/06/18(Thu) 07時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 不思議の国/公爵夫人の家 ―

[目を開けたときには、やけにおおきな台所にいた。
見渡せば 非常に醜い顔の女、あたふたするコック、
泣き叫ぶ赤子の三点セット。
酷い歌が聞こえる。] 

「ガキにはあらっぽい口きいて
 くしゃみしやがったらぶんなぐれ!
 どうせいやがらせでするくしゃみ
 こっちが怒るの知ってやがる」

「わぁ! わぁ! わぁ!」

   ――…………っるせえ! 

[思わず叫んでいた。
公爵夫人は知らんふり。
そもそもかけすぎた胡椒によるクシャミや
合唱に掻き消されて自分の声すら聞こえやしない。]

(54) 2015/06/18(Thu) 07時頃

掃除夫 ラルフがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(掃除夫 ラルフは村を出ました)


掃除夫 ラルフが参加しました。


【人】 掃除夫 ラルフ

[それでも笑わなければ、という役割だけは
頭にこびりついて離れず、騒がしい台所の炉辺に佇み、
辛うじて苦笑を浮べた。]

  ……は? なにこれ?

[壁にかかっていた鏡を見て目を瞠る。
紫色のボロボロな服。自分の頭には猫の耳と尻尾。
――……なんじゃこりゃ、と呟き、耳に触れる。
明らかに獣のそれだった。

ふと、台所の外から
「公爵夫人どの、女王さまより、クロッケーのご招待〜」
なんて、まぬけな声がひとつ聞こえた。
(クロッケー場があるらしいとだけわかった)

ラルフは眉根に皺をよせながら、尻尾を揺らし家の外へ**]

(55) 2015/06/18(Thu) 07時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 07時半頃


【人】 地下軌道 エフ

■pickup//床の上:充電切れ≪エネルギー・アウト≫

…あー…くそ、如何して此処で切れるか。
白≪マヨネーズ≫ばっか取ると爆発≪カロリー=オーバー≫するだろ。

[まさに力が入らないとはこういう事。
幾ら英雄≪ハカタノ=シオ≫だと他者から言われても、
その巨大な力≪バンノウチョウミリョウ≫に飲み込まれれば
基本的に我を喪い消滅する者も少なくない。

…古の英雄≪ハカタノ=シオ≫の血を引いていたからこそか、
その暴走≪ワレ=ワスレ≫は抑えられている。
否、寧ろ……乙ではない存在が表に出てしまうので
ある種終わっているのかもしれない。]

ああ…くそ、力入らん。おかしいだろ、
何度あのギター侍に邪魔されれば…あああもう、
良品赤液波動≪カゴメ・プラシーボ・スパイス・ウェーブ≫見飽きた。
何が良品赤液波動≪-カゴメ・プラシーボ・スパイス・ウェーブ-≫だ。

(56) 2015/06/18(Thu) 08時頃

【人】 地下軌道 エフ

[ギター侍はギター侍らしくそこらへんの奴ら
斬っていろよ、何て思いながら。
手のひらに握ったドリンク≪シャチク=ノアイカタ≫を飲み干し
目を閉じるのであった──…



……あ、楽園≪ハピネス≫戦士モエキュンの録画…
いけね…して、な……]

(57) 2015/06/18(Thu) 08時頃

【人】 地下軌道 エフ

■pickup//夢の中≪イッツ・ア・ドリーム≫

[──目覚めは、塀の上≪タカイ・タカイ≫だった。
はて、何故こんな場所に登ったか。記憶にない。
だが乙が卵≪パンプティ・ダンプティ≫であると認識していた。

塀≪オチタラ=キケン≫から落ちたら大破≪ガラガラ=ガッシャーン≫、
元に戻らないのは間違いなく確定事項≪トツゼンノシ≫。
そんな滑稽な死に方≪ワレヤスイ≫などnothingだ。
乙はぼんやりとする思考≪ボンヤーリ≫を奮い起こす。]

…ああ、厄介な。
意外と高いではないか。

[特にやる事など無い。
だが、かといって此処から降りるにはかなりの
労力と知識と運が必要だろう。]

(58) 2015/06/18(Thu) 08時頃

【人】 地下軌道 エフ

誰か来てからだな。
割れたら元も子もない。

[不安定な塀≪オチタラ=キケン≫から降りる為にも、
此処へ立ち寄る者≪オトギ=ノ=ジュウミン≫を待つとする。
それまで暇だが、いや、まあ致し方がない。
誰かと会うまで歌を歌うとしよう。

高らかに、優雅に、清らかに、
傲慢な態度≪オレサマケイ≫を見せつつ語らおう。
それが乙≪パンプティ・ダンプティ≫であるからして。]

…夕火の刻、粘滑なるトーヴ
遥場にありて回儀い錐穿つ──

何で乙はこんな詩≪ジャバウォック≫知ってるのだけな。

[知るかそんな事。]

(59) 2015/06/18(Thu) 08時頃

会計士 ディーンが参加しました。


【人】 会計士 ディーン

─ サナトリウムにて ─

[──息をするのは、こんなに大儀だったろうか。

夕刻、紅い日の満ちる部屋。
零れたインクと消毒液の匂い。それと……僅かに香る、鉄臭さ。

吐き出す息は細く、細く。
つい先程までされていた事を思い出せば、不規則な呼吸はよりいっそう乱れていく。

肉を抉られる感覚は、恐らく一生忘れないだろう。
その時に奴が浮かべた嘲笑も、きっと。
刻まれた恐怖は、痛みは。 どろどろと渦巻き胸を重くしていく]

(60) 2015/06/18(Thu) 08時半頃

【人】 会計士 ディーン

[もう治らないと諦めていた病の治療法が見付かったのだ。
死んだ様な日々を抜け、これからまた新しい生が始まるものだと思っていたのに。
もう何も恐れなくて良いのだと、そう──思っていたのに。

それを嘲笑うかの様につけられた傷は、酷く深く治り難い]

 ──……ふ、 ふ。

[眼鏡を外し、傍へと放りながら、腰掛けていた寝台へと身体を横たわらせる。
そのまま目を閉じれば、今日はさっさと眠ってしまおうか。

明日にはこの″牢獄″ともお別れできるのだから*]

(61) 2015/06/18(Thu) 08時半頃

お針子 ジリヤが参加しました。


【人】 お針子 ジリヤ

[仄暗い部屋の片隅に少女がひとりいた

紅い頭巾の下から流れる
ストロベリーブロンドのお下げ髪に
僅か幼さが残っていたか

手にした蝋燭は、ひとつ

そこに灯された炎は、ゆらりゆらゆら、揺れ
今にも消えそうに儚げで
それは彼女の醸し出す空気によく似ていた

命は炎、それは──人という、存在もまた夢の如く]

(62) 2015/06/18(Thu) 08時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 …さあ、次は何のお話をしましょうか?


[雪深い北国で育ったその肌は抜けるように白い
滑らかな白磁を思わす頬

瞳は淡い淡いアクアマリン
視線は何処へ、何を見つめているのか
知る者は他に居らず

話し終えるその時まで、蝋燭の明かりは彼女を*照らす*]

(63) 2015/06/18(Thu) 08時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 08時半頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 08時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 09時頃


【人】 地下軌道 エフ

 我が息子よ、ジャバウォックに用心あれ!
 喰らいつく顎、引き掴む鈎爪!
 ジャブジャブ鳥にも心配るべし、そして努
 燻り狂えるバンダースナッチの傍に寄るべからず!

[卵男≪パンプティ・ダンプティ≫、詩文≪ジャバウォック≫を語る。
言葉は迷人≪アリス≫に向けての物。
意味が無い言葉には給金≪イミ≫を与えよう。
高い塀の上に座す尊大な『言葉』の解説者は
赤と黒際立つヴィクトリア朝貴族服の服装に身を包み、迷人≪アリス≫へと向けて詩≪ジャバウォック≫を語らう。]

 さてもジャバウォックの討ち倒されしは真なりや?
 我が腕に来たれ、赤射の男子よ!
 おお芳晴らしき日よ! 花柳かな! 華麗かな!

[誠不可思議な、知りもしない詩≪ジャバウォック≫を
悠々と語らう姿は実に理解不能≪オサッシ≫也。
塀の上≪タカイ・タカイ≫から落ちそうになるも、
其処は転がって行かぬように耐える。
…いくら球形の存在と言えども、乙には手足がある。]*

(64) 2015/06/18(Thu) 09時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― → Where …… ? ―

   [ 刹那、 暗転。 ]

[眩むみてーな感覚に、
 暗幕が降りた気がしたが、
 瞬きした世界は、変わり映えしねー俺の部屋。]

 …… う、ん?

  なんだ、今の?

[確かに立ち上がったはずの俺は、
 その場に座り込んでいた。

   ――― 今し方の、鏡の前に。 ]

(65) 2015/06/18(Thu) 09時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 …… 寝惚けちまったかあ?

[ 眉尻を緩やかに下げながら、
  ふっと、思い立ったのは気紛れか
      それとも‟何かの意志”か。

 作為も 無為も あるのかないのか。

 ‟あの時の”『予言の力』の無い俺には、
 まーったく知る由もないまんま、だ。 ]

  
     [ もう一回。 ]


[ 鏡の中の俺を覗き込もうとして、
  … ひとつ、違和感に気付いた。 ]

(66) 2015/06/18(Thu) 09時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

      あり?

[鏡の銀色が融け出してくみてーに、
 霧のような靄を帯びて 曇ってく。
 咄嗟に飛び出るのは、素っ頓狂な声。 ]

 (なーんか、曰くつきとかじゃねーだろーな!?)

[そう、そんで見開いたのも束の間だった。

 奇妙や好奇よりも 
 一回不安になりゃあ、怪訝に顔を顰めて、
 鏡面に指先を 一突き触れれば ――― 。 ]

   [ どうなったと思う? ]
     [ それはな、 ]

[ ガーゼみたいにふわふわでさ、
  指が、どんどん沈んできやがるんだ!! ]

(67) 2015/06/18(Thu) 09時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ――― なんだこれ!?
  気持ち悪ぃ…、 って、うわっ!!

      [ ぐいぐい ]

[指を引き抜こうとしてもまったく引けねー!

 むしろ、なんかに掴まれたみてーに
 (もう 勢いよく) 足掻く程に吸い込まれてく。]

 [間近にあるのに、鏡は俺の輪郭を
 ぼーんやり映し出すだけで曇り硝子のように。]

  くっそ、厄介なモン拾ってきやがってー!!

[明後日の方向に飛び出た
 悪態の先の、黒い仔獅子は、どうしてたんだか!

 悲痛で間抜けな叫びは、届いたのか届かないのか。
  抵抗に必死な俺にゃあ、振り返る間も無く、 ]

(68) 2015/06/18(Thu) 09時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 [  鏡を後ろを映すこともなかったが。
    碧眼が 鏡に呑まれる寸前。  ]

[どろどろの紅茶みたいな水面をしてた
 鏡が、蜘蛛の仔散らすように

    ぱあ っと 晴れて、

  ――― 一瞬だけ映ったのは。
 『黒髪赤目』で 悪趣味なわらいを浮かべてる、]

 ( … 一回、『死んだ時』。
   それから オスカーと戦った時。

    振り払ったはずの
   第五天マティの檻の中みてーな
    いやーな感覚を持った、 )

  [ そんな 『俺自身』だった。 ]

(69) 2015/06/18(Thu) 09時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

    …… !?


[ ぱちり。

  ――― 白金の睫毛が往復する間も無く、
      それは 目を瞑った瞬間のこと。]


   [ するり、 ]


[ ‟何か” ―― 鏡を抜ける感覚がして、

  次に碧眼の隅に映り込んだのは、
  空色のベールが、ひらりと舞うところ。 *]

 

(70) 2015/06/18(Thu) 09時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ― 鏡の国/ → House ―


 [ ぴょん、 ]


   [ 段差から飛び降りるみてーな、
      空に解放される感覚。 ]

      [ ごちん。 ]

      …… いっ゛!!

[どっかの花屋に見られたら笑われちまいそーな、
 そんな無様さで 強く身を打ち付けちまって、

       ごろんごろん
   床に転がって見上げた世界は。

 ―― ‟知らない”けども、‟知っていた”。 ]

(71) 2015/06/18(Thu) 09時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 確かにそこは、
     俺<アリス>の居た部屋で、
   
 (勿論、あんなあばら家なんかじゃねー。
   むしろ、お貴族様が好みそーなのだ。)

 でも、そうじゃねえ ‟鏡越し”の部屋。 ]


   …… なんだ、もー…、

[ 乱れた髪を払おうとして、
  頭に手をやれば そこにはシルクの手触り。

 植え付けられた『役割』と
        『記憶』が混在する中で、
  
  手の中の違和感に布を取り去れば、
  それはもう、鮮やかなアクアのベール。]

(72) 2015/06/18(Thu) 10時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[少女が紡ぐは、夏の夜の夢
どこか不思議で、仄かに淡くてこわい夢]


 もう、この話は飽き飽きかしら?


[ふふっとほほ笑み、日蝕の話を切り上げた

神の作りし人形を、人を使いし鳥が
言葉巧みに操って翻弄していた物語≪フェアリィテール≫

そこには妖精の子もいたし、恋する少女もいた
今は昔の──遠い記憶]

(73) 2015/06/18(Thu) 10時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[少女はマーマレイドのロシアンティを
ひとくち飲んで、喉を潤した

紅茶の共はビスケット
バターと砂糖と小麦粉を根気よく混ぜて
寝かせておいて、冷やし固めて焼いたもの

カップをソーサーの上に乗せれば
カチャリと小さな音が鳴り響く

マーマレイドはレモン
水面の紅は少し薄くなり
爽やかな香りはカップの辺りに漂う

彼女はしばらく、もの言わず
じっとそれを飽きる様子も見せず眺めていた]

(74) 2015/06/18(Thu) 10時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

   …… ? は!?

[‟記憶のない”それに
 第一に 慌ててしたことって言えば、

  ――― 自分の装束を、
      確認すること … だった。 ]

[今まで着てた、リィブラのとはまた違う異国装束。
 それと、よく雰囲気こそ似てはいるが。

   ( …… 確か、こりゃあ…。 )

 舞踊用の、衣装だった気がする。

 確認するように、手や足を動かせば
 じゃらり、鳴る 白い腕輪やアンクレット。
 そこまではまだいい。俺の趣味じゃねーけども。]

(75) 2015/06/18(Thu) 10時半頃

ジリヤは、ヤニクが水面に見えた様な気がしたが、気のせいだろうと

2015/06/18(Thu) 10時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

  [ 一番違って 許せねーのは! ]

  …… これ、女物じゃねーの?

[ ひらっひらした空色のフレアパンツに、
         白色のヒップスカーフ。

  それから、コインベルトのあしらわれた
    トップスに眉根を寄せるばっかだ。 ]

  なーんで、こんな格好してんのかね…。
  知り合いにはぜってー見られたくねーや。

[呆れ半分、良く分からないの半分。
 取敢えず手の中のベールをふわっと肩に羽織り、
 誰を殴っていーのかわかんねーので、

  ひとまず途方にくれつつも 
    ぐるり 部屋を見渡すことにした。 ** ]

(76) 2015/06/18(Thu) 10時半頃

ヤニクは、鏡越しに映る姿には気付かない。**

2015/06/18(Thu) 10時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

[何処からともなく風が吹く
それは、雪とも見紛うくらいの真白の花弁

少女が語るは小さな匣の物語
花を咲かせた人々が、書庫に眠る本となる
何処か哀しい物語≪フェアリィテール≫

紅と青と夜明けの空を思わす薄紫
そんな薔薇が花開き、蝶となりし魂に
心震わせたのは誰だったか

それを知るのは──誰もいない]

(77) 2015/06/18(Thu) 10時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 10時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

[吹く風が舞い上げるのは真白き雪
カップの紅茶は冷めて行き

鏡の如き水面は僅か揺らめきながら
覗く少女の姿を歪めてしまう

刺繍の映えた紅い頭巾の姿は
漣立った水面で

ゆらりゆらり、蝋燭の炎の様に掻き消えた*]

(78) 2015/06/18(Thu) 11時頃

お針子 ジリヤがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お針子 ジリヤは村を出ました)


猫の集会 クシャミが参加しました。


【人】 猫の集会 クシャミ

[刹那、水面に映るは*目深にフードを被り笑う黒猫*]

(79) 2015/06/18(Thu) 11時頃

猫の集会 クシャミがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(猫の集会 クシャミは村を出ました)


お針子 ジリヤが参加しました。


【人】 お針子 ジリヤ

 あら、何か…ありまして?


[少女はゆると小首を傾げる
自らの纏いし、冷気にふるっと震えてから

紅茶の残りを*飲み干した*]

(80) 2015/06/18(Thu) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

[まどろみに任せるまま、意識は段々と落ちていく。

――嗚呼、違う。
意識が、だって?意識どころじゃない。
これは正しく落ちているとしか思えない感覚だ。

気付いたところで、覚醒なんぞ出来るわけも無く。
後はただ、堕ちてゆくだけ*]

(81) 2015/06/18(Thu) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

― ケーキのある通路 ―

[……何処かから少女の声が聞こえた気がした。
ふっと顔を上げてみれば、目の前に広がる通路に目を細める。

寝る前に外した筈の眼鏡はきちんとかけていた事には、心の何処かで安堵しながら。
けれどそれが自分の知っているものとは違うという事に気付けば、慌てて外し形を確認する。

丸い、チェーンのついた眼鏡。
形も何もかも気に食わないが、これが無ければ歩くのも覚束ないのだ。
嫌々でも、かけているしかないじゃないか。

それに……]

(82) 2015/06/18(Thu) 11時頃

【人】 会計士 ディーン


 ……何だ、これは。

[手に持った懐中時計は、見覚えの無い物。
いいや、それ以前に。
今まさに身に纏っている燕尾服は、一体全体何だと言うんだ。

嗚呼、だけれどここまでは大した問題じゃない。
頭の上、視界の隅で揺れる白いそれよりは]

 時計……うさぎ?

[ぴょこりと揺れる耳に触れながら
思い出すのは、"ある童話"の登場人物。
辺りを見回してみれば、成程確かに見覚えのある光景じゃないか]

(83) 2015/06/18(Thu) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

[――その事実に
己の格好も何もかも忘れ 気分が高揚してしまったのは、内緒の話]

(84) 2015/06/18(Thu) 11時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 11時頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 11時頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 11時頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 11時半頃


【人】 ろくでなし リー

― 現在 ??? ―

[  ………??? あぁ、そうだ。

白い襖と檜の床に描かれた飛沫状の赤いドット
血と油で汚れた僕の獲物
周囲を埋める、むせ返るような死の匂いの中

仕留め損ねた黒服から、銀色のコルトポケットが見えて

それから………?

躰を包むのは、ふわふわと漂うような軽い感触。
負ったはずの傷の痛みもどこにもなくて ]

(85) 2015/06/18(Thu) 11時半頃

【人】 ろくでなし リー


  ( ……死んだ? 死んだのかな。)
  (どーなってんだ、カネシロは、カシラは)
      ( ……ゴロー、は。)

[死んでも手放さない筈の得物は、既に手の中に無く
両手の指先を擦っても、かさついた皮以外の感触はない。

ひとつ、拳を握り。ふたつ、ゆっくりと目を開けて。
みっつ、暗闇へにいやりと笑う。]

  ……まだ地獄にゃ着いてねーのかね。

[仰ぎ見た上に蒼の三日月は無く
黒い眼にうかぶのは、ひらり舞う桜模様の幻。]

(86) 2015/06/18(Thu) 11時半頃

【人】 ろくでなし リー



  「さあ、劇をはじめましょう。」


[聞き覚えのない声と共に、
落下していると気付いたのはその頃。

速度はなく、ふわふわとおちる真っ暗の穴は
走馬灯にしては血の臭いがしてこない。
そのうちやんわりと下方が光を帯びて……
彼岸と此岸の間には河がながれているのだと聞いたけれど]

  ……こりゃあ、なんだ?

[周囲に拡がるのは無数の食器棚と古書の詰まった本棚。
パステル色の砂糖菓子の瓶には何も入っていないのに
鼻先を甘い匂いが擽ってゆく。
ちら、視界の端に見えた自分はといえば ]

(87) 2015/06/18(Thu) 11時半頃

【人】 ろくでなし リー

  え、っちょ、どういう冗談!

[変わっていないのはたぶん、指先があいた革手袋だけ。
見慣れないふんわりとした白ブラウスに、キャメル色のベスト
乗馬用のグレーのズボンからは黒いロングブーツが伸びている。

パンパンと自分に触れてみれば、
何やら尻の上にポフリとまぁるい毛の感触が………。]

  ……ぇえええ!?!?

[なあもう俺30過ぎたってば、コスプレは無理 でしょ、とか
それはそうと、ここは何なの とか
気絶してて見てる夢みてーなモンなら早めに起きねえと
マジで死ぬぞ  とか  そんな事を思いながら。

  バキバキバキバキィ!!!!

―― 思いっきり、どっかの家の生け垣に落ちた。]

(88) 2015/06/18(Thu) 11時半頃

【人】 ろくでなし リー

  いってぇ……  死んでんだとしたらどーなの
  死んでまで痛いとか、勘弁してほしいんだけど。

[僕はぐちぐちと悪態をつきながら額に手をつき頭を振る。

 ( ひそひそ ひそひそ )

   ………――あぁ?

話し声のような音に ちら、と投げた目線の先。
立ち上がって見てみれば、
綺羅びやかに花壇を彩る花達がどうにも異様で
やたらと目立つオニユリにバラ、足元には雛菊と菫。
ど真ん中には大きな木がそびえ立つ。]

  …悪趣味な庭。
  植えたやつは「フゼー」ってもんが足りないね。

[聞き齧ったニホンゴを鼻にかけながら
指先でオニユリの花びらをベシリと叩いた。]

(89) 2015/06/18(Thu) 11時半頃

【人】 ろくでなし リー


 「アンタの地味さに比べたら”まし”ってもんよ」

[花は、ぐるりとまわって喋り出す。

”ふつう”なら、花が喋るなんてこと
ひっくり返ったって受け入れられやしないはずなのに]

  悪いね、僕は派手なのは好きじゃないの。

[さも当然、花は”喋る”と知っているように
僕はひらりと詫びてみせる。]

  ねえ、あんた等知らない?
  僕、のどが渇いたんだ。
  湯呑みのあつーいホージ茶なんて、無いよなぁ。

[庭から見えるのは、何やら立派な家の壁と窓。
僕のむかーしむかしの家に比べたら全然小さいけど]

(90) 2015/06/18(Thu) 11時半頃

【人】 ろくでなし リー

  いかにも紅茶はありそうかな。

[そう、こぼして
ぴいぴいぎゃあぎゃあ、喚く花の言葉には耳に蓋。

僕はまたも”知って”いるかのように、
足は家の扉とは”反対方向”へと歩き出す。

 ( なんだか、気味がわるいなあ )

思ったとおりの結果ではあるけれど、ほんの数歩足を運んだだけで、目の前には立派な扉。
やくざものなんてしているけれど、経歴で言ったらまだ「ぼんぼん」の方が長い僕は、重厚な扉に臆する事もなく。幾つもある部屋のひとつを尋ねるように ノック音を響かせた。]

 ( ゴンゴン、 )
  おじゃまさせて貰うよー?

[家>>76の扉は開いていたか、開けられたか。
青い衣装に身を包んだ長身と出会うことができたのなら
「お茶でも如何?」と、茶の在処など知りもしないくせ
頬をゆるめてみせるだろう。**]

(91) 2015/06/18(Thu) 11時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 11時半頃


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 11時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―自分が好きな日―

[なんでも無い日が大好きだった。その昔は大嫌いだったなんでもない日
苦痛で、毎日が万力で締め付けられてるんじゃないかというくらい拷問のようなつまらない日々。自戒だけが溜まっていく日]


 ありがとう、ミケ


[ふと電気を消してからそっと呟く。彼女にその声は聞こえただろうか
布団に潜ってから、そっと目を閉じて]


 嗚呼 またあの時のように
      素敵な夢を見られると良いね。いや、悪いのかもしれない


[幸か不幸か、その夢は本当に訪れる事となる
静かに、下へ下へ落ちていく感覚]

(92) 2015/06/18(Thu) 11時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 (昔にも、こんな事が――)


[襲ってくる睡魔に任せて、その体を隣にいる彼女と、布団に押し付ける**]

(93) 2015/06/18(Thu) 11時半頃

【人】 薬屋 サイラス

―やってきた鏡の国―

ふむ、近未来…かな


[その昔夢に落ちた時も、同じ事を第一声で言った気がする。なんて既視感を覚える
あの時は確か遊園地だったはずなのだが]


 それにしても、この帽子は――


[あぁ、そうだ。あの子が初めて会った時に被っていた帽子
シルクハットにリボン。そこにはトランプが刺さっていたか。それに、自分の衣服も和服では無くなっていたようで]

(94) 2015/06/18(Thu) 11時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 久々だな、スーツを着るのは。良い気分だ
 いや、悪い気分なのかもしれないな


[緑のジャケットに白いシャツ。奇抜な格好になっているこれは見間違いようのない“イカレ帽子屋”
童話の世界でしか見たことが無いけれど、その格好はまさに自分が見てきた童話そのものだった]


 近未来…ではなかったか
 これは興味深い。いや、そうではないのかもしれないな


[ふとやってきた所は下がチェス盤、目の前を見れば立派な城が建っていて
ここに誰かが居るのかと思うと、それはそれで驚きだ]

(95) 2015/06/18(Thu) 11時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 はて、前の夢では“彼等”が居たが
 これは俺の夢か果たして否か…


[見てみなければわからない。そうして城の方へと足を進める**]

(96) 2015/06/18(Thu) 11時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 12時頃


【人】 地下軌道 エフ

…総て弱ぼらしきはボロゴーヴ、
かくて郷遠しラースの──…む?

[暇故に幾度と呪文≪ノロワバ=アナフタツ≫の様に唱えれば
視線に入り込むは>>96ひとつ滑稽な兎が一羽。]

…使者ハッタ≪帽子屋≫、か?
やれ、珍しい。何故こんな場所を歩くか。

[あたかも彼を知ってるかのように語る卵は
塀の上≪イイカゲン=オ・リタイ≫から城へと向かう彼奴を見る。
特に何をするつもりはない。
ただ、乙が王家との関わりがある人物であることは
知っていた故に、乙も向かうべきかと悩む(降りれない)のだ。]

(97) 2015/06/18(Thu) 13時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 13時頃


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

─ 幕間◆悪意ある綻び ─

『さあ、劇をはじめましょう』

[──そう、ヒトビトを招くナイトメアの
 右手には葡萄酒
 左手はゆらゆらと揺らぎ
 糸を手繰るように虚空をなぞる。

 林檎色の瞳が、ひたと虚空を見据えると
 そこに山羊の像が結ばれる。]

  順調、みたいね?

「──……ああ」

[くす、と気だるげに笑って、
 机の上をいったりきたりする
 赤い衣纏ったひよこをひょいとすくった。]

(98) 2015/06/18(Thu) 13時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[ 鏡の国の王様のようにあんぐりと口を開け
 震えるその様子を愛でながら、
 執事から報告を聞く。]

「……おい。ナイトメア。
 キサマ、気づいているだろう?」

 様くらいつけなさいよ。
 ……何が、かしら?

「それに値しない。
 ……役者が足りないわけでもないのに
 ハッタとヘイヤが一組しかいない」

 うん、それで?

「形作る世界もゆるい。
 いつもならもっとしっかり作るだろう……?
 これでは─────」

(99) 2015/06/18(Thu) 13時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

  ──明日太郎。

[ナイトメアがひよこをきゅっとつまむと
 ひよこは黄色い羽毛震わせ
 哀れな声を上げる。]

  劇っていうのは不完全なものよ。
  それに帽子屋と三月兎が
  舞台を行き来したって
  ──それはそれで面白いじゃない?

[ちらりと舞台の上の帽子屋と三月兎を一瞥
 無表情なままの山羊をじっとみて、わらう]

(100) 2015/06/18(Thu) 13時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[密かに、ひよこに囁き落とす。]

  大丈夫よ、だぁいじょーぶ。
  なにしたって、
  今晩だけは、終わるまでは
  「悪夢」から目覚められないし──

  終わったら、
  ちゃあーんと帰してあげるんだから…

**

(101) 2015/06/18(Thu) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


[ 男はまだ、気付いては居なかった。
"何時ものように"、サイドテーブルへと置いた大切な大切な、ひとつの時計。
長針と短針に其々白い蝶と黒い蜘蛛とあしらったその時計の針が。

    男が眠りに落ちても尚。
 長針の蜘蛛は未だ、短針の蝶に重なりあったままだったという事に。]
 

(102) 2015/06/18(Thu) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

― 夢の中 ―

[夢見は、実は元々あまり良い方ではない。
奇妙な夢を見る事も――それこそ悪夢とすら言える夢を見る事も、今迄の男の人生の中では然程珍しくは無い事だった。

だから、目を開けた先が例え何も見えない暗闇だろうと、自分が何処かへと落ちて行っている感覚を覚えようと。
その穴の周りが、見覚えの無い本やらが並んだ棚で埋め尽くされていようとも、男にとってそれは大して驚くような事ではない。

"あぁ、また今日は変な夢を見るものだ"、と。
緩やかに変わりゆく、しかし代わり映えはしない景色をぼんやりと眺めながら、腕を組んで溜息を吐いてみせるくらいの夢の内容だ。]

(103) 2015/06/18(Thu) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[あまりにも退屈な落下の時間の中で、腕を組み幾つ目かの本棚が上へと登っていくのを目で追いつつ。
永遠とも思える落下の時間をどうやり過ごそうか、と考えた後に、男はどうやら眠ってしまうことを選んだようだ。
夢の中でまた眠ると言うのも、甚だ可笑しな話だけれど。
目覚めればもう、次の日の朝が来る事を願って。襟に止まった白い蝶のピンから細い鎖の繋がった先についた、"お気に入り"の時計――蝶と蜘蛛をあしらった、"彼"に貰ったその時計で、癖のように時間を確認したのなら。
その針が、出鱈目な位置を指している事に肩を竦めて、男はゆっくりと目を閉じた。


――が。]

(104) 2015/06/18(Thu) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 ――……ッぶ、!

