人狼議事


22 共犯者

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視点:


長老の孫 マーゴ! 今日がお前の命日だ!


【人】 双生児 オスカー

―夜の森―

[無理はしないで。
ふと、その言葉に逆なでられる何かがあった気がした。
目を細め、ヴェスパタインをちらりと睨みつける]

……無理、しないと。
ホリーは、無理するとかしないを通り越して死んでしまったんですから。
生きているうちは、無理でも何でもして。ミツカイサマを……

[何度も語る決意。
だが、それは焦燥と僅かな狂気じみた何かに彩られ始めている。
握った拳の先が、うっすらと赤く滲んだ。ぴりりとした痛みと共に]

(2) 2010/08/06(Fri) 00時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


【人】 双生児 オスカー

[そして、ふいと顔を逸らす。
最後にもう一度、何も言えないヴェスパタインを睨みつけて――いい気味だな、とどこかで残酷に思う自分が居て――森の中に走り去った。

駄目だ。
駄目だ駄目だ駄目だ。

早く手をかけないと。
誰かを。
立ち止まっている暇なんかないんだ。手がかりは与えられず、ナイフだけがぎらぎらと輝いている。こんな状態は、いけない。戦わなくちゃいけないんだ。殺さなくちゃいけないんだ。

走る先に、影があった。
それは、闇の中に色濃くその姿を落としていて。堂々としたその姿は、頼りがいのあるその影は、まるで。

結論を求めてやまない思考が、告げた]

――ミツカイサマ。

(5) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

[返答なんか聞かない。
驚きの声をあげてもらったかもしれない。だけど、聞かない。

ただ、抜いたナイフに全ての体重をかける。

多分、奇跡みたいなものだったんだと思う。

肉の解体を生業とする、『大人』の彼が。
広場で自分を諭してくれた、あの彼が。

気がついたら足元に倒れていた]

……ごめんね、ニールさん。
でもね、僕ね。殺さなくちゃいけなかったの。

もしね、ニールさんがね、ミツカイサマじゃなかったらね、ごめんね。
だけどね、殺さなくちゃいけなかったんだ。ミツカイサマをね、皆をね、だからね――

[最早理由ではない。自身を正当化する言葉などない。
身の内の何処かで、箍の外れる音がした]

(6) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

あはははは!あは、あははっ!

[全身に返り血を浴びて、青年は大声で笑った。
それは存外晴れやかに森に響いたかもしれない。

これで、あの晩餐を、二度と口にする事が出来なくなってしまったのだ。
他ならぬ彼自身のせいで。
それが嫌だったから、ミツカイサマを殺そうとしたんじゃなかったっけ。そうだ。そんなこと、言った。ニールさんの前で、堂々と言い放って、そしてあの人は頭を撫でてくれて。

――ああ。
そんなこと、もう、どうでもいいや]

お祭り、終わりますように。
足りないなら、違うなら、まだ、殺せるから。

[言葉に感情は伴わない。
誰かが来るまで、新たな供物の傍らに立ち――そして今夜の柊の葉と共に、血に濡れたまま村へと帰還するのだろう。

問われれば、あっさりと答える。笑顔を浮かべて、答える。『自分がやったのだ』と**]

(7) 2010/08/06(Fri) 01時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 01時頃



[やはり……。
同胞から微かに感じた匂いはこの男のものだったか。]


【人】 双生児 オスカー

―夜の森―
>>15
なんだ、テッドもやろうって思ってたの?
でもごめんね。僕、殺さなくちゃいけなかったから。多分、テッドがやろうとしてても、僕がやったと思う。

[苦い呟きにどこかずれた返答を返した。
首を傾げて、あはと笑う。高笑いの残滓]

終わらなかったら、もう一人、また一人殺すだけだよ。
――ねえ、テッドは、ミツカイサマじゃないんだよね?

[ミッシェルにそうだ、と知らされていなかったら、刃を向けていたかもしれなかった。
何でもない事のように、首を傾げて問いかける]

(32) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 双生児 オスカー

>>16 >>17
うん。葉っぱ取らないとね。
僕、自分じゃ運べないなって思ってた所なの。だから、正直助かったよ。

[血に濡れたナイフをぶらりと降ろして――しかし抜き身のまま。
柊の葉をむしり取り、祭壇に捧げた]

あ、そだね。僕もマーゴに、話聞こうって思ってたんだ。森を出られたら。
そしたら、誰がそうなのか分かるでしょ?ね?

