人狼議事


40 おおかみさんが通る

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[下駄の男はせかせか歩く。
そして大通りに至れれば、すれ違う大柄の男人に、
ぴくりと眉を動かして
ちらりとその姿を見れども声かけることはない。

だって顔見知りでもなかろうし]


…こわぁいお人ですナ

[ぼそりと聞こえぬように呟いた。
見えれば尻尾がぴりりと逆立つ]


【人】 親方 ダン

[参拝も終わり弟子とはその場で別れを告げる。
其れはいつもと変わらぬ袴姿で、からころと下駄を鳴らして緩やかに歩く。
人込みに下駄の足音は掻き消されてしまうが。

参拝客の女生徒達が嘲笑と共に口々に呟く“唐笠爺”の呼び名。
特別不快に念う繊細さは、矢張り其れは持ち合わせていなかった。
だが傘を売り歩くなどと謂うことをしたことはなく、臙脂の傘を広げて歩く様が女生徒にはそう見えたのだろうかと。
噂話なんてそんなものだろうかと考えるに至るだけであった。

人狼の噂もそうであれば、と念う。
火の無い場所に煙は立たぬ。
けれど野犬や何かから、そんな噂話になったのなら、と。

ふ、と。
考えを張り巡らせて居たならば、視界には先日の女生徒の姿が在った。]

(40) 2011/01/01(Sat) 17時頃

親方 ダンは、メモを貼った。

2011/01/01(Sat) 17時半頃


[噂話になったなら、と念うがおかしな事であろうか。
噂に上る“人狼”が、己自身であると謂うに。

滑稽であろうか。
戯言であろうか。

けれど其れは、矢張り他人事のように“人狼騒動”を眺めていた。]

 ………。

[耳はよく、鼻もよい。
こびりつく赤黒の鉄の臭いか同族の匂いか、嗅ぎつけたのはどちらだろう。
此方が認識したのなら、互いに其方も認識したはず。
擦れ違う下駄の音に季節外れの着物に、黒檀を向けて無言刺す。

眉根潜め、珍しく険しい顔であったか。]


【人】 親方 ダン

[擦れ違う人込みの中此方を向く視線が在った。
振り返り送る視線、眉根を寄せて珍しく険しい顔付きになったのは元旦眩しい初日の所為か。
言葉をかけるでなく、またかけられるでなく、其れは視線を女生徒へと戻した。

だからとて話し掛けるに至る理由もなく。
先の対応からして其れ自身がよく念われていないのも解っている。
からころと鳴る下駄の足音をなるべく響かせぬようにして、暖をとる為と近寄るだけだった*]

(42) 2011/01/01(Sat) 18時頃

親方 ダンは、メモを貼った。

2011/01/01(Sat) 18時半頃


【人】 親方 ダン

 明里か。

[大通り、響いた聞き慣れる声に目を向ければお転婆少女が雪遊びに勤しむ姿が映った。
今日も変わらず元気そうな姿に、無意識に頬も微か緩もうか。]

 余り薄着で居るな、風邪を引くぞ。

[いつものように、お節介な言を謂うた。]

(44) 2011/01/01(Sat) 18時半頃

[手にした銭は人のもの
身にする着物も、人のもの
己のものは名前だけ。それも勿論、でたらめで]

不思議なお人に出会ったものよ。
あれはきっと物の怪よ。
かの人は油なめる狐か否か。
狸としてはでかすぎよう
友とするには…可愛くナイ。

噂の根元は己か否か
害なきを如何にか見極め
如何にか問おうか

わが身かわいさ、この上もなく
無駄に触れては……

[謡い屋のように呟く言葉
同類同士の言葉にも聞こえよう]


[不思議な唄が風に乗る。
唄の歌詞まで鮮明には聞き取れぬ。]

 同族、か。
 “人狼騒動”は彼奴の仕業か。
 …どちらとて構わん。

 平和に暮らせれば、それで佳い。

[其れはただ積もる雪の反射に眸細め。
夢物語のような言を呟いた。]


…アタシは新月に尻尾を出す人狼だったんだけどナァ。
明るい下で毛皮なんぞ出してしまったら
とっ捕まってしまうでしょう

満月に尻尾出す狼とは聞いたこともないですヨ。
お侍だって月明かりに辻斬りはなさらんでしょしサ。

[髪に隠れて見えぬ小さな犬耳がひょこりとゆれる。
豆茶…おおっと、これはこーヒー?といっていた。
映る影には犬歯が一つ]

……。文明開化してからか。
ずぼんとやらは尻尾がとても、隠しにくい。

[呟く独り言。コーしー?だけが、吐息でゆれる]


……。さぁてさて。
アタシはそんな騒ぎになるようなこと、
した覚えがないんだけどネ。

誰だろうなぁ、こぉんな、問題起こしたの。
あのお大人?まさかぁねぇ?

