人狼議事


103 善と悪の果実

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嗚呼――――――――…。


きみが、愛おしい。
  


【人】 郵便屋 ウェーズリー

[青年>>65が表面上に映す、無邪気な色に
一種の安堵と、底知れのなさを感じる。
夕闇伯へと、気軽に声をかける姿から汲み取ったのかも知れない。

―――…男の浮かべる顔と言えば青白く
双眸の青だけが、執着とは違う、芽生えかけのなにかを点していた。そう、例えば、誰かに対する悪意。]

 俺は……ああ、この子が近寄りたがらないものだから。

 君にとっても、素晴らしい物かい? あの果実は。

[夕闇伯に向けたものと同じ問いを預け
此方を覗き込む目の色に、少しだけたじろぐ。
――…ああ、今日は如何にも年下に茶化される一日だ。]

 気が変わる、とは……気分転換になる、という意味かい?

[そして、お互い名乗っていなかったことを今更思い出して、最早突き通すしかない偽名を、彼に明かす。]

(73) 2012/09/24(Mon) 22時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

 ッ!?

[過剰に示す、反応。
思わずと言った態で、色黒の少年に目を落とす。

ここで、早まって妙な一言を告げなくて、良かった。
――間を置いて撤回された"冗談"に、あからさまな安堵を見せる。]

 はは、は……… 君の冗談は苦いな。
 ちゃんとベッドで休ませて来たよ。

 毛布を引き摺ってでも此処に来たい、顔をしていたからね。彼女も――…運が悪い。
 それに幸い、学者殿に薬を相談する約束だ。

[口約束でしかないだろう、それも藁にも縋る思いで付け加え。
水を受け取る為使用人を呼びつけた際、彼も何か入用か、目を向けた。]

(76) 2012/09/24(Mon) 22時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

[そうして、妻の話題に一区切り付いたと思いきや
夕闇伯>>68からも掛けられる声に、ハンカチを持つ手に、力が籠もる。
彼の静かな声は、心臓まで竦み上がるのだ。]

 はあ………

[額の汗を拭う、間。]

 しょ、招待されたのは妻でして。
 土産話をたんと持ち帰る約束なんですよ。

[勿論、そんな約束などしていない。
嘘の上塗りに齟齬はないか、頭を巡らせるのに男は必死で、綺麗に隠された彼の感想に気付くことも、また。]

(79) 2012/09/24(Mon) 22時半頃

[――それは幼い貴族の少女にも、
 見覚えのある髪飾りだっただろうか。

まだ、ブロワ家が栄華を誇っていた頃。
遠い遠い昔。
学者が捨てられた時。

父母が最後の情けにと、持たせた髪飾りだった。
彼らは学者が其れを売り払って生活を凌ぐと考えたのだろう。
しかし、学者はそうはせず、髪飾りを大切に持ち続けた。

黒い蝶の髪飾りと対になる、赤い蝶の髪飾り。
かつてはブロワの屋敷に置かれていた筈だ。
今はもう、売られてしまったのかもしれないが]


【人】 郵便屋 ウェーズリー

 
 惑わされましたか。

[夕闇伯>>75に、とつり、脊髄反射だ。]

 そもそも、あれは本当に歌えるのかすら。
 あるいは――… 歌うのは主人の前でだけ、か。

[ともすれば貞淑な妻のようだと
情熱が今ひとつ足りないからこそ、渇いた声で。]

(81) 2012/09/24(Mon) 23時頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

[此方を見上げてくる目には
茶化す色が残っていたか、それとも―――見透かす色か。
探られる心地を覚え、特有の居心地に眉がもぞつく。]

 失礼ながら、古美術商か目利きか何か、かな。
 此処の主人は如何にも
 あちこちに伝手を抱えているようだが…

 ―――…金銭的な価値、か。

[視線は、魔性と評された果実に吸い寄せられる。
真にも迫るその言葉に、惑わされる。]

(86) 2012/09/24(Mon) 23時頃




君をどうか、僕だけのものに。


  


【人】 郵便屋 ウェーズリー

[―――このままでは萎びてしまうのではないか。
一人ハンカチを濡らす男が危惧を覚える頃に
使用人が、綺麗に磨かれたグラスを手に、渡される。
硝子越しでもよく指が冷え、ほんの僅かに、余裕を覚え。]

 ………ああ、貴方の言葉に遠慮するのは、難しいな。

 何か。 上手い口上はないものでしょうか。

[>>84言葉に尽くせない感想とは、と
青年の口にした金銭的な価値も重なって、果実に視線が吸い寄せられる。遠目にも燦々と輝く金の栄光。
視界の端で、対極的な黒もまた、揺れている。]

