人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


[足を挫いた。その言葉に絶句する。
撒けない、と。でもだって、このままでは]

そんなこと、できるわけないでしょう!

[続く言葉には声を荒げた。そうだ、ジリヤは本当は優しいのだ。
絶望的な状況で他の人を気遣えるほど、優しい。
そんなジリヤが殺されてしまって、いいわけがない]

私は、確かに逃げるつもりでいるけれど、殺されそうなあなたを置いて逃げられるほど冷血ではないわ。

[本当に? と私の中の私が囁く。私はともかく、フィリップはこっそり逃げるのに向かない足をしていて、今はとてもチャンスで。
この機会を逃したら、獣に対する扱いは悪化するかもしれなくて。人間になる薬を、投与されてしまうかもしれなくて]


……っ。
今は、私のことなんか考えている場合じゃないでしょう!
諦めてはいけないわ。
あなたは、抗い続けるのではなかったの。

[それでも、やっぱり置いてなんて、いけるわけがない。
殺されるかもしれない、誰よりも自由を渇望していた同胞を置いて逃げたりなんかしたら、私は一生後悔するだろう]


馬鹿げているわ。

[危険だから、殺される? 危険な獣を殺処分する?
ジリヤの怒りは、謂れのないものではない。
自分自身に向けられた理不尽に対するものですらない。
視力と手の感覚を奪われた友人のための怒りだ。
実験のために視力や手の感覚を奪った人間がお咎めなしで、それに対して怒った獣は殺処分?
そんな理不尽が許されて、たまるものか]


諦めてなンかねぇよ!
マユミ、勘違いしてねえか?
アタシの望みは外に出る事じゃねぇ。
自由である事だ。

ひっちゃかめっちゃかに掻き回して
それに乗じて獣が脱走して
今日アタシが起こした騒ぎで、なに一つ猿共の思い通りにならなかったら…

アタシは自由なんだ。
この、狭っ苦しいコンクリートの中でも。
マユミが逃げれたことが、アタシの誇りになる。
たとえその先は死でも、望むまま、アタシは進めるんだ

だから逃げろッ!アタシの為にッ!

[随分と身勝手だと思う。そもそも、その為に暴れた訳でもないのに、他人にその意味をつくれと懇願…いや、半ば脅迫して。]





 (  ねえ、クラリッサ。
    きみは きみが望んだとおりに いられた?  )


 




  まゆみは、僕が絶対そとにつれていく。

 


ここは檻の中よ! 自由なんかないわ!
そんなの、自由とは言わない。
自己犠牲、って言うのよ……!

[何度も、考えたことを思い出す。
ここから出られるなんて思っていない。けれど、もしここから出られる獣がいたとすれば。
それは、ジリヤのように抗い続けた者だろうと。
愚かだと思いながら、私はどこかで、いつかジリヤが逃げ出せる日を、願っていたのだ。
それなのに、抗い続けたジリヤを踏み台にして、私が逃げるなんて。
そんなこと。そんなこと、できるわけがない]


――――――……!?

[そんな時届いたフィリップの声に、私は一瞬言葉を失って]

な、に……何、言ってるの。
もちろん私だって、外に行くわ。
でも今は、ジリヤを助けないと。

[状況が逼迫しているのはジリヤの方だ。私にはこれからも逃げるチャンスはあるはずで、ジリヤは現時点で命が危ういかもしれなくて。
優先順位が違うわ、と言いかけて、飲み込む。
自分と他の人の優先順位が同じとは限らない。それは私だって、よく知っていることじゃないか。
私と、フィリップのそれだって、違っていて当たり前で。
だけど……だけど]


自己犠牲でもッ!誇りを持って死なせてくれよッ!犠牲にすらなれねぇなンて、まっぴらゴメンだッ!
死に方を選ぶ自由をくれよッ!マユミッ!

[ひどい言い草だ。自分の自由のために、相手の自由を制限しろと言っている。エゴだ。]



  僕はきみを犠牲だなんておもわないよ
  まだジリヤが死ぬなんて、決まってない。

  きみはきみの自由に
  ぼくはぼくの自由にする。

  本当はね、
  まゆみのしたいようにしようかと思ってたんだ。
  狡いよね。人のせいにしようとするなんて。

  自由なジリヤがいたから、僕はぼくを自由にできた

  ……自由を、思い出させてくれて  ありがとう。
 


落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/16(Thu) 14時頃


どうして、死ぬって決め付けるのよ……。
生きなさいよ! 生きるために抗いなさいよ!

