人狼議事


258 【突発誰歓】鬼渡し弐

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[ 諸々の禍事 罪 穢有らむをば
《もろもろのまがごと つみ けがれをあらんをば》

 祓へ給ひ 清め給へと白す事を
《はらへたまひ きよめたまへともうすことを》

 聞食せと 恐み恐み白す
《きこしめせと かしこみかしこみもうす》]


[未練を残し、凝り固まった幽霊。
それらの中でも、負の感情を抱くモノは他の幽霊を喰らい、貪り1つとなり。
いつからか様々な悪感情を発するものとなった。


不安、焦燥、恐怖、憎悪、苦しみ、悲しみ、嫌悪、怒り、不満、悔恨、無念、絶望、空虚、嫉妬、罪悪、劣等感、殺意、執着、孤独、憐憫、怨嗟、憂鬱、害意、敵意、蕭索、復讐…。


様々な幽霊が集まり、1つの負の思念体となった夕顔の中にあるモノは、未練を昇華させるためなのか。
ウツワの中に眠る負の感情と同調し、時に誇大して呼び覚ます。*]


[食らい付いてくる者に笑みを深くする。

嗚呼、何て活きの良いウツワの候補か。]


童話作家 ネルは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 01時半頃


童話作家 ネルは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 01時半頃


【人】 童話作家 ネル

[ねんねん

       おころり
    おねむり

            よいこ ]

(33) 2016/11/17(Thu) 02時頃


 ……しかしまあ、怖くない幽霊とは

[夕顔に取り憑いてる時点で、守護霊のような善霊であるはずなのだが。]


【人】 童話作家 ネル

[なんという事でしょう。脱衣所の暖簾を潜ればそこは……神社でした。
逆上せかけて湯から上がり、持ってきていた別の服に着替える。その僅かな時間で大規模な地殻変動でも起こったのでしょうか。そんなわけがないね。乾かし損ねた髪が首に落とす露、その冷たさが妙追い打ちを掛けるようにぬるぅりと這うもんだから目の前の光景が夢でないと言い渡されるかのよう]

……マンジュ、

[マンジュウじゃなかったのかなんて思う余裕はあっただろうか。それとも思考は未だ逃げ出したままなのか。目の前の幼子の告げる言葉は耳に届いているのに、理解が全く追いつかない。
だって、そうだろう。空想はあくまで空想で、現実にはありえないから楽しめるのだ。現実にはないから、絵本の中に閉じ込めてそれを享受するんだ。だから、そう、

–––––こわい]

(39) 2016/11/17(Thu) 09時頃

【人】 童話作家 ネル

[遅れて背を這う冷ややかさは首を伝う水のそれではない。ちがう、ぼくはあの花をとってなんかいない、と。そう言葉にする前に続く言葉、鬼渡しへの誘い。遊ばざればいつまで経っても帰れぬ、だけ。
……意味がわからない。幽霊は、ゴーストは何かしらの未練や目的を持って世に顕現するものだと思っていたけれど、だけどこの霊が遊びたがっているだなんてそうそう思えなくて。頭によぎるのは切り抜いた新聞記事の一節。

『最後に鬼だったという、一人の少女の行方は未だ知れず』

そっか、この子が、そして、だからこそ。
鬼渡し、鬼私。鬼はつまり、ワタシ、です。

……鳥居を抜けた子供はそのままこちらに返ってきた。不可思議な現象を目の当たりにすれば今度こそ夢じゃないかと考えるけど、頬の内側を噛んだ痛みがそうじゃないと教えてくれて]

……い、やだ……。

[ぽつり、ようやく声を出せれば蟠っていた恐怖心がぶわりと体を満たして奥歯を震わせて。掴んでいたキャリーバッグは縋る柱にすらならないからたたらを踏んだ]

(40) 2016/11/17(Thu) 09時頃

【人】 童話作家 ネル

[帰りたいだなんて思うほど家に居心地の良さを感じていたわけではない。だけど今ばかりはとても家に帰りたくて、……帰りたい、じゃない。ここから出られないのはいやだ。知らないところでただ何かを待つのはいやだ。
啖呵を切るおもんさんの声も、どこか楽しげな男の子の声も、火のついたような女性の声も、青ざめた耳から抜けていくだけだ。

故郷にも幽霊話は沢山沢山あったけれど、どれも一つも好きじゃない。理不尽に人を襲い、気紛れにそれを殺す奴だって確かに居るんだ。遊ぶ、と言ってもそれで終わるの?本当に?]