[酒癖の悪さからか、
もしかして酔っ払った間にしでかしたことの一つだろうか。
しかし記憶がなければ思い出す訳もなく。
まぁだ頭を一ひねり]


[“平和に暮らせれば”
それこそなんと滑稽な言か。
世迷言か御伽話か、そんな類だろうか。
下手をすれば己でも嘲笑が毀れよう。

人の肉の味を知らぬ訳ではない。
腹が減らぬ訳ではない。
この町で人を襲った事が無いと謂えば嘘になる。

極力襲わず、極力腹を減らさずに。
事に及ぶなら人の寝静まる深夜。
上手く立ち回る度に、己の性に嫌気がさす。
平穏を望む、それが難しい事であると解るから尚。]


 ―――――。


[吐き出した言は葉なることも赦されないのか。]


[青年の皮を被った狼は、人の少ない通りで暫し思案。

喉を震わせて、遠吠えをする姿は人のそれ。
しかし地の影は耳尻尾もついでに写す。
それは人というには少し滑稽。「少し」で留めるのは、
手に生えるツメの鋭さゆえに。

人の姿では出すことも聞くことも出来ぬ声は街に満ちる]

「アォ───ォ………ン」

[近くにいるなら返事くらいはよこせという意図載せて。

自分は狼の弾かれもの。いまさら群れるとするには余りにも人に慣れ過ぎてはいたけれど
さぁて自分以外に騒ぎ起こす狼は在るか否]


【人】 親方 ダン

[明里と、或いは女生徒と何か言葉を交わしただろうか。
幾らか時間が過ぎた後、下駄の音はまたからころと歩み始めた。
その手に臙脂の傘はなく。]

 雪が白いなぁ。

 白い雪に、蒼い宵、満月を拵えて…狼でも描いた傘でも造れば売れるかね。

[そんな独りごち、からころ緩やかに通りの奥へと消えて往く*]

(47) 2011/01/01(Sat) 23時頃

[町に満ちる声、満ちる声。
久しく聞かぬ狼の声。
耳に、神経に、頭に、心臓に、ビリリと駆ける。]

 ぅ… ぁ…



 ウォ――――……ン……



[何時ぶりにか出した遠吠えは低く高く響く音。
届くだろうか、呼応出来たろうか。
平穏願う心の隅に、消せぬ獣の血が騒ぐ。]


[返ってきた遠吠えに暫しきょとんとしていたが」

………。


いるし。


あらまぁ、誰だろーネ。


[仲間?というか同属がいるとわかればこの声も聞こえよう。
人狼と呼ばれる物の怪であれば言葉の答えが返ってくる筈。
とりあえずニホンオオカミもエゾオオカミも、
とうに全滅しているとは思うし]

申し上げる申し上げる、
おたくは人のナリした狼かい?
それとも逃げ延びたニホンオオカミ?

号外に乗るような悪さしちまったのはおたくですかネ?

[青年の皮被るオオカミは、もう一人の苦悩なぞ知る由もなく。
酷くあっけらかんとした問いを声に乗せる。
人の言葉を載せたのは、人狼か、タダの狼か、見極めるためのソレ]

あのお大人とはよもや思いもしないけれども]


―大通り・奥―

[久しく出した遠吠えに、肩は揺れて息は幽か上がる。
歳もあろうか、或いは興奮抑えられぬ所為か。

呼応するには訳もあった。
矢張り其れの意思は変わらず、平穏願うもの。
己ではなく先の遠吠えの主か、将又他に未だ狼があるのか知らぬが“人狼騒動”を起こしてしまったのは事実。
警鐘打ち鳴らされたこの町に、無事過ごすには互いの手助けも必要になるだろう。
最悪の場合は―――。]


 他に仲間が居ろうとはな。
 人の成りをした狼…―否、狼の如き人やも知れぬ。
 獣のオオカミの類ではない事は確かだろうな。

[呟いた言葉はその耳へ意外なる音を届けたか。
あの大人と念わぬ者の声が低く緩やかに聞き取れよう。]

 あの騒ぎは此方ではない、見付かるようなヘマはせん。
 あれは其方ではないのか?

