人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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 ────なんて?

[ とろり、とろりと、毒が満ちる。 ]*


【人】 負傷兵 ヒュー

 ― 談話室へ ―

 おーおー パンツも何もかも放り出し中だよ!

[同室者が不在であれば、それも当然。
汚れた包帯も床にとぐろを巻いていた気もする。

怪我の原因については、聞かれなければ答えない。
聞かれても、誤魔化していたかもしれない。
手当をしてくれた保険教諭にも、一人で階段から落ちました、と言った。それは、間違いじゃない]

 あ、それがタルト?うまそー

[それくらいなら、片手でいけると、あーんを思い出される前に左手を伸ばして、それをとった。
甘い匂いのせいか、柔らかな空気の残る談話室。まあるい月が見え、行儀悪く口を動かしながら、窓に近づいて]

(115) 2018/05/17(Thu) 23時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……わっ

[ソファに沈む姿>>61に、小さくない声をあげる。
口の中のものを慌てて飲み込む。
無意識に動かした右腕は、きっと自らの口を塞ごうとしたのだろう。
バランスを崩して、ソファを揺らす形となる]

(118) 2018/05/17(Thu) 23時頃

どうかな。

[この手で手折れたら。
 欲望をぽつりと零す声が、他人に聞こえない音とは知らず。
 無意識のうちに繋がった向こうに声を返していた。

 誰かの喉に唇を。
 それそのものは、あまりピンとこない。
 けれど、薔薇に酔う思考回路は、感情の深いところの痛みを引きずり出す。
 壊すのではないけれど。
 奪うのではないけれど。]

うん、――なくは、ない。


ヒューは、メアリーヒルズの髪に挿された薔薇を思い出した

2018/05/17(Thu) 23時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 ― 同級生のこと ―

[ピスティオのスケッチブックを盗み見た時のこと、(あるいは、見せてもらったのだったか)そこに多く描かれていた姿に、その表情に、気が付けば下唇を噛んでいた。

負感情に理由をつけたかったのかもしれない。
好意には、そうしたくないのに、不思議なものだ。

ロビンとだって、まだ知り合って二月も経たないというのに。
―――あれは、一週間ほど前のことだったか。
ふと、彼に声をかけた。意味を知らない問いを。
「ピスティオと仲いーんだ?」なんて、軽い調子で。
その時はまだ、怪我なんて知らなかった*]

(126) 2018/05/17(Thu) 23時半頃

 なくはない?
 ───なくはない、か。

[ ふわり、ふわり。
 落ちる声を繰り返すのは、花弁が舞うよう。 ]

 キミの中の、欲望はなに?
 渦巻いている感情は、なに?

 その種芽吹かせて
 美しい《花》を咲かせてよ。

 ねぇ、モリス。


 
[ その清い手で触れ、
 その清い指先で咲かせ、
 その清い心で濡らし、
 その清い唇で吸い上げ、 ]
 



[ 主よ、 罪とは 何なのでしょうか。]

           [ 主よ、 罰とは ……───── ]
 


俺の、欲望――
俺のは、そうだな。

[捉えどころなく降る言葉は、けれどするすると誘うように想いを引き出す。
 芽吹かせるための種も、養分も、何処にあるのか未だ見つけられないが。]

乱暴なのは、好きじゃないし。
『こっち見ろ、莫迦』かな。

[食堂を出る前なら、きっと庭番の顎を掴んで無理にも振り向かせていたところだ。
 今は道を違えてしまったから、くつくつと笑い喉鳴らすのが風に乗るだけ。]


[ 喉を鳴らす音、後ろで響くそれに。
 音なく、けれどしかし唇を弧に歪ませた。
 顎を捕まれていたとしても、きっと同じ顔をしただろう。 ]

 キミは向日葵が好きなのか?
 それとも、月下美人が好みかな?

 その想いを向けられる相手が
 羨ましいね。

[ 空っぽの箱を揺らすように。
 中身のない声が落ちる。 ]


[ 罪を謳うように。
 罰を願うように。

 聖書のページを、捲るように。 ]


【人】 負傷兵 ヒュー

 しー  ほら、

[何か見えた?じゃない、とばかりにタルトの欠片がついた左手の指でジェスチャー。
ソファで寝入る姿は目覚めたろうか。
月に照らされる黒髪が、何故か光って見えた]

 えーと、 先輩の

[名前、なんだっけ。と
小さな声で問うように]

(148) 2018/05/18(Fri) 00時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ………げっ

[先輩の、(逆鱗に触れたらどうしてくれる)という続きは飲み込んだ]

 いやだって、  あははは
 そんな簡単に治らないすよ

[別にさぼってるわけではない。ないのだ]

(152) 2018/05/18(Fri) 00時頃

ヒューは、タルトの食べかすを飲み込んだ**

2018/05/18(Fri) 00時頃


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2018/05/18(Fri) 00時頃


[花に例うる、好みの話。
 向日葵か、月下美人か。]

――いいや。
紫陽花かな。

[花の名前なんて多くは知らない。
 けれどもしも例えるならば、きっと。
 これから雨を浴びる薔薇と、今度こそ道を違えながら。]


 紫陽花。
 キミ好みの色をつけて
 そちらを向いてくれればいいけど。

[ その《花》がさすものを、俺は知らない。
 けれど興味こそあり。
 木を彫り何かを生み出す、そのモリスの手が何に触れるのか。
 何を求めるのか。 ]

 紫陽花にも毒があるから。
 気を付けて?

