人狼議事


194 花籠遊里

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朧、お願い……もう……

[小さく、願う様に囁く声は涙と色に濡れ
彼にこんなことをさせてしまっているのだと自覚すればぱらぱらと汗に混じり雫が頬を伝った]



 ―――坊やの悪趣味に比べちゃ、俺なんぞ可愛いもんよな。

[喉を震わせた独り言を聞くものは居ない。
ただ、と思案巡らせ、瞳を微かに揺らした。]

 あれもつくづく、面白い坊やだ。

[溜息のような感嘆は、男にしては珍しい他者への興味。
花籠の外に向ける視線は、久しく。

過ぎった感覚を自覚すれば、
笑気一つ零して、夜に再び身を浸した。**]


【人】 呉服問屋 藤之助

[聞いたか?と至極楽しそうに笑んだ主人から告げられる言葉にふるり首を振る>>171怯える様にそんな事はあり得ない、と云うかのように。

はらはら零れ落ちる涙が白の着物に落ち染みを作る。かの蝶の歓びは何処に在るのだろう。その辺りを察するのは友の方が早かったらしく、藤の花は与えられる甘露を待ち望み、怯え、飲み干して
そのたわわに実った花房を緩やかに開花させていた]

(187) 2014/09/16(Tue) 02時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[苛められ、弄られ。ぱらりぱらりと鏡の欠片が零れる音がする>>174
弾かれ硬さを増した飾りはその緋色を地下牢の薄明かりにくっきり映し。嬲る様に与えられる刺激は淫欲を導き、尚一層の甘い調を奏でた
水音と嬌声、それに時折混じる小さな声は他の牢の蝶の奏でる音だったろうか

深く深く、最奥まで暴こうかと穿たれた灼熱に、目の前に火花が散る。脳髄が焼け爛れる様な激しい律動、やがてそれらは内部に熱い飛沫を迎え終焉を迎える
二度、三度と腰を抱きかかえられ揺さぶられれば零れ落ちるのは明瞭ではない喘ぎ声
最奥に叩きつけられた衝撃は、最後の理性まで突き崩し、自身から白濁を散らした

ああそれが友の顔に降り注ぐのを見れば朝露が葉から零れ落ちる様にはらはらと雫が頬を伝い]

(188) 2014/09/16(Tue) 02時頃

[ごめんなさい、と
唇は涙浮かべた子供の様に震えながら言葉を紡いだ]


【人】 呉服問屋 藤之助

[やがて自身を犯していた物が引き抜かれれば、とろりと秘所から零れる、内へ放たれた白が一筋、腿を伝い濡らして。割れた鏡は今だ火照り上気した肌に珠の様な汗を滲ませながら喘いでいた

寝台へうち捨てられれば抵抗もせず其の身を白の布団に沈ませて、友が腕掴まれて彼と主人が口吸いする様子>>179をいまだ冷めやらぬ余韻の中、蕩けた瞳で見つめる。視線を逸らすことも忘れ、惚けたままに]

……――

[縹緲たる視界の中、耳に届いたのは友が己の名を呼ぶ声
目を伏せつつ蝶の接吻に応える友の目が伏せられる様子を唯見つめていた]

(191) 2014/09/16(Tue) 02時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2014/09/16(Tue) 02時頃


[隣より聞こえるは、激しさを表す声でありました。
 肌の打ち合う音も、粘膜擦れる水音も。
 やがては明瞭でない嬌声が、弾ける瞬間を伝えたでしょう

 見えぬはずの涙の音が、此方へ届いた気さえします。

 他の牢でもきっと、花々は咲き乱れているはずです。
 此処はそういう場所なのですから。
 そしてそれが僕たち『花』の、『しあわせ』であるはずなのです。]


[僕の戯れのような接吻けに、頬を染めた銀花も
 誰ぞ彼の腕の中、咲き誇っているのでしょうか。

 丸窓からちらりとだけ、月の端が見えました。

 「月が欠ける前に」などという言葉を
 不意に僕は思い出し
 傾く月を眺めては、彼の『花』の行く末を想うのです。]




 あなたは、いま。

 『しあわせ』ですか?
 