[ジリヤへの返事は、我ながら八つ当たりめいている。
自分の無力さに、打ちのめされて]

生きて、よ……お願いだから。

[思い出した私は、知っている。私は、大切な人を亡くしたことがある。
病気でとうさまが亡くなって、かあさま一人では、私を隠し通せなくなった。
お願い、と震える唇で私は駄々をこねる]

生きることを、どうか、諦めないで。
抗って。


…最後まで、抗うさ。それでも、ダメな時なことを、頼みたいンだ


[我ながらひどい嘘だと思った。もう、決まって…いや、決めているのに]


【人】 落胤 明之進

─彼女らを見送った後─

[階下は少しざわついていた。
 地上からの救援が来たからか
 少しばかり静かな第三棟。

 彼は医務室で片付けをする気にもなれず
 ただ、自室にて適当に傷の手当てをしていた。
 鳥たちの姿を見ることも無く。

 静かに瞼を閉じる。
 ここも"ひと"が少なくなった。

 背中を伝う未練の黒糸も
 ──……もう、断って>>9しまおうかと

 思うた手のひらは、
 小刀を左の袂へと導いた**]

(27) 2015/07/16(Thu) 18時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/16(Thu) 18時半頃



  ねえ、ジリヤ。
  きみは僕らのうちの誰より強いんだから

  君はずっと きみのままでいて。


  ………先に、いってるから。
  出られなくって戻ってきたら…  笑ってよね。


[ 別れのことばは言わない。

 いつか太陽が、彼女のプラチナの髪を照らす日が来るよう
 願うだけの狡さを噛みつつ。

 彼女が内に秘めた決意のことなど
 なにも、しらないままで。]
 


…あぁ、アタシが変わるわけ、ないだろ?

[嘘だ、今はこんなにも変わって…いや、戻って?]


駄目な時のことなんて、考える必要ないわ。
もがいて、抗って、なんとしてでも、生きて。
生きてなきゃ、ここから出られないのよ。

[覚悟を決めていないのは私だけ。そんなことも知らず、言い放って]


ああ、あぁ、わかってるよ。そうだな、ダメなんてありえねぇ。


…抗ってりゃ、いつかは出れる。だろ?
だから、先に出て待っといてくれよ。アタシは一人で出れるから。

[嘘を重ねる。目の前の人間に言っていることと、まるでチグハグな事を並べる。ジリヤは、この空の下で、生きている。そういう事にして、傷つけたくない。そんな臆病な、ハリネズミ。ちょうどいい距離を、見つけられなかった]


[ かけられた言葉に こころは泣いているのに
 笑みがこぼれる。

 たぶん、僕の中の針鼠が
 変わらず彼女であり続けてくれたからだとおもう。

 庭で少しだけなでた手の感触を思い出して
 僕はそれを抱え込むように 刻むように胸に当てて

 ぼくは彼女の声に 無言の別れを告げた。]
 


私たち、獣がここを出られる日が来るなんて、思っていなかったわよね。

[私は言う。出られる日が来るなんて思っていない。けれど、願うことは許されるはずだと。
きっと来ないと思いながら、ここを出る日を夢見続けた日々]

鮫の彼だけじゃない。私たちもここを出られるって、証明してみせるから。
待ってるから。
必ず、来るのよ。

[女医の命を奪おうとして、殺されるかもしれないジリヤ。
足を挫いていて、今は逃げられないというジリヤ。
彼女が逃げられる未来なんて、私にはわからなくて。
けれど私には、願うことは許されるはずだ。
信じることは、許されるはずだ。
抗い続けた、そしてこれからも抗い続けるジリヤになら、できるはずだと]


落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/16(Thu) 22時頃


【人】 落胤 明之進

― 第三棟 ―

[廊下に出れば、
 鸚哥の声が聞こえてくる。
 あゝ、彼らがきたな、と思った。]

[黒い睫を伏せて一度、息を吐き

 行く二羽の鳥。夫婦星のようにも見える彼ら。
 少し遠いそれらの姿を目に焼き付けて

 胸に も一つ、呼吸を通すと、
 少し重い袂に意識をやった。]

  ( ………… )  

(40) 2015/07/16(Thu) 23時頃

【人】 落胤 明之進

[開閉に認証が必要な扉は
 閉まっていなければ用を為さない。
 故にその時>>42もまた、二人の前に在る大扉は
 行く手を阻むように塞がっていただろう。

 彼は迷わなかった。

 廊下から警備の人間が
 獣人達の方へ向かうのが見えた。

 地を蹴る。
 左袂から出した小刀のさやを抜いた。

 「すまんな」

 警備員の耳元で囁いた声は聞こえたのかどうか。
 興味もなかった。]