[唐突に始まった落下は、終わりもまた唐突。そして襲い来るのは固い床の衝撃でも、柔らかい枯れ葉の感触でも無い。
落下の時とはまた違った、浮遊感。突如として息を奪われた肺は慌てて空気を取り込もうとするものの、入ってくるのは新鮮な空気なんかではなく、塩っぱい水ばかり。

息苦しさと、混乱と。それらに目眩すら覚えながら何とか水面を目指して藻掻き――この時程、自分が泳げる事に感謝したことはない――何とか水面から顔を出せば其処に広がるのは見覚えのない――否。


   "何処かで見た事のある景色"。]

 

(105) 2015/06/18(Thu) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……クソ。
 何だって言うんだ、夢だとしても散々だ!

[男にしては珍しく、声を荒らげて吐き捨てるようにそう呟き。
池なのか、湖なのか。それは定かではないけれど、見えたその水たまりには、様々な"可笑しな"生き物が集まって来ており、それは男の興味を引きはしたが――所詮は、夢だ。
夢など、男の知識の中の何処かを具現化したものに過ぎない。自分の知らない事を得る事があるなんて、そんな事はあり得ないのだと。

だから、そこに浮かぶ奇妙な生物達からも、男はあっさりと興味を失い。
時折咳き込みながら何とか岸へとたどり着いたのなら、水を吸って酷く重くなった身体を眉を寄せつつ持ち上げた。

――そこは、矢張り不思議な"部屋"だった。
赤と白の模様の描かれた床に、色々な色の混じった壁。見たところ真四角であるようなその部屋には扉もなければ、"見上げても落ちてきた筈の穴もない"。

水たまりに浮かぶ奇妙な生物達は、或いは言葉を話しながら、"何処かへと消えて"行くけれど。
何時の間にやら随分と生物の少なくなった湖の事も特に機にする事はなく、男は水の滴り落ちる前髪を苛立たしげに掻き上げた。]

(106) 2015/06/18(Thu) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[胸ポケットにしまっているお気に入りの時計を取り出せば、それが壊れてはいないことに――相変わらず出鱈目な時間を指してはいたが――安堵の息を。そのまま濡れて不快に身体に張り付くジャケットを脱ぎ、床へと置く。
辺りを見回して扉が無い事を確認すれば、嘆息と共にシャツもその身から取り払い。雑巾のように絞ってやれば、ボタボタと落ちる大量の水の忌々しさに、舌のひとつも打ちたくなると言うもの。

そうしてふ、と。
流石に夢の中とは言え、こんな所でベルトに手を掛ける気にはなれず、下肢にまとわりつく不快さに眉を顰めていたけれど、せめて手早く水だけでも絞ろうかと脱いだズボンを絞り水を落として、男の居る所から程近い所に一着の服が飾られているのが見えた。]

(107) 2015/06/18(Thu) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ――……"アリス"?

[等身大――にしては少し大きな、男と同じ位の背丈のマネキンが着ていた服には、どうにも見覚えがあった。
かの有名な、童話の中に出てくる少女の身に着けている衣装。薄い水色と白とで構成された、可愛らしいドレスが一着。
……女性ものにしては些か、否。"随分と"大きいその衣装に何とも言えない寒気を覚えはしたけれど。
それ以上考えるのはあまり得策では無い気がしたものだから、半ば無意識にその衣装から視線を逸らせば――]

(108) 2015/06/18(Thu) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……な、

[其処には、 "何もなかった"。

自分が落ちてきた湖だか池だかも。そこにたむろっていた生物達も。
――"自分が床に置いていた服達も"。

そうして誂えたように、向こう側の壁には先程まで見えなかった扉が見え。
もう一度近くの、"アリスの服"に視線を移したのなら、あからさまに顔が引き攣るのを感じる。

無くなった服。
現れた扉。
そして――恐らくは自分に"ぴったり"なのであろう、その童話の少女の衣装。]

 …………、"着ろ"と。そういう事か。

[落ちてきた時よりもずっと酷い目眩と、それ以上の絶望に乾いた笑みすら零しながら。
ただ一つ自分に残った下着だけを身に付けた姿で、ポマードの落ちたボサボサの髪を――それもまた男の神経を逆撫でたが――舌打ち混じりに掻き上げた。]

(109) 2015/06/18(Thu) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


  『さぁ、劇を始めましょう』



[何処か遠く。遠く遠い所から聞こえてきた、そんな声には。

    未だ、気付く事は無く。]**

 

(110) 2015/06/18(Thu) 13時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 おや、かく言うキミは……


[話しかけられて振り向いてみれば塀の上に座る卵
さてこんな者と知り合いだっただろうか?なんて少し考えてもみるが、相手は自分の事をあたかも知っているかのように]


 まぁ、良いか。いや、良くないのかもしれないが
 何故と言われても俺が知りたいくらいだ


[やれやれ、といつものように和服の袖の中に手を入れようとしてから今着ているのがスーツである事に気が付いて
気恥ずかしくなりながらも、話を続ける]


 立派な城だ。特に用があるわけでもないが、入ってみたくなるだろう?
 キミはそこで何をしているんだい


[彼が降りられないと知る由もなく、ただ気になって聞いてみる**]

(111) 2015/06/18(Thu) 14時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 14時頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 15時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

[午後の茶会のハイライト
一頻り話し終えた少女はカードを出す

袖から覗く手は白くほっそり
カードを切る仕草はさっくり
並べられたカードはふんわり

それを順に捲って行けば
最後のカードは、何故だか白紙

それに小首を傾げるも、理由は分からず
テーブルに置いた、蝋燭の炎は物言わずただ揺れる]

(112) 2015/06/18(Thu) 16時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[ふわり、少女の視界を小雪が掠める

今の季節は何時だろう
ここは一体何処だろう
そして自分は誰だろう

何処からともなく吹く風に
並べられたカードは舞い踊り
あられもない有り様に散らばって行く]


 続きを…占わないと


[ぽつり、呟きだけが雫の様に
静寂≪しじま≫の中で谺する

カードを拾い集める手が、徐に止まり
少女は、ハッとする]

(113) 2015/06/18(Thu) 16時頃

【人】 地下軌道 エフ

[こんな陳腐な知人≪帽子屋≫は居なかったと、
そう自負する乙だが知っているような気もした。
>>111良いのか悪いのか答えのない回答≪ソレデヨイノカ≫に
ヘクターは顔を顰めたが、気にも留めず。
…袖に手を通そうとしたのだけははっきりと確認して。]

ああ、成る程。
其処に山があったから登ってみた原理≪リカイフノウ≫か。
だが目立つ存在≪キラビヤカ≫があれば求めてしまうのは
分からなくもないが…な。

[して、何をしてるか問われれば悩む。]

はて。乙は何をしてるのだろうな?
乙は乙を体現してるだけにすぎんのやも
しれんが……乙はズシンと落ちるモノ≪パンプティ・ダンプティ≫だしな。因みに落ちたら兵士が60人来ようとも己を元の場所には戻せない。

(114) 2015/06/18(Thu) 16時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[ ――嗚呼、目眩が酷い。

見下ろす先に有るのは、何時もの磨かれた革靴でもシワの伸ばされたスーツのズボンでも無い。あるのはひらりとした空色の布だけ。
流石に白のストッキングも女物の靴も、到底履く気にはなれなかったから――履くくらいなら、床に落ちた硝子の破片で足を切った方がマシだとその辺に叩きつけて、エプロンも同様に脇へと放る。
身に付けられる最低限、それでも随分と酷くなる眩暈と頭痛にその場に倒れこみそうになりながらも、冷めた頭では気付く事もあった。
無くなった服の、上着には男の"宝物"も入っていたのだ。確かに此処は夢の中かもしれないが、それにしてはどうにも――奇妙でも、ある。
普段ならば、こんな服を着るくらいならばこの場から動かない事を選択するのだけれど。
――あの時計が、手元に無いと言う事実が。男の心を酷く、焦らせたものだから。]

 ……これならいっそ、死んだ方が楽だ。

[呆然と、感情の篭らない声でそう、呟き。
傍にあった櫛で髪を梳かす気にもならず、無論リボンなんて着ける気にもなれず。
そうして悩みに悩んだ末にようやく、濡れたままの足を部屋の扉の方へと向けた。]*

(115) 2015/06/18(Thu) 16時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

― 隣の部屋 ―

[扉の向こうにあったのは、今迄居た部屋と同じ様な部屋。部屋の内装は先程まで部屋と同じもので、扉は入ってきたものと、もう一つだけ。

そして、何よりも違ったものは。]

 ――ッ、まともな服もあるじゃあないか……!

[其処に飾られていたのは、色合いこそ"アリス"のようではあったけれど、ちゃんとした"男物の"服。
空色のブラウスに、白のタイ。磨かれた黒い革靴と白のパンツと言う"普通の"服を見つけたのなら、男は忌々しげに奥歯を軋ませる。

そうして荒い足取りでその服の元へと向かったのならば、身に着けていたワンピースを釦を引き千切るようにして脱ぎ捨て。
その布で髪と身体の水を拭えば、目の前にある服を一つ一つ身に着けていく。

何時も身に着けている暗めの色の服とは違った色合いは、あまり落ち着くものでは無かったけれど。しかしシャツにもズボンにもしっかりとアイロンはかかっているし、何よりも先程までのあの薄気味悪い格好よりもずっとマシだ。]

(116) 2015/06/18(Thu) 16時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[ ――カツン。

身に着け終えれば、小さく靴を一つ鳴らし。ご丁寧にも近くの台に置いてあった整髪料で軽く髪を整えたのなら、こめかみの辺りを押さえて深く、深く息を吐いた。

普段ならば、こんな意味のわからない服を着るくらいならば濡れた自分の服を着ただろうけれど。しかし今は服も無ければ、先程まで着ていた布切れのお陰でこの服が酷く有難い物に思えた。
鏡は無かったものだから、自分の姿を確認する事は出来無かったけれど。髪も何時もよりも少しラフな形になっているだろう。
しかし少なくとも人前に出るには耐えうる姿にはなっただろう、と。吐いた息には、明らかな安堵の色が滲む。]

 ……全く、散々だ。
 あぁ、時計を探さんとな……、

[薄れては来たものの、未だズキズキと痛む頭を抑えつつ。さて次はどんな部屋が自分を迎えてくれるのだろうと、皮肉気に笑いながらもう一つの扉の元へと。]*

(117) 2015/06/18(Thu) 16時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

― ケーキのある廊下 ―

[扉を潜れば、そこに広がるのは今迄の部屋とは全くもって違う風景。廊下のようなそこは、右を見ても左を見ても何処に続いているかなんて解りはしない。

何時ものように背筋を伸ばし、何時もとは違って眉には皺を寄せ。
――さて此処からどうしたものか、と思考を巡らせていたのなら、視界の端に映ったのは白く長い動物の耳>>83。]

 ……、ウサギ?

[その者は、自分には背を向けていたものだから。
顔までは確認出来無かったが、頭から伸びる二つの長い耳は、明らかに"ウサギ"のもの。
こんな所でそんな衣装を身に着けて何をしているのだと疑問が湧くけれど、其れは男も同じ事だという事に気付けば、軽く肩を竦めて首を振り、呆れと苛立ちの篭った息を吐く。]

(118) 2015/06/18(Thu) 16時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[成る程、成る程。
俺が"アリス"なら、アレは"時計ウサギ"と言ったところか――と。
妙に納得した気分で、この巫山戯た出来事の連続にクツクツと喉の奥から笑みを零しつつ、腕を組んでその"時計ウサギ"を軽く観察してみる事にしようか。

そうして、そんな時。
その"ウサギ"が少しだけ身体を傾けた時に、その手に握られた"時計"の存在に、男は思わず瞠目した。

遠目ではあったから、その時計が自分の探している時計と同じ物なのかはわからないけれど。
だけれど確かめる価値はあるだろう、と。今迄よりも僅かに早い足取りで、"時計ウサギ"の方へと近付いて行く。]

 ――……御機嫌よう、"時計ウサギ"さん。
 今日はお急ぎじゃあないのかな。

 お急ぎじゃあないのなら、……悪いが、私に少し時間を貰えないだろうか。

[軽く手を挙げて、薄い笑みを浮かべたままた"時計ウサギ"へとそう声を掛け。
此方からは見えない"時計ウサギ"の手の中の時計へとそっと視線を掠めさせれば、さて。

 この"時計ウサギ"は、逃げずに居てくれると良いのだけれど。]

(119) 2015/06/18(Thu) 16時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 16時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

[つい今し方、いつもの様に他愛なく
誰かと一緒に話をしていた筈

だがしかし、辺りを見回せど
誰も居ないことに気づき、少女は驚く


  いつもと同じ、何でもない日常で
  『おめでとう』というのに相応しい
  今日はそんな日、そんなひと時だったのに


驚く少女の姿を映すのは、壁一面の大きな鏡
向こう側には、何処までも続く見知らぬ景色

近くにあったテーブルと
その上にある蝋燭だけが「こちら側」と全く同じ

ゆらりゆらり
ただただ、炎を揺らしているばかり]

(120) 2015/06/18(Thu) 16時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 16時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

 ああ、これも…また幻想≪ゆめ≫なのね


[少女は新たな物語≪フェアリィテール≫の扉を開ける
それは、少女の日常で『何でもない日』のままだった

くすりほほ笑み、立ち上がる

ひとつの物語≪フェアリィテール≫は
たった今、終わりを迎え

蝋燭の炎が、ポッと消えた]

(121) 2015/06/18(Thu) 16時半頃

お針子 ジリヤがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お針子 ジリヤは村を出ました)


猫の集会 クシャミが参加しました。


【人】 猫の集会 クシャミ

[鏡の向こうで、ほほ笑むのは*フード姿の黒猫*]

(122) 2015/06/18(Thu) 16時半頃

猫の集会 クシャミは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 17時頃


猫の集会 クシャミは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 17時半頃


【人】 会計士 ディーン

[見覚えのない懐中時計。
手袋越しにその表面を撫でながら、聞こえてきた声>>119にそちらを向く]

 ――……貴方がアリス?

[無意識に声に出して問いかけてしまったのは、彼の纏う服が白ウサギを追う少女を連想させたが故。
だが――嗚呼、何とも。
いい年した男性がアリスだなんて、随分と似合わない。

嘲笑めいて息を吐きつつも、けれど表情はぴくりともせず。
今はまだ逃げる気も無ければ、身体ごと彼の方を向いて。

はてさて、時計へと向けられた視線には、一体どういう意味があるのか]

(123) 2015/06/18(Thu) 17時半頃

【人】 会計士 ディーン

[……そんな事、分かりもしないし興味も無い。
意識が向くのは、その顔に浮かべられた薄い笑みだけ。

愛想笑いは、記憶から消し去りたい"彼の人"を思い出させる。
それだけでなく、ディーン自身は笑みを浮かべられないから、よりいっそう疎ましく。
その感情が表に出ない事だけは、この病に感謝しても良いのかもしれないが]

 さて……どうだったかな。
 此処での"私"は確か、急いでいなければならなかったと思うのだけれど。

[胸ポケットへと懐中時計を仕舞い込み、顔を傾ければ後ろで括った髪と白い耳が小さく揺れる。
意地の悪い返しになったのは、この不思議な空間に毒されてしまったからだろうか]

(124) 2015/06/18(Thu) 17時半頃

【人】 会計士 ディーン


 そう――そうだ。
 私は今から公爵夫人の所に行かなくっちゃならないんだ。

 ……待たせたりしたら、一体どうなるか。

[公爵夫人など、知りはしない。
ただ、この場所で時計ウサギはこう言ってアリスから逃げて行ったのだから。
それをなぞる様に、己もまた。

物語通りに逃げ出す事をしないのは、きっとすぐに捕まってしまうだろうというのが一つ。
そして、慣れないヒールの高いブーツで走れば恐らく無事では済まないからというのが、もう一つ。
初対面の相手に無様に転げる姿など見られてたまるか]

(125) 2015/06/18(Thu) 17時半頃

【人】 会計士 ディーン

 ――よろしければ、貴方もご一緒に?
 歩きながらでしたら、貴方と過ごすのも吝かではありませんが。

[誘いながら思い出す。
公爵夫人が何処に居るかなんて、全く知りはしないのだ、と。
……まあ、成るように成れ。
歩いていれば、きっと何処かに辿り着けるだろう]

(126) 2015/06/18(Thu) 17時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 茫茫と燃える暖炉の炎。
  
    転がったチェスの駒。 ]

 ‟こっち”は、随分と乱雑なんだなーあ。

[鏡越しの‟へんてこ”な部分へ首を傾げながら、
 持ったのは そーんな、月並みな感想だ。


        くるり 、 


 フレアパンツの布地を花のように舞わせりゃあ、
 一周も さあ おわりになろうかと言う時、 ]
 
   「わが子の声がする!」
   「かわいいリリーちゃんや! 
    高貴な子ネコちゃんや!」

(127) 2015/06/18(Thu) 17時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 17時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[引きつけを起こしそうな程、
 泣きわめく赤ん坊と その傍へゆこうと
 凄い勢いで暖炉の囲いをよじ登り始める
            白の女王の駒。

 その暖炉の下では
 女王に白の王が灰の海に突き落とされて、
 てっぺんから爪先までそりゃあ灰色!

 のそりと起き上がれば、
 ぶつけた時に倒れた鼻をさすってら。 ]

   「高貴だかホウキだか知らんが!」

 まー、王様が『ちょっとは』
     怒るのもしゃあねえよなあ。

  でも、困ってるやつは捨て置けねーし。
  ここは、『御手伝い』してやるべきだよなあ?

(128) 2015/06/18(Thu) 17時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ さっきの装束への怒りはどこへやら。 ]

[ それよりも なんとなく 
 手伝ってやらなきゃいけない気がして
 ( 普段の俺だって、そうする。 )

 どーにも俺が見えてねーらしーことなんざ
 気にもせずに ひょいっ。

 よじ登る白の女王様の駒を掴むと、
   赤ちゃんの傍へ置いてやりゃあ、
   満足そうに胸を張ってやって ―― 、

 ( 白の女王様が息がつけなくなったこと?
   生憎俺には見えてもなかったんだ! ) ]

[ 不意に 白の駒から目を外したあと
  留まったのはテーブルの上の一冊。 ]

(129) 2015/06/18(Thu) 17時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 …ふむ、そうかもしれない
 いや、違うのかもしれないが


[特別変な話し方をする人だ。と思いながら、彼はここの住人なのだろうか?と新たな疑問
似たような夢を見た時は皆着ぐるみを着て、楽しそうにしていたがお世辞にも彼が楽しそうにも思えない]


 降りたら登れば良い
 落ちたら…それは戻れなそうだ


[人が60人集まっても戻せないのは“重いから”なんて理由だっただろうか
物書きの端くれとして彼の事は知っているはずだが、彼が卵に見えるわけでもなく。ちゃんと人型だ]

(130) 2015/06/18(Thu) 17時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 ちょっと茶会を開こうと思ってね
 キミも随分と目立っているよ。いや、目立っていないのかもしれないが


[曖昧な答えを残したまま、城に入ろうか暫く悩んで歩みを進める
もし彼から引き止められる事があるのならば、立ち止まる事くらいはしようか**]

(131) 2015/06/18(Thu) 17時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

  …… ?

  … へーんな文字!
  ぜーんぶ、俺のしらねー言葉だぜ。

[背表紙やら表紙やら。
 まーるで、『鏡に映した文字』みてーに
 妙ちきりんな文字が躍ってやがった。 ]

    [ ぱちぱち 、]

[数度瞬きなんかしながら見つめたあとで。

  >>91扉を叩く音が聞こえたのは
  本を開こうとした 今まさにその時! ]


  ――― …… 、

(132) 2015/06/18(Thu) 17時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 …… أسمع أن(そーだ)!

 急がねーと他のとこを見る前に
 鏡を通って戻らなきゃなんなくなるよな?
 ちょーどいーや、庭の方を見にいくとすっか!

[ 戸を叩くのが‟誰”か、気になるし。

 丁度いいし、一気にふたつの目的が叶えられる。
 俺って天才!なーんて、本ごとぽんっと手を打ち。]

     [ぱたり ぱたぱた、]

[『いっしゅんで』 部屋を出ると、
          階段を降りてゆく。

 余韻のよーに サンダルが
 段差の板にくっつく音を響かせてった。

   ――― 本は、引っ掴んだまんま。  ]

(133) 2015/06/18(Thu) 18時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[『戻る前に、見て回りたい』だとか。

 俺の意志が考えよーと働く前に、
 溢れ出てくる‟台本のない”台詞は、
 ただただ  俺の脚を動かしてった。 ]

 [ そして、
      階段を足の動くままに
      また確かに駆け下りてく。

 これは、最初‟走ってた”はずだった。
 けど、 気付けば鳴らしてたサンダルの音は無く。

  階段を『急いで』『簡単に降りる』 ]

 [ そんな‟新発明”のやり方で ――― 。]

(134) 2015/06/18(Thu) 18時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 指の先っぽだけを手摺につける。

 直後 ふわふわとした感触に包まれれば
    足は階段から浮いてた。 

 ――― まるで、昔母さんから聞いた
 『魔法の絨毯』にでも乗った気分だ。 ]


  …… うえ、

     なんかこれ気持ちわりーな?

[ そんなしかめっ面は、
  そのまま階段を降りて ―― 、

 そう 廊下を抜けて、
 ドアの外へ出てしまいそうになったところで。]

(135) 2015/06/18(Thu) 18時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[『ちょっと待て!』

 そんな心の叫びが届いたのか
         はたまた偶然か。

 入り口の手摺に掴まりゃあ、
  ようやく また普通に歩けるよーになった。]


 宙を浮くのは、ちょっとでいーな。
 羽根で空を翔ぶ方がずっといーもんだ。

    ( たぶん。 )

[ 天使のハーフでしか無い俺には、
 翔べるだけの羽根もねーけど それは憶測。
 つまりは、『こりごり』だってこと!

 くらくらする頭へ肩を竦めりゃあ、
 そのまま ‟客人”へと、戸を引いてみせた。]

(136) 2015/06/18(Thu) 18時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


    [ ギィィ 、 …… ]


 ――― … げっ、

[ 重厚な扉の先に居たのは、
 何だか気取ったよーな格好をしたやつ。
 
 『会ったこともない』。
 知りもしないはずだし こいつには‟耳もない”。

  けど、 苦手なやつにそーするみてーに
      身を引きかけたのは、 きっと。 ]

 … 茶の在処なんか、
  テメーが知ってんのかよ、『ヘイヤ』。

  [ するり、 零れる 『役名』。 ]

(137) 2015/06/18(Thu) 18時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

―  ―

[ ぱり ん 
   罅割れる音 

 微睡みは夢の国への招待状。

 でも 俺は一度目が覚めると思ってた
 だって、こんな急に落ちるなんて
         その前兆じゃ ────? ]*

(138) 2015/06/18(Thu) 18時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

   [ 斜に流れた白金が、さらり。
      外の風に弄ばれる。  ]

[ ここの主でも無さそうな三月兎(ヘイヤ)の、

 (鏡越しの世界では そう 少なくとも
   兎は主人じゃなかったよーな気がする。)

 弛んだ頬とは対称的にこっちは、扉を盾に。
 その影から引き攣った顔で、
   
        ジロリ。

    胡散臭そーに睨めつけてやった。  ]
   
 [ ついでと 返しに掛ける声は、
  薔薇の棘みてーに 警戒心の籠った
  疑念を隠さねー、そんなちょっと低めた色。 *]

(139) 2015/06/18(Thu) 18時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 18時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 18時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 19時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[男の声に振り向いた"時計ウサギ"の顔>>123に乗って居たのは、チェーンの付いた丸眼鏡と――"何もない"表情と。
頭の上でゆらりと揺れる、"可愛らしい"兎の耳とは裏腹なその表情は、何やら酷く気難しい人物らしい、という印象を男に与えはしただろうか。

だけれど、彼が口を開いたのならばその限りでは無い。
――尤も、吐出された言葉は男にとってはあまり気持ちの良いものでは無かったけれど。]


 あぁ、君が"時計ウサギ"だと言うのなら、恐らく私は"そう"なんだろう。
 ……我ながら、酷い配役だとは思うがね。


[自分を見る彼の視線や動かぬ表情からは、その内心を推し量る事は出来はしない。だから彼が男の配役をどう思っているかは、知ることは叶わなかったが――何方にせよ、男の心境も同じものなのだ。
表情を動かさないまま吐き出された息の中に混じる、僅かな嘲りの色には。ほんの僅かに目を細めはしたけれど、特にそれ以上気にする事は無く。]

(140) 2015/06/18(Thu) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[それよりも、何よりも。男の意識は、今は目の前の"ウサギ"の持つ、時計へと注がれている。
あの時計は、確かに作りはそう大したものではないのかもしれない。値段もきっと、男が過去に所持していた数多くの時計のどれか一つにも、遠く及びはしないだろう。
だけれど、男にとってはこの世のどの時計よりも大切な大切な時計。宝物と言える唯一のものだ。
出鱈目な時刻を指したままのあの時計が、そのままずっと時を止めているかと思うと――嗚呼。焦慮に駆られ、吐く息にも苛立ちが混じると言うもの。

だから、男は気付かない。知る由も無い。
目の前の"ウサギ"が心に抱えている怨恨も、妬みも――何もかも。]

(141) 2015/06/18(Thu) 19時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

― 『俺』の城 ―

『 おお 女王様 』

        『お目覚めですか』

 『謁見中に寝てしまうとは』

[ 瞼を二度三度、ぱちぱちと瞬かせ
   頬杖をやめ、欠伸をひとつ。
どうも寝てたらしい
 玉座に沈めた身体をゆっくり起き上がらせたら
 琥珀が映すのは赤と白を基調とした…謁見の間ってやつ ]

 『クロッケーへの招待状はお配りしました』

[横に来た臣下のひとりが告げた言葉。
二つに結った真っ赤な赤色が疑問に傾げる。

  そう、クロッケーの招待状 …?]

(142) 2015/06/18(Thu) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……、急ぐ理由も解らないまま、ただ決め事だからと急くのは愚か者のする事だと、私は思うがね。
 それに君がそうして保身の為に急ぐというのなら――私には、それを止める権利はない。


[まるで、物語をなぞるように。決められた台詞を紡ぐ"ウサギ"に向けて、男は明らかに落胆したような声で告げる。
皮肉気な言い回しは、男の癖だ。しかしこの奇妙な世界の中で、それでも尚役割をなぞろうとするこの"ウサギ"の行動に呆れたのもまた、事実。

――其れともう一つ。
おそらくは男の視線に気付いたのだろう、文字盤を見せること無くポケットへと仕舞われた時計>>124に、小さな焦りと苛立ちを覚えさせられたものだから。

……だけれど。]

(143) 2015/06/18(Thu) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ――……だが、君のその誘いは実に魅力的だな。

 ……、皮肉を言ってすまない。大事なものを無くして……少し、気が立っていたようだ。
 君がもしも、気を悪くしないでくれたのなら。その誘いは是非ともお受けしたい。


[時計を無くした焦りもあっての事ではあったけれど、流石に余りにも子供じみていただろうか、と。
少しだけバツの悪そうな顔で眉を下げたのなら、さも申し訳無さそうに軽く目を伏せて見せる。
そうすれば、この存外気難しくは無いのかもしれない"時計ウサギ"は。その誘いに乗る事を、許してくれはしただろうか。

そうして、許されたのならば、彼の進もうとする方向に倣い、男もまた歩き出した事だろう。
……例え許され無かったとしても。結局は同じ方向に行くしか道は無かったのだけれど。]

(144) 2015/06/18(Thu) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[そうして、歩き始めて程なくすれば。
そろそろこの"ウサギ"に対する要件を、口にしてみる事にようか。]


 ……ところで、"時計ウサギ"さん。
 私が無くした物というのが、実は時計でね。

 ……大切な、時計なんだ。
 針に蝶と蜘蛛が付いた時計を……何処かで、見なかったか?