 


[尋ねる事が出来たのは、亀吉さんだけでありました。
 丁助さんには、寸でのところで訊くのを躊躇ってしまいました。
 朧さんに訊けば、叱られてしまうでしょうか。
 藤之助さんに訊けば、困らせてしまうでしょうか。

 他の花たちにも、訊きたくとも訊けないでしょう。

 どうして、訊けないのでしょう?
 何故、訊けないのでしょう?

 わからないまま、僕はいつであろうとこう答えるのです。]





 僕は『しあわせ』です、───と。
 
 
 


──幸せとは、こんなにも胸が苦しいことなのですか。

[“教えて下さい”

闇世の中、音にさえならなかった吐息が小さく反響しては、消える。]


 僕は『しあわせ』です。

[何時の時もそう答えましょう。
 何方さまにもそう応えましょう。

 胸が苦しいなど、僕にはわからぬ想いなのです。

 朽ちた花の行く末を知ればこそ。
 その毒に囚われてはならないと。]


 
 
[櫻は誠の『しあわせ』に、まだ散るを知りません。

 咲いてさえ、いないのですから。]
 
 


 
 
‘Tis better to have loved and lost

 than never to have loved at all.
 
 


【人】 呉服問屋 藤之助

[呼気が口から吐かれる毎に中に呑み込んだ白がこぷり、と音をたてて居るかの様な錯覚を齎す>>229
上気する肌も、吐息までもが目の前の蝶の欲に呼応するかのように熱く躯を蝕む。
と、見つめた先の蝶が艶然と微笑むのを見れば今だ霞がかる黒瞳を瞬かせた
気怠気な笑みは、一体何を腹の内に飼ったのだろうか。そう思っていれば自分の上に友の身体が倒れ伏せる]

……なっ、朧っ!?

[一気に意識が覚醒し、罅割れた鏡が欠片同士が擦れ合い奏でる音がする
人の部分を曝け出したとは気づかぬまま、驚愕の目で蝶を見つめれば目を逸らすなとのお達しが]

目を逸らすつもりはありませぬよ。
蝶の命に花は、逆らうことはありませぬ…

[時雨の様に流れ落ちる朧の髪が頬を撫でる
その時の彼の顔はどんな様子だったろう
これほどまで近くで、顔を見るのは久しいなと考えながらもどうしてこのようなことを、と困惑し
揺れる視線は眼前の友と、それを齎した蝶へと注がれた]

(234) 2014/09/16(Tue) 22時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2014/09/16(Tue) 22時頃


[この感情をどう表せばいいのか。
腹の辺りに渦巻くこれを。
怒りか、呆れか、それとも悲しみか、羞恥か。

『花』として誇りを持ち、美しく咲き誇れ。
俺を育てた花は口癖のように言っていた。
どんな辱めを受けようとも、どのような思いをしても蝶を惑わせる花であれ。

その言葉を道標に、今まで歩んできたはずなのに。]


【人】 呉服問屋 藤之助

[虚勢を張っているのだろうか、それとも凛と雲の無効で輝いているのだろうか>>235
この状態を崩さない様にと腕に力を入れる友へ向ける視線は不安と心配が混じったものだったろう
蝶と己の物とで化粧された白を拭おうかと手を伸ばそうとするが、その前に遠ざけるようにと弧を描いて顔は蝶の方へと向けられる

それに戸惑っていればぽたり、髪を掴まれ顎を逸らした彼の顔を彩る白が頬に落ち同時に蝶の声が響く>>240>>241

朋の顔はどんな顔か
そう聞かれれば困った様に友を見る
戦慄く唇、揺れる瞳。日常が還ってくる
そんな表情を荒々しい光宿した瞳で、蝶は捕えていたろうか]

(247) 2014/09/16(Tue) 23時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[やがて、少しだけ震える唇が紡ぐは友の痴態]