 ………、冗談に聞こえないのが、また。
 ああ――…誰も、と言うのに、あの主人も含まれていないのか。気になってね。

[既に姿のない女主人を探すよう、視線は大広間を一巡。]

(89) 2012/09/24(Mon) 23時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

[居もしない蝶を探す目は
巡り巡って壇上に落ち着く。
確かに好奇心は確かに、胸に在るが―――

汚れるからと、壇上に近寄りたがらなかった少年が気に掛かる。
巡るのは、耳に落とされたあの言葉。
最早蛇に惑わされているのか果実に惑わされているのかも、分からない。]

 態々惑わされに行く、気が知れない…

[ハンカチで口許を抑え、毒づく。
それは違えようもなく男自身に告げたもので、なのに、壇上に近寄ろうと言うのだ。]

 君は、君は、如何する。
 矢張り此処で見ているかい。

[惹かれるがまま一歩踏み出す前に、少年に、そう告げる。]

(93) 2012/09/25(Tue) 00時頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

[色黒の少年は何と答えただろう。
服を掴むその手を離しただろうか、それとも―――

返されるのがYESでもNOでも拒むことなどない。
ただ、脅迫概念にも似た目を、滲ませて。渦巻く悪い妄想は、どれ程、少年に伝わるのか。]

 失礼。

 一目、妻の代わりにあやかって来ようかと。
 ―――良い、夜を。

[濡れ羽色と夕闇伯に
水を煽っても尚掠れた声で告げ、酔いもせず覚束無い足取りで、その場を離れた。]

(96) 2012/09/25(Tue) 00時頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

 ああ、損に……… 損になるのは、ごめんだ。

 金を詰んでも手に入らない代物と言うのは
 俺にはとても面妖な物に映りますよ。

[だからこそ、魔性と呼ぶに相応しいのだろう。
蜜で蝶を惑わす花よりも毒々しい―――果実に吸い寄せられるよう、男の足取りはふらりと離れ。
ふと。振り向き様の、青褪めた顔が笑う。]

 貞淑な妻ではなく、生娘の間違えだったか、いや…
 ………もしも、誰の耳にも届いていないのならば。
 一度は歌いたいと。 そう、思うだろうな。

[そうして、小物は萎縮の態を崩さず、彼>>95に背を向けた。]

(98) 2012/09/25(Tue) 00時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

――壇上の前――

[美しい金細工を目の前にして
レディの囀るような談笑も耳に、ちらと届く。

そうして、青に映る実の彩りは。
男に高揚感を与えるどころか、更に言い知れない焦りを思い出させ。暫し、微動だにせず。
あれ程身を冷やしていた汗は、いつしか引いていた**]

(101) 2012/09/25(Tue) 00時半頃

郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2012/09/25(Tue) 00時半頃


[母が最後まで大事にしていた髪飾り。
赤い蝶は、羽ばたくことができずに、ずっと屋敷に囚われていた。その羽を広げたまま、震えることすらできずに、ただ、ずっと。


そして今も、少女の手の中に。

対となるものがあるとは知らず、ただ母の形見として布に包んで持ち歩いていた。
待つ者のいない屋敷にはおいていけないと、鍵のかかった箱から出して、懐へとしまいこんだ。
ただ、持っているだけで、一人ではない気がしたから]


[――否。

細める眸は果実だけを見ているのではない。
この大広間を見渡しているのだ。

誰がどんな表情をしているのか。
反応を窺っている。


出し抜く為の算段を。
あれを奪う計画を。
だから近づかず、遠巻きに。

恐怖や畏れなど、とうの昔に失った。]


 どうすれば近くで見られるかしら

[グロリアに頼めば、と
幼い思考がゆきつくのは単純な帰結。

パーティーが終わったら、今度こそ会いに行こう。

金銭の無心というもうひとつの目的は、林檎を目にした時から頭の中から消え去っていた]


 恐ろしい果実を持つ貴女は、さしずめ魔女のようだ。

[そこにはいない女主人を思い、唇が弧を描く。
あの林檎を盗み出せば、恐らく一生を楽に暮らせるだろう。

見せびらかすから悪いのだ。
目の前にちらつかせるから悪いのだ。

“魔女”は磔にしなくては――…**]


[その最中、壁際の椅子にかける少女の前を通過する。

黒い蝶は彼女の眼からもよく見えるだろう。
それは偶然を装うようで、
敢えて行った行為であったのだけれど。

行儀よく座る姿へ数瞬のみ視線を向けて、
にこりと柔らかな微笑みを浮かべた]


…お疲れですか? レディ。
どうかご無理なされませんように。


[囁くような声は、彼女以外には聞こえまい。
今はまだ、そう声をかけるにとどめて]