(33) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 双生児 オスカー

―朝―

[――だが。
耳にするのは、マーゴの犠牲だろうか。
また今夜も、生贄は森へ行かねばならぬ。葉は減り続けている

未だ血のにおいをまき散らしながら、その知らせに笑い声を上げる。
全部の感情が、笑い声になって流れていく]

わかんないじゃん。
もう、わっかんなくなっちゃったじゃん?どーしよう、どうするの?

どうしようもこうしようも、ないか。
お祭終わるまで、やるしかないって事だよね。

[困ったなー。と天を仰ぎ呟いた。しかし、ふと、思い出したように]

――『マーゴの近くに居た人』……

[血濡れの身体は、その言葉を小さく響かせる*]

(34) 2010/08/06(Fri) 11時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 11時頃


【人】 双生児 オスカー

―アレクサンデル家―

[血濡れのまま家に帰還した。
慄く母と祖母を相手に薄く笑いかける]

ただいま。
着替え取ってっていいかな?

[そういえば、と祖母が思いだしたように語る。
今日から例の新聞記者が、家に訪れるかもしれぬと。ホリーが約束を取り付けて来たらしい。その言葉に、ぴたりと足を止めて]

それはよかったね。空き部屋、分けてあげればいいんじゃないの?

――……ねえ、ばあちゃん。
森を壊したら、ミツカイサマは居なくなるかな?

[絶句する空気を感じた。気分が良かった。
返答が飛ぶ前に、一度部屋に戻り着替える。
居間に戻った時、もう祖母の姿はなかった。どこぞの家にでも駆け込んで行ったか。嘲りの笑みを口に浮かべ、ソファに沈んで時が過ぎるのを待った]

(70) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 22時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 22時半頃


【人】 双生児 オスカー

……僕ならこっちだけど?

[部屋の扉をノックする記者に、居間の方から顔を出す。
声は聞こえていた。せせら笑うような声をあげて、肩をすくめる]

書庫ならどうぞ。使って下さい。ホリーが好きだった本です。

[言いながら、視線は記者をねめつけている。
そして、唐突に口を開いた]

そうだ。記者さん、僕達の村のお祭りについて記事をお書きになっているんですよね?
その記事、公開はするんですか?

――あ、公開するなって言ってる訳じゃないんですよ。むしろ僕はね、ある事無い事、ゴシップから人殺しの詳細まで、是非全部書いて、外に出してほしいなって思ってるんです。

[ゆっくり踏み出しながら、首を傾げて語る]

(78) 2010/08/06(Fri) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

――ふうん。

[柔らかい笑みと共に放たれる言葉を、無感動に聞く。
腕を組んで、少々苛立った調子で言葉を紡いだ]

できれば、この村の祭りで……人がガンガン死んでいる事、赤裸々に暴いてほしいんですよね。
あなたは、外から来た人だ。
そして、外に発信する言葉を持っている人。
発表の機会だってある。あなたが記事を発表してくれれば、この村は外に向かって開かれる。外から人が来る。ひょっとしたら、国から調査が入るかもしれない。
そしたら……森はいつか拓かれる。
何年先になるか分からないけど、いつか村を包む檻は完全に無くなるんだ。

素敵でしょ?
ミツカイサマも、森が無くなれば生きていけませんよね!
祭がミツカイサマの予定通りに終わったとしても、その先はミツカイサマの御心通りに事は運ばないんです!いい気味!最高!