朧の雲が撮りさられた顔は色を帯びて御座います。
与えられる熱に潤んだ瞳、吾亦紅色に染まる頬、そして張り詰めた弓の様にぴぃんと鳴る艶やかな声

煽情的ともいえましょう。
白い夜露に濡れた大輪の華にてございます。

[淡々と述べる。どこか哀願するような許しを請う様な声音になってしまったのには気づかれない様に願いながら

腹の上では友が言葉通りの痴態を見せる>>246
褥を掴み皺が出来るのも構わず喘ぐ様はまさに花が咲き乱れる様であった]

(248) 2014/09/16(Tue) 23時半頃

――……

[ごめんなさい、朧 

と。蝶の言葉により友の貌を伝える際に小さく告げる
命によりその怜悧な顔を穢し、なおも言葉で責めねばならぬ事への謝罪と、それでも目を逸らせぬことへの懺悔であった]


【人】 呉服問屋 藤之助

[腹上で睦みあう朧月と山繭。その大きな翅は月を覆い隠す>>251
色を匂いたたせる朧月、吐息、水音、肌が交わりうちつけ合う音、温度を感じればきゅ、と困ったかのように眉を垂らした]

……そ、れは

[蝶に告げられた言葉>>252、鏡の欠片は更に軋む
ブルームーンよりも今や輝く月は、蝶の前でその美しさを際立たせ、悦ぶかの様なその声を聞きたくない、とばかりに緩く首を振る
その様な事は許されないとわかっていたけれど

友の視線が此方へと蝶により向けられる
そこに映る自分の顔は泣きそうな子供の様で

自分は花だ、華であると胸中で戒めなければ今にも崩れてしまいそうだった]

(260) 2014/09/17(Wed) 00時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[悦い夜と、告げる主の声は威厳に満ちていた>>266
鏡を割り、朧月を隠す雲を取り去って、男は満足げに息を吐いた様子で。こちらへ押しやられた友を抱き、迸りを受け止めた躯を褥へと横たわらせる

色に溺れた自分の貌を見られたくなかった、と藤の華は花房を垂らした
それは友も同じだっただろうか

その顔の白濁拭いさり、ちらり主を見ればどうやら今宵の蝶は朧藤に満足した様子
明日はどの花愛でるのやらと乱れた黒髪を掻き上げて、拾い集め取り繕った鏡でその姿を見つめた
それが、自分の花としての最後の行司だった

艶然とした微笑み湛え、如何でしたと笑う藤
外はもう、暁迫っていたろうか*]

(274) 2014/09/17(Wed) 01時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2014/09/17(Wed) 01時半頃


[こんな、ゆめものがたりが誠であれば
 所謂『しあわせ』というものなのでしょう。

 ですが、なりません。

 『特別』になることも
 『特別』をもつことも

 『花』には許されざるべきことなのです。]


[僕たちに許されているのは、ただひとつ。


 『花』として咲く。


 ただ、それだけなのでございます。]


[――朧、朧

声ならぬ声で彼を呼ぶ
そんな顔をしないでと虚空を見つめる彼の頬から白を拭う
友にだけは、こんなに泣き濡れた姿を見せたくなかった
失望されたくないんだ、と]


 
 
             ――――退屈だよ。
 
 


愛しい愛しい吾が子達。
お勤め、ご苦労様。

夢を売り売り、躯を売って。
せっせと借金返しておくれ。

いやいや、返せなくとも構わないんだよ。

花咲く内は、私が愛でていてあげるからね?


[どうせいつかは枯れる花なれば。
月下の元 夢に揺蕩うことは許されよう。

押し潰した筈の芽は 結局は小さく蕾を芽吹かせた。
けれども孰れ摘み取られてしまうのだから。
蜜濃くなるその一瞬だけでも。

『花』として、『蝶』を望む]


[花しかしらぬ男の一面。
笑い、嗤っては、今宵の対価をばら撒いていく。
地下牢に舞うのは紙幣の花吹雪。
花弁の枚数が、今夜支払われた対価。

さあ拾えと、男は花々を見下した。

歪んだ唇に滲むのは、狂気の沙汰であっただろう。]


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