["ついでに黒いスーツと革靴も"、と。自分がこの世界にやって来てから無くした物を問いかけて見れば、果たしてこの"時計ウサギ"からの返答はあっただろうか。]

(145) 2015/06/18(Thu) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 (……、それにしても)

[そうして、問を掛けている間。自分の身を包む明るい色――特に白いズボンを見れば、自然と思い出す顔に目元が緩む。]


 (もしも、此処に居るのが俺ではなくお前だったのなら。
 ……きっと、俺とは違って…いや。誰よりも見事に、演じきって見せたんだろうがな)


[その時には、是非観客として眺めたいものだが、と。
つい先程まで自分の隣で眠って居たその姿を思い返せば、少しだけ落ち込んだ気分になりながら時計ウサギには気付かれぬよう、こっそりと息を吐いた。]

(146) 2015/06/18(Thu) 19時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 19時頃


【人】 記号の妖精 ミーム

 『さあさあ、陛下、この者の願いは聞き届けますか?』

[玉座から見下ろし、"国民の一人"を一瞥。
 はて なんの願いだったか

 それより俺はもっと別のことが
  む、と考えて 思い出そうとするのに ]

『女王様ご決断を ───── 』

   ──── うっせぇぞ、胡麻擂り野郎

[ あーあ、臣下は相も変わらず口うるさい。おこ!!
 (相も変わらず?)
   … よくわからない

コホン 咳払いをしてそいつを睨んだら
 もうここでの話は終いだ、
 とでもいうように玉座の階段を下りる ]

(147) 2015/06/18(Thu) 19時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 19時頃


【人】 記号の妖精 ミーム

 ま、いいや。
  城中の金属集めとけ。あ?武器、武器作るんだ

[国民──恐らく"貴族サマ"。
男のくせにふりふりフリルつけやがって。
許されるのは俺みたいな可愛い男だけなんだよ
 
 ああ、ムカつく。てめぇらは自分たちの都合ばかり。
 いつもいつもいつもいつも
 女王の俺が何を好むか、何を嫌うかすら知ろうとしない。

 近づいて、貴族サマにあげるのは一つの蹴り。
  吹っ飛んだソイツは牢屋にぶち込むよう指示した]

 あっは♪
  胡麻擂りも、次ぎこんなヤツ連れて来たらぁ〜〜
   俺の可愛いおっぱいで潰しちゃう♪

[言葉と共に揺れるおっぱいは硬く、重い]

(148) 2015/06/18(Thu) 19時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 じゃ、そゆことで。
 ちょいと外見てくる〜〜

[ 謁見の間から出て行く女王を止める声はない。
  ただ、女王の言う通りに動くだけなのである。

数分後、
 外からトランプ兵達を潰す音がその場にも響いた]**

(149) 2015/06/18(Thu) 19時頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 19時頃


【人】 ろくでなし リー

[目の前の扉は、見た目の割にはイイ音で開き>>137
外よりは暗い中のくせ きらきらしやがる姿が見える。

「李」は知りもしない
「ヘイヤ」は知っている

(あぁ、こいつが)  ]

  茶はあるかもしれないし、無いかもしれない。
  嗚呼でもきっと、アンタにやる茶は無いかな。

[扉を盾に警戒している彼をよそに、両手をひらひらり。
誘った直後 茶はやらぬと態度も一緒に翻す。
どうやらこれはアングロサクソン的ふるまいらしい。]

  その格好はジャスミン姫のまねごと?
  ………アリス。

[外の風と共に こつん、かつん、
黒いブーツで邸宅の床を鳴らしながら、上から睨みつける目に変わらずゴキゲンな笑みを返してやって。]

(150) 2015/06/18(Thu) 20時頃

【人】 ろくでなし リー

[薄い黒革の手袋をした手は無遠慮に
ふわり浮かぶ淡青のショールの端を撫でようと伸びる。

警戒の色とか、疑念とか。>>139
そんなものは、気狂いの前にゃ 些細なこと ]

  ねえ、「アンタ」は此処が何処だか知っている?
  こちとらなぜだかは知らないけれど
  鏡の国だっていうのは知っているんだ。

  そうじゃなくて
  鏡の国は ”何処”なんだろう。
  少なくとも黄泉っぽくはないよねえ。
  「アンタ」は何処から来た? 教えてくれたら…

[キャメルのベストのちいさなポケットを、摘んで]

  ハムサンドか藁か、すもものケーキ。
  好きなのをあげる。
 

(151) 2015/06/18(Thu) 20時頃

【人】 ろくでなし リー

[その申し出も、本当かどうか定かでないし
相も変わらずへらりとした笑みは浮かべたまま。

李の心中はそれどころではない筈なのに、
正常な思考も会話もできやしない。

すっかり屋敷の中に入った僕は、2Fに伸びる階段の手すりの外側で、両肘をついて「アリス」を見た。]

  しろの王様、ユニコーン、ライオン…
  知らない事を知ってばかりいて、凄く気持ちが悪い。

  「アンタ」は誰? 俺は伝令…じゃない、「李」。

  此処に来る前、死にそーだったんだけど
  まさか「アンタ」は死んでないよねえ?

[傾げた首と笑顔と裏腹に、聞いてる事はわりと物騒。
自分の頬を指でトントンと叩きながら、尻尾は自分も気づかぬうちに、まあるく逆立っていた。**]

(152) 2015/06/18(Thu) 20時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 20時頃


【人】 会計士 ディーン


 保身?
 保身なんかじゃあありませんよ。

 私はただ、この役割を純粋に楽しんでいるだけで。

[本の中の登場人物になれるなんて、素敵な事じゃありませんか。
弾む口調に反し、表情は固まったまま。
けれどその声音を聞けば、ディーンが心から喜んでいる事が分かる筈だ。

幼い頃、擦り切れる程に読み込んだ童話の世界。
そこに自分が立っていると思えば、夢だとしても浮かれてしまうのは仕方の無い事。

……それにしても、彼>>143は何をそんなに焦っているのだろう?
時計を見詰める視線だって、あまりにも不躾じゃないか]

(153) 2015/06/18(Thu) 20時頃

【人】 会計士 ディーン


 気を悪くしただなんて、そんな。
 流石にこのくらいで怒ったりはしません。

 ──……どうぞ、お気になさらず。

[眉を下げる相手>>144に、ほんの軽く片手を上げ。
さも気にしていないと言う風にして、下ろした手でそのまま通路を示す。
そうすれば、彼はついてきてくれるだろうか。

言われた事自体は、怒るに足るものなのかもしれない。
けれどそれ以上に、あの薄い笑みが消えた事で、幾らか気分が良くなったから。
無礼な言葉など、素知らぬ顔で飲み込んでやろうじゃないか]

(154) 2015/06/18(Thu) 20時頃

【人】 会計士 ディーン

[向けられた要件>>145に、視線を前から彼へと移し。
瞳には好奇心を宿らせて、僅かに目を細めた]

 時計。
 ……ふぅん、成程。

[小さな声……そう、目の前の彼には聞こえない程の声で呟けば、再び前を向き。
そういう事か、と。内心でだけほくそ笑む。

彼は恐らく、その時計がディーンの持っている物も一致するのでは、と考えているのだろう。
けれど残念ながら、ディーンの持つのは歯車の剥き出しになった無骨な時計だ。
蝶だ蜘蛛だと、そんな装飾付いてはいない]

(155) 2015/06/18(Thu) 20時半頃

【人】 会計士 ディーン

[視線は前へと向けたままだから、彼の緩む目元>>146に気付く事は無く。
目を伏せているだろう彼に、此方の胸ポケットに向かった手は気付けただろうか]

 …………ええ、申し訳ありませんが。
 時計も服も、私には分かりかねますね。

[ゆるり、時計の形を確認する様に指先を這わせ。
言葉と共にした、態とらしいまでのその動作は、彼にどう伝わるだろう?

精々怪しんでくれたなら、愉しめるというものだけれど。
嗚呼、流石に分かりやす過ぎたかもしれない]

(156) 2015/06/18(Thu) 20時半頃

【人】 会計士 ディーン


 ……もしかしたら、足がついて逃げてしまったのかも。

[首を傾げ、一度踵を打ち鳴らす。
此処で笑みでも向けてやりたいが、残念ながらそれは出来ないので。
目を細めるに留め、挑発はもう、止めておこうか]

 それにしても。

[こほん、と。咳払い一つ。
″アリス″のその衣装に、上から下まで目を通して]

 ──……女の格好じゃなくて、良かったですねえ。

[吐き出す言葉にかかるのは、彼にとってか自分にとってか]

(157) 2015/06/18(Thu) 20時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 20時半頃


【人】 地下軌道 エフ

[答えは無い、ほぼゼロの境界線≪ワズカナカギリ≫か。
そうかもしれないが、違うかもしれないとの
確定と否定を行き来する解を求めるのは
>>130目の前の彼≪帽子屋≫には宜しくないのだろう。
…詰まる所終わりのない回答≪エンシュウリツ≫だ。]

降りたくても上手く降りれ無かったら
乙は元通りにはならないが…。
歌うモノ≪コトリ≫は上へと舞い上がり、
数多の調べを語るモノ≪ニンゲン≫は
下へと沈むモノ≪ウモウ≫があればなんとかなりそうだが。

[そんなものは無いか。
ごく自然と回りくどい語り≪ジャバウォック≫が
ヘクターの口調をより難解にさせる。
だが、それはごく当たり前の事と認識している
彼に違和感≪ナンノコトヤラ≫はない。]

(158) 2015/06/18(Thu) 21時頃

【人】 地下軌道 エフ

…是非に回答ある言葉≪ジャバウォック≫なら良いが。

[案外、考えれば答えのある卵≪ハンプティ・ダンプティ≫より
タチが悪いと何処かで抱いた。されどそれだけ。
乙は暇であった。それは確かな解≪ヘイ=ハ=ヒマ≫。]

まあ待った使者ハッタ≪帽子屋≫。
乙も是非に茶会≪イカレテルゼ≫を興じさせろ。
茶会を開くならば大勢≪パーティ≫が望ましかろう。
手を添えるだけで良い。
転ばぬ様に“降りる”手伝いをしろ。

[>>131最悪手伝われなければ“落ちる”だけ。
落ちたらどうなるか?
塀には二度と戻れない≪ガッシャーン≫。
落ちたら其れは台本通り≪アンシン=シンコウ≫だが、
今宵の月≪ナイトメア・ドリーム≫においてそれは不要だろう?]

(159) 2015/06/18(Thu) 21時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 21時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク


 どーせ、そんなこったろーと思ったぜ!
 振舞う茶がねーなら言うな、ばーか。

[ 生憎教養も学も無い俺には
 異国でさえ殆ど知識がねーのに、
 異界のアングロも、サクソンも知る訳なかった。

 いっそ清々しい掌返しにゃあ、
 そこら中に跋扈しやがる偽善者よりも
 不快にこそならねーが、苛立ちはする。 ]

   [ ひらり ひらり、 ]

[ 気取る調と 矛盾した物言い。

 それから 虚空で振るわれる手に、
 細まった目の鋭さは勿論戻るはずもねーまま。
 代わりに、眉が山なりに持ち上がりはしたがな。]

(160) 2015/06/18(Thu) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 堅い木製のドアを支えるようにしていた
 冷たいノブへと添えた手に、握りこむ力が籠る。

 『アルヤス』は知る筈もねーが。
 『アリス』は話すだけ無駄だと知っていたから、]

 ( … このまま、扉閉めてやろーか? )

[ ――― だが、残念無念。

 そう思うが早いか、
 戸の軋みが元在った場所へ戻ろうと唸るのと同時。

 固い音が鳴りつけて>>150
 するり キチガイ兎は滑りこんできやがった。 ]

[ いつでも一人で楽しそうなヘイヤの『役』は、
 それにさも相応しく、ご機嫌そうなこって。

   … なんか、腹が立つ。 ]

(161) 2015/06/18(Thu) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ジャスミンって誰だよ…。
 せーぜー、千夜一夜の物語の姫君?躍り手?
 真似事だとしたら、そんなとこじゃーねーの。

  アリババがお似合いの俺にゃー、
    うすらさみー話だがな。

 … その『姫』も、今の『俺<アリス>』も。
 
[ 魔法のランプの話はよーく知ってるが、
 余所で娘にそんな名前がついてるとは分かる訳も無い。

 首を捻りながらも、
  『アリス』と 呼ばれた名にゃあ苦い顔。
  そんなの、知らねー‟物語”なのに、
  パッと 金髪青眼の少女が頭に浮かんだ。

 ( あってるのは、金髪で青い目だけだろう。
   よーっぽど、あの白蛇を連れた
   ‟あいつ”なんかの方が似合うもんだ。 )]

(162) 2015/06/18(Thu) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ やっと回転を始めた『俺自身』の頭を
  自分で小突いてやって、ふと。

  >>151柔らかなシルクが、
        肌を擦る感触。

 視線を下げれば 指先の空いた革手袋が
 淡青のベールを持ち上げていた。 ]

  勝手に触んなっての!
   
[ む と 、

 気を許した相手でも
 救いを求めている相手でもねーのに、
 無遠慮に触るのをやめさせよーと。

  掴む黒手袋をはたくように、
  褐色の手を振り下ろそうとしたが
   さーて どーだったか。   ]

(163) 2015/06/18(Thu) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 弾みで しゃらり。

 腕に嵌められた、
 幾つか連なった白い腕輪が金属音を奏でる中、
 大袈裟に溜息をひとつ、吐き出してやる。 

 狂った兎と、まともに話した所で
 たぶん 煙に撒かれそうそーだが。]

 しんねーよ、俺が聞きてーくれーだ!
 第一、俺が知ってるよーに見えんのか?

[ まともに答える気になったのは、
 摘ままれたベストのポケットに目が行った――、
  … からじゃない。 断じて。
  
 ( それこそ、少女<アリス>みてーに。 )

 ただ 多分。 ‟少女”じゃなくて、
 俺に問いかける響きだったからだと、思う。  ]

(164) 2015/06/18(Thu) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 んじゃ、すもものケーキ、

 ―― より、ハムサンドくれ。

 [ それも、また虚言かしんねーが。
     嘘ならぶっ飛ばす。  

   藁は選択肢にも眼中もなかった。 ]

[ そして手摺に肘をつく、
  黒い兎を 碧眼はじっと追っていたが。

 入り口傍の壁へと身体を触れさせれば
 持ち出したままの本を両手で掴んで、
 そっちへと『鏡文字』の本へと視線は落ちる。]

 「アリス」、「白の女王」、「チェス」

  … 『鏡の国』なーんて、
   俺も見たことも聞いたこともねー。

(165) 2015/06/18(Thu) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 まー、気持ち悪いってのは、
    テメーに同意してやるぜー。

[ 再び、白金の睫毛を引き上げる。

 >>152 とんとん 頬を叩く様子と
 笑みに似合わねー言葉には、突っ込まねー。
 ( 人のことを言えた柄じゃねーんもある。 )

 まーるく逆立った、
  その兎の尻尾が端っこに映りながら、
  完全に壁に、体重を預けてしまい。

 それから、本を持った手の片方を
 わしゃり、髪を乱れさせるように掻き上げりゃ、

 ―― 俺が『何者』か 思い出すように
 緩やかなまたたきをして 兎より遠くを見る。 ]

(166) 2015/06/18(Thu) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

 ……話は終わったかな?


[流石の自分でもどこまで理解出来るものか、と話半分に聞いていて
どうやら降りようにも降りられず、クッションのような物を探している事だけはわかって]


 きっと城の中にあるかもしれない
 いや、無いかもしれないな…


[希望的観測を持ち出しはするが、期待はせずに。仕方無い、とばかりに彼の方へ歩み寄れば、手を差し伸べてみようか]


 さぁ、捕まりたまえ
 保証はしないが、手を貸す事くらいはしようじゃないか


[この後、招待状を書かなくてはいけないんだ。なんて呑気に話しながら
彼の要求通り転ばないように、降りる手伝いをしようと**]

(167) 2015/06/18(Thu) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 『俺』は、アルヤス・イルヤース!

 『リィブラ』の家に居たはずだったんだけどよ。
  なーんか、変な鏡に吸いこまれたかと思えば
  気がつきゃ、こんなとこに居るザマだ!

  ‟力”の使い過ぎで、あっさり天寿 ――、
   とかじゃなきゃ、死んではねー、はず。

 [ あの‟眩み”を考えりゃ、
  無い話でもねーが、まー置いておいて。
  さっぱりわかんねーって、肩を竦める。

   … でも、多分。
     原因があるとすれば。 ]

 … 『鏡の国』だから、
  案外そのまんま、黄泉でもなんでもない
 『鏡の世界』か、…『夢の世界』だったりしてなー。

(168) 2015/06/18(Thu) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ ――― 知らない物語。
  『Through the Looking-Glass,
   and What Alice Found There』

  脳味噌に直接書き込まれたみてーな
  その‟御話”を頭ん中で紐解きながら、
   髪から手を放しゃあ また手は本へ。
 
        とん と、

  口許にその淵をあてがった。 ]

 …… ―― なにせ、
    『赤の王の見る夢』なんだろ?

[ ごちゃごちゃっと考えるのは得意じゃーない。
 雑然としたおもちゃ箱みたいになりそーな思考を、
 一度休めるよーに 『アリス』はそう呟き、 ]

    [ 閑に、目を瞑る。 * ]

(169) 2015/06/18(Thu) 22時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 22時頃


【人】 地下軌道 エフ

ああ、言葉遊び≪ジャバウォック≫は一先ず。
──城に無いだと?話にならんぞ。

[相手の言葉≪オレ=ノ=キタイカエセ≫に真顔で答。
[厄介事≪アタマイターイ≫は尽きない、と判断し溜息を吐いた。]

何、今の乙は存在するモノ≪コケイ≫であり
落ちると拾い難いモノ≪エキタイ≫ではない。
だが共に皿≪テ≫で掬い上げられよう。…一番汚れるのは後者だが。

[後者≪エキタイ≫だと卵ではないが。
少なくとも生きてられぬ筈なのに問題ないと
どうしてそう思ったのか、ヘクターは知らぬ。
恐らく卵≪ハンプティ・ダンプティ≫は知っているのだろう。]

済まないな、恩にき…る、っ…

[本来の終末≪ガッシャーン≫を喪った卵≪ハンプティ・ダンプティ≫は
地面に足を着くと同時に頭の中へと流れ込む
走馬灯≪スギサル=ノハヤシ≫の如き記憶≪ヤマタノオロチノ乱≫を抱く。]

(170) 2015/06/18(Thu) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……成る程。そういう理由なら、同意はしよう。

 神話や、伝説。もっと言えば伝承や、或いは童話、歌の中まで。
 人の想像の中に存在する世界は、如何してこうも魅力的に映るのか。


["時計ウサギ"の弾む声>>153を聞いたのなら、分からぬ程度にだけ肩を竦め。その声とは裏腹にピクリとも動かぬ表情には僅かに怪訝そうに眉を寄せつつも、敢えてそれを言及したりはせずに。

男とて、その世界に魅入られた者の一人。
幻想の中に存在する生物をこの世に呼び出す事に、今迄の人生の大半を掛けて来たのだから。
だから、こうしてその世界を味わっている事の楽しさ、喜びは心から理解出来るとも。
――此処が、"ただの自分の夢の中"でないよなら。

そう、此処はあくまで、"ただの自分の夢の中"。
この世界の全てが、部屋も、廊下も、この目の前の"時計ウサギ"だって。自分の記憶が作り出した、唯の幻想に過ぎないのだと。
少なくとも、男はそう信じて疑っていない。]

(171) 2015/06/18(Thu) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……そうか。残念だ。
 なら君がもしも何処かで、蝶と蜘蛛とを背負った足のついた時計を見かけたのなら。
 木の枝と蜘蛛の巣で虫取り網を作って、その時計を捕まえてくれると助かるんだがね。

 出来れば、蝶の翅がもげないように、……優しく。


[打ち鳴らされた踵の音>>157と、彼の言う軽口には、此方もまた戯けたような口調で返し。溜息と共に肩を竦めて見せてやったから、精々困っているように見えてくれた事だろう。

そうして、視線で指し示すのは胸のポケットをゆるりと撫ぜるウサギの指先。
細いその指先が形取るのは、先程まで彼が手にしていたあの時計に他ならない。]


 ……所で"その手"は、さっきの私の皮肉に対する仕返しかな?
 もしもそのつもりなら、もう少し"上手く"やる事をお勧めするよ。


[消した笑みを再び顔へと戻しつつ、片眉を持ち上げて口だけ笑みを強めて見せ。
またも皮肉交じりにそう"お勧め"したのならば、さてこの意外に意地の悪いらしい"時計ウサギ"は、どんな反応を返しただろう。]

(172) 2015/06/18(Thu) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[これは、彼のその行動から。恐らくは彼の持つ時計は、自分の探しているものでは無いのだと判断しての事。
彼のその物言いと、仕草から。こう言った輩が"そういう事"をする時は、大抵は此方の気を引き揶揄いたいだけの事が多いのだと。
――無論、彼が余程の策士か或いは余程の馬鹿であるのならば、その限りでは無いのだけれど。
その場合は、また別の手を考えれば良い事だ。

だけれど、薄く笑みを浮かべていられたのも其処までの事。
彼が最後に吐き出した皮肉めいた労いの言葉は、流石に男の眉根に深い皺を刻み込ませた。]


 ……まったくだ。
 あぁ、其処に扉があるが、"公爵夫人"の居る扉はまた別の扉なのかな?


[それに対して返すのは、唯の一言。思い出すのは、無論先程のあの"悪夢"。
――彼が自分のその醜態を知っているとは思わない。思いたく無いが、それにしても思い出したくもない事には違い無い。
だから、行く手にあった一つの扉を指差して。"きっと公爵夫人の場所を知っているのであろう"時計ウサギの返答を待ってみれば、果たしてどう返って来ただろうか。]

(173) 2015/06/18(Thu) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[そうして、彼がその扉を開けようとも、開けずとも。
先程から喉に刺さった小骨のように、気味悪く自分の興味を引いている事柄について、男は口にした事だろう。]


 ………、それにしても。
 楽しそうに話す割に、にこりとも笑わないとは、…何とも変わった"時計ウサギ"さんだ。


[男は、"時計ウサギ"の事を何も知らない。
だから単なる疑問を投げかけるだけ――そう、彼の病も事情も、何も知ら無いのだから。]

(174) 2015/06/18(Thu) 22時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 22時半頃


【人】 地下軌道 エフ

──おいおいおい…どういう事だ?
何だ、この貴族の様な服≪ヴィクトリア≫は。
乙は確か家で…

[そしてことの違和感≪イマサラ≫に気付く。
本来ならば卵≪ハンプティ・ダンプティ≫は舞台裏。
ストンと思い出す!(卵がまるで落ちる様に!)]

………………。
あー、面倒だ。城に行くぞ城に。
どうせこれは乙の悪い夢≪クアト≫だろうよ。

[されど卵≪ハンプティ・ダンプティ≫。
揺らめく風≪エターナルフォース・ブリザード≫が衣服を踊らせ、
この場の雰囲気≪イヤナ=ヨカン≫を物語る。
だが、同時に彼は役≪ユメノ=ジュウニン≫である事を思い出し
ああこなくそう面倒だと頭を掻くだけだ。]

(175) 2015/06/18(Thu) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 ふむ…?どうかしたのかな


[突然狼狽えるような彼に対してやはり自分だけの夢ではないのだろうか、なんて考える
過去にも経験した“夢の世界”
それはきっと自分以外からしたら信じられない、あり得ない出来事なのだろう]


 おや、もう良いのか。いや、悪いのかもしれないが
 城に行くのなら止めはしない。キミの名前は?


[面倒そうにする彼に対してむしろ興味深そうに
一緒に寝た彼女ももしかしたらここに来ているかもしれないなんて、考えもするがきっとそれは無いだろう]

(176) 2015/06/18(Thu) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 俺はサイラス。サイラス=K=ヘルシングだ
 好きに呼んでくれて良いよ。…帽子屋、でもね


[肯定に否定を重ねず、彼にそう名乗ってみる
一緒に城に行くか、それとも“別の世界”に行くか。彼を見ながらどうしようかと悩んでみよう**]

(177) 2015/06/18(Thu) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 公爵夫人の家 ─

[がちゃ、ガチャガチャガチャガチャガチャ、]

[――とドアノブを回せど、扉が開かない。
なんでだ、とラルフがぼやくと、扉の向こうから
女王の使者のものらしき間延びした声が届く。]

「むだよーん。中にいてノックすれば、
あたしが出したげられるかもしれないんだけどーん」

[何を言っているんだ、こいつは。]

 はァ?! 俺が今中にいて、あんたが外にいるだろ!
 だったら開けろっつうの! 

「だってあんたはアリスじゃない。
 ”ただの”チェシャ猫じゃない!」

 あ゛ぁ……?!

(178) 2015/06/18(Thu) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[そうだ、そういえば──。
この自分はにやにやと笑うCheshire catである筈。
”扉を開ける役目は自分のものではない。”
そしてアリスがじきにこの家を訪れるような――]

(「アリス」……?
 「アリス」って。誰だ? なんだっけ。
あー、女の子に人気なブランドか何かだった気がする)

[ラルフは本をほとんど読まない。
読むのは幼い頃に前のボスに
――かつて妄信していた人に与えられた聖書のみ。
よって、「不思議の国のアリス」も殆ど知らない。]

[女の子をナンパするのに蓄えた知識を漁りながら
埒のあかぬ会話を続け、
ストレスで意識が一瞬遠のくのを感じた。]

(179) 2015/06/18(Thu) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ

…奇妙な。例え夢とて乙がヘクターである事を忘れてしまうものなのか?

[己は確かにこの世界≪有栖乃伝記≫の一人だと
認知していたが、やれ、不思議な事≪ファンシー≫が或る。
これが社長≪猫≫の所為であるのならば、
後で和紙之本≪ウス=異本≫の題材にしてやろうか。
(乙の出立もまたとても理解出来ないが、そうだ。)>>176>>177名乗りを聞けばヘクターは頭を掻くを止める。]

む?ああ、サイラス…か。覚えたぞ。
乙はリーガル・F・ヘクター。
又の名は──

[ぐぷり。溢れる異物≪ショウユ≫が目を開けば
彼の咥内は物の見事に真っ黒≪ショウユ≫に染まる。]

『英雄≪ハカタノ=シオ≫ダ。憶エ無クテモ良イ。
ダガ覚エル事二ナリソウダ。』

[勘の鋭い≪メメタァ≫異能の存在≪ハカタノ=シオ≫は
ふぁあと欠伸をひとつ零した。]

(180) 2015/06/18(Thu) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

  とにかく、開けろって。
  後ろ煩くてたまらねーんだって…! ひっ…!

[ぱりん、と皿がラルフの傍で割れる。
背後では大小さまざまな大きさの皿が飛び交い、
割れ、赤子は喚き、胡椒は空中を舞っている。]

[何より――さっきから表情筋が
(おかしくもないのに笑いすぎて)痛い。
もう、限界。]

   〜〜〜〜〜〜ッッ!

[背後でコックがスープに
更にたぁっくさんの胡椒を袋ごといれたのと、]

        Vaffanculo!!!

[ラルフが公爵夫人の家の扉を
イレギュラーにも蹴破ったのは、ほぼ同時。]

(181) 2015/06/18(Thu) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ラルフが外に出ると同時に、
蹴破られた扉から皿が何枚も飛んでいく。

開け放たれた扉からはもうもうと胡椒が舞った。
家の前で座っていた使者が盛大なクシャミをした。
その腹を蹴っておいた。

チェシャ猫とコックは胡椒を吸い込んでも
(原作どおりならば――)くしゃみはしないが、
他のひとが吸い込んだら、
きっとひどく鼻がむずむずするだろう。

ラルフは怒り心頭のまま、
ひらりと木の枝に飛び上がると、
くるりと地上を見渡し、ハートの女王の城を遠望する。*]

(182) 2015/06/18(Thu) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ

…って、又乙は何を。
貴殿が従者ヘッタ≪帽子屋≫であるならば、
女王に会うのが常なのではないか?

[乙は本来無残≪ガッシャーン≫なので女王に会うなど
必要無い事である。だが暇だ。それは変わらん。]

面倒なら乙が行くがな。
仕事をするかしないかは乙≪帽子屋≫の役だ。

[いつの間にかに掌に白≪マヨネーズ≫をひとつ。
それをタバコの様にさりげなく口に運んで
一気に、『飲み干した!!』]

(183) 2015/06/18(Thu) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ

ああ、乙はこれが落ち着く。

[高血圧≪カロリー・オーバーオール≫だけが心配だ。]**

(184) 2015/06/18(Thu) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス

 リーガル…ヘクター……なるほど、良い名前だ
 いや、良くない名前なのかもしれないが


[相手の名前に対して自分が思う事など特に無い
それでも、彼の名は自分の知り合いでも無ければ、周りに住んでいる人の名でも無い事だとわかって。更に言えばこの世界観に沿う名前でも無い]


 おかしいな…。俺はもう思い悩む事は無かったはずだが
 彼とも向き合ったし…何が……


[これが神の気紛れか運命の悪戯か、そんな事まで頭が回らずに、ブツブツと呟いて
又の名を、と聞けば怪訝そうな目で見る]


 …頭は大丈夫か?いや、大丈夫ではないな
 はかたの…しお……そんな調味料が――

(185) 2015/06/18(Thu) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス

[彼は調味料だったのだろうか。なんて変な事を想像するも、その名乗りはすぐに否定されて
更に手のひらに白い何か]


 (……あれはマヨネーズじゃ。飲ん…!?)


[その衝撃に驚かされて思わず顔が引き攣る。明らかに異常な彼に対して何を言うべきか、少し迷った後に、その話題をそっとゴミ箱へ捨てる事にして]


 女王をパーティーに誘って来てくれるとは思わないけれどね
 いや、もしかしたら来るのかもしれないが
 招待状を作っていないからまた今度出直す事としよう


[思えば茶会をするに当たって人を誘うのに招待状が必要だ、と根本的な話に落ち着く
何も書いていないために、誘う事も出来ない。それならば、準備をしなければと彼の方に向き直って]

(186) 2015/06/18(Thu) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス

 すまないがこれから準備をしてくるとしよう
 楽しいなんでもない日を、ヘクター


[軽くお辞儀をすれば踵を返して城から離れていくように
夢からはまだ覚めそうにない。それならば、あの時のように夢を楽しもうではないか**]

(187) 2015/06/18(Thu) 23時頃

【人】 ろくでなし リー

  探してみたらあるかもしれねーだろー?
  アンタのじゃなく 俺の茶はさぁ。

[不機嫌そうに持ち上がる眉>>160に追い打ちをかけ
閉められちゃぁかなわないと、戸の螺子のおとと共に
つやっつやに磨かれたロビーへと靴を鳴らす。

腹が立ってる>>161のは見りゃあなんとなく
わかりやすい”若いの”をすこうし。
ほんのすこうし微笑ましく思ったのは、
僕もちっとは大人になったって事かもしれねえなあ
…なんて。

何だかちょっかいをかけたくなって
(きっと怒るんだろう)

指先はひどく勝手に淡いシルクを持ち上げる。]

(188) 2015/06/18(Thu) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

  っははは、悪い、悪い…なんて思ってないけど。
  表裏がねーのはいいことだ。
  俺も嘘をつくのは苦手だからさあ。

[ パシリ、はたかれた手>>163を ”痛い痛い”と
 軽率な嘘をばらまいて

沙羅、と鳴る綺羅びやかな鐘の音に>>164
僕は 鞘から身を躍らせる刀剣を垣間見る。
かすかに細めた目は彼に気づかれたかどうか。]

  まー、しらなそーだよねー。
  でもほら”不本意”っぽいのはお互い同じみたいだし

[引っ張ったベストのポケットは 当然空っぽだけれど
ぶっ飛ばす>>165なんて思われてるとは露知らず。

艶やかな髪が掻き上げられて散らす星を眩しげに見た]

(189) 2015/06/18(Thu) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

  まァまァ見事な名乗りだこと。
  今日びゴクドーでもそんな大見得切って
  フルネーム言うやつ なかなかいねーよ?