[目を爛々と輝かせて、イアンに迫る。真摯な瞳で「村を変える」と言った面影は、もう見当たらないかもしれない]

ほんとはね。
森、燃やしてやろうかなって思ったんですよ。――ちょっとね。

(84) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

ええ、おっしゃる通り。
この村には、木を伐採して生活している人がいます。友人のテッドも、それに携わっている。森に息づく生き物達の事も知っています。
ですけど、農地は貧しいんですよ。
ノックスは、何かをやっていたみたいですね。――彼が死んでしまった今、それが何だったかを確認する事は、難しいかもしれませんが。

[地下の入口はこちらですよ、とイアンを案内しながら告げる]

農業に必要なのは、やっぱり広い土地です。木々が鬱蒼と茂っていたら、作物は育たない。食べ物が無ければ、村は立ち行かない。……うん、まあね。僕は、僕なりに「それ」を正当化する理由を持ってるんです。考えの足りない未熟な理由ですけど。

それに、僕はもう犯罪者ですよ。外の世界では、殺人は立派な犯罪でしょう。
僕は、ニールさんをこの手で殺しました。

[地下書庫の扉を、音を立てて開けた]

イアンさんは、この村の森がお好きなんですね?
僕は、大っ嫌いです。森は、ミツカイサマは、ホリーを殺したから。ホリーを、連れて行っちゃったから。

[遠く語る瞳は、酷く寂しそうに揺れた]

(91) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 00時頃


【人】 双生児 オスカー

……意外でした。
外から来たあなただからこそ、「それは犯罪だ」って、僕を裁いてくれると思ったのに。理由が在ろうとなかろうと、僕は人を殺した。
理由が在ろうとなかろうと、ミツカイサマもまた人を殺す。それって、――大変な事じゃないんですか?違うの?森の前では、人の命なんてどうでもいいの?

[埃臭い気配が記者を包むだろうか。自分は、書庫の中に入る事はなく]

ホリーが哀しむ?
記者さん。ホリーはね、悲しんだりしないの。もう、悲しんだりできないんだよ。
分からない。ひょっとしたら、死後の世界みたいなものがあって、そこから僕達を見守ってくれてて、とか、そんなのがあるのかもしれないけど。
そっちの様子なんて、僕が死ぬまで分からないんだからさ。

[地下書庫の戸口に佇む。
姉について語る口調は――抑えられないように語る口調は、とても子供じみていた]

仇を討てないなら。
……連れてってくれないのかな。

[それは、心からぽろりと漏れた呟き。
多分、自分でも気が付いていないくらいの]

(102) 2010/08/07(Sat) 00時頃

双生児 オスカーは、階上からの気配>>100に顔を上げた。

2010/08/07(Sat) 00時頃


【人】 双生児 オスカー

……あれ。
ミッシェルさん、どしたの?

ひょっとして、鍵開いてました?

[現れた知る女性の影に、僅かに驚いて目を見開いた>>104]

(109) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

>>110
そっか。
あのね、今記者さんが来てるの。うちの資料読みたいって言うからさ、地下書庫に案内して……
ミッシェルさんも、本読みます?今なら、煩いばあさんも居ないし、読み放題ですよ?
小難しい本ばかりみたいですけど。

[閉めた方が良かったのかなと後悔したけど、泥棒なんて些細なものだと思ってしまう自分が居て、それもまたちょっと悲しかった]

(112) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

……学者って、大変なんですね。
あなたは、この村の人じゃないのに。
なんだか、ずっと村に住んでいる人みたい。

[無意味な事だ、と言われて。
目を伏せて呟く。
腕を伸ばした先に、光が見えない。見えた筈の光はすぐに掻き消えてしまう。
そんなものか――と。虚ろに、諦めたように笑った]

……そうです。
仇、討ちたい。ううん、討てなくてもいい。返り討ちにされてもいい。わかんない。わかんないけど……

僕は、ミツカイサマに会いたい。
会って、……僕の大切な人たちを、もう、殺さないでって、僕は……僕は失うものなんてもう無いから。僕が、僕自身を生贄に捧げる覚悟は、もう出来てます。そのための道具もある。

……村には、古い家は沢山あります。元々、僕が生きて帰ってくるなんて、誰も信じてないでしょうし。現実問題としての次の村役の相談は、長老達がやっているでしょう。

ごめんなさい。イアンさんに話したって、どうにかなるものでもないのにね。ミツカイサマが誰なのかも、よく分かんないし。

[語るだけ語って、目を伏せた]

(121) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

どうぞ。
僕以外の家の人は、お祭りや長老会議で忙しそうだから……多分、何冊か持ってってもばれないと思うよ。

[すっと身を壁に寄せて、ミッシェルが書庫の中へと入れるように]