[ その《花》にも毒があるのだろうか。
 道を違えても、薔薇の香が届く限り。
 興味は尽きず。 ]*


 
 
 どうしてだろうね。
 
 


 
 
 ──めちゃくちゃにしたい。
 
 


[ 隠されたものは暴きたくなる。
 美しいものは穢したくなる。
 完成したものは壊したくなる。

 嫌われているのなら、もっと。
 好かれているのなら、もっと。

 胸に渦巻くのはいつだって
 背徳的なことばかり。 ]


[ だから、モリスの彫る作品を受け取れない。
 美しく完成したものは、ぐちゃぐちゃに壊したくなるから。

 だから、ケヴィンには容易に近付く。
 この香りに酔わせて、震わせたいから。

 だから、花を咲かせる。
 花を慈しむんじゃない。

 手折るために。 ]




[ シャワー室には、数枚。
 どこから落ちたかわからない薔薇の花弁が、ふたつ、ひとつ。 ]**
 
 


―――― 俺は、誰なんだろうな。

[途切れたはずの呟きは、胸の奥で抱えられた結果、ほろりと零れ落ちる*]


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2018/05/18(Fri) 22時頃


ヒューは、オスカーの手の温度を知っている。

2018/05/18(Fri) 22時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 ― 談話室、先輩の手 ―

[それは冷たい手だった。
低い温度を感じさせる手。
形容しがたい処置に>>149減らず口を叩いても
それを直そうとはしなかった。

それは、この学校で「先輩」と呼んだ最初のひと。
名前を呼ばなくても、目が合って(あるいは背中を見つけて)先輩、と呼べば振り返ってくれた人]

(279) 2018/05/18(Fri) 22時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ― 談話室 ―

[冷たい手が去っていった談話室。
ソファの影から色鉛筆を拾い上げる]

 あの人は描かねーの?

[スケッチブックに、あの黒髪を見た覚えはなかった。
左手で回そうとした色鉛筆は、危ういバランスを保って最終的にはピスティオ向けて差し出される]

(280) 2018/05/18(Fri) 22時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2018/05/18(Fri) 22時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……そ?
 わりといつもあんな感じ

[優等生たる姿は、もしかしたら聞いてはいるもののちゃんと見たことはないのかもしれない。
新入生としての、利点、あるいは疎外感。
みんなが知ってる姿を知らない。
あるいは薔薇の姫の。あるいは、手を止めた演者の。
今の姿しか、知らない。


奉公、なんて大げさだと笑いながら、
夜が夜のまま続くことを知らぬまま、
腕が不自由がための荒れ放題な部屋へとやがて辿り着く]

(284) 2018/05/18(Fri) 22時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ― 同級生のこと ―

[自室に戻る途中、階段を幾つか昇る、あるいは通り過ぎた。腕を痛めた場所も通る。その場所の記憶、「悪くはない」と言ったロビンの顔>>135を思い出す。
あの時、何と言ったんだったか。
迷って、迷いすぎて、間違えた。
「俺のことは、嫌いでしょ」って、断じるように言ってしまった。

それから、いくつか言葉を交わしたか―――ああ、朧気だ。
確かなのは、去って行くロビンの背中を見送って、
見えなくなってから、追いかけようとしたこと]

(285) 2018/05/18(Fri) 22時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[追いかけて、何を言おうとしたんだっけ。
―――きっと、ピスティオみたいに>>64「ごめん」は言えなかった。
整理のついていない感情を持て余して、見たくなくて、

一人で階段から落ちた、のは間違いじゃない。>>115
いつもなら、そんな不注意は起こらないのに。
たった、一ヶ月足らずで揺さぶられるなんて。
思春期の出会いってやつは。
……今はまだ、そんな風に笑えない*]

(286) 2018/05/18(Fri) 23時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2018/05/18(Fri) 23時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 や、 すんなり、って……

[これでも必死なんだぜ。そう笑うことは簡単だけれど
それは少し勿体ない気がした]

 ん、まあそうかもな!
 まだ一ヶ月だぞ? 信じらんねーよな

[なくならない疎外感は、ひっそりと心の底に沈める。
それに、この言葉は嘘じゃない。
ずっと居たみたいな居心地の良さ。
洗濯物を受け取って、しまって、少しずつ綺麗になっていく部屋も、今まで一番「自分の部屋」に見えた]

(297) 2018/05/18(Fri) 23時頃

ヒューは、モリスのことを思い出した。好きなもの、こと…。

2018/05/18(Fri) 23時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[洗濯物をしまい込んで一息つけば、
せっかく戻してもらった包帯がまた緩んでいるのがわかった。
ギブスってほどでもない。
緩く固定したそれは、包帯が解ければある程度自由がきいてしまう。
まだ治ってないの、と言われたけれど怪我をしてまだ一週間だ]

 ちょ、  隠してねーって!

[これは本当。初めての寮生活。そんな私物は持ち込む隙間も余裕もなかった。
が、焦るのは心の反射。
止めようと伸ばした左手は目測を見誤り、色鉛筆が数本床に、ベッドに、転がって]

(313) 2018/05/19(Sat) 00時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[落ちる、と―――あの時も、ゆっくりと思考は言葉になった。
罰が当たったんだ、と考えたのは、医務室で手当てを受けていた時だったか。

醜い感情を自覚したから。
手の届かないものを想ってしまったから。
子供めいた八つ当たりをしてしまったから]

(318) 2018/05/19(Sat) 00時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[「嫌いじゃない」
そうだ。やっぱり感情は鏡写し。

「よく知らない」のはお互い様。
それを誤魔化さずに考えて、言葉を返してくれた彼のまなざしを、思い出したから、追いかけようとしたのだ。

やっぱり、言おう。次に会ったら。
ロビンが残っているかどうかも、知らないけれど。
会ったら「ごめん」と。
一方的でまた困らせるかもしれないけれど――]

(320) 2018/05/19(Sat) 00時頃

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