[違うのならば他にも居ろうか。
ただの野犬の仕業だったのだろうか。]


おや。おや。

これはこれはお初にお目に…というのもおかしいか。
声だけですのにな。

ハジメマシテ、アケマシテオメデトウ。

[人の世界の新年とは未だなれぬ。
周りでこういうことを話しているからサル真似に過ぎず]

おたく、やっぱりお仲間でござんしたか。
アタシも同じようなもんでネ。
もしかしてお見かけしたお大人かしらん?

あのビラのやっちゃね。おたくでないなら、アタシかもなぁ。
ちぃと酔っ払って、覚えてない夜があってサ。

[見つかること、人を食うことに「悪い」と思わぬ風来坊は、
さらりとそれらを肯定した]


[記者に見られたその夜は、
呑み慣れぬ狼、ぢょか一つの酒を平らげ前後不覚。
帽子に袴であったにも関わらず、耳と尻尾を隠さずふらり。
時が移れば「まにあ」という人種が黄色い悲鳴をあげそうな天然物の耳尻尾、
この時代では物の怪以外の何者でもあるまい。

ちゃらりと持つ銭に、黒い何かがこびりついてたのは
きっとその夜の稼ぎだったのやも知れず]


 …はじめまして、新年明けましておめでとう。

[声の主は何やら飄々と掴めぬ思考のようである。
同じ類と謂っていたが、狐に化かされて居るんじゃないかとさえ念う。
が、俗世に馴染んで長い其れは挨拶には挨拶で返してしまう。
律儀と謂おうか、堅物と謂おうか。]

 然様か。
 其方だとしても此方だとしても、騒ぎとなっては最早問題はそこに在らず。
 今以上に住みにくくなる、その一点のみ。

[責めるつもりはないのだが、責める様な物言いになってしまっただろうか。
さて、これからどうするのかと無言のままに問う。]


いやぁ。アタシはかわらず人を頂戴しますよ。
明日も一人、明後日も一人。

正月あたりの人の肉は、なんでも御利益があるとかきいてまして。
も少し食べたら、もーちょいマシな変化もできましょ。
少なくとも耳尻尾は隠せそうな気もしますンで。

住みにくい世の中は、自分で住みやすくしないとナァ。

[相手には見えやしないが、ちょいちょい、と自分の耳を引っ張りつつ]

折角のご縁でサ。どこかで一つ、お会いできませんかね?
そちらさんがよろしければ、ですがサ。


 そうか。
 人を喰らうを止める気はない、本来の姿なればそれで佳い。
 此方が平穏に暮らせるならばそれで構わん。

 だが、そうさな。
 其方が宜しいならば、危うくなったら頼るなり使うなり。
 鬱陶しいやもしれぬがな、同種に会うのは…いや、まだ声だけであるが久しい事に代わり無い。
 こう…なんだ……いや、止しておこう。

[懐かしき遠吠えに、同種の声に、謂いかけた言は途中で切った。]

 此方も動かぬ訳ではない。
 安穏脅かすが人間たれば、喰うまでせずとも襲いはしよう。
 そう、ならぬが願いだが。

[其れは少しだけ哀しげな音で、そう呟いた。]


 会うなれば、町に残る時代遅れの唐傘屋。
 わからなければ女学生にでも「唐笠爺の住は何処ぞ」と聞けば直ぐにでも教えてくれようぞ。
 その時、後ろ指さされる事になるやも知れんが。

 耳も尻尾も失さした狼でよければ訪れるといい。

[からり、響くは下駄の音。]


【人】 親方 ダン

―教会―

[からころと緩やかな足取りは何かを求めるでなく、散歩のままに教会付近へと向かう。
積もる雪の白さに、新しい傘を造る算段を浮かべながら。

ふ、と見えるは先日忘れた本を渡した女であるか。
目を細め、確認するように緩りと下駄の音が近付く。]

 お嬢さん、明けましておめでとう。

[気の利いた言は紡げぬが、挨拶くらいはいいだろうと。
己が言葉に寂漠感に囚われているとも知らず。]

(50) 2011/01/02(Sun) 01時半頃

親方 ダンは、メモを貼った。

2011/01/02(Sun) 01時半頃


親方 ダンは、メモを貼った。

2011/01/02(Sun) 01時半頃


【人】 親方 ダン

―少々の回想―

 若い時は寒さなんか感じやしなかったかもな。
 まぁ、若かろうが歳老いていようが寒さ厳しい時節に風邪は付き物だ。

[暖を取りに行くと聞けば、頷き一つ返しただろう。]

 傘は、構わん。
 必要なれば店から一本持ち出すさ。

 明里もはしゃぎ過ぎて転ばんようにな。
 年頃の女子なら慎ましやかに。

[要らぬ小言を返すも、念うてのこと。
そんな会話が在ったのは幾らか前だった。]

―回想・了―

(56) 2011/01/02(Sun) 02時頃

【人】 親方 ダン

―神社前―

 初詣行きゃしねぇのかい?

[なんともなしただ疑問に念うだけであった。
内の弟子は正月になると喜んで初詣に出掛けると謂い出すものだから。]

 しかしどっか不思議だな。
 異人さんの小綺麗な面して、口から出るのは内の言葉とは。

 …いや、なんだ…済まない。
 悪い意味では無いんだが。

[余り会話はうまい方でない。
其れは話を繋ごうとしたのだが、どうも誤解されがちな言を紡いでしまったようであった。
直ぐに否定してはみたものの。]

(58) 2011/01/02(Sun) 02時頃

ダンは、困ったように言を紡げずに在る**

2011/01/02(Sun) 03時頃


親方 ダンは、メモを貼った。

2011/01/02(Sun) 03時頃


【人】 親方 ダン

 天主教、か。
 詣でられぬは少し残念だな。

 異国の血が交じるか…此方は見るまま内の人間だ。
 考えも成りも古い、少しは新しいものに交じればいいのだが。

[やわらぐ、くるりと変わる表情に其れの頬も少しばかりか緩みを見せる。
名を問われれば、そういえばと此方も返し、]

 壇 和彦。
 少し向こうで唐傘の店を出している。
 七緒さん、か…いい名だ。

[袂に腕を入れて組み、暫く。]


 ……外様の言葉で新年の挨拶とは、どうするんだ?


[と、呟いた。]

(68) 2011/01/02(Sun) 12時頃

【人】 親方 ダン

[聞き慣れぬ言葉を耳で拾い、差し出された右手に右手を差し出した。

時代遅れの唐笠爺も外の文明が嫌いな訳ではない。
急速な変化が苦手なだけなのである。
それと、古くから在る己の愛国心や職人気質。
長い間続いてきた古来のものが忘れ去られて行くのが厭なだけ。
新たな文明に、唐傘が霞んでいくのが哀しいだけなのである。]

 はっぴ、にゅいやー……七緒。
[目の前の異国交じる女がにこりと笑うのを見て、同じく其れも微笑んだ。
其れはただ、外の方法で彼女に挨拶をした方が礼儀であるかと念ったと同時に、その方が彼女が喜ぶかと念ったのだ。

握った手は暖かく感じてもらえただろうか。
抱きしめる事を止されたとは知らず。]

(71) 2011/01/02(Sun) 15時半頃

【人】 親方 ダン

 済まん、上手くないな。
 にゅーいやあ…、伸ばすところがな、如何せん。

[手を握ったままRの発音に自ずと苦笑した。
繋がれた女の指は其れと違い滑らかな皮膚をしている。
初めの印象では硬かった表情も少し柔らかに感じて取れた。
与える印象は其れも同じやも知れず。]

 そうだな、暖まっていった方が佳い。
 此方は店のこともあるのでな。
 今年も宜しく頼む。

[一度礼をして離れ、下駄の足音は店へと去っていく。
女学生達に嘲笑されながら、焚火に当たる女生徒の望むようにその場を離れ**]

(74) 2011/01/02(Sun) 18時半頃

親方 ダンは、メモを貼った。

2011/01/02(Sun) 19時半頃


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注目:ダン 解除する

処刑者 (3人)

ダン
18回 (5d) 注目

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通常
内緒
仲間
死者
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