変な本とかもあるみたいだから。
うちのばあさん、記録だけは大事にするんだよね。自分じゃ見ないのにさ。

(123) 2010/08/07(Sat) 01時頃

双生児 オスカーは、びくりと顔を上げた。ミッシェルを睨むような勢いで見つめるだろう。

2010/08/07(Sat) 01時頃


【人】 双生児 オスカー

誰なの!?
教えて、お願い!
会わなくちゃいけないの、会わなくちゃ――

[叫びださんとする勢いでミッシェルに縋ろうと]

(127) 2010/08/07(Sat) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

うん、聞いた。
だから、もう無理かなって……でも、知ってるなら教えて。
会いたいの。
会って……とにかく、会いたい。

[ミッシェルをまっすぐに見つめる。
お願い、と唇が言葉を形作った]

(130) 2010/08/07(Sat) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

――!

…………。
……………そう、なん、だ。

[納得は、行くような気がした。今更ミッシェルが嘘をついてるとも思わないけど。
パピヨンが撃ち殺された時に、何とかしておくべきだったのかもしれない。
――じゃあ、ヘクターがホリーを殺したのだろうか。
ホリーの事を心配してくれていたようだし、彼女が死んだ後も、何かと自分の事を気にしていてくれたような気もするし。

納得するしかない。今更ミッシェルが嘘をつく筈がない]

ニールさん、ごめんなさい……

[謝罪の言葉を漏らした後で、脱兎のごとく階段を駆け上がっていく]

(132) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

[祖母は家に居ない。
つまり、地下書庫と同じで家主の部屋もがらあきだった。
脇目も振らずに駆け込んで、机の引き出しを開ける。

黒塗りの拳銃。
年代物。弾は――数発しかないな、と中身を開けて数えた。
でも、数発はある。

二ールの言葉が蘇る。拳銃なんぞで勝てる相手でも無いだろうと。
勝てないなら、それでいい。撃ち抜く対象が、彼の頭から自分の頭に変わるだけだ]

終わりにするんだ。
今晩で、終わりにするんだ――

[ミツカイサマが、「まだ」居る、なんて。青年は知る由もない。
祈るように呟いた]

(134) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

[再び地下へ続く階段に顔を出す。
さっぱりとした表情を浮かべていたかもしれない]

地下の書庫は、ご自由にお使い下さい。
家の鍵は……えっと、ゼルダですね。祖母に言ってもらえれば、手配できると思いますので。今は……多分、他の長老の方の所に居ると思います。

僕は――先に森に行ってます。
誰だか分かっても、簡単に会えるとは限らないですからね。

[それだけ告げて、家を去る。
大きく息を吸って、昼の陽光きらめく森へと向かった**]

(136) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時半頃


[ 「大丈夫か」とは尋ねなかった。
 ありきたりの慰めの言葉を掛けることもしなかった。]


 満月まであと少し。
 あと少しでこの儀式も終わる。

[ 労うようにか。励ますようにか。
 マーゴの件には触れず、淡々と事実と希望だけを述べた。]


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 09時頃


【人】 双生児 オスカー

―昼の森・泉―

[知っている道をたどれば自然に開けた場所に出た。
例の泉だ。
水を口に含んで、昨日と同じようにその脇に座りこむ。こうしていると、時間を忘れられた]

記者さんは、本当に面白い人だよね……
僕なんかよりも、ずっとミツカイサマについて、祭について、分かってるみたいだった。
外の人なのに。
学者って、そんなものなのかな。

[独りぼやく。
懐に手をやり、その感触を確かめる。昨日までよりも厚く、昨日までよりも重く、昨日までよりも冷たい]

(163) 2010/08/07(Sat) 09時頃

【人】 双生児 オスカー

[日差しが心地良い。
近くの樹の根元に座りこんで、うとうとと眠り始める。
疲れの蓄積だろうか、すぐにそれは深い眠りへと変わり、目が覚めるのは――儀式が始まる黄昏ごろになるだろう**]

(164) 2010/08/07(Sat) 10時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 10時半頃



―――ああ。
俺とアンタの二人で儀式を終える。
それこそが、それだけが、俺の、願いだ。

[虚空を見つめ、そう同胞に答えた。]


ところで…。
あの男。イアン・マコーミック。

アイツの事はどう思う?
なかなか本音を出さねえ喰わせ者だが。

まさか巡礼に参加するなんてよ。
傍観者なら兎も角…。
もう少しからかってやるべきだったかね。

[イアンから敵意は感じなかったが―――。
彼の真意を少し測りかねているようだった。]



 ――あれは、放っておけ。

[ 短く、一言。]
 


 ――そう言えば、「宿題」は解けたか?
 「ヘクター」。

[ 触れられたくない話題から話を逸らすように、彼は数日前の話()を切り出した。]



復讐…。

[かつて出された「宿題」への答えを、
ぽつ、と口にする。]

復讐…か?
殺された同胞への復讐……。

人の子への…。
それとも森を捨てた同族への…?

[同胞の真意が理解できない。
人の子へ対する怒り
―少なくともヘクターは大きな怒りを抱いていた―
ではなく、なにか別の目的が?]




 不正解だ。「ヘクター」。

[ つれない回答が返ってくる。]

 答えは、「同属もまた人間と大して変わりはなかった」だ。 


 村人たちの先祖がこの森に流れ着いたのは、丁度人間たちが次々に森を切り開き、我らを森に棲む魔物、或いはただの害獣として追い立てていった時期に当たる。
 人間にとっては人の居ない土地は「誰の所有でもない土地」、勝手に自らのものと宣言してよい土地なのだ。

 我らは、聖地を守って一族が死に絶えるまで戦い続けるか、森を捨て種族の誇りを捨てて生き延びるかを考えるところまで追い詰められていた。

 そんな時に彼らの一族がここに迷い込んで来たのだ。
 彼らは故郷から追放された罪人だった。どこの領地でも受け入れてもらえず、知られれば殺される定めになっていた。



[突然饒舌に語り出した同胞に少し驚き、
じっと話に耳を傾ける。]


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 16時頃


 彼らを森に住まわせ、村を作る許可を与える。
 その代償に、彼らは我らの儀式に生贄を提供する。
 我らは彼らを外敵から保護し、彼らが生き延びられるよう手助けをする。
 人は我らの領域たる森の深奥を禁忌の地とし、足を踏み入れない。

 森を彼らの土地と思わせることで、人間たちの開発から聖地を守る。
 それは、一石何鳥もの素晴らしい解決策のように思われたのだ。
 実際、数百年間機能してきた。

 ――綻びは思わぬところにあったのだ。


【人】 双生児 オスカー

−巡礼の夜・広場−

[森の淵から、広場を睨みつけていた。
ヘクターと目が合えば、静かに笑ってみせただろう]

・・・・・・鉛の弾って、効くんですか?
効かないんなら、それでいいんですけど。

(196) 2010/08/07(Sat) 16時頃

 聖地を守るため、同属の大半は森を離れた。


 ヒトはもう我らを神々の眷属とは認めていない。それを我らは、他の数多の土地で行われた蛮行によって、痛いほど思い知っていた。
 捕食者と被食者が、支配者と隷属者として一つところに住めば、長い月日の間に必ず人間たちは我らを憎み、倒そうとするようになるだろう。

 全ての同属が衝動を抑えておける筈も無いし、かと言って欲望のままに喰い散らかせばどうなるかは火を見るより明らかだ。
 だから、少数の守り人を残し、同属たちは他の森や人間の住む村や町に移住していったのだ。
 万が一にもこの聖地を喪わないために。


双生児 オスカーは、墓荒らし へクターの姿を横目で捉えながら、森の中を。

2010/08/07(Sat) 16時頃


 数百年の刻(とき)を経て、ヒトが変わったように、我らもまた変わった。
 我らの数は激減した。
 その数少ない同胞は大陸中に散り散りとなり、中には海を渡っていった者もいる。
 戦火はヒトも我らも関係なく、根こそぎ蹂躙していく。
 同属同士の婚姻で生される仔は減り、生み出されるのはヒトの血を引いた者ばかり。
 我らはもう、祭祀の周期ごとに儀式に送り出せる人数を確保できない。


 そして、この村で信仰が惰性となり、敬神が単なる習慣に変わったのと同じように。
 我らもまたヒトの間で暮らし続けるうちに、我らの神である森に対しての尊崇を喪っていったのだ。
 彼らが口減らしのために、罪人や厄介者を生贄として送り込んでくるようになったのと同じく、我らが儀式に送り出す巡礼もまた、罪を犯した者や群れに居場所の無いはぐれ者に変わっていった。


 ――そう、我らとヒトに何も違いもない。


[ 長い語りを終えて、最後にぽつりと呟いた言葉。
 それは、慨嘆や悲哀ではなく、単なる事実を確認しているかのように落ち着いた、平淡なものだった。」



[森の守護者である自分達ですら、
信仰を忘れた人の子と同じ、と断罪する
同胞の言葉に衝撃を受けたか。]

そんな……。
だったら…だったらアンタは。

アンタが此処に来た理由は何だ?
ただ、儀式を再び行うだけじゃない。
森を聖地を護る為じゃなかったのか?

…アンタ、一体何と戦っているんだ?


【人】 双生児 オスカー

下品なモノ、だってさ。
下品な殺しをしてるのは、お互い様じゃないか・・・・・・

[銃身を懐から抜き取り、額に当てて目を閉じる。
それはこの森の神に向けての懺悔にも似て。だが、懺悔ではない。決して]

ミツカイサマ。
僕は、あんた達を恐れ敬うには・・・・・・すこし、癇癪を持ちすぎてしまったみたい。

[気掛かりなのは、同じく殺気立っていたテッドの事。彼もまた気づいたのか。
だが、今更確かめる気も起こらなかった。ただヘクターを捉え、機会を伺っていた]

(199) 2010/08/07(Sat) 16時半頃



 何とも戦っていない。

 俺は、最後の祭祀を行うためにこの森に還って来た。
 我らが聖地に、聖なる森の神々に、消えていった同胞たちに、捧げる最後の儀式を。


【人】 双生児 オスカー

[蹴り込んできたその姿に、口元を吊り上げた]

・・・・・・もう見つけてるよ。
あんた、なんでしょ?

[銃を構えながら、だが、まだ引き金は引かない。常識では考えられない異様な姿に、怯む暇はなかった]

聞いていいかな、ミツカイサマ。

どうして殺すの?
どうして殺させるの?

(201) 2010/08/07(Sat) 16時半頃

双生児 オスカーは、粟立つものを感じながらも、ヘクターの瞳を睨み続けている。

2010/08/07(Sat) 16時半頃


―四夜目の巡礼中・おそらく同胞との会話の後―

俺はあの片割れをやるぜ。
ホリーを襲って正解だったな。
あの感情の高ぶり…。
ノックスより楽しませてくれそうだからな。

アンタはどうだ?
やはりミッシェルか?
それとも趣向を変えてトニーの餓鬼でも喰うか。


[ 彼は同胞を観察するが如く、じっと沈黙している。」


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 16時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 16時半頃




 窮鼠猫を噛む、と言う諺もある。
 気をつけろ。

[ 少し間を置いて、」

 オスカーは思ったよりも脆弱だった……
 見るべきものはもう見た。
 お前が仕留めるなら譲る。


 恐らく最も手ごわいのは、ミッシェルだ。
 彼女は冷静だ。
 彼女こそが、誰よりも「戦士」の称号に相応しい。

[ 賛辞を送りつつ、温度のない眼差しが彼女を追っている…]


【人】 双生児 オスカー

教えてもらってたなら、ごめん。
じゃあ、納得出来てないんだね。僕。

あんたがどんなに崇高で、偉いのだとしても。
僕にとってのあんたは、ただの、姉の仇だ!

[叫ぶと同時に、引き金を一度引く。
銃声が、高らかに、鳴った*]

(204) 2010/08/07(Sat) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

ー夜の森でー

[雄叫びをあげるミツカイサマの姿に、心の底からイイキミだと思った。
口元を吊り上げながら、もう一発−−]

……っ!

[肩が痛い。
見ると、そこは血を流していた。首を狙われた時に、かすったのか!]

まだだっ!

[力尽きるまで。
僅かよろめきつつ、鉄の筒を構えた]

(226) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 21時半頃



[ 随分と経ってから、彼はぽつりと呟いた。]

 お前がこの村の生まれであれば、最後まで言わないつもりだった。


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


【人】 双生児 オスカー

―少し前・広場―

……トニー。

[向けられた無邪気な視線に首を傾げる。
そして破顔した。せせら笑うような声になってしまったかもしれない]

大丈夫さ。
多分、今日で終わるだけだから。

(253) 2010/08/07(Sat) 22時半頃


最後の祭祀……。

[……ああ、そうか。
そう言う事なのか。
頭の何処かで解っていた事なのだ。

もう無理がある、と。
「御使い様」は既に生きながら死んだ存在なのだと。
その緩やかな死は、人の子だけでなく、
自らの仲間達の手でも進行していたのだ、と。]

アンタの言いたい事は、たぶん解った。
だったら俺は…。

――いや、それでも。
俺はアンタに付いていくぜ。
やる事ァ、どっちみち、変わんねえな。


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 23時頃



[ 僅かの沈黙。
 暫しの間瞑目し、]

 ……すまないな。

[ それだけを言葉に。]



[……。しばしの沈黙。
きっと口元は笑っていただろう。]

…なら、終わらせようか。
アンタは独りじゃないからよ。
俺たち二人、生きて儀式を終わらせようや。



何言ってんだよ。らしくねえな。
アンタの声を初めて聞いた時、
俺がどんなに嬉しかったか、アンタ知らねえんだろ?

今夜の生贄は、随分活きが良い。
俺も全力で狩りに行く。
また後でな、「ヴェスパタイン」。




 そう、だな。
 生きて共に。

[ まるで、それが可能だと心から確信しているかのように。]


双生児 オスカーは、若者 テッドの気配に目を見開いたが、銃口はヘクターに向けたまま。

2010/08/07(Sat) 23時半頃


【人】 双生児 オスカー

姉弟そろって!?
ホリーが……姉さんがどうしたっていうんだ!

[避けようとして――肩の痛みが邪魔をした。
爪が身体を引き裂くのだろうか。
だが、組み合う形になってくれれば都合は良かった。仇を討てばいい、ここでこのミツカイサマを殺せば、終わる。

至近距離に銃口を合わせ、引き金に指をかける]

姉さんの仇。
森のカミのミツカイサマに、鉄と鉛の制裁を!

(283) 2010/08/07(Sat) 23時半頃



 ああ。また後で。

[ 短い応え。ややあって、付け足すように、]

 ――ヘクター。
 ありがとう。 

[ 本物の感謝が滲んでいた。]


【人】 双生児 オスカー

テッド、お前は逃げろ!
お前だって殺されちゃ駄目なんだ!

[腹の底から声を絞り出す。
残る銃弾はもう少ない。あって一つか。

テッドに跳びかかるヘクターの足に掴みかかろうと手を伸ばす]

殺すなら、僕を殺せ――
これ以上、僕の大切な人を、誰も……

[それは半ば懇願であった。
呪詛であり、威嚇であり、ミツカイサマへの懇願であった]

(294) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

愛し、育む?

今の僕には、あなたがたのしている事は――ただの、略奪にしか思えない!
本当に僕を愛しているというのなら、何故僕からあなたは家族を奪った!

[半狂乱で叫ぶ。
語っている『ミツカイサマ』――ああ、そうさ。『ミツカイサマ』って名前の化け物にしか思えないのさ――そいつに、最後の一発を撃ってやった]

(306) 2010/08/08(Sun) 00時頃


 やはり、時は戻らない。

[ テッドの叫びを耳にして、彼は小さな呟きを落とした。]


【人】 双生児 オスカー

畜生ッ!

[大声で悪態を吐く。
逃げてしまう。奴が逃げてしまう]

……。
――待て、お願い、待って!
逝ってしまうなら、独りで逝かないで、勝手に逝かないで!

僕も連れて行って、お願い……!

[そう叫んで。
地面に座り込み、嗚咽を漏らすだろう。

駄目だ。仇を討つ機会は永遠に失われてしまった――]

(308) 2010/08/08(Sun) 00時頃

ドナルド、タバサ、先代様、
俺も、そっちに、還る……から…な。


双生児 オスカーは、肩から流れる血と興奮の残滓に、意識を朦朧とさせている。

2010/08/08(Sun) 00時頃


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