(43) 2015/07/17(Fri) 00時半頃

ああ、必ず…

[一度、嘘をついたなら、エゴで、嘘をついたなら、せめて…突き通す、責任がある]


【人】 落胤 明之進

[腹を刺されうめき声を上げる警備員から刀を抜けば
 払ったはずの血の馨がまた着物に滲む。

 彼は踵を返し、大扉前にて
 しゃがみこんだフィリップを見下ろした。]

  なんてざまだ。
  ……姫君の手を引くなら
  最後まで引いたらどうかな。

[淡々とそれだけ云って、
 彼は大扉のセンサーに指で触れる。
 「外」の匂いがふわりと満ちた。

 梟はどうしていただろうか。
 その黒曜のうつくしき瞳を見たならば。
「はやくいきなさい」と静かに促しただろう。]
 

(44) 2015/07/17(Fri) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

[どうか、どうか。
 彼らがオルフェウスのように振り返ることなく
 地上へ向かってほしいと ――そう、願うばかり*]

(45) 2015/07/17(Fri) 00時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/17(Fri) 00時半頃


【人】 落胤 明之進

[二人とも「どうして」と重ねたから、
 彼は小さく肩を竦めた。]

  いきていたいんだろう。

[なぞるのは尚、
 鮫に投げかけられたあの言葉>>250だけ。

 フィリップ>>48が我に帰って
 梟>>49の掌をとるならば
 彼の出番は終わり ――きっと長話は無用]

  はやく。

[君達は。まだ、未来があるはずだ。
 そう思いながら再度促せば、
 彼らは行ってくれただろうか。

 その背を見送ることぐらいはできればいいけれど。*]

(53) 2015/07/17(Fri) 02時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/17(Fri) 02時頃


【人】 落胤 明之進

[ゆうらり、幽鬼のように血塗れた刃を持ち
 外の風に着物の裾を靡かせた。
>>57
 こちらに頭を下げたマユミの絹糸のような黒髪が揺れる。
 彼はそれを無表情で見届けると、
 大扉をくぐる彼らの背を見送る。]

(58) 2015/07/17(Fri) 11時頃

【人】 落胤 明之進

[投げかけられた声>>63がある。
 それに一つ、首を傾げた。
 なにかを言いかけて口を開いたが、それもすぐに閉じて]

       さようなら。

[彼はフィリップに向けてそれだけ言うと
 二人の獣人が去った後、
 彼は蹲る警備員の傍へと歩いていった。*]

(64) 2015/07/17(Fri) 11時頃

【人】 落胤 明之進

[第三棟の少しはずれ。]

  やぁ……すまないね。
  だけどそんなに痛いのかい。

[蹲り何事かを言う警備員を見下ろし、
 血塗れた小刀を掌で弄んだ。]

  昔から「警察」には恨みがあるから
  少ゥしばかり深く刺してしまったかもしれないが
  ……にしても、刃渡り五センチだよ?

[気狂いと罵られてはにっこりと朗らかな笑みを深め
 彼はそれから監視室の方へ向かった。
 
 監視カメラにはがらんとした施設内が映っている。
 机の上においてある手紙をぺらりと捲れば
 それはノアのものだった。]

(67) 2015/07/17(Fri) 12時頃

【人】 落胤 明之進

  ――シャイだねえ。

[別れの挨拶くらい、とは思ったが、
 すぐに口を閉ざして、小さく肩を竦める。]

  ……いや、

[忘れてしまえばいい。ここであった嫌な事は。
 そうして”良いこと”が少しでもあったなら
 それは覚えていきていけばいい。

 あの学者の顔を思い出しながら
 エゴイスティックにそう思って、
 彼はからん、と刃を投げ出した。 ]

(68) 2015/07/17(Fri) 12時頃

【人】 落胤 明之進

 
  常々不思議だったんだよ。
  ……ここを創った御仁は、
  一体、何を考えていたんだろうかと。

[聴くものもいないが、ぼやく。
 ムーンストーンに一つ触れ、]

 『……沖に出たらば暗いでせう、
  櫂から滴垂る水の音は……、』

[いつかどこかで読んだ詩を、口ずさんでいた。**]

(69) 2015/07/17(Fri) 12時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/17(Fri) 12時頃


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:明之進 解除する

生存者
(5人 60促)

明之進
13回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.093 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび