人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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【人】 墓荒らし ヘクター

[自身を指す呼称に反応するより、
ヴェラがそいつを片付ける方が早かった。>>259]

俺が何だっつーんだ。あァ?

[眼玉を突き刺されて倒れた躯に近寄り、げしげしと
蹴り入れながら尋ねてみるが、当然そいつは応えない。
少し離れた場所からヴェラに尋ねるニコラスの声を聞きつつ>>261、下っ端の顔に唾を吐き捨てた。
下衆な勘繰りとかは本人の知る所ではないが、
大方どうせ碌なことじゃないに決まっている。

皆の周囲に腰かけ、食事を皿についで口にする。
ホレーショーやモンドの会話にも耳を傾けているだろうか。]

(278) 2014/12/12(Fri) 22時半頃

[爪と言えば、ヴェラを想像してしまう。
ほとんど無意識に、それを避けようとしていた。]


[名を呟きながら、味を想う姿に釣られる様に喉を鳴らす。]


【人】 墓荒らし ヘクター

あぁ?

[ぽつりと感想を零すヴェラ>>286を怪訝そうな顔で見て。]

俺ァいつもこんなもんだろ。

[前と同じようにそう吐き捨て。
嬉しそうな奇声を上げるニコラス>>279が手の届く位置に居れば
あーうるせぇうるせぇと言いながら片手でぎりぎり頭を締める。

と、ふいに下に降りる途中のギリアン>>281と目が合った。
じいっとこちらを見つめる巨漢に訝しそうな顔をしつつ。
黙って去って行く男に何を言うでもなく、背を見送ると食事に戻る]

(291) 2014/12/12(Fri) 23時頃

[道化が、その仮面の奥で何を想っているのかは、まだ分からない。
 まさか、己の境遇を思われ、憐れまれていようなど。

 ただ、彼の推察通り、家族というものの記憶はない。
 しかしそれに孤独を感じたこともない。]


 理屈ではない、か。

[つまり、己の認めたものを”仲間”と呼ぶという意味か。
 成程それなら一理ある。納得もいく。]

 ───群れ?

 いや知っている。
 たとえばこの群れの長は、おまえだろう。

[ただ群れの解釈に、若干の差異が合ったかもしれないが。]


[思わず突っ込んだのは、色々噂が立つ様な内容だったと言うよりも。]

 何故嘘を吐いた?
 ばれたら、あんたも巻き込まれる。

[船長が人狼だと知れば、恐怖に怯えている連中も、
それこそ死に物狂いで命を奪いに来るだろう。
そんな危険な真似を、何故、と視線は咎めるものに。]


 そういう意味ではない。

[ヴェラの答えに苦笑する。
知識としてではなく経験として知っているかと問いたかったのだが。
いや、そもそも群れの概念が違うのだろう。]

 君は私のことは仲間とは認めてないだろうに。

[彼がどんな生を歩んできたのかはまるで想像もつかない。
孤独などものともしないその姿は同族でありながらまた別の違った生き物のように見えた。]


【人】 墓荒らし ヘクター

[モンドの問い>>280とニコラスの疑問>>279
そしてそれに応えるホレーショー>>288や置壱>>285を見つつ。]

人狼っつーのは。そーさな。
昼は人間の姿でうまーく紛れ込んでるが、夜に獣の本性を現し、
夜な夜な人を喰う…って話だ。

[自分の力で"視えた"ものについてこの場では話さない。
抽象的すぎて上手く言葉に出来ないし、この場に居る連中が無害とも限らない。代わりに、甲板上でミナカから聞いた言葉を伝える>>297]

船医様の見立てじゃ、捕虜の死因はでかい犬の牙でがぶり、だってよ。少なくとも人間じゃねェってな。

………バケモンの仕業だ。ありゃあ。

[けれど、例の感覚が過ったせいか、
付け加えた言葉は妙に神妙な声色になった]

(306) 2014/12/12(Fri) 23時半頃

 ギリ―、後でその傷見せろよ。

[泣いていないと言ったギリ―と、彼の怪我に聲を上げた船長。
ヴェラとの会話も耳に入れながら、この聲が繋ぐ者達だけは
助けたいと言葉にしないまま、ギリ―の傷を気遣った。]


 巻き込まれたかったからだよ。

[ミナカの問いへの返しに、聲の調子に愉しむような色が乗る。]

 La faim chasse le loup hors du bois.
 飢えは狼を森から追い出す。

[私は歌うように唱える。]

 覚悟を決めるためだ。
 仔を護る為に…船員たちを裏切る覚悟を。

[「仲間たちを裏切る覚悟を」と言いかけたが、そもそも最初から仲間ではなかったなと言い換えた。]


 ……あんた、何でそんな優しいのに、無理するんだろうな。

[唄う様な返答に、また泣きそうになる。
泣きたいのは赤子なのか、自分なのか、もう判らないほど
彼を仲間と慕う想いは強く。]

 俺はあんたを尊敬するよ、ヴェラ。

[2人の会話を聞きながら、その孤高の強さを羨んだ。]


【人】 墓荒らし ヘクター

[やかましい血糊つけんじゃねぇとどやしつつ、
きゃっきゃっと騒ぐニコラスと戯れる。
問いには少し思案して]

船長が怖くねぇ奴、ねぇ………

[どうだろう。
ある意味で怖いもの知らずな連中ばかりだが、
それでも今まで船長には従ってきたはずだ。

船長が人狼だったら>>302
そんなふとした疑問にははっと嗤い]

(325) 2014/12/12(Fri) 23時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

……そりゃ、船長本人がそうなら恐れるもんなんてねェだろうよ。
絶望って話どころじゃねぇな。
その場合わざわざこんな騒ぎにした意味がわかんねぇがな。

[余り考えたくない可能性だ。
ホレーショ―達に同意するように否定を述べ、自嘲染みた笑みを浮かべたが。

その話は少しだけ、心に引っかかった。
何にせよ、今まで大人しくしていたのに、
いきなりこんな騒ぎを起こし出したのには何か理由があるのだろうかと。
――それこそ理性を凌駕するような、強い衝動の類が。*]

(328) 2014/12/12(Fri) 23時半頃

[甲板に一つだけ残っていた死体を抱えるとその死体を海に落とした。
もちろん、一口二口味見をしてからだ。

唇と指についた血をぺろりと舐めとる。
それからはあと吐息を吐き一言。]

 嗚呼……美味。



 ミナカ、

[グレッグが動く刹那、ガリリと左耳を掻いて叫んだ。
現実的な声は間に合わなかったが、
咄嗟に彼を呼ぼうとした思考は、伝う。]


 優しくなんかないし無理もしてない。

[ぴしゃりと言った。
デジャヴを感じると思ったら昨日グレッグにも同じ事を言われたのだったか。
そんなつもりは、断じてない。決して。]


 俺は大丈夫だけど、大丈夫じゃないな。

[ギリ―の呼び掛けに反応はしたが、不可解な言葉の説明をする
理由は今は無かった。]



 ミナカ 死ぬ困ル
 あの仔 生きル

[それが優先すべき何よりの“命令”であり、
男の中に芽生えた細やかな望みだった。]


 俺はいい。彼を黙らせないと船長が死ぬぞ。

[ギリ―の想いを嬉しいと思う余裕もなく、
口にしたのは船長に疑惑が向くと言う不安。]


 待った…一体何が起きている。
 何処にいるんだ。

[囁き交わされるギリーとミナカの聲を聞き、
何かが起こったのだと気づく。
私は第三甲板へと降りる足を急がせた。]


 仲間?

 おまえは、おれを仲間だと思っていたのか。

[少しだけ驚いたように問う。
 この船に乗る事になった時から、ずっと変わっていない。]

 ───俺としては、極端な話、おまえが人狼であろうがなかろうが、どうでもいい。

 おまえが、他者を畏怖させる存在であるのなら、それに従う。
 そうでないなら、おれはおまえに牙を剥く。

 それだけだ。

[もし、公に、人狼であることが知れたとしても、それを曲げるつもりはない。

 だから、やがて食事の席でニコラスに問われた時も、そのままに答えたのだった。*]


[あの時。
あやしてくれたその手が落ちるのは。
その命が、落ちるのは。
この聲を交わせる者が死ぬのは。
嫌だった。]


 ───あの煩い声、止めても構わないか。


[静かな男にしては珍しく、幽かに、感情の乗った聲を、どこかへと響かせる。]


 なんでもいい。好きにしろ。

[煩い声とはどれのことかは分からないが、今はそんな場合ではない。]


 おれ、狼なれナイ
 カシラ 本当の仲間 なれナイ、おれじゃ

 あの仔、大事

[漏れ聞こえていた聲の遣り取りを聞き、
男は漠然とそう思っていた。
所詮、聞こえる“人間”でしかない自分では
彼が求める存在には成れないのだろうと。]


[どれだけ血を絞っても、手当もしても助からないのかもしれない。
焦る自分が何を理解しているのか、理解したくなくて。]

 セシルを守る前に、自分を守れ。

[初めて、祈った気がした。]


 ギリー…お前は唯一、私が最初から仲間だと思ってた者だ。
 孤独な船の旅の中で。

[刃を振り下ろしながらグレッグを睨みつける瞳に力が入る。

――けれども、グレッグは自分に恐怖を抱かない貴重な存在だ。
些かの躊躇いも私の中に存在して。*]


【人】 墓荒らし ヘクター

[噂話をしていれば船長本人の登場だ。>>345
不穏な笑顔に口を噤みつつ、ばたばたと去って行く者達を何となしに見ていた。

セシルが奏でるオルガンの音。それに続くニコラスの唄。
やたらと明るく笑い声を交えながら歌われるそれは
血と死体に塗れた部屋とはちぐはぐで、どうにも奇妙な気分だった。]

………は、悪くねェじゃねぇか。

[けれど何故だかそこまで悪い気分ではない。
楽しそうな和音に小さく口の端を上げ、ニコラスの頭を小突いた。
第三甲板での騒動にはまだ、気付かない**]

(381) 2014/12/13(Sat) 01時頃

 違う。違う。違う。同じじゃなくても。

[ギリ―の言葉を必死で否定する。
泣いているのは誰なのか。
震えそうな聲を必死で抑えた。]


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