[聞いたことのない異国の名>>168を面白げに聞いて
僕は”彼”のほうへと向き直る。]

  学だけはそこそこあるつもりだけど
  「リィブラ」なんてきーたこと無い。

  鏡、吸い込まれた……ねぇ。
  ……………ま、死んでねーならいいか。

[背中を丸めて、彼が弄ぶ本の背を窺い見る。
すぐには読めぬ鏡文字に小さく唇を尖らせて
「鏡の國」「夢の世界」に思考を潜らせ ]

(190) 2015/06/18(Thu) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

[口元に本を宛て、長いまつげを伏せる「アリス」から
と、とんと わざと踵を鳴らして2歩下がる。]

  眠ってるのは アンタじゃねーの。
  夢は………。


  いや、やっぱりなんでもねーわ。
  ハムサンド、見つけたらアンタにやるね。

[何処から来たのか教えてくれたらあげるといったそれを
やはり悪びれもなく後払いにツケて
僕は踵を支点に くるり。

さあ、茶葉を探しに家の中を探ろうか。]

  茶があったら、要るかい? ……アルヤス。

[きゅっぽん、と開けるフリをしてみせるのは明らかに茶筒で、彼にそのジェスチャが通じるかどうかは、
きっと神すらも預かり知らぬ処*]

(191) 2015/06/18(Thu) 23時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/18(Thu) 23時半頃


【人】 地下軌道 エフ

[>>185良い名前悪い名前などあるのか。
だが、いや、いたな凄い名前の存在。
世の中にはとんでもない存在≪キラキラ=ネーム≫がいたな。
そろそろ相手の言葉≪アイマイ≫に慣れれば良いのに
良い加減が分からない。]

『思イ悩ム…?ハッ、馬鹿馬鹿シイ。
吾ハ答エナイガ、貴殿ガ違ウト思ウナラバ
違ウノデナイカナ?』

[だが英雄≪ハカタノ=シオ≫だけは意味を捉えてたか。
肯定を否定されようとも固定し返す。
だが回答はしない。英雄≪ハカタノ=シオ≫は目立つつもりはない。]

(192) 2015/06/18(Thu) 23時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[チク タク チク タク…

部屋中に木霊する秒針の音。
目蓋の裏に秘められたキャラメル色の瞳は、何も映さず。真っ黒に塗りつぶされた中、未だ沈まない意識に思わず舌打ち。]

 ………眠れない。

[もぞもぞと動いてみる。
しかし頭の位置や体の向きを変えても、一向に睡魔が襲ってこない。

( はぁ…、仕方がないか。 )

この馬鹿げた状況に身を置く他無いらしいと悟り、思わず溜め息を吐いて。
再び目に痛い室内を見、目に映った扉へと歩き出す。]

(193) 2015/06/18(Thu) 23時半頃

【人】 小僧 カルヴィン


『お待ちください、我らがクイーン。』

『女王様、女王様っ!どこ行くの?』

『何をしに向かわれるのですか?』

『クイーンさんはどこ行くんですぅ?
 私が代わりに行きましょうかぁ〜?』

『ビショップより我が適任なら、
 どうぞ何なりとお申し付けください。』


[細かな細工が施された取っ手を掴んだ途端
チェスの駒達が騒ぎ出す。]

(194) 2015/06/19(Fri) 00時頃

【人】 地下軌道 エフ

……なんだ?おかしいか?
乙の知り合いには「や・さ・い取りましたー♡」と
言って赤≪ケチャップ≫を飲み干す彼奴もいるが。

[もしかして:頭がおかしい←
だが、ヘクターの世界では常である。
違和感≪ナンノコト≫とはなんぞや。]

確かに準備無しで宴≪パーティ≫に呼ぶのは無礼だな。
…之が夢なのか別なのか知らんが、まあ、
至極どうでも良いな。仕事しなくて良いし。
紙が残っていれば乙も呼んでくれ。

[ぽいっと空のマヨネーズの殻を捨てながら。]

(195) 2015/06/19(Fri) 00時頃

【人】 小僧 カルヴィン


 煩い、一度に話さないで。
 ちょっとそこまで…だよ。


[( ちょっとそこまで、
  僕《鏡の国》のアリスに会いにね。)

僕が赤の女王なら、物語を進めるためにはアリスに会いに行かなくてはならない。それが、この噺を終結に導くための一歩となる。]

(196) 2015/06/19(Fri) 00時頃

【人】 小僧 カルヴィン


 ああ、そうだ。
 一つ君たちにお願い事をしておこう。

[開いた扉の外へと出て、振り向きざまに口を開く。]

 この部屋、僕の好みにしておいて。
 そうじゃないと帰ってこないから。

[本気だという気持ちを、言葉に乗せて。
せめて自室だけでもどうにかならないものかと命令をした。
アリスに会いに行くことよりも、この部屋に居たくないというのが本音だったり。]

 ……じゃあ、

[“行ってきます”と言う習慣も無く。
ギィイイイイと軋みながら扉が閉まり出すのと同時、部屋に背を向けて歩き出した。**]

(197) 2015/06/19(Fri) 00時頃

【人】 地下軌道 エフ

ああ、楽しいなんでもない日を。
In Winter when the fields are white...
(野の白くなる冬に…)

[手を軽く降る。
ぶっきらぼうな別れの言葉だが、まあ、
アリス≪ガキンチョ≫から一方的に切られるよかマシか。
実のところ乙を思い出しても卵≪ハンプティ・ダンプティ≫で
あるのはおおよそ役に成り切ってしまった為だろう。]

(198) 2015/06/19(Fri) 00時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 00時頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 00時頃


猫の集会 クシャミは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 00時頃


【人】 猫の集会 クシャミ

   ── 鏡の向こう側 ──

[>>121>>122
蝋燭の炎が、ゆらりと消えるは瞬く間
少女はストロベリーブロンドのお下げを揺らし
鏡の中へと消えて行く

すうっと、通り抜けたと思ったら
向こう側に着地したのは、靴底よりも先の上半身

ああ、途轍もなくカッコ悪い

しかし、物語の狩人≪フェアリィテールハンター≫は

エレガントかつスマートに動ける程の
スキルを持つ者の方がひどく稀であり

要約すれば、思考以外は非常に鈍臭いのが日常]

(199) 2015/06/19(Fri) 00時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

 …いったぁ


[おでこをさすりながら、涙目で
彼女はどうにか両手を突いて起き上がろうと
刹那、四つん這いになった姿はプチホラー

しかし、その内心は
ファーストキスが床でなかった事に
密かに安堵する、ただの少女

いくら何でも、それはあんまりだろうと
自分で自分を慰めた

周りに誰かいただろうか?
それとも、すっかりもぬけの殻か?

誰もいなけりゃ、何処かへ行く

そう、ここは多分──物語≪フェアリィテール≫の中*]

(200) 2015/06/19(Fri) 00時半頃

猫の集会 クシャミは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 01時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 01時頃


【人】 記号の妖精 ミーム

― 城の庭 ―

[にしても、だ]

 やっべぇな、ここ…

[扉を開ければ、木… おそらく植物が生えてる。
こんな緑色みたことない。
指でツルツルの緑の表面をなぞっては
琥珀でそれを凝視してしまう]

 葉っぱが、いっぱいあるぞ…

[下も左右も緑に溢れて、
 すぅーーーーーって鼻から入る空気はいつもより格段に]

 (…うまい)

[雲が重なって澱んでいたのが俺の街。世界。
ここは俺たちが欲しくても手に入らない世界だ]

(201) 2015/06/19(Fri) 01時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 で?

[そんな感慨に耽っても
ここにいる理由がよくわかんねぇ。
 ん?夢?夢か? ]

 俺は女王だ。

[後ろを着いて来たトランプ兵達が一斉に頷く。
見えてはいないが、足を揃えた音がする]

 なんで女王?

[トランプ兵達が一斉に首を傾げる。
これも見えてないが疑問の声が届く。

もういい 珍しく溜め息がでた]

(202) 2015/06/19(Fri) 01時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 …つっかえねぇなぁ……

  ま、折角の女王様だし?処刑し放題だし?
 日頃の鬱憤晴らしでもすっかなぁ…

[何故か知ってる城の門へと、足を伸ばそうと

すると首を傾げていたトランプ兵達は一斉に女王の俺を取り囲んだ]

   『なりません!』

『クロッケーの招待状を送ってしまいました!』
 
         『女王様、うさぎを待ちましょう!』

   うさぎぃ…? ──あー…

(203) 2015/06/19(Fri) 01時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[ふと思い出す。
これは最近兄貴から「本を読め」と渡された本の内容に似てる。
 だったら俺はハートの女王だろ… 
  うさぎ …なんだっけ]

  ( … )

[結局内容はほぼ覚えていなかった。こんなのに興味なかったし。

だが暫く葉と空を交互に見て、
逡巡し…、ニヤリと口角を上げてトランプ兵達をどかせた

 もう少し、この世界がみてみたい ]


  …なぁるほど。俺がうさぎ迎えに行きゃ良いわけだ

[女王の提案にトランプ兵がペラペラペラと音を立てて
震え上がり、全員が一斉に首を振る。
どいた兵士が再び目の前に立ちはだかった]

(204) 2015/06/19(Fri) 01時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

『そんな!女王様が自ら!』
 『いやいや、とんでもございません!』

[あーうるせぇうるせーー…
きゃんきゃんと!女子かてめぇら!

むかちん。一度ならず二度までも。
…俺の道を阻むやつは誰であろうと潰す]

(205) 2015/06/19(Fri) 01時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[ちょい、と立ちはだかるトランプ兵に近づいて、
肩…と思われる場所を掴んだ]

 はっはっは!!その心意気に俺は怒った!
 うぜぇ!
 そのペラペラ胴体ちぎってやろぉかぁ!!ああ…!?
 ほおれ!!!

[ ピリ、
 その小さな音に阿鼻叫喚するトランプ兵たち。
これは楽しい。
 あと二三度、引き裂いては叫びを上げて、
 俺は一人ケラケラひとしきり笑ったのち

  ぱ、と手を離し 今度は容赦なく──]

 静かにして主の帰り、 待っとけ よ!!!

[───彼等の顔面に拳を振りかぶった]

(206) 2015/06/19(Fri) 01時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

   オラア!!!!!!


[トランプ兵たち数人を殴り飛ばすと後は
ペラペラペラペラ
 ペラペラペラペラ 震えるだけ

飛ばされたトランプの身体はひらひらと風に乗って行く。
おんもしれぇなぁ。
 鼻をフン、と鳴らし城門をくぐり抜けて行った]

 ったく、えらいヤツも大変なこって

[俺んとこのもそうなのか?
 いやチゲぇわ
ピンヒールで踏ん張るのは慣れないとなぁ]**

(207) 2015/06/19(Fri) 01時半頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 01時半頃


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 02時頃


【人】 地下軌道 エフ

[広々と続いて行く赤と黒のマス目。
まるで遊戯盤≪チェス・バーン≫の様だと思ったが
確かに此処は娯楽の場≪ダンスホール≫だったと認知する。]

何故乙は知っているのか! 摩訶不思議な! 解せぬ!

[されど乙はそれが普通≪イツモドーリ≫だとも認識し、
何もおかしなことはないのだと、
おかしいのはライオンとユニコーンだけで良い。]

…いたよ、ライオンとユニコーン。五月蝿くも滑稽な。割れたら如何するのだ。

[あまり考えない方が良いのか。
目の前には例の王冠を巡って騒ぐ二頭有り。
百獣の王≪ビーストキング≫と一角獣≪ファンシーホーク≫は
此方を見るなり町中を駆け巡るのだ。]

いや、それ…アリスの目の前にしろよ。乙を見るな。卵投げるぞ青二才≪cherry=boy≫。

[まさかアリス≪少女≫が男だとは知らず。]

(208) 2015/06/19(Fri) 02時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[いつの間にかに着こなしていた
貴族服≪ヴィクトリア=チョウ≫の裾を軽く引っ張り、
ヨレを直してひとつ溜息を吐き出した。
仕事をしないのは楽なのだが、
こうもよく分からないモノを見ると妙な気分だ。]

…まだ城が遠きな。そも、この世界に城があるとは。
乙の勉強不足≪モノオボエハ=ワルイ≫なのか、それとも否か。

[あるいは両方か。
>>197彼が女王≪ニシテハ・オサナイ≫を見たなら、
きっとヘクターは嫌でも跪くのだろう。
ああ…位とはかくも面倒な。]**

(209) 2015/06/19(Fri) 02時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 02時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

    [ 前言撤回。 ]

 あー あー そーかよ。

 見つけたとこで
 テメーの分の茶なーんぞ、
 飲む前に他人に盗られちまえばいいのに!

[偽善者共より一瞬でもマシだと思った俺がバカだった。
 どっちもどっち、いいとこどっこいの狂いよう。

     くるりら くるりら、

 身勝手に代わり 摩り替る話に
 めまいでもしそーな眩みさえ覚えながら、
 心ん中でこいつには見っけても教えねーと誓った。]

(210) 2015/06/19(Fri) 05時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[磨かれた床に 靴裏を滑らすみてーにして、
 割り込んできた身から一歩を退こーとした。
  が、ベールが掴まれる方が先だった。 ]

 だから、思ってもねーことなんざ
      言うんじゃねーっての。

 俺はな、そーいうやつが… 、

  えーっと、  
       واحد اثنان ثلاثة 
     (ひとつ ふたつ みっつ、)

  … そーだ、三番目くれーに嫌いなんだよ!

 [ 指折り、 一本、二本、三本。 ]

 [ 空に数えるように視線が泳いだのは
  きっと間抜けだったに違いねーが。
   そんなのは、さておいて だ。  ]

(211) 2015/06/19(Fri) 05時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[>>188嘘のたたき売りなんざ誰も買わねーよ。と。
 さして強くも無く、その手をはたき落してやった。]

[ 擦れる金属音は 
  鞘から躍るつるぎの音の
  ソレと同じような甲高さを奏ではしたが、

 見下ろした先 細まった瞳には気付いても
 かちあった碧眼は何のせーかまでは知らない。

 知らぬまま、
 抜き身の剣みたいな鋭さを
 まともな理解を諦めたサファイアの宝石に浮かべてた。]

  …おい、同意はしたけどよー、
 テメーなんかと一緒にされるのは
 もーっと不本意なんだがよ。

[ 細まってた垂れ目がちな黒曜石が、
  どっか眩しそうな色を帯びるのを端に。 ]

(212) 2015/06/19(Fri) 05時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

     [ ぽふり ]

[ 散らした星が、
 またひとつどころに戻る。

 その触を感じながら、
 漆黒の深みをあまり覗きこまないよーにして、
 軽い嫌味を勢いよく吐き捨てて 、

 『ゴクドー』なんて、また知らねー単語には
 不可思議を抱くよーに ぱちり、瞬く。 ]

 [ 知らねーものを聞いた時だけは、
   ちらり 、 興味がちょっとだけ覗くのは
         相手が誰だろーと性分だ。 ]

 ―― またテキトー言ってんのかわかんねーし、
     テメーは信用ならねーけどさ。

 そーいうアンタはどっから来たっていうんだよ?

(213) 2015/06/19(Fri) 05時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ その問いは、
  『兎』じゃーなくって
  『男』へと向けたもん。 

 弄ぶ鏡文字の本は邪魔に思ったけど、
 でもなんだか‟中”を見なきゃいけねー気がした。]


   …… 眠ってるのが、俺?

[ >>191 と 、 とん、

  小気味いいリズムがワン・ツー。
  刻まれたテンポに瞑った瞼が開く。

  告げられた言葉に、きょとん。

 糸の絡まった毛糸みたいな混乱は、
 空みたいな蒼石へ、水みてーに滲みでるもんで。 ]

(214) 2015/06/19(Fri) 05時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 数秒の間の後に、
  馬鹿にするよーに はんっ、と
  上がった口角から嘲笑が飛び出た。 ]

 おいおい、俺はちゃんと起きてるぜ?

 さっき、床に転がった時もちゃーんと痛かったし!
 夢ってんなら、痛くねーはずだろ?

  … それに、 ――― 、

      [ が。 ]

 [ 言ってる間に 気付いた‟矛盾”。 ]
 [ ―― それは‟夢”の存在の在処。 ]

 ( いや、 ‟赤の王の夢”ってなんだ?
   それに これがそいつの見てる夢なら、 )

   ( …… ここに居る俺は? )

(215) 2015/06/19(Fri) 05時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 …… うーん?

[  一度放棄したもんを拾いあげたが、
  やーっぱり、絡まった毛糸みてーに
  こんがらがる思考は簡単に解けない。

 よーく分からな過ぎて いつのまにか
 口許は尖るみてーに右へと引っ張られてた。]

  なんでもねーなら、いーけどよー…。

 [ だから、消化不良感はあったけど。
   ‟兎”が、 … 李とやらが、
   その設問を途切れさせたなら、

  今度こそ 遠く 遠くへ、
  あっさりと丸めて投げ捨てた。 ]

 ( それこそ、いちいち考えたら
  こいつみたいに気が狂ってしまいそーだ! )

(216) 2015/06/19(Fri) 06時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 …ってか、やっぱり無いのかよ!?

  [ よけーな考えを棄てたあとに、
    次いで 飛び込んだ虚言>>191
   ( わかりきってたけど! ) ]

[ そりゃまーな!
 ポケットの大きさからすりゃあ、
 簡単にわかりそーな気はするが。

   ふる 、 っと、
 『そーいう生き物』だとは分かっても
  何処までも小馬鹿にされてる気がして
  本を握り潰す勢いで力を籠めて ――、

       深呼吸。

 わななく肩を ゆっくり持ち上げて、
 深い息を吐くことで、無理矢理落ち着かせる。 ]

(217) 2015/06/19(Fri) 06時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ それから、
 鏡みてーに磨かれた
 つるっつるの床を、滑らかに回る黒い兎。

 『何か』をあげるよーな仕草は、
  むしろ、俺の目には普段目にする
      刀剣を引き抜くみてーに見えた。 ]

    …  لا شكرا(結構だ)!

 [ 胡乱げな色を宿したが、
  それに もー問い返す気力もなかった。 ]

    ( やってられるか! )

[ だん!

 憤怒よりも苛立ちの勝る、力の籠ったサンダルは
 わざと 随分とまあ大きな足音をがなりたてる。 ]
  

(218) 2015/06/19(Fri) 06時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ それから舞踊でも舞うかのよーに、
  こっちも くるっと背を向けてやりゃあ
  空色のベールが 宙をひらめいた。 

    去り際、 背に倒すよう
         首だけを振り向かせ、 ]

 … どーせまた俺に淹れる茶はねーとか
 ほざきそーなやつに恵んでもらうもんはねーよ。

  時間がいくらあってもたりねーっての!

  本当に淹れる気があるなら、
  俺より他の、困ってるやつにしてやんな。

 [ べ と、舌を思いっきり突きだせば、 ]

  ―― 次、俺におんなじ事したらぶん殴る!

(219) 2015/06/19(Fri) 06時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[長身と年齢に似合わぬ
 子供っぽい素振りを見せながら、 ]

 ( まあ 次会った時にハムサンドを
   本当に手渡されりゃあ

   ちょっとは許してやってもいーが。
   …… 『ヘイヤ』では無く『李』を。)

[そんな心の声は、決して言ってはやんねーが。

 もっかい扉の方に向き直りゃあ、
 呼び止められなきゃそのまんま庭園の方へ
 簡単には止まらねー早足で向かってく。 ]
     
 … もー こんなとこで
      時間食ってる場合じゃなかったぜ。

 もーっと こう この国の、
 色んなとこ見にいかねーといけねーのに!

(220) 2015/06/19(Fri) 06時半頃

さすらい人 ヤニクがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(さすらい人 ヤニクは村を出ました)


さすらい人 ヤニクが参加しました。


【人】 さすらい人 ヤニク


[ちょっと魂を吸いとられたみてーに
 『筋書きにない』邂逅に声まで疲弊が滲んでた。

 辿ってきた道に
 新たな闖入者が居ることにも>>199>>200
 今の俺には気付けねーまんま、

  
   ――― 本来在るべき物語の
       『出会い』に導かれるよーに。]


 [ 今し方開けた扉へと、手をかける。 ** ]

 

(221) 2015/06/19(Fri) 07時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 07時頃


猫の集会 クシャミは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 08時半頃


猫の集会 クシャミは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 08時半頃


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

― 幕間◆偶然だ、偶然 ―

  ……や。
  ところで、明日太郎。

[ざわざわと木の葉揺れる森の中。
 ナイトメアは静かに始まった舞台を見下ろしながら
 ふと、首をかしげた。
 くるり、と背の羽が揺らめく様は蛇のよう。]

  ほんのチョット、疑問に思ってゐたんだがね、
  ――  今回、男多くないかい?
  いや、むしろ女が……。

「偶然だ。偶然。気にするな」

*

(222) 2015/06/19(Fri) 09時半頃

【人】 会計士 ディーン

[思いもよらず返ってきた肯定>>171に、ほんの僅か、そわりと身体が揺れる。
意外と話しの分かる相手じゃないか、なんて。
話題に食い付きたくなるのを我慢するのは、少々苦労させられた。

けれど此処でそれに乗るのも、何だか癪だったものだから。
"そうですね"、と。素っ気ないだけの言葉を一つ。

嗚呼けれど。
流石に彼>>172も、此方の思惑には乗ってくれなかった様子で]

 何だ、つまらん。
 ……おっと、失礼。仕返しだなんて、そんなつもりは。

[浮かべられる笑みの、小憎らしい事。
出来る事なら、もう少しだけその顔を歪めさせてやりたかったものだが。
ディーンに出来る"嫌がらせ"なんて、精々これが限度だろう]

(223) 2015/06/19(Fri) 09時半頃

【人】 会計士 ディーン

[それでも時計の姿を見せなければ、少しは心に引っかかりを作れないだろうかと。
仕舞いこんだそれは、結局取り出す事はしないまま。

何とはなしに放った言葉に、彼がした表情>>173に瞬きつつも、笑みが消えた事には満足して。
先程彼に何があったかなんて、そこまで察する事は出来なかったけれど]

 これですか。
 さあ、ちょっと開けてみましょう。

[指差された扉のノブに手を掛け、返すのは、何とも頼りない言葉。
そりゃあそうだ。公爵夫人の家など何処にあるか知らないのだから。

そのまま扉を開こうと手に力を込めようとした所で――
投げられた問い>>174に、ぴくりと身体を引き攣らせる]

(224) 2015/06/19(Fri) 09時半頃

【人】 会計士 ディーン


 私の夢の中の癖に、そんな事も知らないんだな。

[嗚呼……嗚呼!本当に、興の冷める質問をしてくれる。
僅かな間だけでも、忘れられると思っていたのに。
否、そもそも夢の中であれば、表情くらい変えられても良いだろうに!

俯き髪を掻き上げて、睨む様に視線だけで彼を見る。
正直に答えるか否か、僅かな逡巡。
けれどすぐに諦めれば、ノブに掛けた手に力を込めながら]

 ……表情を。
 変えられなくなる病を、患っていましてね。

[努めて何でもない口調で。
彼の反応なんて見たくなかったから、視線は開く扉の方へと]

(225) 2015/06/19(Fri) 09時半頃

【人】 会計士 ディーン

[扉の先は、随分と開けた場所だった。
背後に森が広がり、少し先に、一軒の屋敷が見える。

何やら粉塵の舞う光景と、此方にまで聞こえてくる騒音に嫌気が差しながら
それでもせめて"アリス"を送り届けねばと、これは時計ウサギの意地の様なもの。

物語の全てをなぞるつもりが無いのなら、全て放棄してしまえば良いと。
そうは思うけれど、それが出来ないのは、几帳面な質故か]

 冗談です。そんな病、ありはしない。
 ただちょっと、表情に出ないだけですよ。

[誤魔化しの言葉を落とし、一歩だけ前へ進めば、後ろの居る彼を見て]

(226) 2015/06/19(Fri) 09時半頃

【人】 会計士 ディーン


 此処から先は、どうぞお一人で。
 時計ウサギには、少し相応しくないもので。

[本来ならば、直接公爵夫人の家に来たりせず、ウサギの家に帰って落とした"手袋と扇子"をアリスに探させるのだったか。
とはいえ、手袋と扇子なんて最初から持っていない。
持っていないものを落とす事も出来ないのだから、これで良いだろう。……多分。

夫人の家の近く、木の上に居る男>>182に目を向け。
アレはきっとチェシャ猫だろうと当たりをつける。
それなら、アリスは彼に任せてしまえば良いだろう、とも。

……それにしても。
動物の耳が付いているのが自分だけでなくって、本当に良かった。
なんて、惨めな安堵は隣の彼には気付かれはしないだろうが]

(227) 2015/06/19(Fri) 09時半頃

【人】 会計士 ディーン

 ――……それでは、また いつか。

[お辞儀を一つ。
そうして、彼が公爵夫人の家に向かう間は、それを見送るつもりで。
その前に何か話しかけられたのなら、答えるくらいはしただろうけれど]

(228) 2015/06/19(Fri) 09時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 10時頃


【人】 猫の集会 クシャミ

[>>98
どうにか起き上がって見れば
部屋かと思ったそこは、全く違う景色に成りかわり

森はくらく、草はみどり
欝蒼とした森の中


 『さあ、劇をはじめましょう』


その声に、フードの両耳がピンと張り詰める
黒猫は後ろを振り返ると、大きな鏡

そこにいるのは
ストロベリーブロンドのお下げ髪を垂らす
戸惑い顔の赤頭巾

黒猫はくすり笑って、鏡に向かう
しかし、少女はそのままで]

(229) 2015/06/19(Fri) 10時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

 …ああ、自分が逸れちゃ駄目だよね


[鏡に近づき、少女に手を伸ばす
赤頭巾の少女もこちらへ気づき手を伸ばす

そして、両者の手は鏡に吸い込まれ]

(230) 2015/06/19(Fri) 10時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[鏡の国の入り口から、黒い猫はどこかへ*戻っていった*]

(231) 2015/06/19(Fri) 10時頃

猫の集会 クシャミは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 10時頃


猫の集会 クシャミがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(猫の集会 クシャミは村を出ました)


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 10時頃


村の設定が変更されました。


【人】 掃除夫 ラルフ

[そもそも、ここってどこなんだ。
イタリアではないことは確かだ。

ラルフはくるりと世界を見渡す。
ざわざわ、鬱蒼と茂る森は、道が二つに分かれている。
その道がそれぞれ帽子屋と三月兎の住処に繋がる事を
何故か「知っている」。

次に目を引くのが、
遠目に見えるファンシーなハートの女王の城。
掃除夫として生きていて生憎と縁遠い可愛らしい場所。
住んでいる女王もきっと愛らしい少女か何かなのだろう。

チェシャ猫はアリスを女王の所へ
連れて行かなくてはならないと「知っている」。

とはいえ、チェシャ猫は女王が好きではない。
「俺」の首を刎ねろ、とかいいやがるんだから。]

(232) 2015/06/19(Fri) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

(  ・・・・・・・・・
でも、会ったこともない筈なのに、
なんでそんな事がわかるんだ?

 ……なんなんだ、ここ。

 この格好、ボスに見られたら―― 噫、バカにされそう)

[揺らぐ尻尾はいらだたしげに。]

(233) 2015/06/19(Fri) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ぎ、>>226と扉が開いた音がして、そちらを一瞥。
ぴくりと耳がそちらを向いて、音を集める。]

  あっれ〜……?

[開いた扉の先、白い兎の耳が見えた気がしたケド。
”あいつここに来たっけ?”
なんて思考を働かせ、
――だからなんでそんなコト「知って」んだよ、
とセルフ突っ込み。

そこから更に誰かが来るような事があれば
くる、と木々と木々と間を飛んで、
枝からぶらさがって そいつの顔でも覗き込もうか。

「知らず」、
にんまりと、チェシャ猫の笑みを浮かべて。**]

(234) 2015/06/19(Fri) 11時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 11時頃


【人】 地下軌道 エフ

…で、何で乙はまた塀の上≪タカイ=タカイ≫にいる?

[理由は簡単、百獣の王≪ビーストキング≫と
一角獣≪ファンシーホーク≫が町中を駆け巡るので
当たらない様に回避≪カ・レイナ=ハンプクヨコトビ≫をしたら
実にこの様。余程塀の上≪ジサツコウイ≫が好きなのか。
…もしくは役柄≪ハンプティ・ダンプティ≫だからか。]

ああ、透き通り乙を写し出す鏡の如きモノ≪ミズ≫があれば
少しは飛び込みが楽かろう……何処にも無さそうだが。
いや、あるのかもしれないが。

それとも、此れは>>221迷子≪アリス≫を待てと言うのか。
待った場合の展開≪ガラガラガッシャーン≫は見えている。]

(235) 2015/06/19(Fri) 11時半頃

【人】 ろくでなし リー


  ”思ってもねー”てことを”言って”んだから
  思ってることを言ってんのと同じだけどなあ。

[>>211 はは、とひとつ屁理屈を捏ねて、
両手を自分の首の後ろで組み合わせる。

”それ”は本来「アリス」の主張であることは、
それを屁理屈で返すのが「兎」のしごとであることは
「鏡のアリス」にゃ知った事ではないかもしれない。

威勢はいいが、不器用にモノを数えるアルヤス>>211
笑うでもなく、歳の割におおきな黒目でじぃと見つめる。

それはどこか「アリス」の品定めにも似て
装飾の奏でる音に細めた目が映すサファイアが、僕の黒なんかよりよっぽど綺麗に見えるのは
「物語」における”格の違い”ってヤツなんだろう。 ]

(236) 2015/06/19(Fri) 12時頃

【人】 ろくでなし リー


  何言ってんで。おんなしでしょー。
  此処のもんじゃねーのに
  得体の知れないルールみてーな何かに縛られてさ、
  アンタと俺と、大した違いなんかあるもんか。

[感じたばかりの”格の違う”相手>>212
「同じ」と言ってみせるのも、兎がはらむ矛盾のせいか。

僕の投げる目線を嫌そうにそらす顔に ニィ、と口角を上げるのは、元いた場所がひねくれ者の集まりだったからだろう。

その古巣の呼称[ゴクドー]にぱちりと目を瞬かせるさま>>213は、遠い昔の自分にちょっぴし重なる。
(ああ、きっと)
知らないモンはぜーんぶぜんぶあの人に、あんな目をして聞いていたんだろう。  (はっずかしーなあ)

信用ならねーと言いながら、興味に抗わないトコも
なーんか、なーんか かわいーやつじゃないの。]

(237) 2015/06/19(Fri) 12時頃

【人】 ろくでなし リー

  俺が元いた場所は「殺し合いのどまんなか」
  そいつはでっかい屋敷の中にあってね。
  そんでそのお屋敷は東京都ってトコにあんの。
  東京都は日本っつーちっさい島国の1番の都市で
  その日本はチキューにある。
  地球は太陽系の中にあって…………

[指を一つづつ立てて紡いだ遊び言葉は、一体どこまで続いたか。アルヤスの嫌そうな素振りが見られたら「ヘイヤ」はそれなりに満足して、すぐに切り上げる。
「アルヤス」の問いに答えるのは、「李」だから。]

  ゴクドーなんて名前が付いた世界から来たけれど、
  なあんて事はねーですよ。
  真っ当な世の中にゃあ 居場所がねーはぐれモンが
  身を寄せ合って生きてる場所さ。
  どこにでもあるだろ? そーいう場所は。

[美しい昔話をするように、声音は落ちて]

(238) 2015/06/19(Fri) 12時頃

【人】 ろくでなし リー


 「筋と義理を通して義侠にならぁ、
  これ以上の事はございやせん。」
   …てなぁ、ウチの頭の言葉だけども。

  むっずかしくてまだわかんねーの。

[まー、ロクデナシの端っこだよ、と笑いながら告げる頃には、落ちた声も元の通り。

あのひとなら「あの場所」を一体何て答えるだろうと、微かに痛んだ胸の内は 僕だけが知る。*]

(239) 2015/06/19(Fri) 12時頃

【人】 ろくでなし リー

[  「ゆめ」 の話に詰まった声>>214
  吹き飛ばすように放たれた嘲笑>>215

アルヤス と アリス の まんなかだけが違う名前。

知ってることと、知らないはずの知ってることが
僕の目にも見えるかのようにこんがらがるのが見える。

「アルヤス」がそれを遠くに放り投げるのを助けるよに
ハムサンドの話を出してみたりなんかして。
(だって僕だって同じように、
自分の発した言葉の意味がわかっていないのだ!)

あからさまに苛立つようすは、さっきの黙りこくった人物よりもよほど解りやすくて、こんがらがらない。]

  寂しーねぃ。

[言葉>>218はわからずとも、
くるりと回った背中>>219に茶は要らんと書いてあった。]

(240) 2015/06/19(Fri) 12時頃

【人】 ろくでなし リー

[べえ、と向けられた子供のような悪態>>219も、「ヘイヤ」が言おうとしていた事を「アルヤス」が言うものだから
僕はまた、笑ってしまう。

三月兎はアリスを引き留める言葉を持ち合わせちゃあいないけれど、あいにく俺は
ヘイヤであって、兎であって、李でもある。

”ぶん殴る”ほど気に入らねーやつに「次」の話をするなんざ、応えてやらにゃ 失礼というもので。]

  なぁ、アルヤス!
  その時は、アンタの嫌いなひとつとふたつめ
  教えてくれよ。

[あいつがやった指折る仕草>>211を真似て見せ、僕はキシリと笑って。2本の指を折ったまま、3本目の指だけ振って別れに代える。]
  
  花壇のお喋りな花も、アンタぐれー「華」がありゃぁ
  何か教えてくれるかもね。

[「アリス」の髪と装飾は、再び扉から差し込む光をきらりと反射して、それはひどく「花」好みにみえたものだから。
僕は去りゆく早足に「花」を手向けて、
ひとり 家の中へと踵を返した。*]

(241) 2015/06/19(Fri) 12時頃

【人】 ろくでなし リー

[ (ああ、ユニコーンと獅子の喧嘩を報せなくちゃ)
 (牢屋から出たばかりのあいつは何処に居るだろう)

 (なあ、それどころじゃねーでしょうって)
 (此処はなんだっつーの)

 (時間は進まないのではなかったっけ?)
 (ポットに詰めたヤマネは何処へいった?)

   ぐるぐる   ぐるぐる   ぐるぐる

気狂いの頭はみっつの「思考」がぱんぱんに詰まって
今にも爆発しそうな炭酸飲料みたいに燻るくせに]

  あー、喉乾いた。

[口から出るのは、そんなぼやきだけ。

茶葉を探す僕が、茶葉とは似ても似つかないもの>>199>>200と出会ったのなら、また同じようにお茶に誘って苛々させたのだろうけれど。
どうやらそれは叶わなかったみたいだ**]

(242) 2015/06/19(Fri) 12時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 12時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[貰ったものは、"きちんと"返してやらなければ。まるでそうとでも言うように、此方からも余計な一言をプラスして返した言葉に対し、返ってきたのは思いの外"素直"な一言>>223
きっと思わず出たのであろうその言葉の後には繕うような言葉が続きはしたけれど。お生憎様、男の耳はそこそこに良いものだったから、それを拾い漏らす事はしない。

クツクツ、クツクツ。
思わず肩を揺らしてしまったのなら、片手で拳を作って口元に当て、細めた目で傍の"時計ウサギ"に視線を送る。]


 ……失敬。


[笑った事を一応は詫びつつも、愉快な事には変わり無く。
"何だ、存外ユーモアがあるじゃあないか"、なんて言葉は胸の内に――恐らくは彼としても、無意識の事なのだろうし。

結局最後まで取り出される事の無かった時計には、ここまで来れば男は既に興味を失っている――だって、男の皮肉に対してこんな言葉を返す輩が、本当に自分の探す時計を持っているとしたのなら。
ここに来て、その姿を見せない事はないだろう、と。]

(243) 2015/06/19(Fri) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[そうして、彼が示したドアノブに手を掛けたのなら。
――そして、男の言葉に明らかに時計ウサギの身体が引き攣ったのを見て取ったのなら。
続いて呟かれた言葉の意味を理解するよりも早く、俯きがちに向けられたその険しい視線に、怪訝そうに眉を寄せる。]


 ――……ほう。それは奇妙な話だ。
 出来ればもう少し詳しく聞きたいものだが……


[弾む声音を隠そうともせずに呟いたのなら、男の視線の向かう先は扉の先なんかではなく傍の時計ウサギの、その"表情"。
先程からピクリとも動かぬその顔が奇妙だと思ってはいたけれど、それが"病"の所為だとなれば男の興味を引くには充分。

……そうして確か、自分の甥が数年前から奇病を患う者達を看ている事を思い出し。
甥から聞く話も興味深くはあったけれども、こうして"実物"が目の前に居るとしたのならば興味を惹かれてしまうのも致し方ない事。

それと、もう一つ。
この夢はあくまで、"自分の夢"だと思っていたのだけれど。
しかしそれにしては腑に落ち無い――おかしな違和感を覚えたのならば、彼の言葉はそっと頭にしまっておく事にする。
この違和感の原因など、今は幾ら考えても答えが出る事は無いだろうから。]

(244) 2015/06/19(Fri) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……だが、冗談か。
 あぁ、君のそれが"冗談"なのなら、私は君のそのユーモアセンスを高く評価するよ。


[何とも不自然な誤魔化しの言葉には、さも愉快そうにそう返し。瞳に浮かぶ愉悦の色は、興味の色は――まるで、興味深い反応を返したモルモットでも見るようではあっただろうが、出会ったばかりのこの"時計ウサギ"が其れに気付いたか、どうか。

だけれど、嗚呼。本当ならばもう少し、その"冗談"を聞いていたかったものだけれど。
しかしどうやらこの時計ウサギは、その冗談を続けるつもりが無いようだから。仕方無しに扉の向こうの光景に目を向けたのなら、そこに見えたのは一軒の家>>182……それも何やら、"五月蝿そう"な。
もうもうと立ち込める煙がよもや"胡椒"のものだとは思いもしなかったが、そこから飛び出してくる数枚の皿を見れば――余り、関わら無い方が良いような気すらもしてきて。]

(245) 2015/06/19(Fri) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 あぁ、道案内を有難う――というのも、"可笑しな"話だが。
 しかしあの家に入ると思うと……、あまり、ぞっとしないな。

 それでは御機嫌よう、"時計ウサギ"さん。
 ――また、"ハートの女王の城で"。


[別れの言葉を口にする時計ウサギには、もう一つ"アリスらしからぬ"言葉を投げて。
もしも此処が"不思議の国"なのであれば、きっと。ハートの女王に謁見した際に、きっとこの時計ウサギもその場に居るのだろうから。]*

(246) 2015/06/19(Fri) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[そうして肩を竦めてみせたのなら。ふと何処かから聞こえた声>>234に、時計ウサギへと上げかけた手を降ろし。
其方を見れば――木の上に居たのは。]


 ……やぁ、木の上の大きな"猫"さん。
 "にっこり笑って"、何か愉快な事でもあったのかい。


[一歩、二歩。その"猫"の元へと歩み出たのなら、その"猫"は木と木の間を抜けて来て、自分達の顔を覗こうとでもしただろうか。
それならば、それで。伸ばした背筋のまま腕を組み、きっと自分よりは木の分だけ高い位置にあるだろうその顔を、此方からも観察するように見つめてみせはしただろうか。

そうして、"猫"と目が合えば。
男はさも今思い付いたように、精々態とらしく続きの言葉を紡いだ事だろう。]

(247) 2015/06/19(Fri) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 あぁ、だけれど。大事な事を忘れていた。

 "私の知る猫は笑わない"。
 ――……ならば、"笑っている"君は。やはり猫ではないのかな?


[視線の先に見えるのは、"チェシャ猫の笑み">>234
彼が"チェシャ猫"なのか、否か。それはまだ、男には知る由も無い事だけれど。
しかしそれでも、紫のベストを着た猫の耳と尾を持つこの木の上の存在に――その者が浮かべた、その笑みが。

嗚呼きっともしもこの場で突然彼が消えたとしても、瞼の裏には残り続けるのだろう、と。そんな奇妙な不快さと心地よさを、男に与えたものだから。

だけれど、もしも近くに居るはずの"時計ウサギ"とこの"猫"が、何か話があるようならば。
"アリス"はその状況を暫し眺めはしたのなら、遠くに見えるその家に行くか悩んだ後に――部屋を後にしようとは、するだろうけれど。]

(248) 2015/06/19(Fri) 14時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 14時頃


【人】 小僧 カルヴィン


 …おい、そこのお前。

[塀の上に腰掛ける者>>235を見かけて、声を掛けながら近づく。

ここに来るまでにチェスの駒や虫や植物が話し出すところは見たが、人間と出会うのはこれが初めて。
男だからアリスでは無いだろうが、この現状を知るヒントを得られるかもしないと思った故の行動だった。

……けれども、距離が狭まった為に自然と見上げる形になるのが気に入らない。]

 お前が何者か問いたいところだが、
 その前にまずそこから降りろ。
 見下されているようで不快だ。

[偉そうな態度でそう言い放った後、目を細めれば相手の反応を窺った。*]

(249) 2015/06/19(Fri) 14時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 14時頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 14時頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 14時頃


【人】 地下軌道 エフ

[>>249一瞬で面倒なのが来たと感じた。
ヘクターは勿論彼を知らないのだが、
卵≪ハンプティ・ダンプティ≫は“彼女”を知っている。]

ふむ、赤の女王様≪ケンリョクシャ≫ではないか。
降りたいのは山々≪サッキモソウダ≫なのだが
…その、このままだと乙≪ハンプティ・ダンプティ≫は
盛大に落ちて≪ガラガラガッシャーン≫しまう。
王様の馬と家来、全員にかかっても
乙は元に戻れない≪ムザンニワレル≫故。

──即ち、乙が降りようと≪オチル≫すると
貴殿の望む解≪タマゴ≫を答えられるが、乙が望まん。
非常に申し訳ないが手≪ササエ≫を貸してくれ。

(250) 2015/06/19(Fri) 15時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 15時頃


【人】 地下軌道 エフ

…少なくとも、乙は貴殿と関わりのある立場。
乙が滑稽にも言葉遊び通り≪ジャバウォック≫に滅すは
望まないのではないか?

[後半は屁理屈を。だが、卵≪ハンプティ・ダンプティ≫の
傲慢な態度は役≪アタエラレタ=キオク≫通りの軌跡。
相手が気に入らないとこの場合言いそうだが、
どう見ても彼≪ショタ≫は女王≪ヤクガラ≫に似つかわしい。
おおよそサイラス≪帽子屋≫と同じ様な存在なのでは
無かろうかと*思った*。]

(251) 2015/06/19(Fri) 15時頃

トレーサー キルロイが参加しました。


【人】 トレーサー キルロイ

―終戦条約締結半年後・とある街道―

追ってかけるのは良いけど、もう少し手応えのあるのにすれば良い物を。
俺がこの程度の連中に捕まえられると思ってるとしたら、見くびって居るも良いところ。それとも単なる嫌がらせか?

[半年前の停戦条約、自分の役目を放棄して育ての親を裏切った自分。
追っ手のかからぬようにとある程度の根回しはしたけれど、うるさいコバエのような連中が時折やってくる。
その度に梅雨払いをするのも結構面倒で、といってそんな連中をわざわざ生かして帰してやるほど優しくもない。

4,5人の“追っ手”には永遠に眠ってもらい、放り出した荷物を拾い上げる]

さーて、今日も野宿かな。
こいつらのせいで時間食ったし。

[死体の始末は夜になれば狼や野犬がどうにかしてくれるだろう。
現在の“雇い主”の依頼は急ぐというのに……]

(252) 2015/06/19(Fri) 15時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

何とかするって言ってた追っ手をなんとかできていない時点であっちも契約違反だからお互い様……っと。

[今回は向こうが出した伝令の鳩を追いかけてきたらしい。
全くなってない、等と歩くこと数刻。
岩の張り出した場所を見つけたならそこを今夜の宿とする。
道中集めた木ぎれを焚き火にし、干し肉とパンだけの質素な食事を取ったなら、昼間よく動いたせいかすぐに睡魔が襲ってきた。

それに逆らわず、眠りに落ちる瞬間――]

ぐらり

と。

世界が、揺れた**]

(253) 2015/06/19(Fri) 15時半頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 15時半頃


【人】 会計士 ディーン

[酷く楽しげに呟かれた言葉>>244には、舌を打ちそうになりながら。
向けられた視線には気付いていたから、ほんの少し身体が震える。

――見るな、と。そう言えたらどんなに良いだろう。
だけれどきっと、それをしたらこの男は余計興味を持ってくる様な気がして。
言葉を重ねる事はせずに、勢いのままに扉を開く]

 …………ええ、"傑作"でしょう?

 さあ、着きましたよ。
 彼処が公爵夫人の家に違いない。

[冗談だなどと、信じてはいないくせに>>245
愉快そうな声音に思わず強く拳を握れば、未だ塞がらない右手の傷がじくりと痛む。
それでも今は、手袋に滲んだ血に気付く事は無かったけれど。

向けられた瞳に返す視線などあるはずも無ければ、興味の色になんて気付ける筈も無い。
最も、もし目を合わせていたとして、それに気付けた保証は無いが]

(254) 2015/06/19(Fri) 16時頃

【人】 会計士 ディーン


 ……それが私の役割ですからね。
 それとまあ……何というか、ご愁傷様です。

[自分とて、あの家に入るのはまっぴらごめんだ。
"アリス"でなくて良かったとすら思えてくる]

 次に会うのは、裁判所でしょうかね。
 精々首をはねられない様、お気を付けて。

[らしからぬ言葉には、らしからぬ言葉で。
"アリス"が首をはねられる事は無かったけれど――さて、"彼"は一体どうだろうか。

流石に死ねとまでは言わないが、あれだけ嫌味を言われてしまえば、痛い目に遭えば良いと思ってしまうのも仕方の無い事。
出来れば二度と会いたくは無いが、きっとそうもいかないのだろう*]

(255) 2015/06/19(Fri) 16時頃

【人】 会計士 ディーン

[木の上の猫>>234へと話しかける彼>>247を見たのなら、小さく小さく息を吐き]

 ……後は頼んだぞ。

[呟きながら、彼等の邪魔にならない様にとその場を後にしただろう。
その言葉が、猫に聞こえたかどうかは分からないが。

厄介なアリスを連れて来てしまって申し訳ないという気持ちと。
さっさと彼を置いて城へ向かわなければ、という気持ちが半々。

どちらにせよ、"ウサギ"は"猫"に"アリス"を任せるだけ。
少々筋書きは違ってしまったが、そこは目を瞑って欲しいものだ*]

(256) 2015/06/19(Fri) 16時頃

【人】 会計士 ディーン

[彼等から離れて、恐らく城に続くだろう舗装された道を歩き出す。
かつり、かつ、かつ。ヒールが地面を叩く音は、酷く耳障りで。
その上妙に歩きにくいものだから、時折足を踏み外してしまいそうにもなった。

元々体力はある方では無いから、いい加減歩くのも嫌になってきているというのに。
"女王様"のおわす城に着くまでに、一体どれ程の時間がかかるのか。
それを考えるだけで、憂鬱になってくるというもの]

 …………、

[ちらりと来た道を振り返って、彼等が見えなくなる距離まで来た事を確認すれば、その場に蹲ってしまった。
それは何も疲れたというだけの理由ではなく――どちらかといえば、もっと別の理由故]

(257) 2015/06/19(Fri) 16時頃

【人】 会計士 ディーン

 あ〜もう!何だってこんな格好で!!

[頭を抱えるというか、白い耳を押さえるというか。
先程から、歩く度に揺れるこの耳が恥ずかしくて恥ずかしくて仕方なかったのだ。

成人男性が、いい年してウサギの耳をつけているだなんて!
なんて滑稽で、なんて見苦しいんだろうか!]

 ……っは、……クソ、
 これ、引っこ抜けたりしないのか……?

[長い耳をぐいぐい引っ張ってみれば、走る痛みに思わず涙目になってしまった。
無表情で顔を真赤にして、その上涙目だなんて、相当シュールな光景だろう。
もし誰かに見られたのなら、軽く死ねるレベルだ。
誰も居ない――もし居たとして、ディーンが気付く事は無かっただろう――この状況に、感謝しなければ]

(258) 2015/06/19(Fri) 16時頃

【人】 会計士 ディーン

[此処まではどうにか涼しい顔で対話出来ていたが、それも全てこの病のお蔭だ。
これが無ければ、歪む顔でとっくに気付かれてしまっていた筈。
その時の事を考えると……何とも背筋が寒くなる]

 ――……言っていても仕方ない、か。
 さっさと"役割"を果たしてしまおう。

[一頻り悶絶したのなら、また 城へと続く道を歩き始めた*]

(259) 2015/06/19(Fri) 16時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 16時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[木々の間を駆け抜けて、手頃な幹に座ると、
脚をひっかけくるりと逆さまに。
逆さまのまま、話しかけた。>>247>>256

『にゃあ!』

 "アリス"と"白兎"が一緒にいるなんて不思議っすね──ああ、今から追いかけっこなの?

[紅い双眸が、(ちょっと)白兎を一瞥、
       (それから)アリスを一瞥。

口から出る言葉は本人の意思に反している。
白兎が行ってしまうなら引きとめない。
"引きとめられない。"]

 (なんだか知らないけど、オツカレサマ?)

[つぶやき落とされた言葉に耳を動かし
囁いて、ひらりと向こうに手を振った。
無論、彼の苦悩は知ることができないが]

(260) 2015/06/19(Fri) 16時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[鉄面皮といって差し支えない男が兎耳をつけ
にまにまにやつきが止まらない男が猫耳。
とっても不気味。だけど仕方が無い。

──あんたら、ここの住民なの。ここ、何処だ? 夢?

そんな問いは言葉にはならない。
にんまりと三日月の笑みを浮かべ、
"チェシャ猫"は"アリス"の目をじいっと見る。

『"にっこり笑って"愉快な事が、』
──ああ、ああ、とんでもない!
続く言葉まで聞き届けて>>248
笑顔のまま不愉快そうな声音で]

 愉快な事なんかなーんにもないっすよ。
 胡椒まみれのスープにいかれたコック、
 醜い公爵夫人に赤子はブタときた。

 不愉快な事ばっかりだ!

(261) 2015/06/19(Fri) 16時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[くるん、と上体をあげ、座り直して
ひらりと地面に降り立つ。
空色シャツと白ネクタイをじっと見た。
ほんとなら空色エプロンドレス、だろうに。
──何故かそう思った。]

 だけど"チェシャ猫"だから笑うのさ。
 チェシャ猫はだいたい笑ってる。
 ── 俺は笑いたくは、ないんすけどね。

[ワントーン下がった声は本音を伝える。
それからまた声を戻して役割に戻った。]

 ねえ。そういうあんたは"アリス"だろう?
 "アリス"は女の子だって思ってたんすけど。
 それとも"アリス"は別の名前があるの?

(262) 2015/06/19(Fri) 16時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ラフになった金色の髪を見上げ、
瞳を見て、すっと通る鼻筋を見て、唇を見て
ああ、やっぱり男だ。と少し落胆するマネ。
それでも、叶うならその掌をとって
大仰にかしずいて見せただろう。]

──ああ、ご夫人は今からクロッケーだよ!
 訪ねたって無駄骨っす。
 兎を追うならこっち
 (──さっきまでそばにいたのに、追うなんてヘンだねえ?)

[尻尾揺らし分かれ道に立ち、振り返る。]
 
 右は帽子屋、左は三月兎。
 どっち行きたい? 
 どっちも気違いっすけど。
 いるかもわかんねえっすけど。

[原作通りに"消える"ことは叶わぬようで
あくまで"アリス"の案内人らしく振る舞う。**]

(263) 2015/06/19(Fri) 17時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 17時頃


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 17時頃


【人】 会計士 ディーン

[そうして一体、どれ程歩いただろうか。
見えてきた大きな城に、ため息一つ。

――グリフォンは、芋虫は。"空想上の存在たち"は。
本当に存在するのだろうか、と。

それらを探しだしたくなる誘惑を幾度も振り払い、時計ウサギの役割を果たす為にとただひたすら歩いて来たけれど。
さて、遅れてきた"時計ウサギ"に、"女王様"はどういう反応を示すだろうか。
考えると少し恐い気もするが、何、殺される事は無いだろう。……きっと]

(264) 2015/06/19(Fri) 17時半頃

【人】 会計士 ディーン

[城門を潜ろうとした所で、出てきた人影>>207に足を止める。
真っ赤なドレスに、すわ女王様かと身構えたものの。
近付く程に予想以上に大きく見えるその相手に、思わず口から乾いた笑みが洩れる]

 …………でか。

[もしかしたら、ディーンより大きいんじゃなかろうか。
大きな背丈でドレスを身に纏うその姿は、可愛らしいというか迫力があるというか。

中性的な顔立ちも相まって、正直な所"どちら"なのか分かりはしないが。
どちらにしろ、真っ赤なドレスを何のてらいもなく着ている辺り、何というか……あまり関わりあいになりたくない手合だという事は確かだ。

そう、いつものディーンだったら、あんな存在は無視していただろう。
だけれどあのドレスは恐らく"女王様"のものだから。
時計ウサギであるディーンが、無視できるわけもなく]

(265) 2015/06/19(Fri) 17時半頃

【人】 会計士 ディーン


 ……あー……。
 もしかして、お前が女王様か?

[とはいえ取り繕うのは苦手なので、結局敬意も何も無い問いかけをしてしまったけれど]

 ……これからクロッケー場へ?
 それなら、お供させてもらおうか。

[それ程歳が変わる様にも思えないし、いっそ敬語を使う事すら諦めて。
まさか女王自らウサギを探しに来ただなんて知らないから、"物語"の進行通り、向かうならクロッケー場だろうかと。
薔薇の咲き誇る庭が見られなかったのは残念だけれど、"女王様"の向かう先に付き従うとしよう]

(266) 2015/06/19(Fri) 17時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 17時半頃


【人】 ろくでなし リー

[人の気配が無い家を、我が物顔で歩く 兎が一匹。
進む足取りは ぶらり、 ぶらり、 緩慢に。

どうやら”こちらの国”の”この家”に茶会の道具は無いようで
僕はしぶーいウバの紅茶缶を、キャメル色のベストの薄っぺたなポケットの中へ消す。]

  ううん、やっぱり気色悪いなあ。

[ハムサンドも、藁も、すもものケーキも
「出るわきゃない」って思っているけど
「取り出しゃ出る」って知っている。

指先でつつりとなぞったポケットのふちは
一体どこへと繋がっているのか。

それは僕も、ヘイヤも、三月兎も 誰もしらない。]

(267) 2015/06/19(Fri) 17時半頃

【人】 ろくでなし リー

[部屋にあった大きな鏡を見つけたときは、
アルヤスの言葉を思い出し、まっすぐに立てた人差し指を
鏡の向こうの自分の眉間に突き刺してみたけれど。

幸か不幸か”向こう側”に吸い込まれることもなく、鏡にまあるい指紋の痕が残っただけだった。]

  やっぱし伝令ァ 走るっきゃーないのかなあ。

[目がくるくるまわるほど走りたくはないんだけれど。
 (そりゃあ、それなりにすばしこい自信はあるけど)
 (僕のはそーゆーのとは違うんだってば)
そう、ひとりごちながら 僕はまるで準備運動でもするみたいに自慢の足を伸ばし始める。]

  よっ、 と! 

[掛け声と共に、ブーツの底が踏むのは鏡の部屋の窓縁。
(つまりは2階!)
丸い尻尾を立たせた兎は ぴょぉん、と 碁盤の目で区切られた世界へ走りだす。
「誰か」や「何か」にぶつかれば、その足を止めるだろう**]

(268) 2015/06/19(Fri) 17時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 17時半頃


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 17時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 17時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 18時頃


【人】 良家の息子 ルーカス


 あぁ、そうだな。追いかけっこは"これから"らしい。


[逆さまのまま、器用に此方に向けられる顔>>260にはピクリと片眉を持ち上げてみせ。ついでに唇も持ち上げてみせたのなら、そそくさと立ち去る時計ウサギの背>>256をチラリと見やる。
此処がアリスの不思議の国ならば、"アリス"である自分は兎を追わねばならないし、兎は時間に追われながら女王の元へと向かわねばなるまい。
"ユーモラスな"時計ウサギが別れの際に残した忠告>>255には、嗚呼嫌われたものだな、と思わず苦笑も滲むけれど。
だけれどもう、時計ウサギは"見失ってしまった"から。それを追うのは、もう少しだけ後にしようか。]

(269) 2015/06/19(Fri) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 しかし成る程、それは実に災難だ。
 あの胡椒まみれのイカれた家から皿を避けて此処まで逃げてきたのか……心中お察しするよ。

 ……"その顔"で嘆かれても、私の同情は半減してしまいそうだがね。
 しかし君が"チェシャ猫"ならば、仕方ない。
 ――そして君は、実に真面目な"チェシャ猫"のようだ。


[ニヤニヤ、ニヤニヤ。声だけは不愉快そうなのに、目の前の"猫"が浮かべて居るのは何とも愉快そうな笑みばかり。
つい先程まで、愉快そうに話しつつも笑いもしない"時計ウサギ"と話していたと思ったのなら、今度は不愉快そうに話しつつも笑みを絶やさぬ"チェシャ猫"とは――嗚呼まったく。この世界は何処まで狂っていると言うのだろう。

皮肉じみた世辞を投げつつ、彼の言う本音には苦笑と共に同情の眼差しを。
しかしそれには先のような皮肉は無い。恐らくは自分と同じ境遇なのであろう――此処が"自分の夢"ならば、それも可笑しな話だが――彼のその心境が、少しは理解出来たから。]

(270) 2015/06/19(Fri) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[そうして目の前のチェシャ猫が、自分に向けて僅かに落胆して見せた>>262のなら。
取られた掌は好きにさせておきつつも、肩を竦めて困ったように嘆息を漏らす。]


 確かに、君の言う通り。私も"アリス"は小さな少女だと思っていたが、どうやらそうじゃあないらしい。

 "時計ウサギ"は、急いでいなかった。
 その上"アリス"はこんなオジサンだ――酷い配役じゃあないか。この世界は、正しくイカれているようだ。

 ――……そして"チェシャ猫"は。
 どうイカれているのかな?


[彼の最後の質問――自分の名については、今は敢えて答えないままに。そうして男の家を見る視線に気付いたのだろう、"チェシャ猫"はご丁寧にも、あの家に行かずに済む理由>>263を作り上げてくれた。
その事には、心の底から感謝しつつ――あの五月蝿そうな家に行かずに済むと思ったのなら、自然と心が軽くなるというものだ――分かれ道でゆらりと揺れる尻尾に目を細め。
指し示される道の先を一瞥し、小さく呻きを漏らしたのなら腕を組み、再び視線は"チェシャ猫"の方へ。]

(271) 2015/06/19(Fri) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……どっち、と言われてもな。
 私としては、"何処でもいい"んだが……、


[それこそ、"アリス"のように、と。
与えられた三つの選択肢に首を捻りつつ、そして僅かな期待を胸にチェシャ猫の方を眺めては見るけれど……その姿は、未だずっと鮮明なまま。]


 ……所で君は、唐突に消えて私を驚かせてはくれないのかな?


[その事に、今度は此方が僅かに落胆して見せながら。
まるで無理難題をぶつけながらもう一度だけ瞳に期待を灯らせてみれば、さてこのチェシャ猫の反応はどうだっただろう。

そうして、その反応を伺う間にこの先行く道を考えつつ。イカれた兎もイカれた帽子屋も御免だし、それならばあの時計ウサギを追いかけるべきか――否、しかし。]

(272) 2015/06/19(Fri) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ――……あぁ、そうだ。
 "何処でもいい"のなら、いっそ君に聞いてみようか。

 君は、"何処"から来たのかな。その方角に行ってみよう。
 ……だから出来れば、"あの家"以外の返答を貰えると助かるんだが。


[この質問の意味を、彼がどう取るかは分からないけれど。しかしどういう意味で取ろうとも、男にとっては大した違いはありはしない。
そう、例え彼が"あの家"から来たと言おうとも。それならそれで、適当な枝でも拾って倒れた方角にでも進むだけだ、と。]

(273) 2015/06/19(Fri) 19時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 19時頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 19時頃


【人】 小僧 カルヴィン


 何故、この僕が手を貸さなければならない?
 他の者に頼め。僕は知らん。
 アリスに会いに行くのに忙しいんだ。

[すっぱりと頼みを跳ね除ける。
見下ろされるのは気に食わないが、わざわざ手を貸すのも面倒臭い。
遠慮など無く、好き勝手に言いたいことを言えば、ゆるく口の片端を持ち上げて。]

 それに、欲した答えはもう得られた。
 …お前は、ハンプティ・ダンプティだろう?

[淡々とした口振りの男が話す中、散らばったピースを繋げば、簡単に彼が何の役柄かは導き出せた。

やや確信を持ちながら、訊ねるというよりは確認するようにその名を口に出して、じろじろと彼の頭から足の先まで眺める。
てっきり小太りの男、又は卵そのままの容姿をイメージしていたのだが違っていたらしい。]

(274) 2015/06/19(Fri) 20時頃

【人】 小僧 カルヴィン


 落ちたら潰れると分かっていて
 何故そこに登ったんだ。

[馬鹿か?こいつ。
なんて失礼な事を考えた最中、ふと引っ掛かりを覚えた。

( 自分の終わりを知っている…? )

この男は自分と同じく、“自分の役割を知っている”らしい。]

 ……お前は、ハンプティ・ダンプティとして
 この世界に生み出されたのか、
 それとも、役を演じることになった
 ただのキャストか……一体どちらだ?

[じっとその眼を見据えて、問う。*]

(275) 2015/06/19(Fri) 20時頃

【人】 地下軌道 エフ

一度頼んだ。で、また降りれんのだ。

[>>274ならば乗らなければ良いと言われそうだ。
予測出来ていた解答≪サスガ=ジョウオー≫に笑みを零す。
やれやれ…女王様≪コノヨノチョウテン≫に嫌われたくないものだとヘクターは純粋な思考≪ボンヤリ≫を抱く。]

左様だ、女王陛下≪レッド・クイーン≫。
乙の様な者が卵≪パンプティ・ダンプティ≫という事に
違和感持っていそうな表情なのが気に食わんが。

──まあ、それが正しいのやもしれん。

[解かれた答え≪ナンセンス・ナ・ジャバウォック≫に拍手。
物語≪シンコウジュン≫としては乙より先に貴殿≪ジョウオー≫が
迷子≪アリス≫に会わねばならないだろうから返しの言葉に
参ったモノ≪シャーナイ≫しか感じられない。
別に貴殿が嫌だと言うならば他を探す≪オノレハコマル≫。

…されど、>>275続けられた言葉≪ニツカワシクナイ≫を受ければ答えるのは卵≪ハンプティ・ダンプティ≫という役ではない。]

(276) 2015/06/19(Fri) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ああ言えば、こーいって!>>236
 屁理屈を捏ね繰り回して、
 人型にパンでも焼き上げればこーなりそーだ。 ]

  [ まるで、品定めするかのよーに、
    じ と 煮詰まる、
      兎のオプシディアン>>236

      むかしむかし、
   最低限の記憶だけしか持たず
   ウードひとつと着の身着のままで
   スラムに放り出されたときの、
    ‟やな記憶”を思い出した。 ]

( … あん時の、街ゆく貴族サマたちも
      あーいう、値踏みするよーな目で、 )

 [ 反吐が出そうなもやつきを抑えて、
  そーいう目つきをやめろ、と言外に逸らした。 ]

(277) 2015/06/19(Fri) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ ‟格の違い”だか‟役の違い”だが
   知らぬまんま 存ぜぬまんま。 ]

  ああ、違うね!

   確かに境遇は同じでもな、
   俺はテメーみてーなキチガイじゃねーし
   性悪なんかでもねーやい。

[兎の引き摺り回すよーな物言いに、
 食い下がったら負け!って虎が駆ける勢いで
 真っ向から噛みついて ―― 、

   ‟気に食わない”。
   ‟気に食わない”けど、

  >>238『殺し合いのどまんなか』。
     その単語に、興は ぱちり。 

 (まるで、少女が知らないことに興味を示すよーに)]

(278) 2015/06/19(Fri) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ ぱっ と、

 澄んだ海に浮かび上がる飛沫は、
 先の聖戦という名の賭け試合に。
 直後、‟暴食”の齎した、聖戦<クルセイド>。]

  ( …どーんなとこでも、
      物騒な話は転がってるもんだ )

[ 戦争や、反乱 ――― 。


 そんな‟俺の知ってる”規模の違う話が
 ぽん ぽん 浮かんでは消える。

 そうして 最初こそ純粋に聞きやしたが。
 それにしても、いちいち広くて回りくどい話だ!
 ( それこそウチュウとやらのよーに )]

(279) 2015/06/19(Fri) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 一本 一本 、

 指が増えるごとに規模が広がるだけの
 講釈たれたむずかしー話には四本目くらいで
 ぐらっぐら 揺れて、ついてけねー!

 本を掴んだのと逆の手を突きだして、
 ぶんぶんっ、と慌てて掌を振るってやった。  ]
 
 わーった、わーった!

 その『トーキョート』ってから来たんだな!?
 もーいい!それ以上は俺にはサッパリだ!

[ 少女<アリス>のように、
 おつむのよくない様はこれっぽっちも隠さない。
 話題が変われば、本でまた口許を隠すよーに
 その下で、ちっさく吐息を零したもんで。 ]

(280) 2015/06/19(Fri) 20時半頃

【人】 地下軌道 エフ

解するは、後者≪キャスト≫だな。
…ちょっと百獣の王≪ビーストキング≫と一角獣≪ファンシーホーク≫の争いを避けようとしたら思わず塀の上≪オチタラ・アウト≫に乗ってしまった。

[冷静に言葉を返す。恐らく彼奴≪レッド・クイーン≫も役割以外の名前があるのだろう。やはり、嫌な予感≪ワルーイ=マエブレ≫がする。]

…乙はリーガル・F・ヘクター。ヘクターで構わん。
乙は卵≪パンプティ・ダンプティ≫だと最初は思ったのだが、
一度使者ハッタ≪帽子屋≫に手伝って貰い地面に足を
着いたと同時にコレが恐らく夢≪ザ・ドリーム≫だと
唐突に気が付いた。

女王陛下≪レッド・クイーン≫…否、小僧≪ショタッコ≫の名は?

[胡座をかくその態度はやはり傲慢。
だが、その仕草がどうにも抜けないのだ。]

(281) 2015/06/19(Fri) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ ただ、
 「ヘイヤ」の奥の「李」が覗いた、
  そのことばは、嫌いじゃなかった。>>239
   いや、 むしろ ――― 。 ]

  こむずかしーことは分かるクセして、
   『義』もわかんねーのな。

[ 形成逆転ってばかりに、
  に、 って笑ってみるけど。
  なにも状況が変わってねーのは御愛嬌。 ]

 『俺』も、生きるのにもせーいっぱいな
  やつばっかのスラムで盗賊の頭やってるけどな、

  テメーと違って 
  その頭とやらの言葉のほーが
  よーっぽど分かりがいーぜ。

 … ちっとばかし、言い方はむずかしーけどよ!

(282) 2015/06/19(Fri) 20時半頃

【人】 地下軌道 エフ

貴殿も後者≪キャスト≫という事で良いか?

[確かめるように、品定めするように。
語らう言葉には重みを乗せておく。*]

(283) 2015/06/19(Fri) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[『義』の分かるやつは嫌いじゃねーから。

 『テメーなんかとより、
  そいつとのほーが話したかった』、

    なんて軽口一度。

 でも まるできれーな思い出を語るよーな
 「李」の方は 思ったよりも、
  そう、苦手じゃねーかもしんない。

 落ちた声は、子分を見てるみてーで
     なんとなくほっとけなかった。 ]

 つまりは、自分の信じる道理に従って、
 困ってるやつを‟救えりゃ” ―― 
     … って ことじゃねーの?

(284) 2015/06/19(Fri) 20時半頃

エフは、卵≪ハンプティ・ダンプティ≫が転がるようにぐらりとしたが、何とか両手で必死に抑えている。

2015/06/19(Fri) 20時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[涼しげな表情も、ふとした折に滲んだ苦笑も、
チェシャ猫にはその内実は、知りえぬコト。>>269
大凡、兎と何かあったのだろう――白兎の様子からして!

「しかし」そういうことへの探りに関しては、
ネコも蠍座も、とんと疎いものでして。
「だから」今度二人を見かけたら、
兎とアリスが何を喋っているのか
勝手に聞こうと思いまして。

“アリス”の相槌にこくりと頷く。>>270
その顔、と言われて、ひくりと眉が動くものの
相も変わらず口元はにやにや笑いを浮かべたまま。]

 わかってくれると嬉しい。とても嬉しい。
 ヤだなあ。真面目なチェシャ猫なんて――。

[皮肉のような世辞をさらりと受けて、
同情めいた視線にゆるりと瞳を竦めてみせた。
……なんだろう。彼は、コックや夫人とは違う気がする。]

(285) 2015/06/19(Fri) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[その頭が言ってることと、
 あってるか 違ってるかわかんねーけど。 
 それは、俺なりに持つ『義』の話。

 (第一 人のことを言う割にゃあ
  『ギキョー』って言葉が分かってねえ。

  … でも、なんだか、きーてる限り
  頭やらと似たもんを感じたもんだから
  言葉は まるで説くよーな口調になる。 ]

[ そして ちょっと、考えてから ―― 、
  
 その 柔らかそうな黒い毛並の方へ、
 いつもするみてーに腕を伸ばそうと
 本から 片手が浮いた その、矢先。

 たちまち また、>>239
 俺の嫌いな兎の声に戻りやがったもんだから、
 損した気分になって、さっさと引っ込めてやった!*]

(286) 2015/06/19(Fri) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 あんた、女の子なはずの
“アリス”になっちゃって災難だね。

[恭しくとった掌は、やはり男のそれだ。
白く骨ばっていて、大きい。>>271
かしずく間に嘆息が聞こえれば、ちらりと赤目で見上げ]

  ふぅん。
  そう。そう。みんなみんな、イカれてるっすよ。
  俺? 俺は――……? 

[相手の名前が答えられぬなら、あえて追及はせず、
どうイカれているか、という問いには
答えられないのか、首を大きくかしげてみせた。

強いて言うなら、
原作と違って至って真面目に
道案内しようとしているところだろうか。]

(287) 2015/06/19(Fri) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

『……どっち、と言われてもな。
 私としては、"何処でもいい"んだが……、』

 どっちでもいいなら、
 歩いていけばどっかにゃあつくぜ。

『……所で君は、唐突に消えて私を驚かせてはくれないのかな?』

 ―― へ?
 素っ頓狂なことを仰る御仁っすね。
 唐突に消えたら泣いちゃうでしょう?
 あんたがでっかくなったり
 小さくなったら俺も泣いちゃうもの。

[消えてみせろ、と言外に言われたようで、
ラルフはニヤニヤ笑いを一瞬深めて返事をした。
後半部分は戯言だ。

アリスはどっちにいくのも嫌な様子。
だがしかしここで歩みを止めていても物語は進まない。]

(288) 2015/06/19(Fri) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[どこから来た、という問いを受けて、
チェシャ猫は一拍、真顔に戻った。

(どこにも行けない、どこにも往けない、
 どこにも逝けない。)

ああ、ちがう。その昔通り過ぎた答ではなくて。
現在の話だ、と我に返る]

 何処からっつーと。……。

[あの今も皿が飛んでいく家からなのですが。
あの家以外の返答をもらえると助かるといわれ、]

 俺はイタリアのとある路地裏でうまれたけど。
 
[ここはイタリアじゃないでしょう?
紳士然とした“アリス”を見て、そんな問いを返した。]

 どこでもいいなら、女王とクロッケーしたら?

(289) 2015/06/19(Fri) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

  俺は女王嫌いだけど。
  兎もそこに来るでしょ。クロッケー場は――。
 


[チェシャ猫は一瞬――その場から 姿を消した。]
 

(290) 2015/06/19(Fri) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[否。
猛ダッシュで先ほど蹴り飛ばした使者>>182のところまで行って、その胸倉を掴むと、]

  クロッケー場って、どこ!

[そうカンペを求めるが如く尋問を開始した。
程なくして使者から間延びした声で「お茶会場を抜けたむこう〜」という回答が得られると使者が指差した森の方を――更に遠くに女王の城が見える方を――遠望して、使者の胸倉を離しアリスのところまで戻ってくる。]

 イカれた兎かイカれた帽子屋のいるとこ抜けて、向こう。
 だってさ。“アリス”。
 どっちにしろこの国じゃ
 決断を下すのはいつだってあんたさ。

 通るんだったら。
 “比較的イカレてなさそーで見慣れてる”
 帽子屋の方をオススメするけどね。

[そこまで言って、彼に判断を委ねた。*]

(291) 2015/06/19(Fri) 21時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 21時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

― → ‟生きた花の庭” ―
 
[ 鼻を鳴らす勢いで 扉のほーへ、
 ぐいん、バネみてーに顔を引き戻す直前。

 さっきの俺の真似でもするみてーに、
 折り込まれる指の三本目が、宙に振られた。 ]

   … テメーが俺に、
 殴られるよーなことしなきゃ考えてやるよ!

[ ギィ、 
 また重っ苦しい年季の入った軋みを立てて
 開いた隙間から、差し込む陽射に金が煌めく。

 相対的に 外の太陽より昏く見える黒には
 もう興味も碧眼も泳がなかったけど、

 … 振られた中指に応じるよーに、
 「李」には、本を持った手をひらっと返してやって。]

(292) 2015/06/19(Fri) 21時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[ 城門をくぐりぬけてすぐのこと。
  琥珀がすぐ捉えたのは、長い耳を生やした…男。

コイツが遅れて来たうさぎ。わかる。
いやでもわかる。
 冷や汗がたら、と垂れてきそう]

  帰ってくんなよ…

[探しに行く名目でお城から出る許可が下りてる(下ろした)
不幸中の幸いと言えば、彼がまだ門をくぐってないこと。

 … にしても 仏頂面だ ]

 可愛くねぇうさぎ…

[その厳つい顔にうげぇ、と一瞬だけ顔を崩してすぐ戻す。
近づく彼が門を潜れないように、
そっと、道を塞いで"女王シュゼットちゃん"を演じよう]

(293) 2015/06/19(Fri) 21時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[ すぅ、 声はワントーン高め
  うちまた、 きゅるるん

高身長にピンヒールで9cmマシマシ身長は
この際仕方ない。見下ろす形で努めて可愛らしく応じる]

 そうよ。女王シュゼットちゃんでっす!!きゃはっ
 ──てかなんで疑問形?

   えらそう!!まあ取り繕われるよりマシだけどぉ

[トランプ兵も臣下も俺が女王だと疑いもしなかった。
 違和感。
湧いたのは警戒心ではなく、これなら丸め込める 
そんな期待をこめて 帽子をつついて更に近づいてやった]

(294) 2015/06/19(Fri) 21時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 お話ではクロッケー場いくんでしょ?
 そんなんしててもつまんないよね?だろ?だよな

[くねくね ふりふり。ドレスを揺らす。
彼に求めるのは対話ではなく、この場合ただの肯定だ。
否定はいらない、とばかりに詰め寄る。
胸同士がぶつかってごつん、と音を立てた]

  だから、付き合って?
   あなたが帰るとお話進めなくちゃいけない

[ 最後は首を傾げてすまーいる。

落ちなかったら潰すか平伏させるか、どちらか検討しよう。
どこかとは別に物語を止めるつもり満々であった]*

(295) 2015/06/19(Fri) 21時頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 21時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

( ‟不思議の国の少女”のように、

  こっちの「アリス」は、
  ヘイヤにも ここに居ないハッタにも
 「もどってこい」なんて声は望まないから、

  これ以上は 振り返っても、やんない。 )

[ ただ、‟お喋りな花”なんて
 妙ちきりんなことを言いやがるもんだから。

 ぱたんっ、と、
  さっさと不愉快を押し込めるよーに
  逃げるよーに擦り抜けた戸を後ろ手で閉めたあと。]

 …… 最初っから最後まで
    ふざけたことを抜かすやつだったぜ。
    花が喋るわけないだろーよ。

      ――― だって、

(296) 2015/06/19(Fri) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ‟ これまでいろいろ庭には行ったが、
  でもしゃべる花なんて一つもなかった! ”

    [ やっぱり、殴ろう。 ]

       [ ぎ、 ]

  [ 凭れかかった戸に零した結論に
    「振り返る気はなかったが」
       「戻るよーに」
 
   開けた扉の奥には、
  そばかす散らした黒い兎はいなかった。 ]

   [ だから、‟また”今度。 ]

       覚えとけ! 

[ 吼え声の威勢が弱まるのは、もーちょっと。 *]

(297) 2015/06/19(Fri) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 あぁ、失礼したね。思い悩むとはこちらの話だ
 もしもこの夢が…と、思ったがキミに話していても仕方無い


[昔経験したその夢と同じならば、問題があるのは自分かもしれない。なんて思ったが、それはとうの昔に克服したはずである
それよりもマヨネーズを普通に飲み干す彼の方が心配だ]


 何もおかしくない。いや、おかしいのかもしれないな
 けれど、俺の文化ではそのような事は無かったから驚いただけだ


[彼は一体どこで住んでいるのだろう。マヨネーズやケチャップをまるで飲み物のように飲む文化があるなんていうのは驚きだ
ロシアでは多量のマヨネーズを取るようだが、彼は日系人に見えなくも…と思ったが、なんとも言えない気持ちになる]

(298) 2015/06/19(Fri) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 それでは、また招待状を持ってキミの元に訪れるとしよう
 いや、他の者の所に行ってしまうかもしれないがね


[クスリ、と笑って。もしかしたらこの世界のどこかに妻が居るかもしれない
そんな淡い期待を抱きながらも、行く宛無く城の前から去って行って。その後に赤の女王が出てきた事などつゆ知らず]

(299) 2015/06/19(Fri) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[   ――ぐるり
        世界が反転した気がして     ]


 ……うん?おかしいな


[後ろを振り向けば先程のような城とは打って変わって。否、そこにあるのは同じくして城ではあった
しかし、雰囲気は変わり、地面にあったチェスのような盤は無くなっていて代わりにトランプ兵のようなものと、裁判所がある広場へ来ていて]


 …ふむ、こちらは“こういう世界”で良いのかな
 いや、良くないのかもしれないが…


[まるで考え事をするかのようにブツブツと呟く。あぁ、そうか
もしも“そう”ならば、おかしいのは自分なのかもしれない]

(300) 2015/06/19(Fri) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

 やれやれ、招待状を書くのはまだ後になりそうだ
 まだ何も見ていないと言うのに、おかしな話だな


[そう、おかしな話だ。まともな事など何一つ無い
よく似た感覚を覚えながらも彼の…否、彼女の言葉を借りるならばこういうべきなのだろうか]


 仕方無い、何故ならここは
   『こういう世界なのだから』


[はて、と首をかしげながら帽子の位置をしっかりと直して
甘いミルクティーが飲みたい。ならば先に会場でも探しておこうかな。なんて軽く考えて森の方へと歩いて行く**]

(301) 2015/06/19(Fri) 22時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[( リーガル・F・ヘクター…
   やはり知らない名前だ。 )

聞いた名>>276を胸の内で繰り返す。
ヘクターの話が本当であれば、この夢は己が見ている夢では無く。この台本を用意した第三者が存在する可能性が高いだろう。

そうして彼の不遜気な態度を見れば、片眉を動かすだけに留めた。
この男が夢の住人でなく一人の人間だというのなら、今までの自分の言動は本来年上の彼に向けるものではない事に思い当たったからだ。]

 …僕の名はカルヴィン・ホーキンズ。
 名でも、先のように女王陛下とでも、
 好きなように呼んでくれて構わない。
 

(302) 2015/06/19(Fri) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

 ―不思議の国/森の奥:会場―

[森の奥へと進んでいくと小さな小屋に大きなテーブル。その上にはまだ何も置かれてはいないが、これだけあれば茶会くらいは開けそうだ]


 ここは安心する。何故だろうな
 きっと“向こう”とは違って捕らえられたりしないからだろうか


[それでも、ティーカップの上では誰もが平等だと考えて
ティーカップにティーポット、それにクッキーやケーキも用意しようか]


  HAPPY UNBIRTHDAY
 (なんでもない日をおめでとう)
 と、言った所だろうか。ミケが喜びそうだ


[クスクスと笑って、小屋の中に入っていけばつい最近まで使われていたかのような手入れされたティーカップ、それにティーポットと紅茶のセットまで置いてあって
直ぐにでも茶会を開く事が出来そうだった]

(303) 2015/06/19(Fri) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

 ふむ…。アールグレイ…これは、日本茶?
 何故マヨネーズまで……


[何の悪戯か、それとも偶然か。色々な飲み物が揃った物を一つ一つ見定めながら、何を淹れるかなんて考えて一人笑ってしまう
これから楽しい夢の物語が始まるのならば、それを楽しまなければ損なのだろう]


 おっと、しまった。招待状を書かなければ
 ペンに紙と封筒…。あぁ、蝋も必要だね


[それから茶菓子を用意して、一つの椅子に腰掛けてはカリカリと楽しそうに書いて、一つのお菓子に手を付けようとする]

(304) 2015/06/19(Fri) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

 ふむ…
 Shh....これは食べちゃ駄目だね


[人差し指を唇の前に置いて、しまったとばかりに片目を閉じる
これはアリスのお菓子。小さくなってしまうお菓子。さて、誰が居て誰を呼べて、誰が来るだろうか
小さな期待を胸にペンは進む**]

(305) 2015/06/19(Fri) 22時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[結局、これまでの態度に文句を言われなかったことから、このままでも良いかとの結論に至る。
その代わり、子供の自分を許容した奇特な相手にこちらも少し寛容になろうと決めた。
ほんの少しは、だけど。]

 ああ、その通りだよ。
 キミと同じさ。

[確認>>283には、肯定を返して。]

 夢が覚める方法が分からない内は
 物語を進めるのが一番良いのかな。

[独り言に似た呟きを。]

(306) 2015/06/19(Fri) 22時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 22時頃


【人】 小僧 カルヴィン


 キミと会えて良かったよ、ヘクター。
 少しだけ現状が掴めた。

[とはいえ、解決の糸口にはならなかったが。
それでも城の駒よりは十分役に立った。]

 それじゃ、僕は行く。
 暇になったらまた会いに来よう。

[自分から話し掛け、知りたいことが済めばあっさりと別れを切り出す。
くるりと背を向ければ、振り向くこともなくその場を後に…。


( アリスに会った後、
  まだ塀から降りられないようなら
  助けてあげてもいいかな。    )*]

(307) 2015/06/19(Fri) 22時頃

【人】 会計士 ディーン


 ……聞こえてるぞ。
 可愛くなくって悪かったな。

[嫌そうに崩された顔>>293は、何とも苛立たしくはあったけれど。
残念ながら、表情が変えられなければ無愛想も直らない。

塞がれた道には気付かず、見下ろしながらもきゅるんと向けられた言葉には、病とは関係無く表情が固まった。
見上げなければならない様な相手にぶりっこされても、心が擽られるわけもなかろうに。

否、そもそもディーンは媚びられるのが嫌いだから、逆効果にしかならないのだが]

 シュゼット?はあ、そうか。興味無いが。
 
 偉そう、って。
 ……お前に言われたくは……、っやめろ!

[帽子をつつく手を振り払い、思わず声を荒らげてしまう。
だって……だって、相手がまさしくディーンの嫌いなタイプの"女"だったから]

(308) 2015/06/19(Fri) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

 ――ちょ、な……
 やめろ、あんまり近付く な!

[揺れるドレスの色気の無い事!>>295
何だ?それで悩殺でもするつもりなのか?
いや、ちょっと待て。待ってくれ。胸からしたその音は一体何なんだ?]

 おとこ……?

["彼"が対話するつもりが無いのと同じ。
いいや、違うのかもしれないが、兎に角此方も話をする気なんて無い。
……そんな余裕は、無い。

ドレスを着て、胸に何やら固い物を詰め込んだ自分よりでかい男。
一体誰が落ち着いて話していられるだろうか]

 う、わ ぁ……。

[にっこりスマイルに、心底嫌そうな声が出る。
寄せられる眉があるのなら、とっくに険しい表情をしていただろう]

(309) 2015/06/19(Fri) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

[――けれど]

 …………、はあ……。

[ため息一つ。
こういう奴には、何を言っても無駄だ。
言っても無駄な事を言うのも嫌いだし、それで時間をとられるのも嫌だ。

……それなら、選択肢なんて一つしかないじゃないか]

 付き合うって、何処へ。
 気が済んだら、さっさと物語に戻ってくれよ。

[仕方ないから、それまでは付き合ってやる。
本当に、心の底から渋々なら、相手をしてやらない事も無い。
表情には出せないから、そう態度で示しながらこめかみを押さえる]

(310) 2015/06/19(Fri) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン


 ……あっちは"アリス"らしくなかったが
 此方は正しく"女王様"だな。

[うんざりした声音で呟けば、後は彼の返事を待つだけで]

(311) 2015/06/19(Fri) 22時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 22時半頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 22時半頃


【人】 トレーサー キルロイ


『さあ、劇をはじめましょう』

[落下の最中に聞こえたのは少女の声>>98
聞きおぼえはない、多分。

眠った場所に穴でも空いていたかと半分眠ったままの意識で呑気に――

   落ちて



           落ちて


  落ちて。



目が覚めたのは森の側]

(312) 2015/06/19(Fri) 22時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

ん?

痛くない。

[変だな、と言いながら周りを見渡す。
すぐそばにある森が「名無しの森」で、入ると名前を忘れてしまうことを何故か知っていた]

(313) 2015/06/19(Fri) 22時半頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 22時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[ 知りもしねー‟誰かの庭”。

  ざ 、 ざ 、 
  無遠慮に踏みしめてく芝の上。

 こんな場所はもちろんしらねーけど、
 目の前に微かに見えた『丘』が見えりゃあ
 額の前に手を添えて じ と、眺めてみる。 ]

  … 庭を見るなら、
 丘のてっぺんに行ったほーがよく見える…のか?

[ ぽん、っと 
   
  弾け飛ぶよーに、出た台詞は
  そんなこともしらねーし 意識もしてねー。
 ( まーた、あのへんてこりんで奇妙な感覚だ! )]

 いーや、あそこにいきゃあいーんだろ、いきゃー。

(314) 2015/06/19(Fri) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー

[ 幾つかの川を越え、 幾つもの森を越え
 白の王も アリスも連れず、伝令はひとり野を駆けた。

 そしてその2本の足は さも当然かのように
 何かを取り囲む 大群衆にたどり着く。]

  うへえ、埃っぽ……。

[ライオンとユニコーンは、多分87回目くらいのダウンをしているはずで、そんでもって此処には……]

  ハッタ、いねえなあ。

[”居る”はずの”知らない人物”をきょろりと探す。
とんでもない意味不明な行動だと、李は頭を抱えるけども
ヘイヤは何も疑わない。
”見知った馴染みの知らない人物”のかわりにそこに見つけたのは、塀の上に鎮座する”居ない”はずの”知った人物”。]

  今日はまだ落ちてねーのか、卵さん。

[ へらり、ちょっと黒い半笑い≪ミニミニ=ブラックジョーク≫ *]

(315) 2015/06/19(Fri) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[サンダルにじゃれつく
 草の感触を鬱陶しく思いながら、
 肩を竦めて ‟物語”にゃあ逆らわねーことにした。
 ( さっきの兎で、随分と辟易したがな! )

 その‟まっすぐはしてねー”道の中、
   思い出したかのよーに手元の本を開く。 ]

     [ ぱらり ぱらり ]

   … やーっぱり 俺のしらねー
     変なことばで書いてやがる。

[ 飛ばし 飛ばし。
  空を切るように、紙片は舞ってく。
  そん中の、一ページ。

    … それを気紛れに、
    褐色の指で す と抑えてやった。 ]

(316) 2015/06/19(Fri) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 『   ーキッォウバャジ

      がちたマゲモオしりる俊、
          時ろそ煮はれそ
    頃るす捩躯り繰環てにりか幅
  りま極さしらじみのらトバョシボ
      頃るめさほがラグト漏居  』


 … でも、この文字。
   なーんかみたことある気がすんだよなー?