………………ッ!!

[喉が渇いて、唾を飲むのも出来なかった。夕顔、と名乗る幽霊が視線を外した瞬間、
……土を踏む音だけが伝わってくる。キャリーを持ち上げて駆け出していた。

どこか、どこかへ。少なくとも彼女の目の届かないところへ]

(41) 2016/11/17(Thu) 09時半頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 09時半頃


【人】 童話作家 ネル

[駆けて、……しかしどこへ?隠れる場所は随所にあるけれど逃げる場所なんてあるんだろうか?神社拝殿の裏を通り、中殿と本殿の間に着いたところで座り込んだ。体力が無いのもあるけれど、喉が渇いて仕方が無いんだ。
キャリーバッグからペットボトルの水を取り出そうとして……びく、と背中が跳ねた。

––––––––赤が。

あの時首を落とした曼珠沙華が入っていることを忘れていたから。自分で入れたくせに、どこへ行っても見られているような気がして汗がひとつ。
そろぅりペットボトルだけを抜いて、またキャリーを閉めた。花弁を棄てる気にならなかったのは手折った罪悪感から。

……うん。水を飲んだら少しだけ落ち着いたかもしれない。まだ指先は震えているけれど、さっきほどじゃない。
ぎゅう、と膝を抱えて縮こまる。……ただ怖いだけなのに]**

(44) 2016/11/17(Thu) 11時半頃

【人】 童話作家 ネル

……っくしゅ!

[どれほどそうしていたか、いつの間にか眠っていてくしゃみで目を覚ました。慌てて空を見れば変わらず夕暮れの色を示している。なはんだ、全然眠っちゃいない。ただの長い瞬きだったんだな!……と、軽いことを考えられる程度には思考が回復していることを知る。
いま、何時だろう。ズボンのポケットを漁ってスマートフォンを取り出したは良いけれど、時間どころか起動すらしねえ。溜息をひとつ吐いてまたそれをポケットへ。

……落ち着いたら一気に力が抜けた。ずぴりと鼻をすすってから腕を伸ばす。夕焼けの炎はここまで届かないからこの薄い色の髪を輝かせはしないだろう。妙に居心地が良いのに横になる気が起きないのはすっかり乾ききった髪がパリパリと首に張り付いているからだろう。

……うん、大丈夫。全然平気じゃないけど、さっきよりはよっぽど大丈夫。追われてはかなわないから今のうちに鬼渡しから逃げ出す方法を––––––

と、駆ける二つの足音が聞こえた。またびくりと肩を震わせ息を潜める。小さな音と軽やかな音が。……そして小さくしゃくりあげる声も。反射的に立ち上がりかけて、……やめた]**

(67) 2016/11/17(Thu) 20時頃

[曼珠沙華(マンジュシャゲ)とは――

ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
9月中旬に花をつける。放射状の赤い花弁が特徴。
よく畦や墓地などに生えている。
鱗茎に毒があるが、水でさらせば除去が可能。そのため救荒食としても用いられた。

墓花、死人花、幽霊花、地獄花、捨子花、狐の松明などなど多種多様な別名がある。
その殆どが縁起の悪いものであるため、凶兆とされることもある。
しかし、仏教の経典から取られた曼珠沙華のように縁起の悪い別名ばかりではない。]


[ あねさま                 あねさま
          これ食べて?          ]


童話作家 ネルは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 21時頃


―回想:曼珠沙華―
[季節外れの曼珠沙華を見つけると、その根を掘っていた。

これはきっと、ヒトならざる者からの授かり物だ。
そう信じて、ありったけの曼珠沙華を採って家へと帰る。

『ねぇねぇ、あねさま』

『お腹空いたでしょう?』

『これを食べましょう?』

『曼珠沙華の根っこ、採ってきたの』

『かか様に教わったの』

『たんと洗えば食べられるって』

お腹を空かせるあねさまのために、一所懸命に掘って、洗ったの。
姉にそう言って。仲良く食べようとした矢先に――――。]


[曼珠沙華さえなければ、あねさまは死なずに済んだのに]


[霊は同じ感情を持つ者に取り憑く。
取り憑かれれば、ウツワとなった者の本心を、あるいは誇大して曝け出す。

夕顔の本心は『あの場所へ帰りたい』

それに取り憑かれた夕顔は、誇大して投影される。]


[あの場所へ帰りたい。例え他者を不幸にしても。*]


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