【人】 郵便屋 ウェーズリー

――回想・大広間――

[濡れ羽色>>99の語る、でまかせの古美術品。

歌わない至高の果実が壇上に飾られている為か
小物の興を惹くには、その口振りでも充分だった。]

 オスカー殿の客に、妻が含まれていないことを祈るよ。
 きっと彼女気に入りの品が在る。

[冗談とも本気とも知れない、離れ際の弁。
特に琥珀に興を惹かれたが―――
その理由を告げるよりも前に、青褪めた顔は、凍る>>115]

(151) 2012/09/25(Tue) 23時頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

[相手は年端もいかぬ子供なのに。
何故、こうも揺さぶられ、脅える。]


 ああ、………そうか、"いい子"にしているんだよ。


[>>114子供に告げるには低い。
釘を刺す冷たさで告げ、妖しく笑う口を、咽喉を締め上げてしまいたい衝動を堪える。小物は、いっそ可哀想なほど、口唇まで青褪めていた。
欲望を指摘されたからではない。
強者の立場を、弱者の立場を突きつける少年の言動に。
衝動的に妻の招待状を盗んだ、あの時と同じ、あるいはそれ以上の。]

 …少し近くで、見に行くだけだよ。
 それは、舞台か何かの台詞かい。 はは……、参った、な。

[少年の言葉は、果たして他の者の耳にも届いたか。
――指が剥がれ、逃がされた男はそれも確かめず
壇上の近くまで人を縫い、逃げるような背中であった。]

(156) 2012/09/25(Tue) 23時頃

郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2012/09/25(Tue) 23時頃


【人】 郵便屋 ウェーズリー

――壇上の近く――

[点ったばかりの果実への熱情も
すっかり萎縮し、挙動不審に泳ぐ目が、林檎に移る何度目か。
男の尖った声>>126が耳に届き、振り返る。

明らかに険悪な色を持って、夕闇伯に迫る刺青の男。
ただでさえ和やかと今ひとつ言い難い広間の空気が、更に張り詰めたのを。萎縮した男は、敏感に察する。
此処がただの酒場であれば、それすら肴になるのだが。]

 ああ………

[使用人が仲裁に割り込んだのか>>144
それまでの流れを眺めてから、一転して、警官然とした男を。目が、追い掛ける。
傍らに寄り添う学者殿の、どちらも仲裁に割り込む風はない。]

(161) 2012/09/25(Tue) 23時半頃

[烏の眸は射る。
そこには冷たい憎悪と羨望を持って。]


 ……………。


[言葉はない。
ただただ、“男女”と思わしき二人を見詰めている。]


【人】 郵便屋 ウェーズリー

[パーティが始まる前からの言動と言い
楽園の魔女とも言うべき、女主人が呼び寄せた警備ではないのかも知れない。
――確信を得るような事象など何ひとつ得ていないが。

得ていないことが、枷となっているとも思わずに。]

 手に掛ける、など――…

[ハンカチの裏側に毒づく。
小物の目にも、確かに果実の持つ魔性の美を、感じるが。
一匹の蟻が林檎を運べないように
あまりに不釣合いな存在を前に、それに、手を伸ばせない。

―――屋敷の外に待つ、くそったれな人生。
この魔性を目の前に。果たして、戻れるものかと。]

(175) 2012/09/26(Wed) 01時半頃

[ただ、"蛇"はその強い眼差しに灯る意思を感じて]


――――――――…ふふっ。


[小さく、小さく、笑ったのだ]


【人】 郵便屋 ウェーズリー

[言い聞かせるよう繰り返した声は
誰かの耳に届きでもすれば、如何様な印象を与えるだろう。

男の顔色は変わらず*青白い*]

(177) 2012/09/26(Wed) 01時半頃

郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 01時半頃


[黒い蝶が、羽ばたいている]

 ……… ぁ

[小さく洩らした声をかみ殺して、唾を飲み込む。
赤い蝶が眠る薄紅よりも、ずっと鮮やかな流れるストロベリーブロンド。
近くで見ればそれはやはり同じようで
でも自信がなかった。
赤い蝶を起こして確かめる気はなかったけれど]

 ……ええ もう随分よくなりましたの

[少し強張った笑顔。
今はまだ、見送るのみで]


 …………ふっ。

[笑みには笑みを。
黒く塗りつぶされ、光さえ灯らぬこの眸に
“蛇”のような女の顔を刻み込んだ。]




[そして齧れば――


蜜が滴るほど甘いのだろう]

 


[少女の髪の赤へ。
そして林檎と似た色の髪へ。

その視線の先。
――否、その眸。

甘い林檎の蜜を啜ろうとする、そんな眸を烏は捕らえる。
微笑を向けたのは、扉をすり抜けるほんの一瞬前。]


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