[ いや、見たことはなかったや。
     ‟読める”だけ。

  そもそも、俺はリィブラの文字だって
  子供とおんなじくれーしかよめねーのに。

  『読めすぎるくらい』
  するり その文字は頭ん中に流れてく。 ]

(317) 2015/06/19(Fri) 22時半頃

機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 22時半頃


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 22時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[此方の軽口にひくりと動くチェシャ猫の眉>>285に、僅かな愉悦を覚えつつ。それでも消えぬその笑みには、苛立ちは無いもののそろそろ呆れも出て来る頃合いか。

傅いて手を取る様は、何とも仰々しくて落ち着きはしないものの、それでも飛んできた言葉>>287には矢張り眉根も寄ろうというもの。
――そう。そもそも何故自分が"女役"なのだ、と。あのヒラヒラした薄ら寒い衣装を身に付けずに済んだ事は幸いではあるものの、矢張り"役"が女役だと言うのはあまり良い気分では無い。
彼のその言葉にはただの一言、"まったくだ"。その言葉から、それ以上言及してくれるなという意図が伝われば良いのだけれど。

そうして見上げる紅い瞳を、天鵞絨の瞳で見下ろしつつ。名を言及されないのならその方が好都合、捻る首を愉快そうに見下ろす様は、嗚呼彼を不快にさせてしまったかもしれない。
――だって、"チェシャ猫"が首を捻るだなんて。考えてみれば、愉快な事この上無いじゃあないか。

だけれど、此方の出した無理難題に。
返されたこのチェシャ猫の言葉>>288には、今度は男が首を捻る番――意味合いは、全く違ったものだったけれど。]

(318) 2015/06/19(Fri) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……っ、くく。
 そうか…、あぁそうだな。確かに"泣いて"しまいそうだよ。
 
 しかしそれは面白い事を聞いた。
 もしも私が何処かで不思議な小瓶でも手に入れたのなら、是非とも君に見せに来たいものだ。


[握った拳を口元に当て、肩を震わせ目を逸らし。深まるチェシャ猫の笑みに呼応するように一頻り笑い終えたのなら、彼の"来た"方向の話に小さく眉を持ち上げた。]


 ( ……"イタリア"、だと? )


[聞こえてきたのは聞き慣れた地名。男の故郷からそう遠くは無いその隣国の名は、普段聞くのであれば至極"真っ当"な答えだろう。
しかし、余りにも馴染みの深いその国の名は。この不思議な世界の中では、何よりも"異質"なものに聞こえた。

……てっきり、聞いた事も無い出鱈目な幻想世界の地名でも出て来る物だと思っていたんたがな、と。
そんな言葉は口には出さず、"イタリア"についてもそれ以上は追及はせずに。
唯々腕を組み愛想笑いを浮かべながら、次なるチェシャ猫の提案>>289に耳を傾ける。]

(319) 2015/06/19(Fri) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[――と。その時か。
目の前に居たチェシャ猫の姿が、その笑みの残滓をその場に置いたまま、忽然と消え失せてしまったのは。]


 ……………。

 何をしているんだ、あの"チェシャ猫"は。


[消えたと思ったのは、余りにもチェシャ猫が猛ダッシュで駆けて行ってしまったから。
そしてその唐突さに、思わず寸時チェシャ猫を見失ってしまったものだから、一瞬本当に消えたのかと僅かに期待はしたのだけれど。
しかし落ち着いて辺りを見回してみたのなら、少し離れた"あの家"の近くにチェシャ猫の姿>>201は容易く見付けられる。

此処からは、その会話の全てを聞き取る事は出来なかったけれど。
それでもチェシャ猫の最初の第一声と、その後断片的に聞こえてきた言葉から、嗚呼もしかしたら……と推測するくらいは、出来たかもしれない。

そうして、再びチェシャ猫が男の元へと戻って来た時には。
その余りにも涼しげな言い振りに、男は堪らず咳き込むように吹き出しはしただろうか。]

(320) 2015/06/19(Fri) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……ッく、…す、すまない。ちょっと待ってくれ……、


[――否。有難いと言えば、それはこの上なく有難い行動なのだけれど。
それでも使者に対する剣幕と、そして此方へと戻って来た時の言い振りとのギャップが何とも可笑しくて、可笑しくて。
堪え切れなかった笑いを一頻り吐き出し終えるまで、果たしてこのチェシャ猫は待ってはいてくれただろうか。

そうして、漸く呼吸がまともに出来るようになったのなら。仕切り直すようにひとつ咳払いを落とした後に、チェシャ猫に向けて軽く手を上げ目を伏せてみせた。]

(321) 2015/06/19(Fri) 23時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……失敬。気を悪くしないでくれ、"チェシャ猫"さん。君のその気遣いは有難いよ。

 しかし成る程、どうやら君は是が非でも、私を"イカれたお茶会"に参加させたいらしいな。
 アドバイス、感謝する。従ってみるのも悪くは無いか。

 ……それにしても。
 君と居ると、私の方が"チェシャ猫"になってしまいそうだ。


[少し笑いすぎたか、と。その反省は男の中にもあったものだから、最初の一言は殊勝に告げてはみたつもりなのだけれと、果たしてこのチェシャ猫はどう捉えてくれただろう。

そうして最後に軽口なんぞを付け加え。軽く手を上げて踵を返そうと一歩踏み出せば、チェシャ猫に別れの挨拶を。]

(322) 2015/06/19(Fri) 23時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 それじゃあ、私はそろそろお暇しよう。
 世話になったね。女王の城で、君の首がはねられない事を祈っているよ。


[絵本の中のチェシャ猫は、首だけになれたものだから。結局は女王を煙に巻く事が出来たけれど、さてこのチェシャ猫は"首だけになれるのだろうか?"――なんて。

そんな想いは胸の内に、今度こそ踵を返したのなら。数歩進んだ後に、振り返る事なく思い出したように口を開く。]

(323) 2015/06/19(Fri) 23時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……あぁ、それと。
 私の名は、"アリス"だ。それ以上の情報は、君には必要無いだろう?

      ――"チェシャ猫"さん。


[皮肉じみた言い方でそれだけを残したのなら、男はまた歩を進め。
向かう先は、チェシャ猫に指し示された道の先の森の奥へと。]*

(324) 2015/06/19(Fri) 23時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

― お茶会会場への道 ―

[チェシャ猫と別れ、森の中を進みつつ。思い出すのは"現実"の事――嗚呼まったく。この奇妙な世界にもそろそろ疲れてきたのだと。
何時もの時間、何時ものように。自分の定めた決め事を守りながら一日を過ごした筈なのに。
なのにどうして今日は、"こう"なのだろう。]


 ――……散々だ。


[磨かれた革靴で森の道を歩きながら、口から出るのは悪態ばかり。そう、何時もとは何もかも違うこの世界が、男は何よりも気に食わない。
そりゃあ男とて、好奇心は強い方だ。研究職という職種に違わず、イリーガルはむしろ歓迎する質ではあるのだが――しかしこうまで意味の分からない世界に巻き込まれたとなれば、話は別だ。

それでも、考える事を止めはしないのが、出来ないのが男の性。
時計ウサギとあのチェシャ猫と。自分の記憶の作り出した夢の中の幻想だとばかり思っていたその二つの存在から感じた違和感に、ついと眉を寄せていたのなら。]

(325) 2015/06/19(Fri) 23時頃

良家の息子 ルーカスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(良家の息子 ルーカスは村を出ました)


良家の息子 ルーカスが参加しました。


【人】 良家の息子 ルーカス


 ……、ん。


[一度考え込んでしまえば、周りが見えなくなるのはこの男の悪い癖だ。それでも大きなテーブルとそこに広げられたティーセット達>>303に気付く事が出来たのは、其処から漂う奇妙な香りの所為だろう。

何かの会場らしき其処の入り口から進みすぎた数歩を戻りつつ。鼻を擽るその香りは一体何だろうかと一度息を吸ったのなら――嗚呼。やはり奇妙な香りがする。

先ずは、紅茶。それは良しとしよう、見た所広げられているのはティーセットなのだから、何の苦労も無く理解出来る。
しかし問題は、その他の香りだ。香りだけで物を完璧に選別出来るような素晴らしい鼻は持ち合わせて居ないものの、漂ってくるその香りが紅茶のものだけでない事くらいは推し量れる。

既に淹れられているのか、否か。それは此処からでは解りはしないけれど、それでもその会場の中に何やら書き物をしている人物>>305を見付けたのなら。
男は会場の門を潜り、ゆっくりとした足取りでその者の元へと向かった。]

(326) 2015/06/19(Fri) 23時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 書き物中にすまないね。
 ……一人かい?もし良ければ、お邪魔しても構わないかな。


[緑のジャケットに、リボンの巻かれた立派なシルクハット。
物語をなぞるのならば、その姿は"イカれた帽子屋"のように見えはするけれど。

――それにしては、共に居る筈の"三月兎"の姿が見当たらないな、と。
軽く辺りを見回しつつも、テーブルに向かう彼に声を掛けたのならば、果たして反応は返っては来ただろうか。]

(327) 2015/06/19(Fri) 23時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 23時頃


【人】 記号の妖精 ミーム

 えぇ〜〜そんなめんどくさそうにされてもぉ〜
  わぁ、こっわぁい!

[声を荒げて手を弾く割に表情が一向に変わらない。
変なヤツ。
 弾かれた手をふりふりとしながらそれでも、
 可愛く演じようとはするが]

 って男バレたか。 ちっ!!!

[胸の音でどうやら気付いたらしい。
女に靡かない男も組敷けばなんのその、だと思ったんだが。
これは失敗した。

スマイルが解かれて此方も彼と同じく仏頂面。
 女の子に振る舞っていたのを解いて、がしがしと乱暴に頭を掻いた]

(328) 2015/06/19(Fri) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス

 おや…


[ふとペンを止めて顔を上げれば空色のシャツに白のタイと白のパンツ
背は自分と同じくらいだろうか。話しかけてくる所、きっと彼も卵と同じ、夢を見ている人物なのかもしれない]


 これは良い事だ。いや、悪い事かもしれない
 何、邪魔である事は何一つない。座ってくれたまえ


[彼の姿を確認したならば席を立って帽子を取り、挨拶を交わして帽子を被り直す
拒む必要も無く、書きかけの招待状はそのまま放置してしまって]


 丁度誰かを呼ぼうとしていたんだ。いや、呼ぼうとしなかったのかもしれない
 それでキミが来た。素晴らしいな、素晴らしくないかもしれないのだが

(329) 2015/06/19(Fri) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス

[肯定に否定を重ねて、どちらかわからない言葉遊びをしながらも
シルクハットを揺らしながら小屋に入ってきて取り出したのはティーセットで彼に対して問う]


 キミはパンにジャムを塗る派かい?
 それともジャムにパンを塗る派かい?


[その問いに意味は無く、右手に持つティーセットにはティーパックが、左手に持つティーセットには珈琲豆が入っていて
彼がパンと答えるのならば、マヨネーズでも差し出す事まで考える]


 ちょっと待っててくれたまえ、客人だ
 もてなさなくては…ふむ、今淹れるからね


[彼が要求しようがしまいが、適当にお茶だけでも淹れようとして。出来る事ならば要求された物を淹れるだろう
それから10分もすれば小屋から出て、彼に淹れた物を差し出すだろうか]

(330) 2015/06/19(Fri) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス

 ようこそ、いらっしゃい。HAPPY UNBIRTHDAY
 申し遅れた、俺はサイラス。サイラス=K=ヘルシングだ


[いかれ帽子屋のね、なんて言って軽く自己紹介をして
それからキミの名は?なんて問うてみただろうか。勿論彼がアリスだなんて事も知らずに**]

(331) 2015/06/19(Fri) 23時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 こっちが溜め息つきてぇわ!
 愛想のわりぃうさぎと一緒にいなきゃならねぇんだからよ
 もっと笑え?笑わせようか?

[それでも了承をする彼。
役だから、などまでは思考せず素直に
ツンデレか!なるほど納得。

潰すはなしかな。承諾してくれるなら文句はない。
 彼の手を取って、門とは反対の場所へ歩いてく。
 振りほどかれたら、それまでだが]

 ツンデレうさぎ、名前は?
 仲良くしようぜ!

[楽しくいねぇと負けだしな。

にぃっと歯をみせて笑ったのは
紛れもなく男シュゼット。
 お好みなら、シュゼットちゃんにもなります♡]*

(332) 2015/06/19(Fri) 23時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 23時半頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/19(Fri) 23時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク



  きっおうばやじ……  ?
  ――― あ、もしかしてこれ 『鏡』か!?

   [ 鏡の中だから、『鏡文字』。 ]
[ その‟正解”に本をさかさまに向けてはみたが
  『反対』と『反転』は残念ながらちげーもの。

    勿論 今鏡なんかねーわけで。 

   くるっと本を天地真逆に
     もーいっぺん、ひっくり返して。 
 (ついでに頭んなかでもひっくり返して)

   躍る文字と、格闘すること しばらく。 ]

(333) 2015/06/19(Fri) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

  『 ジャバウォッキー

    それは煮にそろ時、
    俊るりしオモゲマたちが
    幅かりにて環繰り躯捩する頃
    ボショバトたちのみじらしさ極まり
    居漏トグラがほさめる頃 … 』

   [ なんとか、数分の格闘の末。
     文字をなぞり 読み解いて、

     ぽろり 零れた感想は、 ]


     ‟جميل ” …… ? 
     (きれい)

(334) 2015/06/19(Fri) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

  …… みてーだが、 うーん、
  でも 『ちょーっと』わかりにっくいな!

  ――― … じゃねーよ、
    いや、さっぱりわかんねー!

 ( まさか、自分で自分のことばに
  つっこむ日が来るとは思ってもみなかった! )

[ 『鏡文字』であっても、
   そーじゃなくっても!

 こーんな あの兎より 
 更にこむずかしい‟ナンセンス”、

     ( わかるか! )

 意味があってないよーなことばの連なりは、
 頭の中がいろんな考えで一杯になる前段階。 ]

(335) 2015/06/19(Fri) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ

カルヴィン・ホーキンズ、か。
聞いた事がない名前だが覚えた。
無意識≪ヤクガラ≫になってなくば名で呼ぼう。

[>>302彼とは異なり言葉≪オモテ≫を吐く。
それは彼がその方が思考を練り易いからだ。
そして、乙≪ヘクター≫が他の干渉を望まない故。]

左様か。…何か面倒な事≪フラグ≫にならなくば良いが。
そもそも夢オチするなら落ちれば≪ガッシャーン≫良かろう。
でも、其れはアリス≪マイゴ≫に会う前にしてはならんな。

[だが落ちる≪ガラガラガッシャーン≫つもりはない。]

ソノ方ガ良キナ。
何ガアルカ分カランガ、物語≪有栖乃伝承≫ヲ
行ワナケレバ吾ラガドウナルカ分カッタモノデハナイ。

[>>306肯定の言葉を聞けばヘクターと、内なる気配≪ハカタノ=シオ≫が頷いた。全てを受け入れ語る黒≪ショウユ≫もこの後の展開≪ストーリー≫に危惧≪イヤナヨカン≫をしているのか。予測不能≪イミガワカラナイヨ≫までは察する事叶わぬ。]

(336) 2015/06/19(Fri) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ


[若干の記憶の混乱。
頭をがしがしと掻きながら状況を判断しようと考える。
名前、名前はユーリでいい。
いいはずだ。

ここは何処?
鏡の国、と頭の中に答えが戻る。
アリスとか、帽子屋とか、そんなキーワードが。
頭の中をごちゃごちゃと走り回る。

トゥイードルダムとトゥイードルディー

それが今の自分の名前?役??

良くわからないけれど]

(337) 2015/06/19(Fri) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

とりあえず、誰、か。

[周りを見渡してみる。自分一人でアリスも赤の女王も誰も見当たらない。
地べたに蹲るようにして座っている姿勢から、立ち上がる]

ここに居ても仕方ないのか、それともここに居るべきなのか。
自分からアリスに会いに行くダムとディー、それも有りなのか?

[伸びを一つ、そして歩き出す。歩いていれば何処かに行き当たるはずとチェス盤を歩いて行ったアリスを探すために]

(338) 2015/06/19(Fri) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[  時間をかけて解読したのがばかばかしーほどに
  『わけのわからないもの』だったから、

  無駄な時間を取られた腹いせに(理不尽に)
  芝生の上に思いっきり本を叩きつけてやった。


  ( けど、どっかで 確かに
       『誰かの中で』
    この詩が焼き付いたことを、
    ‟この”俺は知る由もない。 ) ]

    『誰かがなにかを殺した』
     くれーしかわからねーぜ。

 こー もっと、
 シンドバッドが海の老人を
 船から振り落としたくらい、

   わかーりやすく書いてくれたらよかったのに!

(339) 2015/06/19(Fri) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ はー、 っと、
    何度目かの息をついて。

 碧眼が はた と、
 ある一点で止まった。

  よーく見りゃあ、
  本を叩き付けた地面の上には、さっき
 ‟地面を踏みしめてった跡”がのこっていたからだ。

   ( それも、紛れもなく俺の。 ) ]


   …… ――― あ?

[ 振り向けば、後ろにはさっき見た屋敷。
  つまりは、まっすぐ歩いてたつもりなのに
  ‟戻ってきてしまっていた”。 ]

    …… なーんだ、これ。

(340) 2015/06/19(Fri) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ

──で、やはり降ろされないよな。

[乙も呑気に>>307女王様≪ガキンチョ≫に手を振り返し、落ちない事≪ガラガラガッシャーン≫だけ幸いだなと考えてヘクターは頭を掻く。]

そう簡単にやすやすと落ちてたまるか。
…貴様は使者ヘイヤ≪三月兎≫か?

[今日は、ということは昨日は落ちたか。
毎度毎度落ちる≪ガラガラガッシャーン≫とは滑稽な。
黒い半笑い≪ミニミニ=ブラックジョーク≫を見れば
ヘクターは>>315彼≪三月兎≫に気怠そうに言葉を返す。]

乙は義殿が此処にくる頃には卵≪ハンプティ・ダンプティ≫の
出番は終わるのだが、まだ迷子≪アリス≫は来てないしな。

(341) 2015/06/19(Fri) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 丘は見える、けども。
  歩いても歩いても辿り着けないもんだから、
( 時には、気がつきゃ家にぶつかる数秒前! )

    …… そのうちに面倒になって
       家に戻ってやろーかと思った。 ]

  ――― くっそー!!
  …… どーすりゃいーんだっつーの…!

[ちら、っと今さっき来た家を振り返っても
 『役』とやらが、どーにも許さない。 

 力を抜くよーに、
           ずるずる、

 そのまま 花みてーなフレアパンツの
 装飾布を広げながら地面に腰をついて―― 。 ]

     [ ふと、見えたのは花壇。 ]

(342) 2015/06/19(Fri) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

適当に歩けば何処かに着く。
そこに誰が居るのか何があるのかはさっぱりだが。

[独り言を言う癖なんて自分にあっただろうか。
首を傾げながらも歩くのは出鱈目な方向。
一体何処に向かっているのか自分にもわからない]

転がって壊れてる卵も見つからなければ
眠っている赤の王の姿も無し。
鏡の国の住人は何処へ行ったやら。
[歌うような調子で話し、歩いていたなら見つけたのは花壇の様。
そしてなんだか賑やかな声が聞こえて覗き込む>>342。]

そこに居るのは誰だろう。
食べられるのを待っている牡蛎の子供か
はたまた決闘を邪魔しにきた鴉か。

[そこに居たのは長身の、多分男性。
多分が着くのは来ているものがどうにも、女性用に見えて仕方ないからで]
……仮装大会?

(343) 2015/06/20(Sat) 00時頃

【人】 ろくでなし リー

  そう、まだ王様を見つけられていないから
  伝令のしごともできていない。
  だからアリスも連れてないし
  すもものケーキも出す予定はなさそう。

  だから”落ちてない”アンタを見るのは初めてだ。
  「卵」って言われて怒らねーアンタもはじめてだ。

[ よっ、 と小気味良い声と共に
 あの夜の「お祭り騒ぎ」のハジマリとおんなしように
 塀に足あとつけて よじ登る。

 塀の上はアンタだけの舞台じゃねーです、といわんばかり
 そして俺は落ちても割れねーし といわんばかり。

 目線の高さを同じにした兎は、器用に塀に腰掛けて
 綺羅びやかな衣装の首もとを人差し指で指す。]

(344) 2015/06/20(Sat) 00時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 00時頃


【人】 ろくでなし リー

  その見た目ならベルトかチョーカか
  間違えられずに済みそうだね?

  なあ、それをアンタの非誕生日に寄越した白の王は
  いま何処にいるか知ってるかい。
  牢屋から出たばっかのハッタも居た筈なんだが
  いま何処にいるか知ってるかい。

  ついでにアンタがホントの”卵野郎”か”そうでない”のか
  ………まぁ、俺がみたとこ
  顔中に「ハンプティ・ダンプティ」とは書いてねーから
  アンタも”俺と同じ”に見えるけども。

[矢継ぎ早、隙間なく言葉を詰め込んで
まくし立てる理由はひとつ、彼お得意の「詩篇」の暗唱を
はじめられたらたまったものではないからだ。

人懐っこい笑みはそのまま、兎は男>>341を覗き込み
塀にぶら下がる自慢の足を ぷらりと投げ出した*]

(345) 2015/06/20(Sat) 00時頃

【人】 地下軌道 エフ

[一瞬、たった僅かな軌跡≪スウコク=ジカン≫の間考える。
>>315目の前の使者ヘイヤ≪三月兎≫は何故笑う。
そして此奴≪ナンカウゼェ≫から漂う違和感≪チョッカン≫にヘクターは相変わらず面倒だと思った。]

そうだな。物語≪ストーリー≫はまだ序章の様だ。
故に“落ちてない”のは当たり前ではないか?
…そもそも乙は貴殿に会うのは初めてだが。

[卵≪ハンプティ・ダンプティ≫はどうだか知らぬ。
もしかしたら会ったことがあるやもしれぬ。
会ってないかもしれない。知らん。]

…あー、非誕生日プレゼント≪トクベツ=ナ=オモイデナシ≫か。
確かに着けてはいるが、王から貰い受けたコレって
ベルトかチョーカかあのアリスにはよく分からない
異物≪ベツメイ・ヌノ≫だったな。
王家の紋章≪カタチバカリ≫は入っている様だが、
乙にはどうでも良い。…まあ、卵≪ハンプティ・ダンプティ≫にとってはかなり自慢の様だ。

[>>344指差されて改めて首の布≪チョーカー≫を見る。そういえば意外にしっかりした作りだが、それは乙が卵≪ハンプティ・ダンプティ≫の形を成してないからこそ分かる答え≪シンジツ≫なのやも。]

(346) 2015/06/20(Sat) 00時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 00時頃


【人】 会計士 ディーン

[舌を打つ相手>>328に、よりいっそう目線を厳しいものにしながら。
それでも了承を返せば、返ってくる言葉の五月蝿い事]

 ……お前が私を笑わせられるなら、是非ともやってもらいたいものだな。

[出来ないだろうが、と。
嘲笑混じりに吐き出しながらも、その実じくりと痛む胸には気付かないフリをしよう。
無愛想と謗られるのは、何も病を患ってからの話ではないじゃないのだから]

 ……、は?
 ちょ……う、

[唐突に取られた手>>332はあんまりにも以外で、振り払うのも忘れて引かれるままになってしまう。
洩れた戸惑いの言葉は、隠す事も出来ずに口から零れ落ちてゆく]

(347) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 会計士 ディーン

[――わけが分からない。
ついさっきまで、ため息が吐きたいだなんて言っていた癖に。
どうしてそんな相手と手を繋ぐ事が出来るんだ。

落ち着いてからもその手を振り払う事は出来ず、ただ彼に引きずられる様に歩き出しながら。
そんな自分が恥ずかしくって、朱の乗りそうになる頬を持て余し]

 ……ッデレた覚えは……な、い、

[それでも"ツンデレ"などという不名誉な呼称には、全力で不満を訴えておこうか。
そう思ったのに、先程とは違う、何とも豪快な笑みを見せられれば、思わず気勢が削がれてしまって。
尻すぼみになった言葉は、随分と情けなく響く]

 ――……ディーン。
 ディーンだよ、"シュゼット"。

[はて、さて。
この"夢"の中で、名を名乗るつもりなど毛頭無かったのに。
それでも素直に答えてしまったのは、相手が"女王様"だからだ。……別に、それ以外に理由なんてありはしない]

(348) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 会計士 ディーン


 ……あまり仲良くするつもりはない、が……

 少なくとも、先程の怖気が走る様な媚びよりは、
 今のお前の方がまだマシだな。

[だから、シュゼットちゃんにはならんでいい。
男に媚びられて、何が楽しいんだ。

――嗚呼、けれど。
先のアリスよりは、嫌味が無いだけ幾らか扱い易そうだ。
その点だけは、評価してやっても良い]

 引っ張り回すなら、精々愉しませてくれよ。

[やっぱりため息混じりに、それでもほんの少し柔らかい口調で。
そうなってしまったのは、無意識の事だったけれど]

(349) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 00時半頃


【人】 地下軌道 エフ

エエイ、一ツ一ツ喋レ青二才≪cherry=boy≫!!

[>>345立て続けの質問≪ウタヨケ≫に英雄≪ハカタノ=シオ≫が
咥内を黒く≪ショウユ≫染めて叫び答える。
今此処に≪神札≫天叢雲剣≪-レインボー・マドラー-≫があれば
鋒鋩の先を突き付けただろうに。]

…あー、また禁忌の英雄≪-ラグナロク・ヒーロー-≫か。
まずイチに白の王≪ホワイト・キング≫は見ておらん。
その二に牢屋から出たばかりのハッタ≪帽子屋≫は
さっき別の塀の上≪ホンライノイバショ≫で別れた。
彼奴≪帽子屋≫は此処には来てないぞ。
そのサン……その言葉≪ジャバウォック≫が正しいなら
そう言うことなのだろうよ。

[面倒故にお得意の「詩篇」の暗唱を披露しようか。
だが、それをするのも面倒だとヘクターは考える。]
乙はズシンと落ちるモノ≪パンプティ・ダンプティ≫で
あるらしいが乙本来は只の学者≪scientist≫だ。
因みに落ちたら兵士が60人来ようとも己を元の場所には戻せないらしい。

(350) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[此方の姿を確認するなり、つらつらと言葉を並べる目の前の男>>329の唇を追いつつも。勧められた席には軽く目を伏せ礼をすれば、有り難く座らせて頂く事にする。

――嗚呼、全くそれにしても。あのチェシャ猫の言う事は、あまり当てにはならなかったかと思うのは、この"イカれ帽子屋"らしき男の言葉が何ともちぐはぐな物だったから。
男が彼に話し掛け、そして彼がティーセットを取り出すまでのその僅かな間。そこで投げられた彼の言葉はどれもこれもがちぐはぐで、色々と言葉を並べられても結局最後に分かった事と言えば、"自分が邪魔では無かった"事くらいじゃあないか。]

(351) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ………、少なくとも、ジャムにパンを塗る派ではない事だけは告げておこう。
 お気遣い有難いが、あまり腹は空いていなくてね。
 だからどうか、お構い無く。お茶……出来れば珈琲なら、頂きたいが。


[彼の言葉の洪水に、少々面食らいつつもその手に珈琲豆が取られていたのなら>>330、話の切れ目に何とかそれだけを捩じ込む事には成功したろうか。
向けられたその質問に、意味があるのかそれとも無いのか。そこまでは解りかねるものの、きっとこの答えならばマヨネーズを出される事は無いだろう。
惜しむらくは、その幸運に男自信が気付く事が無い事だが――万一これでマヨネーズが出されれば、不幸に気付く事はあったかもしれないが。

そうして奥へと引っ込んで行った後ろ姿を見送りつつ、それを待つ間背もたれに身体を預けて空を見上げ。
――嗚呼、やはりこの"イカれたお茶会"に参加したのは失敗だっただろうか、と半ば後悔を覚えていたのなら、十分程で飲み物を持った彼が戻って来る。]

(352) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 途方にくれながら、
  >>88誰かが落っこちたみてーに
    壊れた生垣を傍目に 、

  色鮮やかな ‟花”たちを傍目に
  さっき兎が言ってたことばを思い出した。
 … 確かめずに、殴ってやろーとした訳だが。 ]

   …… そーいや、
   『花』がほんとーに喋るわけねーよなー?

  ( ほんとに喋るなら、
    ペラジーに一本か二本
    摘み取って みせてやりてーよな? )

[ 黄薔薇の送り主である‟花屋”を思い出しながら、
  膝を立てて 座り込むこと、ちょっと。

   … いっそ、確かめるために
  立ち上がってやろーとしたところで ―― 、]

(353) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……あぁ、確かに君は"イカれた"帽子屋だろうな。イカれ具合がピカイチだ。
 素敵なもてなしを有難う。偶然だね、今日は私の、"誕生日じゃあない日"でもある。

 ――"A very Merry Unbirthday to You"!
 共にこの素晴らしい"何でもない日"を祝おうじゃあないか?"イカれた帽子屋"さん。


[挨拶と共に飲み物を受け取ろうとはしてみたけれど、さてこの"イカれ帽子屋"は飲み物を渡してはくれたろうか――男の知っている"アリス"は、結局お茶を口にする事は出来て居なかったものだから。

そうして、もう一つ。彼の口から紡がれた"名"に、男は小さく眉を上げる。
――"サイラス=K=ヘルシング"。嗚呼やはり何度思い返しても記憶には無い名だ。

……どうして。どうして自分の夢であるこの世界で、自分の知らない名が出て来るのか。そんな膨らむ違和感は腹の底に押し込みながら、失礼にならない程度に相手の姿を観察する。]

(354) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……それにしても、"帽子屋"の名がそんな名だとは知らなかった。
 私が知っている帽子屋の名は、精々が"ハッタ"くらいだ。

 ……しかし名乗られたなら、その名を呼ぶのが礼儀かな。
 御機嫌よう、ヘルシング。
 私の名は――"アリス"。少なくとも、この世界ではそうな筈だ。


["似合わない名だろう?"、と戯けて見せつつ自己紹介を済ませたのなら、握手を求めるように手を差し出し。それが握られたのならば握り返す事はするだろうが、握られなかったとしてもさして気にせず手を引きはしただろう。

そうして、ふと思いついたように。
彼の姿を眺めながら、浮かんだ考えを口にしてみる。]

(355) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 所で、そうだ。
 君は……時計を、持ってはいないかな。もしかすると、バターを塗ってしまっているかもしれないが。


[そうだ、確か。帽子屋は時計を持っていた筈だ――時間は分からずとも、日のわかるようなそんな可笑しな時計を。
それが、自分の探す時計とは違うかもしれないけれど。しかし確認しておくに越した事は無いという事と――そして、時計好きな男の純粋な興味と。

そうしてもしも、帽子屋が時計を見せてくれたのなら興味深くそれを覗き込み。
或いは持って居ないと答えたのならば、次は女王の城の場所でも聞いてみるかと思考を巡らせはしただろうか。]

(356) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ >>343足音が聞こえて
  誰か来たのかと顔を持ち上げりゃあ
  風でも吹いたかのよーに、

  コインスカーフが、 しゃらり。
  また 金属音が揺れて擦れあう音が鳴る。 ]

  …… 牡蠣でも鴉でもねーよ、
     人間だ、人間!

[ 腰を下ろしたまんま、見あげた黒 ―― 。

 ( また黒だ。
   … さっきの兎とは違いそーだが、 )

 その、白シャツに革のパンツっていった
 とってもフツーな出で立ちと、丸眼鏡を
 下から上へ ねめつけるよーに見上げてみる。 ]

 [ その服に、どうも名札はないらしい。 ]

(357) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[災難だね。に返された、まったくだ。の一言に、
チェシャ猫は一瞬笑みを薄めるも、
それ以上の言及はしない。>>318

びろうどの瞳は、深い海の色に似ていた。
愉悦を孕んだ視線には何がおかしい、
と言いたくもなったが。

皮肉めいた言い回しの多い“アリス”だから
何かまた皮肉っぽいコトでも考えていたのかも。
そう思いなおした。]

>>319
  ヤァ。
  俺を泣かせにきてくれるんだ。
  それはそれは……。

[うれしーねぇ、と瞳を撓めてみせた。]

(358) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 
[イタリアの話を出した時、
“男”の眉がひくりと動く。
チェシャ猫は知らんふり。
ラルフはそれを心に留め置く。]
 

(359) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 00時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[ 使者から話を聞いてきたチェシャ猫は]

  アリス、怒ってるっすか?
  そうじゃなきゃあ、……笑いすぎっすよ

[穏やかにとても穏やかに。
堪えきれず笑いを吐き出すアリスの
金色の髪をじと目で見ていた。>>321

わかってる。おかしいってことは、わかってる。
だけどやらなきゃあいけないんだから――
(なんでそう思ったんだっけ)

仕方ないだろう、と居心地悪さを誤魔化して
彼の殊勝な言葉とそれ以降に耳を傾ける。]

(360) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 [ そう思うのはなんのことか
   さーっぱり、わかんねーけど。 ]
 
  ( … そう、さっきからずっとな! )

 ――― 仮装大会かはしらんが、
 好きでこんな格好はしてねーのは確かだぜ。

     … こんな、女物なんかよ!

 [ びらん。

   草に埋まったズボンの裾を
   いちまい 苦い顔をして摘みげつつ、

 そのツッコミに、またこんな格好してる
 俺がちょっと情けなくなったのは置いといて。]

   [ まーるい二枚のレンズを、
     細めた目で のぞいてみせる。 ]

(361) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

  ―― それがいい。それがいいっすよ。

[どうやらチェシャ猫、というのは
そういう役回りらしく
アリスがそちらに行くとわかれば
あからさまにほっとした。>>322

そこに、ラルフの意志もなにもあったものではない。
最後に添えられた軽口には、にんまりと笑みを深め]

  そいつぁ、よかったっす。
  なぁんもよくねえけど。

[――ワントーン低い声で言ってから、
上げられた手にはこちらも手を振り返す。]

(362) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>323
  はぁい。またどこかで会えりゃいいね。
  ――ヤだぁ。“首なんてないよ!”
  だから俺は女王が嫌いなんだ!!
  あんたこそ――トランプ兵にはご注意?

[にっこり、とこれ以上ない笑みを浮べた。
青髪揺らし、どこかへ消えていこうとする瞬間。
かけられた声にくるりと彼の背を振り返る。]

     >>324

  ――……。 
  生憎と、猫なんでね。
  そう。 “アリス”。

[好奇心だけは人一倍、いやネコ一倍さ。]
[そんなことを言ってから、頭を搔いて]

(363) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[これで満足だろうか?
満足ではないかもしれないが気にしない。]

で、すばしっこい動きをする頭に小さな羽を生やした飛べないモノ≪ウサギ≫が言いたいことはそれだけか?

[掌に白≪マヨネーズ≫を持つ。
イライラするときはこれが一番なのだ。
特に何も無ければ目の前で白≪マヨネーズ≫を口に運んで
『飲み干してみせる』だけ。]*

(364) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

  …… で、

   そーいうテメーは 『何』?


[ 自分の役柄は、『人間』以外答えねーまま。

  (柄にもねーのを、
   あまり言いたくなかったのもあるが)

 陽を受けて煌めく白金を ゆるり、
  斜にゆらめかせて 首を傾げて見せた。 *]

(365) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 
……ありゃ〜。

  やっぱり――。

[男をナンパするのは、俺には無理。

そう言ったのはラルフの方。
チェシャ猫の台詞に織り交ぜて名前を聞こうとしたが
存外、“アリス”はガードが固かったようだ。

森の奥に”アリス”が消えていく。

蝋燭の火を消すように無表情になって、
小さく溜息をついた。*]

(366) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 00時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 00時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 00時半頃


【人】 薬屋 サイラス

 珈琲かい、わかったよ
 ふむ、ところでキミは何か勘違いしているようだけれど――


[彼が自分をイカレ帽子屋だと言えば納得したようで。まるで自分の話し方がイカれているとでも言っているように
否、事実言っているのだろう。肯定に否定を重ねる言葉は、自分の癖だと言っても誰にも理解されるような事ではない]


 俺はまだイカれてはいない。良いね?
 偶然の“誕生日でない日”におめでとう


[ティーセットを軽く持ち上げて首を傾げる。わかったかい?という確認を得るより先に小屋に入り、珈琲を差し出しながらも帰ってきた答えは自分よりも異常なものだった]


 ハッタの話はやめてくれ。俺はまだ囚われてはいない
 今はしがない帽子屋だよ、すまないね


[それから、彼の名前。きっとそれが本当の名前ではないのだろうと思ってはいるが、それでも彼の全身を見ざるを得なかった]

(367) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 アリス!?キミがかい。それは良い事だ。いや、悪い事かもしれないな
 男かと見間違えたよ、随分と立派だ。女王陛下もキミを見たらきっと驚くだろう


[その女王陛下を見たことも無いが、それすらも男だとしれば腹が捩れてしまいそうだ
自分はこの世界を楽しめているか、そんな事を頭の片隅に置きながらも彼の話を続けて聞いて]


 良い名だ、アリス。はて、俺は時計を持っていたかな
 いや、持っていなかったかもしれない


[ふと言われれば気がついたように内ポケットを探し始めれば金色に輝く懐中時計を見付けて
それは時計を持つウサギとは違う物。自分の物であるとはわかっていたが、こんな物を持っていた覚えはない
だとすれば、最初から“イカレ帽子屋”が持っていたものなのだろう]

(368) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 あぁ、あるけれど時間は確認出来ないみたいだ
 アリス。まだキミはここに来るべきでは無い。いや、来るべきかもしれないが

  招待状が出来ていないんだ。また改めて誘う事にするよ


[時計の中はグルグルと針が回り、お世辞にも今何時と言えるものではないただの玩具のように狂っていた
それを確認すればパタリと時計を閉じて、彼の方へ向き直る。まるでここを追い出すかのように、けれどまた誘うと、しっかりとそう言って]


 さぁ、アリス。行きなさい
 準備が出来たらまた呼ぼう


[彼が去るのならば手を振って、招待状を書かねばいけないとばかりに机へ戻っていくだろう
面白い相手を見付けたと、彼宛の手紙もしっかりと作っておいて**]

(369) 2015/06/20(Sat) 00時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 00時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 00時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

 ――よっ、と。

[森の中を跳ぶように走っていく。
鬱蒼と茂る草木のさざめきが
足にねばつく腐葉土のしっとりとした感触が
茸などから薫る湿った馨が。

いやにリアルだと感じた。
いや、リアルだろう?    
――これがチェシャ猫にとっての現実(リアル)だ!]

 ( うえ……。しっかりしろよ”俺”。)

[昔から、夢を視ている最中は
それが夢なのか現実なのか、わからない。
夢だったとわかるのはいつも目覚めてからだ。

それでもこれは違うとわかるだろう、と
猫になりきってしまおうとする自己を押し留める。
咄嗟に思い出せた子守唄を口ずさんで。]

(370) 2015/06/20(Sat) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…e la vita non è la morte.
 e la morte non è la vita.
 La canzone l'è già finita.
(命は死じゃない。死は命じゃない。
お歌はもう終わってるよ。)

[歌を終えてから、ふと先ほど会った二人を思う]

(……さっきの男ら……。)

[アリス、と名乗った男は、
それにちらりと見た白兎は、
他の登場人物とは違うように見えたけれど――、
それがどうしてなのか、明快な答は得られぬままだ。

……何にせよ、チェシャ猫ならば
次にある「クロッケー場」での一シーンを終えれば、
もう出番はないはずだ。
出番が終われば、きっと何かわかるはずだ。]

(371) 2015/06/20(Sat) 01時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 01時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[「知らない」はずの役割を抱え、
「知らない」道を「知っている」風に、
尻尾を揺らして歩いていく。

森が開けた先には――。**]

(372) 2015/06/20(Sat) 01時頃

【人】 ろくでなし リー

  ああ、俺もアンタに会うのははじめてだ。

  だから”落ちてる”アンタを見ても
  「卵」って言われて怒るアンタを見ても
  ヒトの形してるアンタだって
  全部が全部「はじめて」って事になるね。

[矛盾ばかりの言葉>>344も、気狂いの兎にゃいつもの事。
はじめてなのは真実、知っている事は虚実。
面倒そうな色を浮かべる卵に向けて、悪びれもせずにまた言葉を重ねた。

縁組まれていぬ演者同士の会話には調和もなく
時に歪を産むもので 特にハートと赤を行き来する者は
何方が自分か、どちらも自分か解っていない。]

  卵の自慢のモノなのに、己にゃどーでもいいってのは
  そいつはえらく他人事なんだねェ。

[紋章入りの立派な布切れなんてこれっぽちも持ってはいないヘイヤ。あるのは小さなポケット≪ヨジゲン≫だけ。
だからほんのすこうし羨ましそうに それを見ていた。]

(373) 2015/06/20(Sat) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[風に鳴シャランと言う音は軽やかで心地良いのに、
目の前にいるのは自分より大きな男で>>357

言われなくてのも人間であることはわかるが仮装大会でもなければ何でそんな格好を?

悪い魔法にでもかけられたか、レディ。

[片手を顎に当指で丸眼鏡をくいっと上げる。
基本女性の好みには五月蠅くない方ではあるが、目の前の相手はどういての女性に見えず。
しかし仮装でなく、趣味でもなさそうなら何故と問わない方が良いのだろうか]

なにか足らないか?

[ねめつける視線は全く気にならないのに、なぜかそんな質問が口から出た]

(374) 2015/06/20(Sat) 01時頃

【人】 ろくでなし リー

  あっはは、すまねぇ、すまねェ。

[謝る仕草だけが どこか、あのひとに似る。]

  落ち着いて、どーか。俺が悪かったって。

[物静かそうに見えた男?卵?どちらだろうかきっと男。
≪≫の中>>350が聞こえていたのなら、李はきっと
ものすごく それはそれはものすごおおおおく
神妙な顔をしたのだろうけれど、
”青二才”のほうは僕自身も自覚している。

怒りながらも一つづつ コタエをくれる男>>350
僕は頬杖をついて大人しく耳を傾ける。
王がいない、ハッタは別の所に行ったってーのは、ちーさな頭のなかにメモしておいて]

  へーえ、学者様。何をケンキューしてんです?

[興味を惹かれたのは”役割”とはカンケーない部分。]

(375) 2015/06/20(Sat) 01時頃

【人】 ろくでなし リー

[その答えは苛ついた彼>>364から得られたかどうか。

どちらにしたって僕の目は
”この世界”から明らかに浮きまくった
(けれど僕自身にはひどく馴染みがある)
そのまんまで食べる事はあんまり…いや大目に見ても殆どないマヨネーズが口の中に消えていくさまをとらえて ]

  ねー、それ。飲み物じゃーねーとおもうんだけど…
  いやなんでもねー、 いや、なんでもなくねー。

  なあなあ!それ、まだあるならさあ!
  これにちょろっと分けてくんないかなあ。

[小さな薄いベストのポケットから、ひどく不自然ににゅるりと出るのはハムサンド。そのパンをぺらりとめくって、期待を込めた目で”学者”を見る。

あいにく言いたいことはまだまだあったから、
彼の問い>>364には答えぬまんま *]

(376) 2015/06/20(Sat) 01時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

生物学上男と言う認識で良いか?

[ぴらりとズボンの裾をめくり上げては苦い顔している彼に一応の確認
違うと言われたらこちらが混乱しそうな。
それも面白いような。

丸眼鏡越し、のぞいてくる相手と睨めっこでもしてみようか。
自分と彼と、どっちが先に笑うだろう。]

(377) 2015/06/20(Sat) 01時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

うさぎだったり芋虫だったりに見えるか?
君と同じ人間。

ここでは、そうだな。
ディーダム、と名乗った方がいいのか?
元々の名はユーリ、なのだけど。

[一人で二人分、である。
そんな自分の役職と、そもそもの名を言うと以後宜しく、と黒い頭を下げて。
それから自分より高い位置にある白金が、陽の光に反射して煌めくのを眩しげに見つめた**]

(378) 2015/06/20(Sat) 01時半頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 01時半頃


【人】 記号の妖精 ミーム

[「是非ともやってもらいたい」>>347
 ほお。なるほどね。
"笑いたくない"わけではないんだな。
戸惑いの声もそのまま無視し、引いた手のほうへ振り返る ]

  良いぜ?口ん中指ツッコんでいいなら、すぐにでも

[繋いでないもう片方の手で
 自分の唇の端っこに指を持って行きぐいっとのばす。
ほら、これでもう笑顔。

やってやろうかと
漸く彼の顔をきちんと見たんだが ]

(379) 2015/06/20(Sat) 01時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 え、なにそのこえ
  なにその否定!?!??

[ん?あ?デレですか!?
こっちが本当のデレですか?
仏頂面から出る否定の声はどうも、羞恥を混ぜた声音で
笑いそうになって耐えようと頬が膨らみ、
すぼんでく声に 頬が破裂した]

 ぶっはははは!!なに!?
  真顔デレとか初めてみた!!や、いいよーイイネーアタラシイヨー
 
   ────よろしくディーン!

[お伽噺をなんでか演じてるのに
新しい出会いはやっぱくすぐったくて楽しい。

ひとしきり笑って、こりもせず帽子を叩くと
手をひくのはやめずに歩みの速度を上げる。
向かう場所は勿論決めてない。]

(380) 2015/06/20(Sat) 01時半頃

【人】 地下軌道 エフ

奇遇だな。互いに互い知らない同士≪アタリマエ≫。
一つ言うと、おおよそ卵≪ハンプティ・ダンプティ≫は
物語として貴殿≪三月兎≫は知ってるだろうが
無残な姿≪ガッシャーン≫であるなは会ってたとしても
知らぬかもしれないな。

[一つ言えるは卵≪ワレヤスイモノ≫は白≪マヨネーズ≫の材料。
別に『卵野郎!』と言われても白の力≪マヨネーズ≫を
日頃扱う乙だからな、罵られても致し方無い。]

残念ながら言葉に給金を与えることしか能がない故
良くは分からないが。
乙は卵≪ハンプティ・ダンプティ≫であってそうでない。
だから自慢である事に間違いはないが、間違いだ。

[>>344只の卵≪ハンプティ・ダンプティ≫ではなくて
王族から非誕生日を祝われたモノ≪チョーカーノヨウナモノ≫を受け取った特別な卵だからもう少しは怒るべきか否か。
>>373羨ましげに見たから妙に気分は上々≪イイキミ≫であるのだけども。]

(381) 2015/06/20(Sat) 01時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 あれは媚じゃねぇ。ただのシュゼットちゃんだ!
 俺ときて楽しくないわけがない。当たり前

[反論も忘れず、ではでは女王と兎の未知との遭遇の旅へ〜!
 溜め息とともに出た口調に棘がないことに気付いたけど
優しい俺様は口には出さなかった]




[ だが旅は長くは続かない。
    夢とは都合のいいもので、

 知らないうちに歩いて向かうのはクロッケー場の方向]**

(382) 2015/06/20(Sat) 01時半頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 01時半頃


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 01時半頃


【人】 地下軌道 エフ

…“乙は”一応落ち着いている。
禁忌の英雄≪-ラグナロク・ヒーロー-≫はどうも癇に障った様だ。

[そこでも他人ごと。飽くまでも他者に関わらないのは定時外帰宅≪ブラックキギョー≫の手に翻弄されたくない故に身に付いた様。]

乙の研究?ああ、それは女神≪セシリア≫によって作られし
楽園≪ハピネス≫に関する歴史、古ノ神技≪バンノウチョウミリョウ≫
についてだな。

[ああ、理解不能の言葉≪ルビ=アソビ≫の羅列が始まる。]

数多の力≪チョウミリョウ≫の無限之融合≪カップリング≫を
今は専攻しているのだが、宇宙の神秘≪ザ・ユニヴァース≫は
あまりに膨大故になかなか研究も進まん。
しかも、また祭壇≪ジンジャ≫で八岐大蛇≪ケチャラー=カミ≫が
降臨するわでてんてこ舞いだ。

(383) 2015/06/20(Sat) 02時頃

【人】 地下軌道 エフ

マヨネーズが飲み物ではないだと?

[この世界では余りにも浮いた、
されど>>377彼には馴染みのある異物≪マヨネーズ≫。
だが一点異なる認識≪リカイフノウ≫。
先程そういえば使者ハッタ≪帽子屋≫にも同様の事を
言われたような気がしないでもなかった。]

乙の力の源故まだあるから良いが…
『どれ位塗れば良いのだ?』
乙にはちょろっとが分かりにくい。

[そのままだと間違いなくパンの全てを
白く≪マヨネーズ≫塗り潰すしギトギトになろう!
飲み物ではないと言われた矢先、感覚が違う事を
捉えたヘクターは『念の為に聞いておいた』。]*

(384) 2015/06/20(Sat) 02時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 02時半頃


【人】 会計士 ディーン

[指で自らの口端を引き伸ばす姿>>379を見れば、しらっと冷たい視線を向けて。
そんな笑顔でよければ、幾らでも浮かべてやろうじゃないか。
そうは思うけれど、続いた彼の言葉>>380に思わず面食らう。

何か変な事を言っただろうかと頭を悩ませる前に、あげられた大きな笑い声にかあっと頬が染まるのを自覚した]

 ――……ッ!

[頭に血が昇り、咄嗟に吐こうとした言葉は形にすらなってはくれない。
苛立ちなのか、羞恥なのか。
それすらも分かりはしないけれど、はくりと零れた息は妙に熱が篭っていて]

(385) 2015/06/20(Sat) 02時半頃

【人】 会計士 ディーン

 う、るさいな!!!
 デレてない!お前なんか嫌いだ馬鹿!!

[よろしくしてたまるか!
相手が楽しいなんて思ってるとは知らず、罵倒のままに手を解こうかと思ったのだけれど。
再び帽子へと伸ばされた手を振り払うのに精一杯で、結局引かれるままになってしまう。

嗚呼、なんて屈辱だろうか。
逆の手で赤くなった顔を押さえながら、寄せられすら出来ない眉は、ああ、さぞ滑稽だろうよ!

相手にそこまで深い意図など無いと分かっている。
むしろ無邪気なまでの言葉だからこそ、余計胸を抉られて。
ぎりりと惨めに噛み締める唇は、てのひらで隠してしまおう]

 ……よろしくなんて、しない。

[仲良くなれるかと思ったけれど。
やっぱり、粗暴な輩とはお近付きにはなりたくないものだ]

(386) 2015/06/20(Sat) 02時半頃

【人】 会計士 ディーン


 ……何が違うんだ。
 ふん。私は今あまり楽しくないがな。

[すっかり拗ねた口調で返しつつ、渋々ながらに彼>>382の後を追って。
悪意が無いだけ此方の方がアリスよりも厄介だと、心中でだけ舌を打つ。
それでも実際に舌を打ってみせなかったのは、"女王様"への敬意か、それとも別の感情故か]

[土地勘の無い"ウサギ"も、まさか自分たちがクロッケー場に向かっているとはつゆ知らず。
ただ正しく従者の様に、"女王様"に付き従うだけ*]

(387) 2015/06/20(Sat) 02時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 03時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

 ――― 知るか!

[ >>374『何故』って聞かれりゃ、
  飛来物を刃で一刀両断するよーに。

      ぴしゃり  
   言葉を叩き斬るまでに、
   数秒も掛からなかった。]

 はーあ、寧ろ俺が聞きたいくらいだぜ…。

[膝の上に立てた腕が竦めるみてーに 
 ちょっと斜めに倒れて、おんなじ方向
      ―― 外向きに掌を開く。 ]

[ その手と耳が‟聞き捨てならねー言葉”に

       ぴくり 

 強張ったのにも、それ程時間を要さない話。 ]

(388) 2015/06/20(Sat) 03時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 うえっ!? れ、 レディ!?

[ …… 慄くよーな寒気がしそーだ。
     いや、した気がする。

  不本意過ぎる敬称に
  ずるっと、膝から肘が滑り落ちた。

  明らかに不快がる引き攣った顔を浮かべて、
  鳥肌立つ感覚に ぶんっと、首を振るい。 ]

 やめろよ、服以外俺のどこが女に見えんだよ!
 生物学上もなにも、身も心も男だっつーのー…

[ >>374問う事自体を悩まれてるなんて
  そんな事も露知らず、

  抗議するよーに喚きたてながらも。
  そろそろ、手に地をついて立ち上がりゃあ、
  目線はこっちの方が高くなって、見下ろした。 ]

(389) 2015/06/20(Sat) 03時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[それから、向かいあう手が
 ま気障ったらしい動作でくいっと押し上げらた
     フレームから レンズへ ]

    [  一周、ぐるり ]

[碧眼の興は縁取るよーになぞりあげて
 仕舞いにゃ その中央のブリッジで止まった。

 まーだ『レディ』なんざ言われた怖気は残るが
 それを治めるためにベールの両端を掴んでは
 右の拳の中で 両端を握り込む。

 (まあ 物理的な肌寒さが解消したところで
  むず痒さささえ感じる不愉快はそのままだったが!)

 [>>374それも次の瞬間 
   まるで心でも見透かした問いが耳を掠めれば
   瞬きがすべてを払拭していった。 ]

(390) 2015/06/20(Sat) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ ぺらぺら 喋る『花』でもねーのに、
 流暢に流れる台詞は いいとしてだ。

 ( ‟口に出して無い”…よな? )
  
 ポロッと零しちまっても無いはずなのに。
 左の人差し指と中指で唇をなぞりながら、
 不思議そうに目と眉の感覚が狭まった。 ]
 
      …… ?

[ ついでに、やけに粘るよーな眼差しに
 『なんだこいつ』 と 口には出さねーけども。

 ガン飛ばされてんのかと勘違いしたもんだから
  更に目つきが 研磨された剣みたいな
  鋭さをもって、細まってく。

 (勝手に睨めっこに巻き込まれてるなんざ、
 『心が読めなきゃ』知るはずもねーもん。) ]

(391) 2015/06/20(Sat) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 勿論、だから笑うわきゃない。

 でも そのまんま喧嘩売る気配も無かったから
    抜き身を鞘に収めるように、瞼を閉ざす。

   それから、金を左右に振って、 ]

 …いんや、みえねーけども、だ。
  でも、さっき人の形した兎ならいたぜ?

  ――― テメーとおんなじ真っ黒髪の、
   気狂いが形を取ったみてーな、さー。

[だから、見えなくたってそーかもしんない。
 そう暗喩の裏で、>>378『一人二役』ってのに
 やっぱり 疑問がちらっと顔を出す。 ]

 てっきり、ディーとダムって二人だと思ってたぜ。
 でも、一人なら争い合わなくて平和でいーな。
 

(392) 2015/06/20(Sat) 04時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 知らない‟キャスト”だけれど、
   確かに‟二人だった” ―― 

 ( そう、ガラガラを廻って戦ってた! )

 筈の、その『役』へ零れるのは
    嫌味じゃなくって 本心からの吐露。

  …… ついでに、この世界、
  案外お粗末なのかもしれねーな、 なんて。

 (ディーとダムは一人だし、アリスは男だし!) 
 (女王まで男な上ガキで、卵は人型で ――、 
  ああ、 そんな事は‟まだ”知らねーんだ。)

  頭の中にいつの間にかあった『物語』へ、
     悪態づきはしたけど。 ]

   [ それは、それで、閑話休題。 ]

(393) 2015/06/20(Sat) 04時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ じ。
 
 >>378律儀に下げられた頭にゃ、
 しょーじき礼儀もなんもねースラムで生きてきた
 俺にゃあ、戸惑うよーに見るしか出来なかったけど。

 変なヤツだけど、こいつはさっきの兎みてーに
 悪そーなやつでも 気が狂ってなさそーにも思う。]

 ( … ってか、
  名乗らせたんだから名乗らなきゃいけねーよな…)
   
[ あの兎とおなじよーに
 眩しげに瞳が細まったところで、
 頬を かり、と人差し指で気まずそうに掻いた。

    …… 名乗り際は、苦々し気に
      視線は花壇の方へ逃れながら。  ]

(394) 2015/06/20(Sat) 04時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 あー、

  … 俺は、 … その、「アリス」。
      本当の名前は、アルヤスだよ。

[ さっきヘイヤに馬鹿にされた(と思った)から。
  フルネームでは応えはしなかったが、
  いつもの勢いってのはどこへやら。 ]

      [ ぼそり、 」
  
[ 口内へ転がすように名を告げりゃあ、
 横へ逸れた顔が、碧眼だけユーリに向いて、
 斜にもたげた首のせいで、頬に金糸がかかる。

 他人に対する警戒心は、いつもよりゃ解けていた。]

  ――― その、宜しく?  

[ 格好つかずに、疑問形になったのは知らん振り。**]

(395) 2015/06/20(Sat) 05時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 05時頃


【人】 ろくでなし リー

[”学者”って生き物に、専門に関わる事を聞いちゃァあならねえとは「教えて」もらっていなかったし、「知って」もいなかった。

だから宇宙語の羅列>>383に脳みそを襲われてはじめて、
それがどんなに軽率かつ危険だったかを理解したんだ]

  わ、わかった!
  学者サマの高粋なケンキューは、俺なんかにゃ
  なんもわかんねーって事がわかった!

[結局わかったのはコイツが「日本」くさいってことだったけれど、コレ以上宇宙語を聴くのはもうたくさん!

必死に話を逸そうと、ポケットから出したハムサンドは
それなりにその役目を果たしてくれたようで]

  お、ほんとーですかい。そいつぁ嬉しいねえ。
  そーだな、こっからココまで、線ひとつくれえ。

[どのくらい?との恐ろしい問い>>384に、
僕はぺろりとひらいた積み木みてーなハムの、ちいさいほうの1片を指さした]

(396) 2015/06/20(Sat) 06時頃

【人】 ろくでなし リー

[”その程度”の具体的な指示は功を奏したかどうか。
彼の愛≪マヨ≫を押し留めるに足りていただろうか。

どっちにしたって「ヘイヤ」は気にもとめずにハムサンドをポケットに仕舞うのだけど、李のほうはそうはいかない。

パンの上を動く見慣れたチューブを
心配そうにじぃ、と見つめる黒い瞳は、
白≪マヨ≫の行方>>384をつぶさに見ていた。

まぁ、それでも 「どっちにしたって」
「ありがとう」と礼を言うくらいの”マトモさ”はあったし
引きつった頬を隠すくらいの”オモテムキ”は
ここ5年で手に入れられていた… はず。]

  ああ、ああ、俺は王とハッタを探しに行かなきゃ。
  ドーモな。学者サン。 割れてねー卵サン。

[薄い塀の上にすくりと立ち上がり、ぱんぱんと叩けば、不本意な毛玉がおしりの上で揺れる。
引き留められねば ”じゃーなー”という軽い挨拶の後
伝令ハッタが消えたという方角へ、兎も姿を消すだろう**]

(397) 2015/06/20(Sat) 06時頃

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